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【  2009年09月  】 

RIKU・2  第一話  再燃

RIKU・2 君が求めた真実

2009.09.30 (Wed)

 『そこに落とされる一筆が、今まで平面に眠っていた動植物の輪郭に命を宿していく。すべては光と影で創られている。人間もまたそうなのだ、と。静かに描き続ける端正なその横顔がそう語っているように思える。彼はじれったいほど自分を語らない。開けようとして閉ざされるのが嫌で、私はただ少しだけ距離を置いて描く彼を見つめている。けれども、あるときポンと弾けたように人なつっこい魅力的な笑顔で自分の感じた楽しい出来事を...全文を読む

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君が求めた真実(RIKU・2) あらすじ

RIKU・2 君が求めた真実

2009.09.30 (Wed)

 人とまともに向き合おうとしない青年リク。美しい容姿を持つこの人気画家リクの取材をすることになったフリーライターの玉城(たまき)は、その青年の背中に酷いキズ痕を見つけた。その後出会った人物にリクの過去の事件を語られ、玉城は愕然とする。一方、地方選挙告示後の選挙事務所で、ある男が密かに憎悪を燃やしていた。その憎悪はやがて殺意へ。交錯する想い、怒りはどこへ行くのか。「RIKU」の続編ですが、1を読んで無くて...全文を読む

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次回作

未分類

2009.09.29 (Tue)

 「RIKU」は半年前位に書いた作品です。完結して、それで終わりのはずだったんですが、愛着がわいてしまい続編を書き始めました。ゆっくりUPしていきたいと思います。宜しければ覗いて行ってください。次回作「君が求めた真実」(RIKU・2)...全文を読む

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RIKU 最終話 越える 

RIKU

2009.09.29 (Tue)

 警察には匿名で通報した。散歩の途中偶然に人骨らしいものを発見したと。それだけ言って電話を切った。日本の警察は優秀だった。すぐにそれはニュースになり、あの街金の老人と部下に繋がった。少女はその遠縁にに当たる子供で、身寄りを亡くしてあのビルに身を寄せていたらしい。どうして殺されたかは取調中だと報じられたが、玉城はそんな事知りたくもなかった。日本の報道は知らなくていいことまで伝えすぎる。本当に知らなきゃ...全文を読む

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RIKU 第八話 サヨナラ

RIKU

2009.09.28 (Mon)

 「リク・・・。連れて行かれちゃった」少女の声は耳ではなく脳に痛いほど響いてくる。玉城は改めて、ひどく荒らされた部屋をぐるりと見渡した。心臓が苦しい。目の前にいる、常識では考えられない少女を怖いと思う余裕はなくなっていた。ただあるのは自分へのどうしようもない怒り。玉城はその家を飛び出した。まだ間に合うだろうか。 まだ? ・・・何に間に合うって?走りながら携帯の電源を入れる。思った通り小宮から慌てたよ...全文を読む

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RIKU 第七話 拒絶

RIKU

2009.09.27 (Sun)

 無意識に一歩踏み出した玉城の足の下で、乾いた小枝がパキッと小さな音を立てた。まるで銃声に驚いた小動物のようにピクリと反応してリクは真っ直ぐ玉城の方を見た。その目は見開かれ、顔は天候のせいだろうか、ひどく青白い。玉城は構わずゆっくりとリクの方へ歩み寄った。自分でも驚くほど冷静だった。怒りが頂点に来ると人は逆に冷静になれるのかも知れない。そう思った。「手、そんなに使っても痛くないのか? いや、それだっ...全文を読む

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RIKU 第六話 嘘

RIKU

2009.09.26 (Sat)

 とにかく玉城は混乱していた。捕まえた「真実」は、いきなりとんでもない化け物に変化した。けれどそれがどんな化け物でも依頼者である人物に届けなければ仕事として終了しない。『あなたの友人のお孫さんは死んでいました。その絵に描かれてるのはそのお孫さんの幽霊です』……ありえない、あの坊主頭の窓口従業員に袋だたきにされそうだ。では、依頼通りリクの居場所を小宮に教えるだけにしたほうがいいのか。でも、リクは何と思う...全文を読む

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RIKU 第五話 展開

RIKU

2009.09.25 (Fri)

 『そっとしとかないと何処かに飛び去ってしまう、鳥みたいなもんです』このドアを開けたら、あの嘘つき鳥は気を損ねて飛び去ってしまうだろうか。玉城は年代を感じさせる真鍮のドアノブに手をかけた。思った通り鍵などかかっていない。ドアはキイと微かな音を立てて開いた。ハッとしてリクがこちらを向く。ドアから飛び込んで来た光に眩しそうに目を細めた。「鍵、かけないと。不用心だよ」玉城はさりげなくそう言うと部屋に入って...全文を読む

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伊坂幸太郎「チルドレン」

☆感想(観劇・映画・小説)

2009.09.24 (Thu)

 チルドレン (講談社文庫)(2007/05/15)伊坂 幸太郎商品詳細を見る伊坂幸太郎の作品って、好き嫌いが分かれるのでしょうか。レビューを見ると、真っ二つに評が分かれてることが多いですね。きっと最初に何を読むかで、その印象が変わってくるのでしょう。私は最初に読んだのが重力ピエロ」でした。そしてみごとにハマってしまいました。その作品に恋したと言ってもいいでしょう。でも、もし「グラスホッパー」を最初に読んだのなら、...全文を読む

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RIKU 第四話 探る

RIKU

2009.09.22 (Tue)

 あの絵の作者『MISAKI』が来るまで、通りの反対側のカフェで見張る。なんと非効率的で気の長い仕事だろう。元より玉城はその人物の顔も知らないし性別さえも分からない。ネットで検索してみてもそれらしい情報にヒットしない。あるいはMISAKIというのが通称ではないのだろう。徹底した秘密主義なのか、それともプライベートを知られると困る事情があるのか。玉城は取っ掛かりとして画廊のオーナーを当たってみることにした。田宮は...全文を読む

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RIKU 第三話 依頼

RIKU

2009.09.20 (Sun)

 翌日、グリーンライフローンに顔を出した玉城は、小宮老人が出してきた油絵を見て驚いた。「え……、この絵ですか?」目の前にあるのは、ちょうど昨日、ここへ来る途中の画廊で見かけた少女の絵だった。光に溶けそうな日だまり色のワンピースを着て、何か語りかけたそうな、憂いを帯びた目をして林の中にたたずんでいる。「この絵昨日見ましたよ。この近くの画廊で」興奮気味に言う玉城に、小宮は悲しそうな笑顔を浮かべて頷いた。「...全文を読む

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RIKU 第二話 白い家

RIKU

2009.09.19 (Sat)

 玉城には表情は見えなかったが、横で確かに男は軽くフッと笑った。「ね。言った通りでしょ? この人がそう」そう言って男は玉城の腕をさらに引き寄せる。次の瞬間女は鬼のような顔つきで玉城を睨みつけた。「ひっ・・・」背筋が凍るような感じがして、玉城はビクリと震え上がる。女はもう一度男に視線を戻すと、手を腰に当てて仁王立ちになりながら「最低だな!」、と言い放った。男がすぐ横でもう一度ニヤリとしたのが分かった。...全文を読む

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RIKU 第一話 出会い

RIKU

2009.09.18 (Fri)

 それはまるで、見つめていると風の音が聞こえてきそうな、神秘的な少女の絵だった。信号待ちの間、何気なく視線を移した画廊の中にその絵を見つけ、玉城(たまき)はブレーキの効きにくい自転車を足で止めながら暫し心を奪われた。日だまりのような淡く光るワンピース、空気に溶けてしまいそうな白い肌、黒い瞳、亜麻色の髪。街の喧噪も消えていくような気がした。けれど今の彼は悠長に絵を眺めていられるような状況ではない。街金...全文を読む

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RIKU  あらすじ

RIKU

2009.09.18 (Fri)

 借金の返済の替わりに、金貸しから奇妙なバイトを依頼され困惑する玉城(たまき)。彼の不運は《騙される》ことから始まった。少々人間不信にはなってはいたが、八方ふさがりの玉城はその申し出を受ける。そんな中、彼は不思議な青年リクと出会った。掴みどころのないこの美しい青年に、玉城はなぜか次第に翻弄されていく。『嘘』と『真実』、『現実』と『非現実』のボーダーライン。境界線を越えてしまった玉城が見たものは・・・...全文を読む

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はじめまして

未分類

2009.09.18 (Fri)

 はじめまして。limeです。小説ブログ「DOOR」、はじめました。まさか自分がブログをつくるなんて・・・。まだまだ右も左もわかりません。ちゃんとやっていけるのかな?日記形式のブログと違い、小説ブログとなるとちょっと大変ですね。ずぼらな私ですが、のんびりと今まで書きためたもの、これから書くであろう物語を綴っていきたいと思います。ゆるりと、よろしくおねがいいたします。小説部分と区別するために、「未分類」の日々...全文を読む

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