電脳うさぎとココロのありか

電脳うさぎとココロのありか 第12話 喜べない偶然

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簡単な夜食をとった後、稲葉は宇佐美が手書きした、調査報告書の入力に取り掛かった。
地味だが、とても重要な作業だ。

3日間かけて宇佐美が調べた調査内容を、依頼者に分かりやすく書きだしていく。
今回の案件は素行調査だったが、こうやって清書していくことで、稲葉にも調査の手順を知ることができる。

学校が休みの日以外は宇佐美と行動が出来ない稲葉にも、ちゃんと探偵の仕事のノウハウを教えてくれる宇佐美を、稲葉は有難く思っていた。

たぶんこの探偵事務所は自分が居なくても、何も困らない。もしも仕事が立て込んでも、今の自分には、宇佐美の足手まといにしかならない自信があった。
それでも「探偵になりたいんです」という、子供じみた稲葉の我が儘を聞き入れ、ラビットの仲間にしてくれた宇佐美と李々子に、稲葉は心から感謝していた。

どんな雑務でもこなし勉強し、ちゃんとラビットの一員になる事が、ここ1年の稲葉の、ずっと変わらぬ目標だった。

意気込みながらPCを打ちこむ稲葉の正面で、自分の作業が終了したらしい李々子が大きく伸びをし、ひらりと宇佐美のデスクに近寄った。
これもよくあるラビット事務所の風景だ。
あまり忙しくない時李々子は、いつも宇佐美の周りをひらひらと蝶のように舞う。

「霞をつかむ感じね、これ」
宇佐美の机の上に広げられている、野崎が残していった沢井についての資料を見ながら、李々子がため息まじりにつぶやいた。
宇佐美も少し眉を上げて苦い表情をする。

「沢井に関しては、8年前に住んでいたアパートまでの情報しかないからね。
あれから少し調べてみたが、実家の両親も早くに他界してるし、土地も売り払われている。野崎さんが最初に提供してくれた情報は、今のところすべて正しいよ。
もしかしたら、沢井さんが病気がちで、入退院を繰り返していたという噂も、正しい情報なのかもしれないな。
とにかく明日、予定の仕事が済み次第、沢井さんの昔のアパートと、昔の職場仲間をあたってみるよ」
「仕事仲間って、職場を辞めた後の繋がりは薄いわよね。女の子ならけっこう仲良くなって、その後も連絡取り合ったりするパターンあるけど、おじさん同士はどうなのかしら」
「幸い、専門職だからね。全く別の仕事を選んでいなければ、その線でたどれるかもしれない」
「相手を信用させて口を割らせるのはすごく上手いからね、諒」
「どうも」
宇佐美が苦笑いを浮かべる。

「でもさ、情報提供者といっしょに飲みに行ったりすると、結構時間と出資、かかるわよ。野崎さんに提示した見積もり、すごく良心的だったんだけど、大丈夫? 沢井さんの現住所次第では、出張費もかかっちゃうよ?」
「飲みにつれていくなら源さんの居酒屋だし、経費は掛からないから大丈夫」

こういう請求金額のやり取りも珍しい事ではなく、稲葉にとってはそう言う流れもすべて勉強の内だった。李々子はマネージャーだけあって、金銭面にはこだわる。
 
「あ、出張に行くなら私も付いて行ってあげてもいいのよ。諒が調査にかかりっきりになっちゃうと、どっちにしても他の依頼は受けられないし、この事務所も暇だし」

ああ、そう言う事か、と稲葉は手を動かしながらニンマリする。結局李々子は、宇佐美と居たいのだ。

「李々子がついて来て何か役に立つのか?」と宇佐美。
それはあんまりだ。
「まあ、それもそうだけど」
すぐに引き下がる李々子が可愛すぎる。稲葉は再びニンマリする。

「あ……ねえ。今回も、片瀬君に連絡したの?」
「ああ、一応ね。あいつの人脈は魅力的だけど、今回は畑違いだし、頼るっていうより近況報告だな。元気かって挨拶がわりに送っておいた。そんな事でもないと、なかなか連絡し合う事もないし」
「そうね。片瀬君も起業して忙しそうだけど、また相変わらず山登りしてるのかしら」

片瀬ってだれだろう。稲葉は二人の会話を聞きながらも、着々と報告書の作成に励んだ。
一区切りついたところで時計を見ると、時刻は午後9時。ラビット事務所は建前上の終業時間だ。
普段はダラダラとそのまま仕事を続けることが多い稲葉だが、今夜はデータを保存すると、一旦仕事の区切りをつけた。
IDを打ち込み、ずっと気になっていたトムのチャットルームを開く。

「あ」
稲葉は画面を見つめて小さく声を漏らした。
少し前に来ていたらしいトムからのメッセージが残されていた。

「どしたの?」
李々子が後ろから覗き込む。
「ダメですよ、プライベートなメッセージなんですから」と、稲葉はまるで子供がするように体で隠した。
「ケチ」
唇を尖らし、李々子が背を向ける。
その仕草が少し可愛くて、稲葉はクスリと笑いながら再び画面に視線を戻した。

ト ム :『うさぎさん、いきなりでごめんなさい。実は、お願いがあるんです。僕と一緒にENMAに会って頂けないでしょうか。
同じ国内だと思うし、会うことは可能だと思います。と言っても、まだOKはもらえていませんが。
僕は本当に無力です。僕一人では不安なんです。彼が閉じこもっている暗い場所から救ってあげる自信がありません。どうかうさぎさん、一緒に彼に会ってもらえませんか? 会うことで、何かが変わると思うんです。僕、頑張って彼を呼び出しますから。だから、お願いします』

稲葉は目を見開いて、その文字を何度も読み返した。
意外な展開だ。
だが、一見強引だと思われるその願いの中に、トムのひたむきな優しさがストレートに伝わってくる。

リアルな知人はそうもいかないが、ネット上でちょっとだけ知り合った人物ならば、面倒だったりヤバイ奴だと感じればその時点で切り離し、距離を置いてしまうのが普通だ。
冷たいようにも思えるが、それはある意味経験の浅い子供がネットから自分を守る方法であり、仕方のない事だと稲葉は思っていた。
話を聞く限りこのENMAという少年は、少々常軌を逸している。これ以上彼がトムを悩ますようならばきっぱり交信を止めるように言おうと思っていたところだった。

けれど、トムはその相手を架空の存在とせずに、ちゃんと一人の人間として付き合おうとしている。
冷静に考えればなんらおかしくない感情だ。ちゃんとネットのむこうに、ENMAという人間は存在しているのだから。バーチャルなどではないのだから。

『きっとみんな本当はいい子たちなんだ』などと、いかにも教師ぶったことを言いながら、一方で、『そんな危ない奴は放って置け』とアドバイスしようとした自分が、どうにも情けなくなった。

これは自分などよりよっぽど思慮深く、優しい心を持ったトムの切実な願いなのだ。
ここで拒否なんかしたら、たぶん一生後悔する。

「よし、会おう!」
つい、声に出してそう言うと、稲葉は覆いかぶさるようにキーボードに向かい、トムにメッセージを書き込み始めた。

***

「でかい独り言ねえ、まったく」
眉を大きく動かして李々子は言ったが、使命感に燃えた稲葉のその横顔に、宇佐美も李々子も思わず微笑んだ。
探偵見習いの稲葉も、子供たちと向かい合おうとする教師の稲葉も、彼らには好ましい存在だった。

コーヒーいれようか? 李々子が宇佐美に目で合図すると、宇佐美もいいねと頷く。李々子が給湯スペースに向かおうとした丁度その時、宇佐美の携帯が鳴った。

相手の名を確認した宇佐美は少し驚いた表情を浮かべ、李々子と視線を合わせた。
「だあれ?」
宇佐美は手のひらで『ちょっと待って』と李々子にジェスチャーし、電話に出た。

「宇佐美です。……ああ、久しぶりだな、片瀬。元気でやってたか?」
その名に李々子が反応し、じっと宇佐美の方を見た。
稲葉も文字を打ち込みながら耳を傾ける。片瀬という名前は、記憶に留めてあった

「え……本当か? それ。……うん。うん、分かった。そうしてくれると有り難い」
宇佐美の表情が曇ったのを李々子は落ち着かない様子で見ていた。

「じゃあ、それだけファックスで頼むよ。また詳しいことはあとで話そう。忙しいのにすまないな、片瀬」
宇佐美はそう言って電話を切った。

「どうしたの? 片瀬君でしょ?」
李々子が問う。
稲葉は何となく不穏な気配を感じ、PCから顔をあげて宇佐美を見た。

「うん、沢井久さんの情報を提供してくれるらしい。彼の部屋の清掃を請け負ったらしい」
「すごいじゃない。……なのに、浮かない顔なのね」
李々子が小首をかしげる。

「片瀬の仕事、知ってるだろ?」
「掃除と……、あ」
目を見開いた李々子に、宇佐美が小さく頷く。

「彼が請け負った部屋の住人、沢井久さんは10日ほど前に亡くなったらしい。同姓同名かもしれないし、まだはっきりしたことは言えないが、名前だけじゃなく俺が送ったプロフールと著しく一致するらしい。
一人暮らしのアパートで亡くなって、まさに今日だそうだ。片瀬がその部屋の片付けを請け負ったのは。……なんともね」

「こんな奇跡的な偶然、普通なら大喜びなんだけど」
李々子も落胆気味につぶやく。
稲葉は何と言っていいかわからずに、ただ二人を交互に見つめた。

そのシンとした静寂を壊すように突如ファックスが受信を知らせ、すぐさまピュルルという電子音に変わった。
宇佐美がゆっくりとはき出されるファックス用紙を見つめる。

「片瀬がその仕事の受注書を送ってきてくれてるから、それを元に本人確認を取ろうと思う。……大家は黙ってると病気になるレベルでおしゃべり好きだそうだ。電話で事足りそうだな」
読みながら、宇佐美が少し口元を緩めた。
ファックスは休むことなく次々と用紙を吐き出していく。

「それからね、今片瀬の手元に、本人確認になりそうな遺品があるらしいよ。日記だって。本来処分すべき物なんだけど、迷ってるらしい。数ページ、サンプルとしてファックスで送るから見て欲しいんだって。
探してる沢井さんのモノだって分かったら、現物をあとで送るって書いてある」

「故人の日記ですか? そんなもん、他人が見ちゃっていいんですか?」
稲葉の質問に、宇佐美も眉尻を下げながら頷いた。

「俺もそう思うんだけど、……わざわざ送ってくるところを見ると、片瀬にも何か思うところがあるんだろう。ちょっと読んでみてよ、って書き添えてあるし。
それに、探している沢井さんの物に間違いなければ、あとで野崎さんに渡してもいいんじゃないかと思うんだ。遺品を引き取ってくれる遺族も友人も、他に居ないみたいだから」

稲葉は頷いて、宇佐美と同じようにFAXから吐き出されてくる用紙を見つめた。

「日記だけが、最後に残ったんですね。何か、悲しいですね」
そうつぶやいて。

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~ Comment ~

NoTitle 

ここで事件がリンクするんですか?

楽しみだな~。

ところで正月は「わが手に拳銃を」漬けの生活ですか?

お身体は壊さないでくださいね~いや餅と読書と休息の三日間では、その前に心配なのが別にあるか(笑)。

正月も働き通しだったらすみません……(汗)。

ポール・ブリッツさんへ 

事件・・・リンク・・・。
あ。
思えばこのお話、まだ何も事件らしいこと、起きてないですよね・汗
何も事件が起こらずに終わったら、・・・ミステリー・・・。
でも、楽しみにしていただいて、とても嬉しいです。

「わが手に拳銃を」、ずいぶん読み進めましたよ~~~♪今280Pくらいかな?
もう、めちゃくちゃ勉強になります。「李歐」と比較して。

ポールさんが言った、「お気に入りの言葉」は、あれですね!!!???

私は感動しましたよ! あの言葉を、ポールさんが気に入ってくれたことが!

な・・・・仲間ですか??(爆

お正月は毎年、プチストレスがたまってしまうので太れませんね・笑
もう、読書と執筆でストレス解消するぞ~~。

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵つきポール・ブリッツさんへ 

そうそうそう!そこですよ、ポールさん。

もう、心臓掴まれた気持ちです。
いやあ、男も女も構わずに、李歐は悩殺しちゃうんですね。
その言葉の前に目を伏せるあたりからもう、ドキドキしっぱなしでした。
そのセリフの前の一彰の冗談もナイス!

もし現実に李歐がいて、あんな言葉を言われたら死んでもいい!くらいの破壊力です。
一彰・・・うらやましい(T_T)

一彰もカッコいいんですがね♪

もう、・・・あの二人かっこよすぎです。

しかし、うれしいなあ、ポールさんも震えさせたか!

やっぱり高村先生はすごい!!

NoTitle 

あのセリフが「李歐」にない理由については、

高村先生原稿を読み返してみて赤面してしまって削った説を断固主張します(笑)

読み終わったら「リヴィエラを撃て」も読んでみてくださいね。

ブログじゃ「ロックンロール・ヘイズ」の西幻さんはあまり……という評価ですが、わたしは高村先生の初期作品中最高傑作だと思っています。

評価がまっぷたつ、というのはある意味「なにか」がある証拠ですから、ぜひ。

ちなみに、これまで小説は数々読んできましたが、読んでいて「こいつ絶対殺してやる」という気分になったのは、この小説の「リヴィエラ」という暗号名の人物が最初で最後です。

読み返したくなってきたなあ。あのメチャ重いハードカバーを……。

ポール・ブリッツさんへ 

ああ~、どうして先生があのセリフを削ったか・・ですか?

やっぱり純粋に、「李歐」では幻だったわけで、あんなはっきりした愛情表現は出来なかったからじゃないかと・・・。
それに、両作品、同じセリフはほとんど使ってませんもんね。あのセリフだけ入れることは・・・(*/∇\*)やっぱり恥ずかしいから・・・。(あ、やっぱりか!)

でも代わりに一彰の、「心臓が○○したみたいだ・・・」って、爆裂的なセリフがありました(●´艸`)ヾ
あれは、もっと恥ずかしいかと・・・・。(でも、大好きなセリフです)

「リヴィエラを撃て」は、李歐のような甘さはないんでしょうね。
色っぽさも無い?私好みな子は?(おいおい)
でも、諜報部の物語は学生時分から大好きだったので、是非読んでみたい!

・・・・と、いうことで早速アマゾンで上下巻、購入!
また2ヶ月くらいかかるかもしれませんが、読みます!!!
その次は「神の火」かなあ~。

NoTitle 

おお!
のんびりと待たせていただきますよ!

今年も終わり・・・か。
ふっ・・・また一つ無駄な歳を……。

ねみさんへ 

ありがとう、ねみさん。
今年もありがとう~。
(あ、今年からだから、今年は、か)

く~~。うらやましいな、17さい!
10歳くらい、年を分けてあげたい!

17才なの!Σ(@@) 

ねみちゃん? ねみ君? 高校生なのかな。
いいなぁ 若くて~ 今しか出来ない事は ”それなりに ”やって置いた方が いいよ~!

日記の中身が 今 暴かれるーー!! この件は まだ 宇佐美の担当ですよね。
今は まだ 別の問題として 存在してますからね~
早く 稲葉へと 繋がって 彼の活躍を 見てみたいです♪
(^^)ゞbyebye☆

NoTitle 

はっはっはっ(笑)。面白いですね、人によってやはり評価がわかれるもんなんですね。たぶん、読む「視点」とか「焦点」とか、「感性」とか、まあ色々と違うんでしょう。「リヴィエラを撃て」、ぜひlimeさんも読んでみてください。感想がききたいです♪

「電脳うさぎ~」、年内はあと1回の更新ですか。さびしいな~(自分のことは棚にあげて(笑)
うーむ、なかなか話が混みいってきましたね。沢村と野崎、トムとENMA、どうつながってくるのか…。稲葉くんは、本当にトムとENMAに会えるのか…?
たしかにトム君は奇特な人物かもしれません。ENMA君みたいな危険人物に実際に会う決心をしたんですものね。
先が楽しみです。

けいったんさんへ 

いいですよね~、若いって。(遠い目)
もう一度十代にもどれたら、あんなことも、こんなこともやってみたい。
(半分はあぶない)

稲葉君、もう、すぐに情報に飛びつきますよ、きっと・笑
目ざといから。
そろそろ早く展開しなきゃ、皆さんに怒られちゃう・笑
さあ、稲葉君、活躍できるんでしょうか。
あやしい・・・・。

西幻響子さんへ 

本当にそうですね。
同じ作品でも、人が何に共感を得るか、どんな世界を求めてるかによって、
評価はまるで変わってきますよね。

はい、すっと前から「リヴィエラ・・」は読みたかったので、まずはそちらを読んでみます。
私は登場人物に心を動かされるタイプなので、
どんな人物が出てくるかによって評価が決まるような気がします。

どんなにハードボイルでカッコいいストーリーでも、私のハートにグッとくる人物がいないと、
どこか夢中になれなくて。
みなさん、きっとそうですよね。

電脳うさぎ、いつも読んでいただいてありがとう!
トムくん、きっと学級委員タイプですね・笑
もしかしたら、稲葉君と気があうかも・・・・。
ENMAにしてみたら、ウザくて仕方ないコンビだったりして・笑

年をまたぎますが、またよかったら遊びにきてください。
西幻さんの続きも、雑記も、とっても楽しみです!

NoTitle 

我慢我慢と思いつつ、読んじゃった。
この辺にしとかないと・・・

バーチャルの世界だけに逃避行している引き蘢りさんは少なくない、
現実世界ではすでに成り立っている。
ENMAだって会わなければ実体がなくても、その世界では生きている。
新種の生物のような・・・
恐ろしい、ありそうな話。

どうなっていくの・・
v-12

ぴゆうさんへ 

ありがとうございます~^^

ネットのバーチャルの世界って、魅力的な半面、正体不明な闇を抱えていますよね。
現実世界の人間とのコミュニケーションか取れなくとも、そのバーチャルの世界では生き生きと自分を出せる子供も沢山いて。
遊びの範囲を超えて、そこに依存してしまう。

・・・分からなくもないのが、悲しいところです。

さて、このENMA達の場合はまた、ちょっと事情が違うようですが・・・。
トムはENMAを救う事が出来るのか。
それとも、とんでもないことに巻き込まれてしまうのか。
シロちゃんは、彼らにどう関わっていくのか。
(それとも、また何もできないのかw)

・・・またのご来場をお待ちしております(*^_^*)

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