凍える星

凍える星 第7話 畏怖と喪失と

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あの力のせいで自信を得たのか、ナギはその夜を境に、父親に対して今までと違う態度を取るようになっていった。
問いかけにちゃんと答えなかったと頬を打たれても、いつものように俯くのではなく、真っ直ぐに睨み返した。
ナギが悪いわけではなかったが、当然ながらそれは父親の逆鱗に触れ、すぐさまいつも以上の怒号と暴力を浴びる事になるのだ。
それでもナギは、屈することをしなかった。鼻血を出しながらも父親を冷ややかな目で見据える。
そんなナギを見ていると、ミツルはいつも背筋が寒くなる思いがした。何か良くないことが起こりそうで、とてつもなく怖かったのだ。

事件が起こったのは、始めてナギの力を見せられたあの夜から10日も経っていない、ある夕刻だった。
ミツルが勉強部屋にいると、いつもより早く帰ってきた父親の怒号が階下で響いた。
まただ、と思いながら階段下を覗くと、父親の手を振り切ったナギが、脱兎のごとく階段を駆け上がって来るところだった。
また1階隅の納戸へ引きずられて行きそうになったのだろう。
まるでバカの一つ覚えだ、と呆れながら事の成り行きを見守っていると、ナギは2階の廊下に佇んでいるミツルにチラッと笑みを含んだ視線を寄越したあと、すっと、その背後に回り込んだ。
ナギの後からは、父親が鬼の様な形相で追ってきている。

それから先の展開は、何度思い起こしてもミツルの思考を混乱させる。
それほどミツルにはショックが大きかったのだ。

ナギを庇ったと思い込んだ父親は何かを叫びながらミツルの頬を拳で殴り、その弾みでミツルは廊下の床に尻餅をついた。
それでもナギが「助けて」としがみついてくるので、父親は再びミツルを足蹴にして引き離し、ナギの手首を掴むと、階下に引きずり下ろした。
ナギの叫ぶ声が聞こえたが、ミツルにはもうそんなことに構うほどの余裕はなかった。
這うようにして自室に飛び込むと、ベッド脇にうずくまった。
心臓がバクバクし、呼吸が上手く出来ない。
震える手で痛む口元に手をやると、べったりと血が付いてきた。
怒りと恐怖と悲しみで嘔吐し、そのまま床に転がった。
体は震え続け、しばらくは金縛りに遭ったように動くことが出来なかった。

信じられない。
父さんは僕のことも嫌いになったんだろうか。
そんなのってない。僕はナギとは違うのに。父さんの子なのに! 父さんの子なのに!

いつも耳障りな時計の秒針の音が、しばらくは心臓の音にかき消された。
膝を抱えてうずくまったまま、ミツルは石のようにじっと固まっていた。
震えと激しい動悸が収まるまで、30分はそうして居ただろうか。
やっと少し思考が戻ったのは、意外にも異様な静けさのせいだった。
階下からはまるで音がしない。あれからどうなったのだろう。ナギは?

やっと思考が回復して、まず思ったのは弟のことだった。
弟のせいでこうなったという腹立たしさはあったが、やはりその後が気になった。
あの、何かに取り憑かれたような父親は、ナギをどうしただろうと。

部屋を出て、少しビクビクしながら階段を降りた。
窓の外からは、いつものように寂しげな虫の声が染み込んで来る。けれど2人の気配がしない。
物音がまるでない。
そっとリビングのドアを開けると、そこにあったのは奇妙な光景だった。
ナギがボンヤリと、無表情でソファ横の床の上を見下ろしている。
その視線の先には父親がうつぶせに転がっていた。首を妙な方向にねじ曲げ、ピクリとも動かない。

「ナギ?」
説明を求めて弟の名を呼ぶと、ナギはゆっくりとこちらを向き、無表情のまま口を開いた。
「死んじゃった」

その説明と光景の組み合わせは、完璧で間違いのないお手本のようだったが、ミツルの中でしっくりと来ず、理解できなかった。
冷静なつもりだったのだが、たぶんそうでは無かったのだろう。
「ねえミツル。救急車、呼んだ方がいいのかな」
やんわりと穏やかにそう言ったナギの質問に、ミツルはしばらく答える事が出来なかったのだから。

父親はその夜、病院で息を引き取った。
脳の太い血管が破裂したのだと、翌朝駆けつけた祖父が丁寧に説明してくれたが、ミツルの胸はコンクリートでも流し込まれたように感情が麻痺し、涙も出なかった。
3日のうちに、慌ただしく親族だけの葬儀等がひっそりと行われ、そのあと兄弟は祖父母の元で暮らすことになった。
祖父母の家で新しい生活が始まっても、ミツルは面と向かってナギにあの夜の事を訊けずにいた。
訊いてしまっても、自分は更に混乱するだけだと分かっていたから。

しかしただ1回だけ。
焼き場から白い骨になって出てきた父親を見て、ナギがポツリとこぼした言葉があった。
「ね。人間って、脆いでしょ」、と。
あの時のナギの、穏やかな澄んだ声が忘れられない。
あの臆病で弱い、守るべき弟は、もうどこにもいないのだと、あの時ミツルは悟った。

              * * *

「ミツル? まだ残ってたの? 大雨になる前に帰った方がいいよ。もしかして傘持ってないの?」
その声でミツルは、ようやく長い回想から抜け出した。
教室に1人残っていたミツルに、隣のクラスのナギが声を掛けたのだ。

中学1年生になっても、相変わらずナギは小学生並みに小柄で色白で、アンバーの瞳も髪も、そのまま変わらない。
そしてあの夜から身に付けた、自信たっぷりの笑みを、今日もその唇に浮かべている。
学校では特に目立つ存在ではなかったが、柔和な性格と顔立ちのため、女子からは好感を持たれていた。

けれどミツルは恐れていた。
一緒に寝起きし、一緒に学校に通い、普通に会話しながらも、どこかで恐れていた。
いつも胸の中は、この今の窓の外のように、ビリビリ電気が伝う嵐の前のような不安で満ちていた。

「うん。傘、忘れちゃったんだ。ナギ、クラブは? テニス部って雨でも屋内で筋トレするんだろ?」
「今日は中止になったんだ。副部長がさっき、アキレス腱切る大怪我しちゃって。取り敢えず中止になった」
「副部長って、谷原先輩?」
「そう。谷原先輩」
体が強ばるのを感じた。
その二年生は、たしかずっとナギに細かい嫌みを言っていた先輩だ。髪の色のことや態度のことで、チクチクと細かく突いてくるのだと、いつもナギに聞かされていた。
今朝も「あの先輩さえいなきゃ、部活も楽しいのに」と、愚痴をこぼしていたばかりだ。

「アキレス腱って、切れるとあんなに大きな音がするんだね。僕びっくりしたよ。バッシーンってさ。すごいの」
スイと教室に入ってきてミツルの横に並ぶと、ナギはガラス越しの空を仰いだ。その口元が笑っている。
「ナギ、おまえ・・・」
突如稲光と同時に耳をつんざく落雷の音が地を揺るがせた。
校舎内の女子たちの「キャー」という声が響き、それに触発されたようにナギが大げさにミツルに抱きついてきた。

「ミツル、僕の傘に入れてあげるから、一緒に帰ろうよ。未だに雷怖くてダメなんだ。一緒に帰ってくれるだろ?」
ナギの細い腕が絡まった首で、ミツルは「うん」と頷いた。

・・・雷が苦手だって? お前が雷を怖がったことなんてあったか? 雷なんか平気だろ。
雷にも。目の前の父親の死体にも。お前は眉一つ動かさなかった。
いいよナギ。まだか弱い弟の演技を続けるつもりなら、僕も付き合う。
でも、いつまでも続くはずはないんだ。こんなこと。
いつか終わらせなきゃいけないんだ。 なあ。そうだろう? ナギ。

                 ◇

「今のは近くに落ちたなあ。もしかしたらまたあそこの丘かな。中学校の横の。高い木があるから、一昨年も一回落ちたろ?」
天道が自分のデスク横の窓から外を見ながら言った。

「そんな近くないですよ、時間差があったし。じゃあ俺もう帰りますね。明日は直接この幸村さんの調査に向かいますから、ここには来ませんよ。いいですよね?」
「え? 来ないのかぁ。寂しいなあ」
「どこの小学生ですか。ライナスとチップに遊んでもらってください」
「そうするよ。では香月くん、明日の健闘を祈る!」
「天道さんこそ、明日はアメショー見つけてくださいね。依頼人のおばちゃん金持ちそうだったから、きっとお礼弾んでくれますよ。じゃあ」
早口にそう言うと、香月は事務所を飛び出した。
小降りになるのを待とうかとも思ったが、流石にもう早く帰って風呂に入りたかった。

雨足はかなり強く、頭上には分厚い雷雲がまだ停滞しているのが分かった。
近くの中学校から下校する生徒達が、傘を片手に傍らを走り抜けていく。
駅へ抜ける路地に入ろうとした時、小さな折り畳み傘に一緒に入った2人の少年にぶつかりそうになり、香月はとっさに身を交わした。
「あ・・・ごめんなさい!」
小柄で色白の少年が礼儀正しく頭を下げ、大柄の少年はちらりとこちらを見ただけで、行ってしまった。

相合い傘とは仲がいいな。でもあれじゃあ、2人ともずぶ濡れだ。
香月は肩を寄せて歩いていく中学生の後ろ姿を、目で追った。

中学生か。一番お気楽で、呑気な時期だよな。
遊んでたって親が食わせてくれる。悩みなんて言っても所詮、ケシ粒ほどなんだ。羨ましいよ、全く。

二人の姿がビルの影に消えてしまうと、明日からの面倒な仕事をふと思い出し、香月は憂鬱なため息をひとつ吐いた。


------------------------------------------------------------------------------
ああ、今回も長くなってしまってごめんなさい(>_<)
分けずに、ここまで一気に行きたくて。
3800文字かあ・・・。


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鍵コメOさんへ 

ぎゃ、リアルタイムで読まれてたんですね!
どきどき!

リアルタイムだと、じれったいですよね^^;
この物語は、噛み締めるタイプではなく(それほどの内容ではないという意味で)、多分一気に読むべき短編だと思うので、リアルタイムの方には本当に申し訳ないです><

でも、何も深いことを考えずに、さらっと読んでいただきたいなと思っています^^

おお、あの3人を?? いいですよ! どうぞどうぞ。 でも、誰も知らないかも・・・。私一人が、喜んじゃってもいいのかな? と、とにかく、うれしいです!

さらっと~さらっと~ 

( -Д-) ゚Д゚)フムフム、そんな感じで 読んでます。

しかし!
ナギの「力」を示す様な 父の死、谷原先輩の怪我と、色々起こっているのに
さらっと~さらっと~読み進めるのは 至難の業ですわ!!(・`ェ´・)b

limeさま、それって 読者を鍛える(←?)為の 何かの修業かしら…(笑)

今回の話しは、雨が降るの?晴れちゃうの?と、モヤモヤ天気の 今日の大阪のようです。
ドッチなんだよ~~~ってね♪:*:・'゜ (〃ゝ∇・)ゞえヘッ♪...byebye☆

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NoTitle 

たしかに超能力が使えたら「完全犯罪」とかいうレベルじゃないよな……(^^;)

これからどうなるんだろう。いくら超能力がらみの完全犯罪だからって「デスノート」みたいな話になるわけがないし……。

このぼろぼろになってしまった少年たちの魂を救えるのか香月くん! きみとその上司くらいしか「理性のある大人」はいないぞこの小説!

NoTitle 

おおお。ニアミス。
これが、あのときの、となるのはまだまだ先なのですかね。
いやいや、じっくりとお待ちいたします。

ややこしいお父さんから開放されたけれども、まだまだ課題多し、と言う感じですね。
兄弟なのに、つながりが薄~いような、奥は濃い~ような・・・

長いの全然OKですょ。読み応えたっぷりです。

けいったんさんへ 

そうそう、けいったんさん、さら~~っとです。
いい感じです(笑)

いろいろ事件が起こっちゃいましたね。
ちょっとやりすぎましたか^^; いやいや、まだまだこれからです!

> limeさま、それって 読者を鍛える(←?)為の 何かの修業かしら…(笑)

そう、精神集中で、無になりましょう。(なんのこっちゃ)
いろいろ考えちゃ、いけませんぜ。さらりと、行きましょう。
あ、でもこの双子の微妙な感情とか、わだかまりの部分は、じっくりと吟味してやってください。
弟くん、妙な感じになってきてますから><
もうちょっと、ヤバくなっていきますよ~。このふたり。

今回の話は、アットホームな感じには・・・なりませんね><
とても微妙になっていくと思います。ラストも含めて。
さあ、ブーイングが起こるのか、どうなのか。
そこんとこも、ヒヤヒヤです。

梅雨入りしましたね! 大阪、今日は雨に降られずに自転車で帰れました^^
でも、来週は、降るのかなあ。嫌ですね・・・。

鍵コメSさんへ 

いやいや、Sさんは毎日更新なのに、それは大変ですよ。
私なんて4~5日置き更新だから、その分時間を使って一話に詰め込めるのです。

いや、でもSさんなら、そんな分量でも毎日更新できてしまうかも・・・。
遅筆の私には、羨ましい限りです。
Sさんのお話は、テンポがとてもいいし、今の分量がちょうどいいと思いますよ^^

ポール・ブリッツさんへ 

そうなんですよ。超能力が関わったら、完全犯罪とかミステリーとかのレベルじゃなくなります。
ああ、この話はなんだ? ファンタジーか??
いや、いいのです。
このまま突き進みます。
私にとっての実験小説ですから!

このあと、どうなりますやら。
まさに、デスノートになりかねませんよね。でも、一応短編だし・・・。
収拾がつくのかな。

そうか、あの双子よりも、香月や天道のほうが、まともですよね。
だけど、香月は怠け者だし、あの双子とあまり関わらないし・・・。

でも、きっと何かが起こってくれるはずです。(かな?)
もうしばらく、見守ってやってください。

けいさんへ 

ええ、もう、あまりにもかかわらないんで、ちょっとニアミスさせてみました。
(香月のことだから、二人のことすっかり忘れちゃいそうですが^^;)
きっと何かが、関係してくると思うんですが、それがわかるのはまだまだ先で><

このふたりは、なかなか問題が多すぎですね^^;
いやもう、ほとんど完全犯罪レベルだし。
兄弟の絆は、壊滅状態です。
ミツルも、こうやって内面を書き出すと、自分本位で、ちょっと嫌な奴なのかも・・・。

う~ん、珍しく、いい人が出てこないぞ、この話。
(いつも私の話は、いい人ばっかりな感じなんですが・・・)
でも、哀れな双子ちゃんを、応援してやってください。

このあとも、いろいろあるのです。子供ら・・・。辛いのです><

あ! 長く感じませんでしたか? 疲れさせませんでしたか? だったらうれしいです^^ 
お言葉に甘えて・・・このままでいきます!^^

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鍵コメさんへ 

そっか、そういう経緯があったのですね。
それはつらい。
いろいろくじけてしまいそうですが、ここでやめるって手はありませんぜヾ(`ε´)
元気出していきましょうね!
ほかの皆さんの、優しさを信じて!
(私も、読者様の優しさに、甘えっぱなしです^^)

NoTitle 

アキレス腱切れた人曰く、音はすごく聞こえるらしいですね。。。
くわばらくわばら。怖いです。2ヶ月は歩けないですからね。
さらっと言っているようで、ものすごく怖いです。

隧道の光の連載終わりました。
今まで読んで頂きありがとうございます!!
また連載はしますのでこれからもよろしくお願いします。

LandMさんへ 

あれって、周りの人にも聞こえるんですよね。
ききたくないかも・・・><
ナギは、けっこう楽しそうに言ってましたが・・・。怖い。

あ、完結したのですね。
お疲れ様です。
また、おじゃましますね^^

NoTitle 

たくさんありがとうございました。
そして出遅れコメントで失礼します。

場面展開をするまでハラハラドキドキで(すみません、表現力がなくて…^^)、場面が変わった時パッと前が明るくなった気がしました。
一息つけると思ったら、次の瞬間にはアキレス腱が切れていました ノ)゚Д゚(ヽ !!
なんてこった!

次々と変化が迫ってきて、確かに長くなってしまわざるを得ない、切るに切れないシーンですね。
文字数を意識して読んではいませんが、もし長かったとしても、私は違和感を感じませんでしたよ。

少しずつ絡まってきましたね。
次がまた楽しみです。

ごろちゃんさんへ 

いえいえ、全然遅くなんてないですよ^^
感想、うれしいです!

そう、今回は「なんてこった」って感じですよね><
書いてて思いました。
いいのか? アリなのか?
いや、でもこのまま突き進みます!

場面展開が激しくて、忙しい感じがしますよね。
短編のつもりなので、ワンシーンを短めにとってあるんですが。
今回3つのシーンをぶち込んでしまったのですが、気にならない長さだと言ってもらえて、ほっとしました。
双子の過去と現在、そして香月とのニアミス・・・。
切れなかったなあ^^;
ほとんど作者だけのこだわりなんですけど、妙なところで毎回悩んでしまいます。
ブログ小説ならではの悩みかもしれません。
(新聞連載とかって、難しいんだろうな・・・)

まだ途中なので、感想を入れにくいと思いますが、気にせずに、のんびり読んでやってください!
ありがとうございました!

拍手鍵コメNさんへ 

Nさん、ようこそ。
そわそわしてくださって、うれしいな。
はい、ちょっと雲行きが怪しくなってきました(いやもう、充分嵐のど真ん中?)
香月と双子のニアミス。どんな意味があるのか・・・は、まだ内緒です^^
ああ、Nさんの例のものが、楽しみだあ~^^

NoTitle 

弟の能力を知っている。
また隠そうともしていないナギ
最強の武器を持った誇らしい気持ち。
単純に試してみたりしているのだろう。
あの時は上手くいったけどミタイナ。
ミツル目線でいくと怖い以外何者でもないよね。
認めてしまうともうナギに逆らえなくなるような
微妙な心の揺れ。
とても豊かに表現されていて楽しめる。
雨の湿気がまとわりつくような何とも嫌な雰囲気。
キョワイよぅ〜
v-12

ぴゆうさんへ 

ぴゆうさん、ここも読んでくださったのですね。
そうなんです、ナギ、妙に自信をつけてしまって。
なんだかどんどん、やばい方向へ進んでいきそうです。

ミツルにとっても、もうナギは「かわいそう」とか、「守ってやらねば」という対象でなくなってしまいました。
今までも、そんなにナギを、進んで守ろうとしなかったミツルですが^^;
ぴゆうさんのおっしゃるとおり、逆らえない、怖い存在になりつつあります。

ミツルの心の揺れ、ふたりの間の微妙な緊張感を読み取ってくださって、うれしいです。
このあと、二人を取り巻く空気は、更に重くなって・・・。

ちょっと抜けてる香月で、緩んでください^^;

怖い 

6、7と読みました。
ナギがどんどん好き勝手しそうで怖いです(>_<)お父さんもあっけなく亡くなってしまって……。どうしてナギはまだミツルにくっついているんでしょう? 弟としての居心地がいいんでしょうか? 兄弟喧嘩したらすぐ力使ってしまいそうですが……。
私の兄弟がこんな力使えなくて良かったー!(笑)
そしてついに二つの話がニアミスを! またまた続きが気になります(笑)

たおるさんへ 

2話分読んでくださって、ありがとうございます!
ナギの印象、ちょっと変わりましたか? このあともう少し、変わっていくかも^^(怖い方へ・爆)
お父さんの死も、病死なんかじゃなさそうだし・・・。
兄弟喧嘩なんか怖くて、ミツルにはできないでしょうね><

>私の兄弟がこんな力使えなくて良かったー!(笑)

うんうん、もっと小さいうちにこんな力を持ってしまったら大惨事です。
歯止めが効きませんもんね。
(あ、そんな物語も、面白そう)

まだもう少し、二つの物語は絡みませんが、・・・(最後まで絡まなかったら、ごめん・笑)。
どうぞまた遊びに来てください^^

NoTitle 

いずれそうなるんだろうとは思ったんですが、あまりに早かったですね(汗)ちょっと驚きました。でも、やっぱりそういう所が子供らしいところと言えばそうなのかもしれませんね。その力があるのだから、使って何が悪いと・・・。

でも、ミツル君を巻き込んだのはナギ君的にはどういう理由だったんだろう?と思ってしまいました。
「ほら、こんな父親いらないでしょ?」としたかったのか、ミツル君にその瞬間を見られたくなくてわざとああいう事をしたのか、それとももっと別な理由があったのか・・・。

でもミツル君からしたらナギ君はモンスターのような存在でしょうね。その外見とは裏腹に。何かちょっとした事が起こってもすべてナギが関係しているように思えてくる・・・。
疑心暗鬼になるのも当然ですよね。

そしてついに!すれ違いました!!・・・で?(笑)
これからどう関わってくるのか楽しみです♪
とりあえず依頼の人探しを香月君には頑張って欲しいですね!

ちなみに全然関係ない話ですが、このお話の前の雑記を読んでしまって。。。limeさん、動物がかなり好きなんですね♪ヤモリを捕まえ?オウムを手懐け、そして絵にもよく出てくるし、動物探しの探偵さんだし(笑)
  • #10856 ぐりーんすぷらうと 
  • URL 
  • 2013.12/13 14:31 
  •  ▲EntryTop 

ぐりーんすぷらうとさんへ 

こんばんは。
はい、予想通りの展開になりましたよね^^
物語は、ここから始まったと言ってもいいかもしれません。
短編として描いたので、展開はとても速いのですが、ここからです!

>でも、ミツル君を巻き込んだのはナギ君的にはどういう理由だったんだろう?と思ってしまいました。

これは、本編の中では語られませんが、全部読み終わった後に、じわっとわかるかもしれません。
(ついつい、コメ返で、いろんなことを言いすぎちゃう癖があるので、お口チャックしなきゃ^^)

そして、ミツルにとってナギは、本当に恐ろしい存在なのでしょうね。
あの可愛らしかった弟は、もういない・・・と。
でも・・・このあと、二人の関係は二転三転します!

それから、香月と双子、ニアミス?
なかなかこの後も、すんなり絡まない二組ですが、どんどん近づいていくはずです。
香月の調査内容に注目~^^
影の薄い香月君ですが、どうぞ応援してやってくださいね^^

あ、私は動物、とくに鳥が大好きなんです^^
だからついつい、お話の中にも生き物を登場させてしまいます。
ああ・・・また鳥、飼いたいなあ~。(今は犬と亀で、手一杯ですが)

長編ですね 

こんばんは(^-^)
凍える星を読ませていただいてます。
ショートストーリーのトリックオアトリートと比べると
ずいぶんと長編ですね。
読み応えありますねv-291

ナギの奇妙な能力と性格の変貌、
それに翻弄されるミツルの心境、
2人の父親の常軌を逸した暴力。
そして、
ここにきてストーリーの繋がりを見せて来た探偵たち。

ついに殺人(と思われる?)事件が起こり、
更にはテニス部部長が怪我をして、
話の展開が怖い感じになってきてるんですねv-12
この先はもっと怖い展開になりそうですが、
楽しみに続きを読ませていただきますねv-290

廣木涼 さんへ 

わあ、廣木さん、いらっしゃい。
「凍える星」を読んでくださってるのですね! ありがとうございます。
長さで言うと中編に当たるのかもしれません。余分なところを削って、濃縮型にしてあります^^
読み応え、ありますか! うれしいです。

この辺まで読んでくださったら、この後、恐ろしいことが待ってる・・・と感じられるのでしょうか。
そうだったらいいな。
私が書くものはサスペンスが多いので、読者様に少しでもハラハラしていただきたいんです。

廣木さんはこの物語、ストーリーと登場人物、どちらに興味を持ってくださるのでしょうか。気になります。
以前、編集をやっている方に、「あなたの書くものは、男性受けしないかも」と言われたのが、ちょっとショックなもので。
男性にも好まれる作品を書けたらいいなと、奮闘しています。
また、お時間のあるときに、のんびりお立ち寄りくださるとうれしいです^^

NoTitle 

ここまで読む中で、
物語の中で強く気を引かれているのは、
やっぱりミツルとナギの双子(ではなかったですが)の会話ですね。
そういう意味では登場人物に興味を持っているといえばそういうことになりますが、
会話によるストーリー展開に面白みを感じているのもありますので、
どっちも、ということになりますね(^^)

ナギの超能力(みたいなもの?)が開花したあたりから、
不穏なものを感じながら読み進めていましたが、
だんだんと恐ろしい展開になってきて、
(ナギの不遜な発言にも恐ろしさを感じます)
きっと、この後も、さらに恐ろしい方向へ進むのだろうと、
今この段階では感じています。
(というか、ハッピーになる展開がまるで想像できませんv-12

「男性受けしない」というのは横暴にも思いますが、
なんとなく、表現が女性っぽい印象は感じています。
(limeさんが女性じゃなかったらすいません^^;)
子供の心理描写が柔らかいといえばいいのか、繊細だといえばいいのか。
そういう部分で女性っぽさを連想してしまいました。

しかし、男性受けしないといえば、
ここの小説ランキングのブログはボーイズラブ作品が多いみたいで、
ジャンルが全体的に男性受けしないような気も(笑)

廣木涼 さんへ 

前回のコメ返の質問に、丁寧に答えてくださったのですね。
ありがとうございます! そして、お手間取らせてしまってすみません><

2人の会話を興味深く読んでくださったなんて、更にうれしいです。
心理描写を文章で表すが、会話で表すかは、いつも考えてしまいます。
ナギには視点を持たせていないので、今のところ言葉でしか分からないんでしょうが、セリフを聞いてる限りでは、なんかとんでもない子に思えますよね^^;
実際、そうなのかもしれませんが。

このあと、更に恐ろしい展開になっていきます。
なるべく後味の良くないお話は書きたくないのですが・・・。
女性はけっこうハッピーエンドを期待する傾向があるようです。
男性読者も、やはりハッピーエンドの方がいいのでしょうか。(はい、私は女性なので)
このお話がどちらなのかは、書いた本人も微妙なのですが。きっと、どちらにも取れると思うので。

そして、やはり私の表現は、女性的なんですね。
この表現の癖というのはきっと、なかなか取れないと思うので、このまま使って行こうと思うのですが、
女流作家さんの中には、ほんとうに男っぽい描写をされる方、いますよね。
あんなふうな、サバサバした書き方も、憧れます。

そうなんですよね。なぜかFC2の自作小説ランキングは、上位にBLものがたくさんで、私も驚きました。
男性読者さんには、ちょっと「え」という印象を与えてしまいますよね^^
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