☆雑記・四方山話

(雑記)方向感覚ゼロと中国の旅。

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何の脈絡もないんですが、今日はこんな雑記です。(^.^)

自分に方向感覚がないことは、もう子供の頃から気付いていました。
中学の頃、映画館に行こうとして、気が付いたら海でした。
いや、本当に。
なんでしょうね、方向感覚以前の問題でしょうか。

人間的判断力に欠けるのでしょう。
友人からは、よく、ボンヤリ系だと言われます。

末っ子だったために、人の後に付いて歩くのを得意とします。
間違っても私を先頭に立たせてはいけません。
海へ出ます。
(ごめんね、あのとき私に付いてきた友達。でも、間に合ったよね・笑)

そんな私が高校卒で京都に行き、一人暮らしを始めたんですから、まあ日々迷ってばかりでした。

そうそう。
大学受験の日、ホテルから不安いっぱいで試験会場に向かう途中、道に迷いました。
しっかりバスを間違えました。
いやあ、慌てました。その受験に賭けてましたから。
慌てて振り出しに戻り、なんとかセーフ。

まあ、そのあとの迷い道人生は軽く想像できるでしょう。
バイトに行くにも面接に行くにも、「絶対自分を信用するな」の鉄則の元、
1時間は余裕を見て家を出ました。

就職で大阪に来て、堺に引っ越しまして。
四日たったある日、なぜか曲がる角を見落として、「あれ?」・・・なんっつって歩き続け、
堺東(徒歩20分)に到着。
なぜ・・・・。

乗る電車を間違えるとか、反対方向へ乗ってしまうなんて当たり前。
たまに、人間やめたくなります。

おかしいなあ。
小さい頃の夢は『旅人』だったのに。


旅と言えば。
友人4人で、大学1年、つまり18歳の夏、中国に旅したんです。
ツアーでも何でもなくて、すべて自力、風の向くまま旅をしようという、無謀なことをしまして。
1カ月、放浪しました。
(海を渡れればどこでもよかったんです。ちょうど中国行きの安い船があると聞き、中国にしました)
まあ、何度も死ぬかと思いました。
高熱を出したり、発作に見舞われたり、旅券を奪われそうになったり、怪しい人に付きまとわれたり。
でも、面白かったです。デンジャラスな旅も。

ところで、その時迂闊にも、少しばかり中国語を学んでいたのが私だけだったのです。
3人はむろん、私を頼りにしたわけです。ありえない・・・・。

上海から日本への船の出港が近づいたある日、北京にいた私たちは切符を買って、駅のホームへ向かったんです。
「こっちこっち」と、私がみんなを先導して。
中国の発車時刻はとてもいいかげんだと聞いていたので、のんびり私たちは駅のホームで待っていました。

でも、待てど暮らせど目の前の乗車口は開かない。人も動かない。
「ん?」と不安になり、近くの駅員に「上海行きの汽車は?」と訊くと
彼女は馬鹿にしたように「去了(ツァオラ)」と、一言。
「去了・・・(もう行っちゃったよ)」

まあ、あれです。
私たちが待っていたのはシベリア鉄道の改札口だったんです。
同じ構内にあったとは。

「ごめんごめん」
「いやいや、どうするよ」
「次の便の切符買おう!」

しかし、もう全く開いている席はなく。
夜も深まり、危険度100%の駅構内で野宿する決心をしました。

でも天使はいるもんです。
「君たち、そんなとこで野宿したら危険だよ」と、
まるで映画の主役のような美男美女の夫婦の日本の商社マン(丸紅さん)に助けられ、安全なホテルを予約してもらいました。

いやあ、カッコよかったなあ~。
夫婦で丸紅のエリート社員。おまけに美男美女。(何度も言う)

4人は、こんなふうにこの旅で様々な人に救われました。

この旅で得た教訓は数知れず。
でも、一番はやっぱり、『方向音痴、判断力ゼロの人間が先頭に立ってはいけない』 ですね。

だけど、・・・・・風の向くまま、迷いながら旅をするって、楽しいもんです
きっともう、そんな旅は一生出来ないんだろうなあ~。



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~ Comment ~

NoTitle 

いっておきますが、今から某美形のビジネスマンがいる桜の村なんかを探しに中国にいってもダメですからね(笑)。

あそこは「桃源郷」だと思って忘れましょう(笑)。

ポール・ブリッツさんへ 

だ・・・ダメですか(T_T)

ひそかにもくろんでいたのですが。

まだ二人が仲むつまじく暮らしていたら、ちょっと窓から覗いてみたく・・・・。
あ、ストーカーですね( ̄∇ ̄;)

NoTitle 

こっちこっち!!(≧▽≦)
いや、失礼しました。僕の友人にもいるのです。方向感覚が不自由
なのに『こっちやで』て。
いつも『お前が言うな!』と突っ込まれておりますよ。

と申しましても僕も軽い方向音痴です。
心斎橋で停車中の地下鉄に慌てて飛び乗って淀屋橋へ向かう
つもりが走り出した電車は難波方面へ…。 
内心『わ!?』と思っているのですが、乗客に失敗を悟られぬように
クールな表情を保っております。
何度やったか知れません。


NoTitle 

羨ましいけど、私には絶対にできなぃ~~。

私はlimeさんと違って、方向には自信あります。(キッパリ)
それでも、度胸は全くないのですぅ~~~。
すでに、大阪への一人旅ですら、恐れおののいているのに。
一昨年行ったのにね。しかも、全部私が段取りして、
自分が先頭立ってたって言うのに。。。
頼りない相棒でも、自分1人よりは心強く思うのは何故???

4人だったから、できたんでしょうか。
例え全員がおんぶに抱っこだったとしても、
1人で無いって言うのは、心強く、また大胆にも
なれるものなんだな、と思いますね。
いやだけど、凄い体験ですね。ご無事で何よりです。

蛇井さんへ 

地下鉄で反対方向に乗るなんて、朝飯前です・笑
未だに環状線の内回り外回りを把握出来てなくて、ひと駅でいいのに、ぐるりと大阪回ってしまったり。

そう、間違えても、悟られてはいけません。
クールに。冷静に。
方向音痴にだって、美学はあるのです・笑

でも、蛇井さんのお友達の気持ち、よくわかります。
男の人にもいるんですね、方向音痴・・・・。

narinariさんへ 

私は度胸も方向感覚もないんですが、無鉄砲なことはよくやります・爆

わあ、なんとうらやましい。
方向感覚は、天性の才能ですよね。
絶対音感とかと、同じように。
訓練しても身に付くもんじゃないです、きっと。
ああ、渡り鳥じゃなくてよかった。

そうですね、旅も、4人だったから、何とかなったんだと思います。
みんな、誰もリーダーシップを取るものがいない集団・笑
だれもが「どうする?どうする?」的な・笑
それはそれで、スリルがあって、とても面白かった。

でも、友人の一人は怖い体験が続いて、北京行きの列車の中でパニック障害になってしまったんですが。
それも、ドラマのように、「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか」的な呼びかけで、
助けてもらったり。
(まあ、飛んできてくれたのは、祈祷師さんでしたが)

いろいろ、すごい体験でした・笑

NoTitle 

私は方向感覚、いいほうかなぁ・・・
まぁ、海に出たことはないです(^^;

でも、車を運転していると、環状線を逆に行ったりすることはありました(あるんじゃん)
電車も逆に乗ったことあるなぁ・・・。

私の場合、どうやら方向感覚はかなりいい(はず)なのに、依存心が強いといいますか、友達と一緒だと、しゃべりながらあまり確認せずに逆方向に行ったり、違うところへ行く電車に乗ったりをやらかすようです。
limeさんと旅をしたら大変なことになりそうですね・・・。う~~~む、やってみたい(笑)。

それにしても、サバイバルな旅をしたんですね~。
若い時に戻れたら何をやりたいかと聞かれたら、やっぱりそういう海外旅行をやってみたいです。
私の友達にも、「超」がつく方向音痴で、天然ボケなやつがいるのですが、そういう人に限って海外に一人でしばらく旅行に行っちゃったりするからオドロキです(^^;
なんだかんだ言っても私は、わりと臆病で慎重派なので、そういうことができなかったなぁ。一人暮らしすらしたことがないし。


limeさん、旅に出ようや。V(^0^)

秋沙さんへ 

秋沙さんは、本気出したら絶対ビシッと目的地にたどり着く!
間違いない! (またもや古。笑)

私も完全に人任せなので、自分が今、どこに向かっているのか分からずに友達と歩く事が多いです(^_^;)
いつか友達に見捨てられそう・・・・。

ああ、わかります。
ぼんやりしてて、天然な子の方が、とんでもない旅に出たり。
私も若いころはそんな子でした。

大人になって臆病になっちゃったけど・(T_T)

秋沙さん、旅?
行き先を教えずに連れて行ったりしたらボヤキますよ・ ( ̄ー ̄)
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