「ラビット・ドットコム」
第3話 0.03秒の悪魔

ラビット第3話 0.03秒の悪魔(4)

 ←ラビット第3話 0.03秒の悪魔(3) →2010年も続けられますように♪
「え? だって李々子さん、あの時いっしょに来なかったでしょ?」

稲葉の問いに李々子はこくんと小さく頷いた。

「でもネイルサロン行った後ね、まだシロちゃんがいるかと思って3階に行ってみたのよ。そしたらエレベーター降りたすぐのところにあるんだもん、あのモニター。派手な映像だったから、ついついじーっと見ちゃって」

「李々子?」

宇佐美の声に李々子は不安そうに振り向いた。

「覚えてるのか? そのモニターを見た後に最初に聞いた言葉を」

李々子は首を横に振った。

「でも……その時最初に聞いた言葉は誰の言葉かわかる。この中にまだ残ってるもん」

そう言って李々子は自分の携帯を取り出した。

「携帯に? どうして」

「モニターをボーッと見てたら電話の着信に気付かなかったらしくって、留守録にメッセージが入ってたの。だから、その録音を聞いた」

「誰から?」

「飲み友達の社長から。昼間っから酔っぱらってふざけてかけてきたみたい」

「ああ、李々子を気に入ってるあの輸入雑貨のタコ社長ね。分かった。……貸して、携帯」

「どうして?」

「聞くから」

「どうしてよ」

「いいから、ほら貸して!」

有無を言わさぬ宇佐美の強い口調に、李々子は少し戸惑いながら持っていた携帯を渡した。

いつになく真剣な目でやり取りする二人を稲葉はかわるがわる見つめる。

「ねえ諒、留守録聴いてどうするのよ」

宇佐美は唇に指を当て、不安そうな声を出す李々子に“静かに”のジェスチャー。

素直に口を閉じた李々子にニコリと笑いかけた後、留守録の再生ボタンをタップし、その携帯を耳に当てた。

李々子だけでなく、稲葉も息を止めて宇佐美の行動をじっと見守る。

けれど沈黙を破ったのは宇佐美だった。
録音の内容がよっぽどおかしかったのか、携帯を耳に当てたまま堪えきれないようにクックと笑う。

「諒……?」

「ったく、どうしようもない酔っぱらいだな、タコ社長。……よりによってこのセリフかよ」

笑いがおさまるのを待って電源をオフにした宇佐美は、それをデスクの上にそっと置いた。
そしてゆっくり李々子の方に向き直る。

李々子も目を見開き、今まで稲葉が見たことも無い緊張した面持ちで宇佐美を見上げた。

「ねえ……何する気?」

「留守録に入ってた最初の言葉を、今、君に言う」

「え……」

李々子は2、3歩後ろに下がった。

「やめてよ……。何の冗談よ」
「ここ最近じゃあ、一番真面目だよ、俺」
「何考えてるの。イヤよ、絶対にイヤ! 私、さっきのシロちゃんみたいになっちゃうかもしれないのよ!?」

―――さっきの僕、そんな酷かったんですか!
思わず口を挟みそうになるが稲葉はぐっと飲み込んだ。

「大丈夫だって。他の場所で聞いたらもっと怖い事になるよ? 街なかとか知り合いと飲んでる時にスイッチが入ったらどうする?」
「でも……」

李々子はチラリと助けを求めるように稲葉を見た。
けれど稲葉は立ちすくんでこの状況を見守る以外、どうすることも出来ない。

「だって私、何するかわからないのよ?」
「俺は大丈夫だから。いざとなったら傍に稲葉だっているしね」
「でも……」
「大丈夫だって。そんなに俺、頼りない?」
「……」

李々子は怯えた目で宇佐美を見上げ、じっと思案しているようだったが、やがて「分かった」、と小さく頷いた。

李々子の不安がリアルに伝わり、その場の空気がビリビリ震える。

宇佐美はホッとしたように笑った後、もう一歩李々子に近づき、まっすぐ向き直った。

稲葉はどう表現していいのか分からない緊張が喉元に上がってくるのをゴクンと飲み下し、瞬きも忘れて二人を凝視した。

ゆうに10秒の息のつまる沈黙。

そして宇佐美は一つ息を吸い、起爆剤となるその言葉を、ゆっくり口にした。


「愛してるよ、李々子」


李々子の瞳が大きく見開かれた。

稲葉の全身がゾワリと粟立った。

普通なら黄色い声を上げてはしゃぎそうな宇佐美の言葉に、目の前の李々子は人形のように表情を失くし、動かなくなった。

明らかに反応している。確実に何かが起こっていた。

宇佐美の発した、そのもどかしいほどの甘い言葉はこの瞬間、冷たい悪意を含んだ起爆剤に挿げ替えられてしまったのだ。
“よりにもよって、この言葉かよ”
宇佐美の言葉の真意が伝わり稲葉はひたすら強く手を握りしめた。

宇佐美に向き合う李々子の両腕はやがて微かに振るえながらゆっくり宇佐美の方へのびていった。
綺麗にネイルを施された細い指が、宇佐美の首に触れた。そして巻き付く。

それでも宇佐美はじっと動かずに李々子を見つめた。手も身構えることなく両サイドに垂らしたままだ。

稲葉も呼吸するのも忘れ、見守った。握った掌にはじっとりと汗。けれどすぐに手を貸せるように心の準備だけは整える。

じりじりと、導火線が焦げていくのを見守るような、胃の痛くなるような数秒間。
李々子の手が小刻みに震え、じん帯が動く。指に力が入っていくのが稲葉にはっきり分かった。

―――李々子さん!

そう叫ぼうとした瞬間だ。

李々子の瞳が揺らぎ、宇佐美の目線とガッチリ合わさった。その唇が僅かに開く。

同時に李々子の手の力は緩み、そろりと宇佐美の首から離れて下降していった。

糸が切れるように伏せたその顔を宇佐美の胸にぶつけたそのあと、降ろしかけた両手を広げ、李々子は思い切り強く宇佐美の体に抱き付いた。

宇佐美の口元が緩む。稲葉は三度瞬き、そして李々子の喉元からは、泣きだす一歩手前のような吐息が漏れた。


「おかえり。ほら、もう大丈夫だ李々子。よくやった」

宇佐美が優しく笑って李々子の柔らかい髪を撫でた。
李々子は怯えた子供のよう震えながら、宇佐美にしっかりとしがみついたままだ。

いつもの李々子らしくは無かったが、これこそ素顔の李々子のような気がして、稲葉は目頭が熱くなった。

「怖かった……」

「がんばったね。君は笹倉の思い通りにならなかった」

「……分からない。分からないけど……なんかすごく戦ったの。なんか……頭の中でいっぱい変な声がして。目の前の人が憎くなって。でも触ると温かくて、これはちがう、おかしいのは私の方だって………、シロちゃん、ティッシュ!」

慌てて稲葉がティッシュを3枚箱から引き抜いて差し出す。
李々子は片手で受け取り涙と鼻水を拭ってゴミ箱に投げ入れたあと再び宇佐美に抱き付く。

「笹倉に勝ったんだよ李々子は。人間は計算通りに操れるロボットなんかじゃない」

李々子は宇佐美を見上げてポソッとつぶやいた。

「勝った? 私あの男に勝ったの?」

「そう。君の勝ちだよ、李々子」

宇佐美はやんわり笑ってみせた。

「宇佐美さん!」
稲葉は赤くなった目を潤ませて、場違いなほど声を張り上げた。

「僕、ガイアに行って来ます! あんな奴に負けたままじゃ終われませんからね。モニターぶっ壊してあの男を警察につき出してやります!」

そう言って録音データを掴むと、勢いよく部屋を飛び出していった。

           ***

「いや、モニター壊しちゃダメだってば! 稲葉―――」

宇佐美は大声で叫びながらも、すでに口元は笑っていた。

「……行っちゃった。ウサギって言うよりイノシシじゃないか?あいつ。 今のけっこう頼もしくはあったけど、ジョークじゃなくて本当にモニター壊して来たらビビるな」

宇佐美は笑いながら続けた後、いつものように話に乗ってこない李々子に視線を下ろした。
先ほどからかなり胸が苦しい。

「ねえ、李々子。……もう離れてもらっていいかな? 俺も行かなきゃ」

けれど李々子は更に腕に力を入れ、宇佐美の胸にしがみつく。

「あと2分」

こんな時の2分はけっこう長い。
宇佐美は困ったように心の中でため息を吐いた。

         ***

宇佐美の働きかけにより、ガイア3階のモニター映像はすぐさま他のものと替えられ、そのデータは警察に提出された。

エステサロンのオーナーはこの件にまるで関与しておらず、『飛び込みの広告業者が無料でCFを作ってやると言ったので任せてみたら、いい出来だったのでひと月前から流してみた』と証言したが、その広告業者の詳しい資料は残っておらず、笹倉本人とのつながりも確認できなかった。

笹倉はその後警察の事情聴取を受けたが、「電話で喋った事は全部ただの妄想ですよ」と余裕の笑みさえ浮かべていたらしい。

笹倉が言ったように、警察は例の映像からなんら決定的証拠も発見できず、笹倉と事件との直接的な因果関係は証明されなかった。

あの電話の証言をもとに李々子は発症したのだと説明しても、やはり物的証拠でない限り立件は難しい。

笹倉はその日のうちに無罪放免となった。

宇佐美からその報告を聞いた稲葉は、机を叩きながら悔しがり、李々子は蒼い吐息を漏らした。

予想していた一番残念な結末だ。

笹倉は何の罪にも問われず、そして街には発火装置を抱え込んだままの人々が何も知らずに日々を送るのだ。

けれど、そこでこの件は終わらない。

落胆した2日後の夜、今度は誰も予想していなかった連絡が、警察からラビット事務所に届いたのだ。

「……笹倉が例の暗示にかかった男に襲われ、病院に運ばれたよ」

稲葉と李々子は絶句して顔を見合わせた。
宇佐美は受話器を置きながら、更に続ける。

「襲ったのは、笹倉がちょくちょく金を借りていた前科者の闇金のボスらしい。事務所内の誰もが見ていたが、普通の会話からのいきなりの発作で、笹倉はさんざん素手でボコられたらそうだ。そばに刃物が無くて幸いだったよ」

「そんな男が偶然、あのモニターを見たんですかね」

稲葉の質問に宇佐美は苦笑する。

「笹倉が見に行かせたんじゃないかな。誰かに暴行して、借金チャラになる展開を願って」


              
           ***

――――ガイアのモニター映像が新しいものに替えられてから、1か月。

世間を騒がせた突発性異常行動の騒ぎは不思議な事にぴたりと収まり、次第にネット上でも話題にされなくなっていった。

笹倉のこともサブリミナルの事も、警察はマスコミに一切口外しなかったため、事の真相を知るのは、まだリハビリ施設を出られないらしい笹倉と、ラビット事務所の面々だけだった。


「それにしても……」

夏休みに入り顔を出すことが多くなった稲葉が、資料整理をしながらポツリとつぶやいた。

「あれ以来、例の発作が起きたって聞きませんよね。何ででしょう。実際は起きてるけど、やっぱりみんな隠してるんでしょうか」

「いや、もうたぶん大丈夫だと思う」
「え? なんで?」
「稲葉は1か月前の今日の昼に何食べたか覚えてる?」
「まさかそんな。覚えてるわけないじゃないですか」
「な?」
「……あ」

「人はロボットじゃないからね。忘れる生き物なんだよ」

宇佐美はPCから顔を上げ、ほんの少し笑った。

「本来海馬は必要としない情報は長期間保存しない。無意識化で聞いた言葉をすぐさま大脳皮質に転送し定着させることなど、現時点では不可能だ。
そしてもしも「言葉」の記憶が海馬に残っていたとしても、僅かなら暗示より自分を制御する力がだんぜん勝る。それもヒトの持つ“力”だ。ロボットには絶対に真似できない」

「そうですよね! 難しい事は分からないけど、それが人間なんですよね!」

稲葉は顔を紅潮させてガッツポーズを作ったが、すぐに表情は変化した。

今日はあまり話に乗って来ず、自分のデスクでパソコンに向かい合っている李々子をチラリと見ながら、稲葉はそっと宇佐美に耳打ちした。

「ねえ、宇佐美さん。それだったら、李々子さんにあの時あの言葉言わなくても良かったんじゃないですか?」

「え、そうかな」

宇佐美はきょとんとして稲葉をみた。

「そうですよ。だって……あの言葉ですよ? 覚えてます?」
「うん、覚えてる」
「普通は、なかなか言われませんよあのセリフは」
「言われないかな」
「言われないでしょ、一か月以内に、あんなセリフは。まかり間違っても」
「ああ……。そうかぁ、そういえばそうかも。うん、なるほど」

「うん、なるほど……じゃないでしょ」

「!」

突然混ざったトーンの低い声にギクりとして二人が振り返ると、すぐ後ろで李々子が仁王立ちしていた。

「え……、あ、まさかっ、聞こえてました?」

「悪いけど、目だけじゃなくて耳も超人的ににいいのよ、私」

李々子はゆっくりと腕組みをし、次第に小さくなる稲葉を見おろしてニヤッと笑った。

「そもそも失礼よね。私だって捨てたもんじゃないのよ。そうね、先ずあの電話をかけてきた社長は一番に危なかったわね。ちょくちょく会うし」

ブッと吹き出すように宇佐美が笑い出した。

「ああ、ありえる。あのタコ社長はあぶないね。シラフでも言いそうだから」

「なるほど!」

稲葉もポンと手を叩いた。

「それにねぇ」

李々子は笑っている宇佐美を振り向き、表情を柔らかくしてポツリと言った。

「他の人だったら私、殺してたかもしれない」

稲葉はハッとして李々子を見る。
宇佐美も笑うのをやめた。

そのほんの少しの沈黙に照れたように李々子はエヘと笑って腕の時計を見た。

「3時ジャストだわ。よし、おやつ休憩の時間ね。私、鳳凰に行って来ます。ナオちゃんにオリジナルチアシードドリンク作ってもらおうかな~。うん、そうしよう。じゃあね、ふたりとも。また後でね~!」

李々子はポーチを持つといつものように元気良く手を振って部屋を出て行き、事務所内は急にシンと静まった。


残された二人はゆっくり顔を見合わせる。

「ねえ、宇佐美さん。……3時のおやつ休憩なんてあったんですか?」

「さあ。初めて聞いた」

「ですよね?」

二人は視線を李々子が出て行ったドアに移し、クスッと小さく笑った。



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~ Comment ~

好きだ~~~!! 

何回読んでも、好きだなぁこれ。
「その言葉」を言う諒に、何度も何度もぐっと来てる私って(笑)

もう頭の中では自分が李々子を演じてる~!(おこがましい)

来年も、ゆるゆると書いて行ってくださいね、limeさん。
私もがんばりまふ!

あきささん♪ 

いらっしゃい♪
いやあ、何度も喜んでくれるだなんて、なんて素敵な読者様(*^-^*)
随分加筆しましたが、分かりました?
死ぬまでに一度でいいから李々子を演じるあきささんを見てみたい。
大胆な脚本、書きます・笑

また新たに書き始めた挿入話、やっと先程書き終えました。
また読んでくださいね♪(ほとんど強制・笑)

こんな年の瀬に来てくださって、本当にありがとう!!

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます

おつかれさまでした。 

第三話 完結お疲れ様でした。
limeさんは医学のことを勉強されていたのでしょうか。
やっぱり小説を書くには色々と勉強しないと、ですね。

年末は何かと忙しいみたいですね~。
来年もlimeさんの作品楽しみにしています。

今年一年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いしますね。

ありがとうございます。 

三話も読みにきていただいて恐縮です。
そうですね、医学関係のドラマも小説も大好きです。
専門誌があると、つい、ドキドキして読んでしまいますね。
生まれ変わったら絶対脳科学者になりたいと思ってます・笑

ヒロハルさんにも今年はとてもお世話になりました。
次のヒロハルさんの作品も、楽しみにしていますね。
どうぞ来年もよろしくおねがいします。

NoTitle 

最近忙しくて落ち着いて読みに来られないのがザンネンです。うう・・・スミマセン、そのうちがつっと読ませていただきます。
とりあえず一年のおわりなのでご挨拶。
大好きなオハナシなので、来年もがんばってクダサイ。
とら太共々楽しみにして、同時に応援してまーす。
良いお年をっ!

良いお年を! 

わ~い、きぢ子さん♪
今年のうちにごあいさつできてよかったです。
わたしこそ、いつも気になりながらご無沙汰していてごめんなさい。
楽しそうなタイトルが並んでいるの日、歯がゆい日々です。
またゆっくりお邪魔しますね。
また来年もよろしくおねがいします♪
とら太さんにもよろしく。

面白かったです~。 

limeさん
あけましておめでとうございます。
事件解決、軽妙で萌えたっぷりのストーリー展開、楽しんで読みました。
暗示が解けるシーン、ドキドキものでした。
アワワワ((((゚ □ ゚ ) ゚ □ ゚))))アワワワ

今年も宜しくお願いします(*・ω・)*_ _)ペコリ

あけましておめでとうございます~♪ 

アドさん、ありがとうございます(#^.^#)
最後まで読んでくださるなんて。
本当にうれしいです。
ああ、私もいつも読みにげしてるばかりで・・・。
またちゃんと伺いますね!
今年もよろしくお願いします♪

NoTitle 

タイトルを見て、
「ウ○トラ○ブン……」
「ペガ星人……」

などといったことが頭をよぎったことはナイショです。

読んでてさらに頭をよぎったこともナイショです(爆)。

Re: NoTitle 

ポール・ブリッツさんへ

「ウ○トラ○ブン」も「ペガ星人」も知らないんですが・・(^_^;)
何が頭をよぎったかは、ないしょのままでいいです。

ヤボですが解説します 

ウルトラセブン第36話「必殺の0.1秒」には、電話を使って催眠をかけ、殺人を起こさせるペガ星人という宇宙侵略者が登場します。

小数が入ったタイトルといい、サブリミナルによる殺人といい、もう読んでて頭の中でイメージがかぶってかぶって(^^;)

すみませんこれから第4話も読みますので(^^)

ああ当たり前すぎて書き忘れていましたが、今回の小説も実に面白かったです。サスペンスの盛り上げがうまいですね。短いストーリーの中に人を引き込むだけの筆力は、わたしよりもありますね。うらやましい限りです。

最新のコメントを好奇心にかられてちょっと読んでみたら、このシリーズも終わりが近いとか。うーん、残念だなあ。

そうなんですか。 

>ポール・ブリッツさんへ

それはなんだか似てますね。いろんなことが頭をよぎるのも分かります。
サブリミナルなんて使い古されてナンセンスなんですが、最近の脳科学の研究では不可能ではないらしいんですね。そこをつついてみました。

いつも読んでいただいて恐縮です。
面白かったと言ってもらえてうれしいです。
この先の話が面白いのか、自信ないのですが・・・。
トリックの甘さは、見逃してくださいね・笑

ほかの話と交互に更新するのでずいぶん先の更新になる予定です。

NoTitle 

ラビット、3話までやってまいりました♪
稲葉くん、かわいいですね。むふ。
李々子さん、ほんとに宇佐美さんのことが好きみたい。
すてき…(はぁと

西幻響子さんへ 

らびっと、読んでくださってて、うれしいです!

第3話は李々子の気持ちを前面にもってきてみました。
なかなか、お気に入りのキャラです。
まあ、このあともずっとこんな関係は続くんですが・笑

稲葉君も、このあと頑張りますから、また良かったら読んでやってください♪

NoTitle 

爽やかな終わり方。
やっぱり悪には鉄槌がドカンと落ちないとね。

サブリミナルを取り上げた事に脳の不思議を考える。
心は脳にあるのか、心臓にあるのか。
違うように思うのはなぜなのかしら。
精神世界に心地よさを感じるのはなぜ?
わからないだけに、ありそうなと思うとゾッとする。

白ちゃんの微妙な立場がいいなぁ。
宇佐美・・・好きになったらいけないような男だよなぁ。
うまくやれるのは李々子だけだと思う。

ぴゆうさんへ 

うふ。
さっそくコメ返^^

>心は脳にあるのか、心臓にあるのか。

脳科学だけでは解き明かせない謎ですよね。心。
(『電脳うさぎとココロのありか』では、それをテーマにしてみました^^)

解き明かせないからこそ恐ろしくもあり、魅力的でもあり。
でも安易にサブリミナルを取り入れて、ナンセンスなSFにしたくなかったので、
しっかりと勉強してみました。
ありそうな、無さそうな・・・その、微妙なラインをお楽しみ頂けたらうれしいです♪

シロちゃん、気に入っていただけましたか?
相変わらず、あまり役には立っていないけども、今回は良い鍵になりましたよね?
(フォロー)

宇佐美・・・・・好きになったらいけない男!するどい!(*^-^*) ・・・いい響きだな〜〜。
いただきました^^

危険度が無さそうに見えて、その穏やかな頭脳の向こうに何があるのか分からない。
そんなふうに感じて頂けたら、すっごくうれしいです。

じわじわと、宇佐美という男の内面が見えて来るはずです。
さあ、李々子の手に追えるかな??

おもしろかったです! 

なるほど。
リクでも感じましたが、精神を支配する系統の犯罪って、なかなかやっかいですね。
立証が難しい。
こう、会話を録音するとかしても、証拠がね。
結局は、本人がこういう形で罰を受ける、というのが一番の気がします。

だけど、人って無意識に善悪のようなことを分かっていたり、‘死’への恐怖は潜在的にあるから、単純に「○○を殺せ」とか「自殺しろ」と暗示をかけても実行しないとか。

だから「~しないと殺される」と具体的な暗示を…
いや、何を論じているやら(^^;

このシリーズはいくらでも続けられそうで、そして、描いていて楽しいというのがとても伝わってきてすごく良い世界です。こちらもなんだかわくわくして拝読出来ます。
次作が楽しみです~(^^)

fateさんへ 

第3話も全部読んでくださって、ありがとうございます~♪
(一話が長いのに、ごめんなさい)

これを書いてた時は、確か脳科学や、分子生物学にハマってて、すごく勉強した記憶があります。

サブリミナルっていうのは、ほとんどSFの世界だけど、笹倉のように第2知覚野を発見すれば、
脳の操作は不可能ではないらしいんですよ。
怖いですね~。

でもfateさんのおっしゃるとおり。
人間にはちゃんとそういう意思が働きますもんね。
きっと、簡単には操られないはず! ・・・意思の弱い私は、ちょっと不安・汗

このシリーズは楽しかったですねぇ。
ずっと続けたかったなあ。
でも、最終話を思いついちゃったら、すごくそれを書きたくなっちゃって・・・。
最終話を書いてしまったんです。

だから、『電脳うさぎ・・・』で、未練たらしく復活させちゃったり^^;

やっぱり、物語を終わらせちゃうのって、寂しいですね。



どちらも好きです 

RIKUシリーズの空気も、こちらのもうすこし軽く明るい雰囲気も素敵ですね。
0.03秒ってそういう意味だったのですね。
かなりSFしてますよ。

私はSFが書きたくてあまり書けず、まがりくねって時代ものまで書いて現在に至っていますので、こういうのが書けたらいいなぁ、とうらやましくなります。

RIKUもこちらも完結してるんですか?
私はまだ全部は読ませていただいてませんが、ぜひとも、復活してほしいです。

あかねさんへ 

第3話も読んでくださって、ありがとうございます。
このシリーズは、どちらかと言うと医学を意識してみました。
サブリミナルは、脳科学の分野だと思います。

でも、ちょっとぶっ飛んだ、SFちっくになっちゃいましたね^^
こんなタッチも、たまに、書きたくなります。

あかねさんも、いろんな分野を試行錯誤されてるんですね。
私は、とくに拘らず、その時書きたいものを自由気ままに書いています。

RIKUのようなシリアス系も、ラビットのようなライトミステリーも、どちらも気に入っていただけたら、すごくうれしいです^^

そうなんです、RIKUもラビットも白昼夢も、全て完結し、KEEP OUTも、もう少しで完結します。

すごく、すごくさびしいです><

また、ひょっこり続編を書きたいなあと思っていたので、あかねさんの言葉、とてもうれしいです。
やはり、シリーズが終わってしまうのは、作者にとって一番の打撃ですね。
満足感よりも、寂しさが大きいです。(終わらせるんじゃなかったなあ・・・・)

こんにちは 

ここまで来ましたよ(^^)
とてもお気楽に読ませていただいております。
だって、きっとこれはエンターテイメントなのだわ、と思って。
本当にlimeさんの引き出しは沢山あって、それぞれを面白く脚色されていて、もちろんサブリミナルって使い古された題材だけどそこにちょっとスパイスを加えたらlime調になって、本当に味わいがあります。
それに、キャラもみんな魅力的で、うらやましい…
色々見習わなくちゃ、と思いながら、読ませていただいておりまする(^^)
完結の度に寂しくなる、これを繰り返せるのは本当にアイディアが豊かだからですね。
私は、どうしてもうちのバカ息子を手放したくなくて、まだ書けないことがいっぱい…子離れしようと思いました。

大海彩洋さんへ 

大海さん、第3話まで読んでくださって、ありがとうございます!

そうなんです、もう、小説というよりおちゃらけ脚本ですから。
もう、お気楽に読んでやってください^^(感想をもらうのも、申し訳ないです><)

でも、お優しいコメントに、救われます。
ちょっと読み返して見ても、穴に入りたいほどの稚拙っぷり。
でも・・・脚本ですから^^;と、自分を慰めています。

ありふれた題材と、ドタバタで、どれだけ(自分が)楽しい作品を書けるか、に挑戦しました。
いや、本音を言えば、この3人で遊んで見たかっただけなんですが。

次回も、さらにドタバタ劇が続きます。
吉本新喜劇を見るような感覚で、遊びに来てください^^(って、吉本に失礼ですね)

NoTitle 

3話読みましたー!
サブリミナル効果怖いですよね…薬の効果とかで聞きますが、それで殺人とかになると…怖い怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
上手に使えばプラスに出来るんですけどね;
そして李々子さんに殺されるのはなんだか一番怖い(笑)(失礼)
次のお話も楽しみです♪

たおるさんへ 

たおるさん、3話まで読んでくださってありがとうございました!

サブリミナルって、実際はそんなに人を操れるものではないらしいのですが、小説の中ではよく使われますよね。
これを書いたあとで、宮部みゆきの小説の中に、よく似た使い方が出て来て「おお」と思いました。みすてり書きにはやっぱり、言い材料なのですよね^^

李々子、怖いように見えてけっこう怖がりで可愛いところもあるみたいです^^
このお話は、そんな李々子の恋のお話でもあります。
いや、稲葉の恋?(誰にだ)

次回、そんな稲葉の長い一日の物語です^^

NoTitle 

今回はとてもドキドキしながら読んでいましたー。
面白かったです!!
limeさんはアイディアが豊富な方ですね。
今回の宇佐美さんも鋭くかっこ良いです。
惚れ惚れしちゃいます(*´˘`*)♡
次のお話も楽しみです。

ひだまりさん。へ 

ひだまりさん、ここまで読んでくださったのですね!
もう、本当に過去作品って、読み返すと身もだえするほど恥ずかしいんですが、そう言ってもらえると救われます。

興味のあることをいろいろ試してみた、実験作品のようなお話になってしまいました^^;
小説の書き方など何も知らずに書いた時期の方が、大胆だなあと、今改めて思います。

宇佐美、カッコいい系の人ではないんだけど、気に入ってもらえてうれしいです。
最後の方は、彼のとんでもない過去のお話に移行していきますね。

次回もコメディタッチですが、第5話くらいから、少しはちゃんとしたミステリーになっていくはずです。
気が向いた時に、ちらっと覗いてくださると、うれしいです^^
いつも、ありがとうございます。
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