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【  2010年01月  】 

読者様へ、感謝

未分類

2010.01.30 (Sat)

 おはようございます。出勤の10分前(^^ゞいつも読みに来ていただいているみなさんに改めて感謝です。ここのところ、まとめて最初のお話から読んでくださっている方が多く、とても感激しています。アクセス数も大事ですが、一人の方が一つのお話をじっくり読んでくださることが何よりもうれしく感じます。物語は、生まれて活字になったとき、まるで子供のように愛着がわきます。見ず知らずの方々がその子の頭をなでて行ってくださる...全文を読む

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白昼夢 第4話 この星の下で(2)

第4話 この星の下で

2010.01.29 (Fri)

 2週間前。市街地から少し離れたホテルの一室で、坂木と陽は束の間の自由な時間を過ごしていた。本部からの仕事の指令があればすぐに動ける体勢だけ整えて。梅雨の季節が終わり、初夏を思わせる日差しがレースのカーテンを突き抜ける。坂木の好きな季節だ。指示が来なければ昔の情緒を残したこの街を、陽と散歩にでも出かけようかとのんびり考えていた。だが昼を少し回った頃、坂木の端末は指令のメールを受信した。遮光カーテンを...全文を読む

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白昼夢 第4話 この星の下で(1)

第4話 この星の下で

2010.01.26 (Tue)

 薄暗く窓もない地下の一室。低い木製のテーブルに置かれた灰皿はすでに飽和状態で、タバコの残骸が溢れ出している。スモークを焚いたように充満する煙の中で、それでも坂木は苛立ちを鎮めようと、二箱目のタバコに手を掛けた。ガチャリとノックもなしに鉄製のドアが開く。「何だこの部屋は。燻製にでもなりたいのか? 坂木」そう言いながら背の高い、強面の黒スーツの男が入ってきた。後ろにヒョロリとしたメガネの小男を連れてい...全文を読む

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托卵 最終話 タクラン

RIKU・3 托卵

2010.01.23 (Sat)

 リクは二軒隣の部屋の天上付近を見上げ、立ち止まった。多恵も目を凝らしてその視線の先を見る。「ムクドリの巣だ」「あ、ほんと。巣がある」天上から20センチばかり下に、古いアパートならではの大きめの通風口があった。蓋がはずれていて、その隙間から鳥の巣らしい藁や小枝が覗いている。「へえ、こんな所に」玉城が背伸びして覗きこんで見たが、中に生き物の気配はない。「明け方の暴風で、吹き込んだ風に掻き出されたんだろ...全文を読む

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ああ、混ざりたい・・・。

未分類

2010.01.20 (Wed)

 ひさしぶりに「未分類」のつぶやきです。もっと頻繁に日々の何でもない出来事を、普通のブログのようにUPしようと思ってたのに、何もないんですよね、なんか・・・・特筆することが。世のブロガーさんたちって、すごい!そうそう、先日職場で、じれったいことがありました。私はある食品業者の企画デザイン室にいるんですが、年頭ということもあって業者さんが入れ替わり立ち替わりあいさつに来ます。女性チーフと業者さんが、その...全文を読む

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托卵 第4話 いたずら?

RIKU・3 托卵

2010.01.20 (Wed)

 「何だ? これ」リクが抱えているものが理解できず、玉城は妙に甲高い声を出した。「いや、僕に聞かれても・・・。ここに来たらドアの前にあったんだ」リクは玉城の反応が面白かったのか楽しそうに笑うと、そっとベビーカーを下に置いた。人間の赤ちゃんが乗ると潰れてしまいそうな、小さな小さなベビーカーだった。「くだらないイタズラだな。誰だよ」玉城は呆れたように卵を覗き込む。「卵は本物かな。ウズラの卵みたいだ」「ウ...全文を読む

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托卵 第3話 もう一人の訪問者

RIKU・3 托卵

2010.01.16 (Sat)

 台風一過の抜けるような青い空だった。多恵の強引なリクエストにより、玉城は近くに出来た巨大アウトレットモールに付き合わされることが決定した。来るときはすっぴん同然で来たくせに、出かける前になるとメイクに余念がない。多恵は洗面所の鏡に貼り付いたまま動かなかった。「急げって言ったくせに」 不満げな玉城。「女は時間が掛かるものなのよ」「面倒くさいな」「気の短い男には彼女が出来ないわよ」「大きなお世話だ!」...全文を読む

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托卵 第2話 休日の朝

RIKU・3 托卵

2010.01.13 (Wed)

 「えーー? まだパジャマのままなんですか? 早くしてくださいよ先輩」歯ブラシを持ち、洗面所の鏡を覗き込んでいた玉城(たまき)は、甘ったるいその声にがっくりうなだれて振り返った。「あのねえ多恵ちゃん、もう一度言うよ? 今日は俺休日なの。オフなの。昼まで寝てたっていい日なんだ。ついでに言うと昨夜は取材が長引いて深夜になって、多恵ちゃんが来る2時間前にやっと寝たんだ」玉城の視線の先には、まだ学生気分の抜...全文を読む

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托卵 第1話 嵐の夜

RIKU・3 托卵

2010.01.10 (Sun)

 火に掛けたケトルがしゅんしゅんと音を出し、沸騰が間近だと控えめに知らせ始めた。それに重なるように庭のケヤキが風に煽られ、バサバサとしなっている音が聞こえる。まだ夕刻だというのに、接近している台風の余波のせいで窓の外は闇に包まれていた。湯の沸く音を更に強めてケトルが主(あるじ)を誘い始めると、リクは木製の椅子からゆっくり立ち上がった。「ねえ」風の音とも木のこすれる音とも違う、艶を含んだ女の声が斜め後...全文を読む

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托卵(RIKU・3) あらすじ

RIKU・3 托卵

2010.01.10 (Sun)

 あらすじ台風接近中の夜、リクの部屋に訪れた女。執拗にリクに接近するが・・。一方、休日をのんびり過ごそうと思っていた玉城のアパートにも、厄介な訪問者が次々と訪れる。いたずらしていったのは、本当はだれ?嵐の去った後に起こった、とっても軽いミステリー。RIKU第3弾。と、言っても、今までのお話の続編ではなく、気楽にさらっと読める番外です。RIKU・1,2の、いずれかを読んでいただいていたら分かる内容になっていま...全文を読む

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白昼夢 第3話 その手の中の天使(後編)

第3話 その手の中の天使

2010.01.07 (Thu)

 もう少し自分が早く来ていれば。坂木は自分の腕の中で動かなくなった細い体を温めるようにしばらく抱きしめた。あのまま陽をその場に残してくれば、この国の制度がそれなりにケアし、更正させてくれたのかもしれない。けれど坂木は連れ去ってしまった。すべての痕跡を消し去り、こちらの世界に引き込んでしまった。最愛の母親を死に追いやった男を自分の手に掛けた。この少年をどんな法にも裁いてほしくなかった。世間の興味本位な...全文を読む

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白昼夢 第3話 その手の中の天使(前編)

第3話 その手の中の天使

2010.01.04 (Mon)

 今にも何かを落としそうな鉛色の真冬の空。吐く息も白く凍る夕暮れ。溢れる音楽とイルミネーションで彩られた街を行き交う恋人同士や若者達は、それでも浮かれるように笑い合い、楽しげだった。坂木はジャンパーのポケットに両手を突っ込みながら、少し背を丸め気味にして彩られた街並みを見渡した。歳は38。背はそれほど高くはないが、均整の取れたガッチリした体つきのせいで、優しげな目元にもかかわらず逞しさを感じさせる。...全文を読む

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2010年も続けられますように♪

未分類

2010.01.02 (Sat)

 (猫なかま)Illust by limeあけましておめでとうございます。(のっけから不気味なイラストですね。何を考えて描いたのか、私は・・・。虎の絵が他になかったので、まあいいや、と)そしてなんだか消極的なタイトルで始まりましたが・笑昨年は本当にお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします!今年もゆるっと、地味に更新していきたいと思います。書きためたものに加筆修正して更新しながら、新しいお話も書きす...全文を読む

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