残響(KEEP OUT続編3)

残響 第4話 病

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「あぢーーっ!」
叫びながらドサッとローテーブルの横に夏みかんの袋を置いた隆也は、まるで自分の部屋の如くクーラーのリモコンを拾い上げ、スイッチを押した。
「速冷、風速最強!」
最低温度に設定したあと、やっと満足げにドスンと春樹のベッドに倒れ込む。
「このクーラー据え付けの旧式だから、そんなに冷えないよ? 窓開けようか?」
苦笑しながら春樹が言うと、隆也は首を横に振りながらベッドから床に滑り降りた。

「蝉の声がうるさいから開けるな。大体、なんだってアパートの横にこんな蝉の成る木があるんだよ。昼寝もできやしないだろうが」
「あいにく、部屋探しの時はまだ蝉は土の中だったからね。ここの蝉がこんなに桜の木が好きだとは思わなかった。でも、窓のそばにでっかい木があると落ち着くだろ? 木陰ができるし。だからここに決めたんだ」
春樹は笑いながら、ガラス越しに青々と葉を茂らせる桜の大木を見た。

この地方に多いアブラゼミの声は結構耳障りなダミ声で、隆也の言うとおり窓をきっちり閉めていても、かなり賑やかに聞こえてくる。
安普請の木造アパートだから仕方がない。
蝉たちは、夜が明けると同時に騒ぎ立て、毎朝きっちり春樹を起こしてくれる。寝不足の体には、少しばかりありがた迷惑な目覚ましだった。
けれど、生まれ育った家の窓から見えたのと同じ桜の木が、こうやって眺められるこの部屋が、春樹は好きだった。
もうすでに実家と呼べる場所もない春樹にとって、事実上ここが唯一の家なのだ。

「病院に行ってたのか?」
隆也の唐突な問いに、冷えた麦茶をテーブルにトンと置いた春樹の手が止まった。

「まさか。なんで? 元気だし」
笑いながら取り繕うと、隆也は先ほどと同じ微妙な時差を作ったあと、「ふーん」と小さく返しながら、夏みかんの紙袋に手を突っ込んだ。
大ぶりな果実を三つほど取りだして、テーブルに並べていく。
鮮やかな山吹色があまりにも眩しくて目にチカりと刺さり、春樹は視線を逸らした。
けれどもう、さっきほどの悲しみや吐き気はぶり返すことはなかった。
大丈夫。看護師の苦痛の幻影は、少しずつこの身からも消えて行ってくれるに違いない。
願うようにそう思った。

「なあ、大学夏休みに入っただろ? 春樹はどうすんの? この休みの間」
隆也がテーブルの上で夏みかんを弄びながら訊いてきた。
「明日から一週間、集中講座2本入れたから」
「一週間だろ? そのあとは?」
「ゼミの仲間に旅行誘われてるんだけど、まだ返事してないんだ。どっちにしても、バイトは探さなきゃと思ってる」
「どっちもやめとけ。そんなの無理に行かなくてもいいだろ? 体調悪そうだし」
「どこも悪くなんてないよ」
「またまた」
「何でだよ!」
「俺の実家に、一緒に帰らないか?」

唐突に言われ、体調についての反論をする勢いを削がれたが、すぐに隆也の意図が読めて、別な意味で気が重くなった。
そういうことで、今日、訪ねてきたのか、と。

「なんで僕が一緒に帰るんだよ。おばさんビックリするよ」
「まさかまさか。春樹だったらおふくろ大歓迎さ。いっつも春樹君も連れて帰りなさいよって言われ続けてるんだ。今まで悔しくて言わなかったけど、おふくろは春樹の隠れファンなんだぜ。『春樹君はあんなに優秀なのに』とか、『春樹君はあんなに素直でいい子なのに』って、子供が捻くれる禁句を子守唄代わりに育ったんだぜ、俺は」
忙しく動く隆也の手の中から夏みかんが転がり、小さなローテーブルから落ちる。
春樹は果実を追い、拾い上げながら笑い、そのわずかな時間に断る理由を探した。
けれど、適切な言葉が浮かばない。

「気持ちはうれしいけど、遠慮しとくよ」
きっと、余計に辛くなるから。その言葉は呑み込んだ。
苦しい思い出の詰まったあの街に帰ることも、もう自分には失われてしまった温かい家庭に触れることも。
その時は気が紛れても、あとで更に辛くなるに違いない。
今の自分の感情のパターンは、自分が一番よく知っていた。

「ありがとな隆也。でももう、そういう気は遣わなくていいから。中高生じゃないんだし。おばさんにはいろいろ心配してもらって感謝してる。帰省するなら宜しく伝えてよ。僕は元気でやってますって」
「春樹」
「みかん、ありがとうって」

ずしりと重い果実を手に持って笑うと、隆也はしばらくじっと正面から春樹を見つめていたが、やがて空気が漏れるように息を吐いた。
「そっか。わかった」と。
あまりにもそっけない感情のこもらない「そっか」に、春樹は少しばかり胸が冷える思いがした。
自分が言わせた言葉だというのに。

隆也はそろりと無言で立ち上がり、玄関ドアに向かって歩き出した。
「もう帰るのか?」
「ああ、これからバイトなんだ。明日からしばらく休むし。今日は遅刻できないから」
ポソリと小さく言うと、隆也は振り向くこともせずに、本当にそのまま部屋を出ていってしまった。
ガシャリとドアが閉まる無機質な音が、耳に痛かった。
静かなぶん、隆也から深い苛立ちと春樹への失望が伝わってくる。

きっと言葉を選び間違えたのだろう。
自分を心底心配してくれる友人を、怒らせてしまった。
けれど、どう選び直しても結果は同じだったのかもしれない。
強くなる、心配はしないで欲しいと言ったのは、2カ月前。今も気持ちは変わらない。臆病な自分を排除したかった。
隆也はたぶん、使命感を持って春樹を気遣っていてくれているのだろう。
その気遣いがうれしい反面、苦しかった。
以前は唯一平気で触れることができた隆也だったのに、この頃は、それさえも辛くなってしまった。

治らない。どんどん鋭敏に、大きくなっていく。自分という、治癒できない病のかたまりが。

隆也が手遊びに作った夏みかんのピラミッドが、ちょこんとテーブルの端に乗っている。
優しい黄色が、まるで友人の優しさの名残のように、そこに有った。

春樹は堪らない気持ちになり、ベランダに面した窓を全開にし、耳が痛くなるほどの蝉時雨と容赦ない真夏の熱風を、全身に浴びた。



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~ Comment ~

う~ん、何だか 

隆也がちょっと可哀そうな気もしてきました。決して春樹が悪いわけじゃないけれど……
一生懸命明るく振舞っちゃうんですよね。何か分かるよ、隆也。いつも頼りにならない、なんて言ってごめんよ~。隆也は隆也なりに緊張しているんだろうな。だからテンションが高くなってしまって、それが逆に春樹に気持ちが伝わりにくい原因になったりして。
やっぱり、前回の事件から、隆也の方も少し複雑になっているんですね。理解しようと思えば思うほど空回りで、そんな自分にもイラつくし、どうしても壁を立ててくる春樹にもイラつくし……真剣で一生懸命であればあるほど、空回りしてしまう。
春樹との関係がこのまま離れてしまわないように頑張って欲しいなぁ。
でも、春樹もね、辛いよね。この壁作りの名人芸、やっぱりうちのあの人に似ている……う~む。
これはやっぱり春樹の方がどう動くか、だと思うのですよね。
隆也は多分、これで精一杯だと思うの。よく頑張ってるよ、君。
で、それが分かっているからこそ、春樹も辛いんだよね。う~む。一周回ってしまった気分(-"-)
いい形で展開することを願います。でもlimeさん、Sだからなぁ……^^;

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大海彩洋さんへ 

大海さん、おはようございます。
また深い時間にコメ、ありがとうございます^^

今回の隆也の心情、そして春樹の頑なさ、深いところまで推し量ってくださって感激です。
今回の話は、隆也の視点がないのでわかりづらかったかなと思ったんですが。
そうなんです、おっしゃるように、あの事件の後、隆也はさらに慎重に春樹をサポートしようと必死なんです。
いつものウザさより、少しおとなしめに見えるかな?と思ったのは、視点を持っていないからでしょうか。(って、大海さんに聞く・笑)
でも、やっぱり自分の想いが春樹に届かないもどかしさ、力になれない無力感・・・がっつり感じてるんですよね。
春樹への苛立ちも、この退出シーンには、少なからずあると思うけど、それは友達として普通の感情レベルなんですよね。

自分で壁を作っておきながら、それに不安を感じる春樹・・・。いま、そうとう弱くなってるみたいです。

> でも、春樹もね、辛いよね。この壁作りの名人芸、やっぱりうちのあの人に似ている……う~む。

うん、本当に・・・。真の頑なさ、内に入って壁を作ってしまう技。心配してくれる人を拒む強情さ。
似てますね。チーム壁職人。一度、竹流と隆也を対談させたいです。
竹流なら、どうするかなあ・・・。
「来い」とかいって、有無を言わさず連れて行ってしまうかもしれませんよね。

> 隆也は多分、これで精一杯だと思うの。よく頑張ってるよ、君。
> で、それが分かっているからこそ、春樹も辛いんだよね。う~む。一周回ってしまった気分(-"-)

うれしいなあ~。(一周回ったけど・笑)
隆也、役に立ってるかはわからないけど、必死です。頑張ってると思います。まだ、気が短いところは治らないけど。
春樹も隆也の優しさが、痛いほどわかってるけど、その手を掴んでも今の自分はどこへもいけないのがわかってるんですよね(涙)

> いい形で展開することを願います。でもlimeさん、Sだからなぁ……^^;

ははは。いや、それはきっとなにかの思い違いでw
今回の私は、優しいですよ~~。(怪しい)
何かが解決するわけではないけど、きっとなにかの化学反応が起こると思います。そうであってほしいです。
隆也は、このあと最終話にしか登場しませんが、ちょっといい仕事してくれるはずです。
地味な展開かもしれませんが、どうぞ、不器用な面々を温かく見守ってやってください^^

鍵コメHさんへ 

Hさん、いつもお気遣いありがとうございます!
いえいえ、もう、本当にいつでもいいのですよ。来てくださっていただくだけでもうれしいです。
今回、タイトルは重いですが、緩いないようなので、お気軽に読んでやってくださいね^^
お忙しいと思いますが、ご自愛下さいね。

NoTitle 

もし 春樹が 特殊な能力を持って無くて 普通の子だったら‥
と、考えてみても 元気の無い友達を 励まし慰める隆也の今回の行動は、一般的なことでしょう。

でも どうしても 隆也と春樹の友情関係の中に 春樹の「力」は現実にあって 払い除けても除けられなく存在する
その事に囚われて 気持ちが絡まりしてしまう2人とって それは悲しい事ですね。

春樹を救えない自分の不甲斐無さと 頑なな春樹へ遣る瀬無さで 怒ったまま帰ってしまった隆也
だけど、今度 会う時は 今回の事は引き摺っていても そんな素振りを見せない いつもの お節介で明るい隆也になっているよね♪

隆也~!君には 春樹の支えになってくれて ほんと感謝しているんだよ~~!
春樹から 絶対に 離れないと 信じているから‥
♪感謝☆(人゚∀゚*)☆感謝♪...byebye☆

NoTitle 

・・・。
・・・・。
・・・・・。
意外に、何気ない動作や言動でも、もう一度同じ直面になったら、同じ行動をしているだろう・・ということは自分の中であります。それが自分の生き方なんでしょうね。。。と思うことがあります。怖くもありますが。
選び直しても結果は同じ。それも同じことがいえるかもしれませんね。

けいったんさんへ 

けいったんさん、こんばんは~。
そうですよね、もし、知らない人が二人のやり取りを見たら、なんでそんなにぎくしゃくしてんだ?と思うかも。
隆也は、あれなりにすごく気を利かして気持ちをほぐそうとしてるんだけど。
春樹のダメージは大きかったみたいで、ちょっと浮上できないでいるみたいです。
あの、厄介な力を抜きにしても、こんな状態の時に、家族のいない寂しさがぶり返してきちゃったし。

いままで、家族のいない寂しさは、美沙や、新しい大学生活で紛れていたのにね。
今回は、イノシシ隆也でも、やばいと感じてるのかも・・・。
だけど、結局ムッとして帰っちゃったみたいです。
すぐ態度に出るあたりが、鳥頭。(鳥に失礼か)

でも、けいったんさん、さすが分かってらっしゃる。隆也は三歩歩いたら忘れちゃう。(やっぱり鳥あたまw)
きっと、引きずったりはしないはずです。
引きずるのは、春樹ですね(涙)

>隆也~!君には 春樹の支えになってくれて ほんと感謝しているんだよ~~!
春樹から 絶対に 離れないと 信じているから‥

おお~、うれしいねえ隆也。いっつも何の役にも立っていない君を、けいったんさんが応援してくれてるよ。
がんばれ~。とりあたまでも><

NoTitle 

蝉時雨のシャワーと夏みかんの香と・・・
読んだ後に強烈に残りました。
五感に響く表現・・・
大好きです!
春樹~~~!!

NoTitle 

ほうほう、桜の木があるんですね~。
じゃあ、春になったらお花見の場所には困らなそうです(笑)
でも、セミの大合唱が夏の間ずっと続くんですよね・・・(>ω<;)

「失われてしまった温かい家庭に触れる」
春樹君も行きたいという気持ちは勿論あるんでしょうけど、
そういう過去があるとなかなか難しいですもんね。
一度失ったものに近づくと色々と思い出してしまう事もありますしね・・・。

LandMさんへ 

本当ですよね。
おっしゃる通り、物事は、そうなのかもしれませんね。
出方を間違えた…とか思っても、結局招く運命は同じなのかも。
時間を戻しても、きっと運命は変えられないような気がします。
だから、タイムマシンなんて、無くてもいいのですw(って、変な方向に話が行っちゃいましたが)
もう二十歳なのに、幼いやり取りをしてる青年2人。
でも、きっと大人になっても、孤独につぶされそうな時って、絶対ありますよね。

NoTitle 

ウチの会社の事務員の女性は自宅の前が公園で、桜の季節には花びらの掃除が大変だし、花見客がゴミをおいていくわで、毎年ブチギレてます。笑。

隆也、本当に怒っちゃったんでしょうか。冒頭からちょっと飛ばし過ぎてる感がありましたもんね。
隆也の空回りしたような優しさが春樹には逆に毒なんですね。辛いなあ。

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海青藍花さんへ 

藍花さん、ありがとう~~!

音や匂いや、映像。
読んだあとに、イメージに少しでも残ってくれたら嬉しいです。
いつも読んでくださって、感謝です!
春樹、弱っちいですが、どうぞ応援してやってください!

ツバサさんへ 

> ほうほう、桜の木があるんですね~。
> じゃあ、春になったらお花見の場所には困らなそうです(笑)

そうなんですよ、春のシーンはなかったですが、特等席でお花見です。
でも、夏はセミの声がワシャワシャ、うるさいですよ~~。
はい、我が家の隣のうちに、桜の大木があって、まさにこういう状況です(笑)

そうなんですよね~。
春樹も、隆也の気持ちはうれしいし、行ったら行ったで楽しいことはわかってるんだけど、今はその行為が「逃げ」に繋がってるような気になってるんでしょうね。
弱いくせに、意地っ張りです。
素直に甘えられないって時、ありますよね・・・。
子供だからなのか、大人だからなのか。

ヒロハルさんへ 

> ウチの会社の事務員の女性は自宅の前が公園で、桜の季節には花びらの掃除が大変だし、花見客がゴミをおいていくわで、毎年ブチギレてます。笑。

ああ、わかります。桜の花って、花びらがすごいんですよね。その上にゴミを捨てられたんじゃたまりませんね。
花の季節が終わっても、毛虫が大量発生したり、セミがうるさかったり、秋には枯葉で悩まされたり。
はい、我が家の隣の家に、大きな桜の木があるんです。きっと、管理が大変だろうな・・・。

> 隆也、本当に怒っちゃったんでしょうか。冒頭からちょっと飛ばし過ぎてる感がありましたもんね。
> 隆也の空回りしたような優しさが春樹には逆に毒なんですね。辛いなあ。

そうなんです、隆也の気持ちは痛いほどわかってるんですが、素直に甘えられないんでしょうね。
弱いくせに、意地っ張りで強がりで。
男って、相手に弱ってるところを見せたくないって気持ち、大きいんじゃないでしょうか。
甘えられるのは、家族だったり、彼女だったり・・・。
でも、その両方を持たない春樹は、どんどん殻に篭っていっちゃいそうで。
先が思いやられます><

鍵コメHさんへ 

Hさん、昨日はお気遣いのコメ、ありがとうございました!
いろいろ忙しい時期なのに、いつも感謝です!!

今回教えてくださった文章の数々、とても嬉しかったです。
そして、ああ、ここを拾ってくださったんだ、という新鮮な驚きが!

最後に上げてくださったところ、私も一番気持ちを込めたので、めちゃくちゃうれしいです。
ああ、届いたんだなあ~って。

メッセージを強く出した物語ではないのですが、ふわりと、読む方に伝わるものがあれば・・・と願いながら、書いています。
確かにこの物語、Hさんがおっしゃるように、誰にも経験があることなのかもしれません。
じんわり、春樹に共感していただけたら、こんなに嬉しいことはないです。


こんにちは~~(^0^*)ノ 

人間の感情って複雑だよね・・・・・・
人間関係で苦しい思いした時とか
考えても仕方の無い事を毎日
日がな一日考えちゃう時とか
自分のどうしようもない感情を持て余して
もっとシンプルな感情しか持ってないだろう人間以外のどうぶつ・・・
(本当はどうかは分からないけど。
ひょっとしたら、生きるために切り替えが上手なだけかも)
目に入るのはワンコだからワンコとかね
そういう簡単な感情だけで生きていけたら良いのにな・・・
って思う事が時々あります(^^;)

でもさ、この複雑な感情があるから人生も面白いのであって
簡単だったら、ひょっとしたらつまらないかもね(^^*)
春樹の気持ち、分かるなあ・・・・・・・

そっか、春の樹って、桜の樹なんだね・・・・・・
庭の桜を想って、つけたかもしれない春樹の名前・・・・・
それは家族のぬくもりそのもの。
本人も、たぶん気づいてないけど、
家族がそっと寄り添ってくれているような安心感を求めてるのかな。

ちなみに、家の
居間の私の定位置の後ろの窓の外にビワの木があります。
今はもう無い実家のビワの木に生ったビワを
父が亡くなる2年くらい前かな??
送ってくれた実のタネから生えた実生です。

この辺では庭にビワの木があるのを嫌う風習があるので
姑が目の敵にしてるけど
私にとっては父の形見のビワの木・・・・・


この木にもセミがいーーーーーーーーっぱい来るんだなあ~~(笑)
夏はものっそい五月蠅いです(爆)
でも、そんなセミの生る木でも憎めないんだなあ~~(^^*)\

ちなみに、最近ではクマゼミが多くてね~~~
夏になると
シゲシゲシゲシゲ鳴きっぱなし。
私は『シゲシゲスプートニク』って呼んでます(笑)
御存知かな~~???ふふふ

かじぺたさんへ 

かじぺたさん、こんばんは。
かじぺたさんのコメに、たくさんいろんな発見があって、ドキドキです。

春樹、いろんなことちゃんと分かってるんですよね。
隆也の気持ちも、自分がどう対応したらいいのか。
でも、素直に踏み出せなくって><
僅かなプライドだったり、強がりだったり・・・。
本当に優しい子だからこそ、そんな自分が許せなくって。でも素直になれなくって。
幾つになっても人間、悩む部分は一緒なんですよね。大人だって、悩みまくる><
動物は気楽でいいな・・・なんて、時々思っちゃいますよね。かじぺたさんといっしょだ^^

なにより、こんなウジウジ春樹の気持ちになってくださって、嬉しかったです。

> そっか、春の樹って、桜の樹なんだね・・・・・・
> 庭の桜を想って、つけたかもしれない春樹の名前・・・・・
> それは家族のぬくもりそのもの。
> 本人も、たぶん気づいてないけど、
> 家族がそっと寄り添ってくれているような安心感を求めてるのかな。

おおおおおお~!
これ、鳥肌モノでした。作者、その設定はしていなかったんですが、ぜったいそうだ!
だって、明日、つまり3月27日が、春樹の誕生日なんです!
(そこは設定してありました)
ちょうど桜の開花宣言が東京でされましたよね。
春樹の誕生日真っただ中。
きっと春樹の両親は、庭の桜を見ながら、生まれたばかりの赤ん坊に、「春樹」って名付けたんですね!
な・・・泣いていいですか゜゜(´□`。)°゜

かじぺたさん、すてき! ありがとう。このことは、設定に加えますね。
明日の記事には、春樹のハッピーバースデーと、この設定の事を書かせていただきますね。
急きょ、春樹の幼少のイラストも描きましたよ^^ かじぺたさんのおかげで生まれたイラストです^^
明日の記事には、かじぺたさんの名前も載せさせてくださいね^^

かじぺたさんのお庭には、お父様のビワの子供のビワの木があるのですね!(なんか日本語変?)
すてきだなあ。
なんだか、お父様の分身がそこで見守ってくれているようで。
実がなったら、みんなでお祝いですね^^(もう成ってる?)

我が家の庭にも、息子が5歳の頃植えたビワの木があります。
これは頂き物のビワの種を植えたもの。
やっと、少しだけ実が成るようになりました^^

そっか!ビワの木にも蝉が??
うちのはまだです。
シゲシゲ鳴くんですね、クマゼミ~~! なんかおもしろいww
かじぺたさんの表現最高^^

この夏もきっと『シゲシゲスプートニク』、いっぱい来ますよね(笑)
来たら教えてください!!
素敵なコメ、本当にありがとうございました!
(明日の記事、みてね^^)

拍手鍵コメNさんへ 

Nさん、おはようございます。
>隆也の優しさが辛いとおもう春樹と自分への苛立ちが読んでいてすごく感じ取れました。…隆也めげずに頑張るんだぞっ( ̄▽ ̄)

ううぅ、伝わってうれしいです。
人の優しさが辛い。春樹は一体、何に幸せを感じるんでしょうね。書いてて不憫です。
でも、こういう複雑な心境の時ってありますよね。
感謝してるんだけど素直に甘えられない。そんな自分が腹立たしいけど、どうにもならない。
人間って、面倒ないきものですよね。春樹はもっと、いろいろ抱えてるんだけども、いろんな人の感情の代弁をさせているような気持ちで書いています。
Nさんにも伝わってうれしい^^

え!Nさんの昔のアパートでも、ベランダ側に桜の木が?
春樹と同じシチュエーションですね。
そう!桜の花びらが大変なんですよね。そして散ったあとにはケムケムが・・・。
綺麗なんだけど、ちょっと大変な木です、桜(笑)
今は、セミの攻撃が大変そうです^^
いつも素敵なコメ、ありがとうございます!!

NoTitle 

です! です! (←でしょでしょに関して)

あぢー、でリモコン取り上げる隆也。元気のない春樹。
大学時代にビール持参で部屋に上がりこんだ徹さんと、当時はしょぼくれていた田島みたいです。

隆也は色々と投げているのに、ほぼかわされちゃっていますね。
その結果が夏みかんのピラミッドかあ。なんか見えるなあ。
隆也、帰省かあ。その間、春樹は一人。むむ、どうなる。

蝉の成る木から降る蝉時雨。季節感たっぷりです。
山吹色は子どもの頃、やまぶ黄色だと勘違いしていて、やまぶ、ってなんだろうとずっと思っていましたあ^^

けいさんへ 

> あぢー、でリモコン取り上げる隆也。元気のない春樹。
> 大学時代にビール持参で部屋に上がりこんだ徹さんと、当時はしょぼくれていた田島みたいです。

あ~。うんうん、わかる。直球な花園君と、まだ若くてナイーブな田島君の関係性。
ここの二人と似てるかも。いいコンビですよね^^
でも田島君にはまだまだいろんな交流があって、どんどん成長して・・・。
春樹はいままだ、隆也が頼みの綱だからなあ。いいのか、それで>< 頼むよ、隆也~。

> 隆也は色々と投げているのに、ほぼかわされちゃっていますね。
> その結果が夏みかんのピラミッドかあ。なんか見えるなあ。

なんか、寂しげなピラミッドの完成・・・。そうなんですよ、交わされちゃって。
流石の隆也も、ここはちょっと本気でムッとしたのかもしれませんよね。どうせならガツンと喧嘩してもよさそうなのにね。
でも今、がつんと行くと、春樹、消えちゃうかも・・・。ますます薄いし…(笑)

このあと、結局隆也は実家に帰らないんですけどね。でも出てこないです。(春樹と一緒じゃなきゃ、やなのか??笑)

> 蝉の成る木から降る蝉時雨。季節感たっぷりです。
> 山吹色は子どもの頃、やまぶ黄色だと勘違いしていて、やまぶ、ってなんだろうとずっと思っていましたあ^^

やまぶ黄色(笑) けいさん、最高~~www
うんうん、そんな間違いって、ありますよね。しばらく気が付かない。
私もありました。

「赤がかった色」とか、よく本に出てきて。赤が勝ったんだ・・・。と、ずっと・・・。

NoTitle 

春樹の葛藤
隆也の葛藤、夫々に頷ける。
ただ、春樹は今は強くならないといけないのかな
でも、強くなるって何だろう。
打たれ強くなることかな
弱くてもいいじゃん、弱くて人を頼ってもいいじゃない。
素直になれないとこに、生い立ちがどうしても引っかかるのかな。
寂しいのぉ

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ぴゆうさんへ 

ぴゆうさん、こんばんは^^

はい、やっぱりまだ春樹、いろいろと葛藤し、そして隆也に弱いところを見せまいと頑張ってます。
強くならなきゃって思ってるみたいで。
隆也、今回は口数が少ないけど、彼なりにいろいろ思うところがあるみたいで。

> ただ、春樹は今は強くならないといけないのかな
> でも、強くなるって何だろう。
> 打たれ強くなることかな
> 弱くてもいいじゃん、弱くて人を頼ってもいいじゃない。

これ、うるうるしました。まさに、私が思っていたことで。
強くなるってなんでしょうね。
男だから、もう20過ぎたから、弱音はいちゃいけないって。春樹はきっとそんな風に思ってるんでしょう。
強い男はまあ、魅力的だけど、春樹の魅力は別にあるよ・・・って言ってやってください(涙)

このお話は、そんな春樹へのメッセージとして書きました。
大きく変動するラストとか、感動とか、そんなものは無いけど、温かく見守ってやってください^^
ありがとうございました!

鍵コメPさんへ 

おおお。そうなんですか。
そういえば、ここ10年次つぎと病が・・・。
うーん、ちょっと考えちゃいますね。
いやいや、お気遣いいただいてありがとうございました。
検討してみますね。
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