NOISE 

NOISE 第6話 閉じ込められた声

 ←(オリキャラオフ会)★中編:『そして浦河の牧場へ』   →(いただき物)なゆさんに『ぼく夢』の3人のイラストを戴きました♪
服を2階の自分の部屋ですべて脱ぎ、階段を挟んだ向かい側にあるアトリエのドアをそっと開ける。
北向きのその部屋はひんやりとしていて、綾斗は少しばかり鳥肌を立てた。

この部屋は元々、生前の透子の母親が使っていたアンティーク調の洒落た寝室だったらしいが、数年前美大に入学した透子のひと声で無機質なコンクリートの箱のような部屋に改装されたのだ。
隣室のゲストルームもつぶして一部屋にしたせいで、寒々しいほどの広い空間を有している。
大学の課題に励むようにと願って父親が改装したこの部屋は、体調不良を理由に大学を休学し引きこもっている透子の、唯一の創作の場となった。

しかしながら、学校の教室よりも広いがらんとしたその空間には、完成された作品はひとつとして無かった。
ただあるのは、足元に転がった大小さまざまな土くれの残骸だ。
綾斗をモデルに作り出された塑像たちは、完成形に近づいたところで例外なく無残に砕かれる。
細部まで緻密に表現され、綾斗にしてみれば良くできた作品だと思えるのに、それでも透子はほぼ出来上がると、躊躇う様子もなく土台から引きずり落とし、あるいは金槌を叩き付け、力任せに破壊していく。
まるで何かの決まり事のように。

床に散らばるのはすべて、綾斗の残骸なのだ。
そうやって消えていく透子の時間と労力が惜しいと思うだけで、今ではもう、綾斗はその行為に心を痛めることは無かった。
鈍麻して行ったと言ったほうがいいのかもしれない。
この行為が、満足のいく作品を作れないでいる透子の苛立ちなのだと無理やり思い込もうとした最初の頃の方が、今よりもずっと苦しかった。
そうではない。透子が壊しているのは綾斗なのだと、今では真っ直ぐ受け止めることができる。
その上での鈍麻だ。

「何してるの綾斗。早くそこに立ちなさい」
中央の作業台の上で柔らかい土粘土を捏ねていた透子が、振り返りもせずに綾斗に指示した。
綾斗は裸足のまま、彫像の残骸を踏まぬように部屋の中央に行き、テーブルから少し離れた床の上に、所在なく立った。

幾度となくこうやって塑像のモデルとして使われているにもかかわらず、綾斗は未だに「ただ何も身にまとわずに床に立つ」というだけの作業に慣れることができなかった。
今夜も綾斗は手の置き場をどうすればいいのかを迷いながら、おずおずと透子に視線を送った。
冷ややかな透子の視線が、綾斗の視線とぶつかる。

「手は後ろ。体はこっち。顔は時計の方。私を見ないでって言ってるでしょ」
「ごめん……」
透子の苛立ちと、その奥にある感情の波がびりびりと空気を尖らす。
ここは透子のテリトリーであり、王国であり、透子の指示は絶対なのだ。

始まりの合図もないままに始まった制作の時間。
透子が疲れ果て、その手が止まるまで続く、重苦しい静寂の時間。
裸身を晒すことはもう綾斗には苦痛ではなかった。
ただこの長い長い静寂の合間に、ねえ、透子。これは復讐なんだよね と、本心を訊くことが出来ないこの距離が、綾斗には辛かった。

                   ◇

滝が常任講師になって三日が過ぎた。
2学期の半ばという中途半端な時期ではあったが、次々と予定外の引継ぎがなされ、滝の仕事はにわかに忙しくなっていった。
早々と来年度の雇用の話も決まり、そしてその流れでもあるかのように、何の打診もなくいきなり本日付で、女子軟式テニス部の副顧問を任命された。

テニスなど自己流でしかやったことのない滝には不安もあったが、テニス部の女子はいずれも元気な子たちで、滝を温かく迎えてくれた。
けれど元気すぎる女子高生には要注意だ。就任後早くも昼休みの歓迎乱打に付き合わされ、ヘトヘトのまま午後の授業に向かう羽目となってしまった。

この日の5時間目の予定は1年2組。
はじめての、綾斗のクラスの授業だった。
綾斗は最初こそ教壇に立った滝の顔を見て気まずそうな表情をしたものの、そのあとは「お前なんか知らない」オーラ全開で、目を合わそうともしない。

残念ながら、そんな態度を取られると、構ってしまいたくなるのが大人げない人間の性だ。
演習の年号穴埋め問題を、素知らぬ顔で2回ほど指名などしてみた。
当てられて立ったはいいが答えることができず、チラリと恨めしそうに見てくる綾斗の視線が少しばかり愉快で、はじめての1年2組の授業も気分よく終えることができた。

女生徒の割合が多いせいか、生徒たちはどのクラスも皆真面目で穏やかだ。
本当に転職して良かったのかという疑問も、教師などという職に馴染めるのかどうかという不安も、少しずつ薄らいでいった。

この日の授業をすべて終え、滝がのんびりと職員室に戻ると、マナーモードにしていた携帯に着信が入っていた。
警察からだ。
また同じことを訊かれるのかとうんざりしながら携帯を掴んで玄関から外に出る。
私用の電話を職員室で掛ける度胸はまだなかった。

グラウンド横で折り返しかけた電話の内容は、やはり滝の前にロッカーの前に立っていた少年の事だった。
人相なり、もう少し詳しく聞きたいので、署まで来てもらえないかという要請だ。
遺棄致死事件ではないのに熱心に犯人を捜す姿勢は、とても喜ばしい事だったが、やはり滝は綾斗の事を話すのを躊躇った。
綾斗の言葉を100%信じてはいないくせに、あの少年が嘘をついているようには、どうしても思えなかったのだ。
この矛盾を、自分の中で探ってみたかった。
警察に知らせるのはいつでもできる。
「時間が取れ次第また伺います」と返事をし、滝はふたたび職員用玄関へ回り、下足箱の蓋を開けた。

上履きを取り出す手が止まる。
その上履きの上に、ちょこんと白い封筒が乗っていたのだ。さっきまではもちろんそんなものは入っていなかった。
怪訝に思いながらも滝はその封筒を手に取り、中に入っていた白い紙を引っ張り出した。
B5サイズのその紙には、印字されたゴシックの文字がほんの2行並んでいた。

『助けてください。もう辛いんです。生きていくのが。
早く僕を見つけてください。手遅れになる前に』

滝はじっとその短いメッセージを凝視した。
何度もその無機質な印字を目で追い、顔を上げて辺りを見回した後もう一度紙面に視線をもどし、やがて眉間にしわを寄せる。

自分自身の中でじわじわと沸き立ってくる恐れに似た感覚に困惑しながら、滝はその封筒を手に、ゆっくり職員室へ戻って行った。



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~ Comment ~

あ、一番乗り? 

こんにちは。

おお〜、予想のさらに上をいくエキセントリックぶりですね、透子ったら。しかも、作るのは綾斗の彫像だけ。うわ。「復讐」って、何があったんだろう。いずれにしても並ならぬ愛憎を感じますけれど、小市民としては、こういう人と同居していなくてよかったかも。

そして、滝先生は、少しめんどうくさいことになりましたね。
自分に対する警察のイヤな感じを晴らすためには、綾斗のことをいわなくてはならないし、こうやって引き延ばせば引き延ばすほど、次回はもっと勘ぐられそう。

そして、この封筒は、誰なんだろう。
何か起こりそうですね。

NoTitle 

こんにちは。
復讐・・・。愛憎・・・何。透子ったら、何がどうなって、何をどうしたいのかしら。解決できないことなのかしら。
滝先生も学校自体には多少慣れてきたみたいね。^^
だけど、警察、綾斗、また、この封筒。全く関係無いのか、全てが絡んでくるのか・・。
大阪のおばちゃんドキドキよ。^^ノ

八少女 夕さんへ 

おはようございます。
一番乗りありがとうございます^^

さて、透子の台頭です。
でも書けば書くほどよく分からない人間ですよね、透子。
全部内面を知ってるはずの作者でも、この人の病み具合には手を焼いています。
探り探り生きている綾斗には本当にお気の毒・・・。
でも少なからず綾斗は、透子の行動の原因となるものは分かっているようです。→でも語らない><
復讐というのが何を意味するのか、何に起因するのかは、後でじわっと見えてくるはずです。
そうそう>< 透子、こういう人とはなるべく関わりたくないですよね。(たとえすごい芸術家でも)

滝先生、少し学校にも慣れてきたみたいですが、やっぱりあの事件からは、あっさり解放されないですね。
発見した人ってまるで罪は無いけど、唯一の手がかりですもんね。
まあ、警察も暇ではないので、そこまで強引に引き止めはしないでしょうが・・・。滝にしたら煩わしいですよね。
滝センセ、綾斗を売るか??

そして唐突に出てきたこの封筒。
少しばかり事態をややこしくさせて来るかもしれません。
何か起こるのか、それともそう見せかけるひっかけなのか、その辺も注目してくださると嬉しいです。



マダム猫柳さんへ 

マダムおはようございます^^

さて、いちばんわからんちんな女、透子です。
綾斗の視点なんだけど、綾斗自身がまだ分からないことだらけのようで、まったくこの回、何も説明できていませんよね。
さぐりさぐり、綾斗と一緒に透子を見つめるだけで。

でもそうなんです、この復讐のいうワードはけっこうキーポイントになってくるはずです。
綾斗と透子が出会った日(10年前)。このあたり、少し気に留めていてくださると、ある時ふっとからくりが見えるかもしれません。(綾斗にしゃべらせたら早いんだけどw)

滝のほうは、少し仕事に慣れて、女子高生にもちやほやされて(笑)おまけに綾斗をいびって遊んでいますが^^;
警察からはやっぱりいろいろ聞き込みされて、ウザったい日々のようです。
警察に綾斗の事、話しちゃうのかな・・・?
そして唐突に湧いて出た、ある意味SOSなこの手紙。どんなふうに絡むのか、絡まないのか。
わあい、ドキドキして読んでくださったら、がんばりがいがあります^^同じく大阪から発信しますよ~^^

NoTitle 

そこから攻めてきますか。

ここらへんから物語が大きく動くんだろうなあ。

楽しみにしてます(^^)

綾斗くんと透子さん、ズブズブな共依存関係だなあ……「依存症は家族としての病」ってほんとだなあ、と、吾妻ひでお先生の傑作漫画「アル中病棟」を思いだす今日。

こんにちは~。 

透子と綾斗、不思議な関係です。
そして全く意味を成さないようにみえる透子の創作活動。
復習って何なんだろう?疑問ばかりが湧いてきます。
このアトリエには出口が見えません。limeさんはどのように収拾するつもり?
いつものように展開を待たなくては・・・。
一方、滝は呑気に教師生活を送っている様子。警察は厄介みたいだけど。これもやつらの仕事だし。ある意味仕事熱心ともいえるし。
そこへこの手紙、だれから?なんでこの内容?
色々なシチュエーションが想像できて謎は深まるばかりです。
困った・・・。

ポール・ブリッツさんへ 

こんな方向からも、ちょっと攻めて動きをだしてみました。

いや・・・でも>< 全然大きな展開になったりしないんです。
この物語自体、すごく閉じた世界の話なので、めちゃくちゃ地味なんです。
すごくキャラの内面へ内面へ向かうお話なので、本当に地味ですが、退屈させないように頑張ります。

うん、そうなんですよ。綾斗と透子、ずぶずぶです。
そして、ああ、そうなのかも。究極の依存なのかもしれませんね。
血のつながりって本当にややこしい><

吾妻ひでおの漫画って、小学生の頃よく読んでいました^^
結構ブラックなギャグマンガが多かったけど、なぜか記憶にいろいろ残ってるんです。
その漫画は、なんか興味深いけど、読むのが怖そう・・・。

そういえば、殺人事件って家族間が一番多いらしいですね。
依存って・・・こわいな。


山西 サキ さんへ 

サキさん、こんばんは^^

透子と綾斗、この6話でますます関係性が分からなくなっちゃったかもしれませんね。
なにしろ透子が少し壊れてしまってるから><(でも、いちおう正気ではあるんです)
いくら芸術家は変わり者が多いとはいえ、透子の創作は無意味だし、ある意味暴力的ですよね。
綾斗の立場だったら、我慢できないかも・・・。
でも、綾斗は復讐なのかもしれないと思って、ひたすら透子の言いなりになってます。
この二人の過去に、何かがあったんだと思うんですが・・・。
綾斗がそれを語るまでに、サキさん、いろいろ推測してみてください^^(って、面倒くさいですね、それ)

ああ、ほんとうだ。このアトリエには出口が見えません。
何処に向かうのかも、分からない情事。
もうしばらくしたら、透子の過去がみえてくるかもしれません。待っててくださいね^^(そういえば、菅沼君が出てこないな・・・)

そして、滝。こっちはけっこう順調に高校ライフを送っていますよね。女子高生にちょっと人気が出て、内心まんざらでもないのかな^^(決してイケメンではないのですが)

そうそう。警察からの協力要請は面倒くさいけど、今のところ犯人扱いされているわけではないので、気は楽だと思います。
面倒くさいけど、警察も頑張ってるみたいだし。
ただ、綾斗の事を信用できずに警察にばらしちゃったり……しなければいいんですが。

そして、またややこしい手紙が。
SOSのような内容ですが。これがまた滝先生を悩ませます。
新米先生、張り切り過ぎなきゃいいけど。
いったい誰からの手紙なのか・・・とか、いろいろ想像してくださるとうれしいです^^
ああ~、でもサキさんを困らせているみたいだし>< 

さら~っと、気楽に読み進めて行ってくださいね^^(どっちだ)

NoTitle 

・・・。
・・・・・。
・・・・・・・・。
メッセージは残すためにある。
・・・というのを教えてくれる小説ですね。
誰かが読むから手紙であり、メッセージなのですね。
(;一_一)

NoTitle 

うあ。透子は心を閉じてものつくりと破壊に何かを表現しているのでしょうか。
綾斗がそれに付き合っているのは、相当の事情があるのですね。
綾斗も心を閉じている・・・?

センセの方もいろいろ葛藤がありますね。
警察からは急かされるのかもしれませんが、まだまだ考えて整理する時間をとった方が良いかもね。

物語は動いていきますね。追ってまいります^^

NoTitle 

「完成形に近づいたところで例外なく無残に砕かれる」
どうしてそんな事を……と思ったら、
なるほど、綾斗が考え出した結論では復讐の為だと思っているんですね。

透子本人からしたら、別の意味があるのかもしれませんが、
確かに完成間近で壊されたり、こういう事を命令されたりしたら、
復讐の為だと思っても仕方ないですもんね(><)
それにしても、復讐だとしても、なんでこんな事をやり始めたんでしょうね?

転職してから不安だったようですが、
滝も滝で段々と学校での教職に、
慣れていっているようで何よりですね(´∀`)

でも、また警察から連絡があったり、
最後の方の白い封筒に入っていた紙の内容……。
「早く僕を見つけてください。手遅れになる前に」
手遅れになる前にというと、自殺を……?
まだまだ、滝の大変な日々も続きそうですねー。

LandM さんへ 

この手紙に関して言えば、伝えて来たことはいいことだとしても、
内容が伝わらないので混乱しますよね。

ちゃんと言葉で伝えないメッセージも、要点を書かない手紙のメッセージも、ほんと、困りものです。

けいさんへ 

透子の創作って、本当に分からないですよね。
壊すための創造なんだったら、本当に無意味だし、綾斗にしてみれば苦痛以外の何物でもないし。
もしや、苦痛を強いるための作業? 復讐? と、綾斗が思ってしまうのも無理はないかなあ。

この二人、10年前に一度会ってるんです。
そして再会したのが綾斗の父親が死んだ2年前。
初めてであった10年前に何かがあったんですね、きっと。

滝せんせのほうは、仕事は順調のようだけど、まだ警察からは「ちゃんと協力しろ」と圧力が・・・。(でも、仕事熱心で良い警察です^^)
でも綾斗の事には慎重になってほしいもんです。
まずは、綾斗の能力が本物かどうかを探らなきゃね。

物語はまた、この手紙によって脇道に逸れそうですが、大丈夫、逸れません。
綾斗と滝の物語が、動き出します^^

ツバサさんへ 

おはようございます^^

そうなんですよ。この無情で意味不明な透子の創造と破壊を見ながら、綾斗は「復讐?」と思ってしまう訳なんですが。
それは綾斗が勝手に想像しているにすぎませんよね。
一緒に住んでいながら、その核心の部分には触れられずにいる、微妙な関係なのかも。

そして、そうなんです、透子が本当に復讐や当てつけでこんなことをしているのかは、透子が語るまで分からないですよね。
第3話で、透子視点で少し書いてはいますが、ちょっとラリッテるので(笑)まだよく分からないし。

そもそも、「復讐」されるようなことを綾斗が過去にやったのかどうかも、まだこの時点では分からないですもんね(すみません)
あるとすれば、二人が初めて出会った10年前。綾斗は5歳でした。何があったのか…じわじわ行きますね。

そうそう、滝の方は、仕事は順調のようです。
生意気に無視する綾斗をからかう余裕もあるみたいだし^^

でも、ちょっと嫌な感じの手紙がよりによって滝の下駄箱に。
これはちょっとあれですね、自殺をほのめかすような内容にも取れます。
滝先生、悩む>< イタズラだったらいいんだけど・・・。
次回、滝の取った行動がメインになります^^

ふむ 

うちの従弟が陶芸をやっていた時、作っては壊していました。他の人から見たらなかなかいいじゃん、と思っても、何が気に入らないのか……え~芸術家みたい~とみんなにおちょくられていました。今思ったら、その作った作品が気に入らないとかいうんじゃなくて、何か持っていきようのない青春の熱、みたいなものだったのかしら? 
透子はもっと芸術的な背景があってのことと思うけれど、どうすることもできない心を抱えていると、こういう破壊行動を取りたくなるものかもしれませんね。そこに綾斗への複雑な感情があれば、さらに行為はエスカレートするものかも。病的と言えばそうだけれど、何かその時の、その年齢の、逆らいきれない感情、熱情があるのですね~
そこから彼女が抜け出せるのかどうか、見つめていきたいと思います。
綾斗は何だか達観しちゃっていますが、というのか、どうしようもなくなっちゃってる感じなので、これからどこへ行きつくのか、まるで傍観者みたいに渦の真ん中から見ちゃってますね。でも、本当はどこかに叫びだしたい何かを抱えているのですね。声が聞こえる分、自分の声には耳をふさぐ、のかな。

さてと、滝先生、その手紙放置して誰かに何かが起こったら、後から大問題になってマスコミに叩かれますね。でも、この手紙、少し悪意も感じられるのですけれど、なぜかしら。純粋な誰かの叫びならまだ解決方法はあると思うのですけれど。
少し物事が動き始める気配、この先を楽しみにしております。

大海彩洋さんへ 

ああ~、そうなんですね。陶芸をされていた従弟の方もきっといろんな想いで壊されてたんでしょうね。
本当に、自分の思うものが出来ないという苛立ちもあるかもしれないけど、その破壊がどこかストレスのはけ口になっているという人もいるようです。
実際、「ストレス発散のために割るための陶器」というものもあるそうです(笑)
さあ、透子は一体どうなんでしょうね。ここでは綾斗の推測だけで綴られていますから、もしかしたらまた違った感情が流れているのかも。

いやあ、それにしても、この大海さんのコメは、ことごとく核心に触れていて、私などどう誤魔化そうかといろいろ焦っているのですが。
今回のお話は謎もトリックもないお話なので、たとえば過去に有った事柄が明確になれば、自然とそれぞれの内面が見えてきてしまう構造になっています。
(だから、その過去話を誰もしないという、姑息な手法……(笑))

でも、綾斗の「達観せざるを得ない状況」で、冷静に周りを見ている様子とか、「本当はどこかに叫びだしたい何かを抱えている」感じをすでに読み取ってしまってる大海さんがこわい~><
冷めている感じの綾斗ですが、本当の姿を見せるのは誰の前でかな・・・。

そしてこの手紙についても、すごく読み取られてしまってて、タジタジです。
この手紙の存在は、物語の一部分を動かす役目を担っているだけで、中心部分に触れるものではないと思います。
次回の第7話で、「そういうことか」と、気づいてもらえるかな^^

特に大きな波があるわけではないですが(たぶん)、またじわじわお付き合いください。・・・あれ、おかしいな。菅沼君が出てこない。まだ先だっけ?

滝さん、頑張れ。 

こんにちは、お久しぶりです (*^_^*) 
お話が随分と進んでいて、わくわくしながら読みました。
滝さんが、周りに振り回されつつも、まあ何とか一日を終えていく姿は、共感出来るようで微笑ましいというか、頑張れって応援したくなる人物ですね。
いよいよ次回は、お話が大きく動き出すのかしら?

綾斗と透子、そして、菅沼とまだ見ぬ手紙の差出人。

『秘密』を完読したばかりの私は、この人達の秘密を覗いていいのかと少しばかり思ってしまいます。
新米先生の滝は、どう動く? 
綾斗には、聞こえている”声”なのか?
次回の手紙の秘密が、楽しみです。

HIROKO さんへ 

HIROKOさん、こんにちは~^^
つづきを読んでくださってありがとうございます。

滝センセ、何とか頑張っているようです。
女子生徒に気に入られたらきっと教師生活も安泰ですよね^^
(鼻の下延ばさなきゃいいけど。でもさっこんのJKは怖いかな)
滝のパートはけっこう穏やかで明るめではあるんですが、今回はちょっと不穏な手紙が舞い込んで来ました。
この手紙。小物なのか、大物なのかも見ていてくださいませ。

そして透子と綾斗の場面は、毎回ちょっと重苦しいものになっていきます。
きっとこんな関係になるまでには、何かあったのだと思うのですが、その辺を想像しながら読んで行ってくださいませ(早く教えろって突っ込んでくださいw)
菅沼君、なかなか出て来ませんね>< あれ? どこで出る予定だったっけ・・・汗

そして、なんと「秘密」を?? 清水さんのですよね?
わーーーーい、うれしいです。
この二人の秘密を覗き見るのはちょっと・・・危険かも。透子はそれこそ、そんなことされたら生きていけないかな?
(あ、死なないと覗けないんでした)

HIROKOさんの方にもまた、お邪魔しますね^^


NoTitle 

透子と綾斗の関係もとってもきになるけれど、
滝先生にきたヘルプの手紙が気になる!!!

limeさんの話、毎回思ってもいない方向へ
発展していくので、ハラハラドキドキワクワクしてしまいます。

楽しみです~♪

海青藍花 さんへ 

こんばんは~^^

また一つ、妙な感じの手紙が舞い込んで来ました。
透子たちの方は、何だかすぐには解決しない問題がありそうですが、こちらはどうでしょう・・・。

ハラハラしてくださいってありがとうございます。
退屈の無いように、いろいろ展開させていますが、
もしかしたら、そのうちのどれかは、肩すかしのダミーかもしれません^^

ハラハラしながらも、緩い気持ちで読んで行ってくださいませ(どっち??)

謎が!! 

先日読んだ小説に、絵のモデルをやっているという女の子が出てきました。
ほんとにそんなバイトやってるのか? と疑いも持っていたキャラの前で、彼女はすっとそのポーズを取ってみせる。うん、これは慣れてる、本当だな、とキャラも納得。
そのシーンを思い出してしまいました。

一糸まとわずただ立つ。
そんなの、そんなことをしたことのない人間にはできませんよね。
limeさんはモデルを使って絵を描かれたことってあるんでしょ?
学校では授業としてやるんでしたっけ。学校にもよるのかな。

滝さんはかまいたがりなのですね。
「かまってちゃん」はよく聞きますが、「かまいたい、ちゃん」かぁ(^^♪

この手紙はなんだ?
綾斗くんではない気もしますが、果たして?

あかねさんへ 

絵のモデルのバイトって確かにありますよね
美術モデルって言って、そういう専門の事務所に依頼して、来てもらうんです。
高校生くらいから受け付けているそうですが、もちろん全裸モデルもあるそうです。

そうそう、絵画系の美大では授業でヌードデッサンもあるようですね。
私はビジュアルデザインコースだったので絵は描かなかったけど、趣味でモデルさんを雇って描いたことはあります。(ヌードは高いので無理でした)ものすごく時給が高くていいバイトらしいですよ。(でも熟練が必要みたい)

とはいえ・・・。

この綾斗の場合は仕事でも何でもないですもんね。それもなにか愛憎が感じられる関係性で、逆らえない雰囲気。
そのなかで命令されて全裸を晒して、その作品は砕かれてしまう。 私ならなんかもう立ち直れ無さそう^^;
拒むことをしない綾斗の胸の内を、このあと少しずつ晒していきます。

そうそうそう。滝さんはかまいたがりなんです!! いいことをおっしゃった(笑)
気になる子にはちょっかい出しちゃう系だったのかも。
なんか、綾斗の反応が面白いんでしょうね「くそう。無視しやがって」みたいなガキっぽさもちらほら。

そして、唐突に出てきた手紙。滝の下駄箱に入っていたのがなんとも・・・。
綾斗のでは、ないのかな?? その辺も次回から、探って行きたいと思います^^

FC2のぐあいはどうですか? けっこう不具合が多いみたいですね。
でもやっぱりFC2以外では考えられないので、頑張って整備してほしいもんです><


こんばんは~(^0^*)ノ 

遅くなっちゃって、ごめんなさいm(;m;)m
なんで、こう時間の使い方がへたくそなのか・・・
困ったもんです(´Д`;)

困ったといえば、透子・・・・・
困った子ですね~~~・・・・・
完成直前まで作って壊してしまうのは
完成してしまったら、
何かが終わってしまう。って云うおそれなんでしょうか?
そして、復讐されてると思ってる綾斗・・・・・

まだまだ幼い二人の心の中には
いったい、どんな魔物が巣食ってしまったのか・・・
そして、意外にSっ気のある(笑)滝先生は
魔物を見つけて追い出すことが出来るのか??

印字されたSOSの紙片・・・・・・・
物語は、どういった方向に進んでいくんでしょうか??

とりあえず・・・・・・・
次の回を読みに行きま~~~す(´▽`*)ゞ

かじぺたさんへ 

おはようございます。
いえいえ、かじぺたさん、本当にコメはいつでもいいんですよ^^
今回は読むだけ~でも全然かまわないので、お時間のある時に、お気軽にきてください
とはいえ、一行でもコメがあったらやっぱりうれしいもんで^^

そうなんです。本当に透子は困ったもんで。一言でいうと我が儘なんでしょうね(言い切った・笑)
綾斗がどんな思いでいるかとか、思い至らないのか、それともわざとやってるのか。
でも心をどこか病んでもいるみたいだし、無暗に触れない感じで、……厄介なひとです。
2人の間には何かがあったようなんですが、どうせ後で出て来るし、今は滝せんせの目線で追いかけてみてくださいね^^

そうそう、幼いと言えば、滝もまたちょっとガキっぽさの残る30歳ですね^^;
綾斗にはSっ気全開だし。
こんな新米先生に、綾斗が救えるのかなあ…不安。

そして、滝に届けられたSOSの文章。
ここからまたちょっとお話が動くかもしれません。

次話はもうUPされていますが、週一更新なので、のんびり遊びにきてくださいね^^

NoTitle 

3話からここまで読みましたー。
ちょっと来なかった間にいっぱい更新されてたΣ(゚Д゚)
透子さんは大分壊れてますね……過去に一体なにがあったんだ…。
せっかくの美人さんなんだからもっと表に出れば幸せが待ってそうなのに……。むしろ美人だからなにか辛いことにあったのかなぁ…。

綾斗くんもそんな透子さんに影響受ける思春期って、人生に影を落とさないか心配です(-_-;)

そしてSOSの手紙!新たな謎が出てきましたね。limeさんのお話は本当飽きさせませんね♪続きどうなるかわくわくです((o(´∀`)o))ワクワク
また読みにきます♪

たおるさんへ 

一気に6話まで、ありがとうございました!
そうなんですよね、透子の壊れ方はひどい・・・><
そうそう。こんな美人さんなんだから、気持ちを切り替えたらきっと幸せな人生を送れるはずなのに。
一体、何があったんでしょうね。

ここで一番苦しいのは、綾斗かな><
透子の奇行を全部身に受けてしまってるし。
頑張れ…としか、今はいえませんね(涙)

そして学校の方でもSOSの手紙。ややこしい事にならなきゃいいんですが。。。(だって中編のつもりだから><)

またお時間がありましたら、読みに来てやってください^^ ゆっくり更新します~)
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