NOISE 

NOISE 第2話 変わらない朝

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東向きの窓から入る朝日の眩しさで、綾斗は目を覚ました。
7時25分。かなり寝過ごした。

制服に着替え1階のリビングに降りていくと、テレビと暖房が付けられていて、ソファーの中で毛布にくるまった透子(とおこ)が眠っていた。
白い肩と胸元が露わになっている。
シャワーを浴びたまま、下着も付けずに毛布にくるまったのだろう。
また強めの眠剤を飲んだのに違いない。綾斗は心の中でため息をつく。

起こそうかどうか迷った後、綾斗は隣にあるウォークインクローゼットから厚手のブランケットを持ってきて、その肩に掛け添えてやった。
昨日もあのあとクスリに頼るまで、この人はずっと2階のアトリエですごしたのだろうか。
その寝顔を見ながら思った。
けれど綾斗はそんな透子にクスリをやめろと言う事も、ちゃんと医者に行けと言うこともしなかった。
出来なかった。
多分自分に出来ることは、せめて透子がこれ以上壊れないように、ここで見ていることだけなのだと感じていたから。

神田透子は美大を休学中の22歳。綾斗の父方の従姉にあたる。
綾斗がここに来たのはちょうど2年前。
父親が運転中の事故で他界してしまってから、綾斗は透子の父親、つまりこの伯父の家で生活することになった。
伯父の神田政隆は、14歳の綾斗に微笑みながらこう言った。
「私は君の未成年代理人となって君のお父さんの財産を預かっている。君の養育費は全て本来君が受け取るはずのものだし、君は衣食住すべてにおいて、何の気兼ねもいらないからね」

政隆らしい配慮だなと、14歳の綾斗は少し冷めた思いで冷静に聞いていた。
悪い人ではない。
大手商社に勤め、1年のうち数回しかこの自宅に帰らず、子供の事をすべて家政婦と学校に任せている男だが、悪い人ではない。
ただ考え方が即物的で、子供は食糧と教育を与えておけば上手く育つと思っている不思議な人なのだ。

理解できなかったと言えば、他界した綾斗の父親、神田道明はその上を行く。
小さなクラブを経営して、そこそこ羽振りは良かったが猥雑な男で、綾斗にとって嫌悪の対象でしかなかった。
その父親の作り出した資産が自分の当面の養育費になるというのがなんとも皮肉で、やるせなかった。

「どっかでヤッた女にさ、これあんたの子よって、いきなり赤ん坊のお前を渡されてさ。店ん中でだぞ。ぶったまげたね」
あれは綾斗が10歳の時だった。
「エロくてきれいな女だったけどまるっきり覚えてねーの。女はそれっきりどっかに消えちまうし、俺も困っちゃってさ。でもなんちゃら検査ってのを店の子に進められて調べてみたら、99.7%俺の子だって出ちゃってさ。そらもう、捨てられねえじゃん」
酔ったはずみに道明はそんな風に綾斗のルーツを暴露した。
性の事になんとなく興味を持ち始めていた綾斗は、それが自分なのだと絶望のうちに納得した。

綾斗の事はベビーシッターや、時折来る香水臭い女たちが世話してくれたし、もともと寂しいという感覚が希薄なのか、マンションで一人の夜を過ごしても、特に辛いと思ったことは無かった。
他にどんな温かい家庭があるのかを知らなかったことは、逆に幸いだったのかもしれない。
今から2年前。中2の冬に道明が死んでしまった時もどこか他人事で、住む場所が変わるのかとぼんやり思っただけだった。

ただ、透子との再会は特別だった。
あの人だ。あの人と一緒の家に暮らすのだ……と思った時、心臓のあたりが痛くなった。
7歳年上の従姉弟。はじめて会ったのは綾斗が5歳のころで、透子は12歳。
全てが壊れた日だった。

『今日未明、笠宮駅高架下のコインロッカーの中で見つかった赤ん坊は、まだへその緒が付いたままの男児でした』

テレビから聞こえてきたそのレポーターの声にハッとして、綾斗は画面を見た。
『赤ん坊は低体温症の症状がみられましたが命に別状はなく、警察では赤ん坊をコインロッカーに放置した人物を保護責任者遺棄の容疑で捜索しています』

助かったのか。
綾斗は複雑な思いでコーヒーをひと口飲み、テレビのリモコンに手を伸ばした。
『ロッカーの異変に気づき、管理会社に連絡した通行人の男性は、自分より前に声を聞きつけた少年がいたが、いつの間にか居なくなってしまったと証言しており、警察はその少年の行方も同時に追っています』

リモコンでテレビを消し、カバンを肩に掛ける。
もう一度ちらりとソファで眠る透子を確認した後、玄関を出て鍵をかけた。

階段を数段降りたところで綾斗は、門扉のむこうに黒い車が停まっているのに気がついた。
門扉を開けると、そこに居たのはやはり菅沼だった。今まさにドアホンを押そうとしている。
国立大の院生。そして学生の身でありながらBMWを乗り回すお坊ちゃんだ。
どういう訳か透子は病的なほど男嫌いでありながら、この見た目もあか抜けない地味な風貌の院生とは普通に付き合っている。
恋人などではなく、利用しているだけなのだと綾斗は思っていた。
透子は男というものを嫌悪の対象としながらも、自分の美貌をうまく利用しているのだ。

「透子、少し前にやっと眠ったところなんだ。起こさないでやってくれる?」
冷ややかにそう言うと、菅沼は眼鏡の奥の冷たい目でチラリと綾斗を見たが、
「じゃあ、仕方ないね。夜中に電話で散々”今すぐ来い”って呼び出されたんだけどさ。ったく我が儘なお嬢さんだ」と小さくこぼし、あっさりと車に引き返した。

「学校まで送ろうか、お坊ちゃん。清倫高校だろ?」
車のドアを開けながら菅沼はへらりと笑い掛けてきたが、綾斗は無視し、その横を無言ですり抜けて学校へ向かった。

           ◇

まだ新しい、近代的な造りの校舎内を歩きながら、滝はひとつ欠伸をした。
冗談抜きで本当に一睡もできぬまま、私立清倫高校に初出勤することになったのだ。
今朝未明に少年に出会ってからの出来事はたぶん、一生滝の記憶から消えないだろう。

少年の訴えを受け止めたあと滝は半信半疑でロッカーの管理会社に連絡し、鍵を開けてもらったが、中から出てきたのはぴくりとも動かない青ざめた赤ん坊だった。
すぐに救急車を呼び、その後警察で長々と説明を求められた。
けれども『ここを開けろ』と指示されただけの滝にそれ以上の説明のしようもない。
あの少年は、滝があたふたと電話をしている間にどこかへ消えてしまったのだから。

警察にはそこも含め、きっちりと説明したが、反応はイマイチだった。
信じてくれたのかどうか不安になる。
滝がなぜあの時刻にその場所に居たのかに始まり、職業の事まで逐一訊かれ、いったい俺が何をしたっていうんだと喉元まで出かかったが、それはなんとか呑み込んだ。
そもそもあんな怪しげな場所に監視カメラが一台も設置されていなかったことこそ問題だ。
その部分だけは控えめに警察に突いてみたのだが、それについては「近日設置予定だった」の一言でスルーされてしまった。
結局警察署から解放されたのは3時間前。つまり朝の6時だった。

「初出勤前に大変でしたね。そのニュース、私も見たので驚いています。まあ、今日は初日で授業も午後の1時間だけですし、ゆっくり校内でも見て回ってください」
職員室でのあいさつを終えた後、人の良さそうな教頭がそう言って労をねぎらってくれた。
今朝の事は一応校長と教頭の耳には入れておいたのだが、二人とも好人物で、他には漏れないように配慮してくれた。
自分でもよく事態が飲み込めていないことをあれこれ訊かれるのは面倒だったので、有難かった。
滝にしてももちろん赤ん坊が助かってくれたことは嬉しかった。
救命に貢献できたことは喜ばしい事だったが、この事件自体があまりに物悲しく、むやみに話題にする気は起らなかった。

そしてやはり腑に落ちないのはあの、消えてしまった少年の事だ。
『あの衰弱した赤ん坊が、発見された時刻に扉の外まで聞こえるくらいの大声で泣いたとは考えられないんです。声を出せていたとしたら、もっと何時間も前ですよ。本当にその少年は、声を聞いたといっていたんですか?』

若い警官が言ったその言葉がずっと滝の脳裏に張り付いて離れない。
少年が声を聞いたとすればもっと何時間も前であり、少年は何時間もその場所に立っていたことになる。
電車のある時刻ならば高架下を通る人はかなり多いはずだし、滝が来るまでに、もっと早く他の人間に助けを求められたはずだ。

"そんな少年、本当に居たんですか? 嘘をついていませんか?"
そう言いたげな警官の表情を思い出すたび、滝は逃げてしまった少年にムカつきを覚えた。
面倒くさかったのか知らないが、逃げてしまうのはいただけない。
少年の証言が、子を捨てた親の手掛かりにつながるかもしれないというのに。
そもそも、通りがかった人間にすべてを丸投げにして消えてしまうという責任感のなさが気に入らない。

そんなことを悶々と思いながら渡り廊下を別館の方へ歩いていた滝の思考が、一瞬静止した。
パラパラと教室を移動していた生徒の中に、見覚えのある顔を見つけたのだ。
耳を少し隠すほどのサラリとした髪、細身の体型、そして中学生にも見える幼げな顔のくせに、どこか色気を持った、あの印象的な目。

「お前っ!」

手が届くほどの至近距離で少年と目が合い、刹那見つめ合ったが、滝が二の句を継ぐ前に少年はくるりと背を向け、脱兎のように駆け出した。



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~ Comment ~

NoTitle 

こんにちは。
むかついてくる警察の対応。マダムも通報した経験があるので、このあたりの空気が、とてもよく伝わってきました。
少しづつ視野が広がってきて、面白くなってきますね。^^
これからも楽しみにしています。^^

おお!! 

Boy Meets Man!!
出逢いましたねえ~~~!!!
そして、透子とはそういう関係性でしたか・・・
親に問題アリな2人なんですね・・・
ロッカーの中に子供を置き去りにする親も
大いに問題アリだし・・・・・
コインロッカーベイビーは
育っても
閉所恐怖症や暗所恐怖症になりそう・・・・・
親はお金や物だけで子育てするものではないのにね・・・
世の中、そういう親が結構いるのが悲しいですよね・・・・・・

さて、どういうお話になるのかな??
段々、舞台があらわになって来ましたね!!!
続きが楽しみです(^^*)♪

マダム猫柳 さんへ 

マダム~、読んでくださってうれしいです^^
今回は水分長くなっちゃってごめんなさい。

警官って、事件を見て通報しただけなのに、鬼のように調書取って、返してくれませんよね。
窃盗犯を捕まえた知り合いが、深夜5時間も拘束されて根掘り葉掘り聞かれて泣きそうだったとか。
私も、一度紛失物を警察に受け取りに行った時、「本当にあんたの?」的な質問を延々されて、なんか悪い事したみたいな気分に><
仕方ないんですけどね><本当に悪い事する人もいるし。
そんな恨みも・・・あ、いや、そんな経験も込めてみました。

はい、少しずつ綾斗少年や、同居人の事を明かしていきます。
でもなかなか、確信の部分は語られずに進むので、イライラさせないか心配なんですが。
また、もしよかったらお立ち寄りください^^

かじぺたさんへ 

わあ、お出かけ前の忙しいときに、ありがとうございます^^

はい、あっさり出会いました(爆)いけませんね、こんな偶然・・・。(大目に見てください><i-201
この透子の親も、綾斗の親も、正確は真逆だけど、親としては問題ありすぎみたいです。
この従姉弟の二人の間には、まだまだ語られていない秘密がいっぱいあるのですが、・・・なかなか語ってくれません。
こんなんかなあ~と、想像しながらひとつ屋根の下の二人を見ていてやってください^^
そして、コインロッカーの中のものは、生まれたての赤ん坊でした。
この子については、そこまで掘り下げることはないんですが、なんだかいろいろ、殺伐とした雰囲気になってきました。

今回綾斗少年が、わりと強気な頑張り屋なので、そんなに悲しいお話にはなりませんが、健気に頑張る主人公と、それを取り巻く(悩ます)大人たちの関係を、見ていてやってください。
あ、旅行、きをつけて!^^



NoTitle 

うぷぷ。出逢ってしまいましたね。
よりによって、と思ったのはどっちかな。変わらない朝に大変化?

複雑な家庭事情が一つ屋根の下にあるのですね。
少しずつ明らかになるというか、ここ、引くのねlimeさん?

そうか。これは忘れられない出逢いとなりましたね。
そうそう。調書。知ってる~(><)
あの繰り返しは何とかして欲しいです。忙しいんだから。
どうして知ってるかは追求しないでね(-_-;)

さあ、センセは逃げたウサギをどうやって捕まえるのかなあ・・・?

こんばんは。 

おお!凄い人間関係だぁ。綾斗と透子の関係、どういう事情の家庭なのか、今回である程度スッキリしました。
綾斗の屈折した過去もどのように影響してくるのか気になりますが、透子も面白い設定ですね。彼女がどんなふうに動いていくのか、楽しみになってきました。美人みたいだし。でもクスリ?退廃の雰囲気が少し気になります。
綾斗の謎さを知った滝との再会、絶対逃げられない環境に追い込まれましたね。
綾斗、走って逃げてどうするの?

NoTitle 

新しい登場人物が出てきましたね~。
神田透子、綾斗の父方の従姉なんですね。
それにしても、クスリに頼っているというのは、
どうにも穏やかではありませんね|ω・`;)

コインロッカーの中にいたのは赤ちゃんだったんですねΣ(・ω・ノ)ノ
命に別状はないという事で一安心ですが、
警察から事情聴取を受けた滝からしたら大変な日になってしまいましたね。
綾斗は綾斗で勝手に帰ってしまったようですし、
一人で警察を相手にしないといけないというのは大変そうですしね^^;

さて、早速高校で滝と綾斗が再会しましたね~。
滝からしたら色々と聞きたいところでしょうが、
逃げ出してしまいましたが、果たして詳しく事情を聞けるのでしょうか。
続きを待ってますね~。

けいさんへ 

ふふふ。なんという偶然(棒読み)
いやあ、こんな偶然、タブーなんでしょうけど、出会わないと話が始まらないので・・・OKですよね^^
でも、よりによって……と思ったのは絶対綾斗ww
『マジかよ!』って叫んでそうでうです。
綾斗にもちょっと大変な朝になっちゃいましたね。

でも綾斗って、それでなくても面倒な日々を送ってそうなので、滝先生ほどこの出会いを印象深く思ってないかも^^
滝センセは、本当にお気の毒。
警察って、わるいことしてなくたって、なんか悪い事した気分になりますね。
調書取られると、疲れます><

とにかくこれ以上面倒な事に関わりたくない綾斗は、ダッシュです。
(自分は滝に迷惑かけまくってるのに(笑))
滝センセ、逃げたうさぎをちゃんと捕まえられるでしょうか。
(・・・まあ、逃げられないわな^^;)

山西 サキ さんへ 

サキさん、こんばんは。
綾斗と透子の関係を、今回さらっと紹介してみました。
でも、まだまだこの二人には、語られない秘密があるようです。
なぜ透子がこんなに病んでるのか・・・とかが、ちゃんと語られるのは後半になると思いますが、じれったい感じで見てやってください。
透子はすごい美人なんだけど、少し壊れかけた人なので、なかなか近寄り難いかもしれません。
クスリは、法律ギリギリのラインは保てているみたいですが、やばい事に変わりは無く・・・。
健全な方向に向かうのか、こぞってやばい方向に落ちるのか。
その辺も見守ってやってください。

そして、やっぱり綾斗と滝、出会いましたね^^;
校内で逃げてどうすんだよって話ですよ。
しっかりしてるようで、綾斗は妙な部分、ガキんちょです。
次回、とっ捕まりますから。笑ってみててやってください。
(滝と綾斗のシーンは、一番和やかなんですw 他のシーンより)

ツバサさんへ 

こんばんは~。
はい、透子と綾斗は従姉弟なんですが、あまり穏やかな関係ではなさそうなんです。
この二人の問題の核心に触れるのは、まだまだ先なんですが・・・。
透子はね、かなり病んでます。薬も、そこまでハード系には手を出していないんですが、手放せなくなってる様子。
透子と綾斗のシーンは、なかなか重苦しい展開になりそうです。

そうそう、忘れそうになってましたが、コインロッカーの中身は赤ちゃんでした。
綾斗はきっと、面倒な事になるのが嫌で逃げ出したんでしょうが、滝にしてみたら、「なんで俺を一人にするんだ!」って感じでしょうね^^;
深夜の警察での調書って、本当にしんどいでしょうね。気の毒な滝先生・・・。

そして。まるで漫画にありがちの、学校でバッタリ! なシーンになっちゃいましたが(笑)
逃げ出しても校内じゃ逃げきれないし。
次回はあっさり捕まってしまう綾斗と、怒り心頭の滝の会話です。
またよかったら、覗きに来てください^^

ほう 

こんにちは。

透子という美人の従妹さんは、ただの無関係な親戚ではなくて、子供の頃に何か強烈なことがあった人なのですね。その人と同居か。実のパパもすごい人みたいだったし、綾斗が醒めた感じになってしまうのは、例の能力のせいだけではないのかと納得。

そして滝先生。トンズラ少年を見つけて「どうしてくれる」状態ですか。そりゃ、まるで容疑者になりそうな役を押し付けられたみたいなものですからね。
赤ちゃんが助かったのはよかったですが、これからどうなるのかな。

キザな院生も含めて、注目していこうと思います。

八少女 夕 さんへ 

おはようございます。
はい、そうなんです。透子と綾斗の関係は、もしかしたらこのお話の中で一番謎な部分かも知れません。
ただ、最後までちゃんと解き明かすことのできない関係性・・・なのかも。
それにはやっぱり、昔の何かが関わってるようです。・・・すみません、はっきりそれを書くのは、ずいぶん中盤だと思うので、あれこれ想像してみてください。いや、すぐにわかるかな??

そして綾斗の父親、もうほとんど人間失格レベルなんですが。
この境遇で育ったせいか綾斗は結構小さなころから冷めていて、能力にびくびくするほどの余裕も暇もなかったかも。
あの能力は、ウザったい腫物の一つくらいの感覚でしょうか。
繊細すぎる子ではないのですが、なんでもつい自分の中で処理してしまおうとするこの子に、読者様が温かい目をむけてくださると嬉しいな、なんて思いながら書いています。

そうそう(笑)
滝先生。これはやっぱり警察からしたら、「なんかあやしい名、この男」って印象を持たれちゃいますよね。
綾斗を恨むのは当たり前かもw
今は猛烈に頭に来てる滝先生ですが・・・。
この後の二人の変化を、眺めていてやってくださると嬉しいです^^

あ! 顔はイケてないくせに妙にキザな院生にも注目してくださってうれしい。
この兄ちゃんも、結構最後までいろいろ出てきます。
私的に、ものすごく興味深いキャラになりました。
そちらもぜひ、見ててやってください^^

NoTitle 

こんばんは、
一気に読ませていただきました。

登場人物の個性が強い!
綾斗と滝先生との今後の展開も見逃せないわ。

そして透子さんの今後の言動も楽しみにしています。

助かった赤ちゃんも今後なんらかの関わりがあるのかしら?

次も楽しみにしています。

海青藍花 さんへ 

おはようございます。
内容は重いけど、サラッと読める文体を心がけているので、一気に読んだと言ってくださって、うれしいです^^
そして、今回特に、脇役や、過去に死んだ人物も含め、個性が強い気がしますね(笑)
どの人物も癖が強いですよ~、きっと。この脇役の院生も^^

でも、そうなんです。中心は綾斗と滝先生。
よけいな過去のしがらみがない分、さらっと入れるかも・・・。

透子はね、一番重い部分ですが、この従姉のことも、気に掛けてくださるとうれしいです。

赤ん坊の存在も、物語の根底にしっかりあるのですが、お話の中心にはなりません。
でもきっとまた登場してくれると思います。

いつも、お疲れのところ読んでくださって、本当にありがとうございます^^

本能ってのがあるのかな 

母性本能というものの多寡はあるのでしょうが、女性は一般的には「我が子」がいちばん大切ですよね。
だけど、父の場合は……。

障碍のある子と妻を捨てて家出したとか。
母親が子どもを殺したみたいなニュースのときにも、父親はどこでなにをしとんねーん、だったり。
無責任な男、けっこういますよねぇ。

limeさんの描かれるこういうストーリィにも、夫の連れ子を一生懸命育てる二度目の妻、夫は我が子放置だったり。
この綾斗くんの父や伯父みたいな男だったり。

こういう男に較べれば、奈津美さんなんかは罪が軽いと思いますよ。

で、男は女の美貌に弱いですよね。
メンタルの弱い美人に弱い男って、けっこういるようです。

菅沼くんはそんなに単純でもないのかな?
今回、なんだか菅沼くんにも興味を持ちました。

あかねさんへ 

あかねさんに言われて、初めて気が付きました。
そう言えば私の描く父親って、酷いのが多いですよね。
きっと世の中の父親は、子供に愛情をいっぱいそそいでいるとは思うのですが。
どうも・・・事件を起こしたり、愛情に希薄さを感じさせるのは、父親の方が多い気がして。

特に今回の神田家の父親二人は(正反対だけど)酷いですね。特に綾斗の父親は……この後も語られますが、うじ虫より最悪な奴です。ここは徹底しますw

そうですよね、それを思えば、まだ奈津美の悪さは可愛いもんです。
(でも今頃捕まっちゃってるかなあ・・・)

でもなかなか、あかねさんほど人間の内面の醜さを出し切る表現力は、まだないです。
本当にあれは……リアルに怖い。
私はどうも、女をあそこまで書けないです。なんか書きながら自分が弱ってしまいそうで><
嫌な女を書くと、弱っていきません??ストレスたまるし。
湊かなえとか、どうやって執筆してるんだろう・・・。

>今回、なんだか菅沼くんにも興味を持ちました。

おお~、これは嬉しいです。
美人の透子が、なぜか傍にいることを許している、モテない系のインテリ。
顔はイケてないけど自分に自信があって、少しも卑屈でない院生。
私のキャラの中でも、ちょっと異質で、書いていてすごく楽しいです。
この菅沼くんも、ちょこちょこ出てきますので、どうぞ注目していてくださいね。
(好き嫌い、分かれるだろうなあ・・・)

NoTitle 

 こんばんは。
ああっーー 透子… こーゆー少し危なげな女性って 凄く厄介で関わりたくないと思っているのに 
放っておけない魅力があるようで そのようなタイプに惹かれる方 結構いますね。
うん 親かぁ… 人って年を重ねるだけでは 大人になれないのでしょうね。
子供のまま親になったり… 親と言っても 理想的な人物なんて ほんの一握りで でも 子供からすれば 親は無条件で大人で。
なんか 親と子の関係って難しいなぁ。

読み始めました! 

凍える星を読み終わって、
やっと連載中の作品を読みに来ることができました。

最初はよくわからなかったのですが、
特殊な聴覚を持った高校生の綾斗がへその緒のついた赤ちゃんに気付き、
そこに通りかかった転職新米教師の滝がロッカーを開けて助けた、
ということだったんですね。
(と、読み取れますが、地の文で明言されていないので、少年=綾斗と断言してよいかどうかはわかりませんが)

まだ登場人物が出てきたぐらいで話の展開はわからないですが、
今後も更新楽しみにしてますねv-290

ところで、
limeさんは作品を書き上げてから少しずつブログにアップしているのですか?
その都度書きながら連載しているのですか?

ウゾさんへ 

おはようございます。
透子の事、注目してくださってうれしいです。
そう、この透子、この物語の中で一番の問題児かもしれません。
危ういし、自分自身の内面を語ってくれないし、壊れそうなのに、強靭な我が儘を繰り出し、おまけにすこぶる美人。
私の書くキャラには、今までいなかったタイプです。
この綾斗を、ものすごく悩ませる存在なのですが、この透子も、こうなる悲しい事件が有ったようなんです。
そのことについて綾斗が語るのは、後半なんですが、まずはこの二人の奇妙な日々を、覗いてみてください。

ここに出て来る親って、ことごとく酷いですよね。><
コインロッカーベビーについてもそうだし。
それでも自分たちで足掻いて生きて行こうとする子供たちを、見守ってくださるとうれしいです。

廣木涼 さんへ 

こちらの新作を読み始めてくださって、ありがとうございます。
(新作を読んでもらうのはドキドキしますね~)

ちょっとこのあたり、主観ばかりで表現が分かりにくかったかもしれませんよね。
今回の主人公、綾斗は特殊な感覚の持ち主です。
(そう! コインロッカーの前で、滝に「開けて」と言ったのは綾斗です。ここ、視点が滝さんですもんね)
私の作品には、人間にはありえない特殊な能力を持つ人物が、よく出てきます。
「凍える星」のナギもそうでしたよね。
綾斗の能力は、人のSOSを聞きつけてしまうという、ちょっと地味なものですが。

3人称多視点で綴るので、視点の入れ替わりがけっこう頻繁です。
◇で、切り替わりますが、もしも読んでいてわかりにくいところがあったら言ってくださいね^^
まだ初心者レベルなので、訂正するべきところは、しておきたいので、教えてくださるとうれしいです。

このお話は、ミステリーではないので、トリックやどんでん返しはありません。
ミステリーがお好きな方には物足りないかもしれませんが、人間関係や、心の謎を楽しんで頂けるとうれしいです。

あ。そして私の連載の仕方なんですが、
私は一度、すべてのストーリーをノートに下書きし、完結させます。
それを元にPCにデータ化し、データ化しながら推敲していきます。
ブログに新作を更新し始める段階では、最終話までのデータ化が出来ていますので、UPしながら最終の推敲と校正をするだけです。
でも、やっぱりその推敲はしっかりと時間をかけたいし、新たな作品も執筆していかなければならないので、小説の更新はほぼ週1回程度に決めています。
読者さんも、そのほうがゆっくり読めると思って。

のんびり更新ですので、廣木さん、またよかったら続き、読んでみてくださいね^^

NoTitle 

・・・。
今でも赤ん坊をコインロッカーに入れるのがあるんですかねえ。。。
( 一一)

私の仕事からじゃ理解できん思考だ。

まあ、今も昔も同じか。
昔も間引きがありましたからね。
こういうのも必然か。。。

こんにちは 

こちらにコメを忘れていることに今気が付きました。
PCがもう悲鳴を上げていて、焦っている間に時が過ぎて、すみません~

こうして登場人物紹介で挙げられていたキャラたちが揃っていくのって、なんかわくわくしますよね。どんなふうに繋がっていくんだろう、何が始まるんだろうというドキドキ。
こういうの、やっぱり上手な人は上手なんだなぁと、いつもlimeさんの作品の冒頭を読ませていただくたびに思います。今回もそのドキドキが積み重なって行って、とてもいい感じ。
まだまだこれから、なので、今はただ期待をもって続きを待っています。
今度はどんな組み合わせでくるかな、という妙な楽しみ方に嵌っていく私であります(*^_^*)

LandMさんへ 

誰であっても、コインロッカーに赤ん坊を捨てる人間の気持ちは分からないし、分かりたいとも思いませんよね。
でも、そんな事件が何度もあったことは事実で、なんとも哀しい事です。
こんなことは必然であってはならないですよ。
狂ってますから。
今回のお話は、とくにこの赤ん坊の親を探すという趣旨の話ではないんですが、この赤ん坊のエピソードも、どこかで存在意義を発揮してくれるはずです^^

大海彩洋 さんへ 

まだお忙しい時間でしょうに、コメをありがとうございます。
あ、でも遅くなっても全然気にしないでくださいね。物語は逃げませんし、次話のUPもまだまだ先ですし^^
それより大海さんのPCが心配・・・。

まだまだ登場人物の、大まかな紹介だけのページなんですが、ここを退屈させないように読んで頂けるか、とても不安になりますね。ただの説明にはしたくないし。
いかにキャラに興味を持ってもらうか、が、大事ですもんね。
今回はミステリーではないので、そう言う意味での引力が無いかもしれないので、ある意味キャラが命です。
でもこの部分、大海さんに興味を持ってもらえたなら、すっごくうれしいです。

キャラに関心を持ってもらうというのは、難しい事ですよね。
いい子過ぎてもだめだし(よく使っちゃうけど)、憎たらしすぎてもダメだし、哀れすぎてもだめだし、幸せすぎたら反感買うし(笑)
もうこの物語は素直に、「こんな冒頭だったら、自分ならちょっと読んでみたくなるかも」という取っ掛かりで書きはじめました。だからラスト辺りは迷走してしまうかもしれませんが、そんな作者の迷走っぷりも、苦笑しながら見てやってください。
ラスト、きっと「え、そこでいいの?」という着地点になってしまうかもしれませんが・・・温かく見守ってやってください^^(もう、お願いレベルw)

出張、無事終わりましたか? ゆっくり休んでくださいね^^ PCも!



拍手鍵コメNさんへ 

こんばんは~。
第2話も読んでくださって嬉しいです。
綾斗が助けたのは赤ん坊でした。やっぱりこれはちょっと無視できない存在でした。
でも……綾斗には、「いい事した」って喜ぶ感覚は無いみたいです。
それもこの子の性格なんですが、とばっちりの滝先生は大変です。
この後の彼らの関係性、どうぞ見てやってください^^
透子と、菅沼もよろしく^^(面倒な人たちですが)

NoTitle 

二話読みましたー。
綾斗くんは複雑な環境で育っているのですね。そして透子さんもまた不安定のようで……。
菅沼さん、学生なのにBMW乗るとか許せぬ!そのお金の一部を私に寄付していただきたい(おい
透子さんが菅沼さんは大丈夫なのは何が理由があるのかな。利用するにしても甘く見てたらまた男性嫌いになる原因が一つ増えそうです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

そしてついに二人が出会いましたね。
ロッカーの中は赤ちゃんでしたか。赤ちゃんをロッカーに入れる事件ありましたね。。。綾斗くんと滝さんのおかげで一つの命が救われたわけですが。。今後どうなっていくのでしょう。楽しみです((o(´∀`)o))ワクワク

たおるさんへ 

こんばんは!2話も読んでくださって、うれしいです(長くてすみません><)
そうなんです、綾斗の生い立ちもけっこう痛々しい感じですよね。
でもそんなに深刻に自分の環境を悲観する性格じゃないのが、なんとか救いでしょうか。
そして同居人の透子がまた、なんかあやしげな女です。
さらに菅沼がまた、よく分からない男・・・。
そうなんですよ、けっこう資産家のボンボンみたいで、学生のくせにBMw。(たまにいるんですよ、このあたりにも!許せんw)
(中古だったら、ちょっと許す・(笑))
なんで透子は菅沼には気を許すんでしょうかねえ。その答えは、あるような、無いような。本当に最後の方まではっきりしないかも。もうしわけない><

そして・・・コインロッカーの中身は赤ん坊でした。
過去にも何度かありましたよね。本当に、なんで・・・。(鍵をかけるのがまた、意味分からないですよね)
この事件で出会った二人ですから。なかなか強烈にお互いの事を意識していくと思います。
まったく展開が読めないと思いますが、難しい方向にはいかないので、のんびり読んでやってくださると、うれしいです^^
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