☆感想(観劇・映画・小説)

(雑記)く~、どこまで切ない!『聖なる黒夜』

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ああ、もう、ごめんなさ~~い(>_<)
またもや、読みかけの本の話です!

今日も通院中に『聖なる黒夜』読んでたんですが、もう、どんどん切なくて、愛おしくて、読み終わるのがもったいなくて、ここで吠えないと、自作に取りかかれなくなるほど、興奮状態です。

いやあ、ここまで私を夢中にさせるとは!(←いや、すごく惚れっぽいし落ちやすいよ、あんた)
とにかく、どうして今まで出会わなかったのか!と思うくらい、好みの作品です。
私の為に、ありがとう、柴田先生。(違う!!)





【あらすじ】
聖なる日の夜、一体何が起こったのか。
ひとつの事件を通して暴かれていく麻生龍太郎と山内練に秘められた壮絶な過去。さらに事件は新たな殺人事件を招き、人間の愛憎、傲慢、悲痛な魂の叫びを曝け出していく。二人はこの暗黒の絶望の淵で何を決断したのか。
息をもつかせぬストーリー、幾重にも張られたミステリ、そして人間の罪と罰を描破した孤高の大長編!!



とても緻密で大掛かりなミステリーであり、警察小説でありながら、これは、それをも脇役にしてしまうほどの人間愛の物語。恋愛劇です。愛憎劇です。

冤罪にかけられて、この世の醜悪をその身に塗りこめられ、人生を曲げられてしまった、青年。山内練。
そしてそれと知らずに、練を冤罪にかけてしまった、一人の誠実で真面目な刑事。麻生龍太郎。
この二人の愛憎劇はもう、切なくて、いじらしくて、ねえ。

陰謀の中で、生贄として犯罪者に陥れられた、まるで女のような顔を持つ、泣き虫で気弱な練。
獄中で、彼は他の受刑者に「女」としての試練を強いられる。
誤認逮捕だと気付く事もなく、練の事など記憶の端からも消していた、本庁の麻生龍太郎は、ある組幹部の殺害事件で、練と出会うのですが・・・。

つらい。

せつない。

愛おしい。

ああ、もう~~~、苦しい。

麻生が錬と会った夏。朦朧とする暑さ、苛立ち。取調室のセミの声。練の体が放つ、甘い白檀の香り・・・。

読み進めていくうちに、五感が疼く、そんな感じです。

ここまで書いて、ピンと来た方も多いでしょうが、この物語では、いわゆる「ヘテロ」ではない人々の濃厚で官能的で、時に暴力的な描写があります。

でも、それこそが、後半の切なさを、これでもか!と引き出してくれるのです。

最初に殺される暴力団幹部の韮崎。この男を殺害した犯人を追う事が、この物語の根幹なのですが、
(これを言っちゃ、怒られるかな)もう、犯人なんて誰だっていいじゃない!と、思ってしまうほど、
登場人物たちの心や会話に惹きつけられてしまいます。
いや、実際ね、韮崎は殺されても仕方ない悪党でしたから。でも、練は、慕ってたんですけどね、その悪党を。
(その理由は、冒頭にあります。あの冒頭は、卑怯です。あそこを立ち読みしたら、絶対買いたくなります)

練・・・という青年がね、これがもう、最高なんです。
世の中の底辺を舐め、死の淵まで落ちたと言うのに、どこかしら清潔で柔軟で気高くて、そして悪魔的。

さあ、この練に、麻生刑事はどこまで落とされるのか。
共に地獄を見るのか、それとも・・・・。

もう、下巻の後半で、心臓バクバクで。390ページでは泣きました。
練に、天使であってほしい気持ちと、悪魔であってほしい気持ちと・・・。
麻生龍太郎は、錬を、守れるのか・・・・・。

んんんん。読み終わりたくないです。 でも、読みます!
ここまで書いて、満足したので、読後レビューはないかもしれませんが^^




****************


はあ~(*^_^*)苦しかった。
やっと落ち着いて自作に取りかかれます。

同時進行で読んだ、ポール・ブリッツさんお薦めの「ニジンスキーの手」も、
短編でありながら、ぐぐぐ~~~っと心を鷲掴みにしてくれました。
いいですね、あの重厚感のある、艶めかしい、静謐な世界感!最高です!
赤江 瀑作品も、是非是非、読んで行きたいと思ってます。(*^_^*)

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~ Comment ~

NoTitle 

うあああああ
読みたい本がたくさんになっちゃって、もうどうしたらいいんだ~~~~っっ

NoTitle 

おお~。なかなか濃そうな小説ですね。

この小説のあらすじと、limeさんのレビューを読んで、たしかにこれならlimeさん夢中になるだろうな~と思いました。

興味深いですね~。読んでみようかな…。

秋沙さんへ 

ふほほほほほほーー。

悩みなさいーーーwww(鬼)

でも、これは絶対衝撃的で、面白いです!!

・・って最後まで読んでないけど、断言^^

西幻響子さんへ 

そうですねーーー。濃厚です!!

でも、嫌らしさがなくて、何て言うんでしょうか・・・・可愛らしくすらある。
愛に飢えた男達がね、正直で、かわいらしい!
極道なのに、人殺しも平気なのに、純愛だったり・・・・。

ああ、もう、読み終わりたくない!

NoTitle 

なんかlimeさんが自作の説明をしているように感じた。
きっと波長が似ているんじゃないだろうか。
ぷぷ
興奮が伝わって来ました。

耳の方もいい感じみたい。安心だね。

ぴゆうさんへ 

う・・・・ぴゆうさん、鋭い!!

いえね、こんなこと、口が裂けても言えないと思ってたんですが、実は、文章の運び方が、私とすごく似てる部分があって・・・。
(柴田先生ファンに怒られちゃいますね、こんなこと言ったら。ごめんなさい)

でも、時々「ああ、私も、この後は絶対こう描く!!」という表現がいっぱいあって。
そんなとこも、ぴゆうさんには見抜かれていましたか。
もちろん私など足元にも及ばない、すご腕の作品です。でもなんだか・・・親近感なのです。^^

a!それから、お気遣いありがとうございます^^
今日の診察も順調でした♪
うれしいです~~!

NoTitle 

「聖なる黒夜」!!(p*・ω・`*q) きゃぁッ♪

サイト放浪者の私が、その旅の途中で知った 私好みのすっごく素敵な作品です。
熱烈なファンの方が多くて 検索すれば すぐHITするくらいなの~
(今は、どうだろう...?)

本を読み始めると いっきに読みたくて 今より更に動かなくなるし もう置く場所が無くて~(ノ⊆<。) グスン
limeさまの雑記を読んでると あの時(すっごくすっごく悩んで止めたの!)の様に 欲しくて買いたくて読みたくてーーー!
悩むなぁ...ゥ──σ(・´ω・`;)──ン

手術も無事に終わり ”それなりに”お元気そうで なによりです!
人柄と声の良い先生・・・私の掛かりつけの歯医者さんみたい(笑)

(*´∇`)ノシ マタネ~♪...byebye☆

けいったんさんへ 

え、そうなんですか? そんなにファンが多い作品なんですね?

うおお、知らなかった。

で、けいったんさんは、涙を飲んで、まだ読んでいないんですね?
でも、分かります。読み始めたら、止まらないの。

これはね、ジャンルとか関係なしに、とても上質な完成された物語です!
どうぞ、是非読んでみてください^^
・・・なんちゃんて、私もまだ途中ですが。

そう、主治医の先生、ちょっと信用できないけど、いい人です(爆
医者って、そんなタイプ多いのかもww。
今日も、「ええ? 手術痛かったですか~~? そうですよねえ、痛いですよねぇ」って、満面の笑み。
はははは。・・・・汗

では、おやすみなさい^^

NoTitle 

手術後の経過はいかがでしょうか。

この、興奮度MAXの途中レビューから、順調、と安心させていただいても良いですかね^^

愛と憎・・・それ聞いただけでも・・・バクバクのスタートです。
心臓外科のお世話にはならないように・・・

MAX越えした読後レビューも是非^^

けいさんへ 

けいさん、私のレビューも、いろいろ読んでくださってるんですよね。
またもや興奮してしまって、お恥ずかしい。

途中レビューで叫ばないと、落ち着かない性格なようです・汗

お陰さまで、耳の方は今のところ順調で、さらに興奮ぎみw
(騒ぐと外れそうで怖いんですが^^)

え、読後レビューですか?
きっとネタばれ全部喋ってしまいそうなので、グッと我慢・・・・・できるかな^^;

NoTitle 

短編「ニジンスキーの手」を3ページほど読んで、「これは絶対limeさん向きだ」と直感し、最後のページの一行を読んで「これはlimeさんに読んでもらわなければウソだ」と思い、そして次の「獣林寺妖変」を読んで、「これはlimeさんのために書かれた本だ」と確信してしまいました。

正しいカルト信仰のためにも読了されたらぜひレビューを(^^)

ポール・ブリッツさんへ 

さすが! ポールさんに、すっかり好みを把握されてしまっていますね。
3ページですでに・・・!
もしあの「ニジンスキーの手」が長編で、あの友人と高の、深い会話のやり取りがあったら、もっともっと嬉しかったのに・・・。

死ぬの早すぎるもん・涙

おお「獣林寺妖変」も、そうなんですね?読まなきゃ!
興奮するとまだ頭の芯が痛いのに、昨日から興奮しっぱなしですよーーー!
読書、危険!!

NoTitle 

おおっ、面白そうです!
lime姉さん色んな本知ってますねぇ。
すごいです。

そのうちでいいので、福井晴敏さんも取り上げてほしいです。

ルルさんへ 

時々、ルルさんか、レレさんか、分からなくなるときがあるんですが。

この本、面白いですが、たぶん20禁くらいのハードさです・笑
ルルさん、まだね。

福井晴敏は、未読ですが、ずーーーっとルルさんが憧れてる人ですよね。
ルルさんのレビューが読みたいです^^

あ、数学、どうでした?
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