醒めない夢の中で (K.O.続編1)

醒めない夢の中で 第2話 少女

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「なに! なに! なに!」
雑踏の中で急に自分の顔を掴んできた春樹に、隆也は思わずたじろいだ。
けれどやはり春樹は冷静な顔つきで、ゆっくりと手を離すと、ひとつため息をついた。
その数秒で、隆也の頭の中を覗き見たのに違いない。

「春樹お前さあ、やめてくれる? 勝手に人の頭ン中覗いておいて、ため息つくの。すっごく、すっごく傷つくんですけど!」
隆也の訴えに、春樹は憂いた声で返した。
「ごめん隆也。違うんだ、そうじゃなくてさ。もしかして、この能力が薄くなってきたんじゃないかって思って」
「え?」
「でも違ったみたい。隆也の記憶も気持ちも、いつも通りクリアに入ってくる」
春樹は少し寂しげな、自嘲気味な目をして笑った。

「そりゃあ・・・残念だったな。でも、なんでそう思った?」
「あの女の子だよ。さっきあの子を抱き留めて手に触れたとき、何か・・・よく見えなかったんだ」
「記憶がか?」
「うん。確かに過去の記憶はあるんだけど、なにかしっくり来ない感じで。ワクワクした気持ちとか、不安とか、そんな感情は伝わるんだけど、何か、・・・今までの感覚と違うんだ」
「それであの子が気になったのか?」
「それもあるけど、正直に言うと、僕の力が無くなりかけてるんじゃないかって、期待が膨らんできてさ。もしかしたら、徐々に弱まっていて、そのうち解放されるんじゃないかって。でもそれって、確かめようがないだろ? 僕、隆也にしか触らないし」

相変わらずこの友人はそうやって日々を過ごしているのかと、隆也は今さらながら、その誠実さに胸が痛くなった。そして同時に、『隆也にしか』という言葉に、何とも強い使命感のようなものも感じた。

「そこへ、俺の登場って訳か」
「うん。でも隆也の感情や記憶は、いつも通りすごくクリアに見えた。・・・ごめん。せっかくのウサギにビックリしてあげられなくて」
「待て! 分かった。もうそれ以上言うな。充分だ」
まったくこの友人のこういうところは、優しいのか確信犯なのか、分からない。
隆也は何とも気恥ずかしくなって、スポンと着ぐるみの頭部をかぶり、再び完璧なウサギに戻った。

春樹は隆也のいいつけを守るべく、口を閉じた。
そしてその寂しげに見える琥珀の目で、先ほどの少女を再びボンヤリ見つめるのだ。
隆也はどうにも心が疼いた。
今なお春樹は自分の能力を忌み嫌い、たくさんの友人に囲まれながらも、他人との間に膜を張り、孤立しているのでは無いだろうか。

「なあ春樹、学園祭、案内してくれよ」
何とか気分を盛り立てようと、そう言いながら春樹の腕を引っ張った時だった。
水槽の金魚を見ていたその女の子が、クルリと隆也の方を向き、はじけるように笑った。
「ウサギさん!」
そしてまるで幼児のような声を出し、走り寄って隆也に飛びついてきたのだ。

「おおお!?」
驚いて顔を見合わせる隆也と春樹をよそに、少女は本当に嬉しそうにピョンピョン跳ねた。
それはまるで、この一瞬を全身全霊で楽しもうとしているようで、溢れるエネルギーと意気込みを感じさせた。
「ウサギさん、ユイと遊ぼうよ!」
そして今度は春樹の方を見て、同じように笑顔をこぼした。
「お兄ちゃんは、このウサギさんのお友達?」
春樹が、優しい声で「そうだよ」と返す。

少女の口調は見た目の年齢よりも幼く、少しばかり違和感があったものの、その笑顔はまるでこの日の太陽のように輝き、見ている者の笑顔を自然と引き出してしまう。
隆也は着ぐるみの中で、少女につられてニンマリした。

「手、つないでね。ユイね、あっちに行ってみたいの」
屋外イベントステージとは反対の大講堂のほうを見つめながら、少女は隆也ウサギと春樹に、小さな手を差し出してきた。
「はいはい、あっちね」
ポワポワのウサギの手で隆也は少女の手を握り、そして春樹を目で促す。
〈手を握ってやれよ〉と。
春樹はほんの少しの逡巡のあと、ゆっくり手を差し出して、その少女の手を握った。
一瞬、初めて味わうものを食べたような奇妙な表情をしたが、それだけだった。

「ユイね、パパにお小遣いもらったから、何かおやつ買うの。クレープがいいかな。ソフトクリームにしようかな。それでね、その後はお化け屋敷に行くんだ。きのうも、パパと行ったの」
このユイと名乗る少女は昨日の初日に、父親と一緒に来ていたのだな、と隆也は理解した。

少女は初対面のウサギと大学生に一瞬で心を許してしまったようで、2人の手を握ってグイグイ引っ張って歩く。
こんな調子では人さらいに遭うんじゃないか、と苦笑しながら隆也は春樹を見た。
春樹は隆也ウサギの方を向いて、さっきと同じく不思議そうに小さく首を横に振る。
やはりよく見えない、と言うことなのだろう。

あの高感度の春樹の能力からすれば不思議なことだが、それならそれで何の問題もないんじゃなかろうか。
いや、むしろ喜ばしいことだ。
今まで春樹を苦しめ続けたあの能力が、何らかの変化を起こし、消える方向に動いているのだとしたら、こんなに嬉しいことはない。

隆也は、少女の無邪気な提案に思わず笑顔をこぼしている春樹を見ながら、自分もニンマリ微笑んだ。


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~ Comment ~

NoTitle 

おおお。ユイちゃん、カワユイ。(いや、狙ってない)
けど、パパはどこ? 今日はパパと一緒じゃないのかな?

三人でお手てつないで、どこに行くのかな。
普通に学園祭を楽しめると良いのだけれど。

春樹と隆也のリアクションがちょい違うのが気になります。
春樹が見えない、というのも気になります。
たぶん・・・隆也の読みは甘いな。(でしょでしょ?)

けいさんへ 

> おおお。ユイちゃん、カワユイ。(いや、狙ってない)
> けど、パパはどこ? 今日はパパと一緒じゃないのかな?

ユイちゃん、かわいいでしょ? 初めて少女を登場させました。
ほんと、初めてだ・・・。
パパの姿が見当たりませんね。今日は誰と一緒に来たんでしょ、ユイちゃん。

このあと、学園祭を楽しめればいいんですけどね・・・汗

> 春樹と隆也のリアクションがちょい違うのが気になります。
> 春樹が見えない、というのも気になります。

そうなんですよね。
二度目に触った春樹は、今度は何を感じたのか。
見えすぎても、見えなくても、悩んでしまう。春樹・・・><

> たぶん・・・隆也の読みは甘いな。(でしょでしょ?)

ふふ。隆也ですもんね(爆
甘甘ですよ。プラス思考で、いいところでもあるんですが^^;

もうちょい、3人・・・いや、2人と1匹に、お付き合いください^^

拍手鍵コメNさんへ 

>2話が!w 一番乗りですね^w^♪ ちょこっと読ませてもらうつもりがしっかり楽しませてもらいましたw

おお、いいタイミングで、2話まで読んでくださったのですね?
楽しんでいただけて、うれしいです^^

>少女の心の中と春樹の心の動き、そして隆也の単純さ、、

おう、隆也の単純さが、バレてるw
ここは隆也の視点なので、春樹や少女の心は、ダイレクトに語られていませんが、僅かな描写から、それが伝われば嬉しいです。

なゆさんも、学園祭に来たつもりで、楽しんでいってください。
(あまり遊ぶシーンはないんですが^^)

ちょうど今、日本は学園祭シーズンです。
学園祭って、独特な楽しさがありますよね。
でも、屋台の「買って」オーラは凄まじい。
可愛い学生に「買って」と言われたら、きっと買っちゃいますね^^;いろいろ。

NoTitle 

ユイ……どんな字を書くんだろう。

実は姓のほうだったとか(笑)

ポール・ブリッツさんへ 

なんでそこにこだわるのかわからないけど、面白いww

ユイは、たぶん、唯ですね。
ちゃんと、名前です^^

ところで、小説で名前を扱うとき、いきなり漢字にしていいかどうか迷いますね。
相手の漢字を知らない第3者の視点の時、漢字をすぐに当てはめていいものやら・・・。

だからついつい、カタカナ表記にしてしまうことが多いです。
(意味、伝わるでしょうか><)

NoTitle 

無邪気過ぎる少女
春樹が読み取れないとは…?…<(|||。。)>アタマカカエル

それより気になるのは、パパ
大学の文化祭に 2日も連続して連れて来るか?、こんな少女を!
大学関係者なら いざ知らず…

ポールさんの少女の名前の漢字で ちょっと思っていること 
幼い子が 自分の名前を名乗る時や 喋る内容が 漢字より ひらがなやカタカナの方が、より幼く 視覚的には感じて しっくりするんですが…
私だけかな?

唯ちゃんのパパは 何処に居るのかなぁ~
キョロ~(・。・。)(。・。・)~キョロ...byebye☆
 

けいったんさんへ 

おはようございます~

無邪気な女の子。
春樹は、何を読んで、何を読めなかったんでしょうかねえ。
実は、しっかり読み込んでるんだけど、だからこそ、春樹は首をひねるのです。

> それより気になるのは、パパ
> 大学の文化祭に 2日も連続して連れて来るか?、こんな少女を!
> 大学関係者なら いざ知らず…

おお。けいったんさんの視点は、新鮮です。
そうですよね。いくら暇なパパでも、二日続けて娘を学祭に連れて行くのは、ねえ。
(ここの教授ならば、ありえるかな? それか、この娘の「パパお願い~」に、勝てなかったとか?)

> 幼い子が 自分の名前を名乗る時や 喋る内容が 漢字より ひらがなやカタカナの方が、より幼く 視覚的には感じて しっくりするんですが…
> 私だけかな?

ああ。それはありますね。
小説は文字だけの情報なので、漢字にするか、平仮名カタカナにするかで、印象が変わってきますよね。
では、成功してるんですね^^

> 唯ちゃんのパパは 何処に居るのかなぁ~

そうですよ、探さなきゃ。
学祭って、近所に住んでる子供だったら、親なしで来たりするから、隆也たちもそんなに心配してないのかな?
でも、探さなきゃね。パパ・・・。  

NoTitle 

二人の関係はやっぱりいいですねー
最初のやり取りがあまりにも可愛くて。
あんな風に真っ直ぐ心を読まれたら、ふて腐れたり照れたりするしかないですね^^

あと、よそ様のコメントへ勝手に入り込んですみませんが、人物名の表記に迷ってカタカナにしてしまう気持ちは良く伝わります。

俯瞰で見た語りの場合は、漢字表記で問題ないのでしょうが、二人の気持ちから考えたら、漢字で耳に入ってくるのはおかしいですもんね。
実際はそれでも漢字で書いている小説も多いのですが、もし自分が小説を書くとなると絶対に悩みそうです。(まず無理ですが…)

読んでいる私からすると、最初から漢字でも気になりませんよ^^

ごろちゃんさんへ 

> 二人の関係はやっぱりいいですねー
> 最初のやり取りがあまりにも可愛くて。

ありがとうございます~><
なんだか、自分が小っ恥ずかしいやり取りをしてるのを、見られてしまったような気恥かしさもあり、
でも、その感想、素直にうれしいです^^
春樹といたら、きっと隆也は大なり小なり、じわ~~っと汗をかく事が多いでしょうね。
(しかし春樹、確信犯だったりして^^;)


それから、名前についてのコメント、 とても参考になりました!

実際に小説で読むときは、初対面の第三者を、漢字で表現するものは、多いですよね。
特に違和感なかったのに、自分で書いてみると、何か引っかかってしまいました。

あ、そういえば、小説の中で、自分の名前の漢字を説明するセリフを多く見かけますが、そういう意図があるのかもしれませんね。
やはり、最後まで名前を平仮名表記するのも、辛いものがありますし。

>読んでいる私からすると、最初から漢字でも気になりませんよ^^

ごろちゃんさんが気にならないのだったら、大丈夫ですよね!
よし。次回からは漢字でいってみます!

小説って、人称から始まって、視点の切り替え等々、書けば書くほど難しさに気づきます。
ごろちゃんさんの目で、「ここ、変よ」とか感じたら、どんどん教えてくださいね^^
どうせなら、もう少し小説というもので、悩んでみたいです。
趣味を極める意味で・・・。

NoTitle 

ユイみたいな子っているよ(^_^;)
おじさん負けちゃう。。

この物語の春樹を見ていると、本編を見てみたいと思えてくる。
このほうが、もっと深く読めそうな気がしてならないですよね☆

策略ですか?(笑)

kaziさんへ 

> ユイみたいな子っているよ(^_^;)
> おじさん負けちゃう。

kaziさん、おはようございます^^
ユイちゃんみたいな元気な女の子に、kaziさんが振り回されてる姿を想像して、笑ってしまいました。
元気な子とずっと一緒に遊ぶと、すごく元気をもらった気分になるんだけど、
ふと気づくとすごく体力を消耗しちゃってたりww
でも、無邪気な子は、男の子も女の子も、可愛いですね。

> この物語の春樹を見ていると、本編を見てみたいと思えてくる。
> このほうが、もっと深く読めそうな気がしてならないですよね☆

おおお~、なんて嬉しいお言葉!
そう思ってくだされば、最高です。
一旦終わった物語を、こういう形で復活させるのはどうかな?とも思ったんですが、
そう感じてくださる方がいてくださったら、うれしいですね。

なかなか、面白い素材だと思うのですよ、春樹。
もしかしたら、またしつこく番外、書くかも・・・・とか言ったら、やっぱり呆れられちゃうでしょうか^^;

そう、それです! 

先日コメントを書いた際頭に浮かんでいたのは、漢字を説明しながら登場する奴の事です。

「僕の名前はひなた。太陽と書いてひなたと読みます。よろしく!」

みたいなの、よくありますよね^^
作家さんの意図があるのでしょうが、登場する度にやる訳にもいかないし難しい問題だわ。

場面によって視点を切り替えるのは、とてつもなく難解だと思っています。
切り替わったと分かりにくい作家さんは、どれだけ読んでも分かりにくいですもんね。
読み手と作家さんの相性もあるように思います。

語りの存在が、本筋を引き立たせる為のサブなのか、語りそのものが鍵となるのかもありますね。

limeさんにもコメントを頂いた、乙一のデビュー作「夏と花火と私の死体」。
死んでしまった女の子の語りが、あの作品の素晴らしさの全てで。
そういう作品もあるのだなと感心しました。

しかしほとんどの場合は、作品を引き立たせるためのものですから、違和感を排除しようと細心の注意を払っているlimeさんの書き方は、とても私の好みなんですよv-22

ごろちゃんさんへ 

また来てくださって、すっごくうれしいです!

> 先日コメントを書いた際頭に浮かんでいたのは、漢字を説明しながら登場する奴の事です。

おお!やっぱりそうですか。
私もずっと、そんな描写を見て、「漢字なんて、ここでわざわざ説明することないのになあ」と、思ったもんですが、それは作家自身が、納得できなかったからなんですね。
なんか、す~~っとしました。
でも、自分はなるべく、これなしで行きたいなあと思うんですが(笑

> 場面によって視点を切り替えるのは、とてつもなく難解だと思っています。
> 切り替わったと分かりにくい作家さんは、どれだけ読んでも分かりにくいですもんね。
> 読み手と作家さんの相性もあるように思います。

そうなんですよね~。
この切り替えがはっきりしないと、「どっち?」と思わせてしまう時間、テンポが崩れてしまうんですよね。
三人称複数の場合でも、なるべく一話の中は一視点が原則だって、何かで読んだ気がします。

ところがですよ!
三島由紀夫の本など見てると、なんと、二行置きに、視点が切り替わってたりするんです!!
えええ、そんなタブーを!
と、友人に話したところ、「有名作家は、何をやってもOKなのよ」と言われ、「ああ・・・そうなのか」と、妙に納得しました。(笑)

誰に視点を置いて物語を書くかというのは、本当に悩みますね。
私は主人公ではなく、第三者の(keep outなら隆也)視点で描くことが多く、主人公の気持ちは常に推測。いいのか? と、自問自答しながら書いています。
あ、でも、シャーロックホームズも、全部、ワトソン視点か・・・。いいのか(笑

> limeさんにもコメントを頂いた、乙一のデビュー作「夏と花火と私の死体」。
> 死んでしまった女の子の語りが、あの作品の素晴らしさの全てで。
> そういう作品もあるのだなと感心しました。

ああ、そういう語りも、新鮮でいいなあ~と、あの時思いました。コミックだったか、「私が死んだ夜」というタイトルの作品がありましたが、もしかしたら、そんな語り口だったのかも。(読んだことないんですが、タイトルが印象的で・・・)

そしてそして、最後に優しいお言葉、すっごくうれしいです。
こんなアマチュアの作品に時間を割いてくださるだけでも嬉しいのに。
私の小説作りは、どこへ届くものでもありませんが、こうやって読んでくださった方と、コメントのやりとりができることが、一番の幸せだな~~って感じます。

NoTitle 

感応遮断になるんですかね。
あるいは自然に読めないのか・・・。
その辺りはこれから読んで分かるようになるんでしょうね。
しかし、何事にもアタッカーというか反作用というか、予定調和と言おうか、抑止力と言おうか。そう言うものは存在しますよね。そういうのが存在せずにあるものが特別で特殊だとその人の力のさじ加減で世界が壊れちゃいますからね。

LandMさんへ 

今回は、春樹が一番びっくりしてるみたいです。
春樹は、触った瞬間、その人物にリンクする(相手に乗り込む)形で感応するんですが、今回はどうも、調子が狂った感じらしいです。

本当に、微妙で説明のつかない力は、なにか異変が起こっても、前例がない分、対処ができないから可愛そう。
マイノリティの悲しいところです。
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