KEEP OUT 3 君に伝えたいこと
KEEP OUT3 第17話 追及
谷川理紗を無事に両親の元に帰したことを、たった二行の文字にしてメールで送ると、自宅に居たらしい春樹は、程なく事務所に戻ってきた。
「少しは眠れたの? まだ顔が青いよ」
そう言ってみたが春樹はそれに答えず、美沙のデスクの横に静かに立った。
けれど美沙と微妙に目線をそらし、黙っている。そのわけを美沙は承知していた。
「谷川理紗にはそっと手紙を渡しておいた。間宮に何か酷いことをされたのであれば必ず母親に言い、病院に行くこと。とても大事な事だから、慎重に考えること。そして法的対処を望むなら全面的に力になるから、私に連絡して来なさいって書いてね。母親にも、なるべく深く彼女からいろんな話を聞き出すように伝えておいた。精いっぱやったつもりよ。それ以上は踏み込めないし、私たちの仕事の範疇を越えるからね」
春樹は顔を上げた。
「もし彼女が何も行動を起こさなかったら? あんな男が平気でのさばってるのなんて許せない」
「悔しいけど今回のケースは仕方ないのよ。何の証拠もないの」
「でも事実なのに!」
春樹は鋭く言った後、少し苦しそうに顔を歪めた。
「もうここから先は本人に任せるしかないの。こちらが変に騒ぎ立てると、逆に彼女を傷つけてしまうかもしれない。本人が決める事なのよ。身勝手な家出をした彼女にも責任がない訳じゃないし」
「そんな。まだ子供なのに、責任なんて・・・」
「じゃあ、『僕は犯人に触って、彼女が襲われるところを見ました』っていうの? 警察に!」
知らず知らず、美沙も限界に来ていたのか。
思わずその言葉が口をついて出てしまった。
しまったと思う反面、ほんの僅かに、その正論ばかりぶつけてくる少年に釘を刺したい冷たい感情を、自分の中に感じた。
怒りとも悲しみともつかない青白い表情で、春樹は美沙をみつめた。
そして口を硬く結んだ。
そうすることで自分の感情を内側に留めようとするかのように。
「ごめんなさい、春樹。・・・でもね、この仕事は表面上無事解決したのよ、あなたのお陰で。だからもう忘れなさい。もう私たちの手を放れたの」
「でも・・・あの男が許せない」
美沙が再び春樹に言葉を掛けようと口を開きかけた瞬間、ノックも無しにいきなり事務所のドアが開いた。
そこには怒りと戸惑いをないまぜにしたような、穂積隆也の姿があった。
唖然として二人はその少年に目をやる。
「春樹がそいつを訴えたらいいんだ! 春樹を殴った奴なんだろ? 顔を見たんだろ? そん時」
隆也の言葉に美沙は目を見開いて春樹を見た。
「・・・本当なの? だって・・・春樹、そんなこと一言も言わなかったじゃない!」
春樹は小さく首を横に振った。
その顔はさらに青ざめていた。
「違わないだろ? 殴られて怪我して、そのあとすぐにその男を捜し始めたじゃないか。違うっていうんなら、誰にやられたんだよ。言ってみろよ! 何隠してんだよ!」
一瞬、3人の誰もが沈黙した。
隆也は春樹の真意が分からず眉を潜め、そして美沙は隆也の言葉でようやく全てを把握し、春樹を見つめた。
「あなた、あの男に襲われて・・・・その時なのね?」
「いつだっていいじゃないか!」
春樹が苦しそうに喘いだ。首筋に、決して暑くないというのに汗が伝い落ちていく。
その様子に隆也はハッとした。
「病院にも行ってないんだろ、お前」
「春樹、怪我してるの!?」
強い口調で立ち上がった美沙を避けるように体を反らした春樹はその一瞬鋭い痛みを感じ、体を折るように美沙のデスクの方に倒れかかった。
反射的に伸ばしてきた春樹の手を、美沙は掴んでやることが出来なかった。
あからさまに避けた美沙の足元に倒れ込んだ春樹に、愕然として隆也が駆け寄った。
「何やってんだよ、あんた!」
隆也の視線が美沙に突き刺さる。
けれど美沙は動けなかった。
「タクシー呼べよ。春樹、病院連れて行くから!」
隆也の声に美沙はハッと我に返ったように卓上の受話器に手を伸ばした。
「もういいから、隆也」
怒ったような声で言った春樹に、今度は隆也が驚いて振り返る。
ゆっくり立ち上がりながら春樹は、二人を交互に見た。
青ざめた顔からは、今は戸惑いしか感じられない。
「ごめんなさい。自己管理ができてなかった。こんなのすぐに治ると思ってたから。・・・自分でタクシー拾って行って来るから、病院」
そして力なく笑った。
「いろいろごめんなさい、美沙。今日は・・・帰ります」
小さく頭を下げ、ほんの少し隆也に笑いかけたあと、春樹は部屋を静かに出て行ってしまった。
後を追える雰囲気でもなく、残されてしまった二人の間に、落ち着かない重い沈黙がただよった。
美沙が力なくデスクにもたれかかると、隆也は美沙に歩み寄った。
「美沙さん」
「春樹が襲われたの、知ってたのね」
美沙は隆也に質問をさせる前に逆に話しかけた。
「ええ、知ってました」
「どうして教えてくれなかったの?」
「春樹が嫌がりました」
「馬鹿が!」
「馬鹿? 馬鹿じゃないでしょう? 春樹が一番怖いのは、そんな怪我なんかして、美沙さんにここをやめさせられることなんですよ」
美沙が沈痛な表情をゆっくりと隆也に向けると、隆也は尚も続けた。
「春樹はあなたをとても頼ってる。子供っぽいと思いますか? 僕らはまだいろんな事が怖いんです。悔しいけど。それなのに春樹にはもう守ってくれる家族がいない。あなたしかいないんです」
「・・・」
「今度は俺が質問してもいいですか?」
「・・・なに?」
「犯人に触って彼女が襲われるのを見た・・・って、どういうことですか?」
美沙はドクンと心臓が跳ねる音を聞いた後、ぐっと手を握りしめた。
やはり隆也は聞いていたのだ。
「聞き違いよ」
「じゃあ、もう一ついいですか?」
美沙はもう返事をしなかった。
「どうしてさっき、春樹を避けたんですか? 春樹に触れられない訳でもあるんですか?」
美沙は冷たく汗ばむ手を握り、意識が遠のくのを感じながら、ゆっくり目を閉じた。
その場に立っていることだけで、精一杯だった。
「少しは眠れたの? まだ顔が青いよ」
そう言ってみたが春樹はそれに答えず、美沙のデスクの横に静かに立った。
けれど美沙と微妙に目線をそらし、黙っている。そのわけを美沙は承知していた。
「谷川理紗にはそっと手紙を渡しておいた。間宮に何か酷いことをされたのであれば必ず母親に言い、病院に行くこと。とても大事な事だから、慎重に考えること。そして法的対処を望むなら全面的に力になるから、私に連絡して来なさいって書いてね。母親にも、なるべく深く彼女からいろんな話を聞き出すように伝えておいた。精いっぱやったつもりよ。それ以上は踏み込めないし、私たちの仕事の範疇を越えるからね」
春樹は顔を上げた。
「もし彼女が何も行動を起こさなかったら? あんな男が平気でのさばってるのなんて許せない」
「悔しいけど今回のケースは仕方ないのよ。何の証拠もないの」
「でも事実なのに!」
春樹は鋭く言った後、少し苦しそうに顔を歪めた。
「もうここから先は本人に任せるしかないの。こちらが変に騒ぎ立てると、逆に彼女を傷つけてしまうかもしれない。本人が決める事なのよ。身勝手な家出をした彼女にも責任がない訳じゃないし」
「そんな。まだ子供なのに、責任なんて・・・」
「じゃあ、『僕は犯人に触って、彼女が襲われるところを見ました』っていうの? 警察に!」
知らず知らず、美沙も限界に来ていたのか。
思わずその言葉が口をついて出てしまった。
しまったと思う反面、ほんの僅かに、その正論ばかりぶつけてくる少年に釘を刺したい冷たい感情を、自分の中に感じた。
怒りとも悲しみともつかない青白い表情で、春樹は美沙をみつめた。
そして口を硬く結んだ。
そうすることで自分の感情を内側に留めようとするかのように。
「ごめんなさい、春樹。・・・でもね、この仕事は表面上無事解決したのよ、あなたのお陰で。だからもう忘れなさい。もう私たちの手を放れたの」
「でも・・・あの男が許せない」
美沙が再び春樹に言葉を掛けようと口を開きかけた瞬間、ノックも無しにいきなり事務所のドアが開いた。
そこには怒りと戸惑いをないまぜにしたような、穂積隆也の姿があった。
唖然として二人はその少年に目をやる。
「春樹がそいつを訴えたらいいんだ! 春樹を殴った奴なんだろ? 顔を見たんだろ? そん時」
隆也の言葉に美沙は目を見開いて春樹を見た。
「・・・本当なの? だって・・・春樹、そんなこと一言も言わなかったじゃない!」
春樹は小さく首を横に振った。
その顔はさらに青ざめていた。
「違わないだろ? 殴られて怪我して、そのあとすぐにその男を捜し始めたじゃないか。違うっていうんなら、誰にやられたんだよ。言ってみろよ! 何隠してんだよ!」
一瞬、3人の誰もが沈黙した。
隆也は春樹の真意が分からず眉を潜め、そして美沙は隆也の言葉でようやく全てを把握し、春樹を見つめた。
「あなた、あの男に襲われて・・・・その時なのね?」
「いつだっていいじゃないか!」
春樹が苦しそうに喘いだ。首筋に、決して暑くないというのに汗が伝い落ちていく。
その様子に隆也はハッとした。
「病院にも行ってないんだろ、お前」
「春樹、怪我してるの!?」
強い口調で立ち上がった美沙を避けるように体を反らした春樹はその一瞬鋭い痛みを感じ、体を折るように美沙のデスクの方に倒れかかった。
反射的に伸ばしてきた春樹の手を、美沙は掴んでやることが出来なかった。
あからさまに避けた美沙の足元に倒れ込んだ春樹に、愕然として隆也が駆け寄った。
「何やってんだよ、あんた!」
隆也の視線が美沙に突き刺さる。
けれど美沙は動けなかった。
「タクシー呼べよ。春樹、病院連れて行くから!」
隆也の声に美沙はハッと我に返ったように卓上の受話器に手を伸ばした。
「もういいから、隆也」
怒ったような声で言った春樹に、今度は隆也が驚いて振り返る。
ゆっくり立ち上がりながら春樹は、二人を交互に見た。
青ざめた顔からは、今は戸惑いしか感じられない。
「ごめんなさい。自己管理ができてなかった。こんなのすぐに治ると思ってたから。・・・自分でタクシー拾って行って来るから、病院」
そして力なく笑った。
「いろいろごめんなさい、美沙。今日は・・・帰ります」
小さく頭を下げ、ほんの少し隆也に笑いかけたあと、春樹は部屋を静かに出て行ってしまった。
後を追える雰囲気でもなく、残されてしまった二人の間に、落ち着かない重い沈黙がただよった。
美沙が力なくデスクにもたれかかると、隆也は美沙に歩み寄った。
「美沙さん」
「春樹が襲われたの、知ってたのね」
美沙は隆也に質問をさせる前に逆に話しかけた。
「ええ、知ってました」
「どうして教えてくれなかったの?」
「春樹が嫌がりました」
「馬鹿が!」
「馬鹿? 馬鹿じゃないでしょう? 春樹が一番怖いのは、そんな怪我なんかして、美沙さんにここをやめさせられることなんですよ」
美沙が沈痛な表情をゆっくりと隆也に向けると、隆也は尚も続けた。
「春樹はあなたをとても頼ってる。子供っぽいと思いますか? 僕らはまだいろんな事が怖いんです。悔しいけど。それなのに春樹にはもう守ってくれる家族がいない。あなたしかいないんです」
「・・・」
「今度は俺が質問してもいいですか?」
「・・・なに?」
「犯人に触って彼女が襲われるのを見た・・・って、どういうことですか?」
美沙はドクンと心臓が跳ねる音を聞いた後、ぐっと手を握りしめた。
やはり隆也は聞いていたのだ。
「聞き違いよ」
「じゃあ、もう一ついいですか?」
美沙はもう返事をしなかった。
「どうしてさっき、春樹を避けたんですか? 春樹に触れられない訳でもあるんですか?」
美沙は冷たく汗ばむ手を握り、意識が遠のくのを感じながら、ゆっくり目を閉じた。
その場に立っていることだけで、精一杯だった。
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ラビット・ドットコム

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電脳うさぎとココロのありか

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白昼夢

- ┣ あらすじ
- ┣ 第1話 背徳の夢
- ┣ 第2話 扉
- ┣ 第3話 その手の中の天使
- ┣ 第4話 この星の下で
- ┣ 第5話 サクラ
- ┣ 第6話 追憶
- ┣ 第7話 HOME
- ┣ 挿入話 序曲・本当のプロローグ
- ┣ 第8話 渇望
- ┣ 第9話 天使の称号
- ┣ 第10話 エレジー
- ┗ 最終話 夢の終わりに
もくじ
RIKU

もくじ
RIKU・2 君が求めた真実

もくじ
RIKU・3 托卵

もくじ
RIKU番外編 編集長、長谷川

もくじ
RIKU・4 君の還る場所

もくじ
RIKU・5 天使の来ない夜

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RIKU・6 この胸で眠れ

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冬の犬 (RIKU・番外)

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君に会えたら (RIKU・番外)

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緋色幻想(RIKU・番外)

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僕らの相対論1・トンネル効果の章

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☆妄想らくがき・企画

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☆イラスト・マンガ・水彩画

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☆雑記・四方山話

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☆感想(観劇・映画・小説)

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☆物書きブログテーマ

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その他☆企画小説

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未分類

~ Comment ~
ポール・ブリッツさんへ
隆也、あんたは春樹のストーカーか?・・・って、改めて読んで私が思いましたねww。
とにかく焦ってますね、隆也。
あいかわらず、美沙視点に立った時、この上なくウザい・・・。
ちょっと今回、ありがちなバッドタイミング大放出でしたが、そろそろ展開させないと、じれったくて^^;
あと3回で「3」は終わりますし。(早いなあ)
3人とも自分が想いを寄せる相手を手に入れたいくせに、傷つきたくない。
なるほど、そうかもしれません。
美沙なんか特に、春樹を想う反面、自分が傷つきたくない、傷つけるならば、春樹にだって容赦はしない・・・的な部分があります。
怖いよ、美沙・・・。
書いたラブレターを破る。なんとも臆病で切ない人間らしい行為。
ポールさんにも、そんな時代がありましたか^^
(勝手に過去にする)
とにかく焦ってますね、隆也。
あいかわらず、美沙視点に立った時、この上なくウザい・・・。
ちょっと今回、ありがちなバッドタイミング大放出でしたが、そろそろ展開させないと、じれったくて^^;
あと3回で「3」は終わりますし。(早いなあ)
3人とも自分が想いを寄せる相手を手に入れたいくせに、傷つきたくない。
なるほど、そうかもしれません。
美沙なんか特に、春樹を想う反面、自分が傷つきたくない、傷つけるならば、春樹にだって容赦はしない・・・的な部分があります。
怖いよ、美沙・・・。
書いたラブレターを破る。なんとも臆病で切ない人間らしい行為。
ポールさんにも、そんな時代がありましたか^^
(勝手に過去にする)
NoTitle
何も知らずに、真っ直ぐに育った隆也には、秘密を知らないことがもどかしくて仕方がないみたいですね~。知ったらもっと苦しむことがある、まだ、そんなことが分からない。若いですね~隆也君・・・
NoTitle
こんちは~。昨日は至らないところがありどうもスミマセンでした。笑。
隆也がやたらと深入りしてきますね。美沙さんはどこまで隠し通せるのでしょうね。いや、隠し通さないといけないんでしょうけど。
春樹の気持ちはよくわかります。
私もああいう犯罪は絶対に許せない質ですから。
その怒りの矛先が『ターゲット』という作品だった気がします。
隆也がやたらと深入りしてきますね。美沙さんはどこまで隠し通せるのでしょうね。いや、隠し通さないといけないんでしょうけど。
春樹の気持ちはよくわかります。
私もああいう犯罪は絶対に許せない質ですから。
その怒りの矛先が『ターゲット』という作品だった気がします。
NoTitle
あうぅぅぅぅ。
まだまだ子供なのね、春樹。
思わず美沙の気持ちになって、春樹に釘を刺したくなりましたが・・・
同じようにまだ子供の隆也の、真っ直ぐな気持ちが、美沙と春樹の複雑な関係にちょっと風を入れてくれるといいなぁと期待したりして。
そんなに甘いもんじゃないか?(^^;
まだまだ子供なのね、春樹。
思わず美沙の気持ちになって、春樹に釘を刺したくなりましたが・・・
同じようにまだ子供の隆也の、真っ直ぐな気持ちが、美沙と春樹の複雑な関係にちょっと風を入れてくれるといいなぁと期待したりして。
そんなに甘いもんじゃないか?(^^;
kyoroさんへ
特に隆也は自分が信じる道を突っ走るタイプですから。
これから先も、こんな調子じゃあ、何かとトラぶったりするんじゃないかと、老婆心・・・。
よくも悪くも、若いですよねぇ~。
隆也の春樹への思いやりが、今回はどういう方向にいくのか、(じれったいけど)見守ってください^^
これから先も、こんな調子じゃあ、何かとトラぶったりするんじゃないかと、老婆心・・・。
よくも悪くも、若いですよねぇ~。
隆也の春樹への思いやりが、今回はどういう方向にいくのか、(じれったいけど)見守ってください^^
ヒロハルさんへ
私の方こそ、昨日は申し訳なかったです。
いやあ~、あれはそうおもいますよね^^;
反省しきり。
隆也の追及に、美沙はどうするんでしょう。
この場合、読者の皆さんは、隆也を応援するのか、美沙に同情するのか。
とても気になります。
春樹の言う事は本当にもっともですよね。
ああいう犯罪者を許したくない。
けれど、行き過ぎた行動は当事者をも傷つけかねなくて・・・。
美沙もきっと辛いです。
そのへんをバシッと爽快にけりをつけてくれる作品でしたよね、『ターゲット』^^
いやあ~、あれはそうおもいますよね^^;
反省しきり。
隆也の追及に、美沙はどうするんでしょう。
この場合、読者の皆さんは、隆也を応援するのか、美沙に同情するのか。
とても気になります。
春樹の言う事は本当にもっともですよね。
ああいう犯罪者を許したくない。
けれど、行き過ぎた行動は当事者をも傷つけかねなくて・・・。
美沙もきっと辛いです。
そのへんをバシッと爽快にけりをつけてくれる作品でしたよね、『ターゲット』^^
秋沙さんへ
わ~、久しぶり^^
元気にしてましたか??
春樹の、子供ならではの純粋さが、じわじわと美沙にパンチを食らわしますね。
たまに反撃に出ても、しかたないかも^^
でも、春樹の辛さを美沙が100%分かっているわけでもなくて(>_<)
これはもう、秋沙さんがいうように、何かが風を入れてくれるのを待つ方がいいのかも・・・。
あと3回で「3」は終わりますが、どこまで進展するのかなあ。
(まだシリーズを終われそうにないです^^;)
元気にしてましたか??
春樹の、子供ならではの純粋さが、じわじわと美沙にパンチを食らわしますね。
たまに反撃に出ても、しかたないかも^^
でも、春樹の辛さを美沙が100%分かっているわけでもなくて(>_<)
これはもう、秋沙さんがいうように、何かが風を入れてくれるのを待つ方がいいのかも・・・。
あと3回で「3」は終わりますが、どこまで進展するのかなあ。
(まだシリーズを終われそうにないです^^;)
NoTitle
美沙さん。
あなたそのときぐらいはささえてあげようよ。
せめて。
と素直に小さなツッコミを入れてしまいました。
あなたそのときぐらいはささえてあげようよ。
せめて。
と素直に小さなツッコミを入れてしまいました。
NoTitle
春樹、美沙、孝也、それぞれの葛藤が 赤裸に 表れ 絡み合い出した。
その行く先は いまだ 見えない...
結構 この場面は 読者にも 辛いっす(*´;ェ;`*) うぅ・・・
春樹の「あの男が 許せない」と言った言葉が 耳に残って仕方が無いです。
「KEEP OUT 3」も 後3話だそうですが、ほんと 何所まで進展するの?
気になって 眠れないーー:*:・{[(。-_-。)]}zzzZZZ・:*:・...byebye☆
その行く先は いまだ 見えない...
結構 この場面は 読者にも 辛いっす(*´;ェ;`*) うぅ・・・
春樹の「あの男が 許せない」と言った言葉が 耳に残って仕方が無いです。
「KEEP OUT 3」も 後3話だそうですが、ほんと 何所まで進展するの?
気になって 眠れないーー:*:・{[(。-_-。)]}zzzZZZ・:*:・...byebye☆
- #2776 けいったん
- URL
- 2011.05/12 01:35
- ▲EntryTop
ねみさんへ
もっともなツッコミでした。
なんでしょうねえ。
体にしみ込んだ反射でしょうねえ。
きっとそんな一瞬に触れても、記憶は読みとれないと思うのに。
反射ですねえ。
なんでしょうねえ。
体にしみ込んだ反射でしょうねえ。
きっとそんな一瞬に触れても、記憶は読みとれないと思うのに。
反射ですねえ。
けいったんさんへ
つ、辛いですか
申し訳ない~。
それぞれの感情をぶつけあったら、きっと大変なことになるとは思いつつ、
このまま3人とも、ジリジリ過ごすのは、じれったいし・・・。
まだ隆也以外は、感情を閉じ込めていますね。
これ、3人ともすべてを吐き出したら、KEEP OUT終わっちゃうので、今回はこの辺までですね^^
さあ、「3」は、どこまで行っちゃうのでしょう。
気にしてもらって、うれしい~(*^_^*)

申し訳ない~。
それぞれの感情をぶつけあったら、きっと大変なことになるとは思いつつ、
このまま3人とも、ジリジリ過ごすのは、じれったいし・・・。
まだ隆也以外は、感情を閉じ込めていますね。
これ、3人ともすべてを吐き出したら、KEEP OUT終わっちゃうので、今回はこの辺までですね^^
さあ、「3」は、どこまで行っちゃうのでしょう。
気にしてもらって、うれしい~(*^_^*)
NoTitle
はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
また時間を見つけて、遊びに来させて頂きますね!
また時間を見つけて、遊びに来させて頂きますね!
NoTitle
次を読むのをグッと堪え、じっと手を見る。
なんのこっちゃ?
隆也、ストレートでございますねぇ。
直球も直球、豪速球でござる。
モンモン美沙はなんとする。
大人の嫌らしさで誤摩化すしかないよねぇ。
どんなにわざとらしくても・・・
引き下がりそうないけど。
なんのこっちゃ?
隆也、ストレートでございますねぇ。
直球も直球、豪速球でござる。
モンモン美沙はなんとする。
大人の嫌らしさで誤摩化すしかないよねぇ。
どんなにわざとらしくても・・・
引き下がりそうないけど。
- #3150 ぴゆう
- URL
- 2011.07/04 12:19
- ▲EntryTop
ぴゆうさんへ
モンモン美沙、果たして持ちこたえられるか!
隆也は、結構こうと決めたら一直線で、緩みませんからね。
美沙には強敵です。
正しい時にはいいけど、判断が間違ってる時は、この性格、怖いですよね^^;
でも今は、二人ともが春樹を思ってるのに、ぶつかってしまいました。
なんか、みんな救ってあげたいな・・・・。(←本心とは思えないw)
この後の展開、ぴゆうさん的にはどう思うか、また聞かせてくださいね^^
あ、ブログランキング、返り咲きました!
もう、ランキングはほんとうにぴゆうさん始め、みなさんのおかげです。
足を向けて寝れません!(みんなは東方面だな?)
ありがとうございます^^

隆也は、結構こうと決めたら一直線で、緩みませんからね。
美沙には強敵です。
正しい時にはいいけど、判断が間違ってる時は、この性格、怖いですよね^^;
でも今は、二人ともが春樹を思ってるのに、ぶつかってしまいました。
なんか、みんな救ってあげたいな・・・・。(←本心とは思えないw)
この後の展開、ぴゆうさん的にはどう思うか、また聞かせてくださいね^^
あ、ブログランキング、返り咲きました!
もう、ランキングはほんとうにぴゆうさん始め、みなさんのおかげです。
足を向けて寝れません!(みんなは東方面だな?)
ありがとうございます^^


こんにちは^^
うっわ~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
色々と面倒臭くなって来てますね~~^^;
確かに、今回の事件に関しては、春樹や美沙が出来る事はもうないと思います。
でも、わかってるだけに腹立たしい・・・・。
何か、昨今の少年犯罪と似てますよね。
そしてこういう事件は、今も昔も変わらない・・・・・。
ひーーーーー!!
美沙、ピーンチ!!
隆也、うざっ!!
わかるけど、わかるけどスルーしろよ!!と、思わず突っ込んでしまいました^^;
さて次回、どうなる!?
また読みに来ますね~
色々と面倒臭くなって来てますね~~^^;
確かに、今回の事件に関しては、春樹や美沙が出来る事はもうないと思います。
でも、わかってるだけに腹立たしい・・・・。
何か、昨今の少年犯罪と似てますよね。
そしてこういう事件は、今も昔も変わらない・・・・・。
ひーーーーー!!
美沙、ピーンチ!!
隆也、うざっ!!
わかるけど、わかるけどスルーしろよ!!と、思わず突っ込んでしまいました^^;
さて次回、どうなる!?
また読みに来ますね~

蘭さんへ
実際、「家出しょうじょ」を狙う犯罪は多いそうですね。
(いえでしょうじょ、って、なんで禁止ワードなんでしょう・・)
危機感がない未成年と、そこに手を伸ばす輩。
なんとかならないものかと思いますね・・・。
そう、もう、美沙にとっては面倒くさいし、隆也の存在は恐怖ですよね。
でも、隆也の想いも、つよくて・・・。
(あ、蘭さんは、“隆也、うざ!”派でした?)
春樹が決められることじゃないし、みんな辛そうです。
後3話なので、事態は急激に動きますが、はたしてどうなりますやら・・・。
うん、また来てくださいね~~^^
(いえでしょうじょ、って、なんで禁止ワードなんでしょう・・)
危機感がない未成年と、そこに手を伸ばす輩。
なんとかならないものかと思いますね・・・。
そう、もう、美沙にとっては面倒くさいし、隆也の存在は恐怖ですよね。
でも、隆也の想いも、つよくて・・・。
(あ、蘭さんは、“隆也、うざ!”派でした?)
春樹が決められることじゃないし、みんな辛そうです。
後3話なので、事態は急激に動きますが、はたしてどうなりますやら・・・。
うん、また来てくださいね~~^^
NoTitle
limeさん。
こんばんは♪
なんとか事態は解決したように見えますが、
理紗が家出して払った代償は大きかったようですね。
純真な春樹には、そんな卑劣な男を許せるわけがなかった・・・と。
気持ちわかりますね。
テレビで流れるニュースでも、
ひどい事件をみると、心の中になんともいいようのない、
どんよりしたものを感じます。
春樹は触って体験してしまったのだから、余計衝撃的だったでしょうね。
あぁ、それにしても隆也・・・うざいと思ってしまった。
立ち聞きなんて・・・
なんだろ、さやいちもそうしてしまいかねないからかしら?
近親憎悪ってヤツでしょうか?
美沙、かわいそうに・・・
春樹を抱きしめて、受け止めてあげたいのにね。
こんばんは♪
なんとか事態は解決したように見えますが、
理紗が家出して払った代償は大きかったようですね。
純真な春樹には、そんな卑劣な男を許せるわけがなかった・・・と。
気持ちわかりますね。
テレビで流れるニュースでも、
ひどい事件をみると、心の中になんともいいようのない、
どんよりしたものを感じます。
春樹は触って体験してしまったのだから、余計衝撃的だったでしょうね。
あぁ、それにしても隆也・・・うざいと思ってしまった。
立ち聞きなんて・・・
なんだろ、さやいちもそうしてしまいかねないからかしら?
近親憎悪ってヤツでしょうか?
美沙、かわいそうに・・・
春樹を抱きしめて、受け止めてあげたいのにね。
さやいちさんへ
理沙のことは、なんとか助けだすことが出来ましたが、今回春樹にとっても、美沙にとっても辛かったようです。
春樹の正義感が、余計自分を苦しめたし、その苦しみを美沙にぶつけてしまいました。
そういうところはまだまだ幼いのでしょう。
なんといっても、美沙は可哀想ですよね^^;
ほんと、ごめん、美沙。
彼女はいつか、春樹を抱きしめることができるんでしょうかねえ><
そして、隆也ですが。
そっか、さやいちさんも、隆也のように、ちょっと暴走型なのですね^^
熱い人間、私は好きなのです。
でも、隆也は恨む人を間違えていますよね。美沙を攻撃するべきではないんだけど・・・。
さあ、このあと、もう少しでラストです。
この章のタイトルは、誰が誰に向けた言葉なのかが、分かるかもです。
春樹の正義感が、余計自分を苦しめたし、その苦しみを美沙にぶつけてしまいました。
そういうところはまだまだ幼いのでしょう。
なんといっても、美沙は可哀想ですよね^^;
ほんと、ごめん、美沙。
彼女はいつか、春樹を抱きしめることができるんでしょうかねえ><
そして、隆也ですが。
そっか、さやいちさんも、隆也のように、ちょっと暴走型なのですね^^
熱い人間、私は好きなのです。
でも、隆也は恨む人を間違えていますよね。美沙を攻撃するべきではないんだけど・・・。
さあ、このあと、もう少しでラストです。
この章のタイトルは、誰が誰に向けた言葉なのかが、分かるかもです。
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NoTitle
狙いすましたようなバッドタイミング……。
要するに三人とも傷つきたくないわけであるが……。
「ヤマアラシのパラドックス」というよりは、「告白して嫌われた自分を想像し、傷つきたくないから徹夜で書いたラブレターを破る高校生」的思考ですなみんな。ちょっとエゴイストみたいな感じ。
なんだわたしの思考パターンじゃないか(爆)。