凍える星

凍える星 第3話 困惑

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遠い空で、唸るような雷鳴が聞こえる。
ミツルはそれでも、教室の窓ガラスに当てた手をそのままに、回想を続けた。
記憶を辿ったところで、救いも解決の糸口も、見えてくるとは思えなかった。
ただ、どこに怒りを置けばいのか、それを探るための回顧なのかも知れないと、この頃思う。

あの日。
母が破いたものと同じ雑誌を書店で立ち読みしたあと、なんとなくモヤモヤしたものを抱えながら、ミツルは家に帰った。
家では早速、弟のナギが、興味深げな目をして飛びついてきた。
「ねえ、何が書いてあったの?」
ナギの真っ直ぐな問いの前では、なぜか嘘や誤魔化しの行為ができない。
ミツルは雑誌に書いてあった通りの内容を話して聞かせた。
案の定、ナギはその神話の設定に興味を惹かれたようだった。

「じゃあ僕(ポルックス)は神様の子だね」
冗談めかしてナギが言う。
「違うよ。白鳥の子だよ。ゼウスは白鳥に化けてたんだから。ナギはただのヒヨコさ」
すこし悔しくてそう言ったが、その事自体に何ら隠微な大人の事情を重ねることはできなかった。
それでも、弟はあの無骨な父親の子じゃないのかもしれないということは、不思議と想像ができた。
弟の容姿ははますますミツルとかけ離れ、神話の挿絵の天使のように綺麗な子供へと成長していたのだから。
だがもちろん、父親が違うということが何を意味するのかは、まだ生殖行為うんぬんの知識のないミツルには、ちゃんと理解できてはいなかった。

大好きだった母親が死んだのは、そんなことがあって2週間後だった。
朝早く車で出かけ、見通しの良い直線道路で電柱にぶつかり、あっけなく死んでしまった。
小動物を避けたからだとか、毎日飲んでいた睡眠導入剤のせいだとか、大人は説明してくれたが、どれも慰めにはならなかった。

最愛の人が突然消えてしまう理不尽を、9歳の双子は受け入れられず、ミツルは無口な子になり、ナギはいつも母親を思いだしては泣いていた。
けれど、一番変わってしまったのは父親だったかもしれない。
いや、確かにそうだったと、ミツルは思い返すたびに確信する。

妻の死を悲しむよりもまず父親にはやるべき事があったらしく、ある日ミツルとナギの口の中をそれぞれ綿棒で拭い、念入りに封をし、何かに取り憑かれたように独り言を言いながら手紙を書いていた。
自分だけには優しかった父親を、さすがにこの頃からミツルも少し恐いと思うようになっていった。

決定的だったのはそれから2週間ほどして父親宛に大きな茶封筒が届いてからだ。
その中身を見ながら父親はリビングでひとり、引きつるような笑い声を立てた。
まるで泣いているような奇妙な笑いを延々と続けた後、大声でナギを呼び寄せ、そして無言でその細い顎を拳で思い切り殴りつけたのだ。
ドアの隙間から見ていたミツルは心臓が破裂するかと思うほど驚き、体が硬直して固まった。
床に倒れ込んだナギは、そのまま死んだように動かなかった。
「くそったれ。俺を馬鹿にしやがって!」
吐き捨てるようにそう言うと、父親はその封筒を持って自室に閉じこもってしまった。

ミツルが、まだ床に倒れている弟の所へ近寄っていくと、弟はゼンマイ仕掛けの人形のようにぎこちなく起きあがり、一言も口をきかないまま抱きついてきた。
今までにないほど強く必死になってミツルにしがみつき、そして激しく震えた。
血の臭いのする弟を、ミツルもしっかりと抱き留め、背を撫でてやった。
撫でながら、意識のどこかでは仕方ないと諦めていた。
大人の理不尽な怒りの前には、子供は震えて怯えることしか出来ないのだ。
そして役立たずの自分も、標的にされてしまった弟を抱き留めて、慰める以外に何もできない。
自分たちはあまりに無力でちっぽけな存在なのだと。

中学生になった今は、あの時父親が調べたDNA検査というものの意味も、なぜ父親がそんなものを調べたのかということも分かる。

父親は妻に裏切られたのかもしれないという疑心に取り憑かれ、怒り、怯えていたのだ。
もう妻に問いただすことも出来ず、歪んだプライドをかかえ、どこへも進めなくなっていた。
検査に、もしかしたら望みを掛けたのかもしれない。
けれど真実は残酷だった。
正式なDNA検査により、ミツルは自分の子だが、ナギは他の男の遺伝子を受け継いでいることが高い確率で証明された。
同時期に別々の男性と交わることで、ごくまれに起こる異父多重妊娠。そうして生まれたのが、ミツルとナギだったのだ。
その夜から、杉田家の歯車は音を立てて軋み、それでも欠けた部品を誰も取り繕おうとしない、寒々しい日々が始まった。

                  ◇


鬱蒼とした杉木立ちの中で、丸太を組んだ階段が秩序正しく天へと伸びている。
100段までは退屈しのぎに数えたが、そのあとは息切れでそれどころでは無かった。
たしか自分は24歳だったよな? と香月は改めて自分の体力の無さに落胆した。

やっと階段を上り詰めると、正面には簡素な山門があり、その奥にはこぢんまりした仏殿が見える。
なんとか迷わずにこの山寺に辿りつけたことにホッとし、香月は改めて周りを見渡してみた。
一軒の民家すら見あたらない山の中にひっそりと佇むこの古い禅寺が、今回の依頼人との打ち合わせ場所だった。

いつもは依頼人と会うのは天道の役目なのに、今回はすべて香月に丸投げされた。
まだ入社2年目の香月には、けっこう荷が重かった。
そのうえ今回の依頼はペットではなく人捜しだという。
無茶な依頼だったら聞くだけ聞いて、天道に丸投げしてやろう。香月は真剣にそう考えながら、仏殿の方へ足を進めた。

仏殿の左手には鐘つき堂があり、さらにその向こうにはかなり広い墓地が広がっている。
香月はそれとは反対側の、僧侶の住居になっている庫裏(くり)へ向かった。
時折墓地の方で幼い子供達の声が聞こえる。
なぜこんな山寺に? と思っていると、不意に庫裏の玄関口から飛び出してきた女の子とぶつかりそうになり、香月は無様な声を上げてしまった。
7、8歳くらいに見えるその女の子は、じっと香月を見上げ、ぺこりとお辞儀をし、再び走り出した。

「ねえ君、伊川さつきさんって人、中にいる?」
呼んで欲しいんだけど・・・と言おうとしたのだが、女の子は聞こえていないのか、振り返りもせずに墓地の方へ走り去って行ってしまった。
近所の子供の遊び場になっているのだろうか。それにしても、墓地って、遊び場として、どうよ・・・。
そんなことを考えながら墓地の方へ視線を送った。

「伊川さつきは、私です」
気配もないのに、いきなり背後からか細い声がして、香月は飛び上がった。
ここの住人は驚かすのが趣味なのか、と胸を押さえる。
振り返ると三和土に、まるで日本人形のような黒いストレートの髪を肩まで垂らした、細身の女性が立ってこちらを見ていた。

いや、見ていたというのは正しくない。
少し伏し目がちにしていたので、長めに切りそろえた前髪が目を隠し、香月に見えたのは小さな鼻と、小振りな唇だけだった。
自分よりかなり年上には違いなさそうだが、何か印象が暗く、取っ付きにくさを感じさせる。

「どうぞ中へ」と、再び鈴が転がるような細い声で香月を誘い、案内してくれたのは、普段彼女が使っているという4畳半の質素な和室だ。
「遠いところお呼び立てして、申しわけありませんでした」
小さな文机越しに改めて彼女はお辞儀をしてくれた。
香月も「いえいえ」と、焦りながらお辞儀を返す。

この寺に住み、老齢の住職の身の回りの世話や雑務をしているという女性、伊川さつき。
彼女が今回の依頼人だった。



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~ Comment ~

NoTitle 

妻が不慮の事故で亡くなって いの一番にした事が DNA鑑定ですか…

父親は、今まで どれだけ自分の内で沸き起こる猜疑心と戦い 抑え込む事を 繰り返して来たのでしょうね。
歯止めであった彼女が亡くなるまで…

疑惑から確信に変わって 残された家族は崩壊しかないのでしょうか。。。?


香月が辿り着いた寺で現れた女性が 不気味だなぁ
その前に 出くわした子供も!ブルブルブル((*´д`*))ヒィィ~

limeさま、リクを呼んで貰えませんか?
あっ玉ちゃんでも いいけど…(笑)

ところで やっとやっと 連休が明けましたね。
一日中居る家族、突然 来襲して来る親戚、息子の友達と ずっと振り回されっぱなしだった私
ほんと 疲れたぁーハァー(。´_`。)=3

今日は 一人の時間を満喫しました♪バンザ~イ゚.+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。...byebye☆

NoTitle 

どうやって生まれてきたのかなんて、子ども自身にはどうにもできないことなのに、理不尽ですよね~。
この父親は、子育てしてないから、DNAしかないんだわね。
哀れ。

 

悲惨な親子ですね……これからどうなるか見るのが怖いです。

三人とも、変なことを考えなければいいのですが。
  • #8795 ポール・ブリッツ 
  • URL 
  • 2013.05/07 19:55 
  •  ▲EntryTop 

けいったんさんへ 

どんどん、悲惨な感じになって行っちゃって、ごめんなさい。
こんなはずでは・・・。

この父親、性格破綻していますね。
どうしようもない感じで。
そうそう。
奥さんは、今まで歯止めだったんでしょうね。
このあと、ドロドロと・・・。
変な方向へ行ってしまいます><

ああ、本当だ。寺には、リクがちょうどいいですね!
・・・・って、リクに怒られそうw
玉ちゃんでは、話がコメディになっちゃうので、ダメです。

さて、香月の方も、ちょっと怪しげですが、かなり地味な展開です。
でも、いちおう香月も応援してやってください~。

GW終わりましたね~。私はずっと仕事だったので、あまり実感がないのですが、旦那や子供が部屋を荒らしてくれましたので、大変でした^^;
やはり、普段通りがいいです><

しのぶもじずりさんへ 

こういうのって、本当に子供は無力で、理不尽で。

この父親、ひねくれたプライドの持ち主ですね。
ちゃんとした環境で育ってないのか・・・。
たしかに、哀れです。

哀れといえば・・・この先、本当に哀れなことに^^;

妙な展開になっていきます。

ポール・ブリッツさんへ 

最高に、悲惨ですね・・・。
みんな、哀れで、救いがない。

そして、もっと妙な方向に。  怒らないでね^^;

NoTitle 

お。お話が二重螺旋で来ましたねぇ。
二つのお話を同時に見るなんてちょっと贅沢・・・

この二つがどう絡まっていくのかなぁ。
みんなのつながり、関係、背景を、じっと追っていきます。

鳥カフェが必要かも・・・(ちがーう ><)

けいさんへ 

そうなんです。
ミツルの話と、香月の話と、交互にしたり、一話に混ぜたり^^
え? お得ですか?
えへへ(照れるとこじゃない)

ミツルは、しばらく回想ばかりで現実に戻って来ないので、なかなか香月達と絡みませんが^^;
もうしばらくは、双子の過去の話に、お付き合いください。

まあ、香月はその間、ぼちぼち仕事を進めますね。
(香月のほう、地味なんだ>< でも、双子の方は、派手になるよ♪)

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

ごぶさたです。 

読んだよ読んだよーー^^
一気に読ませてもらって、とっても楽しかったです。
まだバタバタしていることが多いので、落ち着いたら読もうと楽しみにしていました。

今回の設定はまた凄いですね。
異父多重妊娠なんてことがあったら、世の男性はショックでしょうね。

よく考えたら、父親って、自分で父親だと信じるしかない。
育てている内に、自分に似た部分を見つけて、少しずつ愛が深まっていくのかも。
我が子が大きくなるにつれ、どんどん似てなくなるなんて。
恐ろしすぎます…

この先がどうなるかと、色んな展開を想像していました。
今回もlimeさんのSぶりを楽しませてもらいますよー。

ごろちゃんさんへ 

ごろちゃんさん、こんばんは!
まだ落ち着かないと思うのに、読んでくださってうれしいです。

こっちは、のんびり更新なので、「え、まだ3話?」って感じですが、
忙しい現代人向け、のんびりブログとなっております。
(ただ、遅筆なだけですが^^;)

今回のは、しょっぱなから殺伐としてしまいましたが・・・双子ちゃんパートは、ずっとこんな感じで、殺伐が続きます^^
え!なぜ私がSだと!?(いや、みんな知ってる?)
香月パートは、地味で退屈な展開が続くので、ちょっと申し訳ないのですが、
緩急を楽しんでやってください。(ほかに、楽しむところないよw)

異父多重妊娠。
最初に知ったのは、白人と黒人の双子ちゃんの写真で。
ちょっとショッキングだったのを覚えています。
こんな双子が、日本にいるのかはわかりませんが、本当に、お父さんは、そういう意味で蚊帳の外って感じですね。
動物学的にも、やっぱり自分に似ていることから、やっと愛情が沸くというのも、あり得るでしょうしね。

このお父さんは・・・ちょっと性格が破綻しかけてるんですが、少しばかり、(ほんのすこし)同情もします^^;
この先は、きっとごろちゃんさんも「え~~、そんな~」と・・・おっしゃるかも><
どうか、片目をつぶって、読んでやってください!!

NoTitle 

まあ、確かにどこでズレるかというのはわからないものですからね。
DNAだけが別に絆というわけではないですが・・・・。
まあ、そんなことは父親も分かりきっていることなんでしょうけど。

LandMさんへ 

いつもありがとうございます。
この父親、間違ったプライドの塊みたいですね。
絆とか、愛情とか、ない人みたいです。
子供は愛する妻の、自分への忠誠の証くらいにしか思えてないのかも。
だから、妻の不貞を怪しんで、怒りまくってるみたいです。
不貞かどうかは、このあとじわじわ分かっていくんですが(わかるかな?)
とにかく、この父親、どうにもこうにも、ダメ人間です^^;

NoTitle 

三十パーセントの確率で他所の胤の子を育てているとか・・・
男にしたら腹が立つだろうけど、
これは今の結婚観がそうさせているんだと思う。
平安時代みたいに通婚ならもっとおおらかだと思う。
通ってくる男は気楽に種まき。
そこら中に子がいるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
女も実家暮らしで気楽、親も家の子孫ができるからベリーグッド。
嫁姑問題も起きない。
嫌いになったら来るな行かないで結婚解消。
いいことばかりだと密かに思っているのだけど、どうかね?
これならDNA鑑定なんて阿呆なこともしないでしょ。

ぴゆうさんへ 

> 平安時代みたいに通婚ならもっとおおらかだと思う。

うおお、そんな素晴らしい結婚があったのですか。
なんだか夢のようじゃないですか。
好きな人の子供をゆったり育てていればいいんだから。
昔は女は虐げられてたと思っていたんですが、平安時代はそうではなかったのですね!
源氏物語とか、読んだことないからなあ・・・。

このお父さんは、ちょっと精神的にも異常性があったのではないかと思うんです。
そうとう、独占欲とプライドが高すぎて。
裏切りに対して、怒り心頭なのでしょうね。かわいそうな男です。

日本は未だに、男は嫁を取る、という感覚が強いですね。
女は家に入る。実家を出て、嫁ぐ。世継ぎを産む。そんな感覚。

なんにしても、この父親の狂気が、このあと双子の人生を狂わしていくことは間違いないです。
誰か、助けてくれればいいんですが・・・。
物語は、意外な方向へ展開します。

NoTitle 

今日見ていたテレビに動物探偵の人が出ていました! limeさんのお話の人だ! と思って見てました(笑)動物を探すのってかなり大変だろうと思ったのですが、発見率は7割ほどだそうです。ビックリしました。

ナギ可哀想ですね……。でもお父さんの気持ちも分からなくもない……。お父さんにはなんとか乗り越えてほしい問題ですが難しいですよね……。
双子で父親別ってこと起こるんですね。知りませんでした。limeさんのお話読んでると楽しい上に色々学習できて一石二鳥です(笑)

たおるさんへ 

> 今日見ていたテレビに動物探偵の人が出ていました! 

おお、そうなんですか。見たかったなあ。
なかなか採算の取れない、厳しい職業なので、日本でも専門に扱うところは少ないと思うのですが、藁をもすがる飼い主にとっては、ありがたいですよね。
天道さんとこは、7割・・・イケるかなあ(笑)

そうですよね。
実はあまり触れていませんが、このお父さんもけっこう可愛そうな人です。
弱くて臆病なんですよね。
でも弱いナギに怒りを向けるところは、まったく卑怯なんですが。
この物語、誰が悪いとか、そういう物語ではなく、理不尽な怒りが引き起こしてしまう悲劇を描いてみました。
行き着く先は・・・どこかなあ><

この異父多重双生児、本当にふたご座の物語から知りました。
実際にそういう例がいくつもあって、とても興味深かったです。
いやいや、私の物語はそんな、勉強になることなんてちっともないのですが、興味のあることは常にストックしていて、いつか使おうと寝かせてあります。(そろそろ、引き出しも空っぽなのですが><)

NoTitle 

なんと!そんなことがあるんですね!!
という事でちょっと調べてみたら結構最近では体外受精の際に採取した時に他の人のが混ざっていてそれが受精してしまったとかで起こったりする事もあるとか!!

でも今回の場合はそうじゃないんですね(涙)
そりゃお父さんはショックですよね。。。
その上ずいぶんと高圧的なタイプの人っぽいのでナギ君からしたら相当に恐ろしい事に・・・。かわいそうに。。。
でもお母さんの死亡原因もすごい疑問の残る感じですよね。。。

そして香月君、どんな依頼をされるんでしょう?ドキドキします♪
  • #10820 ぐりーんすぷらうと 
  • URL 
  • 2013.12/09 13:15 
  •  ▲EntryTop 

ぐりーんすぷらうとさんへ 

> なんと!そんなことがあるんですね!!

そうなんですよ。不思議ですよね~。
そうそう、そういうミスで生まれてくる子もいるのでしょうね。なんだか、不思議・・・。神秘的でもあり、悲しくもあり・・・。

お父さんのショックもわかりますよね。
でも、ナギにはなんの罪もなく・・・。
さあ、でも、虐待の可哀想な物語にするつもりはないですよ~。何かが起こります。

香月の依頼の方は、けっこうほのぼのです^^
え、いったい何の関係が? とか思いながら、読んでやってください。
ころころ場面展開が忙しくて、ごめんなさい~^^;

はぁ~…… 

子どもにはなんの罪もないのに、ナギくん、これは一生傷になって残りますね。
だけど、そういう事情だったらお父さんの気持ちもわからなくはない。不貞をはたらいた妻が死んでしまったから、息子に当たった……やりきれませんが、そういうことをやってしまうってあるかもしれません。
そしてお父さんも、息子を殴ってしまったことで自己嫌悪……だけど、あいつは俺の息子じゃないと堂々巡り。ため息しか出ませんね。

夫が浮気した場合は、許したのならすっぱり忘れてやり直せ、と世間は妻に言う。
妻が浮気した場合は、子どもさんはほんとにあなたの子? 調べたら? と世間が言う。

生物的に身体がちがうからしようがないところはありますが、なんか腹が立つな、と思っていたのです。
世間がそう言うってこともやりきれないけど、しようがないところがあるんだなと、今回のこのパートを読ませてもらってしみじみしてしまいました。

あかねさんへ 

ほんとうに、このあたりのナギは可愛そうで。
このあともう少しこんなやり取りがあります。
ミツルも、まだ今は守ろうとしているのですが、彼の中でもいろいろ黒い感情が出てきます。
漫画の二人とはかけ離れていくはず^^

このお父さんの気持ちを深く思ってくださって嬉しかったです。
酷いやつ!と罵るのは簡単だけど、本人の気持ちになった時、その苦悩が分かりますよね。
奥さんが不貞を働いたのかどうかは確定していないけど、そう思ってしまうのが普通だから。
弱い人間なんですよね。ナギに当たるしかないほど。

> 夫が浮気した場合は、許したのならすっぱり忘れてやり直せ、と世間は妻に言う。
> 妻が浮気した場合は、子どもさんはほんとにあなたの子? 調べたら? と世間が言う。

これはありますよね。
離婚しても、男はすぐに結婚できるのに、女は半年結婚できないとか。あれもなんだかな、と思います。

あかねさんの話の中に出てくる女性は、けっこうしたたかに計算したりしているけど(笑)一般的に世の女性の立場は弱いですよね。
いろいろ思ってくださって、ありがとうございました。
もう少しじりじりしたやり取りが続きますが、またお立ち寄りくださいね。
この物語、私の作品の中では唯一、ミステリーらしい話になっていると思います^^


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