僕らの相対論1・トンネル効果の章

僕らの相対論 最終話 実験結果

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「ひどい話なんだよ。あの家はバックにヤクザの付いてる詐欺まがいの金融業者の家なんだけどさ。後妻の連れ子であるソラをまるで邪魔者扱い。今日も今日とてほんの少し口ごたえしただけであんな風に監禁さ。メールでそれを知って発憤したねえ。冗談じゃないって」
帰りの電車の中で眉間に皺を寄せて説明する光瀬。
その喋り方は芝居じみて鼻につく。
真実なのだろうか。『真実だとしても光瀬の話し方は、どうも嘘に聞こえる』のだと、本人に言った方がいいのだろうか。
「本当なの?」と、僕は真ん中に座るソラに訊いてみた。
ちなみに、ペアルックチックなあのシャツは、タクシーの中でとっくに脱いでいた。
僕の問いに、ソラは少し笑いながら首を横に振った。

「違います。あの家は古美術商をしている父方の祖父の家なんです。昔からとても怖い人で、怒り出したら歯止めが利かないから。今日僕、ちょっと用事があってお邪魔したんだけど、うっかり高価な商品に傷を付けちゃって。で、いつものようにヒステリーを起こして、僕を閉じ込めたまま出かけちゃって。閉所恐怖症の僕は、知り合いだった光瀬さんに携帯で助けを求めたんです」

僕はその説明を聞くと、光瀬を睨んだ。
「いいかげんにしろよ。何で光瀬は話をでっち上げるんだ?」
「いや、まあ、物事はいろんな見方ができるってことさ」
「全然違うだろ。お前のはそんな理論的なもんじゃなくて単なるデタラメだ。まったくどんな性格してんだか。なにがトンネル効果実験だよ。もう二度とお前を信用しないからな」
僕がそう言うと、少年は申しわけ無さそうに「すみません」と小さく頭をさげた。
僕は慌てる。なんとも健気な礼儀正しい少年だ。
「いや、ソラくんのせいじゃないよ。悪いのは説明をしないこいつだから。でも、それよりさ、大丈夫なの? あんな風に脱走してきて。後でややこしくなるんじゃない?」
僕がちらりと少年を見ると、僕の方を見て、ソラはニコリと笑った。
「大丈夫ですよ。なんとかなります。どうも、お騒がせしました」
そう言ってペコリと頭を下げた。良かった、この子は光瀬よりもずいぶん大人だ。

「比奈木はあれこれ詮索しないから好きだよ」
途中の駅でソラと別れ、家まで歩いているときに光瀬は気持ちの悪い告白をしてきた。
「そんな時間ないんだよ。僕の頭の中は今日中にどうやってレポートと演習問題を終わらせるかでいっぱいなんだ。もう6時だぞ」
「そりゃ、悪かった。演習問題はどこやってんの?」
「線形代数」
「得意だ。手伝ってやるよ」
「まじで?」
素直に喜んでしまう自分の単純さが悲しかったが、かなり嬉しかった。

本当のことを言えば、僕の方が光瀬を利用していたのかも知れない。
朝から頑張っても、苦手な線形代数を自分ですべて解けるとは思えなかった。
けれど同じ歳の先輩に「教えて欲しい」とはなかなか言いづらい。
こんな形で手伝って貰えば僕の安っぽいプライドは痛まない。
結局はいい気晴らしにもなったし、少しスリルも味わえて楽しかった。
光瀬が朝言ってた、「トンネル効果で犯罪を解決できると思うか?」の問いの意味は、結局わからなかったが。


そう、それが分かったのは翌日の夕方。
見るともなしに見ていたローカルニュースが、ほんの一瞬見覚えのある家を映し出していた。
新人っぽい女性アナウンサーが、少し緊張気味に記事を読み上げている。

『以前から顧客に対する詐欺まがいの金利や保険金殺害を臭わせる脅迫等の疑いがあった金融業「ポピーローン」の社長、滝田剛造は、新たに指定暴力団黒川会とも密接な繋がりを持つ事が明るみになりました。この事は滝田の亡くなった元妻の連れ子である中学2年生の少年が、昨日滝田の自宅で不当に監禁されていた事実に基づく別件逮捕により浮上したもよう。滝田は金融業とは別に、先代から伝わる古美術商も営み、こちらも詐欺まがいの商法で顧客を騙していた疑いが浮上してきました。この後の取り調べで警察側は、今まで明るみに出なかった双方の詐欺容疑を徹底して取り調べて行く方針です』

なんだ? なんだ、なんだ? それは。
それは僕の知ってる『あれ』か?
いや、僕の知ってる『あれ』とも少し内容が違う。
僕が光瀬に聞いた『あれ』よりも、ソラに聞いた『あれ』よりも、ちょっと話がハードだ。

僕はカップに入れようとしていたインスタントコーヒーを、ボロボロとステンレスの流し台にこぼした。
見計らったようにガチャリと玄関のドアが開き、光瀬があの少年を連れて入ってきた。
僕が質問するより早く、光瀬は申し訳なさそうな表情で言った。
「比奈木、もう一人住人が増えるけど、いいか?」
「いや、それよりもさ・・・」
「いやいや、比奈木が怒るのも無理ない。突然だもんな。けどさ、ソラは両親がいないんだ。一緒に暮らしてた母親も2年前に死んじゃってさ。唯一の肉親のお姉ちゃんと二人暮らしだったんだけど、就職した先で、急に海外赴任になっちゃって。まだ中学生だしさ。しばらく身の振り方決まるまで、一緒にここに置いてやってもいいだろうか。大丈夫、寝起きは俺の部屋でさせるから。極力迷惑はかけない!」

僕はたぶん、ぽかんと口を開けていただろう。
光瀬の説明の優先順序は絶対に世間一般と違うと思う。
「あの・・・ニュース見たんだけど」
取りあえずそう言ってみた。

「ああ、あれ? あの義父の滝田のじじいにこいつと、こいつの姉ちゃんが昔虐められたからさ、姉ちゃんの就職祝いにちょっと頑張ってみた。滝田がヤーサンとつるんでるのは知ってたからさ、何か証拠を掴んで来るってソラが忍び込んだんだ。捕まってヒヤヒヤしたけど比奈木のおかげで何とかなった。雨降って地、固まったってやつだ。いやあ~すっきりしたよ」
「姉ちゃん・・・って?」
「元カノとかじゃないよ。ちょっとそいつも理系でね。気が合ったんだ。高校の一級上だから比奈木は知らないかなあ」
「・・・友達」
「そ。友だち。で、ソラは俺の弟分なんだ。何度もこいつ連れて遊びに来るもんだからさ、すっかり懐いちゃって。なんだかなあ、かわいくて仕方ないんだよ。比奈木も気に入るよ、絶対」
光瀬は楽しそうにそう言うと、ソラの方を見て、「な?」と、言った。
やっぱり光瀬と言う人間は、普通のベクトルでは計れないらしい。
宇宙物理学で言うなら特異点だ。
光瀬にとって今大事なのは、ニュースにまでなった事柄ではなくて、僕の返事だけらしい。
なんだかそこの所は律儀でありがたい。

「まあ、僕はかまわないけど」
僕がそう言うと光瀬の顔がパッと輝いた。
「そう? そうか! ありがとう。それでこそ比奈木だ!」
そう叫ぶ光瀬の横でソラが嬉しそうに満面の笑みでぺこりと頭を下げた。
その仕草がかわいらしい。
僕にとって、同居人が一人増えるくらい、特に大きな問題ではなかった。
光瀬と暮らしていると、他のどんな奇妙なことだって何でもないことに思えてくる。

「なぁ、・・・光瀬」
僕は100ほども出てきそうな質問の中からどれを言おうかと迷いながら、声を掛けた。
「何?」
「あのさ、昨日の実験を思い出したんだけどさ」
「うん」
「トンネル効果で犯罪を解決することって、まれにあるのかもしれないな」
光瀬はその僕の言葉に一瞬ポカンとしていたが、やがてくるりと目を動かせた後、とても悲しい表情をした。
そして、ゆっくり僕の目を見て、僕の肩に手を乗せ、口を開いた。

「比奈木、あのさ、トンネル効果は量子の世界でのみ成り立つ理論だよ。マクロの現実世界で犯罪を解決したり、適用されることはまず無い。100%無い。本当に無い。残念だけど量子物理学の常識だ。君のためだから、覚えておいたほうがいいよ」

本当に彼は、可哀想な子供を見るような目で、気の毒そうに言った。

その後、僕が荒れたのは言うまでもない。



        (第一章・END)



この後、物語は僕らの相対論2 シュレーディガーの猫へ続きます。
再び、ほんの少し奇妙な世界を、覗いてみてください^^




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~ Comment ~

お疲れ様でした。 

トンネル効果でちゃんと事件が解決しましたね。と私も思っていましたが、
最後に光瀬君の現実的な答え(しかもあんただろ。最初に問いかけたのは)。

そりゃあ、比奈木君も怒るよね。笑。

そうですねえ。
物理学・・・・・・文章だけで伝えるのはちょっぴり難しかったかもしれませんね。
懲りずに頑張ってください。笑。

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NoTitle 

面白かったです。

最後のシーンは、別なオチも予想していたのですが、そういうことはなかったようで一安心でした(自分で使える……(^^))

それにしても、きちんとトンネル効果で犯罪を解決してしまったのはさすがであります。

このシリーズの次回はシュレーディンガーの猫ですか。いつかの発表の日を期待してお待ちしておりますね。


それにしても、次は「RIKU」ですか。しばらく顔を見ていない旧友に逢ったみたいな感じです(^^)

楽しみです~♪

ヒロハルさんへ 

いやあ、やっぱり物理学というテーマだけに、堅くなってしまって、焦りました。
全体的に、お茶らけて行きたいんですが。
加減が難しいですね。

比奈木くん、怒りますよね。
光瀬とのルームシェア、後悔してるかも・笑

最後までお付き合いくださって、ありがとうございました~。

鍵コメRさんへ 

ありがとうございます。
Rさん(頭文字にしました)にも気に入っていただけるとは!嬉しい限りです。
ちっこい部屋に3人。大変でしょうね・笑
色気もワクワク感もないコメディですが、もしパート2がありましたら、覗いてみてやってください。

ポール・ブリッツさんへ 

ほっと一安心です。
ぜったい「物理学、関係ないじゃん」という突っ込みが来るかと・・・・笑。
すべて「コメディ」ですから。と、逃げようかと思ってました。

ポールさんのオチとは、いったいなんでしょうね~。
ポールさんの『トンネル効果』も、楽しみにしています。

シュレーディンガーの猫は、またもや説明がややこしくて、途中苦労します。
なかなか、説明を省くのは難しそうですね。
しかし、相対論よりも、量子論寄りだなあ、私のは・・。

え?RIKUも期待してくださいますか。相変わらず、まどろっこしいですよ・笑

NoTitle 

面白かったですよ~。

専門的な部分で頭をフル回転させる必要もありましたが、
ボケとツッコミの二人のキャラ立てが、とても良かったです。

だけどlimeさんの作品は、男性キャラ中心ですね。
女があまり絡まないのって、とっても好きです。
恋愛小説を書いてる人間のセリフとは思えませんが(^_^;)

シュレーティンガーの猫も、RIKUも楽しみで~す^^

narinariさんへ 

わー、ありがとうございます♪
ヒヤヒヤしながら更新してたので、救われる気持ちです。
あのキャラたちは今までの私の作品にない、妙な連中なので、
ほんとうに緊張しました。

そう!痛いところを突かれました・笑
うっかりすると、女の子の登場が無いんです。
無意識なんですが、男ばっかりになってしまって・・・。
男の子の方が、あっさりしてて私のミステリーには向いてるんですね、たぶん。

え?女が絡まないのが好きって?笑
うーん。恋愛小説に女の子が居ないと、成り立たないですよね。
(成り立ったりして・・・)

RIKU、またちょっと重めですが、もし良かったら遊びに来てください(*^-^*)

NoTitle 

うふふふ。
limeさんらしいラストにたどり着いたのに、なんだか「やられた」感がありますね(笑)。
すっごい新鮮でした。

軽い感覚で量子論のお勉強にもなっちゃったし。
(と言っても、大半は私にはちんぷんかんぷんでしたが)
そのシュレッダーのネコ・・・じゃなくて、え~っとなんだっけ?も楽しみです。
ちょっとwikiで調べてみましたが、やっぱりさっぱりわかりませんでした(泣)。


そしてそして!RIKUなんですね!?
わ~い楽しみだ~~~。久しぶりにRIKUに会える!!
玉ちゃんにも!!(いつもオマケ扱い)

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秋沙さんへ 

秋沙さんも、ありがとう~。
前半すごく読みづらい感じだったでしょ?
最後まで読んでもらえて、うれしいです。
今までと全く違う感じでしたが、たまには・・・ね・笑
シュレーディンガーは、きっと間違えて理解してる人が多いはず。
そこに挑みます・笑

はい!またRIKUです。
秋沙さんの、リクを避けたコメントが今でも印象的・笑
今回は、またちょっと重いです(汗

鍵コメNさんへ 

わあ、ありがとうございます!
ポールさんのコメント欄で何度かお見かけしてました。
来てくださってうれしいです。

面白かったと言っていただけて、感激です。
今までの、私の作風とかなり違って、コメディに徹したので、心配だったのですが。
キャラも気に入っていただけてうれしいです。

また是非、遊びに来てください。
重い感じのものも多いですが、軽いタッチも混ざっています・笑

NoTitle 

ハードSF(本格的な科学知識をモチーフにしたSF)でありながらユーモア小説でミステリーという、ジャンルの定義が難しい作品ですね(笑)
ミステリーとしてはもちろん、SFとしても楽しめるので、limeさんが思っているよりもずっと読者の多い小説だと思いますよ。

それにしても、やっぱり日本人には「ボケと突っ込み」というスタイルが合ってるんだなぁ。
会話のやりとりがとても面白かったです。
というか、笑えた(笑)

本条さんへ 

この作品も読んでくださったのですね。
ありがとうございます。
本当に、ジャンルの決めにくい作品です・笑
ハードSFっていうのもあるんですね。
SFというと、非現実的なイメージだったんですが。
勉強になりました。
いろんな層の読者さんに読んでいただけたらうれしいなあ。

この二人のボケと突っ込み、笑っていただけましたか?
光瀬が変なキャラなので、書いてる方も楽しいです。

コメント、ありがとうございました。
またぜひ遊びに来てくださいね(*^_^*)

NoTitle 

すごく面白かったです。
携帯からコメで申し訳ないんですが
とっても面白かったです。

感動です。
すばらしいです、感謝です。

こんなすばらしい作品を読めてこんやはぐっすり寝れそうです。
ありがとうございます

ねみさんへ 

携帯から再び、ありがとうございます・笑
いやいや、そんなそんな・笑

とにかく、楽しんで頂けて、嬉しいです。
次回の相対論シリーズはまだ先ですが、また遊びにきてくださいね。
ねみさんがぐっすり眠れますように・笑

遅くなりました(´゚∀゚`;) 

完結おめでとうございます~♪♪
本当にすごく楽しませて頂きました!!
limeさんの作品の中で一番好きなシリーズかも☆
二人の会話やキャラもすごく生きていたし、物理も上手く絡んでいたし、素晴しいです! うん、なんだかこのままコメディードラマに出来てしまいそう♪
本当にlimeさんのコメディー大好きです(゚∀゚)ラヴィ!!
う~ん、もちろんRIKUも気になるんですが、 シュレーディンガーの猫の章……気になりすぎて待てません(笑) あの可哀想なニャンコを軽く知っているだけに、どんなふうに話に絡んでくるのか、興味深々です♪
また三人に会える日を楽しみにしています♪♪

16さんへ 

16さん、ありがとう~~。
工科大出身の16さんにそう言っていただけて、本当にうれしいです。
物理学って、とてもファンタジックで面白いんだけど、その前の説明がどうしてもややこしいでしょ?
だから、なかなか読んでもらえないんじゃないかと心配しました。

でも、けっこう皆さんに気に入ってもらえてホッとしてます。
光瀬と比奈木、まったく色気も何もない子たちですが、コントをやらしたらけっこういけるかも・笑

そうですか?
シュレーディンガーの猫、楽しみにしていただけますか?
うれしいなあ。あれも、書いててたのしかったです。また、説明がややこしい部分があって、
読者さんには迷惑かもしれないけど。
あの可哀想なパラドックスの解。光瀬がまたまた、比奈木を混乱させます。

どうしよう、RIKUが終わったら行っちゃおうかなぁ・・・。
読者層、変わるかなあ(笑)

読み終わりました~♪ 

最初のほう、四苦八苦しながら読みましたが(なにせどちらかというと、右脳人間なもので… ^ ^;)、でも比奈木くんと光瀬くんのかけあい漫才のような会話が楽しかったです。ストーリーが二転三転するのにも驚かされました!

私も、竹宮恵子さん好きなんですよ~。
今はそれほどでもないんですが、以前は「風と木~」にはまり、少年愛にはまりまくってました(笑)
この「僕らの相対論」の挿絵はわかつきめぐみさんあたりがイメージでしょうか。
私はそう感じました(〃⌒0⌒)/

西幻響子さんへ 

比奈木と光瀬の掛け合い漫才小説、読んでくださいましたか!笑
もう、ただのコメディになっちゃってますが。
前半、ややこしかったでしょ?
随分、読者に去られた感じです・笑
西幻さんに読んでもらって、すっごくうれしいです。
(「僕らの相対論」は、私の作品の中でも、かなり異端児です・爆)

竹宮恵子の世界観は素晴らしいですよね。
私も、「風と樹〜」に始まり、
「私を月まで連れてって」、「ファラオの墓」、「イズアローン伝説」、「天馬の血族」(あ、これ途中だ)夢中で読みました。

「風と樹〜」の美学は、私の根底にしっかり影響を与えてます。
きっと、小説の作風にも・・・。

相対論は、わかつきめぐみですか!
昔、よく読んでましたねえ。サラッとした画風が爽やかで。

西幻さんと、すきな漫画の傾向が同じだなのかもしれませんね(*^-^*)
また、漫画のことなど語りましょう!

NoTitle 

爽やかで面白かった。
お約束の1日1ページを守れんかった。
だって気になったんだモーーーン。
へへ

だけどさぁ、量子の世界っておもろいよねぇ。
本当におもろい。
壁自体がないのと同じ、ていうかどこまで行くのかな。
量子さえ通り抜けられない何かがない限り、ずっと移動しているんだよね。
どこから生まれたのか。
寿命もあるのかな?
まったく不思議だらけだわ。

ぴゆうさんへ 

ありがとうございます~~。
楽しんでいただけました??

後半はほとんど光瀬の「こじつけ」っぽいですが、それがこのお話の特徴です^^
終始量子論じゃ、疲れちゃいますもんね。
量子論とコメディとミステリーが、融合したらおもしろいな~、なんて。

素粒子の世界って、面白いですよね。
果てしなくミクロの世界なのに、どんどん宇宙を感じる。
真空で、何もない空間から、沸き立つように出現してくる素粒子。
なんでなんで?
「それはね、ゆらいでるからだよ」と語る宇宙物理学という学問。

なんてファンタジック。
私がこんな、右脳人間じゃなければ、もっと理解できただろうに・・・。

この『僕らの相対論』は、右脳人間に寄る、物理学ミステリーです。

もしよければ、シュレーディンガーの猫も、どうぞよろしく^^


感動です。 

何より、物理学のロマンを淡々と語るところが感動的でした。
数学は小学生未満のfateは数式や計算はまるきしダメですが、その根底に広がる壮大なロマン、その世界の深淵を味わうことは好きです。
いろいろな業界の方々が、最終的に同じことを言う、という構図に、宇宙真理の存在を確信します。
そして、その世界観を損なうことなく、現実的なstoryの完結。
秀逸です!
光瀬くんは、やっぱり良いすね(^^)
いやぁ、超!好きです。すでに初めからズレまくっているところと、本人の無自覚な素朴さ、そして、それに振り回される常識人の比奈木くん。
最初から最後まで笑わせていただきました(^^)

本当に、ありがとうございました。
また、ロマンの世界を描くときにはご一報ください!

fateさんへ 

僕らの相対論、楽しんでいただけて、すっごくうれしいです!
そして、光瀬の本質をパーフェクトに理解してくださったfateさんに感謝!

あの、誠実なのか人をおちょくってんのか分からないところ、ずれてるのに無自覚なところ、
気に入ってもらえてうれしいです。

私も実は数学が苦手な右脳人間なんですが、物理学のロマンには、めちゃめちゃ魅かれます。
かなりマニアックなので、読者さんが離れて行ってしまうかもしれない・・・とおもい、
続編はもう描いていないんですが、またロマンにうずうずしたら、描いてしまうかも・・・。

そしたらまた、宜しくね^^

小説のほか、雑記も書いていますので、お好みの小説がなかったら雑記だけでも覗いてみてくださいね^^

NoTitle 

物理学の話しのところは、自分、これ読みきれるか・・・
と、思いましたが、ロマンでした。(?)
光瀬の強烈キャラに、比奈ちゃん、タジタジー、のところ(?)
めっちゃ面白かったです。
一緒に住もー、で始まった日々がこれからもどうなるのか楽しみです。

けいさんへ 

私の中でも、一番異色の作品へ、ようこそww
変な二人でしょ?w

私も文系、右脳人間なので、そんなに難しい内容にはなりません。
すべてはロマンです・笑

楽しんでいただけて、嬉しいです♪

これから光瀬はますます変人ぶりを発揮しますが、もし良かったら、覗いてみてくださいね^^
(難しい理論の部分は、さらっと読んでも大丈夫ですですよ。



壮大な理論と日常な(?)オチ 

こんばんはー。

途中からここまで一気読みさせて頂きました。
さすが光瀬君されど光瀬君…と唸ったオチでした。
壮大な理論と現実がシンクロする!!なんてキャプションをつけたくなるような(笑)

完全文系人間なので、中盤までついて行くのに四苦八苦でしたが、一話一話積み重ねられてきたすべての仕掛け、設定に無駄がない!!というのも驚きでした。

うーん面白かった!!
ありがとうございました!!
次はかの有名な猫さんですね^^

有村司さんへ 

おおおお。一気読みしてくださるとは。感激です。
そして、気に入って戴けて、本当にうれしい。

このシリーズは、コメディをめったに書かない私が、なぜか書いてしまったコメディです^^
(コメディなのかな?)
物理学の壮大なロマンを借りて、現実的なオチに持って行ってみました。

と、いうより、光瀬が勝手に物語を構築してしまったというか・・・。
いい奴です^^

え?「シュレーディンガーの猫」も、読んでくださるんですか?
また、前半は、ややこしい実験説明がありますが、怒らないでくださいね^^。
すぐに、物理からはなれますから!!

どうぞ、またよろしくお願いします^^

はじめまして。 

タイトルにビン!ときて「僕らの相対論1」を読ませていただきました。
そしてlimeさんて、とても謎な人だということがわかりました。
半端無いですねこの知識、面白かったです。
宇宙物理学、量子論、興味は相当にありますが理解不能な山西にとって少し(一瞬です)退屈な展開もありましたが、ここからエンディングまで面白かったです。
limeさん。「私自身がSFやファンタジーを書けない」とおっしゃっていますが「素粒子の世界は、私たちが創造力を最大限に使って築くSFよりも、はるかに壮大でファンタジック」なので。書かない。というのが正解ではないでしょうか。
でも山西はこの作品は充分にサイエンス・フィクションである、と思ったのでした。
光瀬ってどこかで聞いたことがある名前ですし…
またお邪魔させていただきます。

山西左紀さんへ 

こんばんは。
「僕らの相対論」へ、ようこそ^^

この作品は、私の作品の中では内容もタッチも異色で、「マニアック過ぎて、きっと面白くないんだろうな」と思いながらも書いてしまった作品です。
でも、面白いと言ってもらえて、とても嬉しいです。
私は文系人間なので、理数系はとても苦手なのですが、宇宙物理学だけはとても魅かれています。
そんな文系人間が、描いてしまった作品です・笑

そうですよね。量子の世界は、知れば知るほどファンタジックでSFチック。
それが現実世界で起こっているんですから、本当においしい素材だと思います。

私は、SFが好き過ぎて、自分ではうっかり手を出せないでいる臆病人間です。
だから、この物語がSFっぽいと言って戴けて、すごくうれしいです。
ほとんど、物理学の力に頼ってしまっていますが^^;

あ、光瀬と言う名前に反応された方が、以前にもいらっしゃいました。
何気なく使った名ですが、そう言えば、そんなお名前の作家さんが・・・。
(きっと、記憶のどこかでリンクして、浮かんできたんでしょうね)

コメント、本当にありがとうございました!!

興味深いキャラですね 

時にはちゃんと比奈木くんの質問に答えてくれて、なるほどとうなずいてさらに質問するとすいっとはぐらかす。
光瀬くんのこの態度に比奈木くんが怒るのはわかりますけど、読んでるほうとしましてはたまらなく楽しいです。

トンネル効果が宇宙を生んだ、ふむふむそういうことかー、そういう問題じゃない……って、絶妙ですね。

ずいぶん前に私、大泥棒とそのブレーンの天才変人というコンビを書いていたのです。光瀬くんと比奈木くんに通じるところもあって、読ませてもらっていてそのふたりをしきりに思い出しました。

こういうコンビ、楽しいですよね。
もうひとつ短編があるようですので、そちらも楽しみにしています。

あかねさんへ 

あかねさん、僕相、最後までよんでくださってありがとうございます!
最後はちょっと、おちゃらけっぽくなりましたが^^
でも、光瀬を気に入ってもらえて、嬉しいです。

> 光瀬くんのこの態度に比奈木くんが怒るのはわかりますけど、読んでるほうとしましてはたまらなく楽しいです。

このコンビは、書いててとても楽しかったんです。
比奈木は、完全、巻き込まれ型人間ですよね。
三瀬は天然なのか、それとも分かっていてからかってるのか。
まだまだ、謎な光瀬です。

> ずいぶん前に私、大泥棒とそのブレーンの天才変人というコンビを書いていたのです。光瀬くんと比奈木くんに通じるところもあって、読ませてもらっていてそのふたりをしきりに思い出しました。
>
> こういうコンビ、楽しいですよね。

おお、そんなお話を?
なるほど、ちょっとこの二人の感じに近いかも。
比奈木が、泥棒か・・・・。ドジるだろうな(笑)
こういう関係、また書いてみたくなりました^^

> もうひとつ短編があるようですので、そちらも楽しみにしています。

はい。こちらも最初はちょっと小難しい説明が入りますが、
わからないまま読んでも、あとからなんとな~~く、わかるはずです^^

多くの人が、間違って理解しがちな理論を、わかりやすくコメディにしてみました^^

光瀬くんて 

もしや稲葉くんと親戚?? とか思っちゃいました^^;
巻き込まれキャラでもあるようですが、自ら嵌っていってしまっているような気もします。
それにしてもlimeさんって、やっぱりすごいですね。
色々なことを頭の中で噛み砕いて、多分ブンガクテキに理系なことまでいいところに収めてしまう手腕がすごいです。
これって、本当に全体的にブログ小説の良さがすごく出ている気がしました。
内容がメリハリが利いていて、長さも良くて、しょっぱなで理学的に引き込んで、でもストーリーとして面白く落とす。これまで拝読したものの中でもぴか一かも、私もこんなのを目指したい~と思いながら拝読しました(←無理^^;)。
いやいや、このコンビ、ちょっと宇佐美さんと稲葉さん風では?と思うと、結構楽しかったかも。じゃ、ソラくんは……?ん?
次作もまた、じっくり拝読いたします(^^)

大海彩洋さんへ・2 

おおお、こちらも読んでくださったのですね!!
ありがとうございます。
うわあ~、コンプリートはすぐそこです!(なんの賞もないのですが><)

あ、比奈木くんですね^^巻き込まれ体質なのは、まさに稲葉くん!でも、言われるまで気づきませんでしたww
光瀬は、ちょっと今までにいないタイプでしょ?(いた??)

このコンビは、書いていてとても楽しかったんですが、私がついつい、ちょっとマニアックなネタに熱くなってしまったために、皆様から「わからない・・・」と困惑のコメをたくさんいただいた作品でもあります。
この、理数系苦手頭で理解できた理論なので大丈夫だろうと思ったのですが、ちょっと趣味に走りすぎたようです。
けれど、意外に理数系好きの方には好かれまして、このふたりを、可愛がってもらいました^^
ホッとしています。

私は本当に、文系でも理数系でもない、なんとなく系な人間なのですが、すっかり物理学が楽しくなってきて。
きっと、本当に物理学を数式から理解している人には、逆に書けないトンデモストーリーなのかもしれませんよね。

いやいや、もう、もったいないお言葉><穴があったら入りたい。
でも、・・うれしいです。書いたときは、「きゃあ、こんなの書いちゃってごめんなさい!」って感じで、ばばばっと、逃げるようにUPしたんですが。
比奈木も、光瀬も、大喜びしています。

ソラくんは、この話の展開上、どうしても必要な人材だったので入れていますが、端役の端役だと思ってください^^
あくまでメインはこのふたり。

でも、次回のシュレーディンガーの猫の章で、一応終わりです><
やっぱり、物理学的説明が長くなってしまうので、エンタメとして成立できるのは、このあたりまでなんだろうな・・・なんて思いました。長い専門的解説は、入れたくないですもんね。
う~ん、でも、またこの二人で遊んでみたいなあ~~。
心残りは、いっぱいあります(涙)

あ、本当だ 

頭の中では比奈木くん、と思っていたのに、何で間違えちゃったんだろう??
タイトルを書いた後、ちょっと家事をしてしまって、内容を書くまでの間に時間差があったんだけど……謎だわ。
トンネル効果かしら?(って、何の話?)
大変失礼いたしました(・_・;)

大海彩洋さんへ 

わあ、再びすみません。
いや、いいんですよそんなこと。
比奈木って、名前も性格も、なんだか薄いんですよね。光瀬が濃い分。

そういえばこの作品、私には珍しく1人称単数でした。
1人称って、ミステリーはなかなか書きにくいし、下手すれば稚拙になってしまうので避けているんですが。

で、語りの人物の名前や容姿って、一番印象に残りにくいんですよね^^
この「僕」って、名前なんだっけ、とか。よくあります。

1人称は、いろんな意味で難しいですよね。
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