KEEP OUT 1  呵責の夏

呵責の夏 エピローグ ホームにて

 ←(雑記)「リヴィエラを撃て」読了 →(後記)「呵責の夏」の舞台はココ♪
閑散としたローカル線の無人改札駅のホームには、その二人の男女以外、誰もいなかった。
20代半ばと思われるスタイルの良い女は、ハンカチでパタパタと自分の首筋に風を送りながら、電車が来るはずの方角をじっと見ている。
淡いブルーのチュニックが涼しげだ。
側に立っている17、8の少年は、退屈だったのか不意にイタズラっぽい微笑みを浮かべて、女に近づいた。

「今日もあの真っ赤なワンピース着られたら、どうしようかと思ったよ。ハワイのビーチに来た訳じゃないんだからさ、あんなに目のチカチカする服はやめた方がいいよ、美沙。目立つし」
美沙と呼ばれた女は声の主を振り向くと、持っていたハンカチでその少年の細面の頬をパンと叩いた。

「生意気言うわね。いつからあんたは人の服装をチェックするようになったのよ。あのワンピはねぇ、友達のブティックで無理やり買わされてから一度だって着たことが無かったのよ。高かったのにさ。金魚かってくらいに赤いじゃない? どこに着て行けっていうのよ。腹立たしいからここで着てやったの」
美沙はまたパタパタとハンカチを振る。

「美沙のムシャクシャの対処法は、相変わらずよく分からないね」
少年は面白そうにクスクスと笑った。
美沙は屈託なく笑う少年にチラリと視線を送ると、そのサラリとした栗色の髪を、手入れの行き届いた指先で軽く摘んで引っ張った。

「あっ……」
少年がピクリと肩を震わす。
禁忌とも思えるその行為に心底驚いた様子で少年が振り向くと、美沙は眉間に皺を寄せて言った。

「分かってると思うけどさ、春樹。あんまり他人に余計なことするんじゃないわよ。自分で自分の首を絞めるようなことは、もうやめなさい」
酷く厳しく、冷たい声だ。
少年はじっと、その淡い色の瞳で女を見つめた後、ただニコッと笑った。
了解とも、反発ともとれる笑みだった。

陽炎にゆらめきながら、くすんだグリーンの列車が静かにホームに滑り込んできた。
「はぁ~。やっと来た」
大きく安堵の息を吐き、バッグを持とうと腰をかがめた美沙だったが、持っていたハンカチがうっかり手から放れた。咄嗟に手を伸ばす。

ひらりと舞ったそれを、少年もごく自然な動きで拾おうと手を伸ばしたが、二人の指先が触れそうになったとき、美沙はあからさまにその手をひっこめた。
素早く退いた女の眉間にしわが寄る。
少年は笑った。
指先でハンカチを拾うと、女の方へそっと差し出す。
「相変わらず露骨だよね、美沙は。僕はバケモノじゃ無いんだから」
女は慎重にハンカチだけを受け取ると、ぐしゃっと手の中で丸めた。そして辛辣に言い捨てる。
「バケモノよ」

ゆっくりと二人の前に停車した列車が、招く様にドアを開けると、美沙は自分のボストンバッグを持ち、さっさと乗り込んだ。
「ひどいこと言う」
特に気にする風でもなくカラリと呟くと、少年も自分のバッグを肩に掛け、美沙の後を追ってドアの中に消えた。

けれども少年は気付かない。
その年上の女が今、どんな思いでその言葉を吐き出したのかを。

二人を飲み込んだグリーンの列車は、ゆっくりドアを閉めた。

この3日間、ずっと彼らを包み込んでいた耳鳴りのような蝉の声が、今やっと、消えた。



       (END) 第2章へ続く





---------〈作者より〉-----------

この少年が、最後に登場した、あの彼です。
次回、第2章から、この『呵責の夏』、つまり友哉の物語と平行して展開された、全く別の物語が始まります。
友哉が苦悩したあの3日間に起こった、“ もう一つの ” ドラマです。

さあ時間を、友哉がこのホームに降り立った、3日前のあの白昼まで巻き戻してください。
謎はあっさりと消え、そして本当の『KEEP OUT』がスタートします。







『KEEP OUT』シリーズ一覧

『KEEP OUT1 呵責の夏』
『KEEP OUT2 少年春樹』
『KEEP OUT3 君に伝えたいこと』
・『KEEP OUT4(番外) 薫』
・『KEEP OUT5 死の馬』
『KEEP OUT6 愛する君の為に』(最終章)

【追記】
由宇と友哉のパロディ漫画を描いてみました。
よかったら覗いて見てください^^

『由宇と友哉の夏の日』


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~ Comment ~

NoTitle 

あ、あたしってひょっとしてかなり、読解力ナシ!?
ぜんぜんわからな~~~~~い!!!

いや、もう、友哉の心の動きに翻弄されすぎちゃって、この青年が誰なのかとかあんまし考えてる余裕がなかったもんで・・・(^^;

「呵責の夏」というタイトルは、本当に素晴らしいタイトルだと思いました~。
そして「KEEP OUT」。これまた、不穏な感じが・・・。

もう、引き続き頭まっしろで読むしか無い私です(^^;



それにしても、なんだか「春樹」ブーム?(笑)
西幻さんのところも「春樹」ですもんね。
私のところは「ハルキ」ですけど(^^;

秋沙さんへ 

いやあ、じつは、西幻さんの小説の中に「春樹」君が出てきたとき、もう、この物語を書いてたんです。
で、西幻さんに「今、書いてるお話にも春樹って子が出てくるんですょ~」ってコメ書いちゃったんです。

西幻さん、ピンと来て、ばれちゃうかなあって、ヒヤヒヤしてたんです・笑
秋沙さんの中にハルキくんが出てきたときもびっくり。
なんのスパイラルだ~・笑

さて、この少年の正体・・・というか、能力、わかりませんか?
実は、ヒントは「白昼夢」の中にあったんです。

ほら、15話の、友哉と青年のやり取り。

全く同じシチュエーションが、「白昼夢」の中にあったのを、覚えていませんか?

(もう、ばれてもいいや!爆)

こんばんは^^ 

・・・・・え??
何だろう・・・・・頭の中、真っ白です^^;
てか、確かにあの時この青年に出逢ったのははっきりと覚えていますが、ヒントになるような何かってありましたか・・・・・・・ね・・・・??


えええええええ~~~~っ!?
どうしよう・・・・・v-406v-406
暫く本を読まない内に、私ってば読解力なくなってたみたいです~~e-330
ひゃ~、なんかくだらないコメントばっか書き込んじゃって、私ったら恥かしい・・・・e-263

この二人、由宇達繋がりなんですよね?
まぁ・・・・・新しい物語でじっくりと読む事にします。
そしたらきっと、もっと深い意味で「呵責の・・・」を読めるかも知れませんv-398

でも、本当に面白かった!
素晴らしいお話をありがとうございます、limeさんv-345

NoTitle 

そうなのかぁ~。
そうかなぁとは思っていたけれど。

いや、あたし、なんだか15話のやり取りでは逆に、この少年が陽に見えてきちゃって。(ストレートヘアの陽!?)(^^;
それが邪魔してその考えに至りませんでした(笑)。

でも、いいんだも~~~ん。limeさんのおはなしは、頭真っ白にして翻弄されたほうが楽しいんだも~~~~ん(何を開き直ってるんだ)


春樹スパイラル、すごいですね~~~。
私も、「ハルキ」という名前、かなり前に決めてたんですよ(^^;

蘭さんへ 

蘭さ~ん。
分かりにくい展開でごめんなさい~。

でもね、すぐにわかりますよ。次回の【あらすじ】で。

そんでもって、蘭さんの言ってたことは正解なのがわかりますよ!うん。
「少年春樹」では、もう一度、この物語をたどります。
だから、嫌というほど分かりますからね。
(もう、分かったから、やめてくれ~、って言うほど、説明します・笑)

遅い時間に読みに来てくださって、ありがとう~。(*^_^*)

秋沙さんへ 

もう、わかりましたね、秋沙さん。

そう、そんな単純なことだったんです。ある意味、ずるい。

でも、これからそれを出発点にして、けっこうドロドロな物語が展開します。
表面は、爽やかだけど。

ああ、陽ににてましたか・笑
陽も、リクも、喋り方似てるから・・・・。ヤバ・笑

でも、春樹はまだまだガキんちょ。

そのうち分かりますよ。まだまだ、未成熟な子供だってことが。
何しろ18歳ですから。

NoTitle 

え……ええ………えええ?!

なんか、野球の十二回裏の攻防戦を見ていて、ここで勝負がつかなければ引き分けか、と思っていたら、いきなり

「十三回」

が始まったみたいな気分なんですけど(^^)

面白いからいいや!

実は「KEEP OUT」も、最終回、と思ったらまたその裏の話を始める、なんてことはないですよね(^^)

どきどき。

ポール・ブリッツさんへ 

ポールさんに「そんなん反則だ」って言われなくてよかった。
(え? 言われてる??)

はい、もう一試合始まった、というより、もう一度その試合を最初からビデオ判定するような、焼き直しです。

ルールもへったくれもないのか!

これから、次回の【あらすじ】で、すっきりしますよ。
あらすじで、すべて話しちゃったみたいな・・・。

ああ、大いに有り得ますよ。
だって、KEEP OUTには終わりはありません。
終われないんですもん。・・・あのテーマは。

でも「少年春樹」は10話ほどの、短いお話です^^


NoTitle 

やっぱりわからん。。。。。。
多分、わからない人のほうが多いと思います。笑。

それにしても続きがあったとは・・・・・・。
次回の更新を首を長くして待っています。

秋沙さん・・・・・・陽って、私のリクって発想と似てますね。笑。

ヒロハルさんへ 

やっぱり・・・分かりませんよね・笑

初登場だし・・・。

自分が知ってると、すぐさま、みんなに分かってしまうと思う私、なんと小心者。

もう、このさい、早く【あらすじ】でバラシタイ!

NoTitle 

お疲れ様でした。
今回の作品は、少年たちの心理描写と、情景の描写が秀逸でしたね。lかなり完成度の高い作品だと思います。

彼がどんな少年なのかは、まだすっきりと分からない状態なので、次回の【あらすじ】に期待します(苦笑

本条さんへ 

ありがとうございます♪
私も書いてて楽しかったです。

ただ、このラストのせいで、短編として完結しないのがネックです・笑

はい、きっと【あらすじ】で、おおよそのカラクリは分かると思います。

KEEP OUT2は、また毛色が違ってきますが、よろしくお願いしますm(_ _)m

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NoTitle 

え~っ!なんと。KEEP OUTとは、シリーズものだったのですね。
吃驚しました。

それにしても、わからない!
この少年の能力?白昼夢?うーん。。。
あ、なんかそんなような話が白昼夢にあったような…。いま、頭の頂点をそのシーンが横ぎっていったような…。でも、わからない!(笑)

ほんと、はるきスパイラルですね(私の小説の春樹は、実は設定の段階では俊樹だったんです。でも急に変える気になって…。何かの「予感」だったのでしょうか?(笑))。

いやあ、情けないけど、全然「ピン」とはこなかったです。。。
おとなしく、「あらすじ」をお待ちします。

鍵コメ蘭さんへ 

鍵コメなのに、名前出しちゃってますが・笑

あれからまたずっと考えてくださったんですねo(^-^)o 
嬉しいやら、申し訳ないやら。

そして、ついに!

はい、ほぼ、それで正解です!そうなんです、蘭さん。
「○○○」では無いんですが、ほぼ、正解です!

これで蘭さん、すっきり眠れますねヾ(^▽^)ノ☆

詳しくは、また後日ね♪

西幻響子さんへ 

そうなんです。シリーズものでした。

「呵責の夏」は、ある意味、前座のような存在かも知れません。
あ、でも、滅茶苦茶大切な作品です。

西幻さんには「春樹は、次回作に出てきますよ」なんて、嘘ついちゃいましたが、
冒頭から出てました・笑 「呵責の夏」に。

あきささんも含め、同時に「はるき」が登場する偶然!面白いですね。

少年(春樹)の正体は、すぐに分かりますから、待っててくださいね。
ちょっぴりドロドロした物語が始まりますーーー。

NoTitle 

お疲れ様です~♪♪
 
毎回、朝一で携帯から覗かせてもらっていましたが……ついに終わっちゃいましたね、でもまた同じシリーズが始まるから悲しくないo(・∇・o)(o・∇・)o ヤッタ!

推理しちゃだめと思っていながらも、やっぱりいろいろ推測してしまって……(^^;) 男女の双子ってのはミスリードだったのですね!? すっかり、入れ替わり若しくはどちらも女の子って王道パターンを予想してました(←しっかり推理してる(/||| ̄▽)/)

だから途中まで由宇って可愛いけど、どうせ女の子なんだよな~( ̄s ̄; チェッ なんていうBL的な涙を勝手に流していましたが、ここにきて由宇が男の子だった事がすごく嬉しい!!Σ( ̄ロ ̄|||)なんと!? 
私だけでしょう……こんな変な感想をもっているのは( ̄Д ̄;;

このシチュあったあった~! なるほど!!って思えた所は『limeさん検定』一級に手が届きましたでしょか((o(^∇^)o))
確かに、見逃してしまいそうな大切なやり取りが、友哉と会ったあの時も、白昼夢にも!?……って全然違ってたらごめんなさい。

とにかく♪
「呵責の夏」連載お疲れ様でした<(_ _*)>
本当に奥深い描写や表現に唸らせてもらってばかりでした。ほんと、すごいな……。
朝の楽しみをありがとうございました+。:.゚ヽ(*´∀)ノ゚.:。+゚ァリガトゥ
また次回からの続編も楽しみにしていますね~マタネッ(^ー^)ノ~~Bye-Bye!


新シリーズ開始 (∩´∀`)∩バンザ──イ 

春樹の能力、これって もしかして ・・・

こんな能力を持った人を 見た事ある! 映画やTVドラマで!

limeさま、たぶん 合ってると 思いますよ~゚+。(ノ皿=o)σ。+゚ニヒヒヒヒヒッ...byebye☆

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16さんへ 

ははは。おもいっきり笑ってしまったじゃないですか!
なんで、由宇が女の子だと思ったのか・笑 もう、16さん、面白すぎ!
そしたら、どこにも友哉に葛藤は要らない。
妹を好きになったっていいんだもん・爆

ええ? 男女の双子は、めずらしいですか?

私の身近に二組もいるので、ポピュラーだと思ってました。
ええ、ふつうに二卵性双生児です。
いやあ、16さん、私がそんな展開にすると思いますか?・爆

そして、16さん、わかっちゃいましたね?
『limeさん検定』3級です・笑
分かってみれば、あっけないもんでしょう?

さあ、新シリーズは、もしかしたら、ちょっぴり16さんをガッカリさせちゃうかもしれません。
でも、10話の短いお話なので、しばらくのご辛抱を!
(まだ、その次がありますから)





けいったんさんへ 

けいったんさん、正解です!

おお、そうなんですか。そんな名前があるんですね。
あまりドラマ観ないのでわかりませんでした(>_<)

じゃあ、もう何の心配も無く、新シリーズに突入です・笑

ああ、16さんに書いたと同じように・・・。
次話は、ちょっとばかりけいったんさん好みではないかも・・・。

でも、いつか巻き返します・爆

NoTitle 

うんにゃーーー
やられたぁみたいな。
気を逸らさないのがうんまいなぁ~~

由宇が生きていたらとふと思ったけど、ダメなのね。
生きていたらさぞや美しい男になったろうに・・
まったく惜しい。
そこかい!ミタイな。

明日から、KEEP OUT。
バッフン!
楽しみじゃーーー
v-391

ぴゆうさんへ 

わお!一気に読んでくださったんですね?

中だるみ、なかったですか?
私も改めて、読み返しました。懐かしかった♪

由宇は、可愛い子でしたからね。
きっと生きてたら、綺麗な子に・・・・。
あ、でも、次から出てくる春樹は、由宇にそっくりなきれいな少年です。
友哉が間違えたくらいですから。

あ、そうそう、由宇と友哉のパロディ漫画なんて作ってみました。
一ページですが。
http://yoyolime.blog83.fc2.com/blog-entry-335.html

次回からのKEEP OUTシリーズは、ちょっとドロッとした、重苦しさがあるかも。

私には珍しく、女性が出てきますから。女性は、重い!ww

NoTitle 

lime様、こんにちは ・゚・(つД`)・゚・

あっ、まだまだ目から鼻水が‥‥(苦笑)
友哉が、最後に自分の中の激しい慙愧に決着をつけてくれて、本当に本当に安心しました!
異常ではない、特別でもない、ただ由宇が「好き」だったということ‥‥残酷な偶然と巡り合わせのせいで、友哉の中のその気持ちを、友哉自身が認めるまでに、長い年月が必要だったということ。
何て悲しいんだろう‥‥ ・゚・(つД`)・゚・
ひたすらに純粋な、子供にしか持てない、特別だけどよこしまなものの入る余地のない「好き」だったんだろうなあ、って思うと、もう、もう‥‥。うわーん。

同窓会で故郷への嫌悪を振り払った友哉が、翌日、不思議な少年の前で吐露した初めての「ごめん」という言葉が、胸に刺さりました。
いつまでも自分を責めないでほしい!
友哉に、幸せになってほしい!
そんな気持ちでいっぱいでした。

不思議な少年のことはほとんど考えずに、ただただ友哉と一緒にここまで来たので、最後の最後で「えーっ!?」となってしまいました。
lime様が「このお話はミステリーだ」と仰っていたので、勝手にいろいろ想像したりしていたのですよ。
実は、虫カゴを取りにいって死んだのは保奈美なんだ、現在どこかにいる保奈美は、実は由宇なんだ、きっと自分を責めすぎて統合失調症になって女装してるんだ!
とか、何とか、そんなアホな展開なんか考えていませんでしたよ、ええ、考えてないです‥‥ゲフンゲフン
本当、自分の頭にガッカリですよ、もう(´-ω-`)クヘヘ

またお邪魔します♪
すっかりKEEP OUTのファンになってしまいました(*´ω`*人)

土屋マルさんへ 

おお~、最後まで一気に読んでくださったんですね!
そして、友哉の悲しみを、深い深いところまで理解し、共感してくださって、めちゃくちゃうれしいです。

>ひたすらに純粋な、子供にしか持てない、特別だけどよこしまなものの入る余地のない「好き」だったんだろうなあ

ああ、ほんとうにそうですよね。
大人って、その愛情がどういう種類のものかを、つい詮索してしまうんですが、友哉のは、本当に純然なる「好き」だったんですよね。
私も、改めて気付きました。

同窓会で会ったみんなも、誰もが友哉を責めることをしなかった。
友哉の心の中で膨らんでしまった「罪の意識」が、自分の本心や、由宇への想いを、葬り去ろうとしてたんですよね。

何より、由宇の為に泣いてもやらず、痛みとして記憶に残してしまっていた。
友哉に罪があるとしたら、そこだけだったんですね。

>友哉に、幸せになってほしい!
そんな気持ちでいっぱいでした。

うう・・・ありがとうございます。
友哉も喜んでいるはずです。

ああ、でも・・・やっぱり寂しいですね、友哉。(;_;)←だれのせいよ

>不思議な少年のことはほとんど考えずに、ただただ友哉と一緒にここまで来たので、最後の最後で「えーっ!?」となってしまいました。

みんなね、このエピローグで「ええ?」となるようです。
・・・そうですよね、いきなり知らない二人が出てくるんですもん。

あの青年(少年)の正体を、読者さんはいっぱい詮索してくれました・笑
「山の霊だ」とか「由宇の霊だ」とか。あ、「保奈美だ」というのもありました^^
じつはまったく関係ないのです。

この第1章「呵責の夏」と、次の「少年春樹」は、二つで一つの物語です。

次回から出てくる登場人物たちを、マルさんが気に入ってくださるといいな~~、なんて、思います^^

どうぞ、また宜しくおねがいします♪(あ、ほんとうに、ゆっくりでいいですからね^^)

西幻さんのコメントを見てしまって、ちょっと感傷に浸る… 

構成力に感嘆です。
なるほど。そういう感じで進むんですね!
びっくりと同時に、「ヤラレタ」という気がしました。
なんか、意味もなく悔しい…

友哉の葛藤や後悔や懺悔の心。
それは、少年であるが故、優しさ、正しさを深淵に抱く故のカナシサでしたね。
人なんて弱いもので、弱さに傾けば過ちを犯すのは正直、当然のこと。
そこからいかに這い上がっていけるか…それに尽きるものと思います。

氷はいつか溶けるもの。
溶けない氷はもはや氷ではない。

恐らく途中で泣いていて、というか最後に涙の痕があって、「あれ? なんで泣いたんだっけ?」と思った相変わらずマヌケぶりでしたが。

fateはサスペンスを観ても、犯人は誰か! とまったく考えずにただただ物語を味わう生き物なので、謎は謎のまま気にせず進ませていただきます(^^)

春樹さんって、使い易いネーミングなんかのぅ。
『双樹』では夏樹と冬樹が出てくるけどな(^^;



fateさんへ 

> 構成力に感嘆です。

ありがとうございます(;_;)
そう、そう言う感じなんです。
みなさん、いろんな推理を繰り広げてくださいましたが、次回作「少年春樹」の【あらすじ】を読めば、が分かります。

> なんか、意味もなく悔しい…

うおお最高の賛辞です♪

友哉も、長い間自分の醜さに苦しんできたんですが。
こういう苦しみに、どこかで「解放」を与えてあげたい・・・と思うんです。
そんな、過去の苦しみって、解放される瞬間は、なかなか訪れませんもんね。

fateさんが、友哉の苦悩に共感してくださって、うれしいです・涙
な・・・泣いてくださったんですね。

私も、ミステリーの犯人を当てようと思ったことは一度もないし、まるで見抜けない^^
犯人なんて、だれだっていいんですよね。
そこまでのプロセスで、どれだけ登場人物に感情移入できるかどうか。
だから、本格ミステリーは、本当はあまり好きではないんです^^;

このお話には「犯人」とかはいません。
誰の企みでもないはずです。

ただ、呼び寄せた魂の物語。

次回からの、春樹の物語を、気に入ってもらえるとうれしいです^^

NoTitle 

こんばんは!

やっぱり、あの「心臓に悪い青年」はハルキだったんですね…!

「2」を楽しみにしながら、今は友哉の慟哭とやっと救われた浄化されたその涙と魂の余韻に浸っていたいと思います。

言葉が足りなくてすみません…。

有村司さんへ 

そうなんです。春樹でした^^
>「心臓に悪い青年」
ってフレーズがおもしろいw

「2」はまた、180度違った角度で、この3日間を描きます。

この後ずっと、このふたり+αで、物語は進んで行くんですが。
春樹と美沙を、どうぞよろしくお願いします。
(あ、コメントとか、どうぞ気になさらずにね。ほんの一行だって嬉しいです)

「呵責の夏」を読んでくださって、本当にありがとうございました。

NoTitle 

limeさん。
こんばんは♪

うーん。
一度にばばーっと読んだんですが、
由宇はやっぱり亡くなってたんですね。
その気持ちを友哉に伝えに彼が来たということでしょうか?
でもあれ?美沙ってどこかで聞いたような名前・・・
???
うーん。
とりあえず、続きを読むべしですね☆

友哉はやっと長年の良心の呵責から開放されたようですね。
幼いというのは、未来に希望があるとともに、
実に頼りないことです。
幼い子が持つにはかなりの重荷だったでしょうね。
彼に会ったことで、本当に自分の気持ちに出会えて、
友哉は良かったですね。

それでは、おやすみなさい。

さやいちさんへ 

いっきに最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

あの青年の正体が分からないので、スッキリしませんよね^^:

次回の「2」で、すべて説明します。
あの青年(18歳なので、これからは少年と書きますね)が、これからの中心人物になります。
美沙という女性もね^^

友哉は、ようやく自分の本心を吐き出す事ができました。

こういう、「だれのせい」とも決められない悲劇は、一人の人間をすごく苦しめますよね。
そこから、救ってあげられたらいいな・・・と思いました。
あの青年を、使って。

図らずも、その青年が、これからの主役になって行くのですが。
さやいちさんにも、気に入ってもらえると、うれしいです。

ここからスタート 

何から突入するか…試し読み?(失礼!)なら短編からかしらと思ってまずは『カエルヒ』を拝読いたしました。コンパクトなお話の中にたくさんのことが入っていて、書かれる世界が絵のようで(さすが、絵を描かれる方は違うわ!と思いました)、素敵でした。
で、続いて短いものから攻めるかと思ったのですが、作家読みするときは長いものから読む、というのが私の信条?なので、ここから始めさせていただくことにしました。

ほんとうに、独特の世界観ですね。
長野まゆみさんとか、鷺沢萠さんとか、漫画なら萩尾望都さん…かな、そういう世界に近い感じ。
少年期のどうしようもない心の揺れとか、無責任さや一生懸命さや激情や、そういうものがちゃんと伝わってきました。
物語が流れていく感じ、とても素敵。
そこに重なる別の流れがあるというのもまた素敵。

由宇くんが亡くなってしまっていたことについてとか、先行きへの予想とか、みなさんの感想が色々で、それも面白く読ませていただきました。
私は、由宇くんが幽霊になってなくて、実は生きていたとかじゃなくて、納得というのか、すとんときたって感じでした。というのか、この運びで、limeさんの世界が理解できたような。

続きもまた、ゆっくり読ませていただきますね(^^)

大海彩洋さんへ 

おはようございます。
短編や、ほかの作品を試しながら、私の世界観を探ってくださったのですね。
とても嬉しいです。
私自身、自分の作品をまだ、トータルして俯瞰で見ることがなかったので、新鮮でもあります。

近いな、とおっしゃってくださった作家さんや漫画家さんの作品は、ほとんど読んだことがないのですが、(萩尾望都は、短編だけ読んだことがあります)そうやって例えていただけると、面白いですね。

『カエルヒ』は、湧き上がるイメージだけで、一気に書き上げた短編で、私の中でも異質でした。
女の子を主人公にすることは、ほとんどなかったものですから、ちょっと楽しかったです^^
頭の中に浮かぶ映像は鮮明なので、それが伝わってくれたらいいな・・・という願いもありました。
気に入っていただけて、嬉しいです。
反省点も多い作品でしたが、皆さんの意見がとても参考になり、いい実験小説だったと思います。

そして、『呵責の夏』を読んでくださったのですね。
じぶんでは、あれは短編にするつもりだったのですが、まさか、『KEEP OUT』というシリーズものになろうとは・・・。このシリーズは、一応完結しましたが、「新・KEEP OUT」 として、このあとも書き続けていこうかなと思っています。

呵責の夏から続く、春樹の物語は、一見、恋愛ものに見えるかもしれませんが、たぶん違うと思います。
男女の恋愛ものが苦手なもので、たぶんテーマはそこには置かず、サスペンス、男の子同士の友情、能力者の苦悩・・・といった方向に行くのではないかと。

この流れが、大海彩洋さんにとって、どんなふうに映るかが、またとても興味深いです。
正直な感想を、お待ちしていますね^^

ああ、それにしても、私の方はなかなかゆっくりと大海さんの作品を読みに行けていないのが、心苦しいです。
本日から仕事復帰ですし、またあまり時間が取れないかもしれませんが、以前、教えていただいた作品から順に、ゆっくり読ませていただきますね。
しっかりした構成と文体の大海さんの作品に、興味深々です。

これからも、ゆっくり、じわじわとお付き合い、よろしくお願いします^^

NoTitle 

第15話の後にどう続けるのかと思ったら、なんと、プロローグのようなエピローグが待ってましたか。この構成、ちょっと意表つかれました。

友哉のお話はこれで終わりということですが、この物語自体は非常にシンプルなものなんですよね。
それにしては、物語全体に漂うこの緊張感はなんだろう。
やはり、謎の青年の存在があればこその空気観、ということになるのかな。これでおしまい、と言われても、とても納得はいかない。
逆に言えば、続きを読まずにはいられないということで、私はすっかりlimeワールドにはまってしまったのでした。めでたし、めでたし。

あ、それから、エピローグの描き方が面白かったです。
これ、完全に客観的な視点になってますよね。神視点と言った方がいいのかな。ストーリーとは別に、こういった表現にもとても楽しませてもらってます。

片瀬みことさんへ 

片瀬さん、なんと呵責の夏を読んでくださったのですね!
うれしいです。

そう、最終話は、エピローグであり、第2章のプロローグでもあります。
そもそもこのお話は、第1章と第2章が、セットになって生まれてきました。
切り離すことができないのです。
そうですよね、ここで青年の正体がわからないと、終わろうにも終わりません^^;
実は、第2章のあらすじで、全てのからくりはばれてしまいます。
そして、その青年のお話が、これから延々と始まるのです^^

片瀬さん、そうなんです。呵責の夏は、本当に単純なお話でした。
あの青年との2重構造があったから、なんとか持ちこたえたようなもんで。
さあ、このあとの展開、気に入ってもらえるかしら。ドキドキ。

そういえばあのエピローグは神視点になっていましたね。
そういうふうにしか表現できなかったのですが、そこに興味を持ってもらえて嬉しいです。
やはり、ずっと書いておられる片瀬さんは、いろんな角度で見てもらえてうれしいですね。
同時に、緊張しますが^^

第2章「少年春樹」は、読む人によって、つまらなかったりするかもしれません。
片瀬さんがどんなふうに感じられたか、またいつか、おしえてくださいね^^
ありがとうございました!

> 友哉のお話はこれで終わりということですが、この物語自体は非常にシンプルなものなんですよね。
> それにしては、物語全体に漂うこの緊張感はなんだろう。
> やはり、謎の青年の存在があればこその空気観、ということになるのかな。これでおしまい、と言われても、とても納得はいかない。
> 逆に言えば、続きを読まずにはいられないということで、私はすっかりlimeワールドにはまってしまったのでした。めでたし、めでたし。
>
> あ、それから、エピローグの描き方が面白かったです。
> これ、完全に客観的な視点になってますよね。神視点と言った方がいいのかな。ストーリーとは別に、こういった表現にもとても楽しませてもらってます。

読み終えましたー 

面白かったです♪というかまだ続きが気になる!(>_<)
はじめ、保奈美が孕まされて子供産んだのかと思いました(笑)それがこの青年かと。でも年齢的にないですね(^-^;
また読みにきます♪

たおるさんへ 

たおるさん、もうここまで読んでくださったのですね!
ありがとうございます^^

そう、ここではまだ、「途中」という感じがしますよね。
第2章のあらすじで、早くもあの青年(少年)の正体がわかります^^

もう一度「呵責の夏」をなぞる物語になります。
そして、この少年が、このKEEP OUTシリーズの主役、春樹です。(出てくるの、おそ・・・)
春樹が、気に入ってもらえるといいな。

どうぞ、ゆっくりでいいので、お付き合いくださいね^^
私もたおるさんの未読の作品を、読ませていただいています。

うまいし、ずるーい!!(笑) 

うまいし、ずるーい!!ってなんて失礼発言だったかも…すみません><(笑)。

彼の正体は一体…??ってずっと思っていたんです。それが「ええ??」ですよ。これはもっと先を読まないわけにはいきません。だから、うまいし、ずるーい!!ってなりました(笑)

まだ成長過程にいる青い彼らのヒリヒリした感じ。わかります。思春期の様々な思いにとらわれて葛藤する姿も。「凍える~」もそうでしたが、少年の内面を描くのが秀逸すぎる!!><

物語の展開もひきこむのが本当にお上手ですよね。頑張ってどんなふうに作品が作られているんだろうと、構成や展開とか解読しながら読むぞ!って思っていたのに、いつのまにかお話に釘付けになってるんですもの!!

さあ、次は「KEEP OUT 2  少年春樹」にいきますよ~!^^

rurubu1001さんへ 

rurubuさん、第1章読んでくださったのですね!うれしいです。

いやいや、『ずるい』というのはなによりうれしい褒め言葉です(笑)
もっと言って(ちがうか)

rurubuさんこそ、なんてほめ上手。
ついうっかり木に登りそうになるじゃないですか。
でも、いつも凹んでばかりなので、とてもうれしいご褒美だとおもって、感謝して受け取らせていただきます。

> まだ成長過程にいる青い彼らのヒリヒリした感じ。わかります。思春期の様々な思いにとらわれて葛藤する姿も。「凍える~」もそうでしたが、少年の内面を描くのが秀逸すぎる!!><

おお、そういっていただけると何よりです。
私の少年少女は少しばかり現実味に欠けると自分でも思っていますが、実際、子供たちの心は大人が思うよりもピュアで傷つきやすく、謎と神秘でいっぱいなのだと思っています。
そんな壊れ物のような少年期を描くのが、なんだかとても楽しい。
だから、そういっていただけるのって、すっごくうれしいです。

この第1章と、第2章「少年春樹」は、二つで一つ。切り離せない二重惑星のようなもので。単体で表せないのがつらいところです。でも、この二つは全く別のお話なんですが^^。

第2章から出てくる春樹こそ、この後続くKEEP OUTシリーズの主人公です。
どうぞよろしくお願いします!
じゃあ、第1章、呵責の夏は??…長い長いイントロだったのかも^^;

嬉しいあったかい感想コメ、ありがとうございました!!



NoTitle 

『keep out 1』についた皆さんのコメントを拝見していると、思い思いのことが書かれていていますね。この作品に対してみんなそれぞれ抱いた感情があるのでしょうね。
 
 私がこの作品を読んで、心に残ったのは、「雄」と言うことです。雄が儚いというか、しいて言えばその愚かさというか、そのくせ純粋なものに憧れる心の方向、というか。
 
 自分のうちの「性」と「自我」の葛藤ですか。
 
 少年期と言うのはことに自分のうちに目覚める性との折り合いをつけていく時期だというのはよく聞きます。

 性と言うのは何もいわゆる一般的な「性欲」である必要はなくて、すごく色々な方向に向かうものだと思うのですが、それというのも、誰かを誰かの「代用」として求める、などと言うのもある種自分の本能的な部分、つまり広義の「性欲」によるところなのかな、と思います。そう言うものに負い目を感じて悩んだり、逆に性欲の対象になっている人が誰かの代用としてではなく自分を「本当に」求めてほしい、と考えるのも、受け身ながら性欲ではあると思いあます。受け身の性欲と働きかける側の性欲と言うのを考えるなら、マゾヒスティックなものとサディスティックなものとが入り乱れている光景、というか。
 そして、代用にしてしまう側も、代用にされる側も、この「代用」を巡って逡巡するわけですね。
 さらにこの代用と言うのが難しくて、純粋に代用の精神があるというよりは、それに反発する精神もあるというか。つまり、「本当にあなたを求めている」と言う思いと、「本当にあなたに求められている」と言う実感と言うか予感と言うものも、おそらくは持っているんですよね。完ぺきにはそこを信じていくことは出来なくても。「純粋」になりきれない。邪心、というと大げさかもしれませんが、信心に対して夾雑物が混入してしまって、「不安」になる。絆の証が欲しくなる。相手に自分を認めてもらうために、「実際に」行動したくなる。そうすることによって、夾雑物を除去できるような、あるいは相手との絆を純粋なものにできるような「気がする」。
 互いにそのようなことを思っているのでしょうか。その結果、行動がすれ違っていくように感じる。どうして、人間はこんなにも悲しくすれ違ってしまうのか。しかし、その愚かしさの中に、一抹の美しさを見ることができると。
 そんな感じのことを思ったりしました。

ササクレさんへ 

わあ~、ササクレさん、本当に読んでくださったのですね。
まだ欠きはじめて年くらいの拙作なのですが、感想を頂けてとてもうれしいです。
ササクレさんの、淡々とした分析が、癖になりそうです。
 
>  私がこの作品を読んで、心に残ったのは、「雄」と言うことです。雄が儚いというか、しいて言えばその愚かさというか、そのくせ純粋なものに憧れる心の方向、というか。

本当に、そうなんですよ。私の作品の中に少年や青年が多いのは、女には無い脆さと虚勢と性欲と、そのはざまで苦悩する純粋さを描きたかったんです。
愚かだけどどうしようもなく愛らしい存在。「雄」。
女性には・・・残念ながらそれがなくて。題材としては、物足らないのです。
  
>  少年期と言うのはことに自分のうちに目覚める性との折り合いをつけていく時期だというのはよく聞きます。

このあとのコメントすべて引用したいくらいです。
私が物語の中に描きたい事柄を、本当にそのまま読み取ってくださったのだな、と感激しました。
少年期を過ごして来た男性すべてがこのような繊細な葛藤を持っていた・・・かどうかは断言できませんが、この性欲に絡む悩み、これは少年特有のものだと思います。潔癖であろうとすればするほど、きっとその葛藤は大きいんでしょうね。

このあとの「代用」についての考察も、興味深かったです。
この『呵責の夏』での代用は由宇でありちょっと特殊ではありますが、女ではなく、同性だったとする場合の友哉の葛藤もまた、物語の要になればな、と思いました。
この「代用」が別の少女だった場合に抱く葛藤よりも複雑で面白いのではないかと考えました。
ササクレさんのコメを読んでいて。「代用」にされた側の想いもまた、複雑で物語性に富んでいるのだなと感じました。ここでは由宇の葛藤をうまく描き切ることが出来なかったのが少し残念です。

このエピローグは、ミステリーとしてのエピローグであり、解決返のプロローグでもあります。
ちょっと異質な感じがされたと思いますが、そこはまだ筆者の未熟なところで^^

この後第2章から、春樹の物語が始まります。(この構成も、考えたら妙なのですが・笑)

文学にもミステリーにもラノベにもなり切れない、未熟なブログ小説ですが、もしよかったら、またお立ち寄りください。
ありがとうございました。

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鍵コメSoさんへ 

お気遣い、ありがとうございました。
私は鍵コメでも、メッセージでもどちらでもかまいませんよ。
ただ、鍵コメだとこんな風に、オープンコメで返信コメを書くことになるので、Soさんが気になさるかな?と、毎回思うのです。
だから、メッセージの方がいいかもしれませんね。

それから、Soさんの新作にうちのキャラたちを使うのは、何も問題ありません。名前を伏せてあるならなおのこと。
うちのキャラになにかヒントを得られたのなら、それもまた嬉しいです。
Soさんの、これからの執筆を、影ながら応援していますね。
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