【短編】 人魚の夜 

人魚の夜 最終話 そして空の青

 ←人魚の夜 第6話 泡 →2013年、今年もよろしく(^-^)
それから30分後。
ミズキが教えてくれた隣町の駅で電車を降り、誠一は小春日和の陽射しの中を歩いていた。
駅前商店街を抜けたあたりから、ようやく自分の馬鹿さ加減に気づき、少しばかり途方に暮れる。
どんな職場かも聞いていないのに、ぶらぶら歩き回ってひょっこり出会える確率は、どれくらいのものだろう。
けれど、このバカらしくて無意味な行動が、誠一にはなんとなく楽しかった。

子供の頃からずっと敬遠していた父親を、やっと受け入れる事ができはじめたという心の開放もあったかもしれない。
あの堅物も、そんな毛嫌いするほどヒドイ親父ではなかったと、寝ている丸2日の間にそんな結論を出してみた。
柔軟さの欠片もない驚くほどの不器用さは、自分のこの血に受け継がれていて、きっとそれが癪だった。
結局似た者同士だったのだ。
出来ればもう少し早くそれに気付きたかったのだが、物事はそんなにうまくはいかない。
大事なことはいつだって、後になって気付く。

ポケットの中にあったあの手紙は、思い切って処分してしまった。
文句があるなら、化けて出てきてくれ。
あの手紙は、物語のラストとしては、ちょっと戴けない、と面と向かって言ってやれる。
そして、「親父、あんたもいっぱしに、わるさしてんじゃないか」と、男同士の話をするのだ。

駅前の商業ビルを越えて少し行くと、さほど大きくない児童公園があった。
遊びに来ているらしい幼児達の楽しげな声が、小春日和の光に溶けあい、軽快に聞こえて来る。

公園の入り口付近を見るともなしに見ると、リヤカーを改造したような手押し車の影から頭を覗かせて、3、4歳の幼児が戯れている。
すぐに保育園児の散歩の時間なのだと分かった。
道中危なくないように、あのリヤカーに園児を入れて公園まで運ぶのだ。
時たま、そんな光景を見かけることがある。

公園の中を見ると、どうやら保育士はひとり。
5人の幼児をしっかり視野に入れ、危険の無いように見守りながら、優しげな笑顔で相手をしてやっている。
幼児たちは彼に全幅の信頼を寄せ、子供同士で遊ぶよりも、保育士の体にじゃれつき、抱き上げて貰うために必死になっている。
“体力仕事だな、こりゃ”
誠一はその華奢で柔和な顔立ちの保育士をこっそり見ながら、ニヤリとした。

明るい陽射しの中で見るミズキは、とても健康的で、爽やかな今時の青年だった。
たぶん、まだ宿無しなのだろうが。

「ミズキせんせい、絵を描いてよ。このまえ描いてくれた、でっかい魚がいい! でっかいの」
よく陽に焼けた短髪の男の子がミズキに飛びつきながら言うと、とたんにリクエストの嵐になった。
「ぼく、キリン」「ゾウがいい」「イルカ 、イルカ」
そのうち、色白で舌っ足らずの小さな男の子が、一生懸命ミズキの目を見ながら、話しかけた。
「ねえ、ミズキせんせい、きれいだったね、あの絵。おうちの中、ぜんぶ海だったよね。たっくん、またあそこ、行きたい」
夢見るように、その子は言う。
ミズキは、その子の前にゆっくりしゃがみ、優しく言って聞かせた。
「ごめんね、たっくん。もうあの海のおうちは無いんだよ。だけど、たっくんに見て貰えて、本当に良かった」
「もうなくなっちゃったの?」
「うん。でもたっくんや皆の、ここに居るから」
ミズキはそう言いながら自分の胸をポンと叩いた。

そんなアバウトな表現がチビに伝わるのか? と思いながら見ていると、意外にも子供達は「ここにいる、ここにいる」と、自分の胸を叩きながら嬉しそうにピョンピョンはしゃぎだした。
稚魚にも伝わるものだな、と誠一は愉快になった。

どうやらミズキの「子供達に見せたい」という夢は叶ったらしい。
同時に、あの夜の自分は、“ ほんのついで ”だったわけだな、と、少々ジェラシーも感じた。
そんなことを思いながらじっと見ていると、ようやくミズキと視線が合った。
「高山さん!」
ミズキの声と共に、まわりの5人も一斉に誠一を振り返り、その様が可愛らしかった。

「子沢山だな、ミズキ」
「はい」
ミズキは5人から目を離さないようにしながら、穏やかに笑った。
相変わらず、よけな質問はしてこない。
「さっき、あの場所に行ったら、なんも無くなってたんで、ガッカリしたよ。海も、人魚も」
「人魚?」
「人間を助けた人魚は、おしゃべりが過ぎて、海の泡になっちまったのかと思った」

「違いますよ。人魚は恋に破れたから泡になったんですよ? おしゃべりだからじゃありません」
「ああ、そういえば、人間になった人魚は喋れなかったもんな」
「姿を変えた代償に、言葉を失ったんです」
ミズキは、こっそり公園のサルスベリの細い幹によじ登ろうとしていた先ほどのたっくんを、木から引き剥がし、しっかりと抱きかかえながら笑った。
「うちの園に、『人魚姫』ありますから、もう一度読みますか?」

「いいね、読み直すか」
「あ、でも」
「なに?」
「本は大切に読んでくださいね。破ったり、しないように」

幼児に言い聞かせるようにそう言ったミズキの頭を軽くひとつ叩くと、ミズキを取り巻いていた稚魚たちが、ワーキャー言いながら、誠一を攻撃してきた。
敵とみなされたのか、遊び相手と認定されたのか。
ミズキの笑い声と、稚魚たちの声にかき消されそうになりながら、誠一は、「住むところが決まるまで、うちのアパートに来いよ」と、大声で言ってみた。
ミズキは聞こえなかったのか、「え、なんですか?」と返してきた。
その声も、チビたちの元気な声にかき消され、高い空に吸い込まれていく。

深い、深い、気持ちのいい秋の青空が頭上に広がる。
アホたれ王子を見限って、泡になり、天空へ登っていった人魚姫の、幸せなセカンドストーリーなどが、ふっと浮かんで消えた。

「次は、空の絵が見たいな」
誠一が小さくそう言うと、今度はちゃんと聞こえたらしい。

自由気ままな人魚は、「はい」と、とびきりの笑顔で答えてくれた。



            (END)




----------------------------------------------------------------
『人魚の夜』を、読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
あらすじにも書いたとおり、何気ない短編でしたが、こういうのも、時々書きたくなってしまって・・。
いかがだったでしょうか><(恐る恐る・・・)

さあ、今年も、残すところあと少しです。

2012年も、たくさんの皆様に読みに来ていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。
暖いコメントや、(おもしろコメントやww)、応援クリック、とてもとても嬉しかったです。
それに見合うだけの物語を書かねば・・・と、日々頑張ってはいたのですが、なかなか技術の進歩も少なく。
改めて小説というものの難しさを感じます。

小説ブログは、物語が書けなくなったと同時に終了してしまいます。
あと、どれくらい続けられるだろうか・・・と、少ない執筆時間の中で、不安との戦いでしたが。
なんとか皆様に元気をもらい、今年も書き続けることができました。
貴重な時間を、本当にありがとうございました。

寒い日が続きますが、どうぞ皆様、良いお年をお迎えください


関連記事


もくじ  3kaku_s_L.png 凍える星
もくじ  3kaku_s_L.png モザイクの月
もくじ  3kaku_s_L.png NOISE 
もくじ  3kaku_s_L.png RIKU
もくじ  3kaku_s_L.png RIKU・3 托卵
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  • 【人魚の夜 第6話 泡】へ
  • 【2013年、今年もよろしく(^-^)】へ

~ Comment ~

 

ほんの少し見ない間に、ステキになりましたね~。また参ります。楽しみです。

しょごたんさんへ 

こんばんは、いらっしゃい^^
うれしいです。
どうぞまた、遊びに来てくださいね。

牧水もじり 

わこうどは かなしからずや そらのあを うみのあをにも そまずただよふ

NoTitle 

二人の再会が続きそうな雰囲気。良かったです。
誠一がアニキになりそうでならないような(←また勝手な妄想)

こういうリヤカー、地元で見たことあります。
外の世界はやはり子どもたちを生き生きとさせるんですよね。

せんせー、ちゃんと海のおうちにも行ったんだ。
アホたれ王子は誰だったのかな。

で、今度は二人で空の青を描くんだ。
稚魚の攻撃をかわした誠一、ひな鳥の攻撃はかわせるか・・・(イミフ・謝)

ポール・ブリッツさんへ 

> わこうどは かなしからずや そらのあを うみのあをにも そまずただよふ

これ、綺麗な歌ですよね。
ふんわりして。
こういうの、好きだなあ。

けいさんへ 

> 二人の再会が続きそうな雰囲気。良かったです。
> 誠一がアニキになりそうでならないような(←また勝手な妄想)

へへ。
結局、誠一は、いいお友達を見つけた・・・ということで落ち着きました^^
誠一が兄貴には、なれそうにないですね。
どっちかというと、ミズキにすべてリードされそうです。

> こういうリヤカー、地元で見たことあります。
> 外の世界はやはり子どもたちを生き生きとさせるんですよね。

ありますよね。ちょこんと乗った子供たちが、かわいいの。
ミズキの保育園は、駅前ビルの中にある無認可保育園、という設定で。
遊び場がないんです。
1日二回、こうやって、お散歩です^^

> せんせー、ちゃんと海のおうちにも行ったんだ。
> アホたれ王子は誰だったのかな。

海のおうちは、子供たちのためだったみたいですね。誠一は、関係なかったと・・・w
人魚姫の一番のアホタレは、やっぱり鈍感王子。姫に気づけよ~っておもっちゃいません?

> で、今度は二人で空の青を描くんだ。
> 稚魚の攻撃をかわした誠一、ひな鳥の攻撃はかわせるか・・・(イミフ・謝)

雛鳥って、だれだ~~(笑)
そうそう。ボロアパートの壁を、一面の空にしちゃったりしてね。
誠一の性格も、この友人のおかげで、ちょっとほんわりになるんじゃないでしょうか^^

今年も、楽しいコメントいっぱい、ありがとうございました、けいさん。
また来年も、よろしく^^

NoTitle 

子ども達に見せることが出来たのですね。
ミズキがリヤカーで焼き芋を売っていなくて良かったです^^

一定のペースで小説を残し続けることは、気の遠くなるような大変さでしょうね。
書きたいことと、自分に与えられた時間と、体力と。
全てのバランスを考えると、イメージ通りに進めることが、どれほど困難な事かと思います。
今年も一年続けてこられたことがすごいです。

縛りを自分で決めてしまうと負担になってしまうので、休憩を挟みながら長く続けてくださいね。
limeさんの雑記センスは抜群です。
つなぎにするにはもったいない位面白いので、雑記もまた読ませてください。

今年は短編も漫画も絵も含めて楽しませてもらいました。
いつもありがとうございます。
来年もlimeさんにとって良い一年となりますように。
良いお年を!

ごろちゃんさんへ 

今日は雨なので・・・と、また掃除をサボっている私です(爆)

ははは。ミズキなら、焼き芋屋をやってても似合うかもしれませんね。

今回のお話。ひとつの短編として、テーマが分散されたのが欠点ですね。
いろいろ、盛り込みすぎました。
でも、書いてて楽しかったんですが、さて、読者様にはどう映ったのでしょう。><

ごろちゃんさんにも、今年もずっと拙作にお付き合いいただき、とても感謝しています。
小説ブログは、一般的書籍とは違うのだと、自分に言い訳をしつつも、表現の稚拙さはやはり身にしみます。
求められるものよりも、自分の表現したいものに走ってしまうのも、未熟なところだなあ・・・と。

でも、ごろちゃんさんや、皆様に甘えて、来年も自分らしく物語を創作していきたいと思います。

いつも、優しいコメント、本当にありがとうございます。
もしよろしければ、また拙作にお付き合いください。
そして、ダメ出しもお待ちしています><
読書家のごろちゃんさんの目から見た指導など、びしっと入れてくだされば、うれしいです^^

NoTitle 

いや元ネタがありますから!

若山牧水ですから!

「白鳥は」ですから!

……うむむむ。

ポール・ブリッツさんへ 

あ、そうか。
そう言われれば、それだ( ̄∀ ̄)
いやあ、あんまりしっくり来たもんだからf^_^;
てへ。

新・人魚姫物語 

人魚姫…じゃなくて 
人魚王子はぁ 泡になって消えないでぇ 幸せに暮らしたそうなぁ~(時田富士男?さん風に)
「坊や~良い子だ~寝んねしなぁ~♪」と、バックに流れてる?(笑)

今は 運動会でも順位をつけない等、
何事にも 差別や不幸事は避け 全て 平等で幸せを演じる時代ですからね
今書いたら 悲しい結末は スッポリと変わってしまうでしょう。

ミズキくんが保育士だとは、ちょっと予想外でした(どんな予想をしてたか言わないよ~((^┰^))ゞ テヘヘ)
だから 子供たちに見せたいって 言ったんだね。

誠一の父親似の 生真面目な頑固さも ミズキとの関わり合いで 柔らかくなりそうだし もっと 楽しく人生を過ごせるでしょう

年末で 何かと 慌ただしい気持ちが、ホンワリ~とするお話しでした。

今年も 私の駄コメに付き合って下さって ありがとう♪
来年も こんな私ですが、宜しくです。
((*`・ω-)ノ゚+。*゚+。良いお年を。+゚*。+゚ヾ(-ω・´*))...byebye☆


 

けいったんさんへ 

> 人魚姫…じゃなくて 
> 人魚王子はぁ 泡になって消えないでぇ 幸せに暮らしたそうなぁ~(時田富士男?さん風に)
> 「坊や~良い子だ~寝んねしなぁ~♪」と、バックに流れてる?(笑)

懐かし~~^^
えええ。人魚姫が、日本昔話になっちゃいましたよww

そういえば、グリムやアンデルセンのラストって、悲劇か、もしくは誰かが血祭りに挙げられて、ホッコリした終わり方って、あんまりないですよね^^
今もし、新しい童話を書いたとして、あんな殺伐な物語は、却下されそうです。
シンデレラとかも、悪役は(誰だっけ)焼けた鉄板の上で死ぬまで踊らされました・・・とかだもん^^;こえ~。
今書いたら 悲しい結末は スッポリと変わってしまうでしょう。

> ミズキくんが保育士だとは、ちょっと予想外でした(どんな予想をしてたか言わないよ~((^┰^))ゞ テヘヘ)

けいったんさんは、どんなミズキを想像してたんでしょう。知りたい~~~!!
やっぱり、民家の軒下でいっぱい子供を産んでたとか(それは私の妄想か)

> 誠一の父親似の 生真面目な頑固さも ミズキとの関わり合いで 柔らかくなりそうだし もっと 楽しく人生を過ごせるでしょう

そうだといいです。^^
結局、そのために登場したミズキくんだったのかもしれません。
(派遣したのは私か?)

> 年末で 何かと 慌ただしい気持ちが、ホンワリ~とするお話しでした。

よかった~。毒もハラハラもない短編で、申し訳なかったけど、たまにはね^^(いや、最近毒のないのが多いですよね)

今年も、けいったんさんにはすべての物語を読んでいただき、そして楽しいコメントをいっぱいいただき、本当に感謝しきれません。
どうぞ、体力の続く限り、私の拙作を読みに来てください!(半強制w)
そして、また創作するパワーをくださいね^^
お待ちしています♥

NoTitle 

途中までミズキちゃんが
お化けじゃないか?と
ハラハラしながら
読みましたが(>_<)
消えてしまわず良かったです。
保育士とは意外でした。

来年も素敵な小説を楽しみにしています^^
良いお年を^^!!


ななおんさんへ 

> 途中までミズキちゃんが
> お化けじゃないか?と
> ハラハラしながら
> 読みましたが(>_<)

ええ!そうなんですか?
それは予想もしてなかったです(笑)
でも、いろんな想像をしながら読んでいただいて、うれしいです^^

今年は、ななおんさんともお知り合いになれて、たのしかったです。

拙作ばかりですが、もし、読んでもようなか~なんて思われる物語がありましたら、
ちらっと覗いてやってください。
来年も、よろしく^^
よいお年を!

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメNさんへ 

わざわざ、ありがとうございました^^
こちらこそ、いつもこっそりで、ごめんなさい><
また来年も、頑張りましょうね^^

拍手鍵コメNさんへ 

Nさん、こんばんは^^
人魚の夜も、最後までお付き合い下さって、本当にうれしいです。
そしてなにより、素敵な挿し絵をありがとうございました^^
とっても好評で、私もちょっと自慢げです^^

>短編も短編とは感じさせないような読み応えがありましたよ~♪ 

そう言っていただけて、なによりです。
実は、短編の方が、長編の1話よりも、数倍気を使って、練り直して書いているので、とても嬉しいお言葉です。

お。そちらでも紅白が見れるのですね?
我が家では、お笑い番組に固定されていますww
ざんねん^^;

Nさん、こちらこそ、また来年もよろしくお願いしますね^^
よいお年を。

NoTitle 

こんばんは。連載お疲れさまでした。

人として、クシャクシャに丸めて捨ててしまいたくなるようなラストは迎えたくないです。
お父さんも最後の最後にとんでもない告白をしていったものですが、自分たちは似た者同士だと気づき、許せたのは大人だったかも。ただお父さんはズルいですね。

今年一年、お疲れさまでした。
limeさんもいつか書けなくなる時が来るのかもしれませんが、そのときまで全力でlimeさんらしいお話を書き続けてくださいね。
(最近、作品の毛色が変わってきた気がしますが……)

来年も頑張ってください。
今年一年、ありがとうございました。

ヒロハルさんへ 

「人魚の夜」も読んでくださったのですね。
うれしいです!

> 人として、クシャクシャに丸めて捨ててしまいたくなるようなラストは迎えたくないです。
> お父さんも最後の最後にとんでもない告白をしていったものですが、自分たちは似た者同士だと気づき、許せたのは大人だったかも。ただお父さんはズルいですね。

たしかに、お父さんが一番ずるかったですね^^
始末がわるい・・ってやつで。
父親の行為は、やっぱりかなりな罪なんでしょうが、ここで許してしまうのも、息子だからかな。
まあ、よくぞここまで隠した!ということで^^;

え、私の作風、変わってきたでしょうか。
全然自覚はないのですが。
いい方向にだといいんですが^^。
なんにしても、変化はしたいな、と、いつも思っています。

今年一年、続けられるかが、勝負だと思います。
もう少し、がんばってみますね^^
ありがとうございました。

NoTitle 

昨年正直な感想も入れてねと書いてもらってから、気になっていました。
少し時間が経ってしまいましたが、「人魚の夜」を一から読み返してみました。

limeさんが気にされているように、テーマを分散しすぎているのかどうか。
印象としては誠一で始まって誠一で終わって、メインは誠一のはずなのに、どうしてもミズキにすべて持って行かれた感はあるように思います。
誠一の抱えているものより、ミズキの方が十分重かろう、誠一しっかりせい!となってしまう^^

ですが、流れとしてはどこにも違和感がないのもないのですよね。
limeさんの特徴として、違和感の排除能力はすごいと思っているのです。
持っていきたい流れに向かう時、配慮が行き届いているので。

どこもおかしくないし、歯医者での出会いも、ミズキに背負わせた荷物の意味も重要だけど、ヘルマフロディトスを出した段階で、父ちゃんの隠し子が薄れてしまう。
ミズキ主役の小説も読みたい気持ちになります。
私としては「人魚は人魚」と誠一にいってもらったときの、ミズキの肯定された安堵感が素敵で一番好きでした。

再読していたら、感想がこんなに遅いタイミングになってしましました^^
素人の意見で申し訳ありませんが、あくまでも感想だけ書かせてもらいました。
生意気にも失礼しました。
おっと、そうこうしている間に、次の話が始まっているーー。

ごろちゃんさんへ 

> 昨年正直な感想も入れてねと書いてもらってから、気になっていました。
> 少し時間が経ってしまいましたが、「人魚の夜」を一から読み返してみました。

なんと! 最初からまた読んでくださったのですか!
うわあ~、忙しい時期なのに、ごめんなさい><
一度でも申し訳ないのに。

> limeさんが気にされているように、テーマを分散しすぎているのかどうか。
> 印象としては誠一で始まって誠一で終わって、メインは誠一のはずなのに、どうしてもミズキにすべて持って行かれた感はあるように思います。
> 誠一の抱えているものより、ミズキの方が十分重かろう、誠一しっかりせい!となってしまう^^

そうなんですよね。
正直、誠一が抱えている問題と、ミズキの苦悩は、次元が違っていて、誠一になにか変化を及ぼすものではないかな?とも思ってしまいました。
ミズキに、持って行かれちゃいますしね!

> ですが、流れとしてはどこにも違和感がないのもないのですよね。
> limeさんの特徴として、違和感の排除能力はすごいと思っているのです。
> 持っていきたい流れに向かう時、配慮が行き届いているので。

いやもう、もったいないお言葉><
実は、流れのままに、本当に単なる偶然の出会いとして描いていったのですが。
変に、出会いに意味を持たせようとしなかったのが、まだしも救いになったのかも・・・。

> 私としては「人魚は人魚」と誠一にいってもらったときの、ミズキの肯定された安堵感が素敵で一番好きでした。

ありがとうございます。
ミズキにも、ちょっとここで笑顔になってもらいたくて。
誠一にしては、はなまる発言でした^^(あとはダメですがw)

> 再読していたら、感想がこんなに遅いタイミングになってしましました^^
> 素人の意見で申し訳ありませんが、あくまでも感想だけ書かせてもらいました。

いえいえ、もう、本当に嬉しいやら、申し訳ないやら。
いつも、ごろちゃんさんのレビュー見て、作家さんが羨ましかったものですから、ちょこっとコメ返に書いてみました。
まさかこの「人魚の夜」をまた読み返して、こんな素敵な(そして優しい)感想をいただけるだなんて。

自分の小説って、なかなか客観的に見れないものなので、全体的な印象を教えていただけると、すごく嬉しいです。
拙作であることは承知しているのですが、これは小説として成立していなかったらどうしようと、常に不安なものですから、批評も受け止めてみたいな、と思っています。

あ、でもそう思いながら読むと、しんどいと思いますので、ごろちゃんさん、いつもどうり、「付き合ってやるか~」ぐらいの感覚で、気楽に遊びに来てくださいね。コメも、気が向いたときでいいですからね^^
そのうち、とんでもない拙作を書くかもしてませんし(笑)
今年は冒険の年です!

あらためまして、ごろちゃんさん、ありがとうございました!

NoTitle 

最後まで読めた(#^.^#)
リヤカーの中に子供たちがいるんですよねぇ。あれって本当に笑顔になれる!なんかその中が子供たち世界だったりするのかなぁ。。

大人の世界もほんとにちっぽけなもの。それに右往左往して悩んでる。
何とかしてやろうと、もがいたり諦めたりしている。

そんな感じを受けました☆

たまにはいいですね、こういう短編って(^^)/

kaziさんへ 

kaziさん、最後まで読んでくださったんですね!
お疲れなのに、ありがとうございます^^

> 最後まで読めた(#^.^#)
> リヤカーの中に子供たちがいるんですよねぇ。あれって本当に笑顔になれる!なんかその中が子供たち世界だったりするのかなぁ。。

あれって、かわいいですよね。
幼児たちってほんとうに、めいっぱい楽しむ術を知っているから、そばにいるだけで笑顔になります。

> 大人の世界もほんとにちっぽけなもの。それに右往左往して悩んでる。
> 何とかしてやろうと、もがいたり諦めたりしている。
>
> そんな感じを受けました☆

うれしいなあ~。それを感じ取ってくださったんですね。
実は大人の悩みなんて、取るに足らないものなのかもしれないです。
考え方一つで、回避できるのに、ドツボにはまっていく。
一回ぽんと現実から切り離して別次元を覗いてみたら、いろいろ俯瞰で見れるようになるのかもしれませんよね。
明日になれば、けろっとして仲直りしている子供達のしなやかさがほしいです^^

kaziさん、なかなか休みがないようですが、体に気をつけてことしも活躍してくださいね^^



> たまにはいいですね、こういう短編って(^^)/

こんにちは~~(^0^*)ノ 

いや~~もう、本当にごめんなさいm(^^;;)m
やっと、ゆっくり読みに来られました!!!
ほっこりとして
未来を予感させる空の青が印象的な素敵な作品でした(^^*)

私、どんなお話でもドラマでも
再会の喜びもつかの間、抱き合う寸前に
銃弾が飛んで来たり車が突っ込んで来たりで
悲劇になっちゃうんじゃないかと
必ずドキドキしちゃうので、
この展開なら、そんな悲劇にはならないな!!
と思いつつも、
やっぱりドキドキしながら読んじゃいました!!(爆)

良かった!!そんなことにならなくて!!!(笑)

遺恨を残していた、もう話して解り合うことのできない相手を
赦し、心のしこりを昇華させることが出来た・・・
って、本当に幸せなこと(^^*)

心を解き放った晴れ晴れとした青い空には
未来を予感させる子供たちが似合いますよねv-238

かじぺたさんへ 

かじぺたさん~、毎日すごくハードスケジュールなのに、読みに来てくださってうれしいです><
(というか、ごめんなさい~)

> ほっこりとして
> 未来を予感させる空の青が印象的な素敵な作品でした(^^*)

ありがとうございます!
私の作品には珍しく、誰かが窮地に立たされないまま、終わりました(笑)どんなんだ~。

> 私、どんなお話でもドラマでも
> 再会の喜びもつかの間、抱き合う寸前に
> 銃弾が飛んで来たり車が突っ込んで来たりで
> 悲劇になっちゃうんじゃないかと
> 必ずドキドキしちゃうので、

ええ~、そうなんですか!それじゃあ、きっとへとへとですね。
私も、よくやるんですよ。
平和に終わると見せかけて・・・とか(´゚∀゚`;)
この「人魚」は、ゆる~~く終わらせてみました。
よかった。かじぺたさんを、悲しませずに済んで^^

いったい、ミズキが何をしたのか・・・と聞かれれば、答えにくいんでしょうが、なんか、だれしもポンと心を切り替えるきっかけが、ほしいいんですよね。
飛び入り人魚。・・・うちにも来ないかなあ~w

かじぺたさん、ていねいな感想まで書いて下さって、本当にありがとうございました。
また、かじぺたさんのところに日参して、楽しませてもらいますよ~~。
ツッコミどころ多すぎて、コメントに書ききれないんですがwww

NoTitle 

最後まで我慢しようにゃんて無理でした。
もう読まないとアカンみたいな

素敵な物語
読後にさわやかな風が吹いたような気がします。
沢山散りばめられていたことの一つ一つが物語になるほど。
問題提起もあり、父親への葛藤、ミズキの葛藤と
本当にありありだった。
なのに、最後は足が地に付きスックと立った誠一。
ミズキ自身を癒した絵は、
誠一によって魂を得て息づいたのかもしれませんね。
二人を誘った青の世界。
見てみたいなぁ〜

小説ブログってそうですよね。
書けなくなれば終わりなのですよね。
始まりがあるのだから仕方ないのかもしれない。
だけど一瞬でもいい、
読んで下さった方の心に少しの間でもあればいいなと。
そんなことを考えます。

我は名も無き草なれど息をしておる、立っておる。
こんなかな。
へへ

ぴゆうさんへ 

ぴゆうさん、最後まで読んでくださって、うれしいです^^
たった7話の中に、いろいろ詰め込んでしまったような気がしたのですが、
ちゃんとぴゆうさんに伝わって、とてもうれしいです。

何の事件も起こらない物語ですが、そんな何気ない人たちの人生の一辺を書くことで、じんとなれたらいいな、なんて思いました。
ミズキが誠一になにかしてあげたわけではないけど、この出会いはきっと誠一にとって、意味のある出会いでしたよね。
ミズキにとっても。

ぴゆうさんの仰るように、誠一も、あの青の世界を息づける、重要な要素になったと思います。
思い出の、大切な海になったと思います。
崩されてしまったからこそ、心に残る造形って、ありますよね^^
(でも、もったいなかったな)

>我は名も無き草なれど息をしておる、立っておる。

いいですね。美しい~!
名も無き草だけど、ほんの一瞬咲いた花で、誰かをキュンとさせられたら、いいな~。

今年、これから書く作品は、この「人魚の夜」のような、明るい結末にはならないものばかりだと思うのです。
またいつか、春樹の物語を復活させようかとも思っています。

暗くて、ジリジリする物語にも挑みたいと思っています。
よかったら、温かく見守ってくださいね^^

素敵な感想、今回もありがとうございました!

NoTitle 

limeさん。
こんばんは♪

短編もいいですね☆
想像がさらに膨らんじゃいます。

さやいちもね。
さやいちパパを早くに亡くしたので、
誠一のはがゆさみたいなの、わかるんですよ。
聞きたかったけど、聞けずにいた事や、
今、聞きたいのに、もう二度と聞けないとか、
そういう事って誰かと別れればあるじゃないですか?
今生の別れなら尚更。
確かめられないから余計腹もたつし、
自分の中で浄化するのも難しかったりしてね。

でも、自分が勇気をだしてした事で、
そばにいた誰かに何かを与えられたら素敵ですよね?
面識がないからなのか、
それともやっぱりあの青い海の絵がそうさせたのか、
2人とも、心の底のまっすぐな部分を
さらけ出せて、また会いたいと思った。
こんな友情を誰かと分かち合いたいなぁ~と
思ったさやいちでした☆

さやいちさんへ 

さやいちさん、おはようございます。
わあ、人魚の夜、読んでくださったのですね。
それも、一気に。寝不足になりませんでしたか?
でも、すごくうれしいです。

そうか、さやいちさんも、早くにお父様を亡くしているのですね。
きっと、話したいことや、聞きたかったこと、たくさんあるでしょう。
そういう思いは、自分の中で消化しないといけないのが辛いですね。

この誠一の場合は、事がことだけに、腹立たしさ半分、といったところでしょうか^^;
こまった父さんです。

消化できない思い。苦しいですが、ここでミズキと出会わせてみました。
ミズキの存在は、どこか辛辣でありながら、ファンタジックで、そんな部分がじとじとした現実から一旦誠一を引き離してくれたらなあと、願いました。(そうであってほしいなと^^)

さやいちさんの仰るように、お互いの存在が、じんわりと相手に勇気やいい影響を与えられたら、素敵ですよね。
誠一、そんな友人に出会えて、(再会か)、ちょっと羨ましいです。
青の幻想の中では、なんとなく、素直になれるのかな?

なんとなくファンタジックな物語になってしまいましたが、さやいちさんにも読んでもらえて、とっても嬉しかったです^^

拍手鍵コメDさんへ 

Dさん、はじめまして。いらっしゃい^^
この物語を、最後まで読んでくださったのですね。
楽しんでいただけたようで、とてもうれしいです。
Dさんのところにもまた、ゆっくりおじゃましますね^^
拍手コメ、ありがとうございました!

海と空と 

「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにもそまずただよう」
ですね。

どこだかわからない場所から下を見下ろすと海で、そこへ飛び込んで泳いでいたら、いつの間にか空を飛んでいたという夢を見たことがあって、その夢を思い出しました。

絵を描く方ならではのストーリィですね。
描いた絵がこわされてなくなってしまい、その青いかけらがてのひらに残る。はかなくも切なくも美しい。

恋愛ではなく、こんな出会いが誠一くんを変えていく。恋愛ではないところがまたいいです。

私も人魚、書いてます。
limeさんがコメントに書いて下さる、こんなのってどう? のお言葉で妄想がふくらむものですから、感謝しております。
limeさんの書かれる物語も、私が書くとどうなるかな、というほうに妄想がふくらんで、勉強にも刺激にもなります。

あかねさんへ 

> 「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにもそまずただよう」
この詩、いいですよね。しみじみ哀しくて美しくて。

あかねさんの夢、ファンタジックで、躍動感があって、いいですね。
短編アニメにしたくなります(やっぱり、そこはアニメで)

> 描いた絵がこわされてなくなってしまい、その青いかけらがてのひらに残る。はかなくも切なくも美しい。

ああ、そこ、しっかり覚えててくださって、うれしいです。
こうやってコメントいただくと、どの部分が読者に印象に残ってくれるのかがわかって、とても興味深いです。
あかねさんは、ちゃんと色彩込みで物語を読み取ってくださいますよね。
けっこう色彩込みの映像を思い浮かべながら書くので、それが伝わるとすごく嬉しいです。

あ、そうですね。
恋愛の方向に持っていくことは、少ないですね。
どうしても、恋愛以外の人間の触れ合いを書きたくて。
このふたりは、いい友達になりそうです^^

あかねさんも、人魚を?
新作短編かな? 見に行かなきゃ。
あかねさんは、ちょっとした助言から、すぐにイメージをふくらませて短編を書いてしまうので、その器用さがものすごく、羨ましいです。
私、2話くらいの短編でも、1ヶ月とかかかってしまうんですよ。
もっと頭を柔らかくしなきゃ><

NoTitle 

>アホたれ王子を見限って

このひと節を読んだ時、目から鱗が落ちて・・
いやいや、むしろ目から人魚が飛び出して(笑)
心に爽快な風が吹きましたよ^^

海のカケラたちは、人魚姫とともに空の青となり
ここ(胸)でずっと澄み渡っているのですね♪

akoさんへ 

akoさん、人魚の夜、読んでくださってありがとうございます。

>>アホたれ王子を見限って
>
> このひと節を読んだ時、目から鱗が落ちて・・
> いやいや、むしろ目から人魚が飛び出して(笑)
> 心に爽快な風が吹きましたよ^^

えへ。私もちょっとここ、好きなんです。
だいたい、あの王子がアホたれだから、こんな悲劇が・・・と、昔思ったもんで^^

爽快な気分になってもらえてよかったです。

私の物語は、けっこう悲しい経緯を辿るものがおおくて、ちょっとしんどいかもしれませんが、
明るいものをチョイスして、またお時間ありましたら、ちょこっと覗いてみてください^^
グロいものや、バッドエンドは、あまりないはずです(だぶん)

本当に、ありがとうございました! 来てくださって、感激です。

limeさん、お初にお目にかかります。 

仕事の昼休みにコミュからおじゃまいたしました。
なんとなく、こちらの「人魚の夜」を拝読し始めたら・・・止まらなくなってしまい、一気読みしちゃいました!
そして、すでに昼休みを20分オーバー・・・。
素敵な物語でした。
本当に素敵で、この青い夜がずっと続けばいいのに、と私自身がトリップしてしまいました。
内面も外面も完璧すぎてまぶしいミズキくんへめらめらとジェラシーを感じながら(大丈夫か私)、どうせあんたたちは幸せになるんでしょといじけながら、それでもなんだか私自身お二人の幸せを願わずにはいられない、そんな静かな感動で今私の胸はいっぱいです。
4年もの間創作されているとのこと、そのひたむきなお姿にただただlimeさんを尊敬いたします。
今日は思いがけず素晴らしい時間をいただきました。
ありがとうございました。

追伸:お名前本当にごめんなさい!!
謹んでお詫びいたしますとともに、訂正申し上げます(ぎゃー

ななさんへ 

ななさん、はじめまして^^ すごくうれしいです!
おお!コミュからいらっしゃった方は、初めてです。
貴重なお昼休み時間に、『人魚の夜』を読んでくださったのですね。恐縮です!!
オーバーしちゃって、大丈夫でしたか??

素敵な感想に、感激しています。
あ、私の名前は、環ではなくて、lime(ライム)なのですが、もう名前なんて、なんでもいいです(笑)

いやあ、それにしても、うれしいですね。ミズキを気に入ってくださったのですね。
ヘルマフロディトスという存在と、人魚という存在が自分の中でリンクした瞬間に、この物語が生まれました。
ほとんどが、ふたりだけの会話という、今までにない設定だったので、退屈にならないかと不安でしたが、読者様が、とても想像力を働かせてくださるので、逆に助けられました。
ななさんの優しいコメントで、ななさんの感性が豊かだということが、しみじみ伝わってきます。

私の小説は、けっこう悲劇的なものが多いのですが、やはりミズキのように、純粋で健気な青年(少年)がどこかに登場します。
また、もしよろしかったら、あらすじだけでも、覗いてみてくださいね^^

ななさんもブログをされているのですね。
また、こちらからも遊びに行かせていただきますね^^
ありがとうございました!

忘れ物を取りに…… 

上から順番に拝読していたつもりだったのに、なぜか置いてきぼりになっていたお話でしたが、今日さっそく読ませていただきました。
limeさんの優しいバージョンだ、と思いながら……^^;
(いえ、決して、limeさんは本当はSのはずなのに、とか思いながら読ませていただいていたなんてことは……)
本当に毎回題材が豊富で、とても感心していまいます。それをきちんと捌いて味付けして、素材の味を生かした料理に仕上げる。本当にすごい技です。

アンデルセンの『人魚姫』やっぱり気になる話ですよね。
でも……いやいや、王子はやっぱり姫と結婚するのがお国のためでしょう。
しゃべることもできない、どこの馬の骨とも分からない娘と結婚するわけにはいかないのですよね……しかも、姫は王子を助けてくれた人、と王子は思い込んでいますしね。
でも原作で、この姫、いい人なんですよね。それが実は一番残酷だと思うのです。

この話を聞いた子どもが一言。
「ふ~ん。お魚の王子はおらんかったん?」
本当にね、分相応という言葉がありますよね。
この話を聞いたイタリア人の子ども^^;も一言。
「僕が王子なら選び間違えないようにするよ」
頑張れ。姫を救うのだ!(可愛くない姫だけど)

アンデルセンのラストはものすごく宗教的で、泡になったけれどそれで神に召されて幸せという感じでしたよね。アンデルセンは自分が醜い男で失恋しまくりで、結構鬱屈しながら、でも神の導き手を待っていたのかもしれませんね。だからこの名作が生まれたということなのかもしれません。
本当に気になる作品ですよね。
ディズニーなんか、気になり過ぎてハッピーエンドに変えてしまったりして。
あれはあれで名作と思うけれど^^;(特に曲とセバスチャンとウツボが)

ラストのページを切り取って捨ててしまう。
それもまたいいかもしれません(^^)
真は喜ぶかも(ラストシーンの挿絵の泡になった妹を見送る姉たちの後ろ姿に動揺した人ですから^^;)。

この手紙と絵本の最後のページの二重構造、好きです。
私も二重構造を使いまくるんですけれど、こういう重なりで物語の厚みが感じられるのが好きなのです。
それから青のイメージ。
limeさんにあの無くなってしまった部屋の絵を描いて欲しいと思ったりしたけれど、それは文章から皆が心に描いたらいいのだなぁと思いました。

で、お父さんの隠し子はどこに??(って、なぜこだわる?)

大海彩洋さんへ 

恐縮です><
いや、私すっかり読んでもらったような気でおりました。
でも、拾いに来てくださって、すごくうれしいです。
それも一気に><

> limeさんの優しいバージョンだ、と思いながら……^^;

いや、本当にね、私も書きながらすごく妙な気分でした。
こんな穏やかな話を書いてもいいものか!と。
わあ、毒がない・・・と、がっかりされるかなと(笑)
(もう、自分が自分に毒されてる)
でも、たまには・・・ね^^;

いやいや、今回は主題が分散してしまって、短い中にテーマを入れすぎたなと、反省してるんです。
ミズキの話と、誠一の父親の話は、とくに噛み合うものではなかったかもしれないと。

人魚姫の話。
子供にはインパクトが強いですよね。
悪いこともせず、心優しいものが、消えてしまうんですもんね。
原作の童話は、たしかに、天に登って幸せに暮らしました的な括りだったと聞きますが。
私が読んだ絵本は・・・どうだったかな?
きっと「幸せ」だと書いてあったと思うんですが、「そんなわけあるかいな」と、記憶から自然と消えてしまったような気がします^^;

この子供の言葉、いいところをついていますよね。
>「ふ~ん。お魚の王子はおらんかったん?」
こっちは私の今回のテーマにちかいかな?
異種間の恋。どちらかがどちらかの形に変わらなければ、成立しないのならば、馬鹿らしい。
人魚姫の悲劇は、ここにあるような気がしたんです。

>「僕が王子なら選び間違えないようにするよ」
こっちは、ジョルジョですね^^

あ、そうなんです。私も物語の二重構造って好きです。
あまり意識的にすると嫌らしくなるんですが、どこかに一行、それを匂わす言葉なんか入った日にゃ、やられた・・・なんて思うんですよ。
そんな物語がかきたいな・・・と。

このお話は、私にとってはひとつの絵のような存在かもしれません。
書いている間中、脳裏に青い空間が広がっていました。
物語を書いてるというより、絵を描いているような、そんな妙な感覚でした。
だから、ゆるいお話になったのかな。

> で、お父さんの隠し子はどこに??(って、なぜこだわる?)

そうだ。どこなんだろう!!(爆)

NoTitle 

どうにも我慢できなくて二話分読んじゃいました(笑)

誠一君の中でちゃんと整理ができたみたいで良かったです♪
私は手紙の中の内容はお父さんの人間的な弱さの一面の表れとし、でもそれを認めてあげれたらきっと誠一君は楽になれるのだろうな。と勝手に思ってたんですが、
>柔軟さの欠片もない驚くほどの不器用さ
それが自分の中にもあってそれがお互いに気に障っていたと。似たもの親子だったんですね(笑)

それに今なら面と向かって男同士の話ができるのに。はとっても面白くてちょっと切なくて・・・。男の子と父親ってなかなか難しいんでしょうね。そういう機会がなかったのが本当に残念ですよね。いつかそれこそ夢枕にでも立ってくれればいいんですけどね(笑)

あと稚魚って素敵な表現です♪さすがlimeさん!すごいなぁとホレボレです!!

最後のアホたれ王子はいい!!そうですよね、よく考えればそういう風に考える事もできますよね♪助けたのは自分なのに気づきもせずに他の女だと思って結婚しようとしてる・・・。
そんなアホたれを見限っただけなんですきっと(笑)
誠一君かっこいいです!
その後の二人のほんわかした同居生活・・・。
ほんわかしてそうですねぇ。
そしてミズキ君が絵を描いてそれに習って誠一君もちょっと描いてみたり・・・。素敵なお話でした♪

あと全然長いと思った事がありませんよ、limeさんのはいつも引き込まれてしまうのでもう一話終わったの?状態です♪
でもたくさんあるので少々たくさん読んでもまだまだ楽しめるので嬉しいです!
あと長々といつもコメントしてしまっていますが、ツラツラと思うがまま書いているだけなので、お返事とかは気になさらなくていいので。
たくさんコメントがあるときとかは特に!返事書くだけで大変なのでは?と時々心配・・・(じゃ書くなってね。すみません・・・。)






  • #10706 ぐりーんすぷらうと 
  • URL 
  • 2013.11/29 16:38 
  •  ▲EntryTop 

ぐりーんすぷらうとさんへ 

> どうにも我慢できなくて二話分読んじゃいました(笑)

わあ、なにより嬉しいお言葉です。最後まで、ありがとうございました。

ぐりーんすぷらうとさんの感想も、毎回とっても楽しみにしているんですよ。
こちらが伝えたいことを、ちゃんと読み取って下さって。とってもありがたいです!
こうやって読んでくださる方がいるから、頑張れるのです。
コメントの返事を書くのも、とても楽しい作業なんですよ^^

誠一とお父さんの関係が、今まで話の展開に出てきませんでしたが、
ミズキと過去の話をするうちにきっと、気持ちの整理が出来たんだと思います。
誠一も、潔癖症の堅物なんですよね^^(だから最初、あんなにギスギスしてたのかも)
いつか、お父さんみたいに、ハメを外さなきゃいいけど^^
ほんとうに、今ならぶっちゃけた話、できるのにね・・・。そう思うと、あの手紙を誠一が読んだのは、良かったのかな??

ふふ。私も稚魚という表現が気に入っていたのでうれしいです。
あのくらいの幼児って、まだ人間になりきれてない不思議な感覚があって、可愛いですよね。

そしてアホタレ王子(笑)
いつも思うんですよ。「気づけよ!」って(笑)
このあと、新しい住処が見つかるまで同居するんですが、
グリーンスプラウトさんが、ほんわかした二人のその後を思い浮かべてくださってうれしい^^
けっこう気があって、ずっとルームシェアしたりして。
・・・まあ、家事はきっとミズキ任せなんでしょうが(ムキッ)

コメント、ありがとうございました。
あとは、結構長いお話が並んでいますが、2009年くらいから書き始めていますので、その頃のものは拙いかもしれません。
ちょっと読んでみて、あ、ダメだ・・・と思われたら、スルーしてくださいね^^
ほんとうに、お時間のある時でいいですからね(嬉しいけど><)

つらつらと、思いのままにコメントしてくださるのも大歓迎です。
でも、書きにくい内容の時は、ほんと、お気になさらずにね。
もう、読んで頂けるだけで活力になります。

NoTitle 

素敵なお話しでした。
limeさんの、サスペンス以外の作品というのもいいものですね。
うーん。まだまだ引き出し持ってそうだなあ。

物語のほとんどが、誠一とミズキのやり取り。
このあたりの無駄のなさは、相変わらずうまくまとめるものだなと、感心しながら読ませてもらいました。

他人の生き方に触れることで、自分の抱えていた心のモヤモヤが、ゆっくりとゆっくりと和らいでいく。
そんな、静かでさわやかな感動がありました。
説明過剰なところや、説教くささがないというのが特に良かったです。

「そのページが無かったら、人魚姫はこの本の中で何とか頑張って生きるんじゃないか」
私の、今回一番のお気に入り部分です。
ああ、どうしてlimeさんって、こういう純粋な少年の感性を持ってるんだろう。

片瀬みことさんへ 

わあ~~、片瀬さん、このお話を全部読んでくださったんですね。
いつも片瀬さんは不意打ちでプレゼントをくださる(笑)
感想コメは最高の贈り物ですもんね^^

そして、このお話も気に入っていただけて、すっごく嬉しいです。
サスペンスでも、悲劇でもないものを書くときは、特に心配になります。読者様に楽しんで頂けるかなあと。
私自身が、単にいい話や教訓じみた物語が苦手なもので^^;
でも、片瀬さんの感想で、ほっとしました。

> 物語のほとんどが、誠一とミズキのやり取り。
> このあたりの無駄のなさは、相変わらずうまくまとめるものだなと、感心しながら読ませてもらいました。

ココが、逆に動きが無くて心配だったのです。
場面展開しない中での、二人だけの会話って、読むほうは退屈かもしれないと。
でもどうしてもこの物語は、じっくり二人を会話させたかったのです。
それをするには、二人のキャラと、そして会話の内容が魅力的でなければならない。
どうなんだろう・・・と。
こうやってコメをいただけると、その反応が分かってとてもうれしいです。
会話劇・・・これもいいかも(すぐ調子に乗るw)

> 「そのページが無かったら、人魚姫はこの本の中で何とか頑張って生きるんじゃないか」
> 私の、今回一番のお気に入り部分です。

わあ~、そこ気に入ってもらえてよかった。
とっても自己中で単純な子供の発想ですが、よく考えたら物語(特に童話)って、作者の身勝手な押し付けでもありますし、どんなふうに話を膨らませても自由ですもんね。

大人ってけっこう凝り固まった感覚の中で生きているので、とんでもない発想をしてしまう少年期の子供って、描きがいがあるのです。
私自身がわがままで、大人になり切れていないせいかもしれませんが。
でも、私が書く少年たちをそんな風に感じてくださって、めちゃくちゃうれしいです。
最近またモチベーション低下気味だったのですが、ちょっとエネルギーもらいました。
うん、頑張ろう。
感想、ありがとうございました!!

NoTitle 

初めましてこんばんわ~。人魚の夜読ませていただきました。

私も半年前に末期癌で母を亡くしたので、誠一さんの境遇が重なっちゃってしんみり読み始めました。
偶然の出会いからはじまって、たまたま口をついた懺悔にも似た昔話、そして思わぬ再会、不思議だけどどこか優しい流れで、壊されたビルのシーンではホロリと涙が出ちゃいました。
でも無事また出会えて、誠一さんとミズキさんの明るい未来に笑顔を向けられそうです(*´∀`*)

とても優しい物語、おもしろかったです~。また別のお話も読ませていただきますね。執筆頑張ってくださいませ。

ユズキさんへ 

ユズキさん、初めまして!
『人魚の夜』、読んでくださって、とてもうれしいです!

そうなんですか、ユズキさんもお母様を。
お辛かったですね・・・。
このお話の父親は、ちょっと迷惑な爆弾を残していっていまったのですが><
(不謹慎な展開で申し訳ないです)
人魚姫というお話と、人魚という不安定な存在、そしてミズキのヘルマフロディトス。
それを絡めた、リアルと虚空の境目のような話を作りたいなと、長い間考えていました。

普段はけっこうサスペンスチックな、悲劇的な話を描くことが多いのですが、不思議とこのお話は柔らかく、優しいタッチで書くことが出来ました。
ユズキさんに、ふたりの明るいその後を想像してもらえて、とてもうれしいです。

初コメ、本当にありがとうございました。
拙いものばかりですが、またよかったら、お立ち寄りください^^

NoTitle 

こんにちは。
なんだか、ほのぼのとしますね(*^_^*)
こんなお話、もっと読みたいです!!
そして、人魚姫も読みたくなってしまいました。
ミズキが消えてしまわなくて良かったーと思い、ホッとしました。

ひだまりさんへ 

こんばんは。
「人魚の夜」を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
結構辛い系のお話が多い中で、このお話はけっこう柔らかい内容になったかな、と自分でも感じました。
7話中5話が、まったく同じ閉鎖空間の会話劇。これは本当に難しかった。
会話の内容だけで読者をひきつけることができるんだろうか・・・と。
退屈させませんでしたか?

このお話の人魚と王子様は(笑)きっとこの後も楽しく仲良く生きていくんだろうなと、そんな風に思っています。
でも、あの人魚姫のラスト、私はけっこう好きなんです。
「幸せに暮らしましたとさ」だけが、いいお話だとはかぎりませんもんね^^
管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

~ Trackback ~

トラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【人魚の夜 第6話 泡】へ
  • 【2013年、今年もよろしく(^-^)】へ