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【  2010年06月  】 

白昼夢 第9話 天使の称号(3)

第9話 天使の称号

2010.06.28 (Mon)

 坂木は重く閉ざされた鉄製のドアの前でイライラしながらタバコを燻らせていた。坂木の横で書類を書いている事務員風の男が、監視するように坂木を時折チラリと見る。筋肉質なところを見ると、たぶん支部長黒崎のボディガードも兼ねているのだろう。経費削減をしたいならこの支部を叩けばいいと、坂木はすぐにでも辰巳に進言したいところだった。「俺はあいつの上司だしパートナーなんだぞ。なんで中に入れてくれないんだ」かろうじ...全文を読む

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(雑記)バイオレットレンジャー♪

未分類

2010.06.26 (Sat)

 久々にバトンが回ってきました~。ChaoS のnarinariさんからです。ありがとう(#^.^#)。さーて、これは自分をレンジャーに置き換えバトンですね。面白い仕上がりにはならない予感ですが、やらせていただきます♪指定:「○○レンジャー」*バトンをやる人は指名されたレンジャー名をタイトルに書くこと!!指名された人はコメントを残して必ずやること!!と言うのが、公式ルールだそうです。私は「バイオレット」ですね?narinariさん...全文を読む

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白昼夢 第9話 天使の称号(2)

第9話 天使の称号

2010.06.25 (Fri)

 「ガキじゃないんだ。心配はいらんだろう」少し呆れたように笑う辰巳をチラリと見て、また坂木は陽に視線を戻した。「昨夜の仕事の後、様子がおかしかったんだ。いつにも増してしゃべらないし」「気になるなら聞きゃあいいじゃないか」辰巳が不思議そうに坂木を見る。「ああ、まあ、そうなんだがな」坂木は曖昧に笑いながら、ただじっと犬の横に座っている青年を見つめた。「まったくお前も気苦労が多い性格だな。大丈夫だろ。あい...全文を読む

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白昼夢 第9話 天使の称号(1)

第9話 天使の称号

2010.06.22 (Tue)

 深夜のマンションの一室。夜景からこぼれてくるわずかな灯りの中で、その二つの影は凍り付いたように動きを止めた。クローゼットの影から覗き見てしまった事実が理解できず、放心した女の口から声にならない声が漏れる。男はピクリとも動かず、ただじっとその女を見つめていた。薄い、肌の透けるようなナイトドレスに身を包んで座り込んでいる女の、腕や手首には無数の傷跡が浮かび上がってた。視線をほんの少し動かしその傷をとら...全文を読む

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(雑記)ちょっとクイズでも。

未分類

2010.06.20 (Sun)

 中学生ぐらいのときは、けっこうクイズにハマっていました。数学的なものではなく、理論的な。サム・ロイドのトリックなんて好きでした。今はちょっと、面倒くさくって苦手になっちゃいましたが。1年くらい前に、どこか(たぶん海外サイト)から拾ってきたんですが、こんな画像がありました。(著作権とか、心配ないですよね・笑)問題も何も表記はなく、ただこの画像だけあったんですが、ちょっと不思議ですよね。30分ぐらい考...全文を読む

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ラビット 第6話 ファースト・ミッション(8)

第6話 ファースト・ミッション

2010.06.18 (Fri)

 スピーカーからは尚も快活な声が聞こえてくる。『ほーら、李々子はすぐ怒るだろ? だからそっちに顔出しにくかったんだよ。一週間前から帰国してたんだよ。すぐにでも飛んでいってハグしたかったのに』「諒にでしょ?」『もちろん』「殴るわよ」李々子が拳を握りしめてドスの利いた声を出した。冗談ではなく本気らしい。宇佐美を巡ってこの親子に何があったのか、稲葉は想像するのも恐ろしかった。『だろ? だからこうやってこの...全文を読む

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(雑記)梅雨とビワとスケッチ

☆イラスト・マンガ・水彩画

2010.06.16 (Wed)

 さあ、何でもないことでも更新していこうシリーズ。 (^.^)水曜日は定休なので、朝からのんびりTV見たりツイッターしたり買い物行ったりしています。梅雨のジメジメはあるものの、先程から日が射してきました。やはり、太陽の光は人を元気にしてくれますね。さっき庭に出て気がついたんですがビワの実が実ってました!初めてなんですよ!実は10年くらい前に、高級ビワを戴きまして。種もビッグで高級そうで。思わず庭に埋めました...全文を読む

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ラビット 第6話 ファースト・ミッション(7)

第6話 ファースト・ミッション

2010.06.15 (Tue)

 事務所に戻ると、稲葉はまず室内をぐるりと見回した。もちろん誰もいない。しかし数時間前、勝手に第3者が入って来ていたのは事実なのだ。李々子の携帯騒ぎでひとまずほったらかしになっていたが、よく考えればこんな気味の悪いことはない。鍵を壊された形跡もないし、ピッキングで開くような簡単な鍵でもないはずだった。そういえば、あのとき宇佐美は「何か違和感を感じる」と言っていた。自分には分からなくても、ここが自宅同...全文を読む

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ラビット 第6話 ファースト・ミッション(6)

第6話 ファースト・ミッション

2010.06.12 (Sat)

 いつも座る窓辺の席から、稲葉はすでに薄暗くなった外の景色を眺めていた。夕暮れ時の喫茶鳳凰。宇佐美たちが出て行ってすぐに事務所を出たものの、なぜか稲葉は真っすぐ帰れなかった。近場の書店などで時間をつぶした後、またここに戻ってきてしまったのだ。鳳凰は事務所ビル1階にあるため、宇佐美たちが帰ってきたらすぐにわかる。待つという行為が、唯一今の稲葉を落ち着かせていた。「あ~あ。もうほとんど水ですね、稲葉さん...全文を読む

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ラビット 第6話 ファースト・ミッション(5)

第6話 ファースト・ミッション

2010.06.09 (Wed)

 李々子はたった一人、自分のマンションのドアの前に立っていた。辺りをさりげなく見渡したが、平日の昼間の廊下には誰もいない。ドアを開けようと鍵穴に鍵を差し込んで初めて、自分が鍵を掛けていなかった事に気がついた様子だ。小さく肩をすくめながら李々子はレバーを引き、ドアを開けた。そして小さく甲高い声を上げる。部屋は明らかに荒らされたのを物語るように、悲惨な状況になっていた。思わず赤いバッグを廊下に落としたま...全文を読む

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ラビット 第6話 ファースト・ミッション(4)

第6話 ファースト・ミッション

2010.06.06 (Sun)

 「赤いバッグ・・・って何の事だろう」宇佐美はその小さな紙片をつかんで考え込んでいる。「いや、宇佐美さん、それよりも誰かがこの事務所に入り込んだって事の方が問題ですよ。何か取られたり情報盗まれたりしてるかもしれませんよ。いいんですか? 指紋とか取ったりするんじゃないんですか? 触っちゃってるけど、そのメモだって・・・」「“マエ”のある人間ならそもそも指紋なんて残さないよ。ましてやこんな危ないメモなんてね...全文を読む

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(雑記)膜の中の宇宙?

☆雑記・四方山話

2010.06.05 (Sat)

 よく遊びに行かせていただいているブロガーさんと以前、「これだけ著名な物理学者が研究している私たちの宇宙が、実は金魚鉢の中にあるようなしろものだったら面白いね」、と話したことがあります。第3者が外から眺めてたり・・・。けれども、金魚鉢ではないのですが、私たちの宇宙は10次元(あるいは11次元)に浮かぶ膜のようなものである、という理論が近年ホットなのだそうです。これが膜宇宙論(ブレーンワールド)。あま...全文を読む

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ラビット 第6話 ファースト・ミッション(3)

第6話 ファースト・ミッション

2010.06.03 (Thu)

 それから一時間後、宇佐美と稲葉は李々子のワンルームマンションのドアの前に立っていた。ラビット事務所から2駅目。駅からは近いが割と緑の多い住宅街にある。夜は人通りが少なくて怖いの、と冗談交じりに李々子が甘えてきたのを稲葉は思い出していた。宇佐美はためらうようにドアの前に突っ立っている。「ほら、早くベル押してくださいよ、宇佐美さん。李々子さんのこと心配なんでしょう? まったく素直じゃないなあ」そう言っ...全文を読む

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