KEEP OUT 5  死の馬

KEEP OUT5 第9話 姫

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 春樹が返事に困っている様子を満足そうに眺めたあと、咲子はぐるりと部屋を見渡し、キャビネットの脇に置いてあった額に目を止めた。

 ここが立花探偵事務所の系列事務所だという証明書だ。そこにはこの事務所の所長、戸倉美沙の名やフランチャイズ登録番号等が書いてある。

「ここの所長さんは女性なのねえ。お休みなの?」
「はい。少し休養中なんです」
 話題が変わったことにホッとしながら春樹は答えた。

「私のカンでは若い娘さんだね。美人でファッションセンスもいいけど、少しばかり整理整頓が苦手で、だらしない」
「え。何でわかるんですか?」
 思わずそう声をあげ、春樹は美沙のデスクの周りを見渡した。
 確かに若い女性向きのファッション誌が雑然と壁の書棚に突っ込まれ、使うのかどうか分からない化粧ポーチやマニキュアの小瓶がサイドテーブルのかごの中に放り込まれている。
 春樹は気にならなかったが、同じ女性から見たら、宿主の残像が見えるのだろうか。

「そして、気は強いけどロマンチスト。惚れっぽいくせに、好きな男に好きと言えない内向的な面もある」
「……そうなんですか?」
 今度は春樹にはピンと来なかった。ただ、何とも言えないダメージを感じ、気分が萎えた。
 美沙の恋愛観など、今は聞きたくない。

「そこに小説が数冊あるじゃない。同じ作者の本を私も何冊か読んだの。だから、似てるのかなあって思ってね」
 咲子の視線の先には仕事用ファイルに並び、薄い文庫本やペーパーバックが数冊、突っ込まれていた。翻訳ものらしく、確かに同じ作者のものが多かった。

「そこには入ってないけどさ、16歳くらいの時初めて読んだ、エジプトの歴史小説がとても記憶に残っててね。ファラオをめぐる争いに巻き込まれた小国の14歳のお姫様が、敵国の王子に恋をするのよ。
 いけない事とは知りつつも、こっそり敵国の王子と会い、他愛もない話をし。けれどその戯れが、ついには自国を窮地に追い込む羽目になって、大好きな実の兄を死なせてしまうの」

 急に物語のあらすじを語り出した咲子は、一瞬39歳という年齢を感じさせない、何とも言えない若々しさを醸し出した。
 春樹はなぜか厳粛な気持ちになり、ただ黙ってその依頼人を見つめた。

「そのお姫様は結局その敵国の王子に騙されてた事に気付くんだけど、もう、遅くてさ。自分も敵国の兵に捉えられながら、言うの。
『死の馬よ。どうか私を連れ去っておくれ。光の届かぬ海の底へ。息も出来ぬ土の下へ。愛などと言う、残酷な言葉のない、闇の国へ』」

 咲子はそこまで言うと、満足するでもなく、楽しげでもなく、ただぼんやり一点を見つめて黙り込んだ。

 この人はここへ何をしに来たのだろう。
 ただ寂しさを紛らわしたいだけなのか、話し相手が欲しいだけなのか。
 春樹は沸き上がってきたそんな疑問を胸に押し込めながら、少し腫れ物に触るように言ってみた。

「そのあとでお姫様はどうなったんですか?」
「あっさり殺された」
「可哀想に」
「幸せよ」
「え……」
「馬鹿な女は死ねばいい」
 静かな呟きの中にカミソリのような鋭いものを感じ、春樹は息をのんでじっと正面の女の目を覗き込んだ。

「咲子さん?」
「ん?」
「あの……」
「ああ、ごめん。邪魔だったよね。もう帰るから」
「いえ、邪魔なんてこと無いです」
「明日また来ていい? この時間に」
「あ、……はい」
「よかった。じゃあ、明日またね。楽しみにしてる」

 咲子は口元だけで微笑むとフワリと身を翻し、振り向くこともなく部屋を出ていった。静かで妖艶で大人の香りを漂わせながら、その内面は少女のように一途で頑なで激しい風を閉じこめている。

 春樹は初めて女の人を“怖い”と感じた。理解できないが故の恐怖だ。咲子の内面の風に晒されたら、自分みたいに脆弱な葉っぱはきっと、呆気なく消し飛ばされてしまう。
 明日また来ると言ったあの人は、自分に何を期待しているのか。明日までに新たな町田の情報が、何か一つでも欲しいのか。
 もし、明日になっても明後日になっても、結局なんの情報も集められなかったら、どうすればいいだろう。
 こんな深いところまで咲子の人生を覗き見ながら、規約通り初動調査料だけもらって“はいサヨナラ”なんてことを、彼女は許すのだろうか。

《琥珀だね。なんて綺麗なんだろう。……欲しいな、それ 》

 何のつもりだか分からない咲子のそんな言葉をふと思い出し、春樹はほんの少し、身を震わせた。



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~ Comment ~

NoTitle 

うわわわわわわ。
limeさん、やっぱり女性を書くの、ものすごくうまいですよぉぉぉぉ。
いやぁ、かないません、とてもじゃないですが。

ゾクゾクします。マジで鳥肌立った。

なるほど、「死の馬」はそういう事なんですね・・・。

咲子の持つ妖艶さ、ふてぶてしさ、そして少女のような無垢な一面、「女」独特の鋭さ、愚かさ、そういうものが渾然一体となった「女」という性の恐ろしさみたいなもんが、春樹の子どもっぽい純粋さと対比されて余計に際立ちますね。

春樹はその厄介な能力のために、同年代の男の子に比べたら大人なのかも知れないけれど、逆に考えてみれば、その能力が故に他人との接触を避けて美沙に守られて、純粋過ぎる少年のままなんですよね。
あぁもうねぇ、ポールさんの論文じゃないですが、limeさんの今までのお話で、私はいつもサブキャラにぞっこんになりがちでしたが、その「無垢な少年」に翻弄される周りの人物に共感していたからなのかも。

そして・・・その最たるものが咲子ですよ。

自分の中の(嫌だから本当は隠しておきたい)どうしようもない「女」の部分が、無垢な少年をいじめて、汚して、壊したくなる。
そういう感覚を呼び起こされちゃうような気がする・・・。

ひえ~~~~私って、limeさんの小説の敵だったのかっっ!!??

(何を言ってるんだあたしは)

NoTitle 

バカな女性……がくぶる。

恐ろしいこといいますねぇ。
でも迷惑かけられるより……って感じで肯定してしまう俺って……。

秋沙さんへ 

おおお。またもや、そんな嬉しいことを。i-189
いやはや、咲子みたいな女を描くと、なんだかもう、ドロッと重くなっちゃっていけませんね^^;
爽やか路線が好きなのに(←うそばっか)

>ゾクゾクします。マジで鳥肌立った。

やった♪(*´∀`*)

咲子は・・・まあ、本当に愚かな女ですよね。分かっていながら抜け出そうとしないところが。
愚かさと、弱さと、ずるさと。花盛りはとっくに越した女独特の色気と。
そりゃあ・・・・春樹なんかにしたら、恐ろしい存在ですよね。

>逆に考えてみれば、その能力が故に他人との接触を避けて美沙に守られて、純粋過ぎる少年のままなんですよね。

うん、まったくそうですよね。
「察する」ことには長けているけど、文字通り、体当たりして人と付き合う事は、できなかった子ですから。

・・・・ん、ちょっと・・・秋沙さんのコメの方向が怪しくなってきたぞ~~?
前回から「壊したくなる」発言が多発!
ああ、どうしよう、咲子が乗り移った?
いや、でもねえ、こんな、純粋培養された無垢な子は、きっとそういう匂いを発してるんですょ(おいおい)

そ、そうか! 秋沙さんは、ウチのピュアな子たちの敵だったのか~~!

・・・って、何の話をしてるんでしょうかi-201

でも、今回地味な展開が続くので、心配していたんですが、楽しんでもらえてよかった^^
(秋沙さんだけだったらどうしよう・・・)


るるさんへ 

おお、るるさん、テストは終わりましたか?
忙しいのに、かたじけない。

ふふ。女って怖いのよ~、るるさん。
気をつけて下さいね^^
なんたって、春樹と同じ年だし。

小咄 

いやあ、「死の馬」を読んだ後は「めシノウマい」こと……。

すみません。(汗)

なんか、オペラの「アイーダ」を思わせる咲子の語りでしたね。

咲子はアイーダなのでしょうか……。

ポール・ブリッツさんへ 

ポールさん・・・・。

そういうのは、ダジャレと言うんでは・・・( ̄∇ ̄;)

え? あの有名なアイーダですか? ・・・全く内容を知らないんですが(爆)

ああもう。私なんて、世の中の事なんにも知らないんだ~~~(´A`。)

NoTitle 

もとネタ、てっきりこれだと思うじゃないですか!(^^;)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%80#.E3.81.82.E3.82.89.E3.81.99.E3.81.98

さすがに見たことはないですけど(^^;)

ポール・ブリッツさんへ 

へえー、アイーダって、エジプトの、そんな時代のお話だったんですか!
(そんなことも知らない私・・・ああ)

実は、この元ネタは、私が13歳の時に読んだ、漫画なんです。

うろ覚えなんですが、ほとんどこれに近いシーンがあります。
なんか、強烈なイメージが残ってて。

ここまで言うと、ばれちゃうかな、元ネタ^^;

NoTitle 

もしかして、あの、56巻続いてまだ終わらないアレですか?

読んだことはないですが噂には……。

ポール・ブリッツさんへ 

ええ? それはなんですか? もしや、耽美的な、王家のなんとか・・・って?

いえいえ、ちがいます。私はどうも、あの絵が苦手で・・・。

確か、7巻くらいのお話だったと思うんですが。(でも、探さなくていいですからーーーっw)

NoTitle 

おおぉぉ!「死の馬」が出てきた!
そうか~、そういうことだったんですね(でもまだ深い意味はわからないけど…
でもとてもロマンチック。エジプトの話だなんて。
「ファラオの墓」を思い出しました。

意外と咲子って鋭いというか洞察力があるんですねぇ。
意外といえば春樹くん。また意外な反応をみせてくれました。
「女の人が恐い」というのが。
そうかあ。理解できないと恐怖を感じるのかあ。

ああ、でも西幻はとてもとても町田のことが知りたい!!
咲子とどういう関係だったのか…
咲子にここまで思わせる何が町田にあったのか…
早く知りたいよ~っ(五月蝿い

西幻響子さんへ 

やっと登場しました^^
お馬さん。
これは、この物語の大事な象徴となります。
どう、大事かと言うと・・・すごく漠然とした象徴ですが。
咲子が語った小説の内容は、とくには関係ないんですがね^^
ふふ。西幻さんも読んだことありますか、あの作品。
よかったですよねえ~。

まあ、咲子が洞察力鋭いっていうより・・・美沙の性格は、一目了然なんでしょうね^^
春樹は、もう慣れっこで、感じないんでしょうが・・・。

やっぱり、春樹にしてみたら咲子は異星人・笑
そんな人から依頼受けちゃったもんで、とくに敏感になってるんでしょう。
(身から出たサビ・・)
まあ、まだまだ苦しみますよ、春樹くん^^

お、町田が気になりますか。
そうですねえ、町田。この物語で、一番実態がつかみにくい人かもしれません。
ああ・・・余計な事、口走ってしまいそう・・・。
とにかく、春樹と一緒に、町田を追いましょう!

NoTitle 

咲子が、夢見る乙女の如く語る「死の馬」の話し
(。-`ω´-)y-・~~ウーン
不幸が影のように寄り添う女にとって 憧れの存在「死の馬」とは?
町田...
あの人の良さそうな彼には この役目は荷が重いでしょうし。

どんなに可愛い女子だって”おばさんの素”を持ってるし、
どんなに形の崩れたおばさんだって”女子の源”は枯れてはいない!

春樹くん! 
女性は、永遠に謎なのよ~~ォーホッホー♪(´Oノ`o)ォーホッホー♪...byebye☆

けいったんさんへ 

おうおうおうおう~~。
けいったんさん、ジワジワと核心に迫る~~~。
やばい。でもどんどん、考えてみてください^^

> 町田...
> あの人の良さそうな彼には この役目は荷が重いでしょうし。

うん。重い!重すぎます!これは言い切ります!

> どんなに可愛い女子だって”おばさんの素”を持ってるし、
> どんなに形の崩れたおばさんだって”女子の源”は枯れてはいない!
> 春樹くん! 
> 女性は、永遠に謎なのよ~~ォーホッホー♪(´Oノ`o)ォーホッホー♪...byebye☆

相、よく言いました。これぞ「女の真」!
どんなおばちゃんでも少女の部分はちゃんとある!
いつだって、恋できる♪(おいおい)

さて、咲子がそんな少女の部分をもっているのか、それともあの夢見る表情は別のものか・・・。
咲子が心の内を語るのは、もっとずっと後ですからねぇ。
春樹くん。それまでいっぱい苦悩しなさい~ww
(いや、気付いた時にはもう・・・・・)

NoTitle 

葉っぱの春樹・・・なんか語呂良くない? 
・・・いつもすいません・・・

けど、咲子に、ふーっ、て飛ばされないようにね。
びゅーびゅー来そうだから。

咲子鋭い。愛が憎になった女はこうも敏感なのでしょうか。
負のオーラがメラメラです。

え、また明日来るの?
春樹、完全武装の準備を。

けいさんへ 

葉っぱの春樹か・・・くく。
なんか、かわいい^^
本人、がっかりするでしょうが。

でも、咲子にとっちゃあ、そんなもんなんでしょうかねえ。
がんばれ、春樹!

咲子、まだまだ正体不明ですねえ。
最後には、わかるのかな?わからないのかな?
とにかく明日も来ますからねぇ。
ふふ。
明日は、何がおこるのかな♪

NoTitle 

ところで、「獣林寺妖変」をそろそろ読み終わることだと思いますが、いかがでしたか?

「ニジンスキーの手」を読み終えて、その次のこの短編を読んだとき、「これはlimeさん喜ぶだろう」と確信したのですけど。

お気に召さなかったらごめんなさいです(汗)

日がなブラックジョークを考えている優しさのかけらもない男(笑)さんへ 

ちょっとちょっと~。どんだけひがみっぽい名前ですかww
(長いし!)

>ところで、「獣林寺妖変」をそろそろ読み終わることだと思いますが、いかがでしたか?

ああああ、ま、まだ読み終えてないんです~~。
きのうあれからお風呂で10分、今日のお昼休憩に10分、読み進めただけで。
もう、・・・本当に時間が無くって(>_<)
読みたいのに~~~!

でも、あの二人の話に入って、更に更に引き込まれました!!
ポールさんが、私好みだと言ったわけがわかります。悔しいけど。

究極に読むのがおそいので、今しばらく待ってください!


NoTitle 

まあゆっくりお読みください(^^) 本は逃げませんからね。時間は逃げるけど(笑)

あれを認めるかどうかで、「信者」になるかどうかが変わるのかもしれません(^^) 認めてしまったわたしは信者に(爆)

ポール・ブリッツさんへ 

ううう、そんなこと言われると、全てを投げ出して、貪り読みたくなります。

よし、この休み中に読むぞ~~。

NoTitle 

お久しぶりで御座いまーーす。
うっきーーーー
遅くなりすぎてきっと存在すら忘れられていルゥーーーー
キャーーーーー
やっとこさ、元気になりました。
いつも気にかけてくれて・・・
コメもありがとう・・・
なのにろくに返事もしないで・・・
ごめんようーーーーー
でもなんとか復活しました。
挨拶回りも出来るようになりましたァーーーーー
ここ強調するとこ。
へへ
1/11日に大相撲を再開します。
暇があったら・・・いや是非に絶対に頼みますからお願いしますだーーー
遊びに来てクレーーーー
長々と失礼しました。
待ってるホイ。
ぴゆうりーぬより。
ホッホホホホ。

もーーお久しぶりの春樹ちゃん。
ええ、浮気してましたの。
ジョセフ様に・・・
それは熱く熱く、で沸騰して噴火したら復帰できました。
なんだそりゃでございます。
小説のコメはまたしますです。
取り敢えずはご挨拶でござーール。

ぴゆうさんへ 

e-266わ~~~い。e-266
ぴゆうさん、おかえりなさい~~!

元気になってくれて、うれしいわあ。
ず~~っと気になって、ちらちら覗いておりましたよ。

でも、くれぐれも、無理しないように。最初からぶっ飛ばしちゃだめですよ~。
「大相撲」もちろんみにいきますですよ。楽しみです!!

うっき~。浮気ですか! 春樹が泣くよ~~涙

でも、元気になるには浮気が一番(笑)
私も、恋をして、元気になりましたから!!(内緒ね)

また、いろいろ聞かせてくださいね^^e-267

NoTitle 

ここからお休みをしていましたわ。

まぁーーーー
嫌な女!
嫉妬混じりの言葉には棘が幾つも入っている。
なのにまるでわからないのが春樹ちわんなのよねぇ~
ウブすぎだよ。
氷の花のような春樹。
触れてはいけないけど触れたくなる。
おおーーー
なんだかわからんが興奮MAX。
咲子ってうわばみのよう。
全く、碌な歳のとり方をしていないと腐臭を放つだけなんだ。
気がついてもいない。

どーーーか一つ、
春樹が毒に侵されませんように。

ぴゆうさんへ 

わ~い、ぴゆうさん、いらっしゃい。
そうか、ここまでだったんですね? でもまだ最新は16話。
のんびり、お時間のあるときに遊びにきてくださいね^^
(現在、大変なことになりつつあります。)

>全く、碌な歳のとり方をしていないと腐臭を放つだけなんだ。

確かに、なんか、腐臭を感じるかも。強い香水で、ごまかしてますが。
うわばみって言う表現も、当たってるかも。
春樹、まるごと呑みくだされそう・・・。
うう。
春樹は自分の未熟さや、脆弱さを分かっていますから、危うきには近づかないと思うんですが。
さて・・・。
どうなんでしょう。
作者、意地悪ですから。
どうぞぴゆうさん、春樹を応援してやってください。

理解できないが故の恐怖だ 

↑あ、これ、もんのすごく分かります。
同じ理由で、fateはガキが嫌いです。自分だってガキなんだから、理解出来んってことはなかろう! と言われても嫌いなモノは嫌いです。
そして、同じ理由で精神異常者は怖いです。
なので、知的障害の人間に、恐らく優しく出来ません。
ですから、fateのそばには来ないでください、って感じです。
けっこう、ヒドイ生き物なんです…

嫌いなモノ、怖いモノって、「理解出来ない」から来てるから、生きるため、と言われたら、仕方ないな、って思うかも知れない。何でも。

‘女’が怖いのは、彼女自身が自分のことすら明確に理解していないのに、行動するからだと思う。
だけど、計算し尽くされていないから美しいのであって、その狂気に究極の美が宿るのもその通りかな、と。
自然の美と同じ。
計算したとすれば、それは人智の及ばない世界での緻密な計算に寄るものだからね。DNAの螺旋のウツクシサとか、雪の結晶、水の結晶。そんなモノもすべて。
そして、自然を美しいと認識する力も、きっとそこから与えられたモノだとすれば、「理解出来ない」モノは、誰が作ったものだろう?
ですね。悪魔かな。

違うものを受け入れることと、理解出来ないものを恐怖するってことは似ていて非なることだよね???

fateさんへ 

やはり、そうですよね。
世の中の「怖いモノ」って、自分が理解出来ないから怖いのであって。
相手の感情が読みとれれば、何も怖くはない。
(あ、でも、心優しいゾンビがいたとしても、やっぱりちょっと怖いかな^^;)

春樹にとって、咲子のような女性はもう、本当に未知の世界の住人で。
きっと、怖いと思います。
いま、この段階ではね。
このあと、どうなっていくかは別として。

>‘女’が怖いのは、彼女自身が自分のことすら明確に理解していないのに、行動するからだと思う。

これは、咲子のことだと考えると、まさしくそうですね。
彼女自身、自分がどういう方向に向かっているのか、分かっていない。
そりゃあ、春樹、どうしようもないです^^;

>だけど、計算し尽くされていないから美しいのであって、その狂気に究極の美が宿るのもその通りかな、と。
自然の美と同じ。

これもね、同感です。
今、この段階ではネタバレになってしまうので言えないのですが、
この物語後編の、2人の、自分たちの取って未知の行動は、もしかしたら究極の美なのかもしれない・・・と。
すこしばかり、思ってしまったり。

美と、恐怖は、もしかしたら紙一重なのかもしれませんね。

そんな美学、描いていけたらいいなあと、ふと思いました。


えへへ、こんにちは(*´ω`*)テレ 

lime様、こんにちは♪
今日はちゃんとコメントにてお邪魔しました(*´ω`*人)

lime様からいただいた言葉で、少し気持ちを切り替えることが出来ました。
(ありがとうございます!!)
今、順番にお礼がてらの訪問巡回をしているところです。

それにしても、やっぱり、keep outはすごいですね!
というか、lime様の文章がすごいのか‥‥
今回、2~3まとめ読みしたのですが、かなり本気で、咲子が怖いです(´;ω;`)ブワッ

死の馬よ‥‥って言う、断末魔の姫もかなり怖いのですが、咲子の、「馬鹿な女は死ねばいい」=「幸せ」という、思考回路、その感覚が怖いです。
ゾッとしましたΣ(´Д`lll)
何か、とてもリアルで、肌が粟立つというか‥‥何だろう、咲子の心に潜む闇を垣間見た気持ちがします。
咲子は、町田さんに絶望したのではなくて、怒りや復讐から居所を知りたいのではなくて。
騙されていたなら(逃げられたなら)それはそれでいいから、馬鹿なまま死ねばよかった、という、こと、でしょうか???
大人の、深い、どろどろした、どうしようも愛憎というか。
怖いですよぉぉぉぉ。
すごい気になる~~~。

でも、春樹の勘は絶対正しい!
もう依頼は蹴って、春樹には安全圏に(むしろ美沙のところに)避難してほしい!!
こんな女性の闇を全部覗いたら、春樹がどうなっちゃうのかとても心配です><

続き、またお邪魔します!

土屋マルさんへ 

わ~~~~い! マルさんだあ (^o^)/
いらっしゃい!!
うれしいですよ~~><
少しふっきれたんですね?

KEEP OUTの続きを読みに来てくださって、うれしいです。
(でも、一気に読むとしんどいので、ゆっくりでいいですからね)

深く読みこんでくださってのコメ、本当にうれしいです。
この「5」は、書いてる途中は不安だったんですが、書きあげた後、愛着が一番湧いた作品です。

咲子の怖さを感じてくださいましたか!感激です。
この咲子に対する読者さんの反応は、作者的にすごく興味津々でした。

最初は「憎たらしい」「嫌な女」という意見が多く、そして中盤では「怖い女」「危ない女」という声が増えて。
そして最後は・・・・ここは言えませんが^^;
マルさんの反応も楽しみです。

>もう依頼は蹴って、春樹には安全圏に(むしろ美沙のところに)避難してほしい!!
>こんな女性の闇を全部覗いたら、春樹がどうなっちゃうのかとても心配です><

ほんと、ぼんぼん春樹には、手に負えそうもないのですが・・・><
でも、もう抜け出せないっちゅうか、絡め取られたっちゅうか・・・。

すべて、すべて、ぜ~~んぶ知っちゃった後の春樹は・・・・・・・><汗
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