KEEP OUT 2  少年春樹

少年春樹 最終話 苦しみを抱いて

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まばゆいばかりの緑の中を、年期の入ったローカル列車はカタカタと気だるい振動を保ちながら走ってゆく。
東海道本線に乗り換えるまで小一時間の在来線の旅だ。
シートは古くて堅く、景色も変わり映えのしない田園風景ばかりが続くが、意外にも美沙はこの時間を楽しんでいた。
二人掛けシートが進行方向に向いて並ぶタイプなので、最低限のプライバシーは守られ、リラックス出来る。
そして何よりも隣に、小学生のように目を輝かせて窓に貼り付いている、春樹がいる。
そういえば、こんなふうに二人で列車に揺られることは、あまりなかった。
今日事務所に帰れば、慌ただしい雑多な仕事が待っている。
こんなふうに春樹と泊りがけでのんびり出張なんて時間はもう取れないだろう、と美沙は思った。


「結局、春樹はそいつを助けてあげられたの?」
これと言って話すことも無かったので、あまり首を突っ込まないでおこうと思っていた話題に、美沙はなんとなく触れてみた。
「え?」
春樹は美沙の唐突な質問に、驚いたように振り向いた。

窓から入る陽射しで、その質の良いやわらかな髪が金色に光っている。美沙がいつも羨ましく思う髪質だ。
少し日焼けしたのか、頬が少し赤い。
長いまつげの涼しげな目を何度か瞬いて、じっと自分を見つめてくる。
乗車直前、この少年に「バケモノ」と言った事を思い出し、滑稽で笑えた。
バケモノ? 冗談じゃない。この子がバケモノならこの世は魑魅魍魎の掃き溜まりだ。

春樹はやんわり笑って美沙の質問に答えた。
「助けてあげたかったんだけどね。結局友哉は自分で自分を解放したんだ」
「解放?」
「うん。閉じこめてた想いをさ、バーーっと解き放ったんだ。自分がその子のことを大好きだったこと。その子が居なくなってとても悲しくて、寂しかったこと。全部今まで閉じこめてたんだ。自分のせいじゃない。悪くない、って、その事ばかりでいっぱいになって。全てを閉じこめて忘れようとしてた。だから苦しかったんだ」
まるで昨日見たドラマのワンシーンを説明するように、春樹は言った。
「心の解放・・・ねえ。ガキのくせに、哲学的なこと言うじゃない」
「哲学ってよく分からない。でもさ、人間は素直じゃなきゃいけないってことだよ。人にも、自分にも」
「けっ。生意気な。ガキのくせに」
「僕はオープン過ぎるほどオープンな美沙をすごいと思うよ。美沙はぜったいウソがつけないもんね。自分にも人にも。そんなところ好きだよ」
「それは褒めてるようで、思いっきり馬鹿にしてるでしょ?」
「まさか」
春樹はイタズラっぽくニヤッと笑った。

美沙は、その首ねっこをぐっと羽交い締めにしてやりたい衝動に駆られた。
戯れたい気持ち半分。そして腹立たしさが半分。
“冗談じゃない”
まだ楽しそうに山や畑ばかりの田舎の風景に見入っている少年を、美沙は横目でチラリと見た。
もしかしたら、その視線は怒りのほうを、多く含んでいたかも知れない。

本当に心のすべてを晒した人間が、お前に触れるとき革の手袋をはめると思うの?
薄い夏服の上からだって、触るのを躊躇っているのを、お前は知ってるじゃないか。
私が拒み、中身を見せたがらない事を知っている癖に、一度だってそれに不満を言ったことも、傷つくからやめて欲しいと言ったことも無いじゃないか!

更なる、行き先を間違えた理不尽な怒りが込み上げて来そうで、美沙は目を逸らした。
この心優しい8歳も年下の少年に、自分が抱く感情が怖くて堪らなかった。
愛しさが、そのまま憎しみに変わりそうで怖かった。
自分の中に、死守しなければならない秘密があるのが疎ましくて堪らなかった。
この茶番はいつまで続くのだろう。

美沙はふと、その柔らかな頬に触れて、全てを終わらせてしまいたい衝動にかられた。
家族を亡くし、傷を負った少年を、さらに悲しみの底に落としてしまうのだ。
・・・そして、そのあとどうする?・・・
ギュッと唇を噛む。

“そしてそのあと、少年を抱くのか。すべて脱ぎ捨てて抱いて、思い知らせるのか? お前が信頼して頼ってきた女こそが、自分の欲望に勝てない、薄汚いバケモノだったんだと”

目が眩しさに疲れてきたのか春樹はゆっくり窓から離れ、体を美沙の横に戻した。
そして美沙の目を覗き込むと、まるでその心を感じ取ったかのように、ほんの少し悲しく微笑んだ。

                   
                    (END)



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『KEEP OUT2 少年春樹』に最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
物語は『KEEP OUT3 君に伝えたいこと』へと続きます。




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~ Comment ~

こんにちは^^ 

そんな事ないです!
そんな事は、絶対にないですよ、limeさん!
私は、色んな気持ちが織り交ぜになりながらも、limeさんのこのお話を読ませていただいて本当に良かったと思います。

奇しくも、このお話の連載中に起きた哀しい災害。
でも、あの事があったからこそ、忘れられない章になったのでは・・・と感じでしまいます。
それはきっと、limeさんも同じなのではないかな・・・なんて^^;

最終話を読ませていただいて、今までの事が綺麗にカチッとはまったように思えました。
美沙→春樹、春樹→美沙のお互いの感情も、何となくこの回を読んで理解出来たような気がします。
私はね、美沙がず~~っと抱えてる「嘘」を、もうとっくに春樹は見抜いてるように思えて仕方ないんです。
春樹自身、わかってるのにそれを隠そうとして必死に自分を押し殺している美沙が、尚の事愛しい・・・・。
そんな風に思えて仕方なったお話でした。

シリーズ化されるって事なので、これからの展開が楽しみですv-411
limeさん、本当に本当にお疲れさまでしたe-420e-420

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NoTitle 

背景設定が 田舎だったからか のんびり感があって 穏やかに物語が進んだ気がしました。(友哉は 大変だったけど)

これから 春樹には 楽しいことばかりじゃない出来事が 待ち受けてるのかな?
美沙の気持ちの揺れも 気になりますし。

limeさまも 他のサイトの作者様たちも 更新の有無に悩まれたと お察しします。でも 更新を続けて下さって 嬉しかったです。
私も 震災の事を現状を見ては 考えたり 落ち込んだりして 何も 手につかない毎日でした。
そんな時 震災の数日後のある日 TVで 震災に遭われた方が 「自分たちは、生きてるから!頑張っているから!負けないから!」と、話されてました。
その言葉を聞いて 私が 落ち込んでいる間にも 時間は過ぎて 皆さんは 頑張ってるのに 私は 無駄に時間を過ごした気がしました。
今の自分なりに出来ることを それが 僅かなものであっても しようと!
それでも 気が落ち込む時には 更新されている作品を読んで 気持ちを切り替えられて 良かったです。

本当に ヾ(@^▽^@)ノ ァリガトゥー...byebye☆

蘭さんへ 

ありがとうございます~(>_<)
蘭さんにも、本当に励まされました。
(何の不自由もしてない私などが言うのも変なんですが・・・)
読みに来てくださる人がいる、それだけでなんだか力が湧いて、平常心でいられました。

最終話。
おおお。蘭さん、読みが深いです。
確かに、春樹も何か感じていたに違いないんです。
美沙の優しさを感じるからこそ、頑なに触れて来ないその裏に、何かあると思ってたはず。
でも、そんな詮索も危惧も、春樹は一切放棄してるんでしょう。
子供だからなのか、楽天家だからなのか、それとも臆病だからか。
そのへんの春樹の性格は、作者もこれから(育てながら)探っていきたいです。
(決めてないのか?・爆)

まったく先の読めない物語ですが、またぜひ、読みにきてください(*^_^*)

あ! それから、鍵コメのご提案、とても感激しました。
蘭さん、なぜそれをご存じ?
私自身、設定のことなど忘れ果てていたのに、さっき確認してびっくり!
「ほ・・・本当だ。別れてる・・」と。
お気づかい、本当に嬉しかったです。
あの日以来新しく小説を書く手が止まっていたのですが、なんだか頑張ろうっていう元気が湧いてきました。

けいったんさんへ 

けいったんさんも、本当にありがとう~。
また来てくださって、無事が確認できただけでも嬉しかったのに。

私もR-Mさんと同じで、なかなか何も手に付かず、オロオロしっぱなしだったんですが、
なんとか平常心を取り戻そうとした時に思ったのは、今までと変わらないブログの更新しか無かったんです。
自分が落ち着かなければ、ちゃんと誰かを応援して幸せを願う事はできないですもんね。
けいったんさんにも、今まで以上に元気とパワーが湧きますように^^
少しでもけいったんさんの元気の元になれたと思うと、すっごくうれしいです!

はい、春樹はこれからもっと大変ですi-202
かわいそうなほど。
幸い「3」は書きあげてあったので、しばらくは更新が出来そうです。

けいったんさん、こちらこそ、本当にありがと~~(^o^)/e-267e-267

NoTitle 

連載終了お疲れ様でした。
二人の関係に終わりは来るのでしょうか。
どこかモヤモヤとダークな部分を残していて、カラッとはしない感じですね。あっ、ゴメンナサイ。limeさん、怒るかな?
でもそこがミステリーなんでしょうね。

春樹のように特別な能力を持った人間って、結局は不幸なのかもしれませんね。
そう考えると、自分がごく普通の人間で良かった気がします。
あまりにも普通過ぎて嫌気も差しますが・・・・・・。笑。

NoTitle 

KEEP OUT2 更新お疲れ様でした~♪♪

毎回最終話間近になると、読めなくなるのが寂しい寂しいと思いながら読んでしまうんですが、その点この作品は続きがあると教えて下さっているので、寂しい思いを抱かずに素直に楽しめました!!

KEEP OUT1の裏にこんな深い物語があったとは……。
私の中で「呵責の夏」が洗練された一つの完成されたお話だったので、その裏にこんな複雑な男女が絡んでいたとは、思いがけず裏話を覗くように楽しませて頂いております。
友哉は救われたけど、この二人は救われるのでしょうか……。

自分の汚さを分かっているだけに、澄んだ存在の春樹が眩しく思えてします美沙の気持ち、誰でも少しは共感出来るのではないでしょうか。
誰しも自分の中に、目を背けたくなるようなドロドロとした醜い部分を持ってますもんね……。

まだまだ隠された過去が存在するようなので、続きもワクワクしながら読ませて頂きます♪♪

私の方は結局今日も何も手につかず、だらだらと休みを過ごしていますが、limeさんが頑張って更新されているのを見ると、元気が出ます!

どうか更新続けて下さいね♪♪
KEEP OUT3も楽しみにしていますβуё★ (o'ω'o)ノ ★ βуё

ヒロハルさんへ 

いつも最後まで読んでくださって、ありがとうございますe-267

ええ、そうなんです。スッキリしないでしょう?
もしもここで(完)ってなったら、「どないやねん」ってお叱りを受けそうです。笑
「3」もあることだし・・と、あえてこんな終わり方にしてみました。

春樹のような能力、本当に苦しいですょ。
その苦しさの一つを、「3」でじっくり書いてあります。
霊感も、サイコな力も、無くて良かったと思います。

はは。私も平凡すぎるのがちょっと辛いです・笑
だから、私の小説の中の女性は、アクが強すぎるんですね・・・。

NoTitle 

この未曾有の困難時に際して、われわれにできることは日々ブログを更新することだろうと思います。

いささかの電力と引き換えに、人々に「平常心」を配れるならばいいのではないかと。

「平常心」を配るにしても、東京ドームでナイターをやるとかいっている某老害となるといきすぎですが……。

それにしても美沙さん。

春樹くんを信じてあげてください。

それから自分も信じてあげてください。

隠している一秒ごとに事態は悪くなる一方です……。


そういやあぐちゃぐちゃになった本棚から、昔の「このミステリーがすごい!」を発掘して読みふけっていたところ、高村薫先生の似顔絵の載ったカリカチュアというかひとこまマンガというかイラストが見つかったのですが、

……見ます?(笑) まだスキャナは生きてるので(^^)

16さんへ 

16さん、ありがとう~~♪
最終話って、自分のも他の方のも、寂しいもんですよね。
この「少年春樹」の最終話は、「こんなとこで終わるんか?」というお叱りを受けないために、
あえて続編をほのめかしました (^^ゞi-201
そう言えばまだ、明かしてない謎がありましたね。(16さんので思いだしました)
「3」ですべてがスッキリするわけではないですが、かなりクリアになるはずです。

「呵責の夏」は、私にとってもとても思い入れの深い短編でしたが、なぜか春樹の物語の方が主流になってしまいました。
美沙の気持ち、伝わってうれしいです。
なかなかハードな潔癖症ですが、やはり人間として女として、共感出来る部分があるやもしれません。
(「ある」と断言できない弱腰)
この、どうにもスッキリしない二人ですが、「3」でもどうぞよろしくお願いします。

私も今現在はなかなか新しい作品に取り組めず。
ストックしておいて良かったと思う次第・・・・。
ゆるりと更新を続けますので、16さんもまた、元気に復活してくださいね!!
新作も短編も、待ってます。

暖かいコメント、ありがとうございました(*^_^*)

ポール・ブリッツさんへ 

なんとも力強いお言葉、ありがとうございます!
大変な目にあったポールさんも、一番にそう言ってくださったんですもんね。
とにかく平常心。元気、活気、活力!

美沙はねえ、なかなか強情な女ですから・笑
自分が「これが正しい」と思ったら、曲げないでしょうねえ。
愛ゆえか・・・。

実際春樹は、強いと思うんですがねぇ。
どうしましょうね、この二人i-202
「3」では、少し進展があるかもしれません。

え??
似顔絵の一こま漫画?
ど・・・どうしようi-201 私が「神」と仰ぐ高村先生を傷つけないものならば、見たい・・・。

実のところ、先生のことを、あまり知らずにおきたい気持ちもあります。
知らずに憧れていたいなあ・・・・。

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NoTitle 

>魑魅魍魎

・・・・・・・?
読めない・・・うぅ・・・。。・゚・(ノД`)・゚・。

春樹にどうして美沙は隠すんでしょうね。
信頼してあげてもいいのに。
信頼しないのにあいてから信頼してくれなんて
そんなわがまま普通は無理ですよ。

僕だったらもう切れてます。
完璧に。

でもここからがlime姉さんマジックなんですよね!?
きっとすばらしいんだろうな・・・。

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ねみさんへ 

>魑魅魍魎
は、ちみもうりょう、ですよ^^
ありとあらゆるバケモノたち・笑

う、ひそかにプレッシャーを掛けますね、ねみさん。
さあ、納得のいく方向にもっていけるか・・・。
むすかしいですね・笑

ねみさんが春樹なら、キレてますか!
これは新鮮な情報です。
やっぱり、美沙が悪いのかな・・・。

「3」では美沙、明らかに悪役です(T_T)

鍵コメPさんへ 

ありがとうございます~~(T_T)

そうします~~~e-267e-267

NoTitle 

ふっふふふふふ・・・

これは、この章は、単なる「オープニング」に過ぎませんね?('-'*)

正直「え~~~?終わっちゃうの~~~?」と思いながら読みに来ましたが、ぜんっぜん終わりませんね、これじゃ(笑)

春樹も美沙も、お互いを思うがゆえになんというすれ違い・・・
見ていてイライラするほどですが、だからと言って「触れちゃえばいいじゃん」というわけにもいかず・・・。

ふふふふふ、これは続くぞ・・・・(ドS)

秋沙さんへ 

へへへ。

まったく、中途半端なところで終わってるでしょ?
そうなんです。この「2」は、シリーズの序章なんです。
本編はこれからです。

・・・とはいえ、「3」の先はまるで考えてないし、結末も見えていません。
きっとこの物語がすっきり解決して終わることは無いんだと思います。

「触れちゃえばいいじゃん、春樹は乗り越えるよ」と、思うんですが、
たぶん、問題はそれで解決しないんじゃないかと・・・。
男と女ですからね(T_T)

きっとまた、イライラさせてしまうと思いますが、「3」も、どうぞ、よろしくm(_ _)m i-201


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鍵コメMさんへ 

なんともはや・・・な、終わり方で申し訳ないです(^^ゞi-201
どちらも相手を必要とし過ぎてて、想いやり過ぎてて、すべての歯車が狂っていく。
美沙がねえ・・・。
春樹も、結構強情で。

そうですね・・・続きは「3」で。
もうずいぶん前に書きあげてあるので、手直しした後、更新できそうです。
でも、そこで答えが出るかどうかは・・・分かりません。
人生や恋には、答えは無いですもんね。

NoTitle 

我慢しようと思ったのにぃーーー
e-248人参がぁーーー目の前にあるんだもの。
最後まで読んでしまった。
もったいない・・・

美沙の葛藤が切ないなぁ。
切なさ過ぎる。
好きなのに触れられない。
おーー拷問だ。
これは生殺しではないか。
キツゥーーー
事件のことをなぜ美沙だけ知っているのか。
これからだよね。

春樹・・・
重荷を背負いながら歩くのも美沙が居るからね。
それだけが救いにもなっていると思う。
独りでは抱えきれないよね。

なんとか二人に幸せになって欲しいなぁ。
v-390

ぴゆうさんへ 

すごい~~。もう読んじゃったんですか!
う、うれし~~~^^e-266
長いのに、疲れたでしょう?

美沙はねえ・・・ほんとうにかわいそうで。
結構、激しい人なんだと思うんですょ。
愛情も深くて強くて。

その愛情をせき止められて、歪んだ怒りを、春樹にぶつけないように必死なんです。(T_T)

春樹は春樹で、健気に美沙を求めるし・・・。ヒナ鳥のように。
春樹はまだ、美沙への恋心には気づいていないようです。

どうしましょう、この二人 (^.^;)
どう考えても、幸せにならない気がする作者なのです・・・。

KEEP OUT3は、更に辛いことが待っていますi-201
がんばれ春樹!

ぴゆうさん、今日もいっぱい読んでくださって、ありがとう~~♪

NoTitle 

KEEP OUT に来ちゃいました。
KEEP OUT...触れてはいけない領域に、触れに来ちゃった気分です。。。

1と2が交錯する展開にドキドキ・・・
一見全くつながりの無さそうな話が実はきっちり繋がっている、
っていうの、大好きです。

いやー、触れちゃったからって、だからどうするの、
っていうじれったい感じがまた何ともたまらないっす。。。

まだまだ始まった感たっぷりのこのシリーズが続くのを楽しみに、
次へと進ませていただきますね。

けいさんへ 

『KEEP OUT』シリーズへ、ようこそ!
ついに、触れてはいけない領域に、けいさんも・・・!!ww

これも、少年春樹までで完結するはずだったんですが、春樹の物語がどんどん膨らんでしまい、「3」を書きました^^;
そしたら・・・更に深い話になっちゃって。

ただ「愛おしい人に触れられない」。それだけで展開する苦渋の物語。どこへたどり着くんでしょうね。
さらに「4」「5」そして「6」で完結する予定です。(RIKUのあと、公開しますね)

美沙が隠してる秘密が「3」で分かります。新キャラも登場です。

このあとのKEEP OUTも、どうぞよろしくね^^(いつも、ありがとう!)

難しいですね。 

単純に1の続きとして2を読ませていただきました。
1に比べると、イメージが散漫なような気がしますが、それはたぶん、二人分の気持ちと、それにさらにプラスして友哉のお話までリンクしているからだと思いました。
春樹という少年を書く場合と、美沙という女性を書く場合とでは、おのずとポイントが違ってくるので、そこらあたりがネックなのかなと……。
一本の話に二つの視点があると、物語はイメージが散漫になるんですよね。
主人公が二人いる、というのとはまた違って、読み手としてはどちらに感情移入していいのかわからなくなるんです。
出来ればこのお話は最後まで春樹視点で書き進め、最後の最後、本当の最終話で、美沙の秘密の吐露と、そんなの知ってたよって答える春樹(もしくは知らなくて苦悩する春樹)で行ったほうがしっくり来る…… というか、骨太な作品になるのではないかと思いました。
まだ二話目を読んだところなので、なんともいえませんが、毎回春樹が人に触れ、なにか学んでいく感じのお話にしていって、主人公の物語はそのラストに持ってくる。
連載漫画などでやる王道パターンが嵌りそうです。
というか、その方がタイトルが生きるような気がします。

このお話一本だけで見た場合、少々ピントが絞りきれていない感じがするんです。
ただ単に、1と2の繋ぎとして見る、というのもシリーズのファンにとってみれば楽しいのかもしれませんが、それではlimeさんの筆力がもったいないような……

1の裏話として拝見した場合は楽しめましたが、その場合も視点はどちらか一方(できれば春樹のほう)で書いてあったほうが、より楽しめたような気がします。

limeさん、種明かし早過ぎですよ! ……って感じでしょうか。

なんだか人様の作品にあれこれと生意気を言って申し訳ありません、たんなんる一物書きの感想です。
勘違い、読み違いだったらごめんなさい。
気を悪くしないでくださいね。
ありがとうございました。

高丘明さんへ 

おおお!なんか、嬉しいですね。
そうやって、この物語全体の構成を考えて、不自然に感じた部分を指摘してくださると、なんか気持ちが引き締まる気分です。

この「少年春樹」は、「呵責の夏」を考えている時に、並行して全く別の物語が展開していたら面白いかな・・・といういたずら心が働いて、出来たものです。

そして、春樹という少年を妙に気に入ってしまったために、このKEEP OUTの主軸は、春樹の物語になってしまいました。
でも、こんな構成にした為に、まったく別の物語にしてしまう事も出来ず。
私の悩みは、もっぱらそこだったのですが。

高丘さんの指摘で、視点がぶれてると言うのを聞き、「おお、そうか」と、新たな発見。
そういえば、この春樹と美沙。
どちらが主人公というわけではないですね。
それぞれが思いを抱き、苦悩する物語になっています。

この「少年春樹」はこのあとの物語の、人物紹介といったところでしょうか。

このあとも3人称複数で進められていくこのお話。
さて、どうなんでしょう。視点はぶれ続けるのか。
とっても気になるところです。
第3章からは、もう一人、春樹の親友という少年も登場。さらに視点が増えます。

ああ、高丘さんに、次の印象を聞いてみたい・・・。
(ここまで、ハイスピードに読んでくださった高丘さんに、お願いするのも心苦しいのですが)

そして・・・・あ、種明かししすぎてましたか!
いやあ・・・無自覚!(←だめじゃん)

そっか、これからはもう少し注意しなければ。

いろいろ、ありがとうございます。とっても参考になります。
ドキドキ、ワクワクしながら、またの感想をお待ちしています^^

こんにちは~~(^0^*)ノ 

もっと前の方の作品から・・・・・
と思いましたが
とりあえず、気になるのでKEEP OUTから・・・・・・
と思って、昨晩一気にここまで読みました(^v^*)

力って、どんな力でも使いようですよね。
毒にもなるし薬にもなる・・・・・・・
春樹は、人を解放させるという
素晴らしい未来を
秘めた力を宿しているんですね!!!
これはすごいことだと思います!!

だって、友哉は、こんなに長い間
苦しみの中で立ち止まり、うずくまっていたのに
春樹のおかげで
前を向いて歩きだすきっかけをもらえたんですもの!!

美沙と春樹、
彼らの悩みは途方もなく暗く深いのでしょうけど
でも、私は未来を信じたいですね!!!

limeさんの中で、彼らの行先は
もう決まってらっしゃるんでしょうけど(^^;)

また、続きを読まさせて頂きますねえ~~(^0^*)ノシ

かじぺたさんへ 

おおおおおおお!
かじぺたさ~~ん!i-201

一気に、こんなに読んでくださったんですか!なんて嬉しい。
でも、・・・体壊しますよ(爆
だ、大丈夫ですか。

いやマジでうれしいです。
第1章の「呵責の夏」、そして第2章の「少年春樹」は、二つでワンセットの物語なんですが、
それ以降はずっと春樹と美沙の物語になって行きます。

これから、春樹にはたっくさんの試練が待っています、(あ、「5」の死の馬は読まれてるんですよね)
非情な作者ですが、もしよろしかったら、また覗いてみてくださいね^^

あ、でも、ほんと、ご無理の無いように。

貴重なお時間を、どうも有難うございますた!!e-266

NoTitle 

うわーん ・゚・(つД`)・゚・
この二人、やっぱり切なすぎるです(泣)

lime様、こんばんは♪

どんな倫理、どんなモラル、どんな常識にも包まれていない他人の混じり気なしの心の中味を垣間見ながらも、春樹は諦めてしまわず、染まって汚れてしまったりもしない‥‥とっても純粋で、優しいんですね。
涙がほとほととこぼれました。

美沙が春樹の能力を憎むのがわかります。
最後のシーン、本当なら、例え少し歳の離れた二人でも、例え今は愛ではなくても、肩にもたれてうたた寝したり、春樹に不思議な能力さえなければ、出来るだろうのに ・゚・(つД`)・゚・
どうすることも出来ない、という動かしがたい悲しい現実に、春樹と美沙になったようなつもりで、一緒に涙しました。

でも。
ずっとずっと立ち止まっていた友哉の心を、解き放つきっかけを、春樹はそっと、差し出してあげたのですもの。
春樹や美沙は、こんなものはただの自己満足だ、と自嘲するかもしれませんけど、読み手の私にはそれが救いでした。

春樹の優しさ。
人が持つには辛すぎる能力に、潰されてしまわないように、ぜひ美沙には頑張って欲しいです。
進めば進むほどいばらの道なのだろうけれど、いつか、お互いが満ち足りるラストに、きっと辿り着いてくれる。
その時まで二人を見守っていきたいです♪

それからlime様、最新話の連載終了、お疲れ様でした(*´ω`*)
(あれっ、合ってますよね?更新リストでチェックしただけなのでちょっと不安‥‥)
私は、次の第三部にいそいそとお邪魔したいと思いますっ。
早く追いつきたいよ~。

土屋マルさんへ 

マルさん、「少年春樹」を読んでくださって、本当にありがとうございました!!
そして、この二人に早くも感情移入してくださって、泣けるほどうれしいです。

「呵責の夏」から、メンバー総入れ替えになったことで、読者様は、なかなかこの二人に感情移入できないといった声が多かったものですから。
マルさんが、この二人の悲しい運命に涙してくださったことが、うれしくて・・・。

美沙は、このように激しい愛情の持ち主ですが、がんばってそれをコントロールしようとします。
でも、まだ26歳。子供な部分もあり。
冷静に春樹を包んでやることができません。

春樹は、マルさんが言ってくださったとおり、本当に純粋な優しい子です。でも、じつは傷つきやすい。
今はまだ、その能力の本当に恐ろしさに気づいてないから、こんなに穏やかでいられるんですが・・・。

次回「3」では、春樹の精神を壊してしまいかねない、事件が起こります。
新メンバーも加わって、賑やかになりますが、どうぞまた御贔屓ください。

>ずっとずっと立ち止まっていた友哉の心を、解き放つきっかけを、春樹はそっと、差し出してあげたのですもの。

春樹も、泣いて喜びます。(;_;)
だって、誰も春樹の優しさを褒めてあげないんですもん。美沙は、あんなだし。優しい家族はもういないし。
不憫だなあ~、春樹。
作者が酷い奴だから・・・・爆

美沙の方に寄り添って、寝かせてあげたい・・・。
マルさんのコメを読んで、心底そう思いました。

あ、そうなんです。

更新中の「5」が完結しました。結構、濃い、波乱に満ちた「5」だったと・・・・思います。
さて、次は更にハードな「6」です。ああ、読者さんに、逃げられないと良いなあ・・・。

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鍵コメさんへ 

異形で特殊なものを、人間って忌嫌い、蔑みますよね。
悲しいことです。

自分自身が気高くあれば・・・なんて言っても、人は弱い者。

春樹にも、優しい力添えと逞しさが備わってくれることを願います。

鍵コメ、ありがとう。

「知りたい」「何かしてあげたい」 

↑まさに、春樹はいつもそのために行動しているんだろうな、と思いました。

そして、
「異形で特殊なものを、人間って忌嫌い、蔑みますよね。 」
↑まさに、これです。

fateも理解出来ないモノに嫌悪を抱きます。
いつか語った宇宙人や、ゲジゲジやプリオン。

長いプロローグを終えた気分です。

次から本編へ入らせていただきます(^^)

fateさんへ 

本当に、ここまでは長い長いプロローグでした。
ここまで読んでくださって、ありがうとうございます!

春樹と言う子、読者様から見たら、大人しくて優等生で、物足りないキャラかもしれないですね。

彼はまだまだ、前向きなエネルギーを持っています。
けれど、その能力は、そんな前向きな心や好奇心を崩していくかも・・。

この後も、この厄介な特殊な能力を持ってしまった少年と、美沙、見守ってやってください。
新しいキャラも、登場。
(ごめん! 男ばかりですが><)

NoTitle 

limeさん。
こんばんは♪

う~ん。
春樹、優しいですね。
そして、自分がこの能力を身につけた意味と言うか、
使命と言うかを探してるのでしょうね。
そして、美沙・・・本当に辛いでしょうね。
さやいちだったら、辛くで、いつもオイオイ泣いてしまいそうです。
大きなヒミツですものね。
なんとなく、春樹も美沙の葛藤に気付いているのかな?
3も読むの楽しみです♪

さやいちさんへ 

「少年春樹」を読んでくださって、ありがとうございます^^

春樹、やさしいでしょ?(w)
この優しさや純粋さが、このあと彼をどんどん追いこんでいくんですが><

今はただ、自分の能力から逃げ出したい気持ちでいっぱいなのかもしれません。
本当に自分はバケモノだと思っちゃってるから・・・。

美沙も、本当に辛いですよね。

>さやいちだったら、辛くで、いつもオイオイ泣いてしまいそうです。

うう、そうですよね。こんなに好きなのに、絶対触れない。
触ったら、相手をとことん悲しませる・・・とか。辛い。

「3」では、更に美沙も、春樹も苦しみます。
そして、新たな登場人物が・・・。
とても重要な子なので、その子も、よろしくお願いします^^
(すごく、ウザいですが・爆)

いつも、本当にありがとうございます!

なるほど! 

第2話、堪能させていただきました(^^)
感想よりも先にひとこと。私、美沙さん、好きだわ!
物語の中で女性の登場人物を好きになるのって、読者が女性の場合、時々難しいなぁ、思うことがありまして。
こうやってすんなりと入ってくるのは、きっとlimeさんの描写がとても自然だからだと思います。
感情移入できるかどうか、自分がこの立場だったらいいなぁと思うかどうか、とか、物語の登場人物に対しては色々な入り込み方があると思うのですが、美沙さんの場合はちょっと違いました。
一緒に酒を飲みたいわ! もちろん、泊りがけで。

抒情的で、感情がしっかり書かれていて、とてもすんなりと物語の中に入っていける…limeさんの、登場人物への愛情って、熱すぎず冷たすぎず、重すぎず軽すぎず、で、読んでいるほうは安心して読める、そんな感じがしました。

私も春樹くんは知っていると思います。知っていて傍にいる。
ふたりの孤独な心が、ちゃんと触れ合っているのでしょうね。わかりあっている…というより、触れ合っているという、そういう感じ。
そして、アンサー篇という感じの第1話との呼応も、私にとって満足の一端。
また続きをゆっくり味わいますね。

大海彩洋さんへ 

大海彩洋さん、思わず照れ笑いしてしまうような、嬉しい感想をありがとうございます!
久しぶりに私も、この章を読み返してみました。
文章的な拙さが目立って恥ずかしいですが、やはり懐かしいです。

> 感想よりも先にひとこと。私、美沙さん、好きだわ!

これはうれしいですねーー。
私の物語には、あまり女性が登場しないので、その人を気に入ってもらえることはとても嬉しいです。
女って、男よりもよく知っているぶん書きづらく、妙に生々しくなってしまうのですが、美沙の場合は、とことん生々しさを出してみたくなりました。
彼女は保護者的な存在ですが、まだまだ揺れ動く年頃で。
このあとも相当不安定になってきますが、そういう揺れも、楽しみながら描いていけたように思います。

ついつい、登場人物に私自身がのめり込み過ぎそうになってしまうので、大海さんの感想はとても嬉しかったです。
少しは冷静な書き方が、できていたのかしら、と。

小説というものを書き始めて、まだ3年目くらいの作品ですので、逆に複雑なことを考えずに突っ走れたように思います。
今、続編を模索していますが、「小説というものは・・・」という、かしこまったことが脳裏をかすめ、なかなかうまく筆が運びません。

勢いのあったころを懐かしみつつ、大海さんの感想に励まされつつ、このあとも、ぼちぼち書いていければいいなと思っています。

NoTitle 

読み逃げばっかりでホント申し訳ないです(>_<)
カテゴリーの上から順番に読ませてもらってます♪
(とりあえず更新中のは飛ばして^^;)

limeさんの小説はなんていうか・・
危険(;´Д`)ノ
夢中になって読んでしまう。(笑)
「今日はここまでにしておこう」ってやめられない。
ゆえに寝不足(;´Д`)ノ
嬉しい悲鳴だけど^^

春樹と美沙。
どちらともが切なくて。
こっちまで苦しくなってきてしまいますね。
早く仕事を終えて続きが読みたいです^^

akoさんへ 

うわあ、akoさん、もうこんなところまで読んでくださったのですか!
うれしいやら、申し訳ないやら。

いやいや、読み逃げ大歓迎です。
読んで頂けるだけで、幸せなのですから^^

おお~。危険ですか! なんて素敵な言葉。
こんな素人が書く物語を読んで下さる皆様を、どうやったら退屈させないか・・・ばかりを考えて創作していますので、すごくうれしいです。

このあとも、春樹と美沙は、苦しい関係を続けていきます。
恋愛ものが書けない私なので、これは恋愛モノではないと思っているのですが、・・・。

次回、新たな登場人物も加わり、ますます辛い立場になる美沙ですが、どうか彼らを応援してやってください^^
あ、本当に、コメントはお気遣いなくね^^

NoTitle 

この能力、スティーヴン・キングの『デッド・ゾーン』ですね。あれは、未来もわかってしまうという設定だったので、その部分はちょっと春樹の場合とは違うのかな。
いずれにせよ、この能力を持った者は苦悩することになるんですね。
それはなぜか? 知らない方が幸せ、というものが人間にはあるからなのでしょう。

『呵責の夏』とどうつながっていくのか、先の展開を想像してみたり、自分だったらどう話を広げるかなどと、やはり今回も、いろいろと余計なことを考えつつ読ませてもらいました。これはもう私の悪癖ですね(笑)

なるほど、このように連作短編として、これからも続いていくんですね。面白い試みだと思いました。
友哉とのやり取りが、春樹視点で描かれる部分は、ミステリーの種明かしとして特によかったです。

limeさんが、それを意図したのかどうかはわかりませんが、“蝶”の存在が、とても効果的に画かれているように感じました。ストーリー的にも、比喩的にもです。
その瞬間が訪れるまで、決してサナギの殻を傷つけてはいけない。もちろん中身を覗き見てもいけない。
知らない方が幸せ、ということを象徴しているように思いました。それに、少年たちの無力感みたいなものも。

視点については、春樹のみの単視点でもよかったのかな、とちょっとだけ感じました。
美沙視点の必要性を考えた場合、春樹には知られたくない秘密を持っている、ということを読者にわからせる目的ですよね。
この部分が、もし伏せられていた場合、読者は、美沙の言動に対して、ある程度の不快感を抱くことになります。物語の構成を考えれば、むしろその方が、読者を引きつけることになったのでは? 秘密が明らかにされた時の、面白さも高まるのでは? そんなことをちょっと思いました。
まあ、もちろんここまで読んだだけでの勝手な感想なんですが。
その後の展開上、美沙視点がどうしても必要なのかもしれませんしね。

思いついたまま長々と書いてしまいました。
じっくりと続きを読ませてもらいますね。
あ、最新の連載も、並行して楽しませてもらってます。

片瀬みことさんへ 

片瀬さん、「少年春樹」、もう読んでくださったのですね!
すごくうれしいです。
この第2章は、1章とがらっと雰囲気やテーマが変わってしまい、不評の意見もあったのですが、
片瀬さんの意見は、またそのどれとも違って、とっても興味深く読ませていただきました^^

春樹のこの、「触れて心を読む能力」(サイコメトリーでしょうか)は、「呵責の夏」を面白くするために、登場する青年は、どんな人間だったら話を盛り上げられるだろう・・・と考えた末に、出てきた設定でした。
春樹という能力者は、あくまで「呵責の夏」の、盛り上げ役立ったのですが・・・。
なんとなく気に入ってしまって、どんどん膨らんでしまったのです><(恥ずかしながら)

私が超能力者に興味があったために、私の物語には、いろんな能力者が出てきます。
でも、ナンセンスにならないように、慎重に使う必要がありますね。
下手に使うと、なんでもありの稚拙な物語になってしまう。
そうならないために、私は1ヶ月くらい毎日、春樹の能力があったら、どんな青春を贈るだろうと、必死で想像してみました。
おかげで、ずいぶん春樹に気持ちが入ってしまい、子供のような存在に・・・。やばいです。
まあ、作者は基本Sなので、このあと春樹は、いろいろ大変なことになるのですが^^;

> 『呵責の夏』とどうつながっていくのか、先の展開を想像してみたり、自分だったらどう話を広げるかなどと、やはり今回も、いろいろと余計なことを考えつつ読ませてもらいました。これはもう私の悪癖ですね(笑)

これも、うれしいですね。
片瀬さんなら、たとえば「呵責の夏」のあの青年を、どんな存在にするだろう・・・とか。すごく聞いてみたいです!
サイコメトリー以外に、もしかしたらもっと驚きの展開が、ありえるのかもしれませんよね!

> limeさんが、それを意図したのかどうかはわかりませんが、“蝶”の存在が、とても効果的に画かれているように感じました。ストーリー的にも、比喩的にもです。

これは、ものすごく嬉しいですね。
私が考えていたよりも、もっと深い意味を、片瀬さんは見出してくださったような気がします。
殻を脱いで、正体を表すまで、触れてはいけない。覗くことは、そのサナギを傷つけることになる。そういう見方も、確かにできますよね。
うう~、たのしいな^^

> 視点については、春樹のみの単視点でもよかったのかな、とちょっとだけ感じました。
> 美沙視点の必要性を考えた場合、春樹には知られたくない秘密を持っている、ということを読者にわからせる目的ですよね。
> この部分が、もし伏せられていた場合、読者は、美沙の言動に対して、ある程度の不快感を抱くことになります。物語の構成を考えれば、むしろその方が、読者を引きつけることになったのでは? 秘密が明らかにされた時の、面白さも高まるのでは? そんなことをちょっと思いました。

これは、まったくそのとおりだと思います。
もし今、もう一度一から推敲するなら、「少年春樹」は、春樹視点のみにしようと思います。
実はですね、このKEEP OUTは、この1,2章で終わるはずだったんです。まさかシリーズになるなんて、これっぽちも思っていなくて。

だから、「少年春樹」で、美沙の心のうちも、全部見せる必要があったのです。
物語って、どんなふうに進むか、わからないものですよね^^;(未熟なだけです)

どうぞ、そんなふうに育っていった「KEEP OUT」シリーズ、どうぞよろしくお願いします^^
第3章からは、もうひとり、重要なキャストがひとり加わります。
春樹、美沙、そして第3章から出てくる隆也。
やっとここから、本格的に動き出します。
(じゃあ、呵責の夏は、ただの導入部??)

片瀬さん、いろいろ読んでくださって、本当にうれしいです。
片瀬さんの感想は、本当に的を得ていて、いろいろなことに気づかせてもらえます。
また、「ん?」と思うことがあったら、教えてくださいね^^
書き終わってしまった物語は、なかなか編集できにくいのですが、これからの、貴重な指針になります^^

私も片瀬さんの物語、毎回楽しみに読ませてもらっています。
「じわじわ楽しませる」ということは、こういうことなのだな、と、毎回唸らせてもらっています!


>
> 思いついたまま長々と書いてしまいました。
> じっくりと続きを読ませてもらいますね。
> あ、最新の連載も、並行して楽しませてもらってます。

NoTitle 

やっとここまで読めました!
すごいですねーlimeさんは!!
登場人物の絡み方が私の大好物の方向ですw
春樹くんの残酷なまでのまっすぐさがいいですね。
美沙さんの心労も生々しく伝わってまいりますわ。

草津もかつてやるせない想いに翻弄されたことがあって、思わずそれを思い出してしまいました(^_^;)
これからの展開が俄然楽しみに!!

それにしても、場面場面の描写が映画のようです。
カメラワークまで(勝手に)浮かんでしまいました。
人物中心(バストアップ画面みたいな)というより、風景の中の人物、というイメージです。
緑がたっぷりの、たおやかな情景が胸に染みました。

続きもじっくり楽しませていただきます!
ではまた!!

草津輝夜さんへ 

草津さん、いらっしゃいませ^^
ここまで読んでくださったのですね! すごくうれしいです。
もしかしたら、草津さんの好みの方向と、私の嗜好は似ているところがあるかもしれませんね。
どうしても、少年、青年たちの切ないドラマに、話が行ってしまいます。

メインは春樹と美沙ですが、恋愛モノではないと思っています。
あくまで、春樹という人間を、描いていきたいな・・と。

次回から、もうひとりの重要な人物も登場します。春樹の元同級生。
彼と春樹の関係性も、注意してみてやってもらえたら、嬉しいです^^

草津さんも、今までいろんな作品を作られてきたのですね。
草津さんのブログにお邪魔しながら、楽しそうだなあと思っておりました。
また、いろいろ話を聞かせてくださいね^^

描写、気に入ってもらえて嬉しいです^^
まだ、書き始めて数年なので、ど素人なんですが、情景描写をするときは、頭の中に映画のような映像を思い浮かべます。
だから、視点が多くなって小説向きではないのですが^^;

また、いろいろご意見を聞かせてもらえたらうれしいです。
私も、草津さんの所へも、遊びに行かせてもらいますね。

NoTitle 

少年春樹全部読みました~!すごく面白いです!
うん。そしてまだ続きが気になる(笑)
春樹の感情が分かって助け方が分からないって思いよく分かります(T_T)
春樹みたいな知り合いがいると複雑な気持ちになりますね…。私も手放したいけどそれもできず、相手を傷つけながらズルズル付き合いが続きそうです(-_-;)

年賀状で人参馬の写メを友達に送ったって話なんですが、実はlimeさんにもメッセージで送ろうかと思ったんです。でもこのメッセージは画像貼付出来なかったんですね…。でも、まぁクオリティーはかなり低くて小学生が作ったような代物なので調子に乗ってお見せするほどのものでもなかったです(^-^;
lime さんが私に似た匂いを感じると言ってくれた件、実は私も感じてました(笑)だからすごく嬉しいです!私だけじゃなかった(笑)きっと私達いいお友達になれます(おい
ではでは!また続き読みにきまーす!

たおるさんへ 

『少年春樹』、読んでくださったのですね!ありがとうございました。

これは、呵責の夏とのセットで、ひとつの作品になるように作りました。
でも、この2作はKEEP OUTのプロローグのようなものです。

次回の第3章から、本格的に春樹の物語が始まります。
「君に伝えたいこと」は、ちょっと重くなりますよ~。そして、新しいもう一人の主要人物、隆也が登場します。
どうぞ、またゆーーーっくりでいいので、読みに来てやってください^^
本当に、ありがとうございます!

そうなんですよね、ここには画像が張り付けられない。

あ、でもね、ファイルアップロードした画像のURLを張り付ければ、出来るんじゃないでしょうか。
こたとえば、んなふうに。
http://blog-imgs-46.fc2.com/y/o/y/yoyolime/201312291554254c4_2013122918470055c.jpg
人参画像、見たかったなあ~~(笑)

たおるさんの名前の由来を聞いて、たおるさんの情緒豊かな面も垣間見ました(なんだと思ってたのって)
うん、きっとクラスメートとかだったら意気投合してる系だと思います(笑)
これからも、ブログでワイワイ、楽しみましょうね^^

またしても 

またしても、一気読みをしてしまいました!!

分析しながら、読むぞー!って読み始めるのに、またlimeさんマジックにかかりましたよ^^(いつの間にか、引きこまれて分析とか忘れてしまうという…)

「凍える~」から入った私ですが、好みをいってよいならば、どうしましょう。これ超好みかもしれません!!><

春樹くんと美沙さんの関係も過去もこれからも、とても気になります!!

なんといっても美沙さん、素敵です!私は自分がどちらかというとマイペースのうっかりものだから、サバサバ&チャキチャキとした頭のよい女性に憧れがあって、こういう女性大好きなんです。彼女もきっと過去に春樹くんのお兄さんと何かあったのかな…と気になります><っていうか、お兄さんなんで両親を…???きっとこれから明かされるのですね。

いや~、こうやって limeさんワールドの深みにハマっていくんだわ~^^

rurubu1001さんへ 

> またしても、一気読みをしてしまいました!!


一気読み、ありがとうございます! 長かったのに、申し訳ない>< でも、うれしい><
えへへ。分析するほどの物は、何もなくて。
でも不思議ですね。どんな風にプロットが立ったのか、思い出せない。(健忘症?)

> 「凍える~」から入った私ですが、好みをいってよいならば、どうしましょう。これ超好みかもしれません!!><

おおおお、それはうれしいです!!
私、恋愛ものは苦手なんですが、このシリーズだけは、恋愛感情が色濃く出ている作品だと思います。
美沙のほうが、今は想いが強いんですが、春樹にその感情が芽生えた時、それは新たな悲劇の始まりで・・・。

そして、美沙を気に入っていただけてうれしいです。
どうも美沙って、好き嫌いが分かれるようです。ちゃきちゃきの女性からは、あまり好かれず、ほんわり系の方は、気に入っていただけるような統計が・・・。

美沙も春樹も、このあとめちゃくちゃ悩み、葛藤します。
そんな二人の苦しい心情と、背景のサスペンスを、楽しんで頂けると嬉しいです^^
春樹の兄、圭一のことは、ずいぶん後ですが、きっちり描いてあります。ここが一番ハードなあたりかも。
なんせ作者がSなもので^^; 

次回、重要なサブキャラがまた一人登場します。
どうぞ、彼もよろしくお願いしますね^^

いつも、本当にありがとうございます! こうやって読んで頂けることが、何よりのエネルギー。
でも、どうぞお時間のある時に、のんびり来てやってくださいね^^

春樹の心 

 春樹って、他の作品を見た時に思ったよりも、やんちゃなところがあるんですね。

 好奇心旺盛な感じが、なんとも子供っぽいというか。ただ、ナイーブなだけ、というわけではないところが味噌なのでしょうね。

 自分の心を解き放つというのは、簡単なようで、なかなかできなかったりするものですよね。

  閉塞して苦しんでいる人を何とかしてあげようとする春樹のやさしさも垣間見られます。

 美沙さんは色気がありますね。美沙さんの思いがこれからどうなっていくのか、気になる展開です。

 春樹と美沙の行方と、その心の変容の末に、どのような場所にたどり着くのでしょうか、と先が気になる作品でした。

ササクレさんへ 

ササクレさん、「少年春樹」も読んでくださって、ありがとうございました。

>  春樹って、他の作品を見た時に思ったよりも、やんちゃなところがあるんですね。
>  好奇心旺盛な感じが、なんとも子供っぽいというか。ただ、ナイーブなだけ、というわけではないところが味噌なのでしょうね。

そうなんです。「残響」から読まれた方は,え、これ同じ子?と思っちゃいますよね。
18歳の春樹は、20歳の春樹よりもまだ前向きで、怖いもの見たさの好奇心や、自分の力を役立てたいという気持ちがあったのです。
それは傍に姉のように優しい美沙がいたからなんですね、きっと。恋愛感情は無いかもしれないけど。

>  美沙さんは色気がありますね。美沙さんの思いがこれからどうなっていくのか、気になる展開です。

ありがとうございます! 美沙は一見サバサバした女性に見えますが、とても愛情深い女性です。
この時点で春樹に愛情に似た(それ以上?)の感情を持っているようですが、その気持ちにブレーキを掛けながら、そっけなく春樹に寄り添います。
このKEEP OUTは、この二人の物語と言ってもいいと思います。
複雑な感情の絡み合う本編、もしお時間ありましたら、読んでやってください^^

NoTitle 

こんにちは。
春樹と美沙の関係がこれからどうなるのか、気になりますね。
特に美沙の想いが気になります。
彼女の心情を読んでいると、切なくなりました。
私、美沙が好きです (*^_^*)
  • #16477 ひだまりさん。 
  • URL 
  • 2015.10/23 14:35 
  •  ▲EntryTop 

ひだまりさんへ 

ひだまりさん、こんばんは!
『少年春樹』も読んでくださって、めちゃくちゃうれしいです!

春樹も苦しいんですが、この後美沙は、本当に本当に苦しみます。
ただ、愛おしい子に触れられないだけ、という問題のようでもありますが、この二人には、それが想像以上に苦しくて。

次回、第3章では、新たに重要な人物を投入して、切ないサスペンスにもつれ込みます。

ああ~、ひだまりさんが、美沙を気に入ってくださってすごくうれしいです。
美沙の更なる切ない闘いの日々を、もしよかったら、また覗いてみてやってください^^
ありがとうございました!
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