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【  2013年01月  】 

(雑記)やっぱり間違いなかった『魔性の子』

☆感想(観劇・映画・小説)

2013.01.30 (Wed)

 久々に、読み終わったあと「ああー、面白かった!」と思える本に出会いました。実はこの本、半年前、書店で何気なく手に取り、最初の数ページの描写力に一目ぼれして、買おうかどうしようか迷ったのですが、十二国記という大長編ファンタジーの中の一冊だったため、ちょっと手が出せませんでした。その背景を知っておかないと、理解できないんだろうと思って。けれど数日前、アマゾンでちらっと見かけ、やっぱり無性に気になって、...全文を読む

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カエルヒ 最終話 完結

【短編】 カエルヒ

2013.01.28 (Mon)

 逸れるだろうと思っていた台風はその夜、私の住む町をしっかり手中に収め、遅くなった帳尻を合わすかのように暴れまくった。その速度は恐ろしく緩慢で、翌日になっても暴風警報が取れず、当然その日も学校は休校となった。私は退屈な時間を、荒れ狂う窓の外ばかりを見て過ごした。台風の日は何故か心の奥がザワザワする。誰に訊いても、そうだという。けれど、その日の私の中のざわつきは、昨日先生と交わした会話のせいに違いない...全文を読む

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カエルヒ 第4話 儀式

【短編】 カエルヒ

2013.01.23 (Wed)

 予想外の先生の言葉にトンと胸を突かれた。けれどこちらを見つめてくる先生の目はあまりにも穏やかで、私は「どういうこと?」という頭の悪い質問を飲み込んだ。やっと視線が絡まった。きつく結ばれていたものが解けかけている。待っていようか。こじ開けようか。その中身が見たい。「あの空き地にはね、僕とその子供と、もう一人いたんだけど。気がついた?」先生は、そう続けた。「いえ・・・分かりませんでした」「そっか。なら...全文を読む

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カエルヒ 第3話 嫉妬

【短編】 カエルヒ

2013.01.18 (Fri)

 体にのしかかってくる暗さだった。重くて息ができない。このアトリエはこんなに暗かっただろうか。闇の先でなにかが笑った気配がした。見なくても分かる。あいつだ。灯りは付いていないのに、その繭だけはボンヤリと仄白く発光し、闇の中に浮かび上がっていた。馬鹿な。私を誘っているの? それは挑戦?私が歩み寄ると、繭の中の幼児はゆっくりと顔を上げ、二つのまなこを開けて私を見つめた。サファイアのような、青いガラスの瞳...全文を読む

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(観劇)『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹』

☆感想(観劇・映画・小説)

2013.01.15 (Tue)

 去る1月12日。久々に舞台を観に行きました。舞台は昨年の5月に、TEAM NACSの『WARRIOR』を観て以来です。(あの舞台は最高だったので、DVDまで買ってしまいました^^。TEAM NACS、ほんと、すごい)さて、この日観に行った舞台は、『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~ KERA version』このチケットは、滋賀に住む大学時代の友人が、急に観れなくなったのであげる、と郵送してくれたものなんです。場所は大阪城公園付近にある...全文を読む

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カエルヒ 第2話 固執

【短編】 カエルヒ

2013.01.13 (Sun)

 初めてその作品を見たときの感覚は、今と少し違う。ただ単純に美しい作品だと思ったのだ。まだここへ来て1ヶ月足らずの時だったろうか。先生が少し部屋を出た間に、カーテンの隙間から薄く差し込む夕日の明かりでそれを見た。薄い膜をキラキラ輝かせる繭の中には、瑞々しい水蜜桃を思わせる肌をした小さな幼児が眠っていた。胎児のように背を丸め、穏やかな表情で目を閉じている。私は横のダンボールをずらし、近寄って細部まで眺...全文を読む

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カエルヒ 第1話 繭

【短編】 カエルヒ

2013.01.09 (Wed)

 ☆先生のアトリエへ続く薄暗い廊下を歩きながら、私はふと自分の右手を裏返してみた。カバー無しで木炭を握っていた3本の指と、画用紙に接する小指から下が真っ黒だった。濃紺の制服のスカートで、炭の汚れをごしごし擦る。僅かに取れたところでスケッチブックを抱え直し、廊下を進んだ。先生の住居兼アトリエは、私たち生徒のデッサン室と、バラックのような通路で繋がっている。もともと別棟だったものを、先生自身が廃材を使っ...全文を読む

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カエルヒ あらすじ

【短編】 カエルヒ

2013.01.06 (Sun)

 『ねえ、先生。 嵐が近づいて来る。冷たい塑像たちの部屋の中で、永遠の夢を見ている“アレ”は何?ねえ、先生。 私を見て。質問に答えて』デッサン教室に通う「私」17歳と、その男性講師(本職は塑像作家)。少しばかり噛み合わない二人の何気ない会話が、次第に静謐な空間を破り、接近しつつある台風に共鳴しはじめる。“先生”の心の扉を、ジリジリとこじ開けて、見つめようとする「私」。その想いは、どういうかたちで完成形へ...全文を読む

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(雑記)高村先生の、この感じ

☆感想(観劇・映画・小説)

2013.01.04 (Fri)

 今、久々に高村薫先生の長編を読んでいます。『冷血』(ハードカバー、上下巻の大長編)今はまだ上巻の半分ほどなので、これ、レビューにもならないんですが (^^ゞああ、何年ぶりだろう。この感覚。アマゾンから出来たてのほやほやが届き、手にとった瞬間の、ときめき。(新作が出てるのを、知らなかったくせに)高村先生の小説って、楽しませてあげるよ~というサービス精神はあまり感じられなくて、どちらかと言うと、「ついて来...全文を読む

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(雑記)これからの更新予定

☆雑記・四方山話

2013.01.03 (Thu)

 こんにちは。皆さん、よい年末年始を過ごされたでしょうか。早くも平常運転の皆様も多いですよね。今年も、がんばっていきましょう^^当ブログも、すっかりシリーズが終わってしまい、雛が巣立ったあとの寂しい巣に、ぽつんと佇む親の気分ですが、ここからまた新しい物語を紡いで行きたいと思います。しばらくは、短編、中編になっていくと思います。この短編・・・というのが曲者で。けっこう構想や制作に時間がかかる割に、5話...全文を読む

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2013年、今年もよろしく(^-^)

☆イラスト・マンガ・水彩画

2013.01.01 (Tue)

 皆さま、HAPPY NRW YEARです^^2013年の元日、いかがお過ごしでしょうか。昨年も、たくさんの皆様にご訪問いただき、とても充実した、楽しい時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。遅筆なもので、相変わらず今年も亀更新になると思いますが、たとえ更新が週一になっても、大好きなこの小説ブログを続けて行きたいと思います。一週間あいたら、忘れちゃうよ~とか、おっしゃらずに~(>_...全文を読む

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