NOISE 

NOISE 第10話 受信

 ←(雑記)私設☆物書きブログテーマ・・・視点・人称 →(イラスト)欄干の少年・・・そして、6周年でした
車で10分走ったところにあるホームセンターで、滝は組み立て式のラックとローテーブル、そして生活雑貨を買った。

エプロンは? 泡入浴剤は? お風呂遊びセットは? と、綾斗がふざけてどんどん買い物かごに入れて来ようとするのを払いのけてレジまで行ったが、かごの底にはまだ、黄色いお風呂アヒルと線香花火セットが隠れており、気づいたときはもう、レジに打ち込まれた後だった。

「おまえなあ!」
精算をしながら滝は、しれっとした顔で立っている綾斗を睨みつける。
「子供が出来た時に必要かと思って」
「いつの話だよ。花火、湿気るわ!」

それでも重い荷物をどんどん軽トラに運んでくれる綾斗は、ずいぶん打ち解けて来たように見えた。
ホームセンターの向かい側にラーメン屋を見つけ、綾斗が「あそこにしようよ」、などと言う姿は、脅迫者と被害者という関係には、まるで見えないだろうなと、滝は思った。

「ラーメンでいいのか?」
「金、無さそうだし」
「そんな気を使うならアヒルを買わせるな」

けれど油染みたそのラーメン店に決めたのは正解だった。思いがけなく美味かったのだ。
なにより綾斗が美味そうに食べる姿が滝の気持ちを不思議なほど満たした。
気を使ったのか、「ごちそうさまでした」と丁寧に言って来た綾斗に、少し慌てながら滝は「ああ」と返し、店を出た。

アパートに帰って荷物を2階に運び込んだ後、滝は渋る綾斗にラック二つとローテーブルを組み立てさせ、レイアウトも任せてみた。
自分の身の回りの事は全て自分でやってきた綾斗は、器用で手際が良かったが、滝がふざけて邪魔をするので作業は一向に進まない。
「ボルト隠したろ? もういいよ。ここボルト無しでいく」
「いや、俺が悪かった。留めてくれ」
「もう向こう行っててよ。終わらないだろ」
綾斗は呆れ果てながらも、今までに見せたことのない子供らしい表情で良く笑い、滝は田舎に居た頃に戻ったような、何とも言えぬ懐かしいものを綾斗を通して感じた。

いつしか窓の外はオレンジから紫色に変わり、宵の明星が輝き始めた。

「メシ食っていくか? いやどうせなら泊まって行けよ。家には電話入れときゃいいだろ」
ゴミを片付けながら軽い気持ちでそう言ってみると、綾斗はおどろいた表情をして滝を見つめた。
まるでそれは、今から遊園地に行くか? とでも言われた小さな子供のように滝には見えた。

「でも透子が」
「男子高校生が先生の家に泊まるんだぞ? 何の問題もないだろう。今時どこの箱入り息子だよ。俺なんか高校時代はしょっちゅうツレん家泊まってたぞ」
何を偉そうに自慢してるんだ、と滝は自分にツッコミを入れたくなったが、綾斗は笑うでもなく、ほんの少し躊躇うような表情をしたあと、ポケットから携帯を取り出した。

「……あの、今夜は学校の先生の家に泊まるから。晩御飯、一人で食べておいて」
どうやら相手は出ず、留守番電話にメッセージを入れたようだった。
静かに電話を切った綾斗が、ちいさく吐息を吐いた。

「綾斗。それまるっきりあれだな。新婚なのに浮気しちまった旦那が、ラブホで浮気相手のシャワー中に、こっそり新妻に嘘の電話を入れてるシーン」
思わず学生のノリで言ってみた滝に、綾斗はムッとしたように自分の携帯を投げてきた。
「てっ! おい危ないだろ。携帯壊れっぞ」
きっちり携帯をキャッチして滝は笑う。
投げつけておいて、「返して」と手を出してくる綾斗の表情が面白くて、もう一度滝は笑う。

訳もなく楽しかった。そうして、同時に否が応でも思い出す。
そうだ自分はこんなふうに9歳年下の弟とふざけ合って、いつも遊んでいたのだ。
内気で人見知りな弟はいつだって、滝の後ろをついて回っていた。
家を出て遠く離れて、なぜそれでもう弟のお守りが完了したと思ったのだろう。
高校生になったのだから、自分の悩みくらい自分でなんとかするはずだなどと、なぜ思ってしまったのだろう。

綾斗が伸ばしてきた手に、綾斗の携帯を握らせ、滝はその目をボンヤリ見つめた。
綾斗が不思議そうに滝を見る。

「何泣いてんだよ滝さん」
「笑いすぎて涙出たんだよ」
綾斗の、少し癖のある柔らかい髪をくしゃくしゃっと意味もなく乱暴にかき乱しながら、滝はもう一度笑った。
笑うしかなかった。
こんなことをいくら考えても、もう時間は巻戻らないのだから。


夕食は、「外に出るの面倒くさいから出前ピザ取ろうよ」と言う綾斗の提案を飲むことにした。
ポストに入っていたチラシを、綾斗が目ざとく見つけていたようだ。
「ピザの出前、取ったことが無いからやってみたかったんだ」と、目を輝かせる。
”30分以内にお届けできなかったら無料です”と書いてあったため、綾斗は注文してからずっと時計を睨んでいたが、25分でドアホンが鳴り、微妙な表情で滝に笑いかけた。
細い癖にさすがは高校生。
綾斗は巨大なLサイズをほぼ一人で平らげた。

「いつもこんなに食うのか?」
「大場さんの料理は病院食みたいに薄味だから、普段はそうでもない」
「大場さんって」
「家政婦のおばさん」
「透子さんに作ってもらえばいいのに」
またスルーされるかと思ったが、綾斗は意外にもサラリと返した。

「透子は何もしない。寝て、起きて、ほんの少しだけ食べて、創るだけ」
「創る? 何を?」
「作品。彫刻みたいなやつ。粘土で」
「モデリング?」
「たぶんそれ」
「へえー、芸大に行ってたって聞いたけど、まさか彫刻やってたなんてな。絵の方かと思った。なんか意外な感じだな。あれってけっこう力いるだろ。どんなの作るんだ?」

けれどそこで会話のキャッチボールはぴたりと止まった。
折角いい流れで透子の話が聞けると期待していた滝だったが、綾斗はふたたび戸惑うような目を、床のあたりに落とした。
やはりまだ透子に関しては一枚扉がありそうだったが、少し前ほどのガードは感じられない。
もう少しなのかもしれない、と思ったその時だった。

綾斗の肩がピクリと不自然に動いた。
何か虫でも飛んできたのかと、滝は目をやる。
けれどその眉は困ったように顰められ、視点は定まらない様子で泳いだ。
それは今までの綾斗の、どの表情とも違って見えた。
目は次第に見開かれていったが、やはりそれは明らかに何も見ていない。

「綾斗?」
異常に気付き、滝が名を呼ぶ。
綾斗は視線をまた彷徨わせた後、ゆっくりと滝の方を向いた。
「どうした、綾斗」
「学校……」
「え?」
「叫んでる。すっごく怯えて」
「え、なに? 何が? 誰が?」
ボンヤリとした目でつぶやく綾斗に、滝はゾワリと鳥肌をたてた。
これは一体何の前兆なのだ。
「助けてって言ってるんだ。一人で。どうする?」
こんどの声はさっきよりもしっかりしたいつもの綾斗の声だ。視線もしっかり滝を捉えている。
「どうするって、いったい何なんだよ。一体何が、誰が、どこでどうした?」
「誰かなんてわかんない。でも学校の方だと思う。どんな理由なのかとか、そんなことも言葉で伝わってくるわけじゃないし。ただ聞こえるんだ。声が。助けてくれって叫んでる」
「……あ」

そうなのか。そういう事か! 例のあれか!

滝はさっきとは別の電気の様な鳥肌が全身に走るのを感じ、跳ねるように立ち上がった。
その綾斗の能力への懐疑は、不思議な事に、その瞬間欠片も滝の中に過ぎらなかった。

「よし、行こう、綾斗!」

ビールを飲んでいなくて本当に良かった!
そう思いながら滝は軽トラのキーを手に取った。



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~ Comment ~

NoTitle 

じゃれ合って 楽しそうな滝と綾斗
まるで 年の離れた兄弟のようですね!
兄弟と言えば、
瀧の歳下の弟との事を思い出すと 涙が出て来るなんて いったい どんな関係だったのでしょう
そして 滝は 弟に対して どんな後悔の念を抱いているのでしょうね。

和気藹々の滝と綾斗の時間を邪魔する「声」
その声は、あの手紙・・・(・ω・)......ン?


先日の大雨で 各地の被害を知り 心痛めております
limeさまも 私と同じく大阪在住なので ご無事だと存じておりますが、私が訪問している色々のサイト&ブログ様宅の安否が 気に掛かります

地震、大雨、噴火、大雪の被害と続き 自然の前では 人間とは 何て無力なんだと 痛感します。
一刻でも 一人でも 早く 幸せの笑顔を見られます様に。。(ー人ー)...byebye☆

けいったんさんへ 

こんばんは~。
えへ。ここは前回よりもう少し砕けた感じで、まさに兄弟のような会話にしたかったんです。
ちょっとホッとした空気感になったでしょうか。
自宅での綾斗とは、別人みたいですよね^^

そう、滝ったらうっかり回想で涙目になってしまいました。
きっと家族の事、弟の事でいろいろあったんだと思いますが・・・ここは滝の事情は忘れてもらっていいです(ええええ~)(笑)
でも、なにか弟の事でひどく後悔してるという事だけ、ここで感じてくださっていただければ^^

もう少し、この二人ののんびりした漫才を続けたかったんですが……声が聞こえちゃいましたね><
なにも、こんなときに~~。
でも、これはオフレコなんですが、綾斗、この「声」は見逃してもいいレベルのモノだったんです。
だけど、滝に言いましたよね。これは、ちょっとばかりあとで解説をいれますね^^

次回、その「声」の主が分かるんですが、・・・ガッカリする気満々で読んでください^^


本当に先の台風の被害は甚大で、胸が痛みますね。
本当に一刻も早い復旧を願います。
私はブログ記事では、世相やニュースの事には触れないようにしてるのですが、ただただ、辛いですね。
日本って、自然豊かな分、災害とはいつも背中合わせなんだなあ・・・と、改めて感じます。
みんなの笑顔があって、初めて自分の幸せを感じることができるんですもんね。
みんな、元気になってほしいです!

NoTitle 

こんにちは。
楽しそうなのに〜〜〜〜〜〜!!
ってね。^^
聞こえてきちゃったのね。
滝先生がいるときで良かったよ〜〜〜。
などと、完全に楽しませていただいております。( ´艸`)
早よ続きが読みたいわ!!

NoTitle 

センセが綾斗にとって、一緒にいるとなぜかはわからないんだけれどもなんだか安心できる、な存在だと良いなあ(願)
けどセンセ。涙を流すほどのどんな思いがあるのでしょう。

ああ。綾斗、聞こえちゃったのですね。
そういうのって、予告なく来るからホント面倒ですよね。
今回は横にセンセがいるけれども・・・?

透子に残した留守電が気になります。
透子の機嫌が悪くなりませんように・・・(願)

マダム猫柳 さんへ 

マダム、こんばんは。
うん、そうなんです。今日はなんだか楽しい感じで過ごしてるみたいなんです。
私もちょっとホッコリしながら、眺めていた感じです。
このまま、ベランダで花火とか、させてあげたかったな。(大家さんに怒られそうだけど)
でも、
聞こえちゃったみたいです~。

だけど、本当に深刻なものだったのかどうか・・・は、また少し先に分かります^^
綾斗も、いろんな想いを持って、今ここで声をキャッチしたみたいなんです(って、何言ってるかわかんないですよね><)

とにかく、マダムに楽しんでもらえてることが、すっごくうれしいです!!
のんびり更新ですが、また遊びにきてください~^^

けいさんへ 

こんばんは~^^

うんうん、そうですよね。今は滝先生の心情しか分からないけど、綾斗にとっても「先生といたら、和むなあ」とか思ってくれてたらいいですよね。
まあ今のところ、しょうがないから付き合ってやるか……程度なのかもしれないけど。
でもちょっと、楽しそうですよね。

そして滝ですが。思わずなにか思い出して涙ぐんじゃいましたが。(まさか、田島君並の涙もろさ? うさぎなかま?)
滝の過去話は、もしかしたら最後の方に滝が語るかもしれません・・・(自分で語るんだね(´゚∀゚`;) )

そう、そして、ここで声が・・・。
綾斗ったら、この声は無視せずに拾っちゃいましたね。緊迫してる声だったのか?
横に滝が居るのに・・・。いや、横に滝が居るから……って言ったほうがいいのかな?
ちょっとばかり、綾斗の計算も見え隠れするかもしれません^^

お!
透子に残したメッセージ、気にしてもらえてうれしいです。
ふふ・・・。透子は、どんな反応をするんでしょう。
(汗・汗)

こんばんは~ 

今回は遅くなりすぎずにコメに来れた!(って何を競う?)
えっと、今回はちょっと意外な感じの綾斗でした。いや、意外だったわけではなく、過去の出来事・透子のことなどがなければ、きっと根っこは明るくて元気な子なんだろうなと思ってみたり、いや、これはやっぱり無理しちゃってるのかな、と思ってみたり。
でも、そんな自分を出せたのは、滝のおかげ、なのかな。

にしても、滝! ちょっとお子ちゃん過ぎないか!と突っ込んでみたりして。それに、いやいやいや、最近は先生と男子生徒でも危ないんだよ、と突っ込んでみたり。あれこれこれ突っ込み入れつつ、楽しませていただきました。
でも、そんな滝にも色々あったみたいですね。弟君は、何だか辛いことになっていたのですね。それに滝の家族は……今どうしているんだろうと気になってみたり。

そして、ついに聞こえちゃいましたか。なんだか、助けを求める声が聞こえちゃったの時の綾斗の様子、まるでこの間「ダーウィンが来た!」の中に出てきたコビトマングースみたいなイメージで(遠くの音を聞いている)、ちょっと可愛いと思っちゃいましたが、実際にはそれどころじゃないシチュエーションですよね。でも、今度は滝が付き添いで行ってくれるみたいだから、ちょっと安心な感じ。・……あの手紙と関係あるのか、気になります。
あ、透子の反応もね。うんうん。激ギレしてそう……滝を刺さないでね。

でも、お風呂にアヒルは必須だよね(*^_^*)

こんばんは~(^0^*)ノ 

なんか、すっごく嬉しい気持ちです!!!
綾斗が一時でも透子のことを忘れられたり
二人が楽しそうだったり、
打ち解けた状態になってる感じも、
もちろん、ものすごく嬉しいんですけど
二人が一緒にいるときに、学校からのSOSをキャッチできたことが
一番嬉しいかもしれません・・・・・・

きっと、あの不穏な手紙のことが解決するのではないかという
予測だけど安堵と
二人がこのときを共有できたことにより
もっと分かり合えるのじゃないかという期待と・・・・・・・

期待通りではないのがlimeさんの小説ですけどー(^0^;;)\
それでも

それでも、嬉しいです・・・・・・

帰ったら、透子が暴れそうな予感もするけど
それでも、なんか嬉しいのはなぜなんだろう??

とにかく、次回も楽しみです!!!!!

大海彩洋さんへ 

おはようございます~^^
えへへ。今回は、前回よりもかなり、気楽ムードな綾斗です。
そうなんです、綾斗って実はこんな感じで、すごく年相応の、普通の子なんです。
家庭環境があんな感じだから、けっこうナーバスな子だと思われるかもしれませんが、綾斗は「自分が可愛そうな子」だとか、被害者だとか、そんなことは思わないで、自分以外の誰かを見つめながら日々を過ごしているんだと思うんです。

だから「神田綾斗? ああ、普通の子ですよ」って、仙道が言ったのは、ある意味正しいコメントだったのかも。
もちろん、知らず知らずに我慢してる事はいっぱいあるだろうけど、被害者意識を持たないというのが、この子の一番の特徴かもしれません。
今回の滝と過ごす時間は、それでもやっぱり無意識に我慢してた部分が弛緩して、本来の子供っぽい綾斗がにじみ出て来た結果かな? 綾斗、きっと楽しんでると思います^^

そして、滝w
大海さんのツッコミに、ニヤニヤです^^
そう!滝ってすごく子供っぽいんです。いや、男って本当に幾つになっても子供っぽい。
私の知り合いの男たちは、本当に「小学生か??」って感じのガキっぽい人だらけで。
仕事を離れた時の羽目の外し方って、ものすごいですよね、男ってw

そうなんです、そんな滝でも、実家の家族とはちょっといろいろあったみたいで。
この物語は綾斗の物語なので、滝の話はここでは深くしないのですが、どこかでちょこっとそんなことも滝が語ってくれると思います。
脇道に逸れない範囲で絡ませていきたいなあと思っています^^

そう、そしてここで能力発揮です。
普段、声が聞こえて来ても絶対に「聞こえた!」とか言わない綾斗ですが、滝には信じてもらわなければならないとどこかでまだ思ってるので、(滝は脅迫したことを忘れてるけどw)今回声を大にして言ってみたんだと思います。
そして、この声は『無視してもいいレベルのモノ』だったことも、後で分かるんですが。
手紙との関連は……さてどうでしょうね^^

おお~、コビトマングース。知らないけど、なんか大海さんの説明ですごく納得。
そうそう、人間が捨ててしまった野生の能力(に近いもの)を持ってる綾斗の仕草は、野生動物のそれと近いのかもしれません。

リクも、霊を感知した時、こんな仕草をするんですが、こういう動物的な仕草がすごく好きなんです。
私の萌え処は、ここかな??

透子の反応ですが、・・・うん、決して穏やかでは無さそうですね。
このまま滝と綾斗のラブラブばかり描いてる訳にはいきませんもんね><

ね、ね、そうですよね。お風呂にアヒルは必須です。(滝のお風呂入浴を、ちょっと想像・・・)

かじぺたさんへ 

わ~い、かじぺたさんが、嬉しい気持ちになってくださって、こちらも嬉しいです。

思えば私の物語って、暗くて悲しくて、かじぺたさんをいつもブルーにしてるような気がしてました。
いや、今回の10話も、まだ途中なわけなんですが、主人公たちの楽しそうな雰囲気がかじぺたさんをほっとさせたのなら、やっぱりうれしいです。
そうそう。今回は滝の居るところで「声」をキャッチしました。
普段は絶対に人に自分の能力は悟らせまいとする綾斗ですが、今回はきっと、意識して「聞こえた!」って言ったんだと思うんです。
ほら、滝にずっと疑われてたから、綾斗も「証明しよう」って思ったんだと思うんです。
滝ったら、もう疑ってもいないところに突っ込んでやってくださいw

このことで滝と綾斗がもっと密接になればいいなあ・・・と。
そんな思いで展開させたんですが、実際はどうなんでしょう。
あの手紙と、絡むのかどうかも、じわじわ分かると思います。

期待道理に進まないかもしれませんが(爆)、でも・・・うう、とにかく、このままじわ~っと見守ってやってください。

うんうん、透子がこのまま静かにしているとは思えませんが、それでもここら辺は、楽しんで見ていてやってください^^
ちょっとラストは、今までの私のお話とはちょっと違う方向うになると思うんですが、かじぺたさんを楽しませてあげられたらいいなあ^^

まさかのお泊まり 

綾斗との距離が一気に縮まった気がしました。滝の部屋の家具を綾斗が組み立てるのをむしろ滝が邪魔したり。そして、まさかのお泊まりとは。

しかし、一方で滝の弟に関する記憶もちょっと見え隠れして。何か後悔するようなことがあって、それで綾斗に弟を重ねていたんですね。

そして、ついに出ましたね、綾斗の能力。
ちょうど綾斗が泊まっているときでよかった!
読んでいて、滝と同じところで鳥肌が立ちました。気持ち悪いものを見たような1度目の鳥肌じゃなくて、急に記憶のピースがはまったような2度目の得心の鳥肌です。
綾斗の能力にずっと半信半疑だった滝が、ここで急に信じたというのは不思議なことなはずなのに、読んでてすごく納得できました。綾斗のことを信じることができる十分な脈絡が、今回のお泊まりにはありましたね。
滝はいったいどうやって綾斗の能力を信じられるようになるんだろう、と密かに思いつつ読んでいたのですが、すっと受け入れられる形ができていて、とても納得できました(^o^)

廣木涼 さんへ 

つづきを読んでくださってありがとうごさいます^^
はい、前回よりももう少し、二人の距離感が縮まったような気がしますよね。
(というか、まるで子供のやり取りになっちゃいましたが(笑))
そうそう、なんか学生のノリで、泊まって行けよ、みたいな感じになっちゃいましたね。
綾斗って、もしかして初めての外泊? (どこの箱入り息子w)

そうなんです、滝の方も、誰にも語った事の無い過去の後悔があるみたいです。
物語の第1話で、モヤモヤしていたのも、そんなことが理由だったのかもしれません。
あ、でも、これは綾斗の物語なので、滝の悩みは忘れていいです(笑)
いつかポロッと、語ってくれるかもしれませんし。

そして、綾斗の能力の発揮のシーンについて、うれしいコメントありがとうございました。
そんな風に捉えてくださって、とてもうれしいです。
そうですよね、「信じてよ」って言ったって、なかなか信じれるものじゃないし。

以前廣木さんのコメントに書いたように、綾斗もやっぱり普段は、自分の能力を他人に見せつけたりは、絶対しない子です。
だけど滝には信じてもらわないと、あのコインロッカーベビーの発見の理由の疑いが晴れないので、ここはわざと能力をアピールしたのかもしれません。
滝は、脅迫したことなどすっかり忘れてるみたいだけど(笑)

この後は、期待道理の展開にはならないかもしれませんが、地味に動いて行きますので、またよかったら、お付き合いくださいませ^^

NoTitle 

声というのがねえ。。。
どうしても聞こえるのが・・・・。
見えないものが見えた方がいいのか。
聞こえないものが聞こえた方がいいのか。
それがヒトを傷つけることがある。
・・・それでも向かい続ける姿は素晴らしいです。

共依存とかいう…… 

このところネットの接続不良で、ご無沙汰してしまっていました。
やっと直ったかな……まだ不安ですが。

さて、綾斗くんは透子さんには僕がついていてやらなくては、と思っている。被害者のつもりはまったくない、と書かれていましたよね。
私にはその視点が欠けていましたので、ああ、なるほど、と納得しました。
それでもやっぱりお節介なおばさんは、その人から離れなさい!! と叫ぶでしょう。

「恋」と言ってしまうと語弊がありそうですが、「愛」の変形かな。
綾斗くんというよりも、他人から見てどうしようもない奴に恋して、どうしても好きで好きで、という人を見ると、なんかちょっとうらやましい私です。

そしてついに、聞こえましたね。
物語が進むのですね。
わくわく。

ほほう 

こんばんは。

出遅れています。すみません。

うん、皆さんと同じように、綾斗がわりと普通の男の子で驚いたり、ホッとしたりですね。あの家にいなければ、もっとわんぱくで楽しく暮らせるんだろうなと、ちょっと思ってしまいました。

うん、メンタルを病んでいる人、もちろん本人が一番辛いんでしょうけれど、つき合わざるを得ない家族にも重いんですよね。ましてや親は好き勝手に消えて、放置されて、中学生の身でひとりで透子を受け止めなくてはならないのって荷が重すぎるのかも。

お風呂にアヒル。実際には買った事はないけれど、なんか基本ですよね。fc2のアプリで見慣れているせいか違和感は0です。もっともスーパーなどで見た事もなく、そっか、ホームセンターで買えるんですね。

そして、いよいよ、滝に綾斗の能力がはっきりとわかるチャンスが!
いきなりお泊りにさせたのはびっくりでしたが、そうか、そうでもないと、そんなに都合よく聞こえた時に側にいませんものね。

次回の展開、楽しみにしています。

LandMさんへ 

綾斗にとっては、この力はきっと辛いだけだと思いますね~。
もし、人命救助できるとなったら、また別でしょうが、
多くの場合は、自分ではどうすることもできない叫びだったりするし・・・。

でも今回は、今までとちょっと違う形の声だったみたいです。
綾斗の「滝に信じてもらわなきゃ」という気持ちも、あったのかな?

あかねさんへ 

ネットの方、調子はどうですか?
私の方もこのところ、動作が鈍くてちょっと不安定な気が・・・。

そして、綾斗なんですが。
そうなんです、透子に支配されてるという事なら、もっと反発したり鬱屈したりしそうですが、どうやら綾斗はその逆で、透子を守らなければ、と思ってる部分が大きいようです。
そう思って見てもらえると、今までの行動が理解できるかもしれません。
そして、その理由については、いつかどこかで誰かが語ると思います(綾斗自身かな?)

うんうん、そうですよね。それでも、あの透子の傍にずっといるのは綾斗にとって、良くないですよね。
あかねさんが綾斗を気遣ってくださってうれしいです。
きっと、すべてを知ったら滝もそう言うと思います。

これは「恋」の形なのかなあ。
作者にもまだ、分からない部分が有ります。最終話まで行くと、そのへんが見えてくるのかも。
もしかしたら、他人には入り込めない、なんらかの感情がこの二人にはあるのかもしれませんが・・・。

うんうん、、他人から見たら、「そんな奴、やめとけよ」って思うのに、どうしても離れられないカップルっていますよね。
そう言う熱い恋を、もう一度してみたいけど・・・。いや、もういいかな^^;体力ないし。

そして、いよいよ綾斗の能力の見せどころです。
カッコいい展開にはなりませんが、また見てやってくださいませ^^








八少女 夕 さんへ 

おはようございます^^

そうなんですよね。綾斗って、本当にごく普通の無邪気さをもった高校生なんです。
学校でも、ごく普通に友達がいて。仙道先生が、「ああ、普通に良い子ですよ」って言ったのも、外れではないんです。
普通って言葉にはちょっと幅があり過ぎですけどね^^
あの家で暮らしていなかったら、綾斗はきっともっとはじけた高校生活を送っているんでしょうねえ・・・(しみじみ)

本当に、夕さんがおっしゃる通りで。
あんな父親の元で育って、その父親が死んだと思ったら今度はメンヘラ従姉の元でほとんど首輪をつけられたようにして暮らしている綾斗は、健全である方がおかしいのかもしれません。
だけど、綾斗には、こんな子であってほしかったんですよね。

あんな育ち方だったらこんな子・・・という固定観念を綾斗に吹き飛ばして欲しかったのと、綾斗の能力が、無意識だけど、いい方向に綾斗を優しい子にしてくれたらいいなという願いを込めまして。

あ~~、お風呂アヒル、そうだ、FC2のマークだった!! 夕さんに言われるまで気が付きませんでしたw
お風呂遊びセットは、ホームセンターにいっぱい売ってあります。
お湯を掛けると絵が変わる、お風呂絵本とかもあって、買ったなあ(笑)
アヒルは可愛いけど、掃除する時にワシャワシャして、邪魔です(爆)

はいそうなんです。
次回は滝に、綾斗の能力を見せつけるチャンスです。

実は、綾斗にとってこれは狙いでもあるんですよね。
口で言っても信じてもらえないし、いいチャンスかもって。
ネタバレになりますが、綾斗にしてみたら、今回は見逃してもいいレベルのモノだったのかもしれません。

それでも次回は別の意味で、やや緊迫した綾斗を描けるかも。
今回は「ふつう」の綾斗でしたが、次回はまた別の綾斗の「側面」を見せることができるかもしれません。
またどうぞ、お付き合いくださいませ^^



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鍵コメHさんへ 

Hさん、コメントありがとうございました。
ふふふ、鍵コメなのですね^^
いや、どちらでも全くOKですよ^^

今回は前より一層綾斗と滝の距離が近くなったようですよね。
綾斗は元々は、こんな風に子供っぽい、ちょっと可愛い性格だったみたいで。
この素顔を引き出すとは、滝ったら やり手です。

そうそう、「声」のこともそうですが、ここでは滝の「弟」がちょっと気にかかるように描写していました。
この物語に、大きくかかわる事ではないかもしれないんですが。

おお~、そして、滝の弟の予想をしてくださってうれしいです^^
①、②、③、それぞれに、すごくありそうな感じですよね!
さて、どれか正解になるのでしょうか。
もしも正解だったら。滝から熱い投げキッスを・・・。いらないか^^;
正解は、最後の方に滝が語ると思います。

次回は、夜の学校に侵入です。
コッソリ侵入するつもりですが…夜の学校ってちょっと不気味で、舞台としてはいいですよね^^

滝とアヒル隊長の入浴シーン。・・・・いまちょっと想像して笑ってしまいましたw

こんにちは。 

何だか二人は本当に年の離れた兄弟のように接していますね。彩斗がひょうきんな部分をさらけ出して滝に甘えているようでとても和みました。お互いに相手に求めるものがあって、それが一致したんでしょうね。でも彩斗は内面に抱えた重圧の裏返しみたいにも感じられて、少し痛々しいです。彩斗が透子にメッセージを残したとき、どんな気持ちだったのだろう。透子はそのメッセージを聞いたときどんな反応をするのだろう。また荒れたりするのかな?ちょっと気になりました。
滝も内面にトラウマを抱えているみたいだし。
そして滝、透子に接近することができるのでしょうか?
さて、彩斗の能力が発揮されて、滝にそれを確かめる機会が巡ってきたようです。どんな事件が待っているのでしょう?彩斗の能力が本物だとわかったとき、滝はどんな反応をするんでしょうね。
またまた上手く続いていくなぁ・・・。
待ちます!

山西 サキ さんへ 

サキさん、こんにちは^^

ありがとうございます。今回は、本当に兄弟みたいな会話になればいいな、なんて思ったんです。
綾斗って、こうやって見てると本当に年相応の、ひょうきんな子供っぽい少年なんですよね。
でも、滝だから、こんな風に甘えることができたのかも。

うん、本当に! お互いが求めるものがそこにあったというのが、一番ぴったりの表現ですよね。サキさんありがとうございます。
綾斗は、兄のような存在を求め、滝は弟のような存在を求めていたんですね、心の奥ではずっと。

そして、こうやってはしゃぐほどに、綾斗の心の奥底の闇を感じ、痛々しく思ってくださるのも、作者の狙いでした。
サキさんに伝わってよかった。
滝の前でいくら笑い声をあげても、綾斗の胸に秘めたものは溶けて行かないんですよね><

綾斗のメッセージを聞いた透子の反応は、きっとサキさんの予想に近い気がします。
うーーん、大丈夫かなあ。
そしてついに滝の前で能力を発揮する綾斗。
滝はこの瞬間、「うそだろ?」という感覚は持っていないようですが、やっぱり目の前で見せつけられると、コインロッカーの件も認めざるを得ませんもんね。

このあと、少しずつ事態は動きます。
またどうぞ、お付き合いくださいね^^

NoTitle 

透子といる時は無邪気な感じが一切ない感じでしたが、
ふざけてどんどん買い物かごに入れてくるところなんて、
綾斗もまだまだ子供なところがありますね(笑)
でも、それだけ普段はそういう面が出ないと、
というか出せないという事なのかもしれませんね(-ω-;)

透子の事を話すにはまだまだ時間がかかりそうですね。
そう簡単に行かないものですが、
それでも少しは進展している感じがするので、
滝に相談したり頼ったりできる、
いい関係になっていければいいのですが……。

例の能力ですね!なるほど、学校に助けを呼ぶ声が……。
以前は赤ん坊でしたが、今回は誰が助けを求めているんでしょうか。
滝のもとに届けられた自殺を匂わす手紙の主なのか、
それとも別の誰かなのか、気になりますね|・ω・`)

ツバサさんへ 

こんばんは~。

ああ~、ほんとうにそうですよね。
透子と居る時の綾斗って、全く別人ですもんね。
でも本来の綾斗は、こんな風にとても子供っぽい子のようです。
家では絶対にこんな表情、見せないでしょうね。
透子に見せてやりたいです><

うん、そうですね。こんなに打ち解けて来たように見える綾斗ですが、やっぱり透子の事をしゃべる気はなさそうです。
滝に頼りたくないのか・・・それとも、頼ることができない理由があるのか。
(それとも、滝が、頼りないからかな?(笑))

そうなんです。夜中に学校からSOSが。
例の手紙と何か関係があるのか・・・どうか。
まだ、イタズラなのか本物なのかもちゃんと分かっていませんでしたからね。

次回、もしかしたら予想通りの結果ではないかもしれませんが、どうぞお付き合いください^^
ありがとうございました!

NoTitle 

滝先生と綾斗との楽しいひととき
あたしも楽しみました。
滝先生にも辛い荷物があるのですね・・・

無事叫び主を助けることができるのかしら?

またまた続きがきになります!

海青藍花 さんへ 

藍花さん、続きを読んでくださってありがとうございます^^

今回も、ちょっとホッコリな二人を描いてみました。
少しずつ、壁が取り払えたらいいなと思うのですが。
でもまだ核心に迫ることは難しそうです。

滝の方の傷も、少しだけ露呈されてきました。
綾斗に構ってしまうのも、何か理由があるのかもしれませんね・・・。

で、こんなところで「声」を聴いてしまった綾斗ですが・・・。

声の主を助けるどころか・・・(笑) 次回はちょっと期待とは違う方向にいっちゃうかもしれませんが、もしよかったらまた応援してやってください^^

NoTitle 

ここまで読みましたー。
おおう……みんな何やら心に傷を……。
滝さんに綾斗くん、そして透子さんに、透子さんに、透子さん(笑)

透子さん大分病んでらっしゃる……。デパス、たまに名前聞きますが、実際記憶なくなるんですね; 薬怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
綾斗は透子さんの子なのかな……。
大人の男が怖いってあたりも襲われた感がヒシヒシ……。
ううん、でもlimeさんのことだから何か大どんでん返しが! ここはおとなしく先を読むことにします(>_<)

また綾斗くんは声が聞こえたようですね。これで滝も綾斗くんの能力を信じる切欠になりそうです。
また遊びにきます!

たおるさんへ 

たおるさん、NOISE読んでくださってるのですね!うれしいです^^
そう、この物語も結構みんな心に傷を持っていて・・・。
特に透子の傷は、本当に深いですよね。(ちょっと設定が重すぎて、あとで焦る作者)

でも救いのない話ではないと思うので、どうぞ、最後まで見守ってやってください><

透子と綾斗は6~7歳差なので、親子じゃないんだけど、過去に何やらありそうです。
大きなどんでん返しは無いかもしれないけど(汗)、「そんな方向で完結させちゃうのか?」というツッコミがこらえきれなくなると思うので、ぐっと飲み込んでください(笑)

はい、綾斗が滝の前で、この能力を披露します。(ちょっぴり計算もあったり^^;)
不器用な男たち、もしよかったらのんびり、応援してやってください。
コメ、ありがとうございました^^
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