【短編】 カエルヒ

カエルヒ 最終話 完結

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逸れるだろうと思っていた台風はその夜、私の住む町をしっかり手中に収め、遅くなった帳尻を合わすかのように暴れまくった。
その速度は恐ろしく緩慢で、翌日になっても暴風警報が取れず、当然その日も学校は休校となった。
私は退屈な時間を、荒れ狂う窓の外ばかりを見て過ごした。

台風の日は何故か心の奥がザワザワする。
誰に訊いても、そうだという。
けれど、その日の私の中のざわつきは、昨日先生と交わした会話のせいに違いない。
穏やかに語った先生の言葉一つ一つを宝物のように反芻し、咀嚼し、吟味する。
語られなかった言葉を詮索して妄想する。
鏡のような清らかな水面に手を突っ込んで乱暴にかき混ぜたらきっと、不安に打ち震える真紅の心臓が水底の澱の中から姿を表したに違いない。

ゾワゾワと胸の中が騒がしくて、私は昼間なのにベッドに潜り込んで目を閉じた。
風が木々を嬲る音に混ざり、先生の部屋で感じた奇妙な気配が鮮やかに蘇る。
モゾモゾと、『飼われたケモノ』が、伸びをする音。


       ◇


翌朝は、台風一過の、カラリとした良い天気だった。
学校へ行く支度を整えながら、何気なくリビングのTVの音声を聞いていた。
さすがにほとんどが過ぎ去った台風の爪痕を報じるニュースだったが、ひとつだけ、私の心臓をぐいと掴むものがあった。
増水した川の下流で、1人の男性の遺体が見つかったという。
普段はまるで耳に入ってこないニュースキャスターの声色が、今朝は私に語りかけているように思えて総毛立った。

年齢は67歳。名前は知らない名だったが、その男性は、発見現場付近の児童施設の施設長だった。
まるで私に“見ろよ”と言わんばかりに顔写真が画面に映った。

〈これ、あの日空き地に居た人だよね、先生〉
私は激しく打つ心臓とは別の、どこか冷静な頭でそう呟いた。

その遺体には、争ったあとのようなものがあるとニュースキャスターは続けた。
そして先日ニュースに上がった幼児が、この施設の子供だと言うこと、更にこの施設長が一部でわいせつ行為を働いていたという噂があったことを取りあげた。
けれど本格的な内部調査には至らず、この10年ほどで3人の幼い男児が不審死をとげているが、それも単なる監督不行届という扱いにとどまったらしい。
今回の施設長の件は事故、事件の両面からの捜査が行われると締めくくられたが、嫌な憶測だけを余韻に残す、歯切れの悪いニュースとなった。

「いやあね、こういうの」
母が軽い調子でそれだけ言うと、またキッチンに消えた。
数歩歩いた先で、彼女の脳内はもう、パンの焼け具合や今日着ていく服のことに切り替わっているに違いない。
私の先生が、その施設長に育てられた子供だとは、気付いてもいないのだろう。
“いやあね”
まったく。そう言って吐き捨てられる、健全な世界に住める自分たちは、幸せなのだ。

「お母さん、ごめん」
「え? なに?」
「ちょっと熱っぽいし、頭が痛いのよ。朝、病院に寄ってから学校行くから、担任に連絡しといてくれる?」
「あら、大丈夫? 休まなくて平気?」
私は大丈夫だと笑ってみせると、朝食もそこそこに家を飛び出した。

雲ひとつ無い空から注ぐ日の光が目を射して痛かった。
けれど心がムズムズとして、自分を押さえられない。
“ハヤク イカナクチャ”
通い慣れた道を走り、私は先生のアトリエへ向かった。

アトリエ正面のドアの鍵は閉まっていて、人の居る気配がしなかった。
けれど、私は躊躇わずにデッサン教室の裏口にまわり、古い形のノブを捻った。
やはり、鍵はかかっていない。
無用心。自分を守ることをしない、先生らしい。

否。もしかしたら、開けておいてくれたのか。
胸がクンと何かに掴まれた。

石膏や木炭の匂いに満たされたデッサン室に飛び込み、息を切らせて暗い廊下を走り、先生のアトリエに飛び込むと、やはりそこはいつものように外界の光がカーテンで遮断され、重い闇が垂れ込めていた。

もちろん先生はもういない。
家を飛び出したときから、そう確信していた。
それでも、がらんとして、今までの暖かさを失った部屋を見ると、胸にくる。

〈もう、終わらせなきゃ〉と、先生は言った。
〈飼われていた〉んだと、教えてくれた。
施設長が〈見せびらかしに来た〉あの子供は、悲しい運命を辿った。
汚れた歯牙にかけられた。

「先生は、終わらせたんだよね」
シンとした部屋で、そう呟いた声が、じわりと辺りの闇に溶けた。

施設の中に居る間、あの施設長が先生の全てだったのだろう。
外界では許されない関係であると知りつつも、そこで血肉を育てられたら、もう抜け出せない。
いつまでもずっと、繭の中で眠っていたかったんだよね、先生は。 永遠の子供のまま。

私は薄暗がりの中、いつもの場所にあの繭を探した。
けれどそれはその場所にはなく、アトリエの中央に置かれていた。
他の塑像たちは全て処分されてしまったらしい。
何もない空間に、その繭だけがポツンと置かれ、私を待っていた。

カーテンの僅かな隙間から零れた光が強いラインを描き、その繭を照らし出している。
計算されたステージだ。
私は無意識に目を見開いた。
もう半年もの間、見続けて来たその作品は、大きく姿を変えていたのだ。
「ああ、そうか」

私はそれにゆっくり近づきながら得心した。
光に晒されてキラキラ輝く銀の糸の集合体は、斜め上部がざっくりと切り開かれていた。
私が夢の中で破いたような無惨なものではなく、内側から外へ向けて、咲くように開いていた。

そして、中にはあの幼児は居なかった。
中身は完全に空っぽだった。気持ちのいいほどに。

「生まれたね、先生」

自分でも不思議だが、私は微笑んでいた。
あの幼児がとても憎らしかったことも、この作品の名が気になったことも、今は滑稽に思えてくる。
理解できたことへの安堵が、こんなに甘美なものだったとは。
「ねえ先生。これ、先生のかわりに、私に頂戴」
もう居ない主にそう言って、私はその繭をそっと手で撫でた。

      ◇


先生はもう、帰ってこなかった。
両親は先生の突然の失踪に「責任感がない」と怒り、教室の生徒達は好きずきに、先生の失踪の原因を詮索して楽しんでいた。

私は取り敢えず静観していた。
先生が、この世に留まってくれていることを祈りつつも。
いや本当のところ、この結果に満足していたのかもしれない。
何よりも嬉しかったのは先生が、私の最初の質問の答えをくれたということだ。

先生のアトリエの隅で、ずっと思わせぶりに「未完成」のまま置かれていた作品。
気になって仕方が無かった作品。
それは今、私の部屋にある。

先生はちゃんと、「作品を完結」させてくれた。

キラキラと透ける光の糸で織られた美しい繭。
苦悩のケモノをひとつ産み落とし、涼しい顔をして佇む、高慢知己な球体だ。

それはきっと先生の生涯の、最高傑作なんだと、私は思う。



     (END)





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~ Comment ~

NoTitle 

最後はばっちりミステリー感で終わりましたね☆
なんとなくだけど、別話で先生が出てきても面白そうって思ってしまった☆
きっと人生を変えた先生がいるはず!しかし、それは決して幸せなものではなかった!!的なw
面白かったです(^^)/

kaziさんへ 

おお、さっそくありがとうございます。
最終話、ちゃんとまとめることができたか、不安でしたが。
こういう感じの書き方は初めてで、冒険でした。
でも、この次は、今までのような、のんびりタッチに戻るはずです^^

>なんとなくだけど、別話で先生が出てきても面白そうって思ってしまった☆

これは、うれしいですねえ~。
私もふっと、そんな気がしました。(生きていてくれればですが><)

書く事はないと思いますが、そうやって梶さんに思っていただけて幸せです。
本作にもお付き合い、ありがとうございました!

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鍵コメyさんへ 

yさん、素敵な感想、ありがとうございました。
無事に完結されていたという感想に、ホッとしています。

> 悲しくやるせないおはなしではあるのですが、
> そのなかに、なんというか、さわやかさも
> あるかもしれません。

私が描きたかったのは、そこだったのかもしれません。
やるせないけれども、どこかすっきりと、あるべき姿に向かう感覚。
・・・これも、書きあがってら気づいたものなんですが^^

文章の行間に込めた感覚、いろいろ感じてくださって嬉しかったです。

次回からはまた、フランクで軽いタッチに戻ると思いますが、またお暇がありましたら、覗いてみてください^^

NoTitle 

ああ、センセ・・・風になってしまったかのようです。

これはセンセの最高傑作を手にした、ワタシの一人勝ちのような気がします。

余韻が残ります。でも、これは追わなくても良い、満足のいく余韻。

素敵なお話でした^^

NoTitle 

削ぎに削いだ作品なので、さらに余韻が残っていいですね。
短編として大成功じゃないでしょうか。

バリバリと先生の殻を剥いでしまいたいと思った女の子は、平凡な家庭に育ちながらも、母親に対して冷めた目を持っていて。
>数歩歩いた先で、彼女の脳内はもう、パンの焼け具合や今日着ていく服のことに切り替わっているに違いない。
母親を小ばかにした感じが良く出ていますよね^^
部屋で一人、高慢知己な球体を眺めている姿が目に浮かびます。

しっかりと骨組みのある作品を、次々と書けて凄いなぁ。
ほんと、凄すぎです!

けいさんへ 

けいさん、さいごまでありがとうございました^^
たった5話なのに、一ヶ月粘ってしまいました。亀すぎますね~><

> これはセンセの最高傑作を手にした、ワタシの一人勝ちのような気がします。

そう言われれば、ほんと。この私の勝ちかもしれませんね。
結局、納得のいく答えと、欲しいものを手に入れたようです。
この女の子にとって、先生の存在って・・・、なんだったのでしょうか。
もしかしたら、あの繭の方が、上だったり・・・。

この、ちょっと風変わりなラストを、余韻として感じてくださって嬉しいです。
そうですよね。
解明して追求しなくてもいい余韻なのかも。

彼女はきっと、すごい芸術家になると思います。
(あの勢いで^^)

ごろちゃんさんへ 

ごろちゃんさん、最後までお付き合い下さって、ありがとうございます。
そして、もったいない評価♡
短編(番外としての短編以外の短編)はこれで2作目なのですが、短編の難しさと楽しさを、少し体験できた気がします。
自身がなかったのですが、ごろちゃんさんにそう言ってもらえて、ホッとしています。

最後の最後で、母親に対する冷静な観察が入ってしまいました^^
特に必要のない描写だったかもしれませんが、私自身、この女の子の性格が、ここでハッキリわかったような気がしました。

でも、あれですね。
全部分かったふうな口ぶりな、この女の子も、結局はまだ世間知らずの子供で。
いろいろ経験し、次第に丸みを帯びて、大人になっていくんだろうなあと。
これは、そんな女の子の、ちょっと残酷な成長過程の物語なのかもしれません。

どうも、女の子を書くと純粋さよりも残酷さが出てしまいます。
困ったもんです^^;

いやいや、全然すごくなんかないです><
現に今、とってもスランプで。
頑張れ~~と、自分を励ましている最中なのです。

このあとも、ちょっと軟派な物語など書いて、自分自身をリフレッシュさせたいと思っています。
箸にも棒にもかからないモノが生まれるかもしれませんが、あんまりひどい時にはびしっと喝を入れてやってください^^

最後まで、ありがとうございました^^

reset&restart 

台風の接近と共に増す雨と風
それに 呼応するように 積年 先生の内に溜められた苦悶も 吹き荒れ
そして 台風と共に去って行った
先生自身も…

彼は 過去から今も 自分を取り巻いていた忌々しい事柄をを 施設長を葬ることで 消せたのでしょうか

柵に解き放たれた事より 拒みながらも 何処か添っていたモノを失くした喪失感で 今 如何なっているのか…

ただ 願うは 彼が 少しでも幸せを感じて 生き続けて欲しいと。


今回は 私のポンコツ脳を コレデモカ!と、ハンマーを打ち付け
無い知恵を振り絞りました(笑)
が、迷走しまくって limeさまに多大なご迷惑をお掛けして 申し訳ない(('ェ'o)┓ペコ

次回更新までに もう少し 脳を活性しないとね♪
ヘッポコメェェェェ ピコピコハンマ~( --)_中☆(>_< )ピコッ...byebye☆
 

けいったんさんへ 

けいったんさん、最後まで読んでくださって、ありがとうございます^^
いえいえ、今回は「私」が、回りくどい言葉ばかり使うので,わかりにくかったですよね。
最終話まで分からなかったとしても、それは作者の意図なので、全くOKなのです^^

モヤモヤさせてごめんなさい~。
でも、けいったんさんが、最後、先生の気持ちに踏み込んでくださって嬉しかったです。
「私」がインパクト強かっただけに、一番悲劇の中心にいる先生の影が、やや薄めになったかも・・・と思っていたので。

先生、作者的にはとても気に入っていました。

> 彼は 過去から今も 自分を取り巻いていた忌々しい事柄をを 施設長を葬ることで 消せたのでしょうか
> 柵に解き放たれた事より 拒みながらも 何処か添っていたモノを失くした喪失感で 今 如何なっているのか…

先生も、甘えて眠ってるわけには、行かなくなったんでしょうね、もう。
自分たちのいた場所が、尋常じゃなくなってしまったのを、もう見て見ぬ振りができなかったのか。
目覚める決心をしたんでしょうが・・・。

先生自身も葬ってしまったのか。それとも、新しい世界に踏み出したのか。
ここは、ちょっと卑怯かもしれませんが、語らずに終わります。
そして、このタイトルの意味も。
・・・って、もうわかっちゃいましたよね^^

> 次回更新までに もう少し 脳を活性しないとね♪

いえいえ、けいったんさんはいつも、いいところを突いてくださいます。
けいったんさんが分からないのならば、わからないように作者が操作してるのです^^

次回はね、なんにも考えずに、けいったんさんに楽しんでもらえると思います。
ゆる~~いですから。
ちょっとだけ懐かしい、彼らが登場です^^
 

拍手鍵コメNさんへ 

Nさん、たくさん素敵な感想、ありがとうございました^^

なゆさんの想像したラストって、どんな感じだったのでしょう。気になる~~。

>中の幼児はどんなんだったんだろうと想像

中の幼児^^乳白色の、ブグローの天使みたいな幼児だったら、いいな。
私でも、欲しい。(いや、そういう物語ではないですね)

>最後繭がさっくり開いてアトリエに光量を考えられた場所に置いてある作品がモノクロできらきらと輝いているイメージが沸きました^^

おお、私も今、モノクロで浮かんできました。
実はこれ、写真を加工して作ってみようと思ったんですが、想像よりもうまく作れる自信がなく、やめてしまいました。
やはり、脳内再生の繭にはかてませんよね。

拙い物語ですが、そうやって深く読み込んでくださって、余韻を感じてくださったことが何よりうれしいです。
今夜なゆさんは、どんなイラストをかきあげるのかな~。楽しみです^^

NoTitle 

お疲れ様でした!

あいからわずすごい構成で感動いたしました。
さすがlime姉さんだと思わざるをえないです。

本当に、感動させていただきました。

ああ・・・・ 

切なくて哀しくて、そして素敵なお話でした・・・
やっと、かえった穢れなき魂・・・・
天にかえったのか、はたまた・・・・・・
でも、きっと先生は自分が本来居るべき場所に
かえったんですよね??
彼女の心に明かりの灯るうつせみを遺して・・・・・

レルバルさんへ 

るるさん、読んでくださって、とってもうれしいです^^

構成がよかったですか!
これ、自分では、面白いと思ってもらえるもんなのか、自身がなかったので、うれしいです。
ありがとうございました^^
あ、そろそろ大学は試験期間ではないですか?
頑張ってくださいね^^

かじぺたさんへ 

かじぺたさん、読んでくださって、うれしいです^^

かじぺたさんの優しい視線を通すと、このクールな「私」でさえも優しい人に感じられて、とても嬉しいです。
先生が「帰った」先は、幸せな場所なのか、そうでないのか、わかりませんが、
先生の決心が、きっと何かを「変える」んだと思うんです。
だって、勇気を出して「孵った」んですもん^^。
かじぺたさん、ありがとうございました。

NoTitle 

なんとなく、「無難に終わったな」という感じのほうが強かったであります。

limeさんほどの文章力のあるかたなら、もっと読者をびっくりさせる終わりかたもあったのではないかと思えてなりません。

きれいな着地は見たけれど、もっとこう、なにか、ああもどかしい。

不完全燃焼感?

……って、不完全燃焼的小説だらけのわたしがいうセリフじゃないな(汗)

ポール・ブリッツさんへ 

う~ん、びっくりさせる終わり方ですか。
最初の考案では、この短編はサスペンスでもホラーでもなく、ただ単に、ちょっとエキセントリックな女の子の思考の行方をたどる・・という単純なものだったのですが。

ちょっと文体で盛り上げすぎたかもしれません。
先生への恋心?と見せかけて、実はその特異な芸術作品への執着が、全てだった、という方向を描きたかった訳で。
最後に悲壮な結末や、ハッピーエンドでびっくりさせるということを考えていませんでした。

そういう結末を匂わせる盛り上げ方は、避けるべきでしたね。
でも、いろんな意味で、いい実験作品になったと思っています。

そして、主人公が…… 

芸術家ってものは私のような凡人とはちがった思考回路を持っているのですよね。命を削って自分の創造物に向き合う、そんなのは芸術家としては当然のことなのかな。

この作品をラストまで読ませてもらって、ああ、先生は飛び立ったけど、かわりに主人公がとらわれちゃったかな、と思ったのです。
でも、もしかしたら、たとえそうだとしても、彼女は芸術家としての魂を持っているのだから、それをなんらかの作品にして昇華するのかもしれない。
だとしたら……どうなるのか想像するのも楽しいですし、limeさんがこの後日談を書いて下さるとしたら、それもいいなぁ、どちらもいいですね。

今回はたしかに文体が、いつもとちょっとちがうかな? って感じでしたよね。
びっくりするような結末もいいし、こういう静かな結末もいいし。
どっちにでも進める物語だったのだと、読み終えてから納得しました。

あかねさんへ 

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
芸術家って、やはり他人には分からないモノを執拗に求めるところがあるように思いますね。
たとえば、命と引き換えにしてでも、この作品を完成させたいとか。
そういう気持ち、少しこの頃わかるような気がするんです。

この「先生」は、この繭にそんな執着もなかったと思うんですが^^;
執着したのは「私」ですね。
先生は、そんな彼女に、遺書がわりにこの眉をプレゼントしたんじゃないかと思うのです。

・・て、もしかしたらその部分は、読む人によって違うのかもしれませんね^^

> この作品をラストまで読ませてもらって、ああ、先生は飛び立ったけど、かわりに主人公がとらわれちゃったかな、と思ったのです。
> でも、もしかしたら、たとえそうだとしても、彼女は芸術家としての魂を持っているのだから、それをなんらかの作品にして昇華するのかもしれない。
> だとしたら……どうなるのか想像するのも楽しいですし、limeさんがこの後日談を書いて下さるとしたら、それもいいなぁ、どちらもいいですね。

なるほど。あかねさんの感じる「私」も、興味深いですね。
そうか、彼女はその繭に取り込まれちゃったのかも。
先生の生死よりも気になるほど・・・って、やはり常軌をいっしていますもんね。
この「私」、どんな奇異な芸術家になってしまうのか・・・。
後日談かあ~。
考えてもいなかったけど、想像すると、彼女のその後も、おもしろいかもしれませんね。
(ちょっと怖い^^;)

> 今回はたしかに文体が、いつもとちょっとちがうかな? って感じでしたよね。
> びっくりするような結末もいいし、こういう静かな結末もいいし。
> どっちにでも進める物語だったのだと、読み終えてから納得しました。

4話まで、ホラーサスペンスっぽく盛り上げすぎてしまったので、ラストが静かにかんじられたのかもしれませんよね。
実際、殺人というショッキングな結末なんだけど、穏やかに感じさせてしまう「私」。
やっぱり怖い女になりそうです。

あかねさんに、この彼女の行く末を書いてもらったら、面白そうだなあ・・・と、ふと(笑)

NoTitle 

またまた、我慢できずに読んでしまった。

少女と言うと彼女は怒るな。
いろんな気持ちが無い混ぜになって、
これだと言い切れないモヤモヤ感が
とてもわかり易く、すっと入ってくる。
limeさんならですねぇ。

春の嵐のような今日、
この物語のエンディングにピッタリ。
読んでよかった。

人それぞれに大人になるキッカケってあると思う。
彼女にはこれだったのかな。
しかし、重い問題ですね。
ここまで心身ともに傷付けられると悲しすぎますね。
先生のこれからが幸多いことを願うばかりです。

哀しいだけで終わらない、
何か明日への希望がある含みのある終わり方がとても良かったです。
堪能させて頂きました。
ありがとうございます。

ぴゆうさんへ 

ぴゆうさん、最後まで読んでくださって、ありがとうございます!
とてもコメントしにくい物語だったと思うのに、嬉しいです。

> いろんな気持ちが無い混ぜになって、
> これだと言い切れないモヤモヤ感が
> とてもわかり易く、すっと入ってくる。


これは、うれしいですね!
本当に、猫の目のようにくるくる変わる少女の感情は、勝気なぶん、とっても始末が悪くて、一つの方向に向かわせることが難しかったです。
思えば、女子高生って、けっこう感情が激しかったり・・・しません?
(私は中学生の頃かな^^;)

> 人それぞれに大人になるキッカケってあると思う。
> 彼女にはこれだったのかな。

そうだと思います。きっとこの女の子は、先生への恋心や同情よりも、あの作品に魅せられて、絡め取られてしまったのかも。
彼女は、「先生という、悲劇」をひとつの作品にしてしまい、それで大人になるのかもしれません。
女子高生も、芸術家も、密かな残酷性を持っているような気がします。

> 先生のこれからが幸多いことを願うばかりです。

先生の問題は、ちょっとかわいそうすぎるほど悲惨になってしまいましたが、先生は先生で、ちゃんと折り合いをつけ(犯罪めいていますが)答えを出して去っていったのだと思います。
先生・・・生きていて欲しいのですが>< どうでしょうね。

> 哀しいだけで終わらない、
> 何か明日への希望がある含みのある終わり方がとても良かったです。

ああ、そう言ってもらえるとすごく嬉しいです!
私の思いが伝わったなあと、ホッとします。

この作品は、少し残酷な過程を経た、ひとつの芸術作品のような小説にしたかったのです。
悲しいほどに輝く、繭のような残光を余韻に残してもらえたら、嬉しいです。

面白ですねっ! 

私は文章が書けません。
子供の事から国語が苦手なんです。(5段階で1-2です-笑)
文章書きの練習をしようと思ったのもBlogをはじめた理由です。
こんな小説が書ける事が羨ましい〜♪
楽しかったです。また、読ませていただきますね。
では、では、

YOUのつぶやきです! さんへ 

YOUさん、読んでくださるなんて! 恐縮です!
いえいえ、YOUさんの文章はとっても素晴らしいですよ。苦手なんて思えません。

私も、ほんの5~6年前に、初めて小説を書き始めたばかりの、未熟者です。
お恥ずかしい限りです。
YOUさんもきっとお忙しいので、ちらっと覗く程度で、構わないのですよ^^

たまに雑記も書いていますので、冷やかしていってください♪
ありがとうございました!

満足 

ふふふ、(^^)やっと読むことができました。
limeさんのお話はこんなにシャープだったのかとちょっと驚かされました。
舞台はとても繊細で豊かな感性が充満する『アトリエ』。
とてもメルヘンチックで夢に溢れた空間とは裏腹に、背中合わせに残酷が当然のように存在する。
そこに出入りする者は、世間や常人とそうでないモノとの間を容易に行き来できる才能を持っているのだとわかりました。
私の知る何人かやlimeさんもそうなのでしょう。
私はそういう才能をとても悲観的に否定的に感じていましたが、limeさんは実に堂々としていると感じます。
これから私が学ぶところなのかなと、お話からとんでもない教訓を頂いてしまった次第です。
なかなか衝撃的な、文字の世界を垣間見ました。
ステキなミステリーでした。(*^^)v

銀さんへ(2) 

わあ、「カエルヒ」を読んでくださったのですね! 
そ、それも一気に。貴重な時間を、ありがとうございます!

> limeさんのお話はこんなにシャープだったのかとちょっと驚かされました。

これはきっと、私の中でも異色な、エキセントリックな作品だと思います。
自分でも、書きながら「ああ、なんか私の文章じゃないみたい」なんて思いました^^;

> とてもメルヘンチックで夢に溢れた空間とは裏腹に、背中合わせに残酷が当然のように存在する。
> そこに出入りする者は、世間や常人とそうでないモノとの間を容易に行き来できる才能を持っているのだとわかりました。

ああ、銀さんの捉え方が、好きだなあ。そう、背中合わせの残酷性。
平凡な日常の皮を被った、内面のけものが、少女の中にも、優しい先生の中にもいて。
そうか、空間を行き来するもの。
それはまた、特殊な存在なのかも。
え? 私ですか? いやきっと私は、平凡すぎて、遠くで見て想像を膨らませるだけの人なのでしょう。

そんな、危うい世界に住んでみたいですね。
引き寄せるために、物語を綴るのかも。
こんな素敵な感想を書いてくださる銀さんこそ、そんな世界の入口を知っている人なのかも・・・。
短い物語ですが、ここから様々なものを感じ取ってくださって、感激です。
創作も生活も、お忙しと思いますが、どうぞ無理せず、ご自愛ください^^
また、遊びに行かせてもらいますね。

NoTitle 

面白かったです!
結末が知りたくて一気に最後まで読みました。

私もこんな作品書けたらなあ……。表現力とか凄いと思います。

抜け出さないとという苛立ちと、きっかけがないと動けない自分。先生の気持ちがよく分かります。そのモヤモヤが主人公のSっぽさで中和されて気持ちよく読めました。

他の作品も気になります! また遊びにきますね(^-^)

たおるさんへ 

わあ~、たおるさん。
もうこのカエルノヒ・・・じゃなくて、カエルヒ、読んでくださったのですね!

いろいろ詰め込んだので、コメント書きにくかったのではないでしょうか。
でも、楽しんでいただけたようで、すごくうれしいです!

短編は、あまり書き慣れていないのですが、ギュギュッと濃縮できて、書き終わった時の満足度は、結構ありますね^^。
善し悪しも、すぐにわかってしまうのが、辛いところですが。

またいつか、こんなふうな短編を書いてみたいです。
(私は、すぐにシリーズ化してしまう癖があって^^;)

ミステリータッチが多いので、読むのがしんどいかもしれませんが、またよかったら、遊びに来てください^^
漫画なども、最近は描いていますし。

私もまた、たおるさんの作品、まとめ読みさせていただきますね^^ これからも、よろしく!

NoTitle 

初めまして。密かにお名前だけ色々な所でお伺いしていたのですが(笑)

この度初めて腰を据えて読ませて頂きました。
すごいですね!ものすごくお話に引き込まれました。
芸術作品に自分自身を投影して作品を作る。
でもそれは未完だけれどそれを完成させる術が本人にも分からない。
自分自身だからこそ傍に置いて、でもそれを人に注視されるのは嫌で。
なんか深いなぁと感じました。

どんどんと台風と共に加速していくスピードと結末。
本当に短い映画か何かを見たような臨場感がありました!

あと最後に気になったのは少女の事。
彼女はその後の人生をどんな風に生きるのだろう?と。
別におかしな事になるとは思いませんが、ただ、普通の人でもいられないようなそんな感じがします。
それこそ、やっぱりすごいものを生み出す素晴らしい芸術家になるのかもしれませんね。
(内側にあるパワーが半端じゃない感じが既に(笑))

またちょこちょこと伺わせて頂くと思います。
いいものを読ませて頂きました♪
  • #10628 ぐりーんすぷらうと 
  • URL 
  • 2013.11/21 19:45 
  •  ▲EntryTop 

ぐりーんすぷらうとさんへ 

ぐりーんすぷらうとさん、はじめまして。
いらっしゃいませ^^
私もなんどかお邪魔しましたが、ご挨拶もしないでごめんなさい。

「カエルヒ」を読んでくださったのですね。本当にありがとうございました!
私には珍しく短編で、そして初めての女の子の主人公でした。
勢いで書いてしまったので、面白いかどうか自信がなかったのですが、そういっていただけてほんとうに嬉しいです。

>でもそれは未完だけれどそれを完成させる術が本人にも分からない。
>自分自身だからこそ傍に置いて、でもそれを人に注視されるのは嫌で。

ここの部分、私でさえも「ああ、そうか」と思ったほどです。
あの少女に伝わってしまった、先生のまだ未熟な部分だったのでしょうね。
ばっちり言い表してくださって、感激です。

あの少女のエキセントリックさは、ちょっと行き過ぎていた感じもしましたが、そこに芸術の素質を見出していただけたのですね。うれしいです。
きっと彼女は、ものすごい鬼才っぷりを発揮するかもしれませんね。
ちょっと、どこかに登場させてみたくなりました^^

本当に、コメントありがとうございました。
私の作品は、シリーズものが多いのできっと入っていきにくいと思いますが、もしよかったら、あらすじだけでも読んでやってください。(けっこう、あらすじ押し・笑)

あ、まだ書き始めて5~6年なので、最初のほうの作品は、拙いかもしれません。
雑記なんかも書いていますので、またよかったら遊びに来てください。
私も、またお邪魔しますね。^^

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鍵コメKさんへ 

こちらも全部読んでいただいて、ありがとうございました。

短編は難しいですが、まとまって書けたときは、うれしいものですよね。
私もどんどん長くなってしまいがちなので、練習しようと思っています。

ああ、あの絵はKさんのきゃらだったのですね。書いてもらえるということは、やっぱりうれしいですよね。
私は女性をあまり書かないので、可愛らしい女の子を書ける方がうらやましいです。

今は本当に時間が無くて、なかなか絵の練習ができないのですが、来年は少し時間に余裕ができらばいいな、なんて思います。
そちらにもなかなかコメを残せず、ごめんなさい><

NoTitle 

limeさんの作品の中にも、一人称のものがあったんですね。新鮮な感じでした。
この手法の強みは、心の内をじっくり描けることにあると思います。
特に効果的に思えたのが、第3話の夢のシーン。あれは生々しさがあって怖かったです。
ホラーが苦手と言ってましたけど、それ本当ですか? 何かすごく怖い話書けそうな気がするんですけど。

最終話までの流れを考えると、繭の中で眠っている幼児の存在は、ギリギリまで伏せておいた方がよかったようにも感じます。一人称の主人公が、その存在に気づかなければ、読者にもわからなかったわけですから。
先生に対する疑惑も、もっとギリギリまで引っ張った方が……。
あ、これって、私が引っ張り好きだからこそ思うことなんでしょうね。失礼しました。
いつか、limeさんが書く、本格ホラーも読んでみたいなあ。

片瀬みことさんへ 

おお、片瀬さん、カエルヒを読んでくださったのですね^^

そうなんです。私が1人称を書いたのは、この「カエルヒ」と、「僕らの相対論」(コメディ)くらいでしょうか。
>この手法の強みは、心の内をじっくり描けることにあると思います。
そうなんですよね。
私も、あまりにこの女子高生の感情が溢れすぎてしまって、どうしようかと慌てたほどで。
ほどほどにしないと、狂気じみてきますね^^;

あの夢のシーン、書いていてものすごく楽しかったです。
どんどん生々しくなるのを、抑えるのに苦労しました。
ホラー…行けそうですか?? 私も一度書いてみようかと思ったんですが、ホラーって、あまり読んだことがないので、どこに帰結していいのか分からなくて。
モヤモヤ…で終わってもいいのか、バッドエンドがいいのか。
私が書くと、ホラーじゃなくて、残酷な物語になってしまいそうで怖いです。
R-15って、やつ?

>最終話までの流れを考えると、繭の中で眠っている幼児の存在は、ギリギリまで伏せておいた方がよかったようにも感じます。

あ、これは気づきませんでした。そうか、最後に「あれは先生だったのね」という描写を入れてもよかったですよね。そのほうが印象的だったかも。
先生への疑惑は、えっと、どこまで引っ張ったっけ(爆)4話まではまだ、伏せてましたよね(聞いてどうする)

でもこのお話、先生や犯罪のことは、実は味付け程度の位置づけなのです。
本当のオチは、この少女の冷淡さ(笑)

先生が好きで気にしていたんじゃなく、実はあの作品に魅せられて、手に入れたかった・・・という、強引なオチに持っていきたかったんです。
そこがちょっと、弱かったなと反省しています。
「もっと壮絶なラストだと思ったのに」という、もっともな意見をいただきましたし(笑)

でも、コメを通していろいろ勉強になった作品になりました。

片瀬さんの貴重な意見、いつも感謝しています。
ほんと、自分では気づかない部分、いっぱいありますもんね。

よし、私もちょっとホラー、挑戦してみようかな^^(読むのが怖いのに、書けるのか??)

カエルヒ素敵でした。 

カエルヒ。すごく良かったです。私好きですこういうの。短編映画のよう。怖くて、キレイで、どこか切なくて、でも最後は意外にも爽やかな余韻。現実からほんの少し外れた世界を垣間見る不思議な感覚。limeさんの作品はどれも小さな雫が一瞬キラっと輝く感じがしますね。見逃す人は見逃しちゃうみたいな。変な例えしかできなくてスミマセン....(^_^;)でもすごいな〜。こういうの書けるってホント羨ましいです。また来ますね!もっともっと読んでいきますよ!。m(__)m

オズさんへ 

わあ、オズさんいらっしゃい。
まさか、本当に読んでくださるとは。そしてコメまで! 感激です。
貴重な時間を拙作に割いてくださって、ありがとうございました。

「カエルヒ」は、エキセントリックな少女と内容で、緊迫感を持たせた作品にしてみようと思いました。
最初下書きの段階では、「これは奇妙なもの書いちゃったな」と、更新するのも迷ったんですが、こうやって感想を頂けて、やっぱり書きあげてよかったとホッとしています。
私の小説の特徴を、そんな風に言ってくださって、めちゃくちうれしいです。
(あ、でもこんな作風ばかりではなく、ゆる~~い作品もたくさんありますので、あの・・その・・←なんだ)i-201

>怖くて、キレイで、どこか切なくて、でも最後は意外にも爽やかな余韻。現実からほんの少し外れた世界を垣間見る不思議な感覚

↑これは、私が一番目指そうと思っている事柄だったので、なんだか嬉しくて舞い上がっています。
ああ~、でもまだまだ、舞い上がっていては修行になりませんもんね。
まだまだ、万人受けするものは書けていないので、これから更にがんばっていきます。(どこへいくのか・・・)

そもそも、漫画が描けないものだから、小説に走った・・・という面も無きにしも非ず。
わたしこそ、思うままに描けるオズさんがうらやましくてたまりません。
でも、凹んでいてもあれなので、小説を書くからには、文章でしか表現できない世界を描けるように、頑張っていきたいです。
私もまた、オズさんのブログに、お邪魔させていただきますね。
コメ、ありがとうございました!

NoTitle 

おお~。とても背中がぞくぞくするような作品でした。
久々にlimeさんの濃密な文章を堪能しました。

『繭』の存在には意表をつかれました~。
中に美しい幼児の入った繭。
limeさんならではの発想だったように感じます。

どなたかもおっしゃってましたが、この先生を別の作品でも読んでみたいですね。『解放』されたかのように見えるこの先生は、これからどんな人生を送っていくのか・・・。うーん、興味深い。

多感な少女の心情がすっと心に沁みこんでくる、そんな作品でした。

西幻響子さんへ 

わあ、西幻さん、カエルヒを読んでくださったのですね。
うれしいです。
これは、私にしては珍しく女の子の主人公、そして一人称で、チャレンジ的な作品でした。
そしてけっこうグロさもある感じで^^;
どこか狂気を感じさせる主人公って、一度書いて見たかったんです。

だけど、物語は実は、この先生が中心なんですよね。
この女子高生はいわば語り部で。

先生の内面の苦悩、憂いを、彼が作る繊細なオブジェを通して再現したくて。
この先生はやっと解放されたようですが、でもその解放は、別の人生を歩むためではなく、この人生をおしまいにするという意味かも知れないなと、書きながら思いました。
でももし、この先生がまだ生きているなら、いつかその後の人生を覗いてみたいなあと私も思います^^
影のある渋いおじさんになってるだろうなあ~。

多感な少女の気持ちを感じ取ってくださって、すごくうれしかったです。
ありがとうございました。

NoTitle 

こんばんは (*^_^*)
背筋がヒヤリとする場面もあり、ドキドキしながら読んでいました。
ミステリータッチの素敵なお話ですね。
怖さもあり、綺麗にスッキリとまとめられている感じがします。
短編も良いですね。
先生の行方が気になりますが・・・。
どこかで生きていたらいいな。


ひだまりさんへ 

ひだまりさん、「カエルヒ」を読んでくださってありがとうございました。
この作品は私にはめずらしく、一人称、そして女の子が主人公でした。
可愛らしい清純な女の子を書くのは本当に苦手で、どうしても風変わりでエキセントリックな子になってしまうのですが、今回はそこを利用して、徹底的にサディスティックな描写にしてみました。
ドキドキしてくださったらうれしいです。
私がずっとデッサンの勉強に通った、日本画の先生のバラック(笑)が発想の原点です。
何か奇妙なことが起こってもおかしくない芸術の場。そこは発想の宝庫のような気がします。
ただ、私が書くとどうしてもミステリーっぽくなってしまうのですが^^
今回も最後までありがとうございました。
短編って、とても難しいんですが、エッセンスを濃縮されるので、物書きの実力が問われる創作物だと思います。
またチャレンジしたいと思っています。(でもどうしても長編になってしまうのが悪い癖)

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鍵コメHさんへ 

わあ~、Hさん、一気に『カエルヒ』、読んでよださったのですね!本当にうれしいです。
この作品は、私には珍しく1人称で、そして唯一の女性主人公です。(女性を書くことは極端に少なくて)

私もHさんのコメを読みながら、いろいろ思い出してきました。
この作品は、私も夢中で書いた記憶があります。
そう、まさにこの先生は、現実に疲れてしまった人なのかもしれませんよね。
もしかしたら、子供時代に植えつけられた性に関する感覚が、今でも残っていて、正常だと思える世界にちゃんと生きていけないのかも。
常に自分は異端だと思って、孤独に苛まれて生きてるのかな……とか。
Hさんがおっしゃるように、体内回帰願望、あるのでしょうね。
まだ夢を見ていたいとか。振り返ってばかりの自分に失望して。
この先生に罪は無いのに、愛されないと生きて行けなくなってしまったのでしょうね。あの施設長のせいで。

ようやく決断して、先生は行動を起こした。(罪ではあるけど)
そして、この「私」の中には、先生の最後の作品が・・・。

ああ、結局はこの少女の望みがかなっただけの話なのかも、とか、書き終わった後に感じたのですが、そういうサディスティックなものが、結構好きなのです^^
最後に、切ない思いを感じてくださってものすごくうれしかったです。
この先生・・・。生きていてくれるといいのですが>< でもできれば、Hさんのおっしゃるように、またゼロから人生をやり直して、幸せになってほしいです。「カエッテ来い」のメッセージ、うけとりました!^^

私もまたちゃんと、Hさんのところに伺いますね。
原作を知らないものでも、大丈夫でしょうか。おすすめの作品がありましたら、教えてくださいね♪


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