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小説ブログ「DOOR」
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おお、「ブルース」を! 読む人を選ぶ、というのは、暴力描写が苦手な人はちょっとつらいかな、ということです。なにしろ花村先生の(とはいってもわたしはこれしか読んでませんが)作品ですから。テリー先生の作品から「清潔感」を感じるとしたら、こっちはひたすら「猥雑」で「汚れて」いますからねえ……。 しかし、これだけはいえますが、その外見をものともせずに入っていくと、中でやっているのはものすごく切ない話です。みんながみんなして悲劇になだれ込んでいきます。登場人物がみな、それぞれの悩みを抱えた悲しいやつらなんです。 特にラストシーンで、徳山がとった行動を見て、わたしは泣きそうになりました。ギリシア悲劇でもこんなのはないぞ。 これもおすすめ本の選択肢のひとつに上がっていたのですが、出てくるのが屈折した中年男ばっかりで、「ジョニー」や「ツァラプキン」みたいな、純粋な心を持つ美青年が出てこない、ぶっちゃけいってしまえば「マック」ばかりで作られたような話だったので(いや青年も出てきますがね)、limeさんにはどうかなあ、と。 まさか購入されてしまうとは。(^^) でも内容はいいです。すごくいいです。90年代ミステリでベスト20を組んだら、絶対入れます。 読むと「真夜中の相棒」並みに放心状態、もしくは鬱になりますけど……。 limeさんがどんな感想を抱かれるのかこっちも楽しみです。 しかし、いろいろとアマゾンを見ていて思ったのですが、 やっぱり日本の出版界って、 「面白い本から絶版にしていく」のね……。
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