NOISE 

NOISE 第8話 刃

 ←(オリキャラオフ会)★後編:『いつかまた』   →(連載マンガ)『博士と ぼくと さめない夢』その4

綾斗を見送り職員室へ戻った滝を、同じく常任講師の仙道が手招きした。
仙道の手には昼間滝が下足箱で見つけたのと同じ封筒と便箋が握られている。

「僕のロッカーにも入っていましたよ、ラブレター。昼は無かったから滝先生と時間差で入れたみたいですね」
眉尻を下げ、困ったような表情で仙道は滝に言う。
文面を読むと、全く同じ内容だった。
「保険の意味でもう一通用意したんでしょう。やっぱり生徒のイタズラみたいですね」
横にいた学年主任の山崎も覗き込み、渋り顔だ。

ホッとすると同時に滝の中に、イタズラだと思うと言った綾斗の言葉が、ゆるぎないものとして蘇ってきた。体の中が興奮からか、じわりと熱くなる。

「なんだ……。そうか。でもそれならそれで良かったです。手紙の扱いを間違ったかなって、内心ドキドキだったんです」
「しょっぱなからたちの悪いイタズラをお見舞いされましたね、滝先生。高校生と言っても中身は中学生の延長の様な幼い子が結構いますから。とくにうちの様なお坊ちゃん校はね。だからいじめに関しても安心はできない」
山崎が体格のいい体を揺らす。
結局この話は9割方いたずらと判定し、各ホームルームで、いじめに関して学校側も厳しく目を光らせている旨を伝え、予防線を張るにとどめるだけとなった。

「そういえば……、自殺騒ぎと言えば、あれを思い出しますよ」
滝と二人きりになったところで、仙道がぼそりと言った。
「あれ……って?」
「神田綾斗と、同居の従姉」
「神田の? 透子さんでしょ? 彼女がどうしたんです」
滝が食いつく様に身を乗り出すと、仙道は声を低くして続けた。

「神田の家の事情は少し話しましたよね。神田ね、入学してすぐに3日ほど無断欠席したんです。保護者は不在だし電話しても誰も出ないし、担任の藤田先生が心配して訪ねて行ったんですけどね。神田、その従姉が怪我したんで、ずっと付き添ってたみたいなんです。神田はちょっと包丁で切っただけだって説明してたんだけど、リビングに上がり込んでいた藤田先生を見てその透子って子、「帰れ!」って酷いヒステリーを起こして暴れまくったんです。左手首に包帯をしてて、その手で手当たり次第に物を投げて来たって。
あれは病んでるね、きっと自分でやったんだろうって藤田先生言ってましたよ」

「それ……ヤバすぎでしょう。どうしたんです、それで」
滝は訳の分からない怒りを感じながら更に身を乗り出した。
「どうしたもこうしたも、推測で深く入り込むわけにもいきませんし、次の日神田はちゃんと学校に来ましたしね。『透子は大人の男の人がダメなんです、ごめんなさい』って、カラッとして笑ってるし。藤田先生も僕も、そのまま様子見ですよ。あの家には通いのお手伝いさんもいるみたいだし、教師が従姉の事にまで深入りしなくても大丈夫だろうってことで」

「お手伝いさんって言ったって、ご飯用意して帰るだけの他人ですよ。ちっとも大丈夫じゃないです!」
「どうしたんです滝先生。やけに熱いですね」
そんなところで驚いてみせる仙道に軽い失望を覚えながら同時に、義務教育期間ならまだしも、やはり1高校職員が関われるのは、一般的にはこの辺までなのだと悟った。

綾斗が暮らしているのは、当たり前の家庭などではない。いや、今まで当たり前の家族の温かさを知らずに過ごしてきたのではないだろうか。
……あの赤ん坊、助けて良かったのかな。
そう言った綾斗の言葉が蘇り、滝はどうにもやりきれない気持ちになった。

        ◇


家に帰る電車の中で、綾斗は滝の言葉を何度も思い返していた。
『お前じゃないよな……』
なぜ綾斗がそのSOSの手紙を書いたと思ったのだろう。変な奴だ、と。
おかしくはあったが、不思議と嫌な気持ちにはならなかった。
代わりに今まで感じたことのない、不確かだが柔らかいものを感じる。なんなのだろう、と。

ずっとそのことをぐるぐると考えていたが、帰り着いて門扉を開け、家から出てきた菅沼と鉢合わせた途端、そんなすべての思考が霧散した。
家の前に停めてあった黒のBMWに気付かなかった自分にも呆れた。

「お帰り、お坊ちゃん」
のっぺりした眼鏡の奥の目が、少し小ばかにしたように笑う。
もしも透子が招き入れている男でなかったら、1、2発殴って、2度と来るなと追い返してやりたい気分だった。

「あんたさ」
すれ違いざま綾斗は、出来る限りの冷ややかな声を出してみた。
「透子に危ない事してたらタダじゃおかないからな」
「危ない事?」
「クスリとか」
「ああなんだ、クスリね。前にも言っただろ? 違法なドラッグなんかじゃないし。不眠症の可愛そうな羊に良く効く安定剤を適量与えてやってるだけさ。彼女の体には何が合って何が合わないかは、その辺のエセ心療内科よりもよく心得てる。透子もそれを良く分かってるから、僕を手放せないんだろうね」
「医者でもないくせに」
「有難いことにね。ただのマニアにも、その気になれば欲しいクスリが簡単に手に入る時代だから。心配しなくても大事な透子をダメにしたりなんかしない。僕を遠ざけてクスリが切れて、前みたいに手首切られた方がいいなら僕は何も言わないけどさ。
……それにさ、言わせてもらえば透子を不安定にさせてる原因は全て君だから。その張本人にそんなことを言われるのは心外だ」

綾斗はハッとして菅沼を見上げた。
綾斗を見下ろす目が、愉快そうに細められた。
「僕が知らないとでも思ってる? 体質なのかな、透子はデパスが入るとテンションがいい感じにハイになってね。時にはこっちが訊かなくても過去のいろんなことをしゃべってくれるんだ。泣いたり笑ったり。とても素直でかわいいよ。
どう? 綾斗もいっしょに聞いてみる? 10年前のあの日の事。驚くほど鮮明に語ってくれるよ。そして喋ったことなんて覚えてもいない」
「帰れ!!」

思わず吠えるように叫んでいた。心臓が激しく打ち、喉元までせり上がって来そうだった。
透子が喋った。泣いた。よりによってこの男に!

「また来るよ。最近透子はますます僕がいないとダメみたいでさ。いっそのこと、君を放り出して僕をここに住まわせてくれたらいいのにさ。どういう訳かそれはできないらしい。まったく病んでるお姫様の願望は捉えにくい。まあ、そこが興味深くて面白いんだけどね。僕としては」
菅沼は口元でニヤケながら石段を降り、綾斗とすれ違う瞬間、綾斗の耳元に口を近づけ、「刺されないように気を付けてね」
と小さくささやくと、門を出て行った。

菅沼の車の音を聞くのが嫌で、綾斗は逃げるように家の中に飛び込んだ。
家政婦はとっくに帰ってしまったらしく、リビングはいつものように人の気配もなく薄暗かったが、ソファの正面に回って初めて、そこに透子が座っているのに気が付いた。
トロンとした目をして、何もない中空を見つめている。
その表情はとても穏やかで、少なくとも今この瞬間、この人は苦痛ではないのだと感じた。
まやかしの安息なのはわかっていたが、今の透子にはこの安息の時間が必要なのだろう、とも。

「綾斗、行こう。続きをするよ」
思ったよりもしっかりとした声で、唐突に透子は言い、綾斗に手を差し出した。
「眠いんじゃないの?」
「いいから。アトリエに行くの」
綾斗はもう反論せず。その冷たい手を掴んで立ち上がらせ、危なげな足取りの透子を支えながら2階のアトリエに連れて行ってやる。
一度言い出したらきかないことを、綾斗はよく知っていた。

累々と崩れた像の転がるアトリエに入ると、青い光の中、綾斗に似た骨格の塑像が中央の作業台に立っていた。
この段階からは固まりかけた粘土を削っていく作業なのだ。2年間作業を見て来たので、綾斗には工程がなんとなくわかる。
綾斗の傍から離れ、塑像が乗せられている作業台に近づいた透子が、右手で工具を握る。
白い左手の指が、まだ荒削りな顔と胸に沿って、その存在を確かめるように表面を滑る。
完成と同時に砕いて壊していくはずの彫刻なのに、まるで愛撫するようにその手は触れていった。

透子の本心が分からない。
いっそのこと面と向かってこの自分に怒りでも刃でも突き立ててくれればいいのにと綾斗は思う。
ただ透子の中から響いてくる、悲痛な声なき声を聞き続ける日々は、綾斗の心まで次第に蝕んで行っている気がした。
《たすけて……》
けれどその声は、別人格の様に冷ややかな透子自身の声にかき消されていく。
「さっさと脱いでそこに立ちなさい、綾斗」

ブルーの光に染められ、氷の様な視線を向けて来る透子も、ただそれを受け止める以外に何もできない自分も、哀しい生き物だと綾斗は思った。



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今回もあまり進展しなくてすみません(>_<)
たぶんこんな感じじゃないのかな・・・と、推測しながら俯瞰で彼らの憂いを見ていてやってください。
次回は、滝のお引越しです。しばらくは、少しだけほっとする滝と綾斗のやり取りが続くはずです。



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~ Comment ~

闇が怖い。 

こんにちは (*^_^*) 

刃。
タイトルもおっかないですが、透子の闇が怖いです。
刃が内にも外にも向かっているようで…怖い。

菅沼の物知り顔…綾斗でなくとも、むかつく。
やな感じです。
透子の大人の男性嫌いは、どこからきているのでしょう?
親ではありませんように(祈)
透子の闇にも救いの手が届きますように。

もう、一枚の手紙も気になるっ。
本当にただの悪戯なのでしょうか?

次回は、滝先生のお引越しなんですね。
楽しみにしています♡

NoTitle 

「デパス」自体は保険もききますし、量にもよりますが、経験からすれば効果もまあ弱めなほうなので……。

_人人人人人人人人人_
> 経験からすれば弱め<
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

HIROKOさんへ 

HIROKOさん、こんにちは~。
つづきを読んでくださって嬉しいです。
透子は相変わらず、闇ばかりを振りまいているように見えますよね。
うん、本当に。うちにも外にも刃を向けてる感じです。

今回再び登場した菅沼ですが・・・やな奴ですよねw(嫌な奴書くのはとっても楽しいんですが)
綾斗も大っ嫌いな男なんだけど、透子が気に入ってるようなので排除もできないし。
そうなんです、ここで菅沼が少し過去の事を持ちだしてきました。
10年前、何があったのかは、まだここでは言いませんでしたが…そう、それがそもそもの原因ぽいです。
透子の闇は深そうだけど、救われることはあるのかな・・・。
この奇妙な手紙。今回は「イタズラ」として処理されましたが、なんかまだ、ありそうな、なさそうな・・・。

次回はお屋敷を離れて、滝のお引越しです(笑)なんでここでお引越しw
すこしだけ明るい雰囲気になると思います。^^





NoTitle 

あー、センセたち、あまいよ~。もっと突っ込んでも良いのにぃ。
とりあえず、この手紙の件は覚えておきましょう。

なんだろう、10年前のあの日の事・・・ これ、引っ張るのね、limeさん・・・
ふふ。菅沼くん。イイ感じです。(あ・・なんか違う・・)
菅沼くんは知っているのか。なら教えなさいっ。
菅沼くんが本当はどんな目で透子を見ているのか気になりますね。

綾斗はやっぱり孤独で・・・
耳を抑えることもできず、何もできず、どうしたら良いのかもわからず・・・
何だろう、何のために生きているのだろうか、そんな感じ?

助けてあげたいけど、手が出せない。
滝センセ、頼むよ~!

ポール・ブリッツさんへ 

そうですね、デパスはわりと弱めの薬です。
素人が勝手に他人に処方すべきものではないですが。
菅沼は、法に触れることや危険な事をあえてやるイカレタ男ではない……という設定です。
ただ、やろうと思えばできるノウハウは持っていそうです。
(本当はハデスあたりを……と思ってたんですが、透子が危険なのでやめました)
たまたま、透子にはちょっと効き目が強かったのか、敢えて菅沼が量を増やしたか。
その辺だと思ってください。

けいさんへ 

こんばんは~。

この手紙、どうやら綾斗ではなかったみたいですが、でもなんとなく気持ち悪いですよね。
もしも悪戯だったとしても、こんな悪戯を仕掛ける子供のゆがみ・・・放っといていいのかなあ><
先生って、でもきっと大変な職業なんだろうなって思います。

10年前のこと・・・。はい、不本意ながらこれ、引っ張ります。
ここで暴露してもいいんですが、もうちょっと後でもいいかな・・・と(笑)どっちや。

菅沼君、いやな奴感、でてますか! だったらうれしいなあ。思いっきり自覚して意地悪してる奴って、なんか書いてて楽しいです。(実生活では出会いたくないけど)
そうです! 菅沼君、全部知ってるみたいです。そのうえで、綾斗をいたぶってる。
その裏に、どんな感情があるのかな。
この人はあと2回くらいしか登場しませんが、けっこう濃いので、また注目してやってください。
暴露してくれるかもしれませんし^^

綾斗はやっぱり透子の声を聞いてるみたいですね。
でも何もできない。
こんな能力あっても、意味ないじゃん・・・・ってきな(涙)
でもくよくよしません。けっこう頑張って生きています。
だから応援してやってくださいね><

滝~~、お前がなんとかしろ~~・・・って言いたくなる作者です。

NoTitle 

仙道のロッカーにも例の手紙が入っていたんですね~。
文面も同じという事で、やっぱり悪戯だったという事なのでしょうね。
性質は悪いですが、悪戯なら悪戯という事で、
それに越した事はないですもんね(--;)

透子が自殺騒動を……、色々と複雑な家庭環境ですし、
綾斗もそうですが透子も透子で問題がありますもんね。
綾斗とどんな事が過去にあったのか、
それが原因だとしたら、それを何とかしない限り、
今のままだというのも難しい問題ですね(><)

次回の滝のお引越しの話も楽しみにしてますね~^^

ツバサさんへ 

こんばんは~。
なかなか、真偽の方はハッキリしませんが、同じ文面が出て来たっていうのがなんだか悪戯っぽいですね。
いや、でも先生全員に助けを求めてるとも考えられるのが、悩みどころなんですが。
まあ、ひとまず静観ですね、この問題。

滝にとって、今一番気になるのは綾斗と透子のようです。
どうやら自殺未遂してるみたいですし、過去にあったなにか・・・が、原因なのかもしれませんね。
(菅沼、ここで喋ってくれたら読者さんは安心するのに)

いろいろまだ語られないことがいっぱいあって、ごめんなさい。
次回はちょっと空気を換えて、滝のお引越しを綾斗が手伝います(強制ね^^;)

でも、ここでも何だか、もう一つもやもやが生まれそうです。

NoTitle 

いや、そこは「ポールさん飲んだことあるんですか!」というツッコミを期待してたんですが(^^;)

一時期デパスでは眠れなくてハルシオンまで処方された人間なもんで(^^;)

NoTitle 

透子と綾斗に何があったのかしら?
綾斗のせいで透子は薬が必要な生活になったなんて・・・

ううむ・・・
滝先生の活躍が予想されますが・・・

ポール・ブリッツ さんへ 

あ、いや、普通にそうなんだろうなっておもいまして。
触れなかったんですが。
私ももう一段階下のですが、処方されましたし。
ポールさんのボケはわかりにくいです~^^;

こんばんは~。 

保険の意味で同じ物を2通・・・か。本当にイタズラ?
綾斗の感じる不確かな柔らかいもの?どういう感覚だろう?
そして、いよいよ透子と綾斗の間に何かが起こった様子が描かれますが、なんだろう・・・何が起こったんだろう?それでも透子は綾斗が必要なんだ。菅沼の怪しい行為もいっそう2人を泥沼へ引きずり込んでいくようで恐いです。
クスリの事はよく分かりませんが、透子が立ち直ることは難しいのでしょうか?
負のスパイラルに落ち込んでいくような展開は、読んでいて少し辛いように感じます。あ!これlimeさんの思う壺なのかな?
でもこの感覚、面白いですよ。

海青藍花さんへ 

分からない事ばかりで、モヤモヤさせちゃいますね>< ごめんなさい。
(言ってしまおうかしら・笑 きっと、ああ、なるほど…って思われると思うんです)

実は正確には、綾斗のせいではないんだけど、菅沼は意地悪だからワザとそんな表現になったと思うんです。
綾斗自身も、なにか負い目を感じているみたいですし。

まだ、過去の事が全部分かるまでには少し時間がかかりそうです><(なんだこの展開の遅さ)
次回は透子の事は忘れて、少し軽めにいきますね^^(またはぐらかす・・・)

山西 サキ さんへ 

こんばんは~。
どんどん分からないことが山積みになって来ちゃいましたね。
どこかで小出しにしなきゃ、読者様を困惑させてしまいそうです><

でも、本当はもう、すべて過去の事なので、じつは透子さえ何とかなれば、負のスパイラルは抜け出せる性質のものなんです。
今までの私のお話よりは、すごく単純なんですが、菅沼とか、ちょっと悪意の人間がややこしくしているだけで・・・。

透子が立ち直るかどうかは、透子の気持ち次第なんだと思うんです。
あとは、綾斗の立ち位置と、その厄介な能力と、そしてそんな綾斗に出会ってしまった、滝の物語だと思ってくだされば、気楽に読めると思います^^(なんの攻略法だ・・・)

そう、このお話って、滝と綾斗のお話なんでした。脇役の透子が重いから、なんだか引きずられて行ってしまいそうな不安。
次回は少し、屋敷を離れて軽いタッチになるはずです。
辛くないはず! です。たぶん。
重いところから、サキさんをはやく連れ出してあげなきゃ!

そうか 

こんばんは。

綾斗には聞こえるんですものね。その「助けて」が、綾斗の透子に対する態度を変えているのかもしれないなと思いました。だって、いくら身寄りが他にないと言っても、ここまでやりたい放題にされて黙っているほどは幼くなさそうだし。あ、それと十年前の何か……。

菅沼は、「嫌なヤツ」感を急上昇させてきましたね。この人、何か目的があるのかなあ。それとも、ただ面白いだけで、こんな事をしているのかしら。

たとえ透子が不安定な原因が綾斗にあるとしても十年前という事は、とても幼い子供の時の事ですよね。それを今でも責められて、服従を強いられるのも、ちょっと理不尽だと思うけれど。何があったのかがお話を理解するポイントになると思いますが、それをlimeさんが教えてくださるのはまだずっと先の事なのかしら。

手紙の主が綾斗でないとしても、滝先生の登場で綾斗の人生が少しでもよく変わっていくといいなあと思いました。

次回も楽しみにしています。

八少女 夕さんへ 

おはようございます。

そうなんです。この能力と、綾斗がここに居続ける意味は、じつはとても関係が深いみたいです。
他に行く場所がないから、でも、従姉が美人だからでも、Mだからでもなく(あ、そこまでは誰もおもってないか><)
そして菅沼が言った、10年前の何かが大きく関係してるみたいです。

菅沼再登場です。この人、めちゃくちゃ嫌な奴ですよね。あとでわかるんだけど、綾斗にだけこんな辛辣なわけでもなくて、だれにでも・・・みたい(生きて行けるのか?)
書いてる作者はとっても楽しいんですが(笑)
綾斗はたまったもんじゃないでしょうね。
そしてこの男の目的かあ・・・。うーーーん、これは分かりにくいかもしれません。これも探って行ってみてほしい謎です。

そう、10年前と言えば、綾斗は5歳。
透子を追い詰めるようなことが出来たとは思えませんよね。
菅沼の言い方は、綾斗を追い詰めるのが目的なので、すごく端折ってて誇張が大きいと思うんですが、綾斗、反論できずにいます。
この人たちの関係性がはっきりするのはもう少し先になりそう。

過去に何があったかを、どの段階で書きこむかは、すごく悩みました。ここで菅沼が言ってしまったほうがいいのかも、とも。
でも、もうちょっとだけモヤモヤさせてください。
(でも、もしかしたら読者様、分かっちゃうんじゃないかな。すごくよくあるパターンなのです)

手紙については、一応いたずらってことで終息したみたいですが・・・ほんとかな^^;
次回からは、綾斗と滝との交流になりますが。もしかしたらちょっと手紙に事にも触れてくる展開になるかもしれません。

もやもや小説ですが、もうすこしお付き合いください^^

菅沼とは 

菅沼という人物を掴みかねています。
嫌味だったり、鼻持ちならなかったりして、綾斗には嫌われているものの、透子にとっては必要である人物のようにも思えます。
菅沼の処方(というか手配?)する薬が透子にとっていいのか悪いのかも不透明なところはありますが、しかし、それでも透子が依存できる人物ということになるのでしょうし。
でも、そんな菅沼に、辛いであろう過去を掘り起こされたり、従姉の透子のことを軽んずるような発言をされたりすると、綾斗が憤るのも当然だと思いました。
ちょっとした悪役にも思える菅沼が、この後の物語にどのくらい絡んでくるのか、それもちょっと楽しみです。もう少し出番来るといいなぁ(^o^)

廣木涼 さんへ 

こんばんは。
菅沼って、本当にわかりにくいですよね。
(まあ、このお話のキャラはみんな分かりにくいんですが><)
とにかく今は、この綾斗にいじわるな発言をして、その反応を楽しんでいるように見えますが。
・・・本当に、ただ意地の悪いだけの奴だったらごめんなさい^^;

でも、ネタバレすると、この人が大事なポイントを語ってくれる役目を担うんだと思うんです。
綾斗は自分からは語りませんからね。
たいした役回りではないんですが、なんかこの菅沼を書いてると、作者が楽しいという・・・。だめですね、そう言う理由じゃあ^^;

この人、あと2回くらいしか出てこないと思うんですが、またどんな毒を吐くのか、またはその逆なのか。少しだけ気に留めてやってください^^

NoTitle 

10年前・・・何があったの?(・ω・)......ン?
菅沼は、今の姿の透子の原因は、綾斗にあると 言い切った!
それに 反論も出来なかったって事は、本当に 綾斗が原因なの?

だってぇ 考えてみてよ!
その当時の綾斗は、まだ 5~6歳だよ!
そんな子供が 透子に 何をしたっていうのよーー!
・・・でしょ!?(;¬д)(д¬;)ネェ

そして 忘れちゃいけない 今回 悪戯として片づけられた手紙の存在
綾斗は生徒の中に居ないと言ってたし・・・
∑(゚∇゚|||)はっ!! それじゃ 教師かも!!

まぁそれにしても limeさま
今回は あまり進展しなかったと仰ってますが、気になる事が 2つも散りばめられているではありませんかぁ~~~
それが何かと知れるまで 私の脳内では 「アーだ、コーだ、」と、グルグルですよぅ(泣)
もう limeさまの (ノ~ё~)ノ ん~~いけずぅ~♪...byebye☆

熱血教師 

今どきだと滝先生みたいなのは、揶揄の対象になってしまうのかな。うぜっ、とか言われるかもしれませんねぇ。
けれど、綾斗くんはこういう人が新鮮なのか、波長が合うのか、あたたかさを感じているわけなのですね。

菅沼、彼は彼なりに透子さんに恋をしているのでしょうか。
彼も読者さまには嫌われてますか?
透子さんも嫌われるのかな?
私はこういう強烈キャラ、大好きです。
でも、身近にいられると避けるでしょうけど……私では扱い切れないから。

まだ物語の全容が見えなくて、すこしずつすこしずつベールがはがれていっている途中とでもいうのか、limeさんはわくわくさせるのがお上手ですよね。
今回はサイコサスペンスっぽい感じでしょうか?
私の大好物ですので、期待しています。

こんにちは~~(^0^*)ノ 

刃が内に外にも向いちゃってるんですね・・・透子・・・
10年前にいったい何があったのか・・・・・
うう~~ん、気になる~~~!!!
そっか・・・透子は、実は助けを求めているんですね・・・
そして、それをずっと聞かされてる綾斗・・・・・
辛い・・・・・つらすぎる・・・・

うわーーーー・・・・・・
菅沼って嫌なやつだったんですね~~~!!!
なんか、勝手に気弱で言いなりになってる良い人を想像しちゃってました
(^0^;)\
もーー!!この先いやな目に遭えばいいのにーーー!!!

創っては壊される塑像は、いつか完成するときが来るのかなあ・・・
そのときは、透子の闇が晴れて刃も霧散するんでしょうけど・・・
それにしても10年前の出来事が気になる~~~!!!

あ、あの~~
お願いがあるんですけど~~~
オリキャラのオフ会のイラスト(全体写真とサザンクロス号とのスナップ)
記事(一応、お話)に使わせていただいてもよろしいでしょうか???
大海さんには参加の了解を得たんですけど
みなさんったら、自分が思っていた一千倍”かじぺた”を重用してくださり
あまりに、大海さんやlimeさん、皆々様に申し訳ないので
超後出しジャンケンですが、
オリキャラのオフ会に遅ればせながら参加しようと思っています。
limeさんのイラスト無しでは出来ないお話ですので
なにとぞ、よろしく御願い奉りまする~~m(_ _)mハハーー!!

けいったんさんへ 


こんばんは~。
そうそう。10年前って言ったら綾斗はまだ5歳ですもんね。
透子が病んでしまうようなことが出来たとは思えないですよ。
菅沼が、口から出まかせを言ってるってことは、ないかなあ・・・。
でも、綾斗も反論しませんしね。

これは・・・多分真実を知ったら、「ええ~、そんなん〇×▽◇・・・」って、読者様に叱られそうだけど^^;(私が)
でも、何か過去にあったということと、綾斗は透子を置いて、出ていけないという事だけ、なんとなく感じてくださるとうれしいです。

あ!手紙の問題。ここで勝手に収束させられてしまいましたね。
なるほど、先生かも! ・・・そんな弱腰の病んでる先生がいたら、嫌だなあ~><
でも、先生って病んでしまいそう・・・。

進展しなかったけど、またけいったんさんに、気になることを二つも増やしてしまいましたか!
今回は、当事者が喋らないので、どんどん分からないことが増えて行ってしまいますね。
ミステリーじゃないのに、なんでこうなっちゃうのかなあ^^;

でも、じわじわと語っていきますね。
気長に待っていてくださいませ!

あかねさんへ 

ほんとうにねえ。
今時こんな先生、居ないかもしれないし、居たらいたで、鬱陶しがられるかも^^;
でも逆に、手を差し伸べてもらいたい生徒は、うまくイジメとかを使えることができすに放置されてしまうんですよね。
世の中ってうまくいかない・・・。
もしかしたら、そんな理不尽なもやもやを、この物語のテーマに込めているのかも。(自分でもよく分かっていないところがあるんですが)

>菅沼、彼は彼なりに透子さんに恋をしているのでしょうか。

うわあ、いきなりあかねさん・・・鋭いところを。
この人、とにかく自他ともに認める嫌われキャラで。相手に優しい言葉を掛けるとじんましんでもできるって感じなのかな(笑)
とにかく口が悪いです。
透子もそうとうヤバいタイプの嫌われ者キャラですが・・・。
私もね、実はこの嫌われキャラ好きなんです。
あかねさんに、ちょっと気になる存在だと思ってもらえたら成功です。

この菅沼、あと2回しか出てこないんですが、なかなか美味しいところを攻めます。
そこまで言うか!? な、菅沼を、どうぞよろしく。

ああ、そう言ってもらえるとうれしいです。
今回はミステリーでもないのに、謎な部分を多く作りすぎてしまって、悩んでるんです。
綾斗や透子が視点を持った時に、さらっと言ってしまえば済むようなことなのに・・・。

でも、もうすこし読者様の「なんで?」を引き延ばさせていただきますね^^
のんびり、菅沼が語るのを待ってください(あいつが?)

かじぺたさんへ 

こんばんは~。
本当にねえ、透子の病み方って、すごくはた迷惑というか、綾斗の精神をも蝕んで行きそうです。
そう、10年前に何かがあったんですね。
綾斗と透子が初めて会った日。
その日から透子は叫び続けてるんでしょうか・・・。
透子の家に同居することになって2年間、ずっとこの叫びを聞いていたのなら、綾斗も本当に気の毒です。

実際はどういう事なのか・・・が、語られるのはもう少し後ですが、「ああ、そうなんだ」と、あっけなく感じてしまうかも。
ありがちなエピソードではあります。
もう少し真実は隠しておきますね。
滝の気持ちで、綾斗の周辺を探ってみてください^^

おお~~、そうなんですか!
かじぺたさんもオリキャラオフ会に!!
もう、大歓迎ですよ。あのイラストなら、どちらもどうぞ持って行ってください。
もともと、お持ち帰りOKですから^^
ああ、たのしみだなあ~~。
期限はないので、ゆっくりと書いてくださいね^^

わ~~い\(≧∀≦)/ 

どうもありがとうございます~~\(≧∀≦)/
実は、もう書いてあるので(^0^;)\
明日の午前0時ちょうどにUPさせていただきますね~!!
いや~~・・・そんな~楽しみだなんてえ~
どうもすみません~~i-201i-201i-201
いやあ~~・・・
結局、私って
limeさんのイラストが無いと何にも書けないみたいです(^∀^;)\エヘヘ

かじぺたさんへ 

おお~、もう描きあがってるんですね。
明日、楽しみに読ませてもらいます~。
こちらこそ、イラストを活用してくださって感激です。
12時間かけた甲斐があった!(え、そんなにかかってるようにはみえない?)

NoTitle 

こんにちは。^^
心配してくれてる感が滝先生からは伝わってくるんでしょうね。
どんだけ肉親の愛に飢えてるんだろうか・・。
だからこそ、そのあたりには敏感になったのかな。

深そうな闇が漂いましたですね。

ほっとする引越しが楽しみです。^^ノノ

マダム猫柳 さんへ 

マダム、こんばんは~。

今回も、ドンヨリ重めの回でごめんなさい><
いろんな問題を抱えていそうな綾斗には、ちょっと子供っぽいけどじっと自分を見つめてくれる滝先生が、なんとなく温かい存在に見えるのかもしれませんね。
滝先生くらいしかいないなんて、どんだけ愛に飢えてるんだか^^;

次回は、今までに比べたらひょっと外の空気が吸えて、ほっとするかもです。
つかの間……ですが><

いつもありがとうございます^^

NoTitle 

まあ、毎回ドンヨリはしてますよね。
この作品に光があるのか?
・・・ということを注目してみていますけど、意外に救われている展開がおおいのも特徴ですね。

遅ればせながら~ 

でた~、すがぬま~!!!!!
いや、今回はこの一言に尽きます。待っていました、すがぬま~のディープな絡みを……このまままさかの通りすがり並みの登場だったらどうしようとちょっと心配していたのですが(どこを心配?)、ばっちり絡んでくれて、お話的にはわくわく。あ、わくわくってのは変な表現ですね。
透子と綾斗の間にあった出来事、何だかこのすがぬま~が(1回やったら「すが」まで打ち込んだらTabキーで「すがぬま~」になる^^;)知っていることが気持ち悪いけれど、それが物語的には実に美味しいですよね。うんうん。
limeさんがどこまで気持ち悪いやつを書いてくださるのか、楽しみにしております(え、そこ?)。

オオカミ少年じゃないけれど、世の中の出来事って、特異なことが繰り返されちゃうと「またか」ってことになってしまう。「またか」の中にとんでもない1ケース(本当にオオカミが来るとか、オオカミよりもっと悪いものが裏に潜んでいるとか)が潜んでいても気が付かない……
教師たちもそんなギリギリのところで仕事をしているんですよね。きっと始めのころはみんなとても情熱的だったんだと思うし……でも事件が起こったら、あれこれ叩かれて……大変ですよね。この学校の先生たちにもある意味過酷なできごとが起こるのかしら。 

LandM 

あまり明るい展開にはならないですね、今のところ。
私自身が、明るくてハッピーな話を、あまり読みたいと思わないので^^;
でも読後感はいいものを目指します。

大海彩洋さんへ 

おはようございます!
はい、やっと登場です、菅沼^^ 大海さんに待っていてもらえてすごく嬉しいです。
菅沼は、「は? なんで?」って言いそうですが(笑)
私も、下書き段階ではもっと早くに登場させたつもりだったのに、いつまでも出てこないんで慌てていました。
(どんだけ期待されてるんだ、こののっぺり学生)
この男、本当にいやらしいほどこの家の事情に詳しいんですよ。
綾斗がこの家に来る前から透子とは交流があったようなので、綾斗よりも全体像を把握してるみたいです。
その上で、綾斗をいたぶって遊んでいる……感じです。
じつは、あと2回ぐらいしか出てこない男なんですが、すごく重要な役割をします。(情報の伝達的な)
とにかく嫌味な奴なんだけど、自分の内面は一切出さない分、「え、もしかしてこの男・・・」と、いろいろ匂わせてくれる存在になるかもしれません。
いやあ・・・。嫌味で気持ち悪い男って、書くの楽しいですね^^ 信夫とはまたタイプの違う、嫌な奴です。

この手紙の件は、先生たちの間でいったん保留という形になっちゃいましたね。
これも、この物語を左右するものではないんですが、ちょっとばかり変則的に、キャラたちに絡んで行きます。

こういう手紙の件。大海さんのおっしゃるように、今までの事例に当てはめて行くのは危険かもしれませんよね。
でも、毎回真に受けて大騒ぎするのも、先生たちにとっては徒労ですし。
冗談だった場合。…もしかしたら、そっちの方が、より深い問題を抱えてたりしそうですしね。

このあと、「え、そんな方向?」という形で、この手紙の件の裏事情が発覚します。
物語のスパイスになるといいのですが。

教師という職業も、本当に大変ですよね。
まだ私立のお坊ちゃん高校くらいならマシなのかもしれないけど。
公立の小・中って、本当に気苦労が絶えないんじゃないかなって思います。



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