☆雑記・四方山話

(雑記)究極の自己中・物理編

 ←RIKU・4 第3話 思いがけない相談 →RIKU・4 第4話 火種
私には14歳年上の兄がいます。
ユニークで優しくて、小さな頃はいつも兄にくっついて歩いていました。(ほかにも兄弟はいたんですが)

その兄はとても理数系。
どちらかというと、本を読んだり文章を書くのが好きな私とは正反対でした。
(遺伝ってなんぞや?)

小さな私を、星の観察に連れて行ってくれたのも兄でした。
田舎に住んでいたので、その夜空は、怖くなるくらい綺麗でした。(いえ、ただひたすら怖かったかも)
黒い画用紙に、グラニュー糖をひっくり返したような、何億という星、星、星。
もう、あまりの星の多さに、恐ろしくて空を見上げられないほど。
大阪で見る夜空は、なんで星がないんだろう・・・って、いつも思います。
そうやって星座に興味を持ち(怖かったくせに)、宇宙に興味を持ちました。

そして、14も年がはなれてるにも関わらず、いつも兄は私にけっこう難しい問題を出してきました。
物理だったり、遺伝子学だったり。

私が小6くらいのとき、何の前置きもなく(いつも唐突)質問を食らいました。
「なあ、走ってる電車の中で人間がジャンプしても、ちゃんとジャンプした地点に戻るだろ? なんでと思う?」

そうね、電車の外から見たら、電車のスピードに合わせて人間も前方に飛んでるように見える。
単純に考えれば、ジャンプしたら、電車と切り離されるんだから、後ろの壁にぶつかっても仕方ない。

図1

でも、これはもう、大人ならば、ちゃんとした正解は分かりますよね。
電車内で上に向かってジャンプするということは、客観的に見れば進行方向へ向かって(電車のスピード・エネルギーを借りて)ジャンプしてることになるんですもんね。

でも小学6年生にそんなこと分かりません。
でも、子供の頃の私はかなり負けず嫌い。「分からない」って言えない・笑
その苦し紛れの答えが・・・。

「電車が動いてるって考えるからややこしいのよ。電車は、宇宙の一点に止まってると仮定して、全宇宙が回転してるって思えば、その地点に着地するのは当たり前じゃない」
・・・でした ( ̄∇ ̄;)

図2
        ↑
     そんな馬鹿な・・・

でも、その時、兄はなぜか絶句。
もちろん、そんなバカな考え、ありえないんだけど、あまりに壮大な自己中理論に、固まったんでしょうね。
その時の兄の顔が面白くて、いまだに覚えています。

でもあのとき、何か頭の中でチラリと、発想の転換の小気味よさがありました。
正しい、正しくないにかかわらず。

「子供の頃、わかりかけてたことが、大人になっても分からないまま~♪」って、アニメの歌にあったけど、
それですね・笑(名探偵コナンの「謎」)

ああ、どうして私には理数系の血が流れなかったのか。
聞けば、父は数学の教諭だったらしい。

どこでつまづいた?
きっとあそこです。分数。
2分の1・・・・4分の1・・・・分母が。分子が。ひっくり返してかけて割って。
算数の時間、先生に聞いて失笑されました。
「先生、2分の1って、何の2分の1なんですか? リンゴ?ケーキ?」

私の中には常に形がないとダメだったんですね。
それも想像力の欠如なんでしょうか。



関連記事


もくじ  3kaku_s_L.png 凍える星
もくじ  3kaku_s_L.png モザイクの月
もくじ  3kaku_s_L.png NOISE 
もくじ  3kaku_s_L.png RIKU
もくじ  3kaku_s_L.png RIKU・3 托卵
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  • 【RIKU・4 第3話 思いがけない相談】へ
  • 【RIKU・4 第4話 火種】へ

~ Comment ~

こんばんは^^ 

娘達もね~、何故か「理系」なんですよ^^;
私は、+-の計算(中学の)で完璧に引っ掛かって、それから全く無理なんですが、娘達は2人共理系。長女に至っては「理数科」なんぞに進みやがりました(笑)。

子供の頃の方が、きっと色んな事を柔軟に純粋に考えられるんでしょうね~v-290
limeさんの答えはある意味、「完璧」だったのかも知れませんよv-398

NoTitle 

なんか、ますますlimeさんに惚れました(*^。^*)ポッ!!

いいなぁ・・・歳の離れたお兄さん。
星空や物理学を教えてくれるお兄さん。
一人っ子の私は、あまり兄弟が欲しいと思ったことはありませんでしたが、しいて言うならそういうお兄さんが欲しかったなとは思っていました。

そして、私が好きになる(いや、変な意味じゃなくて)女の子は、たいていお兄さんがいる子。
お兄さんと仲が良い女の子って、なんか不思議な魅力がある子が多いと思うんです。
甘え上手な女の子として大切に育てられている一方、お兄さんを見て育っているから実は男の子のような知識があったり。
蛇井さんがlimeさんを「むささび」と例えて、「うわっ飛びよった!」みたいな驚きをくれる・・・と評したのは、そのへんにルーツがあるような気もします(笑)。

蘭さんへ 

おお、蘭さんの娘さん、二人とも理系ですか。素晴らしい。
理系の人って考えもスマートで好きなんですよ。
文系の人のちょっと捻くれた所も好きなんですが。
(どっちも良い・笑)

子供って柔軟ですよね。何言い出すか分からない・笑
私はただ、負けず嫌いで純粋さが無かったんですが。

私の答えは、あまりにも視点が違いすぎて、逆に指摘できないほどバカバカしい回答だったんですよ(^_^;) 
そういう意味では・・・完璧?笑

秋沙さんへ 

うふ。惚れるだなんて(*^-^*) ポッ
(なにやってんだ、この二人・・・って・笑)

私は兄に甘やかされたせいで、ちょっとわがままになっちゃいましたけど・笑
でも、2番目の兄にはけっこう虐められてましたね。
それでまた、上の兄が庇ってくれて・・。悪循環。
今思えば、私があまりに上に懐くから、二番目の兄は気に入らなかったのかも。
今はどちらも同じくらい優しい兄です。(丸くなったか、二番目)

確かに、男兄弟の影響ってあるのかもしれませんね。
小さい頃は、男の子の遊びばかりしてましたから。(それは田舎だったから?)

そんなこんなで、無事に「むささび」として飛ぶ事ができました。
めちゃくちゃ低空飛行ですが!

NoTitle 

大丈夫です、同じ問題、漫画家の西原理恵子先生は「今もってわからない」らしいですから……(たぶんギャグとしていっている部分もあるでしょうが)。

よく考えたら、同じ問題を、ガリレオやニュートンが慣性という概念を用いて解決するまで、ウン千年という時が流れているんですよね……。

そう考えると気が遠くなりますな……。

ポール・ブリッツさんへ 

西原せんせいが?笑
そんなテーマが出てきたんですね。(子供の宿題かな?)

慣性の法則あたりは、物理やってても楽しくなかった記憶があります。
あれ、もっと面白くならないのかしら(そんな無茶な)
今はもっと基礎をキチンと勉強しとけばよかったと後悔してます。
ニュートン力学が分からないと、相対論に行けませんからね。
(だから行けてないんだ・・・)
やっぱりガリレオやニュートンは偉大です。

NoTitle 

田舎で不意に夜空を見上げると、素で『おお!!』と叫んでしまいます。
子供の頃は『田舎は星の数自体が多い』と思っていました。

そしてlimeさんの回答、素晴らしすぎます!
バチカン宮殿が聞いたら大絶賛する事でしょう。

僕も小学生の頃は≪足したり引いたり≫している時は元気だったのですが、
【公式】なるモノが登場してから思いっきりつまずきましたよ。
【底辺×高さ÷2】とか。
皆はこれらの公式を用いてスラスラ解いているのに、僕だけ先生に
『コレって何なん?』と見当違いな質問を繰り返していました。
アレコレ余計な事を考える人間は数学に向いていませんね。


蛇井さんへ 

あの、田舎の星空は尋常じゃないですよね。
何が違うんでしょう。
今住んでるところも、南大阪で結構郊外なんですが、数えるくらいにしか見えません。
不思議・・・。

あの回答、苦し紛れにしてはユニークでしょう?笑
あまりに物理学無視なので、間違いの指摘をするのもバカバカしいかも。
地動説より自己中?

そう、方程式って、すなおに受け入れられませんでしたよね。
素直じゃないとダメなんですよきっと。
あれこれ、考えちゃうんですよね。イメージが湧かないと無理なんです。
だから、図形はすきだったなあ~笑

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

~ Trackback ~

トラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【RIKU・4 第3話 思いがけない相談】へ
  • 【RIKU・4 第4話 火種】へ