流 鬼

流鬼 第25話 神薙ぎ

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「根岸が父親。……小菊さんがそう言ったの?」

やっと手に入れた真実をどう受け止めようか狼狽えながらも、飛田はあくまで静かに秋人に尋ねた。

本題はここからだ。訊きたいことは無数にあったが、だからこそ慎重に行かなければならない。

「つまり15年前小菊さんが根岸と出会って、その……」

「神薙《かんな》ぎなんだ」

「え?」

「必要な神事なんだって。母さんが母さんであるために。……だって13歳になっちゃうから。新しい力を生んで繋げなきゃいけない。一人だと、とても弱いから、って」

「なあ秋人、13歳って、何なんだ。それは流鬼だからなのか? そういう決まり事なのか?」

「そうだよ。村の人もキヨもみんなそう言う。母さんだってそう言った。でも何の決まり事なのか僕にはわからない。もしそんな決まり事があったとしても、じゃあなんで神薙ぎの相手を殺さなきゃならないの! なんで母さんは僕を嫌うの!」

初めて秋人が声を荒げた。緊張と共に飛田の中に例えようのない嫌悪感が広がる。

車内の温度が急激に上昇したように感じられた。

「秋人。15年前のその儀式の一部始終を君は小菊さんから聞いたんだよな。それは確かな事なんだな」

秋人の膝のカラスが目の瞬幕を瞬き、口をあけて威嚇の体勢を取ったが、秋人はすぐさまその相棒を抑え込み、大きくひとつ呼吸をした。

「人間は不浄だし、不浄なものに神薙ぎの記憶を持たせたまま生かしては置けないって。……母さんとキヨがそう言った。でも、じゃあなんでそんな人間を儀式に使うんだよ。不浄な人間なんか使わなきゃいい。僕なんか産まなきゃいい。
そんな人間なんか使うから僕みたいに何の意味もない子が生まれるんだ。僕だって流鬼なんかなりたくて生まれてきたわけじゃない!」

ロクが今度こそ主人の荒げた声に興奮して大きく羽ばたき、天上部に一度体を打ち付けた。
黒い羽毛が数枚舞ったが飼い主である秋人の制御の声は無い。更に車内には何故か焦げたような嫌な匂いが充満した。

「なんだ?」
飛田は慌てて車内を見渡したが、カラスの暴走以外に特に異変は見当たらない。

咄嗟に助手席の窓を降ろして空気の入れ替えをしようかと思ったが、秋人の膝に戻ったロクが、一瞬でも動けば飛びかからんとばかりに威嚇ポーズを取る姿に気圧されてしまった。このカラスは秋人の分身なのではと感じた。

「おい、俺を睨むなよ」

心臓がバクバクする。情報を処理しきれずに、次第に胃のあたりが不快になって行くのが分かる。

この少年に対する恐れが自分の中で増していくのを止められない。

「落ち着けって。秋人くらいの子供は大なり小なりみんな親からの愛情に疑問を持つもんなんだって。きっとどこかに間違いがあるんだ。もしかしたら全部が間違ってるのかもしれない。
いいか、この科学の時代にそもそも鬼なんてものが存在するって思う方がおかしいんだ。昔話や都市伝説なら面白いかもしれないが。どこかの時点で間違ってるんだ。全部迷信で、思い違いなんだよ」

そうだ。きっとそうなのだ。そんな残酷お伽噺に紛れて、根岸の死が処理されていいはずがない。これはやはり、殺人事件なのだ。罪があるならばきちんと法に従い償わなければならない。

けれど、現世から切り離されたこの村で、それはどこまで可能なのか飛田には分からなかった。

震える手でクーラーのスイッチを入れ、汗が噴き出した額を拭い、とにかく呼吸を整えた。

秋人は汗ひとつかいていない。その蒼白い顔を左右に振って、ゆっくり否定の仕草をする。

「母さんは人間じゃ無いんだと思う。簡単に人を殺すんだ。手も触れずに」

「……そんな」

「それが流鬼の力なんだって、キヨが言った。子供の頃に酷いいじめっ子を4人殺した。噂が鬱陶しくて住みにくくなってきたから、僕がお腹に居る間に、おばあちゃんが若い頃に一時《いっとき》住んでた街に引っ越したけど、そこでも母さんは馴染もうとせずに問題を起こして、母さんに酷い事を言った人が何人も死んだ。おばあちゃんは何も言わないけど、僕には母さんがやったんだって分かったし、周囲の人もいろんなうわさを立て始めて、僕も学校に行きづらくなって……」

「あ、秋人、ちょっと待ってくれ。サラッと言ってるけどさ、それって……。そんなことってあるのか? いや、ありえないと思うんだけど。手も触れずに人を、って……」

「簡単なんだ、母さんには。頭の中の血管をちょっと裂けばいい」

飛田は絶句するしかなかった。

確かに根岸の時も耳や鼻から酷い出血があったと聞いたが、転落の衝撃なのだと疑わなかった。

納得するどころか逆に今、横に座る少年の言葉すべてが飛田への悪い冗談にしか聞こえなかった。信じろと言う方が難しい。

「秋人。お前はいったいどう思ってるんだ。自分の家族のこと」

「変な事聞くよね」

秋人は一瞬、泣きそうな顔をして笑った。

「どう思ってたらいいの。二人は、僕の家族だよ。母さんは……母さんでしかない」

「……ああ。うん、そうだよな。悪かった」

咄嗟に飛田は声のトーンを落とした。確かに酷な質問だった。あまりにもこの状況が特殊過ぎて、秋人がただの14歳の少年であることを忘れそうになる。


「僕にも分からない。これからどうしたらいいのか。だって自分の正体も分からないのに。……だから、この村と関係のない、よそから来た飛田さんに、本当の事を調べて教えてほしかった。僕たちは何者なのか。これからどうすればいいのか。もしかしたら何か、答えが見つかるかもしれないって、そう思って……」

「そうだった。それは分かってる。できれば俺だって何か力になってやりたいと思ってる。だけどな……」

「まだ足りない? 僕らの事、分からない?」

「……そうだな。この村の事も調べ始めたばかりだし、秋人とも、小菊さんとも、まだ出会ったばかりだし。もう少し、……時間がかかるかもしれない」

ゆっくりと深呼吸しながら飛田は言葉を選んだ。

この少年の苦悩は嫌というほど伝わって来る。力になりたいと思う気持ちは確かにあるが、けれどそれと同時に、自分はもしかしたら、とても厄介なものに肩入れしようとしているのかもしれないという恐れも、拭えない。

「でももう、悩むこともないのかな」

ふいに秋人は静かな声で、フロントガラスの向こうを見ながらつぶやいた。

「今夜が須雅様の本祭なんだ。ほら、カラス達が騒ぎ始めてる。母さんのお腹の子も、もう生まれるかもしれない。そしたらきっと僕はもう、用済みになる」

「用済み? なんだそれ」

あまりにも突拍子もない言葉に飛田は思わず笑ったが、それはすぐに怒りに代わった。

「秋人は小菊さんの子だぞ? ちゃんとした一人の人間だ。用済みなんて馬鹿らしい事、誰が言うんだよ。キヨさんか?」

「誰も言わないけど、もう分かってる。だって、根岸さんは殺されたよ」

「でもそれは、その神薙ぎって神事の……、え」

飛田の体を、あるおぞましい考えが電流のように貫いた。

「小菊さんのお腹の中の子って、まさか」

けれど秋人が口を開くよりも早く、空から急降下して来た黒い物体がフロントガラスに体当たりし、バシンと大きな音を響かせた。

カラスだ。

ロクが狂ったように暴れ、車内で羽ばたいた。

「なんだ!」

飛田がガラス越しに空を見上げると、どす黒い雲が恐ろしい速さで流れ、そしていつの間に集まったのか何百何千というカラスが遙か上空を飛び交い、空を更に黒く煙らせていた。
あまりにも不気味な光景に、飛田は喉の奥で低く唸った。

「認めてもらいたかった」

秋人が空のうねりを見上げながら小さくつぶやく。先ほどの飛田の質問の答えなのだ。

飛田は息を止めて秋人を見た。

「強い力がいるんだ。濃い血が必要なんだって、13の冬に母さんが僕に言った。お前の血が必要なんだって。だから」

「だから? 秋人それ……お前正気か? そんなことまでして」

「そんなことまでしても、僕は自分が存在する理由が欲しかった」

「馬鹿げてる。それこそ狂ってる。お前は根岸の子だ。人間だ。そんな真似しなくたって普通に生きればいいじゃないか。婆さんや母親が狂ってるんだったら出て行けばいい。俺でいいなら面倒見てやる!」

「ぼくは人間?」

「当たり前じゃないか! 他に何だってんだ」

何の迷いもなく吐き出した飛田の言葉に、秋人はニコリと笑った。

それは呆れるほど幼くて純粋な、ごく普通の中学2年生の笑みだった。

躊躇う様子も無く秋人はドアレバーに手を掛ける。

「ありがとう。最後に全部話せて良かった」

「……え、おい、どこ行くんだよ。これからちゃんとお前の身の振り方を考えよう。そういう相談所だって、いっぱいあんじゃん。それなりの手続き取って、生活変えて行かなきゃ……。なあ、おいって―――」

けれど秋人はドアを開けてロクと共に外へ飛び出した。
夥しい数のカラスの声と湿った風が流れ込んで来る。

「母さんとおばあちゃんが朝、山に入ったまま帰って来ないんだ。僕、これから探しに行ってくる」

「なあ秋人、待てったら。まだ話が終わってない」

「母さん、よく貧血で動けなくなったりするから心配なんだ」

「じゃあ、俺も一緒にいってやるから。だからその前にもう少し、お前たちの話を聞かせてくれないか。いや、お前の話でもいい。このままじゃ何も……」

秋人は小さく首を横に振った。

「もう何もない。僕の中はもう、空っぽになったから」

秋人がドアを閉めた途端、風の仕業かカラスの仕業か、フロントガラスに折れた木々の枝や葉が無数に落ちて来て、瞬く間に視界を遮った。

外に出て排除しようとしたが、どういう訳か運転席のドアが開かない。

すぐに助手席のドアに手を伸ばしたが同じだった。秋人が出て行ったばかりだと言うのに、まるで溶接したようにびくともしない。

「どうなってんだよ、くそっ!」

飛田は大きく叫び、怒りに任せてハンドルにこぶしを叩きつけた。

                       
          ◇

木の葉の隙間から空を覆いつくさんばかりのカラスを見上げ、キヨは眉根を寄せた。

重そうに腹を抱え、ゆっくりと須雅神社への坂を上っていく華奢な背に、話しかける。

「もう引き返した方がいいよ小菊。今日はこれ以上動かない方がいい気がする。銃声は聞こえなくなったけど、これだけカラスが騒ぐんだ、健造もきっとどこかに潜んでる。出くわすのは厄介だろう?」

かがり火の当番のいない時間を狙って登り始めたものの、すぐそばで健造の猟銃の音が轟き、二人は暫く参道を外れ、長い時間木陰に身をひそめていた。

けれど少し前に不意に音が止み、しばらくして小菊は再び山の中腹にある須雅神社を目指して登り始めたのだった。

まるで自分の忠告など耳を傾けず祭場へ向かう姿に、キヨは苛立ちを覚えた。
須雅神社に足しげく通ったからと言って、その腹の子が神格化するわけでもあるまいに。どうせ穢れた鬼の子だ。

流鬼の血を増やすべく行動を起こし始めた小菊に従い、この村に戻って来たが、案の定、キヨにとっていいことなど何一つなかった。
それでも、小菊の機嫌を損ねるわけにはいかない。小菊の意思は絶対なのだ。

小菊の選んだ行動が吉と出ようが凶と出ようが、キヨはただなるべく自分に火の粉がかからぬ範囲で見守るしかなかった。

それは須雅神社の祠で小菊を拾った時から決まってしまった自分の運命であり、役割なのだ。

小菊が秋人を抱いて子を孕んだと気づいた時も、驚きはしたがどこかで楽観していた。
常識としてそんな濃い血が普通にヒトの腹で育つはずもない。

仮にもしもそんな背徳の胎児が育ったとしたら、それこそもう親も子も古《いにしえ》の化け物でしかないと。

けれど小菊の腹は小ぶりながらもしっかりと膨らみ、キヨは覚悟を決めるしかなかった。

秋人を育てていて、キヨは薄々気が付いていた。人に非ずは小菊だけではない。

秋人はその身の内に大きな力を潜めている。彼が宿すのは火と熱だ。流鬼を合祀し鎮めていた際神、カグツチのように。

ただ秋人は小菊のように無謀ではない。理性を持って今のところその力を抑えている。
その力の恐ろしさをキヨは誰よりも感じ、そして無暗に誘発しないよう、常に気にかけてきたのだ。

小菊は秋人の力を知らない。

けれど仮に知っていたとしたも、その力を隠す息子を小菊は許さないだろう。
小菊にとって秋人はやはりどこまで行っても出来そこないであり、唯一今の希望は濃い血を受け継ぐ、その腹の子だけなのだ。

秋人が不憫ではあったが、キヨはこの親子の仲に必要以上に介入する気はなかった。

自分のすべきことは、自分にこれ以上火の粉が降りかからない範囲で、見守るだけなのだ。

これから一体、何が起こるのかを。


「ほら小菊。かがり火が焚かれたせいだろうかね、カラスが異様に興奮してる。空が真っ黒だ。健造は今日はきっと狂ったように狩るよ。やっぱりもう帰ったほうがいい。今は大事な時だろう?」

横に並んで説き伏せる様に言ってみたが、小菊は首を横に振った。

「健造は待ち伏せするために、わざとどこかに潜んでるのよ、キヨ。だから行くの。あの男を、今日こそカラスの供物にする」

少女のような唇からこぼれた言葉は、どこまでも冷ややかで残酷だった。

「だけど小菊。健造を殺したら秋人が悲しむね。仲のいい友達の父親だから」

「わたしには関係ない」

小菊の声は静かではあったが怒気を強く孕んでいて、キヨは背筋にひやりとしたものを感じつつ、小さくため息をついた。



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~ Comment ~

NoTitle 

どういう経緯からかはわかりませんが、サキは無意識にこのお話には理論で説明できる解というものが存在していると思っていたようです。
途中の焦げ臭い臭いや切れたチェーンが、あきらかにそうでは無い事を暗示していたのに、まだサキは諦めていなかったんですね。
秋人に、そしてできれば小菊にも救いのようなものが欲しかったのかもしれません。
でも今回でついに諦めました。これは人間でないもの、“流鬼”の生き残りをかけた物語なのですね。小菊は本能の赴くままに行動したし、秋人は自分の存在する理由が欲しかったし、知りたかったんですよね。
とても激しい展開です。limeさん、そういうに設定しておられたのか。13年周期かぁ・・・なるほど。
なんとも恐ろしいことになってしまいました。
でも人でないものに人の理屈は当てはまりません。
いったいどうなってしまうのか、不気味な展開にサキは不安定になってしまいます。
小菊の「わたしには 関係ない」という言葉に容赦のない決意を感じて、とてもビビっています。
殺人事件として処理する事なんて可能なんでしょうか?

山西 サキさんへ 

サキさん、さっそくありがとうございます。

ああ~、分かります。以前の私だったら「やっぱり実はそんな非科学的なものじゃなくて……」なんて方向に持って行ったと思います。
でも、やっぱり、この由良家の人々が普通じゃないのは、事実のようで……。

だけど、サキさんの鋭さに、少々ビビっています。どうぞサキさん、この物語をまだ疑ってみてください。
まだ、真実が眠っている可能性があります。(その真実の暴露で読者さまを納得できるのかどうかが、今一番不安なところなんですが)
いや、たぶん納得できっこないので、そのままlimeは突っ走ります(笑)

そして、ひとつだけばらしてしまえば、この物語にはたぶん救いは無いんじゃないかと……。
とんでもないラストではあるのですが、それでも頑張って完成させてみようと思います。

じわじわと(ある人の告白で)すべてが分かっていくと思うのですが、どうぞ最後までお付き合いくださいませ(*´ω`*)

思わず 

秋人と一緒に叫んじゃいました。「だから流鬼って何なの!」って……いや、秋人に分からないんだから、私などに分かるべくもないか。今はまだ靄があちこちに立ちこめてて、道が見えない山の中にいるみたいなので、そのうち誰かの告白で色々と分かって靄が晴れてくるのを待ちましょう。

今回の流れの中で一番よく分からないのがキヨだなぁと思いました。この人は鬼の血脈ではないのですよね。でもなぜ小菊につきあっているんだろう。実の親子じゃないって話でしたよね。ここが一番気になっているところ。小菊はまぁ、人じゃなくてもしょうがないか、って思えてるんだけれど。
そうそう、この不気味な「人ならざるもの」の存在って、X-fileであれこれ出てきて(アレって宇宙人だけじゃなくて、地球上の謎の生物もいっぱい出てた)、その不気味感って、半端なくて。ただその存在には理屈とかはなくて、ただその生き物(でないこともあるけど)の「あるべくしてある姿」があるだけなんですよね。人間の理屈で、倫理とか意味とか押しつけたらだめ、という。そして、「そんなん、おらんやろ」じゃなくて「あ~、いるかも」な不安感をあおられて。まさにこれはそういうお話ですね。

そうかぁ、このお話はなんとなく不条理なお話なんだな、というのは分かっていたつもりですが、何か「驚愕の真実」があるのですね。秋人と小菊のXXは「あら!」だったけれど「それはないよ~」ではなかったので(小菊ですからね)、眠っている真実をじっくり待つことにします。

救い、は、まぁいいや。そこは期待してないし^^; 救いようがない、言われなき不気味な話を見聞きした後(つまりX-fileの録画鑑賞の後)は友達とよく天下一品のこってりラーメンを食べに行ったものでしたが、もう若くないので天一は無理だから、何か心洗われる食べ物を探しておこうっと!

NoTitle 

こんばんは。

あらららら。子供の父親は、彼でしたか。
和貴の例の件の後ろめたさや、秋人に知られていないといいという想いなんて、ふっとんじゃいましたね。
そっか、だからこれが終わればもういらない存在、みたいな言い方をしていたのですね。

秋人は、年齢のせいもあるのかもしれないけれど、同じ流鬼の血筋でもまだ人間に近いのですね。対して、なんだろう、小菊のわが子に対する考え方、なんかモノ扱いみたい。得体が知れなくて怖いですね。

それに比較すれば、「建造を殺しちゃえ」発言は、まだ理解できるかなと思います。もともと「いい」とか「悪い」というような感覚はもっていない小菊だし、子供を作ったらさっさと相手を殺しちゃったことですし。

キヨは、こんな小菊のいうままにするのでしょうか。

そして、飛田と秋人、それに和貴は何かできるんでしょうかね。
続きをお待ちしています。

大海彩洋さんへ 

大海さん、秋人と一緒に叫んでくださって嬉しいです。
この物語、本当にそれですよね。
流鬼がいったい何なのか。その答えはちゃんと用意してあります。
(受け入れてもらえるかどうかは不安ですが><)

少しずつ、謎だった部分が明らかになって行ってる途中なんですが、なぜだろう、ちっともすっきりして行かないのは(笑)←作者が言うな。
誰も嘘や隠し事をしていないのにね^^;

おお~。大海さん、やっぱりそこに気づかれましたか。
この物語で一番不可解な人物。そう、キヨなんですよね。
サラッとしかキヨの生い立ちには触れていないんだけど、器量も悪く、性格も卑屈で、自分自身で負の要素を引き入れてしまったような人で。
ある意味小菊を手中に収めているのは、自分が少し驚異の存在になれたような、特別感があったんでしょうね。……最初は。
でも、次第にこの流鬼たちが怖くなって行ってる(笑)

たぶん、すべてを知り、俯瞰で捉えてるのはキヨだと思います。華はないけど、この人もいっしょに注目してください^^

そうなんです、人ならざるもの、というのを否定していても仕方ないですよね。そう言うものが存在するかもしれないと、容認することで見えて来るものもあって。
でも、ここの村人みたいに「こいつ鬼だし」っていう受け入れ方はなんか癪でもあるし><

この物語の最後には、多分いろんな意味ですっきりしてもらえると思います。
でも……ええ、救いはないです。
救いの無い映画とか、絶対に見ない私がお送りする、救いの無い物語(爆)

大海さんなら、「ありだな」って言ってくれるかなあ~><



八少女 夕さんへ 

夕さん、ありがとうございます。(お名前が無かったけど、きっと夕さんですよね^^)

そうなんですよ、あの夏の日に、和貴が風呂場からずぶぬれで出て来たときの秋人の反応。めっちゃ薄くて不気味だと皆さんおっしゃってましたが、なんでだかわかりますよね(笑)
秋人にはそんなこと(w)よりも、和貴がそのことで秋人から距離を取ることが納得いかなかったんでしょうね。

うん、小菊の秋人への愛情の無さは、一番不気味かもしれませんよね。
兎に角強い流鬼を生み出す使命感しか無いような……。

小菊の恐ろしさや非情さも、さらに表に出してみました。
村を離れている間も、自分の感情を抑えることができない人だったみたいです。
(ずっと前に、その街の不審死の新聞記事を見て、小菊の同級生が騒いでいましたよね)←彼らの登場は、それっきりで、水面下の嫌がらせという役回りで終えてしまったんですが。

この後は、いろんな意味で騒がしい展開になっていく予定です。
善と悪の戦いというより、すべて真っ黒な感じもしますが……。
引き続き、お付き合いくださるとうれしいです。

NoTitle 

うおうおーうおうおー(←何が言いたいの?)

血を繋ぐための行為があってもそこに血はないような感じ?
根岸は死んだ。秋人は生きている・生かされている、その違いは…?
いや、今後の展開で秋人がどうなるのかは…はっ…(黙っとこ)

小菊もある意味被害者のような気がしてきました。
登場人物のほとんどが被害者に見えて来た。
(limeさんの言うところの救いがない、につながる?)

とにかく、みんなが必死に生きている。それが伝わってきます。
これは生きるための物語なのではないかと。
え、limeさんが突っ走る? ええ、ついて行きますとも^^

けいさんへ 

けいさん、ありがとうございます~!

おお、けいさんのコメントの一つ一つが、核心をついてる感じがします。
>血を繋ぐための行為があってもそこに血はないような感じ?
うんうん、まさに。
>根岸は死んだ。秋人は生きている・生かされている、その違いは…?
秋人は穢れた人間ではないから、瞬殺は免除なのかな?←殺伐とし過ぎてる><
>登場人物のほとんどが被害者に見えて来た。
おお~、そんな感じもしますよね!

最後には、きっとこれらの答えと実態が見えてくると思うんですが、「なんじゃそれ!」と、言われないようになんとかがんばります!
さあ、ついてきてください、けいさん!(責任はとれませんが><)

ぎゃーーーーー!!! 

これから未曾有の災害をもたらすかもしれない超大型台風が
本当に来るというのに
なんという不気味な符号か・・・・ガクブル((゜Д゜;;))))
ああ・・・・・そういうことだったんですね・・・・・
秋人が生かされていた理由???
人ではない小菊(最近の車が絡んだ事件なんか見てると
人のようで人ではない恐ろしい生き物が実は跋扈していたのを
今更ながら気づいて、ある意味絶望していますが)は
やはり、人の心を持っていないんでしょうか・・・・・
なんという恐ろしい事を・・・そして、秋人の救われない不憫さ・・・
これから破滅に向かっていくであろう物語・・・・・・
これから来る台風・・・恐ろしくも何かを期待してしまう自分にも
身震いしてしまいます・・・・・

で、ですね・・・今から台風来るって云うのに沖縄料理屋さんに
歌を歌いに行かなきゃいけないんですよ・・・
しかも、明日は名古屋に高中さんのコンサートに行くんです・・・
誰だよ~~(´Д⊂。嵐を呼んじゃったのは~~うええええん

無事、帰ってこられたら・・・またきます(泣)

かじぺたさんへ 

かじぺたさん~、台風接近中ですよ!
昨日は歌いに行ったのですね!そして今日は、コンサート! 気を付けて行ってくださいね(´▽`*)
私の先週のコンサートでは、はじけまくりました(*´▽`*)

そして……物語はの方にも嵐が接近中です。
小菊の腹の子のこととか、小菊の非情さとか、どんどんばれて来た今回ですが。
小菊自身はあまり登場していませんが、やっぱりこれの影の主人公は小菊なのかなあ。(作者もビビる小菊)

まだかろうじて生かされている秋人ですが、このあとどう出る気か。
そして和貴は……。

このあとも波乱は続き、もう手が付けられない感じになっていきますが、またどうぞ覗いてやってくださいませ。
ああ~~、もう、雨ばっかりでいやだ~><
きのこ生えそう……。

NoTitle 

必要な神事だからといって、
躊躇いなくそれを出来る小菊も怖いですが、
何故、ここまでそんな使命感を持って、
やれるのかも気になるところですね(´・ω・`;)
流鬼だからと言って誰かに強要されてやっている様子もないですし、
自分の意思だけでここまで出来ると恐ろしいものがありますね。

秋人も随分と小菊との事で悩んでいたようですが、
完全に諦観してしまったようにも見えて、
ここからどう行動するのか……。
せめて、友達として和貴がそばにいてあげていれば、
また違ったかもしれませんが、
二人の中ももう簡単に修復できそうにないですしね(><)

ツバサさんへ 

ツバサさん、ありがとうございます。
おお、すごく鋭いところを! そうですよね、なぜ小菊はこんなにまで流鬼の戒律というか、決まりごとに忠実なのか。
これはすごくこの物語の核心をついている疑問で……。
そこが何とも不気味に思えてしまうのですが。
秋人も、反発するでもなく、小菊の言いなりになっています。
この秋人の本心は、どこにあるのか。(きっと不満はいっぱいなんだと思うのにね)

そう、和貴ですよ。
和貴が理解者であってくれれば、秋人も少しは穏やかでいられると思うのに。
和貴がすっかり流鬼に怯え、敵対心を燃やしちゃってますもんね。

じわじわと物語にも嵐が近づきます。
もう、祭りどころじゃないかもです><

NoTitle 

……なるほど。

「小菊は中学生が好み」Σ( ̄□ ̄

古代エジプトのファラオは近親相姦で王家の血の純粋さを守っていたし、そのエジプトにおいてカラスはホルス神であり王家の守護者であった。そしてそれは遠く日本へヤタガラスの伝説となって残りぶつぶつぶつぶつ(正気度低下中(^^;)

NoTitle 

ということからわかる通り、この山はピラミッドなんだよ!

な なんだってー! 地球はどうなってしまうんだブリッツ!

俺にも わからないことがあるんだ……(例えば小説の続きとか(笑))

ポール・ブリッツさんへ 

ポールさん、朝から笑っちゃったじゃないですか。
なんですか、この連投(笑)

そうか、ピラミッドなのか!
あ、でも古代エジプトにそんなトンデモない血脈があったとは。
血が濃くても生まれる確率はあるんですよね。めっちゃ天才だったりすることもあるとか。

この小説の続き?
だから、トリックもなんもない、めちゃくちゃ単純な物語なんですってば。
ぜったい言いますよ、「なんだ、そんなことか、ふん」って。

でも、それまではすこしだけ楽しんでください^^

NoTitle 

小菊にキヨ、建造、そして秋人が一ヵ所に集結しそうですね!
飛田も加わるのか!? あと和貴は!?

クライマックス感が増してきて、飛田さんの為の合掌を忘れていました。笑

夢月亭清修さんへ 

おはようございます。

ええ、もう、大集結です。

さらにカラスも村人も、もちろん和貴も。

無事に済まないと思うので、合掌の用意をしてあげてください(*ノд`)

NoTitle 

地球上の生物で倫理という言葉が当て嵌るのは人間だけ。ではそれが当て嵌らない生物は悪なのかというと、全く違う話で、寧ろ種を残すことを考えれば、人間以外の生物の生業の方が自然なわけで…。
動物は産後すぐ、栄養の摂れない授乳の間、一部の産んだ子を喰らい自らの栄養にして、残りの子の命を繋ぐ。
まさか、小菊は秋人を喰わないとは思うけれど。
書き切れないほど良からぬ妄想が広がりますゆえ、私の妄想は一先ず倫理で堰き止めておいて、limeさんの倫理なき小説世界を静観することにします。
(´艸`*)ふふふ。

Ichiiさんへ 

Ichiiさん~、また続きを読んでくださって、ありがとうございます。
なんだかどんどん人間離れしたお話になっていく感じですが(汗)
Ichiiさんが、どこまで付いてきてくださるか、ドキドキ。

そうですよね、人間以外の(たとえば昆虫とか魚とか)の繁殖って、けっこうエグイし、非情だったりもしますもんね。
この流鬼が狂ってるっていうのは、おかしいのかも。

でもね……、もしかしたら、いろんな意味で作者は読者を欺くかも。
気を抜かずに、最後まで見守ってくださると嬉しいです。
limeの倫理なき小説、楽しんでくださるかな~。

「え、こんなのあり?」って、怒って座布団を投げないでくださいね(笑)
またのお越しを、お待ちしております^^

NoTitle 

あぁ…小菊…小菊…(ToT)
実は読んだのは今日じゃななくて
ちょっと前の土曜の朝に布団の中で読みまして
爽やかな目覚めからどんよりな気持ちになりつつ(笑)
しばらくもんもんとしていました^^
再度読みましたが、やっぱり
あぁ…小菊(笑)
どんなラストが待っているのか
楽しみです^^♪

ななおんさんへ 

ななおんさん~、せっかくの爽やかな朝、悶々させてごめんなさいww
読んでくださってありがとう^^

いやあ、このあとはもんもんする隙もありません。酷いですから。
爽やかなラストにはならないと思うのですが、また覗いてみてください(*´ω`*)

小菊……w

 

えー!!
小菊のお腹の子は、秋人の子供だったなんて!!
もしかしたら和貴の子供なのだろうかとちょっと思っていましたが、違ってよかったというか、もっと恐ろしい事態だというか。

綾辻行人の館シリーズで、ときどき、家族内での交わりが描かれますが、それを読んだときと同じ衝撃がありました。
13歳で妊娠、という驚愕の事実の次は、自分の13歳の子と、とくるとは!
衝撃の展開ですね!

廣木涼 さんへ 

廣木涼さん、なんと、ここまで読んでくださったのですね!
お忙しいのに、感謝です。

このとんでもない展開の裏にあるもの、うまく描けたらいいのですが……。

この物語は、自分的には後半(結末部分等)課題が残されている作品だと思うのですが、ホラー作品として読んでもらえれば、読後の悪さは許されるのでは……とも思っています。
怖がりな作者が書いたモダンホラー。
拙作ではありますが、少しでも楽しいと思っていただけたら幸いです(*´ω`*)←あ、楽しい作品ではないのですが(;'∀')
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