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【  2009年11月  】 

白昼夢 第一話 背徳の夢(3)

第1話 背徳の夢

2009.11.30 (Mon)

 どれくらいそうしていただろう。あたりが一瞬シーンとした。不意に少し高い位置から「クックックッ」っという、いかにも堪えきれないというような笑い声がする。恐る恐る目を開けるとそこには昨日の笑顔があった。「?・・・」カサカサ・・・・私の頭に乾いた音が触れてくる。舞い落ちてくるのは黄色く色づいた街路樹の葉だった。「ごめん。・・・・・本当にごめん」両手でお腹を抱くようにして背を丸め、彼は可笑しそうに笑ってい...全文を読む

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水彩画とイラストは違う(T_T)

☆イラスト・マンガ・水彩画

2009.11.29 (Sun)

 10年くらい前ご近所さんに誘われて水彩画のサークルに入りました。会計さんになったために何となくずっと在籍してるんだけど、これがなかなか上達しません。イラストは好きなので何となく描いたりしてたんですが、水彩画は本当に難しいです。上の絵は、水彩画ではなく、何となく写真見て描いたイラストです。水彩画は恥ずかしくてお見せできません・笑イラストは絵の具ではなく、カラーインク。カラーインクって、発色が良くて好...全文を読む

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白昼夢 第一話 背徳の夢(2)

第1話 背徳の夢

2009.11.27 (Fri)

 突き抜けるような秋の空。昨日と同じゆるやかな午前。そして、昨日と同じ場所に彼は立っていた。黒のジャケット、少し細身のジーンズ。右手はジーンズのポケットに軽くかけ、じっと手帳の様な物を見入っている。私は彼に何を言いに来たのだろう。とにかく会わなきゃならないような気がしていた。バカバカしい想像を笑って欲しかったのかもしれない。ゆっくりと彼に近づいた。「あの・・・・・」彼は驚くでもなく、予測していたかの...全文を読む

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たまにはドラマの話♪「仁」っておもしろいね。

未分類

2009.11.26 (Thu)

 小説以外の話もしてみようかな・・。最近あまりTVを見る時間がないのですが、ワンシーズン一本くらいはドラマを見ようと心がけています。でもドラマって、第一話を見ないと絶対その先を見れないですよね。どんなにいいドラマだって、一話を見逃すと、永遠に見ることはないような・・。縁ですね、これも。今期、好きな役者さんが出てることをきっかけに見始めた「JIN~仁」。これは最高の出会いでした。なかなか気に入ったドラマ...全文を読む

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白昼夢 第一話 背徳の夢(1)

第1話 背徳の夢

2009.11.24 (Tue)

 美術館前の天使像の前に、今日もその男の人は立っていた。いつものように所在なさげにブロンズの台座によりかかりながら。朝の光を受けて、ふわりとウェーブした髪は栗色に光り、彼の横でかしずいている少年天使のそれによく似ていた。白いシャツにジーンズ、大きなくりっとした目は時折人の流れを追いかける以外は、疲れたように伏せられていた。通勤途中の人の波の中でなぜか、彼の周りだけ時間がゆっくり過ぎているように感じ、...全文を読む

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白昼夢  あらすじ&概要

あらすじ

2009.11.23 (Mon)

 ◆あらすじ【第一話より】毎朝、美術館前に佇んでいる一人の青年。何となく気になりつつも通り過ぎるのだが、無断欠勤したある日「私」はその青年と接触する。その翌日、「私」の周りである事件が起こった。彼の仕業なのか。再び接触した「私」が見たものは悪夢?それとも・・・。◆概要このお話の中核となるのは一人の青年と、彼に寄り添い悲しい運命を共にするもう一人の男です。3話まで名前も出てきませんが、少しずつ明らかにな...全文を読む

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ラビット第2話 深夜0時の猫(4)

第2話 深夜0時の猫

2009.11.21 (Sat)

 時刻は夜の10時。バイク便の女はやはり今夜も李々子の前を素通りして、宇佐美の前に小さな荷物と伝票を差し出した。「毎晩ご苦労様。たぶん荷物は今夜で最後だと思うよ」「あら、そうなんですか? ちょっと残念。お兄さんタイプだったのに」黒いつなぎの女は少し甘えるような声で、意味深に宇佐美に微笑んだ。今夜の李々子は子供みたいに伝票を奪い取ることをしなかった。ただ宇佐美の横で腕組みをし、バイク便の女の言動にプッ...全文を読む

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ハッピーエンド、バッドエンド

未分類

2009.11.19 (Thu)

 『読者はね、悲しい話は求めてないんだよ。ハッピーエンドが読みたいんだ』どこかの編集者さんが何かに書いていたのを見た記憶があります。そうなんだあ・・・。うん、・・・・そうかあ。納得しながらも、落ち込んでゆく私・笑ただ、むやみに悲しくて可愛そうで殺伐としたものは嫌だけど、なんだか、ほら、しんしんと、愛おしくなる悲しさってあるじゃないですか。どうにもならない、何処へも行かない想い。儚さ。美しさ。そこから...全文を読む

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ラビット第2話 深夜0時の猫(3)

第2話 深夜0時の猫

2009.11.18 (Wed)

 それから五日後の午前10時。すっかり不機嫌モードな顔をして稲葉は事務所のドアを少し乱暴に開けた。パソコンに向かっていた宇佐美と、マニキュアを塗っていた李々子が振り向く。「あれ? 稲葉くん、久しぶりー」宇佐美がカラりと言う。「久しぶりーじゃないですよ! ひどいじゃないですか宇佐美さん。一週間休業だって言うから変だと思ってたんですよ。何でウソつくんですか。やっぱりおかしいと思って昨夜李々子さんにメール...全文を読む

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ラビット第2話 深夜0時の猫(2)

第2話 深夜0時の猫

2009.11.15 (Sun)

 “挑戦状? いや脅迫状じゃないですかこれ!” と、すっかり興奮してピースを凝視していた稲葉を何とか家に帰し、事務所にはまた宇佐美と李々子二人だけになった。「全部で9枚って事よね。残り5枚。1日1枚届くとして、……5日以内に犯人を捜さなきゃ、誰か消えちゃうの?」李々子は応接用のソファに移った宇佐美を、背もたれの後ろからのぞき込んだ。「犯人って言うのも変かな。危険物を贈ってきたわけじゃないし。探してくれっ...全文を読む

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ラビット第2話 深夜0時の猫(1)

第2話 深夜0時の猫

2009.11.13 (Fri)

 時刻はもうすぐ夜の10時を回ろうとしていた。オフィスビルの13階にあるラビット事務所には、本日の業務は終了したにも関わらず、まだ煌々とあかりがついていた。窓際に並んだカラフルなデザイナーズチェアに座り、一台のゲーム機を覗き込んでいる男女の影。「ほら見て、李々子さん。こうやってモブキャラが出すクイズを解いていくとアイテムが手に入って、それを武器に敵と戦うんです。単純なんだけどあなどっちゃいけません。...全文を読む

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ラビット第1話 ようこそラビット・ドットコムへ(4)

第1話 ようこそラビット・ドットコムへ

2009.11.10 (Tue)

 翌日の放課後。理科準備室の窓から入る濃厚なオレンジが、少しばかり神妙な表情で佇む二人の男を照らしていた。細身で一見甘いマスクの稲葉は今日もお気に入りの濃紺のスーツ。カチッと均整の取れた長身の宇佐美は、スーツよりも着慣れているらしく、今日も白衣姿だ。稲葉に気を使ってか、首すじの絆創膏は控えめに貼られている。「ちゃんと本人に確認を取ってみたら、やっぱりぜんぶ宇佐美先生の言うとおりでした。前園先生があの...全文を読む

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映画「重力ピエロ」の『春』役としての、岡田くん。

☆感想(観劇・映画・小説)

2009.11.09 (Mon)

 あの『春』の役を出来る子はいないんじゃなかろうか、と思っていました。近寄りがたいほど美しく聡明、けれども心の底に闇を持ち、一見何を考えてるか分からない青年。けれど本当は寂しがり屋で幼い部分を残した子。やっと届いた映画版DVDを観ました。岡田将生くんは、イメージにぴったりでした。欲を言えば、もう少し陰りをもった人物であってほしかったなあと思うのですが、やはり春は難しい。特に、小説を読んで、そのイメー...全文を読む

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ラビット第1話 ようこそラビット・ドットコムへ(3)

第1話 ようこそラビット・ドットコムへ

2009.11.08 (Sun)

 「ほらね! やっぱりだよ。何かおかしいと思ってたんだ。僕が臨時講師として入った時と採用ルートが違ったし、審査も無かったでしょ。教頭が宇佐美先生に取る態度も、新人講師に対するものじゃなかった。警察が聴取に来た時には隠してた清田先生のノートPCを、宇佐美先生にコッソリ渡してるところも見ちゃったし。教頭は裏表ない人だと思ってたから、きっと清田先生がらみでなんかあるんじゃないかって思ってたんだけど。でもま...全文を読む

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ラビット第1話 ようこそラビット・ドットコムへ(2)

第1話 ようこそラビット・ドットコムへ

2009.11.06 (Fri)

 翌日の放課後。高見カオルは理科準備室の椅子に一人ポツンと座り、物憂げに室内をボンヤリ眺めていた。生前清田が主に使っていた、理科室の隣室にあたる部屋だ。カオルは清田が顧問をしていた理化学研究部に所属していた。顧問が急逝し、今はもう引き継ぎもされず廃部同然になってしまったのだが、部員は3年生が引退した後はカオルを含め数人で、いずれは廃部が決まっていたため、不満を言うものもいなかった。けれどこの部屋は理...全文を読む

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ラビット第1話 ようこそラビット・ドットコムへ(1)

第1話 ようこそラビット・ドットコムへ

2009.11.04 (Wed)

 ―――落ち着け、落ち着け。稲葉幸一は生徒から提出された宿題のワークブック一式を抱え、職員室へ向かう。廊下ですれ違った体育教諭の鈴木が、「あれ、稲葉先生、顔色悪くないですか? 大丈夫? せっかくのイケメンがくすんじゃいますよ」と、笑いながら話しかけてきたが、ボケ返す余裕もなかった。冷静なつもりだったが、そうではなかったのだろう。段差もない廊下で、躓いて転んだ。慌てて散らばったワークブックを拾い集めて立...全文を読む

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ラビット・ドットコム あらすじ&概要

第1話 ようこそラビット・ドットコムへ

2009.11.03 (Tue)

 ◆あらすじある事件が起こった高校に時期を同じくして赴任してきた教師、宇佐美。何か怪しい・・・。不審に思い近づく歴史教師、稲葉。そして「男」を部屋で待つ妖艶な美女、李々子(リリコ)。 彼らの正体は? この3人の織りなす、少し風変わりな軽いタッチのミステリーです。◆概要第1話(1)~(4)は女子校が舞台になりますが、学園モノではなく探偵モノです。どうでもいいような謎、少々重めの謎、様々な問題に彼らは振り...全文を読む

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