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私にとっての「重力ピエロ」

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「ピエロが空中ブランコから飛ぶ時、みんな重力のことを忘れているんだ」
「楽しそうに生きてればな、地球の重力なんてなくなる」

私にとって伊坂幸太郎の「重力ピエロ」は、詩であり、音楽であり、恋人であり、聖書であるような気がします。

謎解きや犯罪の心を揺さぶられるストーリー展開の影で、
繊細かつ神聖できらきらした、登場人物たちの心のやり取りがあります。

いろいろなレビューでまったく2極化される評価を目にします。
「犯人なんてすぐわかった」「犯罪を正当化するのか?」「短絡的すぎる」

視点によって、評価は変わるものなんですね。
私はこのお話は単なるミステリーではないような気がします。

詩であり、メロディのほうが近いのでは・・・と勝手に思ってしまいました。
だから何度も聴いていたくなる。

テーマは重く、時にグロテスクで、これを音楽だと思う私は変だろうかとおもいますが・笑
でも・・。

「本当に深刻な事は陽気に伝えるべきなんだよ」

登場人物たちは、読み返すたびに心にキュンとくる詩を届けてくれます。


(最近また読み返しているので、何度もこの話題ですみません(*^_^*))


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~ Comment ~

NoTitle 

私、この作品が伊坂作品で一番好きです。
これを読んだ時、凄い人が出てきたな、と感動しました。
それで、期待してたんですけど、その後の作品は
あまり馴染めなくて・・・。

何て言うか、重たいテーマなのに、読後感が凄く良くて、
いい本です。。。。

いらっしゃい。 

>narinariさん

読まれたんですね~。
この作品は伊坂さんの作品の中でも異色ですね。「静」のイメージです。

私が好きなのはこの作品と、「チルドレン」です。
きっと最終的には登場人物に惹かれたんでしょうね。
不純な動機です・笑
伊坂作品はなかなか受け入れられないタイプのお話もありますが、
「重力ピエロ」だけはきっと生涯のベスト5に入ると思います。

ご訪問ありがとうございました。
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