残響(KEEP OUT続編3)

残響 第2話 母

 ←(雑記)やっぱり長かったら腰に来たりしますよね →(イラスト)何気ない手の仕草とか
「ここらへんも、ずっと野っ原やったのにね。もう、あんたが小さい頃みたいに、空き地で遊べんようになったなあ。光彦はいっつも近所の悪ガキに虐められて、泥だらけになってピーピー泣いて帰って来とったの、覚えとる? お母さん、お母さん言うて、いっつもしがみついて来とったが」

しっかりと握られた手から伝わってくる八重の思い出は、言葉と寸分違わず、人生の幸せな部分だけを紡いで再生する映写機のようだった。
春樹は改めて人間の記憶と心のメカニズムを不思議に思った。
そして同時に、自分がその幸せな記憶の一部になる心地よさに、すっぽりと包まれていた。
いつしか、あれだけ不快だった他人の記憶の流入に脳が順応し、そしてしこりのように固まり疼いていた看護師の記憶の残像がトロリと軟化し、呼吸が楽になった。
今胸の中に広がるのは、八重の穏和な記憶だけだ。
自分が愛されているという心地よさ。
それは麻薬のように心を弾ませる。
偽りなのだと分かっていても、その手を放すのが怖いくらいに、春樹は小さな子供になってしまっていた。

次第に八重の口が重くなり、歩みが止まった。
胸が苦しい。それは触れた肌から伝わってくる八重の体の苦痛だ。
ごく自然に春樹は、しっかり握っていた八重の手を放して、ひざまづいた。
「疲れたろ? 家まで負ぶってあげるよ。ほら」

おずおずと、遠慮がちに背中に寄りかかってきた体は、信じられないほど軽かった。
あれほどの深い愛情を内包したこの老女の体は、こんなにも軽く、そして弱い。

八重の手を放した途端、春樹の思念は春樹ひとりのものに戻り、急にシンとした。
奇妙な不安、寂しさ。これは何だろう。
まるで母親を見失った幼児のように、耐え難い寂しさが胸を突いた。
まだもう少しだけ、愛情の海に漂っていたかった。

「…お母さん」
求めるように、春樹は声に出してみた。
自分の母親でもないのに。彼女は記憶の幻影を見ているだけなのに。

「はあい。ありがとうね光彦。負ぶってくれて、ありがとうね」
少し眠そうな気だるい声と共に、ポンポンと優しく春樹の頭を撫でる、手の感触があった。
「いや、いいよ。寝てていいからね、お母さん」
この小さな人の愛情を今だけ全て独り占めにしたい気持ちと、不毛な虚しさを抱きながら、春樹は八重の自宅を目指した。
道順は八重の記憶の中にはほとんど見あたらなかったため、ただ、杖に書かれた番地を目指す。
その辺りは春樹の生活圏内であり、たいして迷うことは無かった。

春樹が笹原八重の自宅を見つけるのと、その家の玄関先に居た女性が、八重を背負っている春樹を見つけるのとは、ほぼ同時だった。
「お母さん! いったいどうしたの?」
青ざめて門扉を開け、走り寄ってきたのは、白髪の混じった髪をボブにした、やはり小柄な女性だった。
面影が八重に良く似ている。たぶん本当の娘なのだろうと思ったが、春樹には自信がなかった。
触れた記憶の中に『娘』というワードは無かったのだ。
八重の記憶の中にチラリと浮かんでいたその女性は、『いつも家にいて、世話をしてくれる人』という、ただそれだけの位置づけでしかなかった。

「早苗さん、御影橋のところで光彦に会うたんよ。高校の帰りやったんって。優しい子やろ。暑いのに、ずっと負ぶってくれてな。すぐに冷たいもん、飲ませてやってくれるか?」
早苗と呼ばれた女性は、嬉しそうに言う八重と、彼女を背負ったままの春樹を目を丸くしながら交互に見ていたが、やがて全てを理解したのか、春樹の顔をじっと見つめたあと、深々と頭を下げた。

                ◇

随分と古い一軒家だったが、きちんと片付けられ、磨かれた家の中はとても心地よかった。
「本当にごめんなさいね、春樹くん。お母さん狭心症の発作持ちだから、徘徊癖のほうも特に注意してたんだけど。体が楽な日はふらっと出て言っちゃうのよ。今日もやられたわ」
春樹の前のテーブルに冷えた麦茶を置きながら、八重の長女、早苗は苦笑した。
60歳前後だと思うが、サバサバした物言いの、快活で聡明な印象の女性だ。
近くでよく見ると、やはり優しげな目元が八重に似ていて、親子だなと感じさせる。

この家に住んでいるのは、今は八重と早苗との2人だけらしい。
早苗は20代で県外に嫁いでいたが、旦那とはもう10年も前に死別。
6年前、八重が病に倒れたのを期に早苗は仕事を辞め、この土地に戻り、八重と同居を始めたのだという。
それまでは中学の教諭をやっていたと聞き、春樹はなるほど、と思った。
滑舌の良い標準語は、聴いていて背筋が伸びる。けれど言葉の端々に独特の優しさとユーモアが感じられ、きっと生徒たちにも慕われた先生なんだろうなと想像できた。

「でも、こんな事ははじめて。まさか、光彦を連れて帰ってくるなんてね」
静かにそう言って微笑んだあと、早苗はいったん隣の和室に寝かせてきた八重の様子を見に席を立ち、そして、戻ってきた時には、一枚の写真を手に持っていた。

「光彦よ。私の7つ下だから、生きていたら53。だけど高校2年生の時に死んだのよ。海で溺れてね」
春樹は無言でその色あせたカラー写真を見つめたが、そこに映っている短髪の少年が自分に似ているかどうかは分からなかった。
「遺体も上がらなかったから、お母さんの中で、いつか帰ってくるって想いがずっとあったんでしょうね。姉の私が嫉妬するくらい溺愛していた息子だったから、気持ちはわかるけど。・・・本当、ごめんなさいね、春樹君。ビックリさせた上に、送らせてしまって」
再び深々と頭を下げた早苗に、春樹は恐縮とはちがう、戸惑いを覚えた。

自分はこのあと、ただ「どういたしまして」と言って、帰るだけの存在なのだ。
ついさっき、心が震えてしまうほど春樹に注ぎ込まれた八重の愛情は、ただの幻であり、彼女にとってやはり自分は、何と言うこともない、あかの他人なのだ。

「いえ、そんな。当たり前のことですから。・・・じゃあ、僕はこれで。・・・八重さん、お大事に」
そう言って立ち上がりかけた時、隣室から聞こえてきたのは、寂しそうな八重の声だった。
「光彦・・・。光彦、こっちにおいで。ラムネがね、冷えとるよ・・・」
春樹は立ち上がった体を、思わず隣室に向けた。
けれど声はうわごとだったらしく、それは次第に小さくなり、まどろみの中に溶けていくのが分かった。
「ごめん。気にしないでね春樹君。夢を見てるんだと思う」
早苗は苦笑気味に笑った。

夢。すぐに消えてなくなって、何の形も残さない幻。そしてもう、二度と触れられない。届かない。

眩暈のような切なさが春樹を襲った。
口から出た言葉は、無意識だった。
「あの、早苗さん」
「え?」
「また、来させて貰っても良いでしょうか」
「でも・・・」
早苗はすこしばかり戸惑って春樹を見た。
「このあとも、時々ここに来てもいいですか。もしかして、今みたいに八重さん、光彦さんに会いたがる事があるかもしれない。だったら、顔を見せて安心させてあげたいんです」
「そりゃあ、母も喜ぶと思うけど・・・」
「来る前には必ず連絡しますし、八重さんの方で、今みたいに光彦さんに会いたがるときは、いつでも呼んでください。大学も夏休みに入りますし、時間はいっぱいあるんです」

少しばかり、強引だっただろうか。
何か、下心がある変な子だと思われなかっただろうか。
言った後で急に不安になり、驚いた表情で春樹を見つめる早苗に、恐る恐る視線を合わせた。
けれど早苗はまるで包み込むような、優しげな笑顔を返してくれた。
「本当にいいの? 私たち親子は、けっこう厚かましいわよ?」

ホッとしたのと同時に、胸が疼くのを感じた。
八重の為というのは、少し違う気がした。
たぶん自分は、あの感覚の中にもう一度埋もれてみたかったのに違いない。
悲しい記憶をすべて排除し、愛おしい者をただひたすら想う、光に満ちた恍惚の世界の中に。
そして、その深い愛情を、ほんの少しの間だけでいい。
光彦になって、自分のものにしてしまいたかった。

春樹・・・。
そう優しく呼んでくれた母も父も兄も、もういない。
家族を失くしてしまった青年の、たぶんそれは初めての我が儘だった。



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~ Comment ~

今日の話しを読んでの…(@ ̄◇ ̄@)。。。oO○ 

いつも通る道で 見慣れた光景の中 ふと 見渡せば 森があった事に気付く
陽射しの暑さのせいか 多少の気まぐれに駆られ 森の奥に行ってみれば  清涼の気に触れ 心も落ち着き始めた頃 見つけた湖

その水面には 木々の間から降り注ぐ優しい木漏れ日が射し、そよぐ穏やかな風で 僅かに波紋も見られる

誰にも 気付かれず 気にも止められず ひっそり佇む湖は 僕を待っていたかのようで
見ているだけでは 我慢ならずに そぉっと手を浸せば 思ってもみなかった温かさ
この身全てを委ねても 湖は 穏やかに包んでくれるかもしれない

自分勝手に描いた幻か
でも それでもかまわない どうか もう少しだけ…


limeさま、いつもの様に コメを書こうとして ふわぁ~と脳裏に浮かんだのが この妄想です。
春樹視点だよ~ん♪ 湖は もちろん 八重さん♪
何しろ 読み専門の私が書いたものですから 分かりづらいコメで 申し訳ないっす。
m(o・ω・o)mゴメンョ!!...byebye☆



-

けいったんさんへ 

わあーー♪
けいったんさんが、まさかこんなSSでコメをくださるなんて。
今日の話が、けいったんさんの妄想を沸き立たせてくれたのなら、うれしいです。
素敵なシーンです。
このときの春樹、まさにこんな心地だったのかもしれませんよね。
手を浸した森の泉が、思いがけず温かかったって、なんかすごくいいな。
(温泉なのかとか、ぜったい言いませんから><)
八重おばあちゃん、冷え切った春樹の気持ちを、一時でもほぐしてくれたんですよね。
春樹、この温かい泉から、もう出られないかも・・・・・。
けいったんさん、素敵なコメありがとう^^

こんばんは。 

八重は最後に光彦に会えて幸せな気分になれたと思います。
それにも増して、この特殊な能力を持った春樹にとって、八重との出会いは安らいだのだったんだろうと思います。
人生の幸せな部分だけを紡いで再生する映写機。そうなんだ。こんなに素敵な言葉で表現が出来るんだ。
精神機能の衰えという物は人にとって不幸ですが、この2人にとって八重の衰えが一種の救いになっていること、そこにサキも救いを感じます。
でも八重の記憶から抜け落ちてしまった早苗さんの気持ちはどうなんでしょう?
割り切ってしまうのかな。
不思議な、不思議な物語です。

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NoTitle 

八重と春樹の偶然なる出会い。
いや、必然なる出会い。
お互いが必要とする存在なのでしょう。
温かい読後感です・・・・

山西 サキさんへ 

サキさん、こんばんは。
丁寧に2話を読んでくださって、とてもうれしいです。
気持ちが沈み切っていた春樹にとって、八重の温かい記憶はこのとき、本当に救いだったのでしょうね。
この愛情が、幻なんだと知っていても、やはり・・・ね。

この老人の悲しい脳の病気は、とかく悲壮感を持って語られることが多いですが、私は別の視点で描いてみたくなりました。
遠い昔の幸せな想いでは、なぜか忘れずにずっと覚えているのだと聞いたことがあります。
人生の最後に、少しでも悲しみを忘れられたなら・・・。

>精神機能の衰えという物は人にとって不幸ですが、この2人にとって八重の衰えが一種の救いになっていること、そこにサキも救いを感じます。

ああ、まさにそこを描きたかった。サキさんの的確な表現に感謝です^^

そしてサキさん、鋭い。
まだ脇役でしかない早苗さんの心情も、思いやってくださったんですね。
そうですよね、すっかり忘れられた早苗さんは、何を思うのか・・・。
このあともやんわりほんわりと、物語は進んで行きます。
もしよかったら、また寄ってやってくださいね^^
ありがとうございました!

鍵コメHさんへ 

Hさん、こんばんは。
嗚呼、そこを気に入ってくださったんですね。私もあの一行、春樹の気持ちを凝縮できたらいいなと願って書きました。
Hさんに届いて嬉しかったです。
そして、・・・そうなんですね。
Hさんも><
この物語は、いつも強がっている春樹の内面を描いてみました。
子供でも大人でも、ぶり返す様に疼く『寂しい』という感情を、ここで表現できたらいいなと思いながら書きました。
Hさんに、春樹の気持ちが伝わってくれたらうれしいな・・・。
はい。このあとも頑張ります><

海青藍花さんへ 

藍花さん、こんばんは^^
本当に、春樹と八重の出会いは、必然なのかもしれませんよね。
この出会いが無かったら、春樹はもっと病んでたかも・・・。
お互いが必要とする存在。
そんな相手が、春樹には必要だったのかも。
でも、手放しで喜ぶわけにはいかないかもしれませんが…。
2話だけでも、温かい読後感を味わってもらえて、感無量です^^
ありがとうございました!


これは…… 

ぼんやりとこの優しさにひたっていてもいいのかどうか、ちょっとドキドキしながら拝読いたしました。
いえ、もちろん、この2回だけを読んでいると、♪らんらんらららんらんらん~(fromナウシカ)的暖かいムードなのですかれど、limeさんのことだから、これだけでは終わらないよな~と疑心暗鬼になってしまう自分が悲しい(・_・;)
ただ……シリーズの始めの頃の春樹だったら、八重さんのような人に話しかけられても、こういう風に自分の方から手を差し出すことはなかったと思うので、これは長い時間をかけて春樹の中に色々降り積もっていたものがあって、その結果なのだろうなと思いました。
しんどさもいっぱいいっぱいになっていて、それこそ溺れかけていて、藁をも掴むような感じで……
でも、追い詰められたような、孤独感の強い今だからこそ、不意に傍に現れた救いに手を伸ばしたんですよね。この出会いが、2人ともにとって救いであるようにと思います。

認知症って、単純に子供に還ることとは違うんだと思うのですけれど、でも、純粋な世界に立ち戻っていくのかもしれませんね。真っ白で無垢というわけではなくて、色々なものをそぎ落とした後に残るもの。八重さんはそれがいい形で残った人なんだろうな。
春樹はこれまで極端に悪そうな人間とか、人の悪い方ばかりを見ちゃう・見せられちゃう傾向にあったので、こうして、人にはいいところも悪いところもあって、もちろん悪いところは辛いけれど、それを乗り越えていく勇気とか人を思いやる心とか、そっちのほうもいっぱい持っているんだってことに気が付いて、そしてむしろいい部分をたくさん感じるようになってくれたらいいなぁ。
いい・悪いって単純に割り切れるものでもないとは思うけれど。
色々辛いことを見てきたから、少しでも心が安らぐ時間があったらいいなぁと思います。

で、でも……病院って確かに行きにくいだろうなぁと思いました(・_・;)
でも、色々あっても、診療中の医療従事者は一生懸命(というよりいっぱいいっぱい)だと思うから^^; 結構他のこと考えていないかも……春樹って、これまで何だか残念な人ばっかりに触れていた気がしてきた(>_<)

バタバタで、コメントが滞っていてすみません(T_T)
でも、ちゃんと追いかけています(*^_^*)
犬のライムちゃんもお大事に(*^_^*)

うあああああん・・・ 

春樹も八重さんも哀し過ぎる(´Д⊂。・゜・。
大切な家族を失って
喪失感の中で生きている・・・・・・

号泣しています。
なんか、震災と重なっちゃって・・・・・

みんな、みんなが幸せになれると良いのにな・・・
生きとし生けるものみんなが幸せに・・・

無理なのは分かってる・・・
でも、望まずにはいられない・・・・・・

大海彩洋さんへ 

大海さん、こんばんは^^
ですよね、なんか手放しで喜んでいられない感じがしますよね。って私が書いてるからかも。
シリーズ最初の頃の春樹は、まだまだ少年で、そういえば友哉っていう青年を救おうとお節介してましたね。
あのころはまだ気持ちが少し安定してたかも。
なにしろ、美沙が傍に居ましたもんね(遠い目・・・)
そうなんです、今の春樹は本当に、藁をもすがるような状態で。
溺れかけてるというかもう溺れちゃってるのかも・・・。

看護師さん、大海さんがおっしゃるように、仕事中は絶対集中してるはずですよね。
でも、ほんの一瞬ふっと悲しみがよぎったり、きっとするんだろうなって思うんです。
春樹はそんな本人にシンクロしちゃうので、境界なく記憶と情報と感情がどばーーっと、一気に来ちゃうんでしょうね。
もしかしたら、どんどん能力が研ぎ澄まされてきてんじゃないの??(汗)
本当に、そんな人ばかりに触れてしまう、運の悪い春樹です。

そんな、究極に弱った春樹、八重おばあちゃんに出会ってしまいました。

そうなんです、認知症は、こんな風に幸せな状態でいられることは稀ですよね。
きれいごとだと言われてしまうと辛いな、と思いながら書いているのですが・・・。
でも私の祖母は、八重おばあちゃんのように穏やかな痴呆でした。最後は寝たきりでしたが、ずっと夢を見ているような。
辛いことを忘れ、優しい思い出の中に少しでも生きれたら、それはそれで幸せかもしれない。
ちょっと願いにも似た気持ちを込めて書いてみました。

まだ、あの看護師のような、あるいは祐一のような、処理できない感情を受け入れてしまった時は、この先ずっとパニックになってしまうんだと思います。
大海さんのおっしゃったように、乗り越える力を身に着けてくれるといいのですが、まだまだそこまで成長するには時間がかかるかも・・・。
少しずつ、少しずつ、自分で傷の癒し方を身に着けるしかないのでしょうね。
今回のお話も、そんな春樹の一ページです。

今回は、八重おばあちゃんよりも、この早苗さんが大きな役目を持っているかもしれません。
あ、忘れちゃいけない。隆也もちゃんと、出てきますよ~~^^(私が忘れそうだった)

お忙しいのに、深いコメを本当にありがとうございました。
また、そちらに遊びに行かせてもらいますね^^






かじぺたさんへ 

おお・・・かじぺたさん。泣かしちゃってごめんなさい><
いや、泣いてくださってありがとうと言うべきか。
時期が、時期でしたね。
いろいろ、ぶり返してきちゃいますよね。

春樹も、たいせつな家族を悲惨な事件で亡くしちゃったし、八重おばあちゃんも。

私の親友も、たった一人の娘(私の娘の幼馴染)を失って今年で3年目。
癒えないんですよね。時間がたつほどに、「なんでいないの?」って思ってしまって。
悲しみから逃げちゃいけない、忘れちゃいけない。
でも、癒えることのないこの辛さは、どこへ持って行ったらいいのかなあ・・・って。

みんな幸せに生きれたらいいのにね。
ほんと、そう思います。
乗り越えられない、癒えない悲しみって、もういらないよな・・・って。

あ、お話とはちょっとずれてしまいましたが><
でも、この物語も、そんないろんな思いを込めて書きました。
悲しみ、寂しさって、どうやって乗り越えればいいんだろうな・・・って。

やさしいかじぺたさん、どうかまた、応援に来てやってください(あ、ついに懇願になった><)

NoTitle 

八重さんも光彦がもしかしたら戻ってるんじゃないかと思って、
春樹にその面影を重ねたんでしょうね。
僕はまだ子供がいるような年齢ではありませんが、
もし我が子が死んだら、八重さんのようになってしまうかもしれませんし・・・。
悲しい記憶には違いないとは思いますが、
人の温かさに少しでも触れられた春樹が今度はどうするのか気になります(*´ω`)

ツバサさんへ 

ツバサさん、今回もコメ、ありがとうございます!
八重さん、ずっと光彦に会いたかったんでしょうね。
春樹の何かが、光彦に重なっちゃったのかも。
私も、もし大切な子供を失ったら、…うう、想像するのも辛いですが。
大切な家族を失った二人の出会いが、何かを生み出してくれるといいのですが。
春樹はこのあと、どうするんでしょうね。
八重さんの記憶に浸っても、本当の幸せではないような気がするのすが(涙)
また、もしよかったら遊びに来てくださいね^^

NoTitle 

温かいですね。
例え勘違いでも、母が息子に向ける温かさに嘘はありませんもんね。
春樹が癒されていくといいのですが。
今後の展開が楽しみです。

ヒロハルさんへ 

ありがとうございます。
事件の起こらない、柔らかい話って意外に今まであまり書いたことが無かったので、感覚がついて行かなかったのですが。
春樹にとって、その八重の愛情が深いほど、どこか悲しいものがあるのでしょうね。その辺の揺れる感覚を書いてみたくなりました。
温かい話で終わるかどうかは分からないのですが、どうかお付き合いください^^

NoTitle 

limeさん、こんばんは。
すごく物語りに引き込まれると同時に
シーンを頭に描いていました。

ひょっとしたら、よく起こることなのかもしれないって
思っちゃいました。

この後の展開っていうよりも、もうすこし
この関係を楽しんでいたい感じがしました♪

やさしさと人間臭さを感じて共感したのかも
しれません・・・笑

むぎわらさんへ 

こんばんは~。
お名前が無かったけど、きっとむぎわらさんですよね^^
物語、情景を思い浮かべながら読んでくださって、本当にうれしいです。
うんうん、もしかしたら、あるかもしれませんよね。
こういうおばあちゃんに、優しいウソをついて演じてあげる少年。
なんか、悲しいけど優しいウソだと思うんですよね。

>この後の展開っていうよりも、もうすこし
この関係を楽しんでいたい感じがしました♪

これは最高にうれしいですね!
私も、結末よりもこの関係とか空間を、楽しんでもらえたら一番うれしいです。
(そんな、楽しい内容ではないのですが^^;)
ありがとうございました。

NoTitle 

言いえて妙というか、なんというか。。。
という段階になりそうですが。
愛情も一種の麻薬みたいなものであり、
使い方を間違えるとかなり狂った情事になることは請負ですね。。
ということを考えますね。
そういう視点はなかったので新しい発想でしたね。
自分としては。

NoTitle 

「夢。すぐに消えてなくなって、何の形も残さない幻。そしてもう、二度と触れられない。届かない」(本文より)
 
 夢とは切ないですね。

LandMさんへ 

LandMさん、こんばんは。
愛情というのは、時に麻薬のように危ない存在にもなりそうですね。
人間として、やはり一番欲してしまうものだから。
このお話は、愛情を危険なものとして扱うわけではないのですが、
自分に向けられていない愛情を自分のものにしようとした春樹の葛藤を、描いて行こうと思います。
ここで言いたいことが、伝わって嬉しかったです。

ササクレさんへ 

いらっしゃいませ。
シリーズものなので、わかりにくいと思いますが、ここだけでも読んでくださってうれしいです。
自分の存在が『夢』だと思う瞬間。さびしくて辛いです><

NoTitle 

目ぢからの強いのにはやられてしまうかもしれないけいです。

いやここは、愛の力のお話ですかね。
春樹が行動に出る。我が儘になる。良いじゃあないですかあ。
八重さんの思いを受け入れる春樹、春樹の思いを受け入れる早苗さん、
そして隆也たちとのかかわり、たぶん、何も変わらなそうな(?)八重さん(?)

ひょんな(ひょん?)出逢いから絡まるこれからの展開が楽しみです^^
えっと、私も春樹におんぶ・・・いえ、なんでもありませんっ

けいさんへ 

けいさん、本当に追い上げてくれてる~。かたじけない!
うれしいです。

> 春樹が行動に出る。我が儘になる。良いじゃあないですかあ。

春樹のわがまま、許してくださってありがとう~。
八重さんのためじゃなく、自分のためだと思ってる春樹の罪悪感が悲しいんですが。
でも、許してあげたいです><

> 八重さんの思いを受け入れる春樹、春樹の思いを受け入れる早苗さん、
> そして隆也たちとのかかわり、たぶん、何も変わらなそうな(?)八重さん(?)

うんうん、八重さんは何も変わらないし、ある意味そんな八重さんをだましてるのかもしれないけど。
早苗さんは、春樹の中のちょっと人と違う感情を、汲み取ったのかも。聡明な人みたいです、早苗さん。
(きっと春樹の目ぢから・・・ですね。すがるような目かも)

ひょん(笑)な出会いが、春樹に何を与えてくれるのか。もしくは奪ってしまうのか。
どうか見守ってくださいね。
はい! 春樹に、街でけいさんを見かけたら、おんぶしてあげるように伝えておきます(笑)

NoTitle 

恐れなくても近づける相手
何も考えずに触れる相手
そんな人が出来たのならいいよね。
そうあって欲しいなぁ〜
春樹は余りにも辛いことばかりだもの。
少しは心の春が来て欲しいと願ってしまう。
ダメかな

ぴゆうさんへ 

ぴゆうさん、こんばんは。

本当に、そうですよね。
なんの気兼ねなく触れて、愛情を感じられる相手は、今の春樹には必要なのかも。
今回の八重さんの愛情は春樹に向けられたものじゃあないので、そこがこの物語の悲しいところなんですが。
でも、幻でもいいから、春樹の傷が癒えたらいいですねえ。

でも、本当の寂しさは拭えないかも。
家族がいないという事実は、やっぱりどうしようもなく寂しいものですから。
隆也じゃあ、無理なのかなあ・・・。
春樹を心配してくださってありがとうございました♪
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