残響(KEEP OUT続編3)

残響 第1話 蝕

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息が苦しかった。
けれど逃げるように押し開けた白亜のドアの向こうに待っていたのは、更にむせ返るような真夏の猛暑と激しい蝉の声だった。
冷房で冷やされた肌が一気に弛緩し、不快感に鳥肌が立つ。
一瞬めまいを覚えたが、手すりを掴んで息をつき、春樹はクリニックの短い階段を駆け降りた。

やはり来るんじゃなかった。
目のくらむ陽射しの中を歩きながら、春樹は小さく頭を振った。
脳内に刻んでしまったものを、一心に振り払う。

自宅アパートからさほど離れていないこの内科クリニックは、通学中に何度も見て知ってはいたが、自分には無縁な場所だと思っていた。
医療機関は意識的に避けていた、と言った方が良いかもしれない。
治療中はどうしても、医師や看護師の肌に触れてしまう事になる。心を読んでしまうという罪悪感は、耐え難かった。

けれど2カ月前、横川祐一の事件に関わり、死の間際の男の苦痛と無念を取り込んで以来、PTSDに似た症状がずっと春樹を蝕み、眠れぬ夜が続いた。
最初の数週間はろくに食事も喉を通らなかった。
数日前、夏風邪のせいか、季節外れの高熱を出してしまってからは流石に降参し、この内科クリニックを訪れたのだったが。

早くもこめかみを伝う汗を感じながら、春樹は自分の蒼白い腕に視線を下ろす。
半袖シャツから覗く内肘の、血止めの絆創膏の盛り上がりさえ恐ろしく感じ、引きちぎるように剥ぎ取った。

『ごめんなさいね。ちょっとチクッとしますよ』
医療用手袋をしていない方の手で、春樹の腕を押さえ、点滴の針を刺した30代後半の優しい看護師の声がリアルによみがえる。
そして同時に鮮烈に蘇ってくるのは、彼女の胸の奥にこびり付いた、深い悲しみだった。

『針の所、痛くなってきたら言ってくださいね』
駆血帯を解きながら微笑んだ彼女の目を見ることができなくて、春樹はうつむいて頷いた。
逃れようがなかった。
彼女の笑顔の裏の、ひり付くような絶望はすでに春樹の中に流れ込み、臓腑を冷たく冷やしていた。

彼女は10日前、待ち望んで、待ち望んで、苦しい治療の末やっと授かった胎児を流産してしまっていた。
妊娠を知った瞬間の喜びの大きさと、たった2ヶ月で、自分の体に宿ったその愛おしい子を失った絶望の落差は、およそ春樹の中で経験したことのないモノであり、そして男である以上、本来経験するはずもないものだった。

熱せられたアスファルトを歩きながら、春樹は思い出したように大きく呼吸した。
下腹部に、あるはずのない重い痛みがへばりついたままだ。
あの女の痛み、悲しみ、絶望。拭いきれないほど鮮烈な。
冷たい汗が再びこめかみを伝って首筋に流れた。
たとえ自分の命を引き替えにしても産みたいと願うあの愛情は、彼女と同化した瞬間の春樹にとって、身震いするほどの驚異だった。

あれが子を望む母親の心だとしたら、きっと男など一生分かるはずもない。
あれが子を失った母親の悲しみだとしたら、とうてい自分など耐えられるはずもない。
毎朝、人知れずそっと泣いて。
そして彼女はああやって必死に笑顔で日々を送っているのだと思うと、胸が軋んだ。
救われることのない悲しみだ。
今回のトラブルで、彼女が子を産める可能性はもう、無くなってしまった。

春樹はふと、心の奥に閉じ込めていた自分の母親のことを思い出した。
少し気分屋な所もあったあの母親。
機嫌が悪いときは些細なことで春樹を叱り、嬉しいときは幼い春樹を猫のように抱きしめて楽しそうに笑っていた、少女のような人。
彼女もそんなふうに、春樹を深く愛してくれていたのだろうか、と。
けれど、記憶の中にその答えは転がっていなかった。
いつも思う。
思春期に入る頃から極力両親に触れることを避けていた自分には、もしかしたら普通の子供よりも、親の心が分からなくなっていたのかもしれない。

家族を思い出すことは今でもどうしようもなく辛かった。どうせもう、みんな居なくなってしまった。
開けてみても何も答えをくれないそれらの記憶を、春樹はまた心の隅の箱の中に押し入れて、再びそっと蓋をした。

「光彦。・・・光彦?」

唐突に、少し甲高く細い声が自分の方へ投げかけられ、春樹はぼんやりしていた頭を上げた。
見ると、僅かにできた歩道の木陰にちょこんと入り込んで佇んでいる、小さな人影があった。
春樹の方を見て、嬉しそうに微笑んでいるのは、真っ白い髪をひっつめに結った、小柄な老女だった。
薄紫のワンピースで、腰をほんの少し屈めながらも、まっすぐこちらを見ている。
「光彦、ここにおったんね」
弾むようにもう一度そう言うと老女は、背を伸ばすようにしてトコトコと嬉しそうに、春樹の方に歩み寄ってきた。

春樹は咄嗟に辺りを見回し、自分以外の人間を探したが、その路地には春樹より他に「光彦」にあたりそうな人影は無かった。
「どこ行っとったんよ。探しても探しても、おらんし。お母さん、ものすごい心配しとったのよ? ちゃんとご飯になったら、帰って来んと」

拒む間もなかった。
乾いた小さな手が躊躇いもなく春樹の右手をぐっと握り、そして子供にするように、ゆさゆさと揺すぶった。
引っ込めようかと思案する余地もなく、流れ込んできたその老女の記憶と感情は、さっきまで春樹の中に停滞していた悲しみや苦痛、不安を全て弾き飛ばし、またそれとは別の異質な感情の波で、すっぽり包み込んでしまった。
目の前が白く霞む。一面の白。
「ああそうか、学校か。学校やったんよなあ、光彦。遠いし、暑かったやろ。お母さんもな、今から帰るとこなんよ。会(お)うて良かった。一緒にお家に帰ろうな」

胸が苦しくなるほどの愛情だった。
それが今、この夏の太陽など霞んでしまうほど熱く大きく、自分に向けられている。
春樹は自分を一生懸命見上げて微笑む老女を見つめ、ただ立ち尽くしていた。

老女が春樹を自分の息子だと勘違いしているのはすぐに理解できた。
春樹は今、彼女の中では高校生の光彦なのだ。
彼女の記憶の息子の面影は、春樹を息子だと思い込んだこの瞬間から、いま目の前に立っている春樹に書き換えられてしまったのだ。

けれどその記憶の向こう側には、幼い光彦と過ごした大切で愛おしい時間が、万華鏡のようにシャラシャラと色鮮やかに広がっていた。
息子と過ごした遠い日の記憶は驚くほど鮮明で、思わずつられて微笑んでしまうほど、愛情に満ちていた。
そしてその愛情は今、間違いなく春樹に向けられているのだ。

なぜ、この80歳は越えている筈の老女の息子が、高校生の少年なのか。
なぜ、その(春樹と間違えている)息子の記憶には、その続きがないのか。
なぜ、彼女の記憶の中に、時間の経過も、彼女の情報も、悲しみも、何もないのか。

疑問は疑問となる前に、春樹に答えを与えてくれる。
つないだ手は悲しいほど雄弁だった。
老女が春樹の手を掴んだ為、路上に投げ出された杖には、ちゃんと彼女の住所も名前も大きく書いてあった。
迷っても大丈夫なように。
彼女は今、恍惚の中に居るのだ。

「ほうら、何しとんの光彦。暑いし喉も乾いたやろ。早よ帰ろう。あんたの好きなラムネも、いっぱい冷えとうよ」
きゅっと握られた手をそのままに、春樹は腰を屈めて杖を拾いながら頷いた。

彼女……笹原八重の中に、春樹を怯えさせる悲劇や悲しみは、存在しない。
それどころか、偶然、高校生の息子に路上で会えた、それだけのことが、彼女の中でこんなにも嬉しくて、胸が躍って止まらない。
手を、放すことができなかった。

春樹は、胸が震えるほどの愛情の海に自ら体を委ね、自分が自分でない感覚を、不思議な気持ちで受け入れていた。
僅かな罪悪感と共に。

「うん、帰ろうね。 一緒に帰ろう、お母さん」




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心の描写が多くて、少し読み辛い第1話になってしまいましたが、第2話からは、緩やかな流れになるはずです。
どうぞ、もうしばらく春樹にお付き合いください (>_<)


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~ Comment ~

NoTitle 

おはようございます(*´∀`*)

本編を読んでいないのですが、これから本編の方も同時進行で読ませていただこうと思います~。

相手の感情や記憶が見える能力は、普通の人間には耐えられませんよね。客観的にも作り物のお話を読んでも見ても、影響を受けて怒ったり泣いたり笑ったりするのに。

春樹くんの心理描写、丁寧でよく伝わってきました(´∀`)
こちらの続きと、本編楽しみにしています。
執筆がんばってくださ~い!

ユズキさんへ 

ユズキさんおはようございます。
わーーー。KEEP OUT、読んでくださるのですか。
な、長いですよ><
でもうれしいです。
一章ずつの区切りは短めですので、お好きなところまで読んでやってください♪

第1章は、春樹の物語ではないので、「あれ?」と思われるかもしれませんが、第2章で、からくりがわかると思います。
とかく漫画などでは、サイコメトラーがその能力を使って活躍しますが、春樹はその力のためにめちゃくちゃ苦悩します。
だって・・辛いですよね、実際>< 私なら絶対そんな能力いらないな・・・ごめんね春樹、と思いながら綴った物語です。
ユズキさんに、春樹を気に入ってもらえるとうれしいな^^
いつもありがとうございます。

NoTitle 

治療に行ったクリニックで 今の春樹にとって 抱え込むには重い感情を取り込んでしまうなんて あまりにも 可哀想‥
もう このクリニックには行かないでしょうね。

そんな時に 目の前に現れたおばあさんは、一点の曇りもない愛情を持つ人
これは!
神様が あまりにも不憫な春樹を思って寄越した 天使なのでしょうか!

愛情いっぱいのおばあさんに連れられて 春樹が彼女の家に行った時の 彼女の家族の反応を見るのが 怖いな。。。

私事ですが、亡くなった実家の父が 長く痴呆症で 看護する母と私は、それはそれは 大変でした。
今日のを読んで もし あの時の 父が何を考え思っていたのか 知りたかったなぁと 思いました。
(@ ̄◇ ̄@)。。。oO○ヾ(・ε・。)この中身は?ツンツン...byebye☆

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そして春樹は麻薬中毒患者のように無私の愛を求めて……。

怖い考えになてしまた!(^_^;)

けいったんさんへ 

けいったんさん、こんばんは。
春樹、やっと重い腰をあげて病院にいったのに運が悪すぎ^^。(決して作者のせいでは・・・)
きっと、触れても心穏やかでいられる人っていっぱいいるだろうに。(ごめん)
そして、久々に母親を思い出させてみました。
家族の回想は、あまり入れたくなたっかのですが、ここだけちょっと。

そして、おばあちゃん登場です。
けいったんさんのお父様も、けいったんさんたちご家族も、たいへんな時期があったのですね。お察しします。
あの病は本当に周りが辛いですよね。
私の祖母もそうだったので、よくわかります。
人によって違うのでしょうが、私の祖母は穏やかな恍惚の中で、気持ちをあまり取り乱すことなく逝ったので、もしかしたら本人はそんなに苦しまなかったのかな・・・なんて思うのですが。(希望込みで)
周りはやはり多かれ少なかれ、大変ですよね。うちの母も、ほぼ一人で3人(祖父母と父)も介護していました。今は父^^。
ここに登場するおばあちゃんも私の願望を混ぜ、柔らかな、過去の幸せの中に生きる人として描きました。

もう、気持ち的にガタガタな春樹が、このおばあちゃんに出会い、究極の愛情を注がれます。
書いていて逆に辛かったのですが、けいったんさんも、またどうぞ、ゆっくり遊びに来てくださいね^^
ストーカー塚本もイノシシ隆也も健在です^^

鍵コメMさんへ 

Mさん、ありがとうございます。
はい、はじまりました^^

今回の第1話はちょっと重いし、今まで見たいな謎もないのですが、もしお時間がありましたら、ちらっとお寄りになってください^^

「読んだよ~」だけでもうれしいです^^(いや、来てくださるだけでうれしいですw)

ポール・ブリッツさんへ 

ああ~、求めに言っちゃいそうですね><
『死の馬』の時も、あっちの世界に片足ツッコみそうになってたし。
相変わらず、弱い子で・・・。

怖いことに、なりませんように^^;

NoTitle 

こっちも息が苦しかった。
けれども、何という出会いが・・・

暖かさだけを心に持つ人って、そうそういないですよね。
手を握られちゃったけど、そのままで^^

帰ろうったって、どうなっちゃうのでしょうかね。
うん、付き合いますよ^^

NoTitle 

あ~、こういうことなんですね?
春樹の能力、ちょっと羨ましいような気がしました。
普通の人には他人の気持ちなど想像するしかなくて、本当に理解できることはないんですから。
そうは言っても、この何の区別もなく勝手にドンドンと流れ込む記憶や感情は勘弁して欲しいと思います。心が壊れてしまいますよ。
選択が出来ればまだましなんでしょうが。
春樹は良く耐えていると思います。
でも、恍惚の中に居る笹原八重、そんな状態の人間が春樹の中に安心を生み出すことが出来る。
それは人間の心の構造の矛盾を表しているんでしょうか。

NoTitle 

limeさん、こんばんは。
「人の痛みが分かる人間になりなさい。」
とよく言われますが、リアルに感じてしまうと
その人の分までの楽しさや悲しみも感じてしまうんですね。
きっと、何百年も生きているのと同じ感じがします。

でも、世の中には春樹のような人も存在するのかもしれませんね。

これからの展開、楽しみに待ってますね。

でも、一度特殊能力を身につけてみたいですね。

やっぱり苦しんでしょうか!?

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けいさんへ 

> こっちも息が苦しかった。

ご、ご迷惑をおかけします>< 私もここ、しんどかったです・汗
いつも思うのですよ、春樹、お医者さんにかかるの、別の意味で怖いだろうなって。
(あの医療用の薄い手袋って、どうなんだろう、遮断できるのかな。こんど春樹に訊いてみよう・・・)

> けれども、何という出会いが・・・

はい、母親のことを考えているときに、おばあちゃんと出会ってしまいました。
もう、すがるところが分からない春樹には、とんでもない存在になるような気が・・・。
手、放したくなかったみたいです。今度ばかりは。
実際、こういう病の老人は人知れず混乱や不安も同時にあると思うのですが、このおばあちゃんには、不安を忘れてもらいました。

春樹・・・本当に一緒に帰りたかったんでしょうね。
でも、どこへ・・・。
はい。けいさんには、とことん付き合ってもらいますよ~~^^

山西 サキさんへ 

わ~、サキさん、本当にこの新作を読んでくださったのですね。
うれしいです。
しょっぱなから、重くて読みにくい文体だったかもしれませんよね。
次回からは、もう少し軽いタッチになるはずです。

私も時々、相手が何を感じているのか知りたいな…と思う事がありますが、やっぱりあからさまに、すべて記憶や感情がどんどん流れ込んでくると、病んでしまいそうです><
知りたくない情報、ぜったいありますもんね。友達や肉親だって、やっぱり分からない部分があるから円満に付き合えるのであって。
それに、悩みや怒りっていう感情も、どんどん入り込んでくるわけですから。
サキさんがおっしゃるように、心が壊れちゃいます><
春樹は今まで何度も、崩壊寸前でなんとか立ち直って来たんですが・・・。

そんなときに、この八重おばあちゃんの登場です。確かに、いろいろ記憶に障害を持つ人ではあるんですが、今の春樹には、もしかしたらものすごい安らぎ??
矛盾。ほんと、そうですね。
この出会い。安らぎ・・・に、留まればいいのですが。
春樹の心の葛藤を、どうぞ見てやってください^^

むぎわらさんへ 

むぎわらさん、改めて読んでくださったのですね。
うれしいです><
第1話は、妙に重苦しくなってしまってごねんなさいね。次回からは、もう少しやんわりムードになっていきます^^

そうなんですよ。人の痛みも、『察する』程度が一番双方ににはいいのですよね。
思いやることと、リアルにシンクロすることはちがいますもんね。
リアルな感情が入ってきたら、きっと耐えられないだろうな~。
(キスだってできやしない><←いやいや)

春樹のような能力者がもしもいたとしたら、きっとその人は心臓に毛の生えたくらいに頑強な人でしょうね。
春樹のように脆かったら、病んでるかも^^;

でも、私も超能力って、憧れました。
私はあれがいいな・・・・・・透視。 (よこしまなことは考えていませんi-201

鍵コメHさんへ 

Hさん、こんばんは。
第1話、重苦しい話になってしまってごめんなさい。
次回からは、陽気な仲間たちも出てきますし(笑)やんわり、ほっこり系の流れになるはずです。

息子に会えた(と喜んでいる)この八重おばあちゃんと春樹のこの後、そっと見守ってやってください><
いつも本当にありがとうございます。

NoTitle 

暗いくて重い感情を感じてしまうのは辛い事ですね。
それで相手が少しでも楽になるのならいいんですけどね。
おばあちゃんの大きな愛・・・
なによりの癒しになるのかもしれませんね。
たとえ人違いと解っていたとしても・・・

NoTitle 

 こんばんは。
うん どうしても医者や看護婦には触れられるからね… 拒否できないからね…
此れは… 触れる事に拠り感じてしまう苦しみは 其の苦しみの本人ではない為 昇華する事出来ないのですよね。
苦しいままの感情が 何時までも留まる。

このおばうさんの暖かさが 一時の癒しなのか より深く傷つく前兆なのか… ちょっと怖いです。

かぜっぷさんへ 

こちらも読んでくださって、とってもうれしいです。
ちょっと重苦しい1話でごめんなさい。

>それで相手が少しでも楽になるのならいいんですけどね。

ほんとうですよね。これ、重要なポイントなのかもしれません。
でもまだ春樹は相手に幸せを与えられるほど強くも、大人でもなくて(涙)
今はただこうやって悲しみを受け取って、打ちひしがれるだけなんですよね。
(きっと、嬉しい気持ちを受け取ることもあるんだとは思うんですが)

おばあちゃんが、春樹にとってどんな存在になるのか、もしよかったらまた、ちらっと遊びに来てくださいね^^


ウゾさんへ 

ウゾさん、いつも貴重な時間、分けてくださってすみません。

うんそうなんです、治療はやはりどうしても肌に長時間ふれますし。
こんな悲しみを突然注ぎ込まれたら、弱ってる春樹にはダメージが大きすぎるかもしれません。
ほんとうにそうです。自分がなにか解決できる問題ではないし、ただひたすら胸を掻き毟られるだけで。
もっと心臓に毛の生えた屈強な大人なら、ひとつの経験・・・って言えるのかもしれないけど。
春樹には、辛いだろうと思います。

>このおばうさんの暖かさが 一時の癒しなのか より深く傷つく前兆なのか… ちょっと怖いです。

そうですよね。癒しになると思えば、ほっとするシーンなのですが。
やはり、春樹にとっては、そんなに単純ではないのかもしれません。
作者的には、もうあまり苦しまないでほしいんですが・・・。(本当ですってば~)

大事な時期に、ありがとうございました。
でも、本当にお時間の出来た時で、かまいませんからね^^
風邪などひかないように、がんばってくださいね。



NoTitle 

冒頭から中盤までが結構重苦しかったのですが、終盤の老女の登場で少し楽になれました。
彼女が春樹の救いの神になればいいのですが・・・。

ヒロハルさんへ 

この1話は、けっこう重くなってしまいました。
申し訳ない><
でも、もう冒頭のような重くるしさは、無くなるはずです。
情緒的に描ければいいなあ・・・と。

あのおばあちゃんは、春樹にとってどんな存在になるのか。
はっきりした答えが出るものではないかもしれませんが、きっと、春樹にとって大事な何かを与えてくれるはずです。・・・だったらいいな…(汗)

うう(;m;) 

なんか、これだけで泣けちゃいました・・・・
春樹の痛んだ心を癒してくれる
老女のまばゆいまでの息子への想い出の輝き・・・
これからどういう風にお話が進んで行くのかな??
2人ともが癒されていく展開だったら良いなあ~~(^v^*)v-238

NoTitle 

初めまして!
ブログへのご訪問と、コメントありがとうございました!

心が読めてしまうって実際にはこんな感じなんでしょうね(´・ω・`;)
映画やアニメだと異性同士を結びつけたりする役目を果たしてくれますが、
実際には悲しみや憎悪のような負の面も一緒に見えてしまうでしょうしね。
この後は春樹君は老女とどうなるのか、気になりますね~。

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NoTitle 

春樹くんの心の動きが手に取るようにわかりました。
前半の辛さ・・・そうよね~男の人はわからんのよね~
命が宿ったうれしさからの絶望・・・・きっついですよね・・・

そうかと思えば、恍惚の世界でのおばあちゃん・・・

今までの自分、これからの自分
なあんて、自分と照らし合わせて一気に読んでしまいました。

つづきがたのしみです。

かじぺたさんへ 

かじぺたさん、ありがとうございます><
春樹、弱り目に祟り目てきな、可愛そうな日だったんですが、
思いがけない出会いがありました。
春樹にとって、一番焦がれるものなのかもしれません。
手放しに喜べる出会いじゃないかもしれないのですが・・・。
どうぞ、またお時間ありましたら、お付き合いくださいね^^

ツバサさんへ 

わあ、読んでくださったのですね。申し訳ないです。でも、うれしいです!
(初めましてだったんですよね。それ、すっかり忘れて普通に書き込んでました・爆)

そうですよね、このサイコメトラーって、他の物語では事件を解決したり、華やかな存在の事が多いですよね。
でも、実際、めちゃくちゃ精神やられるんじゃないかな…と考え、この春樹が生まれました。(ヘタレな能力者です><)
このおばあちゃんとの出会い、手放しで喜べるもんじゃないかもしれないけど、何か変化のきっかけになってくれればいいな、なんて思いながら書きました。
もし、お時間ありましたら、また遊びに来てくださいね^^

鍵コメHさんへ 

わあ、再びすみません><
逆にお気遣いさせてしまって。
いやいや、私自身が重い冒頭の物語が苦手なもので、読んでくださる皆さんにはちょっと申し訳なかったなあと、感じていましたので。
でも、そう言っていただけるとホッとします。
この後は、今まで以上に緩やかな心の物語になると思いますので、またどうぞお付き合いください。
お心配り、本当にありがとうございました^^

海青藍花さんへ 

藍花さん、こんばんは。
春樹のしんどさ、感じてくださってうれしいです。
まだ思春期の、しかも男の子の春樹にはきっと、ものすごくショッキングな感情だったのじゃないかなと…。
あの絶望感・・・女性ならではなのかもしれませんもんね。
はい、そこに八重おばあちゃんです。
>今までの自分、これからの自分
・・・って(爆)その感じ取り方が藍花さんだなあ~と、つい笑ってしまいました。
私も、身につまされます。(もうやや、八重おばあちゃん寄りで記憶がヤバいので)

また、ゆっくりと更新していきますので、お時間ありましたら遊びに来てくださいね^^
ありがとうございました。

拍手鍵コメNさんへ 

わあ~~~、Nさん、あのおばあちゃんの記憶のような、シャラシャラと広がる思い出を描いてほしい。
きっと、見てるだけでじんわり涙してしまうような、素敵な絵になるような気がします。想像しただけで、あったかくなるなああ~^^

このおばあちゃんの方言は、九州弁と山口・広島弁と、ほんの少し関西の言い回しが混ざった、西日本オリジナルです(笑)
西日本を転々とした私が書くと、こんな感じです^^

NoTitle 

私はむしろこの辺の文体の方が好きなのですが。
心理描写の方が好みなのが、LandMの才条 蓮ですね。
お久しぶりです。

残響。
後は冒頭の描写でとても引き込まれますね。
そうか、ホラーというものはこういうタイトルと冒頭の恐怖感が引っ張っていくのが大切なのですね。勉強になります。・・・ホラーでなくても共通のことですね。耳は聞こえすぎても人を狂わせますね。。。

LandMさんへ 

わあ、LandMさん、おひさしぶりです。
ブログ、復活されたんですか?
たしかシステムの関係でお休みされてたんですよね。もう平常運転されるんでしょうか。
またお邪魔しますね。

おお、冒頭の重い感じの描写、気に入っていただけましたか。
あ、そうですよね、なんとなくホラーに持って行ってもいい感じ。
私は怖がりでホラーは書いたことが無いんですが、案外書くほうは怖くないかも・・・。
どうでしょう、LandMさんもホラーなど書かれては。
(あ、そうだ、私、怖いのは苦手でした><)←どっちやねん

NoTitle 

前回は春樹には辛かったよねぇ
余りに衝撃的なラストだっただけに
PTSDにもなるよね。
何とも可愛そうな能力だよね。
今更ながら、悲しくなる。
老婆との出会いは
何か暖かくなる。
これは良い予感かもしれない。
春だし春樹だし、いいことがあってもいいよね。

ぴゆうさんへ 

ぴゆうさん、こんばんは。
はい、そうなんです。前回の事件は、春樹には本当に辛くてショッキングな体験で。
瀕死の男と犯罪者の思念を取り込むって、考えただけで精神崩壊です・・・。
でも、強がってます。相変わらずこの子は。

そんな意地っ張りの春樹に、ひたすら愛情を注いでくれる老婆の登場です。
本当の愛情ではないと知りつつも、春樹は手を伸ばしてしまうんですよね。
ぴゆうさんなら、気持ち、わかってくださいますよね。
とことん弱く、幼くなってしまった春樹を、どうぞ応援してやってください。
今回は、強く叱ったら壊れちゃうかもしれないので・・・。
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