雨の日は猫を抱いて
雨猫 第4話 憂さ晴らし
「おい、ちょっと待てよ」
改札に続く階段を降りたところで倉田はその少年の手首を捕まえた。
驚いて倉田を振り返り、目を見開いた少年のリアクションに、倉田は満足だった。
「自分がやった事、分かってるんだろ? ちょっとこっち来いよ」
改札に向かう数人のサラリーマンや学生の視線がチラチラこちらに流れてくる。
それを交わすように倉田はその細い手首を掴んだまま、フロアの端にある男子用トイレに少年を引っ張り込んだ。
自分が正義感の強い男ではないことは、倉田自身が一番よく分かっていた。
世に溢れる軽犯罪など、自分と関わりが無ければ何の感心もない。
自分を刺してくる羽虫のほうが、よっぽど重罪だと思える。
それなのに。
後になって、なぜあの時あんな事をしたのかと聞かれれば、倉田は“相手が弱そうだったから”だと答えただろう。
それとも、“ムシャクシャしていたから”、のほうが近いだろうか。
「俺、見てたんだよね。ほら、さっき盗んでポケットに入れた財布、出せよ」
二つ並んだトイレの個室の前で倉田がそう言うと、少年はそこで初めて自分の状況の不利に気付いたように青ざめ、暴れ始めた。
けれど倉田は掴んだ左手首を更に強く握った。
少年は体を捻り頭を振り、その弾みで右肩からショルダーバッグが床に落ちたが、尚も自由な右手で倉田の腕を振り払おうと必死にもがく。
けれど、笑えるほどその力は弱かった。
もう片方の手首も倉田が掴んでしまうと、少年は絶望的な目を倉田に向け、肩で息をしながらようやく大人しくなった。
その表情はあまりにも幼く、無力で、狩られた小動物を思わせた。
「そうそう。暴れたら駅員が来るからね。俺もややこしくなるのはゴメンなんだ」
「財布なんか・・・盗ってません」
初めて少年は口を開いた。
変声期を迎えてまだ安定しない、ハスキーで弱々しい声色だ。
「往生際が悪いな。じゃあ、そのパーカーのポケットに放り込んだものは何だ? 高校生のカバンのポケットから君が抜き取ったモノだよ。俺、視力はすごくいいんだ。見間違いじゃ無いと思うよ?」
「これは・・・僕のです」
「出してみろよ」
もう一度強く言うと、少年は開放された右手をゆっくりとパーカーのポケットに入れ、“それ”を取り出して倉田に見せた。
黒いボディの携帯電話だった。
すかさず倉田は少年のポケットに触れたが、他には何も入っていなかった。
「携帯? 何でそんなもん盗ったんだ?」
「だから、盗ったんじゃありません。それ、僕の携帯なんです。何日か前に、あいつに無理やり取られて。だから、取り返しただけなんです」
少年が言い終わるか終わらないかのうちに、倉田はその手の中から携帯を取りあげ、中身を確認した。
倉田にそんな権利などあるはずもないのに、少年はもう、怯えているのか抵抗もしなかった。
「君、・・・名前は?」
携帯のプロフィールやメール画面を開き、所有者の名前を調べながら倉田が訊くと、少年は素直に答えた。
「ケント・・・。坂崎建人」
確かにこの携帯の所有者の名に間違いなかった。
メールボックスには《坂崎建人様》という宛名が何件も表示されている。
「もういいでしょ? 返してください、それ」
少年は倉田の手から携帯を奪い取ると、再び自分のポケットに滑り込ませ、ふて腐れた様子で床に落ちたバッグを拾った。
同時に、中からこぼれ落ちたペンや財布や小物類をかき集めている。
「番号は?」
頭上から倉田が冷やかな声でその質問を落とすと、少年の手が止まった。
「その携帯の番号だよ。君の携帯なんだろ? 言えないはずはないよな」
込み上げてくる悦楽が自分の声に混じってしまったのを、倉田は感じていた。
普通こんな扱いをされれば、身にやましいことのない人間は憤慨する。けれど少年は視線を合わそうともせず、未だ倉田に怯えているのだ。
“こいつは嘘をついている”
しゃがみ込んだまま動きを止めていた少年は、無言で手に持った小物をバッグに放り込んだ。
そしてバッグを持ち、再びゆっくりした動きで立ち上がったと思った瞬間、いきなりクルリと踵を返してその足は地面を蹴り、脱兎の如くトイレから飛び出して行ってしまった。
心の中で軽く舌打ちをしたが、別段倉田は追いかけようとも思わなかった。
酔狂は終わりだ。
たぶんあの少年は、イタズラか嫌がらせの為に、あの高校生の携帯を盗んだというだけの話だろう。
ほんの少し悪ガキをからかってみたかっただけの倉田の欲求は、まあまあ満たされた。
どうせならさっきの子が本当のスリで、もっと大金を盗んでいれば更に面白かったのに、と、少しばかり残念ではあったが。
下らない道草をしてしまったと自嘲しながらふと足元を見ると、薄汚れた床に臙脂色の小さな手帳が落ちているのに気が付いた。
さっきの子の持ち物だろう。
拾い上げると、それはその私鉄沿線にある私立高校の生徒手帳だった。
先ほど携帯をスられた男子高校生は、たしかこの高校のブレザーを着ていた。
なるほど。あの少年もこの高校の生徒だったか。
不登校生が、自分を虐めた同級生に精一杯の仕返しをした・・・って、とこだろう。
倉田は勝手に筋書きを立ててみながら、その手帳の持ち主を確認した。
住所は倉田と同じ市内だ。
名は高瀬由希。手帳は昨年発行されたもので、高校1年生となっている。
現在は高校2年生、16歳ということらしい。
・・・由希か。なんとかケントとか言う名前より、よっぽど似合っている。
などと思いながらパラパラと中身をめくると、どうやらそれはバイトか何かのスケジュール帳に使っているらしく、細かいシフトの書き込みがたくさんある。
3年分のカレンダーが付いているので、それを利用しているのだ。
「こんなダサイ手帳を大事に使うとは、今どき物持ちのいいこった。不登校児のくせに」
すぐさま横に置いてあるゴミ箱に捨ててしまおうと思ったが、不思議とその手が止まった。
二度と会う事も無い子供の落としものなど、持っていても仕方がないというのに。
写真も剥がされてしまっているその手帳をもう一度パラリとめくった後、なんとなく気まぐれに倉田は、自分の鞄のポケットに滑り込ませた。
改札に続く階段を降りたところで倉田はその少年の手首を捕まえた。
驚いて倉田を振り返り、目を見開いた少年のリアクションに、倉田は満足だった。
「自分がやった事、分かってるんだろ? ちょっとこっち来いよ」
改札に向かう数人のサラリーマンや学生の視線がチラチラこちらに流れてくる。
それを交わすように倉田はその細い手首を掴んだまま、フロアの端にある男子用トイレに少年を引っ張り込んだ。
自分が正義感の強い男ではないことは、倉田自身が一番よく分かっていた。
世に溢れる軽犯罪など、自分と関わりが無ければ何の感心もない。
自分を刺してくる羽虫のほうが、よっぽど重罪だと思える。
それなのに。
後になって、なぜあの時あんな事をしたのかと聞かれれば、倉田は“相手が弱そうだったから”だと答えただろう。
それとも、“ムシャクシャしていたから”、のほうが近いだろうか。
「俺、見てたんだよね。ほら、さっき盗んでポケットに入れた財布、出せよ」
二つ並んだトイレの個室の前で倉田がそう言うと、少年はそこで初めて自分の状況の不利に気付いたように青ざめ、暴れ始めた。
けれど倉田は掴んだ左手首を更に強く握った。
少年は体を捻り頭を振り、その弾みで右肩からショルダーバッグが床に落ちたが、尚も自由な右手で倉田の腕を振り払おうと必死にもがく。
けれど、笑えるほどその力は弱かった。
もう片方の手首も倉田が掴んでしまうと、少年は絶望的な目を倉田に向け、肩で息をしながらようやく大人しくなった。
その表情はあまりにも幼く、無力で、狩られた小動物を思わせた。
「そうそう。暴れたら駅員が来るからね。俺もややこしくなるのはゴメンなんだ」
「財布なんか・・・盗ってません」
初めて少年は口を開いた。
変声期を迎えてまだ安定しない、ハスキーで弱々しい声色だ。
「往生際が悪いな。じゃあ、そのパーカーのポケットに放り込んだものは何だ? 高校生のカバンのポケットから君が抜き取ったモノだよ。俺、視力はすごくいいんだ。見間違いじゃ無いと思うよ?」
「これは・・・僕のです」
「出してみろよ」
もう一度強く言うと、少年は開放された右手をゆっくりとパーカーのポケットに入れ、“それ”を取り出して倉田に見せた。
黒いボディの携帯電話だった。
すかさず倉田は少年のポケットに触れたが、他には何も入っていなかった。
「携帯? 何でそんなもん盗ったんだ?」
「だから、盗ったんじゃありません。それ、僕の携帯なんです。何日か前に、あいつに無理やり取られて。だから、取り返しただけなんです」
少年が言い終わるか終わらないかのうちに、倉田はその手の中から携帯を取りあげ、中身を確認した。
倉田にそんな権利などあるはずもないのに、少年はもう、怯えているのか抵抗もしなかった。
「君、・・・名前は?」
携帯のプロフィールやメール画面を開き、所有者の名前を調べながら倉田が訊くと、少年は素直に答えた。
「ケント・・・。坂崎建人」
確かにこの携帯の所有者の名に間違いなかった。
メールボックスには《坂崎建人様》という宛名が何件も表示されている。
「もういいでしょ? 返してください、それ」
少年は倉田の手から携帯を奪い取ると、再び自分のポケットに滑り込ませ、ふて腐れた様子で床に落ちたバッグを拾った。
同時に、中からこぼれ落ちたペンや財布や小物類をかき集めている。
「番号は?」
頭上から倉田が冷やかな声でその質問を落とすと、少年の手が止まった。
「その携帯の番号だよ。君の携帯なんだろ? 言えないはずはないよな」
込み上げてくる悦楽が自分の声に混じってしまったのを、倉田は感じていた。
普通こんな扱いをされれば、身にやましいことのない人間は憤慨する。けれど少年は視線を合わそうともせず、未だ倉田に怯えているのだ。
“こいつは嘘をついている”
しゃがみ込んだまま動きを止めていた少年は、無言で手に持った小物をバッグに放り込んだ。
そしてバッグを持ち、再びゆっくりした動きで立ち上がったと思った瞬間、いきなりクルリと踵を返してその足は地面を蹴り、脱兎の如くトイレから飛び出して行ってしまった。
心の中で軽く舌打ちをしたが、別段倉田は追いかけようとも思わなかった。
酔狂は終わりだ。
たぶんあの少年は、イタズラか嫌がらせの為に、あの高校生の携帯を盗んだというだけの話だろう。
ほんの少し悪ガキをからかってみたかっただけの倉田の欲求は、まあまあ満たされた。
どうせならさっきの子が本当のスリで、もっと大金を盗んでいれば更に面白かったのに、と、少しばかり残念ではあったが。
下らない道草をしてしまったと自嘲しながらふと足元を見ると、薄汚れた床に臙脂色の小さな手帳が落ちているのに気が付いた。
さっきの子の持ち物だろう。
拾い上げると、それはその私鉄沿線にある私立高校の生徒手帳だった。
先ほど携帯をスられた男子高校生は、たしかこの高校のブレザーを着ていた。
なるほど。あの少年もこの高校の生徒だったか。
不登校生が、自分を虐めた同級生に精一杯の仕返しをした・・・って、とこだろう。
倉田は勝手に筋書きを立ててみながら、その手帳の持ち主を確認した。
住所は倉田と同じ市内だ。
名は高瀬由希。手帳は昨年発行されたもので、高校1年生となっている。
現在は高校2年生、16歳ということらしい。
・・・由希か。なんとかケントとか言う名前より、よっぽど似合っている。
などと思いながらパラパラと中身をめくると、どうやらそれはバイトか何かのスケジュール帳に使っているらしく、細かいシフトの書き込みがたくさんある。
3年分のカレンダーが付いているので、それを利用しているのだ。
「こんなダサイ手帳を大事に使うとは、今どき物持ちのいいこった。不登校児のくせに」
すぐさま横に置いてあるゴミ箱に捨ててしまおうと思ったが、不思議とその手が止まった。
二度と会う事も無い子供の落としものなど、持っていても仕方がないというのに。
写真も剥がされてしまっているその手帳をもう一度パラリとめくった後、なんとなく気まぐれに倉田は、自分の鞄のポケットに滑り込ませた。
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- ┣ 第1話 背徳の夢
- ┣ 第2話 扉
- ┣ 第3話 その手の中の天使
- ┣ 第4話 この星の下で
- ┣ 第5話 サクラ
- ┣ 第6話 追憶
- ┣ 第7話 HOME
- ┣ 挿入話 序曲・本当のプロローグ
- ┣ 第8話 渇望
- ┣ 第9話 天使の称号
- ┣ 第10話 エレジー
- ┗ 最終話 夢の終わりに
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~ Comment ~
NoTitle
由希は、坂崎健人の携帯を ”すった”んだよね
ありゃまぁ また どうして ややこしい事を...??(-"-)??
しかも 厄介な男に目をつけられ 後々更に ややこしくなるんじゃないのか、心配です。
limeさまの作品って
何気なく言った言葉が、無造作に見える行動が、見逃してしまいそうな背景が、謎を含み あるものの琴線に触れていたりするんですよね~((。・д・)oダナ!!
最近 作品中の人名を始め 色々と忘れがちな私、だ・大丈夫かなぁ~
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・byebye☆
ありゃまぁ また どうして ややこしい事を...??(-"-)??
しかも 厄介な男に目をつけられ 後々更に ややこしくなるんじゃないのか、心配です。
limeさまの作品って
何気なく言った言葉が、無造作に見える行動が、見逃してしまいそうな背景が、謎を含み あるものの琴線に触れていたりするんですよね~((。・д・)oダナ!!
最近 作品中の人名を始め 色々と忘れがちな私、だ・大丈夫かなぁ~
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・byebye☆
- #6618 けいったん
- URL
- 2012.06/29 15:42
- ▲EntryTop
ごろちゃんさんへ
うわーい。
楽しんでもらえて、うれしいです。(って、まだ始まったばかりですが^^)
え! ごろちゃんさんも、由希が男かどうか疑ってるのですね??
(これは困った)
「俺は男だーーー」って、由希に言わせなきゃなんないかな?(笑)
でも、ご安心ください。
ちゃんと真ん中辺で、“由希の性別が分かるシーン”を、ご用意しています。
けっこう、シリアスな場面ですが・・・。
推理物と言うほどのミステリーではないのですが、少しだけ、ハラハラしてもらえるとうれしいです^^
楽しんでもらえて、うれしいです。(って、まだ始まったばかりですが^^)
え! ごろちゃんさんも、由希が男かどうか疑ってるのですね??
(これは困った)
「俺は男だーーー」って、由希に言わせなきゃなんないかな?(笑)
でも、ご安心ください。
ちゃんと真ん中辺で、“由希の性別が分かるシーン”を、ご用意しています。
けっこう、シリアスな場面ですが・・・。
推理物と言うほどのミステリーではないのですが、少しだけ、ハラハラしてもらえるとうれしいです^^
けいったんさんへ
> 由希は、坂崎健人の携帯を ”すった”んだよね
そうなんです。すっちゃったんですね><由希。
> ありゃまぁ また どうして ややこしい事を...??(-"-)??
これがね、いろいろあるんですよ。
ヒントは・・・この第3・4話は、第1・2話よりも2カ月後、と言うところでしょうか。
この2カ月の間に、いろいろあったようです。
> しかも 厄介な男に目をつけられ 後々更に ややこしくなるんじゃないのか、心配です。
ははは。確かにひねくれものの、ややこしい男ですよね、倉田龍平。こいつも、ついでによろしく><
> limeさまの作品って
> 何気なく言った言葉が、無造作に見える行動が、見逃してしまいそうな背景が、謎を含み あるものの琴線に触れていたりするんですよね~((。・д・)oダナ!!
> 最近 作品中の人名を始め 色々と忘れがちな私、だ・大丈夫かなぁ~
> (; ̄ー ̄A アセアセ・・・byebye☆
いつも、しっかり読みこんでくださって、けいったんさんには感謝してます(*^_^*)
でも、そんなにややこしくないので、のんびり読んでやってくださいね。
そして、登場人物も少ないので、きっと大丈夫!
坂崎健人は、登場しませんから^^(でも、重要なので、名前だけ覚えててください♪)
そうなんです。すっちゃったんですね><由希。
> ありゃまぁ また どうして ややこしい事を...??(-"-)??
これがね、いろいろあるんですよ。
ヒントは・・・この第3・4話は、第1・2話よりも2カ月後、と言うところでしょうか。
この2カ月の間に、いろいろあったようです。
> しかも 厄介な男に目をつけられ 後々更に ややこしくなるんじゃないのか、心配です。
ははは。確かにひねくれものの、ややこしい男ですよね、倉田龍平。こいつも、ついでによろしく><
> limeさまの作品って
> 何気なく言った言葉が、無造作に見える行動が、見逃してしまいそうな背景が、謎を含み あるものの琴線に触れていたりするんですよね~((。・д・)oダナ!!
> 最近 作品中の人名を始め 色々と忘れがちな私、だ・大丈夫かなぁ~
> (; ̄ー ̄A アセアセ・・・byebye☆
いつも、しっかり読みこんでくださって、けいったんさんには感謝してます(*^_^*)
でも、そんなにややこしくないので、のんびり読んでやってくださいね。
そして、登場人物も少ないので、きっと大丈夫!
坂崎健人は、登場しませんから^^(でも、重要なので、名前だけ覚えててください♪)
鍵コメ晩冬さんへ
晩冬さん、またまた、お気づかいで鍵コメにしてくださったんですね。
なんとお優しい。
でも、そうやって真剣に謎を紐解こうとしてくださって、光栄です^^
本作品は、推理物と言うには何弱な、単なるサスペンスですが、やっぱりうれしいです。
では、さし障りのない部分を、引用させてもらいますね^^
> 手帳を拾わなければ、このカメラマンは厄介事に巻き込まれないで済んだのに・・・という感じですかね
> いや、どちらかというと厄介事を起こすのかな
そうですね!どちらかと言うと、なにか騒動を起こすタイプですね、倉田って。
この手帳、確かに重要なアイテムです。
> 倉田の考察を鵜呑みにすると後々、ヤラレソウな気がするw手帳の写真が剥がされていたから、由希と断定するのはまだ早い気がしますが、スケジュールの書き込みがネックに。
> それがシフトじゃなくて、ミィ関係とかだったら・・・いやどうだろwただ、坂埼健人が単なる偽名には思えないですね
> それに敢えて手帳を落とした可能性も・・・ww
おおお、たくさんの可能性が浮かんできましたね。
作者的に楽しいです。
一つだけ教えてしまうと・・・この手帳は確かに由希のものだということです。
(写真は、不登校児の心情として、なんか恥ずかしかったから・・・ではないかと^^)
由希の心情をちらっと表現したくて、写真を剥がしてみましたが、本文中にその説明はしていません。
(どっかに入れても良かったかな??)
坂崎健人が、このあとどう関わって来るか、注目してやってください。
なんとお優しい。
でも、そうやって真剣に謎を紐解こうとしてくださって、光栄です^^
本作品は、推理物と言うには何弱な、単なるサスペンスですが、やっぱりうれしいです。
では、さし障りのない部分を、引用させてもらいますね^^
> 手帳を拾わなければ、このカメラマンは厄介事に巻き込まれないで済んだのに・・・という感じですかね
> いや、どちらかというと厄介事を起こすのかな
そうですね!どちらかと言うと、なにか騒動を起こすタイプですね、倉田って。
この手帳、確かに重要なアイテムです。
> 倉田の考察を鵜呑みにすると後々、ヤラレソウな気がするw手帳の写真が剥がされていたから、由希と断定するのはまだ早い気がしますが、スケジュールの書き込みがネックに。
> それがシフトじゃなくて、ミィ関係とかだったら・・・いやどうだろwただ、坂埼健人が単なる偽名には思えないですね
> それに敢えて手帳を落とした可能性も・・・ww
おおお、たくさんの可能性が浮かんできましたね。
作者的に楽しいです。
一つだけ教えてしまうと・・・この手帳は確かに由希のものだということです。
(写真は、不登校児の心情として、なんか恥ずかしかったから・・・ではないかと^^)
由希の心情をちらっと表現したくて、写真を剥がしてみましたが、本文中にその説明はしていません。
(どっかに入れても良かったかな??)
坂崎健人が、このあとどう関わって来るか、注目してやってください。
NoTitle
ということは、このスリをした美少年は、由紀ではない?
……などとあらぬ妄想をしてしまうミステリファン、ポール・ブリッツ!
いやたぶん鉄砲の狙いを150度くらい違うところに撃っているんじゃないかとは思うけれどさあ(^^;)
……などとあらぬ妄想をしてしまうミステリファン、ポール・ブリッツ!
いやたぶん鉄砲の狙いを150度くらい違うところに撃っているんじゃないかとは思うけれどさあ(^^;)
NoTitle
おお、気になる気になる。
持って行かれた携帯と、置いていかれた手帳。
去っていった由希と、残された倉田。
今のところ、接点なし(?)
一瞬狩られた小動物は解放されどこに行く?
持って行かれた携帯と、置いていかれた手帳。
去っていった由希と、残された倉田。
今のところ、接点なし(?)
一瞬狩られた小動物は解放されどこに行く?
ポール・ブリッツさんへ
> ということは、このスリをした美少年は、由紀ではない?
え?え? 「ということは」って、どこからきたんですか(・_・;)
> ……などとあらぬ妄想をしてしまうミステリファン、ポール・ブリッツ!
でも、いろんな妄想をして行ってください^^
そんなに複雑な謎では無いので、「なーんだ」と、言われちゃいそうですが。
推理物というより、単なるサスペンスなのですが、いろいろ想像していただけると、嬉しいです。
え?え? 「ということは」って、どこからきたんですか(・_・;)

> ……などとあらぬ妄想をしてしまうミステリファン、ポール・ブリッツ!
でも、いろんな妄想をして行ってください^^
そんなに複雑な謎では無いので、「なーんだ」と、言われちゃいそうですが。
推理物というより、単なるサスペンスなのですが、いろいろ想像していただけると、嬉しいです。
けいさんへ
やった! けいさんに気にしてもらえた!
そうですよね。二人、またあっさり別れてしまいました。
ただ、手帳という薄皮一枚の繋がりを残して。
>一瞬狩られた小動物は解放されどこに行く?
ここ! すごくポイントです。
このあと由希は、どこへ向かったか。
・・・物語りは更に数日後に飛びます。
この後も、宜しくです!!
そうですよね。二人、またあっさり別れてしまいました。
ただ、手帳という薄皮一枚の繋がりを残して。
>一瞬狩られた小動物は解放されどこに行く?
ここ! すごくポイントです。
このあと由希は、どこへ向かったか。
・・・物語りは更に数日後に飛びます。
この後も、宜しくです!!
拍手鍵コメNさんへ
今回も、ドキドキしてくださって、うれしいです。
そうですね、ここでまた二人は別れちゃいました。
このあと、どんなふうに関わって来るのか・・は、次回すぐにわかります^^
(わりと、展開は早い?)
倉田と由希の顔を思い浮かべてくださったのですね。うれしい。
由希は、可愛らしいかんじかな?
倉田は・・・・・ちょっとひねくれものの31歳のぷちおじさん?
さあ、次のキリ番を狙うぞww
そうですね、ここでまた二人は別れちゃいました。
このあと、どんなふうに関わって来るのか・・は、次回すぐにわかります^^
(わりと、展開は早い?)
倉田と由希の顔を思い浮かべてくださったのですね。うれしい。
由希は、可愛らしいかんじかな?
倉田は・・・・・ちょっとひねくれものの31歳のぷちおじさん?
さあ、次のキリ番を狙うぞww
NoTitle
とりあえず由希のドキドキが伝わってきて、どうなるのかすごく緊張しました。
何か酷い事をされないか、最悪の場合警察沙汰にもなりかねませんものね。
ちなみに一瞬、
「あっ、上手く誤魔化した!」
と思ったんですけど、やっぱりそれはそれでどうよ?と思ったら、流石に相手は一枚上手ですね(笑)
ちなみに財布じゃなかったんですね。
でも携帯電話!?ちょっと不思議ですね。
まあある意味財布よりも困るもののようにも思いますけど、イタズラというよりはもっと別の目的があるように思えますね。。。
でも基本もう考えるのはやめる事にしました。
limeさんの匠みなストーリーの先を予測するのは私にはまったく無理だと(笑)
何か酷い事をされないか、最悪の場合警察沙汰にもなりかねませんものね。
ちなみに一瞬、
「あっ、上手く誤魔化した!」
と思ったんですけど、やっぱりそれはそれでどうよ?と思ったら、流石に相手は一枚上手ですね(笑)
ちなみに財布じゃなかったんですね。
でも携帯電話!?ちょっと不思議ですね。
まあある意味財布よりも困るもののようにも思いますけど、イタズラというよりはもっと別の目的があるように思えますね。。。
でも基本もう考えるのはやめる事にしました。
limeさんの匠みなストーリーの先を予測するのは私にはまったく無理だと(笑)
- #11049 ぐりーんすぷらうと
- URL
- 2013.12/29 23:00
- ▲EntryTop
ぐりーんすぷらうとさんへ
> とりあえず由希のドキドキが伝わってきて、どうなるのかすごく緊張しました。
ドキドキしてもらえてうれしいです!
これ、最初からこの少年が由希だと分かってた方が、いいですよね。
反則的にコメでぐりーんすぷらうとさんには、「あれは由希」です、って教えちゃったけど、電車の中の段階で、読者様にあれが由希だと気づいてもらえる確率は何割でしょうね・・・。と、そんなことが気になりました。
> 「あっ、上手く誤魔化した!」
> と思ったんですけど、やっぱりそれはそれでどうよ?と思ったら、流石に相手は一枚上手ですね(笑)
倉田はダメ人間ですが、意地悪をすることに関しては長けています(笑)
由希は、まだまだ、詰めが甘い><
> まあある意味財布よりも困るもののようにも思いますけど、イタズラというよりはもっと別の目的があるように思えますね。。。
そうなんです。携帯を取ってしまうということが、とても重要になります。
これが無ければ・・・・と、あとで悔やまれることに。
いや、また語りそうになりました><悪い癖、悪い癖。
はい。今回は、わかりそうで分からない謎がいくつか仕掛けてあります。
だから、謎を解こうとするとややこしいので、頭を真っ白にして、ただただ、由希という少年のことを、気にかけてやってください。
あとは、倉田という男の、ダメっぷりを笑いながら・・・。ww
とにかく、ここで一番長い長編読み切りなので、のんびりと、お付き合いくださいね^^
ドキドキしてもらえてうれしいです!
これ、最初からこの少年が由希だと分かってた方が、いいですよね。
反則的にコメでぐりーんすぷらうとさんには、「あれは由希」です、って教えちゃったけど、電車の中の段階で、読者様にあれが由希だと気づいてもらえる確率は何割でしょうね・・・。と、そんなことが気になりました。
> 「あっ、上手く誤魔化した!」
> と思ったんですけど、やっぱりそれはそれでどうよ?と思ったら、流石に相手は一枚上手ですね(笑)
倉田はダメ人間ですが、意地悪をすることに関しては長けています(笑)
由希は、まだまだ、詰めが甘い><
> まあある意味財布よりも困るもののようにも思いますけど、イタズラというよりはもっと別の目的があるように思えますね。。。
そうなんです。携帯を取ってしまうということが、とても重要になります。
これが無ければ・・・・と、あとで悔やまれることに。
いや、また語りそうになりました><悪い癖、悪い癖。
はい。今回は、わかりそうで分からない謎がいくつか仕掛けてあります。
だから、謎を解こうとするとややこしいので、頭を真っ白にして、ただただ、由希という少年のことを、気にかけてやってください。
あとは、倉田という男の、ダメっぷりを笑いながら・・・。ww
とにかく、ここで一番長い長編読み切りなので、のんびりと、お付き合いくださいね^^
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NoTitle
物語が始まったぞーーって感じがワクワクします。
由希がとりあえず男であることが分かり、(まだ女要素も疑っていないわけでではないが^^)今後が楽しみです。