「ラビット・ドットコム」
第5話 夢のつづき

ラビット 第5話 夢のつづき(7)

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李々子のおかげで無事帰還できた二人は翌朝、年老いた黒猫を抱いて、再び真壁邸を訪れた。

呼び鈴で出て来たのは30代半ばの優しそうな家政婦で、宇佐美と稲葉に何度も礼を言った。

「この子、今まで地下には絶対に降りて行かなかったので、気が付きませんでした。あの恐ろしい部屋は閉鎖するように、ご主人に言わなけりゃ」

まるで猫に語り掛ける様にそう言うと、愛おしそうに声の出ない猫を抱きしめた。


「人のよさそうな家政婦さんで良かったですよね。だけど、何であんな偏屈じじいに雇われてるんですかねえ。もっといい職場ありそうなのに」

門を出てすぐそんな疑問を口にした稲葉に、宇佐美は少し含んだように笑い返す。
「どうかな。外からじゃ分からない事って、いっぱいあると思うよ」

「そうかなあ」

釈然としない気持ちで返しながら、稲葉はもう一度その古い屋敷を感慨深げに振り返った。

依頼人の老人は気に入らなかったが、ちゃんと仕事をこなし、猫の命を救えたことは稲葉の中でとても大きな達成感であり、喜びだった。

「でも、すごく楽しかったです。僕やっぱり、ラビットに入れてもらえて本当に良かった」

思わず漏らした本心に、宇佐美は「それは光栄です」と、おかしそうに笑った。

            ***
        
それから一ヶ月後。

“あの時のお礼に”と、なぜか真壁老人の息子がラビット事務所を訪れた。

帽子を目深にかぶり、薄く色の入ったサングラスをかけたその息子は、よく通る澄んだテノールで宇佐美達に礼を言った。

「息子の真壁純一です。先日は親父のワガママを聞いてくださって本当にありがとうございました。おかげで安心して旅を満喫することが出来たようです」

掘りの深い、美しい骨格をしたその息子を見つめながら、稲葉は「あれ?」と首をかしげる。

何処かで見たような気がする。有名人だろうか。

宇佐美は向かいのソファーに座るその息子をじっと見つめた後、柔らかい口調で言った。

「お父さんは、無事に旅を終えられたんですね」

「ええ。時間と希望を取り戻せました。これからまたがむしゃらに夢を追いかけるそうです」

「いい決断でした」宇佐美が言った。

「え?」

「顕微咽頭手術を試されたんですね」

純一は一瞬ハッとしたように宇佐美を見たが、すぐにまた穏やかな表情に戻り、続けた。

「……ええ。とにかく気が短いものですから、5年前は一日でも早い復帰を目指して無理な手術をしてしまいました。まさか声が出なくなるなんて思いもしませんでした」

稲葉は二人の間で普通に交わされていく会話に取り残され、キョトンとしていた。
給湯スペースでごそごそしている李々子の側に突っ立ち、ただ宇佐美と真壁の息子を交互に見つめる。

「声帯の手術はとてもリスクが高いですからね。瘢痕生収縮が原因で声が潰れてしまう危険が大きいんです」

「ええ。声帯結節は長期の安静と薬液で治る場合が多いのに。本当に馬鹿でした。焦ってたんです」

稲葉は堪えきれず、李々子にそっと尋ねた。

「ねえ、李々子さん。二人は何の話をしてるんですか?」

李々子は客用の湯飲みを探しながら少し面倒くさそうに小声で答えた。
「さあねえ。老人がタイムスリップして夢をやり直すお話じゃない?」

「何の話ですか。分かりませんってば」
稲葉はやはり小声でむくれた声を出した。

「また舞台に復帰されるんですか? 純一さん」
宇佐美がニコリとして続ける。

「そのつもりです。演出家にはまたぺーぺーとして使ってくださいと頭を下げました」
「本当によかった」

真壁純一はサングラスを外し、爽やかな笑顔を宇佐美に向ける。

稲葉がハッと反応した。思い出したのだ。
目の前にいる彫りの深い男は、確か4、5年前まで大舞台で主役級の役を務めていた役者なのだと。

演劇には疎い稲葉でも、数年前忽然と姿を消し、マスコミに騒がれた役者の顔と名前は覚えていた。

記憶に間違いが無ければ、名前は岸谷純一。あの老人の息子がその人だとは……。稲葉は改めて興味深げに純一を見つめた。

「あの家政婦さん、素敵な方ですね。あの方がメイクを?」
宇佐美が唐突に訊いた。

「あれ? 探偵さんは依頼人のプライベートには立ち入らないんじゃなかったですか?」
純一はニヤリと笑い、だが楽しそうに続けた。

「宇佐美さんは全部お見通しなんですね。そう、彼女は舞台や映画専属の特殊メイクアーチストでした。喉を潰して舞台を退き、引きこもった僕をずっと見守っていてくれました。完璧に変装すれば、その声でだって外に出られるでしょって、提案してくれたのも彼女です」

―――え。

稲葉が息を飲む。

「それで、ずっと変装を?」

「ええ、ずっと。ずっと僕は70の老人でした。夢破れ、身も心も」
純一は苦い日を思い出すかのように、僅かに目を伏せた。

「でも、取り戻せましたね。時間と、夢を」
「彼女のお陰です」
「そんな素敵な彼女にそこまで想われたのも、あなたの人間的魅力あっての事です。彼女を大事にしてあげてください」
宇佐美がそう言うと真壁純一は形の良い唇をキュッと結び、目を潤ませて頷いた。

「あ、それから猫も」
宇佐美が付け加えると、純一は笑って顔を上げ、「先代が作った奇妙な部屋はキッチリ封鎖します」と言って笑った。

「これからの活躍、楽しみにしていますよ」

宇佐美の言葉にもう一度深々と頭を下げ、純一が帰っていくと、待ちかまえたように稲葉が側にとんできた。まるでその目は子供のように輝いている。

「宇佐美さん、岸谷純一ですよね! 舞台俳優の」
「ああ。知ってたんだな、稲葉」
「もちろんですよ、有名人じゃないですか。そして……」
稲葉は更にぐっと顔を近づける。

「岸谷純一が、……真壁老人だったんですか?」
「そうだな」
「そうだなって、なんで? いつから知ってたんです、宇佐美さん!」
「顔近いって」
笑いながら宇佐美は至近距離に迫った稲葉の顔を押しやる。

「俺も初対面の時は騙されそうになったよ。ただ、手の皮膚がどう見ても年相応じゃないんで、少し違和感を感じたんだ」

「でも、どうして岸谷純一だってわかったの?」

結局お茶を出し損ねた李々子が、急須を持ったまま稲葉の横に並んで宇佐美に訊いた。

「今、彼が尋ねてくるまでは100%確信があったわけじゃないよ。だけど屋敷を尋ねた時に、廊下や部屋に舞台役者の集合写真や記念の楯なんか置いてあったからね。舞台関係者であることは予想できた。

客室の一つに尋常じゃない数のメイク道具があったから、ご婦人の部屋かと思ったんだが、普通の女性が使わなさそうなパテや糊なんかも並べられてて、ちょっと奇妙に感じたんだ。
だれか最近、ここで特殊メイクを施されたんじゃないかって、そんな気がした。

そこでフッと思いついたのが真壁老人だ。
もしかしたら彼は手の皮膚の感じからまだ40前後で、ここで老人に変装しただけなのかも知れないなって思ったんだ。

そう考えた場合気になるのが、あの声。顔はメイクで誤魔化せても、あのしゃがれ声は即席では作れない。
舞台関係者、40歳前後、しゃがれ声……と関連付けて行ったところで、そう言えば数年前、声帯の病気が原因で姿を消した役者がいたことを思い出したんだ」

「それが岸谷純一だったんですね。じゃあ彼は昔、手術に失敗してたんですか?」
「そう」
「そして、先日再手術したんですね?」

「うん。難しい手術だけにやはり勇気がいったと思うよ。全く声が出なくなるかもしれないという不安との戦いだったと思うし。そうなったら役者どころか、私生活もままならない。初めてここで会ったあの日、どうしようもなくイライラしてた気持ちも分かる」

「でも成功したんですね! あのしゃがれ声が、今ではあんなに美声になってるだなんて、なんかそれこそ夢みたいだ」
稲葉が自分の事のように声を弾ませた。

「あの日真壁さんが夢と時間を取り戻すって言ってたのは、そのことだったのかあ。あの時は腹が立って仕方なかったけど、今思えば……しみじみ素敵な言葉ですよね」
稲葉は自分の言葉にひとり頷き、そして続ける。

「大人になったらもう、なかなか夢なんて言葉、気恥ずかしくて使わなくなるのに。あの一大決心の時にその言葉を口にするって、きっとめちゃくちゃ役者ってものに一途で、熱い想いがあったんでしょうね。うん。……やっぱり、夢を追うって素敵なことですよね」

熱っぽい稲葉の言葉に、李々子はクスリと笑った。

「やっぱシロちゃんはいいなあ。純で熱くて真っ直ぐで。ちょっと沸点低過ぎるのがアレだけど。あの時真壁お爺ちゃんにキレなくてホント、よかったわよね」

「あの時キレて真壁さん追い出したのは李々子さんですよ」

「え、そうだっけ。そこは記憶にないな。でもさあ、あの時真壁さんたら最初、小学生捕まえてくれって言って来たんだったわよね。本来あんなに穏やかでキリリとした役者さんなのに。不安だったりイライラしてたら、人間いろいろブレちゃうんだなあ」

「そりゃあね。だって……やっと掴みかけた夢からいきなり引き剥がされちゃったんだもん。純一さん」

「夢……かあ」

ぼんやりとつぶやいた後、李々子はくるりと稲葉を振り返った。

「ねえ、シロちゃんの子供の頃の夢って、なんだったの? なんかすごく濃そう」
「ぼく? 僕ですか? いや……えっと、それより李々子さん教えてくださいよ」
「私? 私は歌って踊れる女スパイ」
「なんですかそれ!」
「はい、シロちゃんの番」
「ええっ……っと、何だったかな」

一応考えるそぶりをして、稲葉は視線を泳がせた。

「いやあ、……もう忘れちゃいましたよ。子供の頃の夢なんて」

―――そう、言えやしない。この状況で……。


「ええ~。つまんないの」

子供のように唇を尖らして、給湯スペースに消えた李々子を目で追いながら、稲葉は内心ほっとして、安堵の息を吐いた。



          ◇ ◇ ◇

「良かったな、おまえ。僕たちのお陰であの部屋でミイラにならなくて済んだんだぞ。感謝しろよ」

赤い帽子の少年は、シャツの中から飛び出してきた痩せっぽちの猫を撫でながら、誇らしげだった。

「俺らヒーローだよな、こうちゃん」
坊主頭の背の高い少年も満足げだ。

「この屋敷の主人ってさ、夜な夜な大声で叫んでるって噂だろ? 何かセリフみたいにも聞こえるらしいけど」
「なにか怖い呪文かもよ。黒魔術師だったりしてさ」赤帽子の少年は息巻く。

「やばいよな。この猫なんて、取って食われちゃうよ」
「さっきの奇妙な地下室は、生け贄を保管しておく檻だったりして」
「やばいよな」
「やばいよね」
「でも、この救出劇はナイショな」
「うん、絶対ナイショね」
二人は楽しそうに顔を見合わせて笑った。

「とにかく俺らは正義の味方だ」
坊主頭の少年は勢いよくその三毛猫の頭をなで回す。

猫は思い切り迷惑そうにブニャンと一声鳴くと、二人の間をすり抜けてさっさと建物の裏に走り去ってしまった。

「あーあ、行っちゃった。せっかく助けてやったのに」
「正義の味方は辛いもんなんだ」
そうつぶやく坊主頭の少年を、もうひとりの少年はじっと見つめた。
「建ちゃんは大きくなったら正義の味方になるの?」

坊主頭の建ちゃんは、ふり返って少し呆れたように言う。

「5年生にもなって正義の味方って夢はないだろ。まあ、警察官とか刑事とか憧れるけどなあ。こうちゃんは何になりたいの?」

「僕?」

赤い帽子の少年は、ほんの少し恥ずかしそうに視線を泳がせたあと、はっきり答えた。

「僕は探偵になりたい。いろんな謎を解決していく、かっこいい探偵に!」

「名探偵、稲葉幸一かあ……。うん、いいね。かっこいい!」

建ちゃんがそう言うと、稲葉少年は頬を赤くして、照れくさそうにニンマリ微笑んだ。




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~ Comment ~

NoTitle 

おみごとな叙述トリックです。

すっかりダマされました。

やっぱりミステリを書ける人ですよlimeさんは。

狙えオール読物新人賞!

Re: NoTitle 

ポール・ブリッツさんへ

うれしいコメント、ありがとうございます。
あれは叙述トリックなんですか?
稲葉がやたらマンホールにこだわるので、ばれちゃうんじゃないかとヒヤヒヤでした。
ばれませんでしたね?よかった。

このキャラ達を使えば、ミステリーが描けるんですが、もう完結させてしまったので
私も枯渇です・笑
なんのアイデアも出てきません。

ラビット2を書いてもいいでしょうか・・・汗

参った 

面白かったです。
まさかあの老人にそんな秘密があったなんて・・・・・・
思っても見ない結末でした。

冒頭と最後がつながっている。こういう手法って結構好きです。
そして良かったね。シロちゃん。笑。

宇佐美さんの過去については
「うーん、気になるなあ~」と「引っ張るなあ~」の
両方の気持ちがあります。

最後には明らかになるのでしょうか。
そのあたりも楽しみ。

いらっしゃいー 

>ヒロハルさんへ

ああ、良かった・笑
あんなこと書いちゃったので、「なーんだ」って思われたらどうしようと心配しました。

真壁老人のほうは、後から何となく上乗せしたエピソードに過ぎませんが。
でも、こんな組み立て方もおもしろいですね。
中だるみがないか、心配もありましたが。

宇佐美の秘密。
本当に、ちょっとじれったいですよね。
次回も、もっと引っ張りますよー。
いいかげんに教えろ!!と、突っ込んでください。

でも、なかなか言えない秘密なので、我慢してあげてください・笑
最終話まで。

読んでいただいてありがとうございました!

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NoTitle 

ついつい読んじゃった・・・
とっておけばいいのに、だってねぇ。
読みたくなるんだもの、仕方ないよ。

猫にお屋敷が出て来るともーー気分はミステリーー

なのに読後は古い本のノスタルジックな匂いに包まれている。
悪い奴も老人もいなかった。
あったのは夢と思い出。

面白かったぁ~~
v-398

ぴゆうさんへ 

ついつい読みたくなる・・・なんて、うれしいお言葉(*^_^*)
長いのに、5話を一気に読んでいただいて、ありがとうございます^^

ぴゆうさんの感想は、この5話の全体像をギュッと圧縮してまとめてくれてて、
「おお~」と思いました。

《悪い奴も老人もいなかった。あったのは夢と思い出。》

ああ、惚れぼれするフレーズだなあ~。e-267

NoTitle 

今日はポチポチだけでスンマソ。
v-421

ぴゆうさんへ 

いやいや^^

ポチポチサンキューです♪♫

なるほど… 

そうきましたか~
うむうむ。なんか楽しかったです。
それぞれが何かを隠して、慌てて、ははは…となっている様子が。
こういう伏線張られると終わりが近づいてきていることが分かってしんみりしますね…

そして、さすが素敵です、宇佐美さんっ(^^)
顔以外が若い…
あああ、それって、逆もバレるってことっすよね。
ひゃああああっ、変装には肌年齢を考慮しよう!!!
仮装大会ごっこしてる場合じゃね~ぜ、まったく(--;

ネコは同じ猫さんでしょうか?
まだ、若かったのかな?
猫さんもけっこう長生きですからね。
最近、家では、家族が‘猫欠病’でウルサイ!
昨年末に最後の猫を失ってから、猫不在状態で…

はい、そんなことはどーでも良いっ
『白昼夢』と交互に描かれていたってのがなんとなく分かります。
一旦、別視点に立って、眺めないとどこまでも堕ち込むってありますからね(^^;

ではでは、どんなしめくくりが待っているのか、楽しみにまたお邪魔させていただきます!

fateさんへ 

楽しんで頂けて、良かったです^^

そう、あの少年たちと、途中の少年達は、全く関係なかったんですね。
あ、猫はどうでしょうか。
同じ猫だとしても、面白いですね。
猫って、20年生きちゃったりもしますもんね。

稲葉君、実はずっと探偵に憧れてたから、ラビットに飛び込んだんですね、きっと。
バイトでも、給料安くてもいいから・・・って。
(おこちゃまです)

fateさんの家には、今は猫ちゃん、いないんですねえ。
私も、実家を出てからは、猫が飼えず・・・。
(旦那の両親が超猫嫌いなもんで、飼わせて貰えないんです・涙)
だから今は、猫に近い犬を飼っています。(ミニチュアダックス)

この次のお話も、長いですが、のんびり読んでやってくださいね。

そう言えば、私のお話には、fateさんの好きそうな少女が全く出てきませんよね。
最近気付きました。
で・・・でも、なんとか読んでやってください。

あ、最終話には、少女が1人、出てきますっw

NoTitle 

老人が舞台俳優だったとは!!
でも、この俳優さん、あの黒猫さんのことが
とても大切だったんですねぇ~

ついでに稲葉くんの子供ころの夢もわかっちゃって(笑)
だから、稲葉くんは宇佐美さんの仕事に興味を持ったんでしょうね♪

そう来るとはおもわなかった・・・って感じの面白い話でした☆

さやいちさんへ 

このお話も最後まで読んでくださって、ありがとうございます^^
この「5」は、ちょっとミステリーチックにしてみました。

毎晩、長いお話を読んでくださって、申し訳ない気分です。
1ページずつ、そして、感想も、全部読み終わってからでもいいですからね。
寝不足になりませんように^^

ありがとうございました♪

ケータイ 

この前はケータイで失敗して、今回はケータイに助けられた稲葉くん、ですね。

私がちょっと注目していたこのおじいさん、ああ、そうだったのですね。
お見事なトリックでした。

私もミステリ、書きたいです。
limeさんに弟子入りして、教えていただきたいでーす。

あかねさんへ 

あかねさんが怪しんでた老人。
正体は、そういうことでした^^

でも、この物語の一番のトリックは、少年稲葉くん^^
あかねさんが、「冒頭の猫と、この猫との関係は?」と書いてきたとき、おお、と思いました。

冒頭の、猫は、20年くらい前の、稲葉君が助けだした猫でした。

私のミステリーなんて、この程度ですよ~。
やっぱり、ミステリーは、賢くないと書けないなあと実感。
でも、やっぱりミステリっぽいお話、すきなんですよねえ。

あかねさんも、ぜひ挑戦してみてください!

面白かった~(^^) 

これはとっても良いお話でした!!
良いとかって、もっと表現はないんかい、って気もしますが、構成も、内容も、三人三様の思いも、老人=俳優さんに絡んだ謎解き部分も、猫のミステリーも。
いろんな要素が過不足なく入っているし、長すぎず、短すぎず。
興味を引き付けておいて、離さないうちにちゃんと物語を収束させるのは、limeさんの天性のものだと思うのですね。
私も、limeさんはこういう短編(世間的には短編の長さでいいんですよね)がすごく上手いと思うので、短編集を出せそうだと思うのです。連作短編。
アイディアも豊富だし…何より、タイトルがうまい。
マンホールも、何かあるだろうと思わせながら、ちゃんと落ちまで引っ張るし。
うーん、私もlimeさんに弟子入りしたいです(^^)

全然関係ありませんが、私、昔高校生の頃、科学クラブみたいなのに入っていまして、アラビアゴムから有機物を作る実験をしていました。
隣で友人はニンジンのクローンを作っていました。
ついでに、先生がプラナリアいらんか~と言うので、もらって飼っていたことがあります。
先生が切ったら、ちゃんと頭が出てきました。ちょっと中途半端でしたが双頭のプラちゃんです。
切る場所によって、微妙にいまいちなお姿になりました。
自分では切ったことはなかったのですが(確かめる勇気がなかったのではなく、切る勇気がなかった)、友人との間ではしっぽ・しっぽになるのかとか、わくわくドキドキでした。
(しっぽ・しっぽはだめらしい)
しょうもないことですが、(5)の中の肝細胞は幹細胞……でしょうか。
(すみません、どうでもいいことでして…)

続きがまた楽しみです(^^)(^^)

大海彩洋 さんへ 

大海さん、第5話も、ありがとうございました!!
いつもいつも、いいところを見つけて褒めて下さる大海さんのおかげで、元気がでます。
最近すっかり枯れ気味なので><

このシリーズを書き始めたときは、まさか自分がミステリーを書くなんて思ってもいなくって。
書きながら、「ああ、無理! ミステリーなんて、かけないのに・・・」と、焦りまくっていました。
でも、なんとかミステリーっぽくなってるでしょうか。

小説の書き方など、まるで知らなかったんですが、これを公開したあと、コメントの中に、「これは叙述トリックですね」とあって、驚きました。
稲葉くんに関するトリックですね。
そうか、そういう技法だったのか・・・と、いろいろ読者様に、教えられました。

このあとは、だんだん宇佐美の過去の話が絡んできますので(「夢のつづき」でも、すこし宇佐美の夢に、ふれそうになってましたが)ちょっと何かを含んだ展開になると思います。
第6話、7話は、続きものだと思って、読んでみてくださいね^^
相変わらず、文章は拙いですので、くれぐれも、片目をつぶって読んでやってください><

わあ、科学クラブですか!
いいなあ、そんなクラブ、今なら速攻入ります。
プラナリア実験、やってみたかった^^
切るのはちょっとかわいそうなんですが、痛点がないですしね、彼らには。
生物学って、知れば知るほど面白いです。

今はもっぱら、量子物理学にはまってるんですが、いつか時間ができたら、物理学と生物学を勉強したいな、なんて思います。
(趣味がこうだから、どうしても引きこもりになって、外に行かなくなっちゃうんですよね^^;)

あ、それから誤字、みつけてくださってありがとうございました!
一発変換で出てきた文字って、つい信用しちゃうんですよね。
誤字、何度見直しても完璧にできないんですよね。
昔、パンフレットの文字校正で1文字見逃して、200万円の損害を出してしまった、痛い経験があります><

NoTitle 

5話読みましたー!
まさかこんな展開になるとは!さすがlimeさんです( ´∀`)bグッ!面白かったです♪
今手直ししてる短編に丁度洋館が出てくるんでちょっとドキっとしました(^_^;)でもお話自体はかぶってないのでセーフです!

稲葉さんの夢は探偵になることだったんですね。
大学のときに先輩が就職先決まらなかったら個人探偵事務所でも立ち上げるって言っていたので、お茶くみでいいんで雇って下さいって言ったのを思い出しました(笑)
宇佐美さんの夢が気になるところ…次の話か最終話で明かされるのですね!わくわくです((o(´∀`)o))ワクワク

たおるさんへ 

たおるさん、5話の「夢のつづき」、読んでくださったのですね^^
ありがとうございます。
この5話、実は最終話を書いたときには存在しなかったんです。
でも、どうしても間に1話、挿入したくて書いちゃいました。(かなりややこしかったですよね><)

稲葉君、小さいころの夢は探偵だったみたいですね。
たしかに映画やドラマの探偵はかっこよく見えてしまいますもんね。
刑事よりも……探偵の方が危なくないし、あこがれるのかも。

たおるさんの先輩は、きっと無事就職されたのでしょうね。
探偵にならずにすんで、よかったかも(笑)
実際の探偵って、8割が浮気調査みたいなので、なんだか夢や希望が崩れて行ってしまうかも^^

この5話はけっこうややこしくて、分かりにくいところが多かったと思うので、すごく心配でしたが、
楽しんで頂けて本当に良かったです。
でも宇佐美の夢や経歴など、隠している部分が多くて、イライラさせて部分もきっとありますよね。
最終話では、なぜ宇佐美が過去を隠そうとするのかも、ぜんぶ分かるはずです。
また良かったら、お時間のある時にお立ち寄りくださいね^^
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