流 鬼  《連載中》

流鬼 第1話 白銀と漆黒(2)

 ←(雑記)バタバタの2月と犬の手術 →(イラスト)久々に、リク。
「え? “ゆら”って……。 引っ越して来た人たち? 昔ここに居た人なの?」

和貴は踏み込んでヨシ江に訊いた。
普段なら適当にやり過ごすヨシ江の噂話だったが、自分と同じ年の子が越して来たというのは、聞き逃すことができなかった。

「へ? 健造さん何も言わなかったの? ほら、あんたんとこから1キロも離れてない、平屋のあばら家だよ。13か14年前まであそこに住んでたんだ」
「……父さんとは普段からあまりしゃべらないし、それにここ1週間、朝早くから、なんかすごく怖い顔してカラス撃ちに出かけちゃうから」
「ひゃあ~、この村でカラス撃ち? 祟られるよ! 何を血迷ってるんだか。あぁ、でもそれもきっと由良のせいよ。あの小菊のせいよ。ああ~、やだやだ!」
ヨシ江が大げさに腕をこする。

「小菊(こぎく)? 悪い人なの?」
釣銭を財布に入れながら訊くと、ヨシ江の目がいやらしげに輝いた。

「帰って健造さんに訊いてごらんよ。そりゃあもう、おばさんの口からは恐ろしくて言えやしない。言っただけで祟られそうだし。それにさぁ、その13歳の男の子が小菊の子だとしたら、12歳で孕んだ子だよ。 驚いたっていうか、恐ろしいって言うか、やっぱりって、言うか……」

「……へぇ」

最初こそ、いつもいい加減な噂ばかり広めているヨシ江のたわごとだろうと適当に聞いていたが、12歳で…というその言葉は、思春期に入り、性的欲求の芽生え始めた和貴には一番の衝撃だった。
体の中で何かがゾワリと揺れた。

じっと次の情報を待った和貴だったが、その時店に入ってきた客を見て、当のヨシ江は一瞬のうちに青ざめ、会話は中断された。

「あ……あら、キヨさん。…お久しぶりです。お元気そうで」

「お久しぶりです、ヨシ江さん」

ヨシ江と同じ50歳くらいの、見慣れない地味な女だ。
きっとこのキヨという女が、引っ越して来た「ゆら」の一人なのだろうと和貴は思った。

その家族の何にヨシ江が怯えるのか気にはなったが、その陰気なキヨという女が自分をじっと見つめて来る目が薄気味悪くて、和貴は後ろ髪を引かれながらも店を出た。


この過疎化の進む夜千代村に中学は無く、そして今現在、中学生は和貴ひとりだった。
毎日ひとり、自転車で30分掛けて農協横のバス停に行き、そこから1日2本しかないバスで山を越え、1時間半以上かけて中学に通っていた。
こんな田舎に引っ越して来た同じ年の少年に興味が沸かないわけは無かったが、自転車で農道を走る和貴の頭の中にあったのは、「12歳で孕んだ」、という小菊のことだ。

何か説明の付かないざわつきを抱きながら、和貴は何とはなしに、その由良家が引っ越して来たという元空き家に自転車を向けた。

和貴が生まれたのと同じころ空き家になったらしい、平屋建ての古い家。
今まで誰もその家の元住人の話などしなかったのは、ヨシ江の言うところの祟りが怖かったためだろうか。

確かに、後ろに森を抱えたその一軒家は、不気味なたたずまいだった。
そしてその家の庭先で和貴が見たのは、小雪が舞う中、白っぽい浴衣のような薄い着物一枚でぼんやりと庭の木を見上げている小柄な女だった。

思わず息を呑む。
透き通るような白い肌と黒々とした大きな瞳、薄紅をさしたような小ぶりな唇。腰まで垂れる、真っすぐで艶やかな黒髪。
絵に描いたような、という表現しかできないほど、それは衝撃的な残像を和貴の脳裏に刻んだ。

その女が見つめている先には黒々とした木。 否、枯れ木を埋め尽くすほどのカラスだ。
この村には昔から異常な数のカラスが生息して農作物を荒らし、村人を辟易させていたが、その乱暴もののカラス達がひと声も発せず、静かに女を見下ろしていた。

「母さん。ほら、風邪をひくから…」

玄関の引き戸から出て来た少年が、半纏のようなものをそっとその女の肩に掛け、家に入る様に促す。
あれが自分と同じ13歳の子供。そして、あれが母親の小菊? ……まさか。
和貴にはどう見ても18、9の少女にしか見えなかった。


目にするものすべてが現実味を伴わず、幻のように思えた。
この世のものとは思えぬほど可憐な目の前の女が母だという事も、その女が12歳でその少年を孕んだという事も。
そしてその女を木の上から微動だにせず見つめている、おびただしい数のカラスも。

母親の小菊に寄り添い、家に入ろうとする少年と、和貴はその時初めて目があった。
この少年は紛れもなくその小菊の血を受け継いだ子なのだと、和貴は瞬時に理解した。
それほど少年は母親の容姿を受け継いでいたのだ。

少年の名は、由良秋人。
翌日和貴は、道端で再会したその少年に恐る恐る声を掛け、そしてほんの一週間のうちに、その人懐っこい少年は和貴にとって、「友人」と呼べるほど気安い存在になったのだった。

           ***

「ほら和貴。また聞こえた。あの音だよ」

和貴のタオルを頭から外して、秋人はもう一度和貴に訊いた。和貴もその音の方向に顔を向ける。
遠くからカラスの声を蹴散らす様に、2発目の破裂音が聞こえた。

「カラス駆除の銃声だよ」
和貴がさらりと答える。

「カラス駆除?」
「そう。ここではカラスを神様といっしょに祀ってるから、今まで誰も手を出さなかったんだけど。やっぱり害獣や害鳥は駆除しなきゃ」
「殺すの?」
秋人が、黒曜石のようにきれいな瞳を見開き、和貴を見つめてくる。小菊によく似た目だ。

「そうさ。片っ端から殺さなきゃならないんだ。カラスは悪い鳥だから」
「ふーん」
「撃ってるの、俺の父さんなんだ。猟期は2月で終わりだから、今銃を使ってるのは父さんだけ。村の猟友会の連中が誰もやらないから、父さんが仕事休んでカラス駆除始めたんだ。2週間くらい前からかな。それなのに村の皆は父さんを変人みたいに言うし……」
「ふーん」
「ふーん、ばっかりだな」

そう言って笑った後、和貴は秋人の腕を掴んだ。

「山を下りよう。音が近いし、ぼんやりしてたら俺たちまでカラスと一緒に撃たれちゃう」

笑いながらその腕を引っ張ると、秋人も一つ頷いて素直に従った。

和貴はほっとした。村のうわさや因習を何も知らない、まっさらな秋人の反応が嬉しかった。
父親の健造は昔から無口で変わり者だったが、ここ2週間の奇行でますます妙な目で見られるようになってきて、気が滅入っていたのだ。

自分も秋人も、もしかしたら同じなのかもしれない。親のためにきっと苦労するのだ。

そんな思いも相まって、弟のように素直に自分に従う秋人に、和貴は日を追うごと親密な気持ちを深めて行った。



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~ Comment ~

NoTitle 

衝撃の第一話でした! もう、この物語にどっぷりです。
ゴシップ持ちのおばちゃんはいろいろ教えてくれて良いですね(これが最初か><)

うん。自分と同じ年の子。それ、気になるし、仲良くなりたいですよね。
和貴もそうだろうし、彼にとっては新しい土地に来たであろう秋人にとってもそうだったでしょうか。

大人たちの思惑や背景は色々あって、少年たちはその世界のなかで何をどう感じるのか。
これからlimeさんの手によりなされる様々なことに、どう健気に耐えていくのでしょう。(←なんか語弊ありますかね?)

心臓鍛えて次回も楽しみにしています。

NoTitle 

ヨシ江が由良家をなぜそこまで恐れているのか、
単に気味が悪いから嫌厭しているのか、
何か理由があるのか気になりますね。
長く村に住んでいる分、色々と知っていそうでもありますが、
果たして……。

小菊も物凄く若く見えるんですね。
一児の母とは思えないほど、若く見えるというのも不思議ですね。
そして、カラス達を見つめていましたが、
小菊もカラスと何か関係がありそうですね|・ω・`)

和貴と秋人もいい友達になれたのは良かったですが、
この後の展開では二人の関係も変化していきそうですね。
由良家の秘密も気になりますが、
二人の将来の行き先も気になります。

けいさんへ 

わ~い、けいさん、早速ありがとうございます!
けいさんにどっぷりしてもらえて、すごく嬉しいです^^
ゴシップなヨシ江さん、今のところいい仕事してくれています。
(こういう役は必須w)

そうなんです、自分と同じ年の子が地域に居ないって、ものすごく寂しいもんです><
(経験済み)
和貴は秋人と、どんな関係を築くのかも、見ていてくださいね♪

うんうん、大人の思惑と、子供たちの関係。まったく関係ないはずなのに、小さな村って言うのは本当におそろしく・・・。
作者の陰謀に耐える健気な子供たちに・・・(え?なんですって?)どうぞ、温かい声援を><

もう、今回ばかりは心臓鍛えてください!(でも中盤は、じみーーーーに暗いかも^^;)

ツバサさんへ 

ツバサさん、今回もありがとうございます^^

ヨシ江や村の人、なんで由良の一家を怖がるんでしょうね。
これはね、ものすごくはっきりした理由が出てきますよ~。
これはもう、誰もがビビる・・・?
じわじわと小出しにしていきますね^^

そうそう! ここで一番知っててほしいのは、小菊の恐ろしいまでの可憐な美しさなんです。
26歳なんだけど、高校生くらいの、お人形さんみたいな子。(イラストにしてみたいなあ)
そして小菊とカラスの、不思議な距離感・・・。

和貴の秋人の関係も、どうぞ見て行ってくださいね。
多分次回はぽんっと違う街のシーンに切り替わるかもしれませんが、そっちも、よろしく^^

NoTitle 

おはようございます。
読ませていただきました!

あー!小菊と「12歳で孕んだ」という言葉だけで先々への妄想が膨らみます!笑
ある意味和貴と同じ状態です!
あー!w

由良家の親子 

なにか奇妙なものを感じますね、由良親子。
13歳の少年と18、9に見えるお母さん。知らなければ、姉弟のように見える2人ということでしょうか。
12歳で子供ができた母親、というだけでも常識はずれである上に、しかも見た目はもっと若く。
確かに祟りのような、もしかすると呪いにも思える不思議な家族ですね。
そして、その子供のほうの秋人とあっという間に打ち解けた和貴。
カラスも怖いですし、由良家の一族もなんとなく怖く感じます。

次回もまた楽しみにしてます!

NoTitle 

カラス・・・
神様なのか逆なのか・・・

和貴と秋人との今後の関係も
気になります・・・

NoTitle 

不気味さがじわじわくる。さすがlimeさん、サスペンスフルな作品を書くと一段と冴えますね。

合理的な結末になっても非合理的な結末になっても、どちらにしろ「恐ろしい」真相になるのだろうと第二話の今からどきどきしています。

どうも最近怖い話を書くのにも袋小路に入ってしまって、なかなか「ノイズ」の続きが書けない、という。まあぼちぼち進めますが。そんな中ではいい刺激です。

お互いに切磋琢磨して怖い話を書きましょう!(←いつからそういうことに(^^;))

夢月亭清修さんへ 

夢月亭さん、読んでくださってありがとうございます^^

おお~、和貴と同じ感覚になってくださいましたか。
この物語、誰に感情移入していいのか迷うかもしれませんが、和貴と同じ気持ちになってくださったら、より一層ハードな感じに・・・、いえ、なんでもありません。

小菊にも、どうぞ注目してやってください^^

(本当に、のろのろ更新ですが><)

廣木涼さんへ 

廣木さん、読んでくださってありがとうございます!

そう、この小菊がねえ、日本人形みたいに妖しくてきれいな子なんですよ。
26歳なんですが。

本当に恐ろしい一家なのか、噂だけなのか。崇りなのか。
微妙なラインで最後まで行きます。

子供たちのやりとり、そして大人たち、それからカラス(笑)
いろんな角度から切り込んでみたいと思います。

いつもありがとうございます^^

海青藍花さんへ 

藍花さん、読んでくださってありがとうございます。

カラス、物言わない連中だけに、ちょっと不気味ですよね。
善なのか悪なのか、ただのカラスなのか・・・^^;

子供たちはまだ純粋に出会いを喜んでいますが、・・・どうなりますやら。

ゆっくり更新なのですが、またお立ち寄りください^^

ポール・ブリッツさんへ 

ポールさん、こんばんは~。

おお、不気味さが出ていますか。うれしいです。
いやいやいや、怖い話はだめなんですよ~>< ホラーとか読めませんし!!
(でも自分が書くのは案外平気なのかな??)

この物語、最初に言っておきますが、とんでもない感じで終ります。
ポールさんに、「そんなの在り?」と言われそうですが、なんかそうなっちゃいます><

でもあれですね、たま~~に、とんでもないのを書きたくなりますよね(笑)
まだポールさんほど、奇想天外なものは書けないんですが。
迷走中です。

そうそう、昭和な過疎地とか、村って、なんかホラーの舞台にはもってこいですね。
ちょっとハマりそうです(おいおい)

ポールさんも、怖い話頑張ってください!でも・・・読めないかも><(ほんと、人が書いたホラーは怖い)

おお 

こんばんは。

なんかますます不穏な感じに!
十二歳でねえ。父親はだれよ、という問題もありそうですが、田舎じゃなくてもそりゃ大騒ぎになるわ。

出て行った経緯もですが、なぜ帰って来たのかというところも重要なのでしょうね。

そうか、あまり先読みしてもつまらないので、どんなことになるのか、興味津々でお待ちしています。

NoTitle 

こんにちは。
漂ってますね〜〜〜。不穏な空気が底辺に。^^
からすって忌み嫌われたりしながらも、八咫烏のように神社もあったりしいの。何かしら意味深めな鳥ですよね。
これからどうなっていくのが気になって楽しみなそんな第2話でしたです^^

NoTitle 

カラスを殺し切るという発想はないなあ。。。
忌み嫌われているのは分かりますが。
触らぬ神に祟りなし。
・・・という言葉もある通り。あまり手を出さない方がいいような。
・・・というのを考えますけどね。流石に私でも。

そこのにじみ出てくる狂気が素晴らしい描写ですね。

八少女 夕 さんへ 

夕さん、1話の(2)にようこそ!(分けたからややこしいな><)

そうですよね、まず父親は?ってき疑問が沸きますよね。
田舎じゃなくったってこれは噂好きの人たちの恰好の餌食・・・。

それから、そうそう。なんで帰ってきたのかっていうのも大きな疑問ですよね。

ただその疑問に答えてくれる人が、いなさそうです><
そして理解が難しそうで。

はい>< これは推理とかできるお話ではないので、なんとなく不気味だなあ~とか思いながら、眺めてやってください^^

次回更新もずいぶん先ですが、またお立ち寄りください^^

マダム猫柳 さんへ 

マダム、いらっしゃい~~^^

漂っていますか! 不穏ですか! そう言っていただけると嬉しいです^^

そう、この物語、ある意味カラスが主役と言ってもいいかも。
ものすごく、いろんなイメージを内包している鳥ですよね。
ハトなんかだと、なんか平和な感じになっちゃうけど(笑)

次回はまた、ポンとシーンが切り替わって、別な不穏が動き出します。
ずいぶん先の更新ですが、またぜひお立ち寄りください^^

LandMさんへ 

こんばんは~!

本当にねえ。きっと本人たちも、カラスを全滅できると思ってないんだと思うけど、それくらい、腹立たしいんでしょうね^^;

実際、カラス駆除って各地で行われてて、死骸一羽でいくら……って、報酬が出るそうなんです。
いや~、キリがないし~(笑)

この物語では、報酬とか関係なしに、狂気的な駆除が行われて行きます。
うん・・・。こりゃあ、良い事は起こりそうにないですよね><

NoTitle 

 こんばんは。
カラスって 「カラスの葬儀」ってありますからねーー 命を落とした仲間の周りに集まって 鳴き声をあげる。
一見 葬儀のようで… 実際は 仲間が命を落とした危険を見極めようとしているだけなのですが…
その様な言葉がある程 カラスの知能って侮れないですからね。

うん 謎がいっぱいですねーーー
父親の存在も気になりますが… 此の浮世離れした 小菊がどうやって 子供を育てていたのか… 此の女性が働いて給料を得ている姿が想像できない。 
うーーむーーー 次回に期待 楽しみに待っています゜。

ウゾさんへ 

ウゾさん、こんばんは^^

そういえばカラスってそう言う行動もしますよね。
やたら群れたり集結したりするのも、ちょっと不気味。
そして、雑食・肉食であるということも・・・。ふふ。

あ、そうですよね。
この小菊、子供を養っていく能力がありそうには見えませんよね。
実は本当に……仕事なんてほとんどしません(笑)
ここら辺は、いつかあっさりとキヨが語ると思います^^

でも、謎というか、不可解な事はどんどん湧き出てきます。

答えがあるのかないのか。それ自体も分からない、奇妙な話になりそうですが><

どうぞ、ついてきてやってくださいませ^^

こんにちは。 

おお、12歳で出産ですか。子供が今13歳だとすると母親は25歳、しかも若作りな人だったらもうほとんど姉弟のように見えてもおかしくない。
こういう不思議な設定、サキはとても好きなのですが、ここに真っ黒なカラス、それを憑かれたように駆除する建造、不穏です。
何だろう?恐いなぁ・・・と思いながら、まだ読み進めるかどうか迷ってます。

そういえば 

「ゆら」って岡山では「温羅」で鬼のことを指しますよね。鬼というのは本当に民話的に鬼ってのじゃなくて、他所からやって来た「マレビト」のことだったと言いますし、何か特別な力を持った人のこと。岡山(他に東北もかな)では、製鉄の技術(=特別な力)を持って大陸から渡ってきた人たちのことで、鉄を作るのは山の中で行うので、山に鬼がいる、ということになっていたようで、お伽噺ではアレンジされすぎちゃってる……
でも、こういう「ヨソモノ」「マレビト」とそこの土着の人たちの間の微妙な感情のずれ、相容れない風習の隙間に、あれこれ大小様々の事件があったことでしょうね。異質なものへの憧れ、畏れ、恐怖……
「ゆら」という言葉の中に、そんな意味合いを感じ取りました。
昔から「村八分」(いまなら苛め、って言葉になるのかな)って言いますけれど、村八分ってのは生命維持が困難になるということ……この家族がどういう扱いだったかはともかく、村で生きていけないようになった事情が、何だかちょっとじりじりと恐ろしく感じます。
うん、昭和の香りがしてきました。いや、平成の世の中でも、時代から取り残された場所って、ありますよね。いい意味でも悪い意味でも。

それにしてもこの中でヨシ江の存在がちょっと普通っぽくて、ほっとしたりして。いや、大阪のおばちゃんっぽい言動がほっとさせるのかもしれません。って、どこの村にもスピーカーと呼ばれる人、いますよね。これからも美味しいところで情報提供してくれるのでしょうか?
展開を楽しみに待っていますね!
和貴は隆也系か玉ちゃん系か、それとも新たなるヒーローなのか? そっちも楽しみ。

山西 サキ さんへ 

サキさん、こんにちは!

やっぱり小菊の事は、ちょっとショックな内容ですよね。
(和貴の年代の子にはとくに^^;)

小菊は本当に、不気味なくらい少女のような外見のまま、26歳になっています。
この辺も、人間離れしてて、村人には不気味なのかも。

カラスがこの一家にどう関わっていくのかは、おいおい^^

このお話は、決してホラーではないのですが、話の持って行き方が、ホラーっぽいかもしれません。

ヤバいな、キモイな……と思われたらページを閉じてくださいね。
ちょっとグロイ回想シーンなど、出てくるかもしれません^^
でも根底に流れるものは、ピュアな感情なんです。(たぶん・・・)

大海彩洋さんへ 

大海さん、お疲れのところありがとうございます!

そして、大海さんのコメを読んでものすごく驚きました!

>「ゆら」って岡山では「温羅」で鬼のことを指しますよね。

↑そうなんですか!!初めて知りました。わあ~><なんという偶然。なんか自分でゾッとしました。
そして鬼に関する記述のところも・・・。

不思議な符号に、1人でビビっています。
このお話に、「鬼」が登場するのかはまだ分からないのですが、出て来てもおかしくない雰囲気を醸し出せていたらいいな、と^^

そうそう、村八分。この物語の一つの大きな題材でもあるかもしれません。
いじめというと、近年の子供の問題のように思われますが、それこそこの行為って、昔の方が怖かったんじゃないかと・・・。
ある意味動物の本能の行動でもある様な。書きながらそんなことを思いました。

過疎の村。昭和な薄暗さ。……怖い話を書くには本当に良い舞台ですよね。
(って、ホラーを書くつもりじゃないんですが><)

でもヨシ江(笑)これは本当に大阪のスピーカーおばさんですよねw こんな人が一人はいないと、お話が回っていきませんから。重宝しています^^

和貴はね・・・。隆也でも玉ちゃんでもないと思います。
うう~、語りたいけど語れない!

子供たちの事も、どうぞ見守ってやってください><

わーーーー・・・・・・ 

ものすごく、そそられますねえ~~・・・・・・
怖いものや不気味なもの、不気味な事象が・・・・
実は好きなんです\(^0^)/
怖いことは大嫌いなので、ついつい読んだり観たりしたあと
一人きりの夜中の風呂場とかで心底後悔するんですけど
やっぱり、ついつい(^0^;)\

さすがはlimeさん!!!
本当に、この先どうなるのか全然、分かりません!!!
色々な謎が、この先どう絡んでいくのか
めっちゃ楽しみです\(≧∀≦)/

でも、出来たら少年たちが悲しい目に遭わないと良いけどな~・・・
まあ、きっと悲しい目に遭っちゃうんでしょうけど(;∀;)

かじぺたさんへ2 

かじぺたさん、こちらも読んでくださって、ありがとう~~!

ああ~私もね、なんかちょっと不気味な要素を持つお話って、すごく好きなんです。
でも、心霊的なホラーや、エイリアンやゾンビが出て来るホラーは、ものすごく苦手で。
何が怖いんだろうなあ・・・。きっと、意思疎通ができない対象の、とっぴな動きが怖いんだと思う。
ただ闇雲に驚かせられると、逆に腹が立って来るというか><

でも、何かよくわからないけど怖い・・・っていうのは、ついつい覗いてみたくなって。(そして後で後悔したりして(笑))

この先、すごくじわじわと展開していくのですが、本当の謎が解けるのは後半かな?
ややこしい話ではなくて、本当に普通の(??)心の物語です。・・・・たぶん。

>でも、出来たら少年たちが悲しい目に遭わないと良いけどな~・・・
まあ、きっと悲しい目に遭っちゃうんでしょうけど(;∀;)

↑……こ、これに関しては、まずここでかじぺたさんに謝っておきます!!
本当にゴメン(>人<;)

謝ったからね! もう……先に謝ったからね~~~~! (←卑怯な作者)



猟師 

先回のコメント、あとで見たら「漁師」になってました。まちがえました。失礼しました。

カラスが見つめる先にいる、十二歳で妊娠した女。
今でも二十歳前にしか見えなくて、中学生の男の子が諸々で気になって仕方ない。

思春期の子だったら、十二歳で妊娠して出産したということだけでも興味を持つでしょうね。その女性の息子と友達になったというのも、荒天の予感。

そして、カラスを撃つ猟師。
この男女はそのうち関わってくるんだろうなぁ。
暗い色気みたいなものをすでに感じるんですけど、私の先走りすぎ、なのかな。

私も横溝正史はよくは知らないのですが、昔、何冊か読みました。
今回のこの小説は、八つ墓村を思い起こさせますね。

あかねさんへ 

こんばんは~^^
文字の変換ミス、私もしょっちゅうです。気づかないんですよね~><(小説の本文でもやっちゃう)

やっぱりショッキングですよね、12歳は。そしていまだに可憐な少女のようなその母親を見ちゃうと。
和貴、このあと妄想勃発しなきゃいいけど^^;
高校の時の友達が、16歳で妊娠して学校をやめて行った時もびっくりしたけど、12ったら、へたしたら小学生ですもんね。

そして仕事休んでカラスを撃ちまくる危ない猟師がお父さん・・・。
仕事してよって、言いたくて仕方ないですが。(父子家庭なのに、どうすんの。)

暗い色気!ああ、まさにそんな感じの展開になりそうです。><

横溝正史って、八つ墓村ですよね。犬神家は、ちがったっけ?(全然読んだ事無くて^^;)
でもそんな雰囲気を感じてくださってうれしいです。
昭和な雰囲気も醸し出しながら、地味に進めていきますね^^
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