KEEP OUT 5  死の馬

KEEP OUT5 第7話 悲しい女

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「本当に町田さんの情報を、奈津実さんは知ってるんですね? だったら僕は、キスだって何だってします」
 春樹は横に座る奈津実に向き直り、真剣な目で言った。

 自分がいったい何を言ったのか、その意味を春樹自身充分わかっているつもりだった。
 自分は肌に触れることで相手の心と記憶を赤裸々に読んでしまう異端。触れること自体が相手のプライバシーを侵害し、絶対に許されない行為だ。それでもその瞬間、奈津美の自分に対する軽い愚弄が許せず、その言葉を吐き出してしまった。
 
 その春樹の気迫に、奈津実は虚を突かれたように目を見開いた。
「やあね……冗談よ。そんなふうに言われると、私すっごく悪いことしてるみたいじゃん」
「悪いことしてんのよ、奈津実は。あんたの負け。この子は真剣なのよ。ね、そうでしょ? 春樹くん」
 リツコは柔らかい笑みを春樹に向けてきた。
「……はい」

 けれども、そう答えた春樹の胸はザワザワと不規則にざわめき、胃に砂を流し込まれたような不快感が残った。
 自分自身がたった今言った言葉に、改めて嫌悪した。
『キスでも何でもします』
 それは譲歩でもなんでもない。

 女の肌に触れ、こちらが欲しい情報を全て絡め取ってやりたい。―――そういう事だったのではないのか。
 春樹は次第に動悸が激しくなっていくのを必死でなだめながら、平静を保つのに全神経を集中させた。今は余計なことを考えるな、と。

「残念ながら、町田さんが今どこにいるのかは私たち、誰も知らないわ。君がもし咲子に頼まれて町田さんを捜しているのなら、私たちが役立つことは無いのかもしれない。咲子のほうが、町田さんに詳しいはずだもの」
 落ち着いた声でリツコはそう言った。

「でも、咲子さんは何も教えてくれなかったんです。もしかしたら、僕を試しているのかも知れない。……あの、何でもいいんです。些細なことでもいいから、情報が欲しいんです」
 あっさりと依頼人を認める発言をしてしまったが、ホステス3人はもう茶化したりはしなかった。そして春樹にも、もう、何を隠す意味も感じられなかった。
 どんなにカッコ悪くても、能力を使わずに情報を得て、咲子を納得させることに集中したかった。

「試す……ねえ。咲子が考えてることは、昔から分からなかったけど。そんなことするかしら。まぁいいわ、ここで過ごした町田さんのこと、思い出してみましょうか。なにかヒントになるかもしれない」
 リツコはそう言って、ぐっと身を乗り出してきた。
「春樹君は、町田さんと咲子のことを、どこまで知ってるの?」
「町田さんのことは、以前の勤め先の名刺を一枚もらっただけです。咲子さんについても、ここで働いていて、町田さんと親しくなったと言うことだけで」
 ホステス3人は、軽く目配せをした。

「咲子はもしかしたら本当に町田さんのこと、何も知らなかったのかもね。私たちが思ってた以上に。可哀想な女。結局のところ、最後の望みにも逃げられたのよ」
 奈津実があまり感情の籠もらない声でつぶやいた。

 そのあとリツコは、どんな言葉も聞き逃すまいと、じっと見つめてくる春樹に、まずは二人の出会いについて簡潔に語り始めた。

 それは一見、どこにでもある客とホステスの出会いだった。
 一人のホステスが、ある日客として訪れた1サラリーマンに惚れてしまった話であり、その男が半年前に忽然と姿を消してしまって、儚く終わった恋の話だった。

 どこにでもある陳腐な物語。
 町田の人間性なり、交友関係なり、田舎の話なりを書き留めようと手帳を開いた春樹だったが、そこを埋めたのはほんの数行だった。

 けれど、「でも、本当の二人の関係を知りたいなら、もっと深い話があるよ。咲子の生い立ちからの話になるけど、聞く? あの子は客に自分の身の上話をするのが好きだったから、別に怒りはしないと思うし」、というリツコの前置きのあとで聞いた話は、春樹を震撼させた。
 それは余りにも仄暗い、悲しい女の物語だった。

 藤川咲子。
 母を早くに亡くし、父親の元で育つが、父親のアル中と暴力により児童相談所に保護され、そのまま施設で育つ。
 中卒で住み込みの紡績工場で働くが、20歳で水商売の世界へ入る。

 すぐに恋仲となった男と暮らし、その男の仕事を手伝うが、不動産サギ紛いの商法だったとして、男は逮捕され5年の実刑。片棒を担いだ咲子も、長期の裁判の末、半年ばかりの保護観察処分となった。
 その後、本名の「咲子」を源氏名に使い、再び水商売の世界に戻るが、転がり込んできたヒモ男の影響で次第にドラッグに手を出すようになる。
 ヤクザとのからみや、横流しと言ったことはなかったが、販売元の思わぬリークから薬物所持を摘発され、ヒモ男は懲役。咲子には一年の執行猶予がついた。

 男を愛しては騙されて利用され、また愛しては捨てられ。
 あんなに自分を苦しめたドラッグを尚手放せなかった愚かな女が、やっと出会えたのが町田だった。

 町田はいつもただ黙って咲子の隣に座り、咲子の話を聞いた。
 客の話を聞いてやるのが仕事の咲子が、いつも自分の身の上を語り、愚痴を言い、町田は静かにそれらを自分の中に収めてくれた。
 町田が自分から語るのはただ、幼い頃遊んだ田舎の話と、飼っていた犬の話くらいだったという。

 話の弾みでドラッグの話が出ると、町田はいつになく強い口調で、今すぐやめるように約束させた。そのころ咲子がやっていたのは合法ドラッグであったが、それでも町田は真剣に咲子を説得した。
 そして、「ちゃんと止められたなら、なにかお祝いをしてあげる」と町田は言い、咲子は「オフの日にドライブに行きたい」と子供のように笑った。

 その約束の日から咲子は合法も非合法も、全てのクスリをやめた。けれど期を同じくして、町田も姿を見せなくなった。
 それが今から半年前だ。

 一瞬咲子の前に舞い降りた天使は去り、代わりに死神が住み着いた。昔、同棲していた組の構成員の男が、再び転がり込んできたのだ。
 アルコールが入ると暴力を振るうその男をアパートに住まわせながら4カ月、咲子は町田を待った。けれど結局身が持たず、咲子は店をやめ、男から逃げるように、アパートを出て行ってしまったのだ。

これが、その時リツコが語ってくれた咲子の半生だった。


            ◇

 春樹は、事務所横のいつものファーストフード店にふらりと入っていった。
 ボンヤリした頭でドリンクを注文し、空いているカウンターのスツールに腰掛けると、鈍く痛む頭をそっと、冷たいカウンターの天板に伏せた。
 頭も体も、そして心も、泥水を吸い込んだように重かった。

「どうした? 春樹」
 カウンターにしばらく突っ伏していた春樹の髪に、ポンポンとやさしく触れる手があった。
 春樹が疲れて居るだろう時は決してふざけて肌に触れてこない、優しい友人の手。そして声。

 自宅からも予備校からも遠い癖に、なぜかいつもここで出会う。
 時にその優しさは強引だったりもするが、心も体も疲れ切っている時には、その存在に胸が熱くなるほど救われ、勝手だと思いつつも甘えたくなる。

「うん。ちょっとね。……今日は疲れた」

 春樹がカウンターに伏せたまま、顔だけ声の方に向けて笑ってみせると、隆也は「そっか」、とだけ言い、もう一度春樹の頭をポンポンと叩いた。

「気持ちいい……」

 春樹がぼんやりそう言うと、隆也は秋の木洩れ陽のように、静かに笑った。



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~ Comment ~

NoTitle 

う~~~む。まだなにがなんだかわかりません。
確かに、咲子は苦労してきているし、町田という人の優しさに、最初で最後の希望を持ってしまったというのは、あまり珍しくない話。
なのに、町田が消えて、咲子は今も愛憎に狂っているらしく・・・。
やっぱり、「町田の失踪」に何かが隠されているんですか・・・?

お姉さんたちも、やっぱりいろいろ苦労してきてるんでしょうねぇ。
春樹の真剣な目を見て、結局は茶化さずに話をしてくれた。
いやぁ、人情だねぇ(*^_^*)

あぁだけど、春樹にとって「頭にポンポンと触れる」なんていう、何気ないスキンシップが、この唯一心を許すことができた単純バカ・・・ぢゃなかった、隆也にしか許すことができないなんて・・・。
あらためて、せつない能力だなぁって思っちゃった。

秋沙さんへ 

へへへ。わからないでしょ~~^^(って、おい)

そうですね。咲子の苦労話は、咲子と言う女の人となりを知る上で、必要なので、とりあえず挟んでしまいましたが・・・。
春樹の調査に直接関わって来ることじゃないと思います。
(リツコさん、ちょっと深く話し過ぎww ぎりぎりですよ)

でも、このお姉さんたち、けっこういい人みたいですね。
(良かったね、春樹。奪われなくて^^;)
ここでの情報が、なにか役に立てばいいんですが。

さてここで、空気を入れ替えるために、隆也に登場してもらいました。
そ・・・そうですよね。
(単純バカなw)隆也にしか、春樹を慰めることができないなんて・・・。
(美沙も、ポンポンくらいは、できるんじゃなかろうか・・・)

だれがそんな可愛そうな設定にしたんでしょうねえ・・・・。σ( ̄∇ ̄;)?


NoTitle 

はるき は じょうほう を ききだした!

ちせい が 1 あがった!

すばやさ が 1 あがった!

はるき は レベル が あがった!

はるき は ちからつきた!

ポール・ブリッツさんへ 

な、なんのRPGですか! (∥ ̄■ ̄∥)

ついでになんか、春樹にアイテムをあげてください。

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます

NoTitle 

>だったら僕は、キスだって何だってします ←「真剣な目」で言うな!!

おお!?
ちょっと西幻はのけぞってしまいました ^^
キスなんかしちゃだめーっ!

春樹からとても意外な反応が出てきて、おねーさんは驚きました。
でもそのあとに自己嫌悪しちゃうところが凄く春樹らしい~。
あぁ、そんなに考えこまなくてもいいのに、少年…。

うーむ。咲子にはそんな暗い過去があったんですねー。
ちょっと「疑惑」という映画を思い出した西幻です。

ああ、わかった!!
今回は***のじゃなく、***の純愛ものなんですね?(それじゃわからん

う~ん、いいな。隆也は春樹の癒しですね。
この二人の関係、ほんといい ^^

NoTitle 

はるき は てつのぼう を てにいれた !

はるき の こうげき!

おきのどくですが ぼうけんのしょは きえてしまいました(わら)

西幻響子さんへ 

私は西幻さんのコメに、「うお~♪」とニヤニヤしっぱなしでした。
打てば、響く、響子姉さん♪

春樹の発言、意外でしょう?
実は、彼の本質は、“厄介なプライドを持った意地っ張りで、すぐに挑発にのってしまうお子様。”
なのです。
大人しい草食系男子とは、ちょっと違うかもしれません。

でも、そうやってムキニなっちゃうところを、更にからかってしまいたくなるのが、お姉さまのイケないところ^^。(だめですよ、姉さん)

>ああ、わかった!!
>今回は***のじゃなく、***の純愛ものなんですね?(それじゃわからん

そうそう。そっちなんです。
でもね・・・・そうは問屋が卸してくれません。
もうちょっとヤバイ事になりそうです。

本当の真髄は、純愛、なんですが・・・。

えへ。あの二人を書くと、私も癒されます。
隆也、そのまま、良い友達でいてあげてね。・・・・とかいって・・・・・(●´艸`)ヾ

ポール・ブリッツさんへ 

やった! アイテムゲット!

・・・と思ったら、お気の毒なことになってるし・・・(T_T)

もっと、なんか、ないの?

NoTitle 

やはり 秋沙さんが書いてらっしゃる様な話しかなぁ~と、私も思った。(●`エ´)ノ '`-ィ

咲子にとって 好い人過ぎる町田は”蜘蛛の糸”的存在だったから 余計に 執着され恨まれる原因でしょうか。

ポールさんの「お子ちゃま春樹の探偵ゲーム(仮称)」で 春樹が手にするアイテムって...
limeさまったら~、ちゃんと 今日 入手させているじゃないですか!
癒しのアイテムを~ヽ(*^ω^*)ノ

はるき は あいてむ に ”たかや” と なまえ を つけた

「ハンド・パワーです(`・ω・´)ゞビシッ!!」by隆也
(o^-^o) ウヒッ...byebye☆

けいったんさんへ 

ううう~。
やはり、ここの読者様は、鋭い・・・・かも(いま、認めたろ?)

なんだか、やっぱりそんな感じがしますよね(認めちゃったよ^^;)

そう、もしそうだとしたら・・・と言うところから、この物語は新たな出発をします。
まだまだ、物語は始まったばかり。
このあとの紆余曲折に、ついてきてくださいよ~~~。
(地味でも、ついてきてくださいよ~~)←ほぼ強制

おおおお!
そうか! 春樹は(ポールさんに与えられなくても)ちゃんとアイテムを手にいれたんですね?

でも・・・そのラッキーアイテム・・・ずっと持ち続けられればいいけど・・・^^;

NoTitle 

は〇れ刑事のような展開になってきましたなあ。
藤田まことさん演じる人情刑事が出てきそうな。笑。

薄暗い飲み屋で、煙草をふかしたホステスが話をしている雰囲気が勝手に頭に浮かんできました。
完全にドラマに汚染されてます。

NoTitle 

キスだって、何だって、って、言ったよね。言ったよね。
よっしゃ~ (って、何で自分が気合?)

春樹よくやった! 情報ゲットじゃないかい。
館のお姉さま方、実は優しい人たちで良かったね。

隆也も良い子だ・・・
これだけ友達のことを思いやれる子はそうそういないでしょう。

情報収集とか、依頼人の過去とか、仕事は重いけど、
プライベートで隆也のような友人と触れ合えることって大事ですよね。

春樹、色々大変そうだけど、前向きに^^
てか、ファーストフードじゃなくて、しっかり食べるもん食べて、
体力つけよう。春樹、細そう・・・?

ヒロハルさんへ 

お、うれしいですね~。
そんな渋い感じが、でてましたでしょうか。
しかし、藤田さん出てきたら、春樹の出る幕がないなあ~。

どろんと、独特の暗さが伝わってくれたら、うれしいです。
なんとなく、仄暗い感じが続きますが、どうかこのままずっと、汚染されてください^^

けいさんへ 

> キスだって、何だって、って、言ったよね。言ったよね。
> よっしゃ~ (って、何で自分が気合?)

おお、気合い入りましたね!
言いましたねぇ、春樹。お姉さんが暴走型だったらどうしんでしょう。
あぶないあぶない。

でも、なんとか一仕事できましたね。
役に立つ情報かどうかはわからないけど。
これからが・・・春樹の正念場です。

隆也、いい子でしょ?
こんな良い友達、そうそう得られませんよ。
隆也も、可愛い奴です。

そう!春樹の不摂生が心配ですねぇ。
育ち盛りなのに、ファーストフードやコンビニばかりで。(美沙も、料理苦手っぽいし)
細いし、白いし。
心配ですねえ・・・。

NoTitle 

薄幸すぎて自分で発酵しているような。
不幸の渦って大きくなるばかりなのかね。
巻き込まれたら抜け出せないのかな。
どこの港にも辿りつけずに藻屑になるのを待つばかり。
そんな人生は嫌だな。
咲子にも生きてていて良かったみたいな事があってもいいよ。
春樹が咲子に何かを与えることが出来るかもしれない。
町田って何があるのだろう。

少しずつ無理しないでのんびりと。
へへ
ありがとうね。

ぴゆうさんへ 

> 不幸の渦って大きくなるばかりなのかね。
> 巻き込まれたら抜け出せないのかな。

うん、まさに、このお話の根幹はそれかもしれません。
不幸の連鎖を断ち切れずに、更に深みにはまっていく女。
後ろ向きな心は、さらなる不幸を呼び寄せる。
断ち切る勇気と力がないと、とんでもないことに・・・。

春樹、その渦を緩めることができるんでしょうか。・・・呑み込まれたりしてね^^;(たよりないし)
もうしばらく、じれったい展開ですが、どうぞお付き合い下さい♪

あ、でも、のんびりと^^



小咄 

町田に関する調査は時間がかかりそうだった。

春樹はつぶやいた。

「待ちだ」

ポール・ブリッツさんへ 

そっか・・・・・。

町田と、待ちだか・・・・・。

晒しもんの刑にしておきます( ̄ー ̄)

ポールさんとのやり取りに笑わせていただきました。 

人を探すってことは、けっこう途方もないことですね。
探偵社の皆さん、よく探しますよね~
本気で感心します。

ここのターンがなかなか辛くて、ちょっと言葉を失いました。
最近、こういうのが多くて(?)ほら、孤立死とかね。
仮設に移っても自殺しちゃった人とかけっこういるし、なかなか身につまされます。

なんだか、…とにかくみんな幸せになってくれれば良いな、とただ祈ります。

fateさんへ 

探偵って、本当に気力と忍耐と機転がいるようです。

以前、ラビットを書くにあたって、実際に探偵をしていた作家志望のかたと仲良くなり、
いろいろ実状を教えてもらいました。
時に、違法すれすれ、やーさんがらみの時は、かなり逃げ回ったりしたそうです^^;
やはり、あぶないよ、春樹ww

ここは、書くのもなかなかしんどかったです。
咲子、どんだけダメな人生よ・・・。
でも、一度足を踏み外してしまうと、なかなか軌道修正ができないんだと思うんです。
特に、薬はね・・・。
自分のせいじゃなく、災害等で悲しい暮らしを余儀なくされてる人は、
ぜったい幸せにしてあげたいですね。
そのための政治が、機能されてないように思います。

咲子は、幸せにはなかなか遠いかもしれません。

NoTitle 

lime様、こちらにもお邪魔しちゃいました♪

だ、駄目だ‥‥真面目にコメントしようと目をウルウルさせながらコメント欄に向かったのに、↑に並んだみなさんのコメントがインパクト強すぎてorz

「たかや」と名付けられたアイテムのハンドパワーwww
町田で待ちだwww
も、もうヤメテ下さい、むしろちょっと萌えた自分が悲しい~・゚・(つД`)・゚・

なんて話は置いといて。
春樹が、「キスでも何でもします」と言った後に→「女の肌に触れてすべての情報を読み取ってやりたい」と思ったからじゃないのか、といういうくだり。
何というか、春樹の悲劇的なこの能力の本当の辛さを、こんな風に表せることにただただ感嘆のため息でした。
そう、ですよね、春樹にとっては、普通の人間が駆け引きのためにするような軽い行為でさえ、全てを暴く暴虐な力の一つなのですよね><
何だか、それがとても辛かったです。
歳相応の反発と、一人前にはなりきれていない少年(青年?)の勇み足、そう言ってしまえばそれまでだけれど、春樹は必死で頑張っている。
通常規格の思考回路(周囲に対して自分を「普通」だと偽るためには、当然必要なことです)を持って、仮面を被り続けて現実に対峙しながら、あからさまな差異を自分の中でこうして再認識し続ける春樹は、とても可哀想です。

お姉さんたちが優しい人で、よかったなあと思いました。
そして隆也、そうだ、オマイは春樹の癒しだ、よくやった、ナイスタイミング。
(うん、ここで、ちょっとウルッとしたんですw)

でもでも、咲子は、どうして町田を探しているのでしょう。
やっぱりそこが一番気になる!
不幸な自分に、ようやく現れたと思った男性だったのに、裏切られたという気持ちが強い‥‥のかな。
でも、それだけではないような‥‥うーん、続きが読めません><

またお邪魔しますねっ!

土屋マルさんへ 

マルさん、こちらにも来ていただいてうれしいです~~。
そして、何気ない回なのに、深く丁寧に読んで戴いて、感激です^^

ふははは。ここのコメント。おもしろいでしょ~~。
コメで遊ぼう・・・って感じです^^
マルさんも、遊んでくださいね。(まじめ、ふまじめ、どっちも大好物です)

>春樹が、「キスでも何でもします」と言った後に→「女の肌に触れてすべての情報を読み取ってやりたい」と思ったからじゃないのか、といういうくだり。
何というか、春樹の悲劇的なこの能力の本当の辛さを、こんな風に表せることにただただ感嘆のため息でした。

ここ、深く読みこんでくださってうれしいです。
春樹のなかでは、自分の行動はつねに罪悪を含んでしまっているようで・・・。
本当に可愛そうな子です。もう少し、厚かましい神経をもっていれば、もっと楽に生きられたのに(>_<)

>通常規格の思考回路(周囲に対して自分を「普通」だと偽るためには、当然必要なことです)を持って、仮面を被り続けて現実に対峙しながら、あからさまな差異を自分の中でこうして再認識し続ける春樹は、とても可哀想です。

↑この表現、うまいな~~と、今度は私が感嘆。
感想を上手く言葉にできない私は、マルさんの表現に、あらためて春樹の不憫さを感じました(なら、助けてやって~~とか、言わないでww)

隆也。いいポジションにいてくれて、作者もホッとします。
(隆也がいなかったら、作者は春樹をもっと辛い目にあわせてたような・・・)
単純熱血馬鹿ですが、なんか、そんな子・・・・好きなのです。
(でも、隆也もこのあと、いろいろやってくれそうですww←鬼)

>でもでも、咲子は、どうして町田を探しているのでしょう。
やっぱりそこが一番気になる!

↑ はい・・・。こう思ってしまったマルさん。
作者の術に、掛ってしまっています。
ふふふ。

いや、いいのです。何も考えずに、この先を読んで行ってくださいね。
ただ言えるのは、この「5」はミステリーでもサスペンスでもなく、たぶん「心」のお話なんだと・・・いうことで。
どうか、春樹と一緒に、咲子が導く物語に入っていってくださいね^^
(とちゅう、すごく抽象的表現になる部分がありますが、そこもなんとか、乗り越えて行ってください)

春樹と言う子の本質が、少し見えてくるかもしれません。(いや、ますますわからなくなるかな?)
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