残響(KEEP OUT続編3)

残響 第9話 空虚

 ←(イラスト)戯れてくださって感謝です →(雑記)ツッコミ処が多すぎて・・・
早苗がゆっくり開けてくれた襖の先の和室は、まるで冷蔵庫の中のように冷やされていて、お母さん、寒いだろうな、と春樹はボンヤリ思った。

八重はいつものように布団に横たわっている。
小さな木の手桶が横に置いてあるだけで、今までと何の変わりもないように思えた。八重はただそこに眠っているだけなのだ。
けれど鼻をツンと突く防腐剤の匂いがどうにもこの部屋にそぐわない感じがして、春樹は腹立たしかった。
腹を立てる対象も分からぬまま、ゆっくりと八重に近づく。

「本当は声を掛けようかどうか迷ったの。春樹君きっと戸惑ってしまうだろうなって。だけど今母が一番会いたいのは春樹君のような気がしてね。納棺が始まると人の出入りが多くなるから、その前に春樹君を呼びたくて。来てくれてありがとうね」
憔悴した風もなく、いつものように凛とした早苗の声を聞きながら、春樹は布団の横に跪き、その中に横たわる八重を見おろした。

幾分小さくなったように思えたが、穏やかな表情で瞼を閉じている。
春樹がいつも触れていた手は、整えられた布団の中に納まっていて見えなかった。
心筋梗塞だったと、早苗は静かに説明してくれた。
糖尿を煩っていたために無痛性の発作を起こし、早苗が気付いたときにはもう手遅れだったという。

「頬に触れても、いいですか?」
静かに言った春樹の言葉に、早苗は笑って頷いてくれた。
手を伸ばして触れたその頬は、ヒンヤリと冷たく、少しの柔らかさもない。
奇妙で、作り物めいている。
そしてあの温かい溢れんばかりの愛情が、触れた肌から春樹の中に注ぎ込まれることは、もう無かった。
春樹にとって、それこそが「死」だった。
もう八重の愛情に包まれることも、優しく頭を撫でられることも、永遠に無くなってしまったのだ。

「ごめんね。辛いことを思い出させてしまったんじゃ無いかしら」
ボンヤリしていたので、一瞬早苗が何のことを言っているのか分からなかったが、ああ、自分の家族の事かと思い至り、春樹は首を横に振った。

事実、あの日の悲しみがぶり返してくることはなかった。
きっともう平気なんだ。悲しいという感覚はもう過去の物になったんだと、そう思った。
今だってそうなのだ。
苦しいのに。このまま足元から粉々に崩れてしまいそうなほど自分がスカスカなのに、悲しいというのがどういう感覚だったのか思い出せない。
八重がいなくなったということが、どういうことなのか分からない。
ただ、自分は中身のないスカスカな器なのだということしか、分からなかった。きっと自分は人間らしい感情が無くなった欠陥品なのだ。

早苗が静かに自分を見つめ、気遣ってくれているのが辛かった。
母親を亡くして今一番悲しいのは早苗で、そして自分はお悔やみの言葉を言わねばならない立場なのだ。
八重は、自分にとって何の血のつながりもない他人なのだから。
そう自分自身に言い聞かせて、ひとつ息を吸い込む。
「もう、昔の事だし全然平気です。早苗さんこそ辛い時なのに、気を使わせてしまってごめんなさい。でも、知らせてくださって嬉しかったです」

春樹は静かにそう答えると、また少し何か言いたげに視線を投げてきた早苗から目を逸らし、持っていた紙袋の中に手を入れた。
手に触れた物の優しい手触りに、春樹は刹那安堵し、重さを感じないそれを取り出して見つめる。
自然と笑みがこぼれた。

「ほら、早苗さん見て。縁日で見つけたんです。ね? あの時のお面にとっても良く似てるでしょ? お店のおじいさんに譲ってもらったんです。たった一つだけ残ってたんです。見つかったよって、お母さんに見せてあげたくて……。喜んでくれたらいいなって、この2、3日、そればっかり思ってて。
早苗さんに、何やってんのって笑われるかなとか、お母さんに、そんなお面じゃないよ、って言われるんじゃないかとか、心配なんかもしたんだけど。
でも、……結局間に合わなかったですね。お母さん、なんて言ってくれるのか、聞けなかった。もう少し早く見つけてあげればよかった。ずっと探してたのに。
あ、早苗さん。これ、お棺に入れてもらってもいいでしょうか。お花しか入れたらだめなんですか? 僕の家族の時は棺は閉じられたままで何も入れちゃダメって言われたから、その辺の事よくわからなくて……」

遠慮がちにそう訊きながら顔を上げてはじめて、驚いたように目を見開いて春樹の手の中のきつね面をみつめている早苗に気が付いた。
早苗の目が、やがてゆっくりと春樹の視線に合わさる。
春樹もその視線に掴まれて動けず、呼吸もできぬままその赤く、次第に潤んで行く早苗の瞳を見つめていた。

そのうちふっと何かの戒めが解かれたように早苗の手が伸び、座ったままの春樹の頭は強くその胸に引き寄せられた。
余りの突然の事に、春樹は身構えることもできず、ただ小さな子供のように抱き留められるに任せた。
きちんとスーツを着込んでいた早苗の肌が春樹に触れることはなかったが、取り繕うことなく嗚咽を漏らした早苗の感情の波動を、春樹は肌からではなく体全体で受け止めていた。
母を亡くし、一番悲しいはずの早苗がそうやって自分を抱きしめてくれる理由をボンヤリと思い、そして自分は今、彼女に何と声を掛けてあげれば良いのか、考えを巡らせた。
けれど、答えが見つからない。
答えがあるとも思えなかった。ただ抱きしめられている、そのことに今は身をゆだねていたいと思った。

「ごめんね、びっくりさせちゃったね。何だかもう…春樹君があんまり優しいから…。幸せもんだなあ、母は。死んじゃったけど、嫉妬するくらい母は幸せもんよ。なんか悲しいのに嬉しくって感情セーブできなくなっちゃった。ごめんなさいね。
お面、本当に嬉しいわ。絶対にお棺に入れてあげるから。母は絶対あっちでずっとそれを抱いてると思う」
ひとしきり号泣したあと、体を離して照れたように笑う早苗を、春樹は可愛らしい人だと思った。
触れてもいないのに、早苗から伝わる波動が春樹を包み込んでくれる。
八重と同じ血を持つから。
それとも人とは本来、こんなに優しくて温かいものに満ちているのだろうか。

「だけど、早苗さん」
「え? 何?」
きつね面を微笑みながら見ていた早苗が、振り返る。
「お母さんが会いたいのは光彦さんです。僕じゃないです」

しばらく驚いたような目で春樹を見ていた早苗は、泣き出すのではないかと思える表情で、静かに笑い出した。
「なんで? もしかして、そんなこと気にしてたの? どうして? 春樹君に会ってからの母が、どんなに幸せそうだったか、分かるでしょ?」
早苗は座ったまま体をこちらに向け、じっと春樹の目を覗き込むように見つめてきた。
逃げ場は無く、目を逸らす事もできずに春樹もまた、早苗の目を見つめ返す。

「この半年、母の認知症は急速に進んで、私のことはおろか自分のことも時々分からなくなってね。夜中、子供のように突然泣き出したり、光彦を捜して外に飛び出したり。母も不憫だったけど、私もちょっと正直参ってたの。
それが……そんな母が、春樹君と出会ってからは本当に幸せそうだったのよ。実際母の中で、ずっと光彦の喪失は受け入れられてなかったのね。それが、こんな形で認知症になった今、出てきてしまったんだと思う。その空洞を、春樹君が埋めてくれたのよ。
春樹君は、母の中でもう一度光彦を生き返らせてくれたの。母の中で、時間を共有してくれたの」
「共有…」
「そうよ」
早苗は、ふふと笑った。
「不思議だなあって思ってたのよ。春樹君って、もしかして本当に光彦なんじゃないかって思ったのよ? 私まで。母のことを躊躇い無くお母さんって呼んでくれるし、母の思い出話を、全部知ってるように相づち打ってくれるし、そして、このきつねのお面。これが、あのお面にそっくりだって、なんで知ってるのかな、って。さっきちょっと感激で鳥肌立っちゃった。でもそれこそが春樹君っていう子の魅力で、すごいところなんだなって思うの」
少しばかり気まずそうに目を逸らした春樹を、早苗は微笑んで見つめた。

「私はこんなに毎日接してるのに、母の内面に入っていくことができていなかった。でも、春樹君は母の心の中にスッと入っていってくれたように思えて仕方なかったの。すごい子だなって思った。春樹君は、空っぽだった母の中に入って、最後の時間を一緒に生きてくれたんだと思う。光彦として。私としては、感謝しても仕切れないわ」

春樹は、やはり目を伏せた。早苗の言葉は優しすぎ、誰か赤の他人への賛美に聞こえた。
早苗が言ってることは、すべて春樹の特殊な力によるもので、そこが讃えられることは、春樹にとって素直に喜べるものではなかった。
八重だけではなく、早苗も騙していたのだろうか。自分は。
早苗の優しさが伝わるほどに、春樹の中の空洞が大きくなっていく。

埋まらないのだろう。もう、呼吸しても、食べても、笑っても。きっと。

「でもね、白状すると母に会ってもらうために春樹君をここに呼んだんじゃないの」

急にトーンの違う、悪戯を隠す少女のような声色で早苗は言った。
「…え?」
「ずっとあなたとちゃんと話がしたいと思ってたの。光彦の代わりをしてくれている子じゃなく、天野春樹という男の子と。でも私が踏み込むのは違うかな、っていう遠慮もあって。だけどね、今朝、考えが変わったの」

早苗は一体何を言い出すのだろうときょとんとし、春樹は和室を出て行こうとするその背を視線で追う。
早苗は振り返って柔らかく笑った。

「さあ、いらっしゃい。夏みかんの魔法が消えてしまわないうちに」




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次回、最終話になります。
帰省と重なってしまうので、次回の更新は5月5日の夜あたりになりそうです。
いつも読んでくださって、本当にありがとうございます! 


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NoTitle 

うおっと。ここで一週間のお預けですか。
はい。良いですとも。待ちましょう。

早苗さんはやはり聡明な方で、春樹と話のできる方なのですね。
今まで春樹と八重さんのことを何も言わずに見守っていただけでしたので、ここで色々とお話しいただきたい。
いや、春樹の方がしゃべらされるのかな。

夏みかんがどんな魔法を起こしたのでしょうか。
目に見えるのかな?

あとで隆也も喜ぶのかな・・・

NoTitle 

この経験が、まだ「真の意味で大人になりきれていない」春樹くんを次のステージへ誘うものだといいのですが。

「真の意味で大人になる」ということがどういうことかという哲学的難問はさておいて(^^;)

鍵コメHさんへ 

ありがとうございます!
わたしもHさんのコメにうるうるです><
すっきりとしない、重いシーンばかりなのに、そう言っていただけてホッとしました。
選んでもらったところ、私も気持ちを込めていたのでさらにうれしいです。
はい、次回で最終回。
あ!、そうですよね。その日はきっとお疲れだと思います。
私も実家で法要を済ませて10時間かけて車で帰宅するので、更新できずに寝ちゃうかも^^
成り行きで、のんびり更新します。
Hさんも、本当にお時間のある日にお立ち寄りくださいね^^
ありがとうございました。

けいさんへ 

けいさん、こんばんは~。
はい、次回はちょっと開いちゃいますが、どうぞゆっくりお立ち寄りください。
8日も開いちゃうと、内容忘れちゃうかな?

> 早苗さんはやはり聡明な方で、春樹と話のできる方なのですね。
> 今まで春樹と八重さんのことを何も言わずに見守っていただけでしたので、ここで色々とお話しいただきたい。
> いや、春樹の方がしゃべらされるのかな。

ふふ。どうなんでしょうね。
はい。早苗さんはきっといろんな思いで春樹を見ていたんだろうなって思います。
中学校の先生でしたから、見るところが違うんだと・・・。ね^^(意味深な、ね。)

夏みかんが魔法? んな馬鹿な! 最終話はファンタジーになります。(嘘です!!)
今回登場の少なかった隆也。
腹を立てて退場したまま、終わったら、何とも残念ですもんね。
最終話には、出てくるのかな?
喜ぶのかな?
ああ、夏みかんよりも登場回数が少なかった準主役(笑)

ポール・ブリッツさんへ 

> この経験が、まだ「真の意味で大人になりきれていない」春樹くんを次のステージへ誘うものだといいのですが。

ポールさん、こんばんは。
ああ~~。このお話は、春樹が大人に近づく物語じゃなくて、反対に思いっきり子供帰りさせてしまうお話なんだと思うのです(書いた後に気づきましたが)

春樹って、幼少の時からちょっと子供とは違う感覚で大人を見ているし、18歳ぐらいに急に大人の世界に入ってしまい、本当の子供の時期を味わわないまま二十歳になっちゃったんです。
無心に甘えてわがまま言える子供時代が無いと、真の大人になるのは難しいような気がするんです。
まあ、全部作者のせいですがw

春樹が成長することを期待して最終話を読むと、「え!」ってなるかも(汗)
きっと春樹が『真の大人』になる日は遠いでしょう。だって、完璧な大人を主人公にしたって面白くないんだもん><(なんてわがままな作者)

夏みかん・・・ 

死というものを春樹の能力ですっと理解できた感じです。
八重との出会いが春樹を変えてくれるような気がします。
夏みかん・・・の話が、待ち遠しいです!!

海青藍花さんへ 

藍花さん、おはようございます。

> 死というものを春樹の能力ですっと理解できた感じです。
ありがとうございます。
理解しがたい春樹の感覚ですが、そう言ってもらえるとホッとします。
余分な感覚があるということは、ひとつ重荷が増えるのかなと、最近思います。

> 八重との出会いが春樹を変えてくれるような気がします。
きっと、後になって振り返ると大切な出会いだったと思うんでしょうね。
今は辛いばかりでも。

> 夏みかん・・・の話が、待ち遠しいです!!
はい。ずっとここまで重苦しい話だったので、少し気持ちを切り替えられるように魔法をかけたいと思います^^
最終話、少し先ですが、またよかったら遊びに来てください^^

NoTitle 

「八重はいつものように布団に横たわっている。」
いつもと変わらない筈の光景なのに、
もう八重さんは動かないんですもんね・・・。
誰かを失うのは本当に本当にとても辛い事ですが、
無事に春樹君もこれを乗り切ってくれればいいですね~。

次回で最終回ですかー・・・、寂しくなりますねー(´・ω・`;)
でも次回の更新も楽しみにしてます!

NoTitle 

八重との関わり合いで 穏やかな空気で満たされていた春樹の心
今の春樹の心は、タイトルの通り「空洞」なのでしょう

また 孤独で淋しく過ごす日々を繰り返すのか‥
 
でも 早苗さんが、「夏みかんの魔法」だって言った!
春樹と八重の交流を見守っていた早苗には 何か思う所があるのかもしれません。

彼女は、春樹に どんな魔法を掛けるつもりなのかしら♪
チチン・プイプイ♪(●'∇')ノ・:*:・・:*:・・:*:・+☆...byebye☆

昨日までの少し暑い位の天候で 衣替えを急がなくてと、焦ってました。
でも 今日の雨で 「まだ いいかー」と。。。(笑)
しかし 年々 季節の変わり目が判り難くなって 衣替え時期は 家の中が 一ヶ月位は グチャグチャ~で 困ります ...┐ε-(´・_・`:)┌トホホホ

ツバサさんへ 

本当にね。
春樹は特に今、一番甘えられて癒してくれるのが八重さんだっただけに、ショックは計り知れないと思います。
でも、なんだか自分の感情も見失っちゃって、やばい感じです。
だ、大丈夫なのかなあ、この子。
乗り切ってくれるためには、ちょっと魔法が必要かもです。

次回、最終話です!!
ここまで読んでくださって、本当に感謝です!
あと一回、どうぞお付き合いくださいね^^

けいったんさんへ 

> 八重との関わり合いで 穏やかな空気で満たされていた春樹の心
> 今の春樹の心は、タイトルの通り「空洞」なのでしょう

ほんとうにね><
このところの春樹は、八重が唯一の心のよりどころって言う感じでしたから。
でもそんなぬるい偽りの幸せがいつまでも続けられるわけもなく。
・・でもなんか、空っぽって感じになってしまった春樹。
またもとの、穴倉に入っちゃうのかな。
 
> でも 早苗さんが、「夏みかんの魔法」だって言った!
> 春樹と八重の交流を見守っていた早苗には 何か思う所があるのかもしれません。

うんうん。ここは早苗さんの腕の見せ所です。
このシーンが書きたくて、この物語を書いたと言ってもいいかも。
何気ない事なんだけど・・・。

魔法。どうぞ見てやってください^^
しっかし、夏みかんフル活用だなあ。
隆也はいったい何してるんだ><


今日は少し涼しい曇天でしたね。
しっかりマフラーしてジャケットきました^^;
そうなんですよね~、2,3日前なんか、半袖でいいくらいのお天気だったんだけど、なんだか、何着ていいのか分からなくてやっぱりセーター来たり、
あと一か月は変な感じですよね。
梅雨に入ったらまた寒いだろうし。
うーん、ややこしい季節ですね。

NoTitle 

 こんばんは。
夏みかんの魔法かぁーーー 何をするのか 何を語るのか楽しみだなぁ。
次の更新は5月5日の夜かぁ… 子供の日の夜かぁ… 少し意味深な感じがしてしまう 穿ち過ぎかな。

春樹と話がしたいかぁ… 早苗さんは八重さんとは違い 春樹を春樹として優しさを与えてくれるのかな 次回 待っています。

NoTitle 

ほう。次回で最終回なのですね。
もう少し伸ばしても・・・なんて言うのは作者だけの特権ですね。
良い終わり方をしてほしいですね。
春樹くんのためにも。

ウゾさんへ 

ウゾさん、こんばんは。

夏みかんの魔法、早く語りたい~~。
あ、でもほんのちょっとしたことなんです。
だけどそれがあるから、このお話を最後まで描けたような気がするんです。
(書いてても、重くて辛かったから><)
子供の日の夜。おおお。なんかそう言われればちょっと意味深な。
子供の日の朝じゃないってところがミソ(なんだろうww)
、、でも、交通渋滞して田舎から帰って来れなかったら翌日になります。(いや、どうでもいいですよね^^;)(車で10時間かかるんですよ~~)

早苗さん、春樹と話がしたかったんでしょうね。いつもそう思いながら、飲む込んでたみたいです。
そう、早苗さんは春樹を、春樹として見てくれていた人ですから。
母親に自分を忘れられてしまった早苗さんと、別な人を演じなければならなかった春樹と。
短いけど、ちょっとだけ話をさせてみます。

すっきり爽快なラストではないかもしれないけど、どうぞお時間のある時に読みに来てやってくださいね^^

LandMさんへ 

こんばんは~。
そうなんです。10話完結です。
でも最近週一更新なので、たった10話なのに2か月半!! 亀更新にもほどがありますよね^^。
読者さんに忘れられちゃいそうです。

さいご、いい終わり方になればいいのですが・・・。
すっきり何かが解決することは無いですが、良い余韻が残ればなって思います^^

泣いちゃいました・・・ 

とにかく・・・・・
悲しくて切なくて・・・
とても寂しいことなのに、
なぜか、ちょっと嬉しくて・・・・・
人と人とが分かり合うって、実際にはとても難しい事だけど
春樹には、その人類永遠のテーマを
解き明かし、解放してくれる可能性を感じます。

春樹自身は辛く、要らないものだと思っているその能力・・・
でも、それも含めて愛してくれてる人が居る事に
春樹は気づいているのかな???
ほら!!夏ミカンの君とか夏祭りの王子とか(笑)

早苗さんは何を言おうとしているんだろう???
でも、春樹には感謝と愛おしさを感じてることだけは確か。

早苗さんは、この先も春樹に関わってくれるのでしょうか??
だったら良いのにな(^v^*)v-238

かじぺたさんへ2 

> とにかく・・・・・
> 悲しくて切なくて・・・
> とても寂しいことなのに、
> なぜか、ちょっと嬉しくて・・・・・

かじぺたさん、こちらも読んでくださって、そして泣いてくださってありがとう><
八重の死を前にして、いろんな感情が交差するのを、感じてくださってとてもうれしいです。
ただ悲しくて泣ける…という状況は、もしかしたら安心して(覚悟を決めて)見送れる状況なのかもしれませんね。
春樹はまだどこか、茫然自失で。
でも早苗だけは、そんな春樹を分かっていてほしいなと書きながら思いました。
春樹には、いろんな人の気持ちをひきつける、なんかそんな力があってほしいなと。

> 人と人とが分かり合うって、実際にはとても難しい事だけど
> 春樹には、その人類永遠のテーマを
> 解き明かし、解放してくれる可能性を感じます。

ああ、春樹に聞かせてあげたいなあ。春樹は只々、苦しい忌むべき存在だと思ってるみたいだから。この力も、自分も。何かの可能性を持っていてくれたら・・・。
春樹がそんな自分を発見して、認める日が、いつか来てほしいです><

> ほら!!夏ミカンの君とか夏祭りの王子とか(笑)

ははは。塚本まで!!ありがとうございます。塚本も忘れずにいてくださってうれしいです。(作者忘れてた??)しかし、隆也は何やってんでしょうね~。主人公大変な時に。
そうですよね。春樹を案じてずっと見守ってる彼らの存在に、春樹はきっと気づいてないんですよね。
(そうなんです、そこで最終話が意味を持ってくるのです!!)

次回、早苗さんの愛の説教が!!・・・いやいや、うそです。
でも、かじぺたさんのおっしゃる通り。早苗さんは春樹の事をじっと見ててくれましたから。

短い会話だけど、大事な会話をさせたいなって思います。
夏みかんの魔法もあるし(笑)

>早苗さんは、この先も春樹に関わってくれるのでしょうか??
>だったら良いのにな(^v^*)

うんうん、だったらいいですよね。今後物語に登場しないかもしれないけど、きっと姉弟みたいにいい関係になりそうです。(早苗さん、60歳だけど!)←でも、とっても知的で凛として、可愛いのです^^

かじぺたさん、温かいコメ、ありがとうございました。
最終話、ちょっと先ですが、またお時間のある時にお立ち寄りくださいね。

こんばんは 

なんどもうるうるしつつ、ここまで来ました。

触ることによって、読んでしまうのを嫌がっていた春樹が、触っても読めなくなってしまっていることに死を実感して苦しむのが切ないですね。読みたくない人のは読めて、感じたい人にはもう届かず。

でも、八重さん一人ではなくて、早苗さんも、隆也も、(それに塚本もいずれは?)春樹が心を許せる人が一人ずつ増えていくように思えて、ちょっと救いの光がみえそうかなと感じています。本当はそんなに簡単じゃないのかもしれないけれど。

次回、もう最終回なのですね。
楽しみにしています。

八少女 夕さんへ 

夕さん、おはようございます。
ここまでずっと読んでくださって、うれしいです><
うるうるしてくださったなんて。
重い上に淡々とした物語で、何だか申し訳ないです。

> 触ることによって、読んでしまうのを嫌がっていた春樹が、触っても読めなくなってしまっていることに死を実感して苦しむのが切ないですね。読みたくない人のは読めて、感じたい人にはもう届かず。

本当にそうなんです。得たいものは得られず、ほしくないものばかり流れ込んでしまう。本来人が持つべきでない力を持ってしまうと、きっと心が耐えられなくなるんでしょうね。(霊感とかは、どうなんでしょう。似てるかな)

> でも、八重さん一人ではなくて、早苗さんも、隆也も、(それに塚本もいずれは?)春樹が心を許せる人が一人ずつ増えていくように思えて、ちょっと救いの光がみえそうかなと感じています。本当はそんなに簡単じゃないのかもしれないけれど。

はい。実は私的に、八重さんにばかり心の安息を求めてしまう春樹に危機感を感じてしまいまして。
もっと春樹は周りを見渡せるようにならなきゃ、きっと心の解放もないな・・・と。
そのためには、ちょっとだけ治療が必要な気がしました。

次回の最終話、何かが解決したりすっきりする内容ではないですが、ちょっと・・・いいかな、なんて^^
何気ない物語ですが、よろしかったらあと一話お付き合いください。
ありがとうございました!

最終回に向けて… 

今回はゆっくりとした流だれなという気がしました。
これ、今回のテーマにはすごく合った流れですね。
今回は盛り上がる、というよりも流れていく感じ、limeさんが書きたかったのが心の流れだったと思うので、その流れを大事に書いておられて、だから「盛り上がる」というのとはちょっと違うんですね。
春樹の心の流れに合わせて、私たちも読んでいく、そんな時間の流れが必要という気がしました。

そして、きっと隆也の登場なのですね(*^_^*)
limeさんが隆也が最後にピリッといい味を出してくれる(隆也なのに……なんて、言いません^^;)と予告しておられましたものね。
そんな隆也に期待したいです。
それから……早苗さん、いい人だったんですね。
私ったら、ついつい人を疑う悪い癖が……^^;

人って、忘れていく生き物で、だからこそ生きていける。
いい思い出も、悪い思い出も、全て抱えていくことはできないから、本当に大事なものだけを抱いて旅立っていくのですよね。八重さんにとっても、いいことも悪いこともあったと思うけれど、最後に心に残していたものはたった一つの大事なものだったんでしょうね。
それはかつては光彦だったかもしれないけれど、今は春樹だったんですよ。だって、お母さんなんですから、ちゃんと分かっているのですよ。
さぁ、春樹、塚本はちょっと置いといて、隆也に会おうね!

大海彩洋さんへ 

大海さん、こんばんは。
あ~、なんだかうれしいな。私が不安に思ってるところを感じてくださってたんですね。

> 今回は盛り上がる、というよりも流れていく感じ、limeさんが書きたかったのが心の流れだったと思うので、その流れを大事に書いておられて、だから「盛り上がる」というのとはちょっと違うんですね。

ありがとうございます。今回、もしかしたら初めて何の謎も持たない、本当に心だけを描いたお話だったかもしれません。ミステリータッチでしか書いたことが無い私の挑戦でした(って大げさな)
…盛り上げられないんですよね!! 自分の中では盛り上がってても、きっと全体的には淡々としてて、読みごたえがないんじゃないかなと心配だったのです。
今まで、一話の中で、必ず盛り上がり処を入れたいと思いながら書いていたので、なかなか悩みました。
でも、このお話のテーマを汲んで、分かってくださってとっても嬉しいです。
春樹の心を描きたいと思った時から、こんな感じになるだろうなってふあんがあったんです。
でも、それでも書いてみたいな・・・って。(でももうしません!・笑)

> そして、きっと隆也の登場なのですね(*^_^*)
> limeさんが隆也が最後にピリッといい味を出してくれる(隆也なのに……なんて、言いません^^;)と予告しておられましたものね。

あちゃ~。私、言っちゃいましたか。ははは、ダメですね、口が軽くて。
(私生活でも似たようなもんでス^^)
はい、隆也、最後にちょこっと出てきます。相変わらずな感じで^^。
いやいや! 期待するほどでも・・・。なんせ、隆也ですから(笑)

> それから……早苗さん、いい人だったんですね。
> 私ったら、ついつい人を疑う悪い癖が……^^;

え! 早苗さんが、もしかしたら怪しいと? それはまったく予想外でした。
どこかにそんな仕草があったのかな??
そう言えばこのお話、悪い人が出てきませんでしたね。
(前回が、悪人ばっかりだったので、反動かな?)
悪い人がいないのに、ここまで苦悩できる春樹って、ある意味すごいかも。(憂いやつ)

>八重さんにとっても、いいことも悪いこともあったと思うけれど、最後に心に残していたものはたった一つの大事なものだったんでしょうね。
> それはかつては光彦だったかもしれないけれど、今は春樹だったんですよ。だって、お母さんなんですから、ちゃんと分かっているのですよ。

ああ、これも予想外で、感激しました。
八重が春樹をずっと間違えて幸福感に浸っていたという事は、決して双方にとって不毛な事ではないんですよね。
きっと八重は目の前にいた春樹を愛して、春樹の一言一言、仕草の一つ一つを愛してくれたんですよね。
不毛な時間じゃなかったんですよね。春樹との時間は、幻なんかじゃないんですよね。
なんか、そう言っていただけて、春樹になったように救われます。
そこまで汲み取って、感じてくださってうれしいなあ~><

> さぁ、春樹、塚本はちょっと置いといて、隆也に会おうね!

はい、塚本は置いといて…(笑)(あいつもなかなかおいしいポジションw)
隆也、今回は何か役に立ってくれるでしょうか。
どうぞ、期待せずに待ってやってください^^(隆也ですから)

ありがとうございました!

拍手鍵コメNさんへ 

Nさん、おはようございます。
ほんと、そうですね。悲しみを知るからこそ人の悲しみや優しさが分かるのですもんね。春樹は空っぽだと思ってるけど、大切なもので満たされてるはず。自分が気づかない代わりに、周りの人が気づいてくれてるのですよね。
自分で気づくのかな、この子は><

はい。お天気は悪いけどGWです。
私は祭日もなく、毎日仕事ですが><
でも子供の日だけはお休みもらいました。田舎に帰ってきますね^^

拍手鍵コメKさんへ 

わあい、Kさん、拍手コメありがとうございます。
引き込まれると言ってもらえてうれしかったです。
あと一話。ちゃんと追われるか心配なのですが。
夏みかんの魔法、見に来てください^^
一週間後の更新ですが><

NoTitle 

お母さんが苦しみもなく逝ったことは
とても幸せだったのでしょうね。
何より、息子と触れ合えた。
春樹だからこそ、できたことだよね。

春樹が行く先は誰も通らない道。
辛く寂しい一人旅に道連れができるといいな。
独りはあまりに寂しいもの。

ぴゆうさんへ 

> お母さんが苦しみもなく逝ったことは
> とても幸せだったのでしょうね。

そう思います。確かに春樹はお芝居で嘘をついたんだけど、そのことで八重さんがひと時でも幸せをくれたのなら、春樹は決して悪いことをしたわけではないのだと思うんです。
きっとこの数日、八重さんは幸せだったはずですもんね。
春樹にしかできなかったこと。これが春樹の能力なんだって、言ってあげたいなあ・・・。

そうなんですよね。
春樹の孤独はもしかしたら、春樹にしか分からないのかも。
想像してみたくてもできないし、その孤独と辛さを一生背負う春樹の辛さを、一緒に背負うことはなかなかできないから。
だけど、せめて・・・。そう言う気持ちでラスト1話を描きました。
何かが解決するわけではないけど・・・どうか、見届けてやってください。
あるいは、春樹の孤独を確認する作業になるかもしれないけど><
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