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【  2010年09月  】 

RIKU・4 第4話 火種

RIKU・4 君の還る場所

2010.09.28 (Tue)

 「リクなら分かるだろ? 昨日の夜さ、見たんだよ。ちょうど転がり落ちて気を失う前ぐらいに。きっとあれは殺された女性が俺に訴えてきた映像なんだと思うんだ」「霊が、映像を?」リクがいぶかるように声を潜めた。「うん。自分が殺される瞬間の映像をさ、俺に見せるんだ。強烈だったんで病院で寝てる間、何度も夢に出てきたよ。それほどはっきりした映像だったんだ」「夢なんじゃないの?」「あんなはっきり他人が出てくる夢があ...全文を読む

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(雑記)究極の自己中・物理編

☆雑記・四方山話

2010.09.27 (Mon)

 私には14歳年上の兄がいます。ユニークで優しくて、小さな頃はいつも兄にくっついて歩いていました。(ほかにも兄弟はいたんですが)その兄はとても理数系。どちらかというと、本を読んだり文章を書くのが好きな私とは正反対でした。(遺伝ってなんぞや?)小さな私を、星の観察に連れて行ってくれたのも兄でした。田舎に住んでいたので、その夜空は、怖くなるくらい綺麗でした。(いえ、ただひたすら怖かったかも)黒い画用紙に...全文を読む

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RIKU・4 第3話 思いがけない相談

RIKU・4 君の還る場所

2010.09.25 (Sat)

 玉城の遅刻で時間をロスしたため、打ち合わせは大まかな段取りだけ急いで決められた。美術誌『グリッド』に載せるリクの記事は、個展会場で撮った写真と新たに撮る絵の画像、そして玉城のコピーのみが使われることになった。「前みたいにリクさんに密着取材しないんですかぁ? 私も参加したかったのになあ。ざ~んねん」とボヤく多恵をひと睨みした後、長谷川は昼からの予定のため、その多恵を連れて退席した。けれど立ち去る前、...全文を読む

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RIKU・4 第2話 嘘つき

RIKU・4 君の還る場所

2010.09.22 (Wed)

 「あれえーーー! どうしたの? 玉城先輩、その怪我」いち早く玉城を見つけた多恵の甲高い声に、長谷川とリクばかりでなくラウンジにいた数人の社員まで一斉に振り返った。・・・だから嫌だったんだ。玉城はバツの悪そうな顔をし、そっと長谷川達のテーブルに近づいて行った。長谷川もリクも多恵も、玉城をマジマジと見つめたまま、しばらく唖然としていた。その額には真っ白い包帯。首にも腕にも指にも至る所に包帯や絆創膏が巻...全文を読む

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(雑記)漫画って・・・。

☆イラスト・マンガ・水彩画

2010.09.21 (Tue)

 漫画イラストって、描かないと描けなくなるんですね。以前雑記に書いたかもしれませんが、20代になっていきなり漫画を描き始めました。そして、2年できっぱりやめました。熱しやすく冷めやすい症候群です。そんなねえ・笑いきなり漫画なんて描けるわけもないのに。無謀にも投稿とか・・・。そして、ふと、そのころ「白昼夢」というタイトルの漫画を描いたことを思い出しました。16ページの超短編。(投稿マンガは16ページ規...全文を読む

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RIKU・4 第1話 災厄

RIKU・4 君の還る場所

2010.09.19 (Sun)

 子どもの頃は決して走るのが遅いほうでは無かった。運動会ではいつも、あの白いロープに一番乗りで突っ込んで行っていた記憶がある。まさか、大人になってこんなに「過去の栄光」が当てにならないものだと思い知らされるとは。玉城(たまき)は軽い失望と、痛くなった肺の辺りを押さえながら走り続けた。逃げたからといって、どうにかなるものではなかった。けれど、面と向かって話の出来る相手だとも思えない。ただ、闇雲に走った...全文を読む

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RIKU・4 あらすじ

RIKU・4 君の還る場所

2010.09.17 (Fri)

 【あらすじ】  何者かに怪我を負わされた玉城(たまき)。そして、そこで見た映像が更に玉城を悩ませる。「あの女の人を助けたい」 と言う玉城の優しさが次第にリクをイラ立たせ、追い込んでゆく。【概要】 RIKUシリーズ(番外編を入れて)第5弾。トリックはありません。読者にはカラクリがすべて見えています。その上で登場人物達の困惑を見届けてあげてください。玉城、リク、長谷川。安定してるようで安定してないそのトラ...全文を読む

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(雑記)もうすぐ一周年♪

未分類

2010.09.17 (Fri)

 本当に、今、ふと気付きました。明日でこのブログ開設一周年です。早い・・・。いや、でも、充実な日々でした。昔から典型的な熱しやすく冷めやすい性格だったため、「一年続けられるかなあ」という心配が常にありました。でも、優しいみなさまのコメントに励まされ、とてもワクワクしながら続けることができました。作品を読んでくださった方々、皆さんに感謝します。言葉でしかお礼出来ないのが悔しいです(>_...全文を読む

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僕らの相対論 最終話 実験結果

僕らの相対論1・トンネル効果の章

2010.09.15 (Wed)

 「ひどい話なんだよ。あの家はバックにヤクザの付いてる詐欺まがいの金融業者の家なんだけどさ。後妻の連れ子であるソラをまるで邪魔者扱い。今日も今日とてほんの少し口ごたえしただけであんな風に監禁さ。メールでそれを知って発憤したねえ。冗談じゃないって」帰りの電車の中で眉間に皺を寄せて説明する光瀬。その喋り方は芝居じみて鼻につく。真実なのだろうか。『真実だとしても光瀬の話し方は、どうも嘘に聞こえる』のだと、...全文を読む

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僕らの相対論 第7話 実験

僕らの相対論1・トンネル効果の章

2010.09.13 (Mon)

 スーツの男がゆっくり顔をあげて僕の方を見たのは、その立派な門の手前5メートルくらいの所だった。顔を見られる前に反らしたので、どんな反応をしたのか分からなかったが、その男が馬のように長い顔をしてる事だけ目の端で確認できた。ガバッと男が立ち上がる気配がしたが、その瞬間にはもう、僕は古く歴史を感じさせる門の脇の小さなドアから外に飛び出していた。門の外はもう、真ん前がバス通りだ。家の敷地内をほんの20メー...全文を読む

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(雑記)舞台「スリー・ベルズ」観劇&ミラクル体験

☆感想(観劇・映画・小説)

2010.09.12 (Sun)

 昨日、私の尊敬する後藤ひろひとさんの作・演出によるプロデュース公演、「スリー・ベルズ~聖夜に起こった3つの不思議な事件~」を見に行ってきました。後藤ひろひとさんは、役者をさせてもインパクトあって天才的なんですが、脚本がもう、エンターテイメントで大好きです。「パコと魔法の絵本」の原作者さん。毎回、舞台と観客の垣根を取っ払う形で、最高に観客を楽しませてくれます。今回のお話も、大いに笑わせてくれながらも...全文を読む

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僕らの相対論 第6話 インパラな僕

僕らの相対論1・トンネル効果の章

2010.09.11 (Sat)

 20分ほどバスで走り、降りたところは緑の多い郊外の住宅地だった。すぐ側まで山が迫り、少々寂しげな印象の場所だ。「ここ?」そう言う僕にやっと光瀬は頷き、すぐ前にあった立派な門構えの和風の家を指さした。木製の塀と垣根でぐるりと囲まれたその家は、ちょっと昭和初期設定のドラマのセットのようだった。「こことトンネル効果とどんな関係があるんだよ」関係があるわけないとは分かっているが、一応お約束として聞いてみた...全文を読む

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僕らの相対論 第5話 買い物

僕らの相対論1・トンネル効果の章

2010.09.09 (Thu)

 地下鉄を2回乗り換え、終点一つ手前の駅で僕らは降りた。30分くらい乗っていたことになるだろうか。あまり利用したことのない路線の駅だった。「ここ?」階段で地上に出ると僕はキョロキョロしながら聞いてみた。「こっからちょっと、バス」「まだ先なの?」「交通費は出すよ」「当然だ」「ついでに服も買ってやるよ」「は? 服?」また可笑しな事を言いだした。素っ頓狂な声を出した僕にニヤリと笑うと、光瀬はすぐ目の前にあ...全文を読む

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僕らの相対論 第4話 乗せられる

僕らの相対論1・トンネル効果の章

2010.09.07 (Tue)

 量子論は、アインシュタインが完成させた相対性理論と並ぶ、物理学界の二本柱の一つだ。相対性理論は僕らのいるマクロの世界でも通用する物理だが、原子の内側などのミクロな世界は力学が全く異なり通用しない。マクロの世界では想像もつかない、光や電子など(素粒子)の振る舞いを正確に理解するための記述法が必要になってくる。それが量子論だ。とにかくミクロの世界は僕らの常識を遙かに越えたとてつもなく不思議なルールを持...全文を読む

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(雑記)味覚の秋?水彩画

☆イラスト・マンガ・水彩画

2010.09.06 (Mon)

 そうですね、私にとって秋は読書&芸術の秋です。この猛暑では、きっと日本中の皆さん、食欲減退なのでは?涼しくなってもきっと食欲は戻らなさそうな・・・・。あまり食に興味のない私ですが、今日は味覚の秋。困った時の『過去の絵』頼み。今回は珍しく水彩画です。これなんだ。(一瞬グロテスクに見えてビビった)・・・って、わかりますよね。ザクロ。食べたことあります?子供のころは、近所に生えてて、勝手に採って帰ったり...全文を読む

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僕らの相対論 第3話 月に失礼

僕らの相対論1・トンネル効果の章

2010.09.05 (Sun)

 「実験にはニット帽が必要なのか?」黄色く色づいた街路樹の下を並んで歩きながら、僕はボヤいた。秋も深まり随分冷え込んできたのでニット帽は不自然では無かったが、被り慣れていない。部屋を出る時、光瀬にポンとそれを渡されて僕は少し困惑した。「似合うからかぶっとけって」そう言って光瀬は笑った。いったい何のつもりだったんだろう。結局、選択肢は無いらしく、僕は光瀬に付き合ってその「実験」とやらに出かけた。僕だっ...全文を読む

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僕らの相対論 第2話 報われない山本君

僕らの相対論1・トンネル効果の章

2010.09.02 (Thu)

 「なあ、比奈木、どう思う?」光瀬はしつこく聞いてくる。「ああ、もう、うるさいな。分かり切ったこと言うなよ。トンネル効果は量子論の話だ。電子が抜けられるはずのない壁を通り抜ける、あるいは越えるように見える不確定性原理(※1)だろ。現実世界とでは物理的理論の違うミクロの世界の話だよ。たとえば人間が壁を通り抜けるなんてあり得ないし、考える事自体がナンセンス。だから犯罪も解決も関係ない。な? 僕にだってそ...全文を読む

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(雑記)物書きバトン。

未分類

2010.09.02 (Thu)

 久しぶりにバトンを戴きました。ChaoSのnarinariさん、ありがとうございます♪物書きバトンだそうです。物書きなんて言うのもお恥ずかしいペーペーですが、楽しそうなのでやってみますね。【物書きバトン】◇それでは、20の質問を始めます。まずジャンルを教えてください。たぶん、ライトミステリーとサスペンス系だと思うんですが。(自信がない・笑)コメディ寄りからシリアス系まで、様々です。 ◇そのジャンルで活動し始めて...全文を読む

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