☆雑記・四方山話

(雑記)心魅かれるものたち

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先日、時間つぶしに梅田の紀伊国屋に寄りました。
ほんの20分。
今描いている作品の関連もあって、パラパラと美術誌をめくっていたんですが、
その時目に飛び込んできた一枚の絵に釘付けになりました。
若き23歳の青年の描いた絵です。

なんとも美しく、そしてそれ故に怖く、吸い込まれるような世界観を感じ、しばらく見とれていました。
油彩です。

好奇心故に汚れてしまう少年期の葛藤、大人へなることへの抵抗、あらがえない成長、時の経過の残酷さ。
光と、影。
けれど、その悩む姿の、溜め息が出るほどの美しさ。

後で調べて分かったんですが、彼はそれを卒業制作で描いたんだとか。
愕然としました。
私も美大だったんで当然卒業制作はしたんですが、もう何でしょう、レベルが違いますね。
もう、もう、私なんてミジンコです。一からやり直したい。

よく考えれば私はデザインコースだったので、畑ちがいではあるのですが、
そんなことも飛び越えて、その才能が眩しくて、うらやましくて。

ああ、絵を、油絵を描きたい!
今更ながらそんな思いにとらわれました。
一枚の絵が、この数日間私の脳裏から離れません。
サイトウ・ケイ。
彼の名前も。

もちろんその美術雑誌はお買い上げ・笑
そして、その隣に並べてあったNewtonのバックナンバー!
いけません、殿!
そんなに興味のあるものをいっぺんに並べられてしまったら・・・・。
今、お金がないというのに・・・。
思案のあげく、一冊だけ購入。
辛いです。全部欲しかった!!

100502_0901~01

とにかく、物理学、生物学、宇宙論、最近になって特にその世界に惹かれるようになりました。
けれど、それらを熟読する時間も、それらをすべて収納する脳もありません。
お風呂、トイレ、ベッドの中、電車の中、あらゆる場所で読んでも、仕事や家事や雑事、そして趣味の小説を書きながらでは、なかなか勉強もはかどらず。

今更ながら感じますね。
人生は短すぎる。

さっき、やっとNewtonをぱらりとめくり、テンションマックス。

E=mc²。なんと簡潔かつ壮大なアインシュタインの提唱した関係式。

だって、どうやったらそんな発想が湧きます?
エネルギーイコール、質量×光の速さの2乗ですよ。
1グラムの質量があれば、東京ドーム一杯のお湯が湧かせるし、8万世帯の1か月の電力を賄えるんですよ。
それが事実なんですって。


これにね、無性に興味のわくのです。
光の速さ。この世で唯一絶対のもの。
どんな状況でも決して変化しないもの。不思議です。

今、ぱらっとめくって目に入ってきた情報なんですが・・。

光が真空中を1秒に進む距離は、2億9979万2458メートルなんですって。
これは、もう、1ミリだって変わることがありません。
なぜかって?
じつは1メートルという長さは、光が真空中を1秒に進む距離の、2億9979万2458メートル分の1に定義されてるからなんですって。
1983年に、そう決められたんです。
すごいと思いません?
私たちの使っている1メートルは、光の速さを基準にして決められてるんですもん。
それ以前は、地球の経緯の4000万分の1だったらしいですよ。
それよりも、よっぽどロマンがありますよね。

・・・すこしはしゃぎ過ぎました。

この手の話をしだしたら、止まりません。
もちろん私は文系なので、ほんの浅い部分しか理解できていません。
でも、とてつもないロマンはビシビシ感じるんです。
宇宙を構成してるものをしりたい。
仕組みをしりたい。
その中で生まれた生命が何なのか知りたい。
いやあ、どこまで行くのか・笑

そんなこんなで、まだ読まずに積まれている専門書がどっさり。
小説だって読みたいのに・・・。

今、時間が戻せるならば大学時代に戻り、いろんな勉強をやり直したいですね。
一生は短いんだぞって、気付いてしまいましたから。

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~ Comment ~

NoTitle 

僕は大学で哲学を専攻していたので、宇宙、人、生命の本質についてほとんど無意識的に考え込んでしまいます。(ちなみに父は哲学者でした。遺伝のせいかも)

考えていくうちに、宇宙はそれ自体がひとつの有機体で、宇宙が生命そのもののように思えることがあります。
少しロマンに走りすぎかなぁ。

NoTitle 

僕の夢 ≪紀伊国屋書店を僕一人だけで本を物色する事≫
人多すぎます(^-^;)

油絵、過去に興味ありました。 入門書を買って揃えなければいけない道具などを
調べていたのですが、ナントカいう油はお粗末な保存方法だと自然発火する、みたいな
事が書かれていたので断念しました。 
当時アパートで1人暮らしだった僕はこの≪自然発火≫という言葉に妙にビビりまして…。

そして≪1m≫その様な定義で勝手に決められたのですね。
勝手に、といいましても学界から僕に『1mはそういう定義でいきますので…』と連絡されても
『…そうですか。』くらいしか言えませんが…。

E=mc²勉強しました。 簡単に言えば≪1粒=300m≫という事ですね。
簡単に言い過ぎましたねd(≧▽≦*d)
宇宙の正体が金魚鉢でない事を祈るのみです。

Re: NoTitle 

>本条さん

哲学を専攻されてたんですね。
でも、何となく文章の穏やかさや書き方から、そんな雰囲気が感じられます。
なんて言ったら生意気ですね。
そしてお父様は哲学者をされてたとは。
なんだか素敵な環境が目に浮かびます。

遺伝子の本を読んでいても、宇宙物理学の専門書を読んでいても、
どうしても同じ方向に疑問が湧いてきます。
すべての学問は哲学に通じてるような気がします。

そして宇宙に思いを馳せるのはやっぱりロマンですよね。
哲学的に思いを巡らせる宇宙も、アインシュタインやホーキングのように物理学的に解き明かそうとする宇宙も。
宇宙が存在する前は時間は虚数だった・・・なんていう説なんて、痺れます。これが正解だという答えが出ないものを、追い続ける。やっぱりロマンですよね。
(物理学者に怒られるかな)

Re: NoTitle 

>蛇井さん

紀伊国屋は確かに人が多いですよね!
でも左側入口のさらに左隅、美術雑誌&科学雑誌部門は、わりとすいてるんですよ。
私の穴場です。(喜んでいいのか・・・)
ちなみに、友人との待ち合わせは必ずあのスクリーンの前です。

油で発火。それは怖いです。やめておいてよかったかもです。
しかし、油絵の具のオイルで発火というニュースはまだ聞いたことがないですが・笑

1粒=300m・・・グリコじゃないですか!笑wwwww
まあ、なんか近い気もしますが。

そんなこと言ってると、生きてるうちに宇宙金魚鉢説が証明されてしまいますよ!
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